JP6418730B2 - プレキャスト部材の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレキャスト部材の施工方法に関する。
機械式継手(スリーブ継手)を収容するシース管が梁端部に埋設されたプレキャストコンクリート製の梁部材と、シース管が柱仕口部に埋設されたプレキャストコンクリート製の柱部材とを備えたプレキャストコンクリート部材の接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された接合構造では、一対の柱部材の間に梁部材を配置した後、両側の梁端部から機械式継手を引き出して柱仕口部のシース管に挿入することにより、梁部材の梁鉄筋と柱仕口部内の梁鉄筋(柱鉄筋)とをそれぞれ接続する。
また、柱部材とプレキャスト梁部材とをプレキャスト柱梁仕口部を介して接合するプレキャスト柱梁の接合構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に開示された接合構造では、プレキャスト柱梁仕口部に対してプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、プレキャスト柱梁仕口部から突出する梁鉄筋をプレキャスト梁部材の一端部に埋設されたスリーブに挿入することにより、プレキャスト柱梁仕口部とプレキャスト梁部材との梁鉄筋同士を接続する。
また、プレキャスト梁部材の他端部には、プレキャスト柱部材の上に載置されるプレキャスト柱梁仕口部材が接合される。具体的には、プレキャスト柱部材の上側でプレキャスト柱梁仕口部材をプレキャスト梁部材の他端部に対して横方向へ移動させ、当該他端部に埋設されたスリーブにプレキャスト柱梁仕口部材から突出する梁鉄筋を挿入することにより、プレキャスト梁部材とプレキャスト柱梁仕口部材との梁鉄筋同士を接続する。
特開2012−132203号公報 特開2009−121083号公報
特許文献1に開示された技術では、梁部材の両側の梁端部から機械式継手をそれぞれ引き出すため、施工性の観点から改善の余地がある。
また、特許文献2に開示された技術では、前述したように、プレキャスト梁部材の他端部にプレキャスト柱梁仕口部材を接合する際に、プレキャスト柱部材の上側でプレキャスト柱梁仕口部材を横方向へ移動させる。そのため、プレキャスト柱部材の上面から柱鉄筋を上方へ突出させることができない。プレキャスト柱部材の上面から柱鉄筋を上方へ突出させると、プレキャスト柱部材の上側でプレキャスト柱梁仕口部材を横方向へ移動させたときに、柱鉄筋がプレキャスト柱梁仕口部材に干渉するためである。したがって、特許文献2に開示された技術では、プレキャスト柱部材とプレキャスト柱梁仕口部材との接合方法が制限される点で改善の余地がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、機械式継手の引き出し作業の手間を低減しつつ、第2プレキャスト部材と柱部材との接合方法の自由度を向上することができるプレキャスト部材の施工方法を得ることを目的とする。
第1態様に係るプレキャスト部材の施工方法は、第1プレキャスト部材に対してプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、前記第1プレキャスト部材及び前記プレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を前記第1プレキャスト部材及び前記プレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する第1工程と、前記プレキャスト梁部材の他端部側に、第2プレキャスト部材を上方から降ろし、柱部材の上に載置する第2工程と、前記プレキャスト梁部材と前記第2プレキャスト部材との梁主筋同士を溶接継手によって接続し、若しくは前記プレキャスト梁部材の他端部及び前記第2プレキャスト部材の何れか一方から可動機械式継手を引き出して他方へ移動させ、前記プレキャスト梁部材と前記第2プレキャスト部材との梁主筋同士を接続する第3工程と、を有している。
第1態様に係るプレキャスト部材の施工方法によれば、第1工程において、第1プレキャスト部材に対してプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、第1プレキャスト部材及びプレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を、第1プレキャスト部材及びプレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する。そのため、プレキャスト梁部材の一端部側では、従来技術(例えば、特許文献1)のように機械式継手を移動させる必要がない。したがって、機械式継手の引き出し作業の手間が低減される。
一方、第3工程では、プレキャスト梁部材と第2プレキャスト部材との梁主筋同士を溶接継手によって接続する。若しくは、プレキャスト梁部材の他端部及び第2プレキャスト部材の何れか一方から可動機械式継手を引き出して他方へ移動させ、プレキャスト梁部材と第2プレキャスト部材との梁主筋同士を接続する。
そのため、従来技術(例えば、特許文献2)のようにプレキャスト梁部材の他端部に対して第2プレキャスト部材を横方向へ移動させる必要がない。したがって、第2工程において、プレキャスト梁部材の他端部側に第2プレキャスト部材を上方から降ろし、柱部材の上に載置することができる。
これにより、柱部材の上面から柱主筋が突出している場合であっても、例えば、第2プレキャスト部材に柱主筋が挿入される挿入孔を形成しておくことにより、柱部材の上に第2プレキャスト部材を載置することができる。したがって、第2プレキャスト部材と柱部材との接合方法の自由度を向上させることができる。
第2態様に係るプレキャスト部材の施工方法は、第1態様に係るプレキャスト部材の施工方法において、前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材の各々が、前記プレキャスト梁部材の材軸上に配置される柱梁仕口部と、前記柱梁仕口部から下方へ延出する柱部と、を有している。
第2態様に係るプレキャスト部材の施工方法によれば、第2プレキャスト部材の柱部と柱部材との接合方法の自由度を向上させることができる。
第3態様に係るプレキャスト部材の施工方法は、第1態様または第2態様に係るプレキャスト部材の施工方法において、前記第2プレキャスト部材に対して前記プレキャスト梁部材と反対側から他のプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、前記第2プレキャスト部材及び前記他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を前記第2プレキャスト部材及び前記他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する第4工程を有している。
第3態様に係るプレキャスト部材の施工方法によれば、第4工程において、第2プレキャスト部材に対してプレキャスト梁部材と反対側から他のプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、第2プレキャスト部材及び他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を第2プレキャスト部材及び他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する。その後、第2工程から第4工程までを繰り返すことにより、架構を順に構築することができる。
以上説明したように、本発明に係るプレキャスト部材の施工方法によれば、機械式継手の引き出し作業の手間を低減しつつ、第2プレキャスト部材と柱部材との接合方法の自由度を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るプレキャスト部材の施工方法によって施工された架構を示す立面図である。 (A)は図1に示される上梁部材の一端部と上柱部材の柱梁仕口部との接合前の状態を示す拡大立面図であり、(B)は上梁部材の一端部と上柱部材の柱梁仕口部との接合後の状態を示す拡大立面図である。 (A)は図1に示される上梁部材の他端部と上柱部材の柱梁仕口部との接合前の状態を示す拡大立面図であり、(B)は上梁部材の他端部と上柱部材の柱梁仕口部との接合後の状態を示す拡大立面図である。 (A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係るプレキャスト部材の施工方法を説明する立面図である。 (A)及び(B)は、本発明の一実施形態に係るプレキャスト部材の施工方法の変形例を説明する立面図である。 (A)及び(B)は、図1に示される上梁部材の他端部と上柱部材の柱梁仕口部との接合方法の変形例を図3(A)及び図3(B)に対応する拡大立面図である。 (A)〜(C)は、図1に示される上柱部材の変形例を示す立面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るプレキャスト部材の施工方法について説明する。
図1には、本実施形態に係るプレキャスト部材の施工方法によって施工された架構10が示されている。架構10は、プレキャストコンクリート(以下、「PCa」という)製の一対の上柱部材12A,12Bと、一対の上柱部材12A,12Bに架設されたPCa製の上梁部材30とを有している。
第1プレキャスト部材としての上柱部材12A、及び第2プレキャスト部材としての上柱部材12Bは、一対の下柱部材14A,14Bの上にそれぞれ設置されている。この一対の下柱部材14A,14Bには、架構10を構成する下梁部材32が架設されている。
なお、上柱部材12Aと上柱部材12Bとは同じ構成であるため、以下、上柱部材12Aについて説明し、上柱部材12Bの説明は適宜省略する。これと同様に、上柱部材12A,12Bと下柱部材14A,14Bとは同じ構成であるため、下柱部材14A,14Bの説明は適宜省略する。さらに、上梁部材30と下梁部材32とは同じ構成であるため、上梁部材30について説明し、下梁部材32の説明は適宜省略する。
図1に示されるように、上柱部材12Aは断面略矩形に形成されており、上梁部材30が接合される柱梁仕口部16と、柱梁仕口部16から下方へ延出する柱部18とを有している。柱梁仕口部16と柱部18とは、段差なく、互いに一体に形成されている。なお、柱梁仕口部16と柱部18との間には、段差を形成しても良い。
また、上柱部材12Aの内部には、複数の柱主筋20が上柱部材12Aの材軸方向に沿って埋設されている。各柱主筋20の上端部は、柱梁仕口部16の上面から上方へ突出している。なお、最上階では、柱梁仕口部16の上面から柱主筋20の上端部が突出していない。一方、各柱主筋20の下端部は、柱部18の下端部に埋設された筒状の固定機械式継手22に挿入されている。なお、上柱部材12Aには、図示しないせん断補強筋等が適宜埋設されている。
図2(A)及び図2(B)に示されるように、上柱部材12Aの柱梁仕口部16は、上梁部材30の材軸上に配置される。この柱梁仕口部16には、複数の梁主筋24が上梁部材30の材軸方向に沿って埋設されている。これらの梁主筋24は、後述する上梁部材30の梁主筋34に応じて配筋されている。
梁主筋24の一端部は、柱梁仕口部16の一方(上梁部材30側)の側面16Aから突出している。一方、梁主筋24の他端部は、柱梁仕口部16の他方(上梁部材30と反対側)の側面16Bに形成された溝部26に配置されている。なお、溝部26の形状や大きさは、適宜変更可能である。また、柱梁仕口部16の側面16Bに梁部材を接合しない場合は、溝部26は不要となる。
図1に示されるように、上梁部材30は、一対の上柱部材12A,12Bの柱梁仕口部16の間に配置されている。上梁部材30は断面略矩形に形成されており、その内部に複数の梁主筋34が上梁部材30の材軸方向に沿って埋設されている。なお、上梁部材30の上端側に配筋された梁主筋34は上端筋であり、上梁部材30の下端側に配筋された梁主筋34は下端筋である。
図2(A)及び図2(B)に示されるように、梁主筋34の一端部は、上梁部材30の一端部30Aに埋設された筒状の固定機械式継手36に挿入されている。この固定機械式継手36は、上梁部材30の一端面に、上柱部材12Aの柱梁仕口部16から突出する梁主筋24の一端部が挿入される挿入孔を形成している。この固定機械式継手36に梁主筋24の一端部を挿入した状態で、モルタルやグラウド等の充填材38を充填することにより、柱梁仕口部16と上梁部材30との梁主筋24,34同士が結合されている。
また、上梁部材30の一端面と柱梁仕口部16の側面16Aとの間には、上梁部材30と柱梁仕口部16との接続用の隙間40が形成されている。この隙間40にも充填材38が充填されている。なお、上梁部材30の一端部30Aには、固定機械式継手36の内部に通じる図示しない充填材の充填孔及び排出孔が形成されている。
図3に示されるように、梁主筋34の他端部は、上梁部材30の他端部30Bの他端面に形成された溝部42に配置されている。これにより、梁主筋34と上柱部材12Bの梁主筋24とが向かい合うようになっている。また、溝部42は、例えば、上梁部材30の側面側から、溶接継手によって上柱部材12Bと上梁部材30との梁主筋24,34同士を結合可能になっている。
また、上梁部材30の他端面と柱梁仕口部16の側面16Bとの間には、上梁部材30と柱梁仕口部16とを接続するための隙間44が形成されている。この隙間44及び各溝部26,42には、充填材38が充填されている。なお、図3中の黒丸は、溶接部を示している。また、溝部42の形状や大きさは適宜変更可能である。
次に、本実施形態のプレキャスト部材の施工方法の一例について説明する。
先ず、第1工程について説明する。
図4(A)には、下柱部材14Aの上に第1プレキャスト部材としての上柱部材12Aが設置された状態が示されている。この状態から、図示しない揚重機等によって上梁部材30を吊り上げ、上柱部材12Aの柱梁仕口部16に対して横方向へ移動させることにより、図4(B)に示されるように、柱梁仕口部16から突出する複数の梁主筋24を上梁部材30の一端部30Aに埋設された複数の固定機械式継手36にそれぞれ挿入して接続する。なお、上梁部材30を図示しない支保工等によって支持する。
次に、図2(B)に示されるように、上梁部材30の一端部30Aに形成された図示しない充填孔から各固定機械式継手36の内部に充填材38を充填し、硬化させる。これにより、上梁部材30と柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士が結合される。なお、固定機械式継手36に対する充填材38の充填は、上梁部材30の一端部30Aに形成された図示しない排出孔から充填材38を排出させることにより確認する。
次に、上梁部材30の一端面の外周縁部に沿って図示しないチューブ型枠等を仮設し、上梁部材30の一端面と柱梁仕口部16の側面16Aとの隙間40に充填材38を充填して硬化させる。これにより、上梁部材30の一端部30Aと柱梁仕口部16とが接合される。その後、チューブ型枠等を撤去する。なお、チューブ型枠に替えて他の型枠を用いても良い。
次に、第2工程について説明する。
図4(B)に示されるように、図示しない揚重機等によって第2プレキャスト部材としての上柱部材12Bを吊り上げ、上梁部材30の他端部30B側に上方から降ろすことにより、下柱部材14Bの柱梁仕口部16の上に載置する。この際、下柱部材14Bの柱梁仕口部16から上方へ突出する複数の柱主筋20を上柱部材12Bの柱部18の下端部に埋設された複数の固定機械式継手22にそれぞれ挿入して接続する。
次に、上柱部材12Bの柱部18の下端部に形成された図示しない充填孔から固定機械式継手22の内部に充填材を充填し、硬化させる。これにより、上柱部材12Bと下柱部材14Bとの柱主筋20同士が結合される。また、上柱部材12Bの柱部18の下面と下柱部材14Bの柱梁仕口部16の上面との隙間に充填材を充填して硬化させる。これにより、上柱部材12Bの柱部18と下柱部材14Bの柱梁仕口部16とが接合される。
次に、第3工程について説明する。
図3に示されるように、上梁部材30の他端部30Bの溝部42に露出した梁主筋34と上柱部材12Bの柱梁仕口部16の溝部26に露出した梁主筋24とを溶接継手によって結合する。次に、各溝部26,42及び隙間44に充填材38を充填して硬化させる。これにより、上梁部材30の他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16とが接合される。なお、隙間44に対する充填材38の充填方法は、前述したチューブ型枠等を用いて行う。
次に、第4工程について説明する。
図4(C)に示されるように、図示しない揚重機等によって他の上梁部材30を吊り上げ、上柱部材12Bの柱梁仕口部16に対して上梁部材30と反対側から他の上梁部材30を横方向へ移動させることにより、柱梁仕口部16から突出する複数の梁主筋24を他の上梁部材30の一端部30Aに埋設された複数の固定機械式継手36にそれぞれ挿入して接続する。その後、第1工程と同様に、各固定機械式継手36及び隙間40に充填材38をそれぞれ充填し、上柱部材12Bの柱梁仕口部16と上梁部材30の一端部30Aとを接合する。
その後、上記第2工程〜第4工程を繰り返すことにより、複数の架構10を順に構築する。なお、上記の施工手順は、適宜入れ替えたり、複数の手順を並行して行っても良い。例えば、第2工程において、上柱部材12Aと上梁部材30との梁主筋24,34同士を結合した後に、上柱部材12Bと下柱部材14Bの柱主筋20同士を結合しても良いし、これらを並行して行っても良い。
このように本実施形態によれば、第1工程において、上柱部材12Aの柱梁仕口部16に対して上梁部材30を横方向へ移動させ、柱梁仕口部16から突出する梁主筋24を上梁部材30の一端部30Aに埋設された固定機械式継手36に挿入して接続する。そのため、従来技術(例えば、特許文献1)のように、上梁部材30の一端部30Aから機械式継手を引き出す必要がない。したがって、機械式継手の引き出し作業の手間が低減される。
ここで、機械式継手の引き出し作業の手間を低減する観点から、従来技術(例えば、特許文献2)のように、上梁部材30の他端部30Bに機械式継手を埋設すると共に、上柱部材12Bの柱梁仕口部16から梁主筋24を突出させておき、上梁部材30の他端部30Bに対して上柱部材12Bを横方向へ移動させることにより、当該他端部30Bの機械式継手に柱梁仕口部16の梁主筋24を挿入して接続することが考えられる。
しかしながら、本実施形態では、下柱部材14Bの柱梁仕口部16から柱主筋20が上方へ突出している。この場合、上梁部材30の他端部30Bに対して上柱部材12Bを横方向へ移動させたときに、柱主筋20が上柱部材12Bの柱部18に干渉してしまう。そのため、上梁部材30の他端部30Bに対して上柱部材12Bを横方向へ移動させることができない。上柱部材12Bの柱部18の下面から柱主筋20が下方へ突出している場合も同様である。そのため、上柱部材12Bと下柱部材14との接合方法が制限されてしまう。
これを考慮し、本実施形態では、第3工程において、上梁部材30の他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士を溶接継手によって結合する。そのため、上梁部材30の他端部30Bに対して上柱部材12Bを横方向へ移動させる必要がない。
これにより、第2工程において、上梁部材30の他端部30B側に上柱部材12Bを設置する際に、上梁部材30の他端部30B側に上柱部材12Bを上方から降ろし、柱部18の固定機械式継手22に下柱部材14Bの柱主筋20を挿入して接続することができる。上柱部材12Bの柱部18の下面から柱主筋20が下方へ突出している場合も同様である。したがって、上柱部材12Bと下柱部材14Bとの接合方法の自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、工程2から工程4を繰り返して架構10を順に構築するため、施工手順が単純化される。したがって、架構10の施工性も向上させることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、上柱部材12A、上梁部材30、上柱部材12B、他の上梁部材30の順に施工した例を示したが、これに限らない。例えば、図5(A)及び図5(B)に示されるように、隣接する2つの架構10を施工する場合は、次のようにしても良い。なお、以下では、説明の便宜上、図5(B)に示される上柱部材12、下柱部材14を左から順に上柱部材12A,12B,12C、下柱部材14A,14B,14Cとする。また、上梁部材30を左から順に上梁部材30L,30Rとする。
先ず、図5(A)に示されるように、中央の上柱部材12B(図5(B)参照)の両側に位置する第1プレキャスト部材としての上柱部材12A,12Cを下柱部材14A,14Cの上にそれぞれ設置する。この際、各上柱部材12A,12Cは、柱梁仕口部16から突出する梁主筋24を中央の上柱部材12B側に向けて設置する。
次に、第1工程において、図示しない揚重機等によって上梁部材30Lを吊り上げて両側の上柱部材12A,12Cの間に配置し、一方(左側)の上柱部材12Aの柱梁仕口部16に対して横方向に移動させることにより、柱梁仕口部16から突出する複数の梁主筋24を上梁部材30Lの一端部30Aに埋設された複数の固定機械式継手36にそれぞれ挿入して接続する。そして、各固定機械式継手36及び隙間40(図2参照)に充填材38を充填し、柱梁仕口部16と上梁部材30Lの一端部30Aとを接合する。なお、上梁部材30Lは、図示しない支保工等によって支持する。
次に、図示しない揚重機等によって上梁部材30Rを吊り上げて他方の上柱部材12Cと上梁部材30Lとの間に配置し、上柱部材12Cの柱梁仕口部16に対して横方向(上梁部材30Lと反対方向)に移動させることにより、柱梁仕口部16から突出する複数の梁主筋24を上梁部材30Rの一端部30Aに埋設された複数の固定機械式継手36にそれぞれ挿入して接続する。そして、各固定機械式継手36及び隙間40(図2参照)に充填材38を充填し、柱梁仕口部16と上梁部材30Rの一端部30Aとを接合する。なお、上梁部材30Rは、図示しない支保工等によって支持する。
次に、第2工程において、図5(B)に示されるように、図示しない揚重機等によって上柱部材12Bを吊り上げ、上梁部材30Lの他端部30Bと上梁部材30Rの他端部30Bとの間に上方から降ろし、下柱部材14Bの柱梁仕口部16の上に載置する。この際、下柱部材14Bの柱梁仕口部16から上方へ突出する複数の柱主筋20を上柱部材12Bの柱部18の下端部に埋設された複数の固定機械式継手22にそれぞれ挿入して接続する。そして、各固定機械式継手22に充填材を充填すると共に、上柱部材12Bの柱部18の下面と下柱部材14Bの柱梁仕口部16の上面との隙間に充填材を充填して柱部18と柱梁仕口部16とを接合する。
次に、第3工程において、上梁部材30Lの他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16の梁主筋24,34同士を溶接継手によって結合する。そして、各溝部26,42(図3参照)及び隙間44に充填材38を充填して上梁部材30Lの他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16とを接合する。これと同様に、上梁部材30Rの他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士を溶接継手によって結合する。そして、各溝部26,42(図3参照)及び隙間44に充填材38を充填して上梁部材30Rの他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16とを接合する。
このように第3工程において、上梁部材30Lの他端部30Bと上梁部材30Rの他端部30Bとの間に上柱部材12Bを設置することにより、上梁部材30Lと上柱部材12Bとの梁主筋24,34同士、及び上梁部材30Rと上柱部材12Bとの梁主筋24,34同士の溶接箇所を中央の上柱部材12Bに集約することができる。したがって、施工性が向上する。
また、上記実施形態では、上梁部材30の一端部30Aに埋設された固定機械式継手36に上柱部材12Aの柱梁仕口部16から突出する梁主筋24を挿入して接続した例を示したが、これとは逆に、上柱部材12Aの柱梁仕口部16に埋設された固定機械式継手に、上梁部材30の一端部30Aから突出する梁主筋34を挿入して接続しても良い。
また、上記実施形態では、上梁部材30の梁主筋34と上柱部材12Bの梁主筋24とを溶接継手によって結合した例を示したが、これに限らない。例えば、図6(A)及び図6(B)に示されるように、上梁部材30の他端部30Bに収容された可動機械式継手50を引き出し、上柱部材12Bの柱梁仕口部16へ移動させることにより、上梁部材30と柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士を接続しても良い。
具体的には、図6(A)に示されるように、上梁部材30の他端部30Bには、可動機械式継手50を収容する複数のシース管52が埋設されている。各シース管52は、円筒状に形成されており、上梁部材30の他端面から突出しないように当該上梁部材30の他端部30Bに埋設されている。また、各シース管52には、梁主筋34の他端部が挿入されている。これらのシース管52によって、上梁部材30の他端部30Bに可動機械式継手50を収容する収容部が形成されている。可動機械式継手50は、その内部に梁主筋34の他端部が挿入された状態で、かつ上梁部材30の他端面から突出しないようにシース管52に収容されている。
上柱部材12Bの柱梁仕口部16には、上梁部材30の他端部30Bから引き出された可動機械式継手50が挿入される複数のシース管62が埋設されている。各シース管62は円筒状に形成されており、柱梁仕口部16の側面16Bから突出しないように当該柱梁仕口部16に埋設されている。これらのシース管62は、柱梁仕口部16の側面16Bに、可動機械式継手50が挿入される挿入孔を形成している。また、各シース管62には、梁主筋24の一端部が挿入されている。
ここで、上梁部材30と上柱部材12Bとの梁主筋24,34同士を接続する方法について説明する。先ず、上梁部材30の他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16とを位置決めした状態で、上梁部材30の他端部30Bのシース管52から可動機械式継手50を引き出し、柱梁仕口部16のシース管62に挿入する。このとき、可動機械式継手50の内部に梁主筋24を挿入し、2本の梁主筋24,34に跨るように可動機械式継手50を配置して接続する。この状態で、可動機械式継手50の内部に充填材38を充填して硬化させる。これにより、上梁部材30と柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士が結合される。さらに、各シース管52,62及び隙間44に充填材38を充填して硬化させる。これにより、上梁部材30の他端部30Bと上柱部材12Bの柱梁仕口部16とが接合される。
このように上梁部材30の他端部30Bから可動機械式継手50を引き出して上柱部材12Bの柱梁仕口部16へ移動させることにより、上梁部材30と柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士を接続することができる。したがって、溶接継手と比較して施工性が向上する。
なお、図6(A)及び図6(B)に示す変形例では、上梁部材30のシース管52に可動機械式継手50を収容した例を示したが、柱梁仕口部16のシース管62に可動機械式継手50を収容しても良い。この場合、柱梁仕口部16から可動機械式継手50を引き出して上梁部材30の他端部30Bへ移動させることにより、上梁部材30と柱梁仕口部16との梁主筋24,34同士を接続することができる。
また、可動機械式継手50は、両側から梁主筋24,34を挿入可能であれば良く、例えば、スリーブ(中空管)の内周面に梁主筋24,34が捻じ込まれる雌ネジが切られた捩じ込み式や、スリーブの内周面に雌ネジが切られていない挿し込み式の機械式継手を用いても良い。また、図6(A)及び図6(B)に示す変形例と前述した溶接継手とを併用することも可能である。
また、上記実施形態では、上柱部材12Bの柱部18の下端部に埋設された固定機械式継手22に、下柱部材14Bの柱梁仕口部16の上面から突出する柱主筋20を挿入して接続した例を示したが、これに限らない。例えば、下柱部材14Bの柱梁仕口部16に埋設された固定機械式継手に、上柱部材12Bの柱部18の下面から下方へ突出する柱主筋20を挿入して接続しても良い。
また、上記実施形態では、第1プレキャスト部材及び第2プレキャスト部材として、柱梁仕口部16と柱部18とを有する上柱部材12A,12Bを用いた例を示したが、これに限らない。第1プレキャスト部材及び第2プレキャスト部材は、少なくともPCa製の柱梁仕口部16を有していれば良く、例えば、図7(A)に示されるように、柱梁仕口部16の片側に梁部70が一体化された柱部材80を用いても良いし、柱梁仕口部16の両側に梁部70が一体化された柱部材82を用いても良い。このように柱梁仕口部16に梁部70を設けると、梁主筋24,34同士の接続位置を、モーメントが大きい梁端からモーメントが小さい梁中央側へずらすことができる。
また、例えば、図7(B)に示されるように、第1プレキャスト部材及び第2プレキャスト部材を柱梁仕口部16及び梁部70によって形成された梁部材84,86としても良いし、図8(C)に示されるように、柱梁仕口部16によって形成された柱梁仕口部材88としても良い。
なお、梁部材84,86及び柱梁仕口部材88の柱梁仕口部16には、当該柱梁仕口部16を上下方向に貫通する複数のシース管64が埋設されている。これらのシース管64に、柱部材90の上面から上方へ突出する柱主筋20を貫通させると共に充填材を充填することにより柱梁仕口部16と柱部材90とが接合されている。なお、柱部材90は、PCa製でも良いし、現場打ちコンクリートで形成しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
12A 上柱部材(第1プレキャスト部材)
12B 上柱部材(第2プレキャスト部材)
14B 下柱部材(柱部材)
16 柱梁仕口部
18 柱部
24 梁主筋
34 梁主筋
30 上梁部材(プレキャスト梁部材)
30L 上梁部材(プレキャスト梁部材)
30R 上梁部材(プレキャスト梁部材)
30A 一端部
30B 他端部
36 固定機械式継手
50 可動機械式継手
80 柱部材(第1プレキャスト部材,第2プレキャスト部材)
82 柱部材(第1プレキャスト部材,第2プレキャスト部材)
84 柱部材(第1プレキャスト部材,第2プレキャスト部材)
86 梁部材(第1プレキャスト部材,第2プレキャスト部材)
88 柱梁仕口部材(第1プレキャスト部材,第2プレキャスト部材)
90 柱部材

Claims (2)

  1. 第1プレキャスト部材に対してプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、前記第1プレキャスト部材及び前記プレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を前記第1プレキャスト部材及び前記プレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する第1工程と、
    前記プレキャスト梁部材の他端部側に、第2プレキャスト部材を上方から降ろし、柱部材の上に載置する第2工程と、
    前記プレキャスト梁部材と前記第2プレキャスト部材との梁主筋同士を溶接継手によって接続し、若しくは前記プレキャスト梁部材の他端部及び前記第2プレキャスト部材の何れか一方から可動機械式継手を引き出して他方へ移動させ、該可動機械式継手を前記プレキャスト梁部材の他端部と前記第2プレキャスト部材とに亘って配置し、前記プレキャスト梁部材と前記第2プレキャスト部材との梁主筋同士を接続する第3工程と、
    前記第2プレキャスト部材に対して前記プレキャスト梁部材と反対側から他のプレキャスト梁部材を横方向へ移動させ、前記第2プレキャスト部材及び前記他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか一方から突出する梁主筋を前記第2プレキャスト部材及び前記他のプレキャスト梁部材の一端部の何れか他方に埋設された固定機械式継手に挿入して接続する第4工程と、
    を有するプレキャスト部材の施工方法。
  2. 前記第1プレキャスト部材及び前記第2プレキャスト部材の各々が、
    前記プレキャスト梁部材の材軸上に配置される柱梁仕口部と、
    前記柱梁仕口部から下方へ延出する柱部と、
    を有する、
    請求項1に記載のプレキャスト部材の施工方法。
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