JP6240426B2 - 鉄骨部材固定構造 - Google Patents

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本発明は、鉄骨部材固定構造に関する。
鉄骨柱脚部のベースプレートをアンカー部材としてのネジ鉄筋により鉄筋コンクリート基礎柱体に固定した柱体立設構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−84119号公報
ところで、鉄筋コンクリート(以下、「RC」という)造のRC柱に鉄骨梁の梁端部を接合する場合、アンカーボルト等によって梁端部のベースプレートをRC柱の柱梁仕口部に固定することが考えられる。
しかしながら、アンカーボルト等を柱梁仕口部に埋設すると、当該柱梁仕口部の配筋が複雑化し、施工性が低下する可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、柱梁仕口部の配筋を単純化することを目的とする。
第1態様に係る鉄骨部材固定構造は、RC梁に埋設された梁主筋をRC柱の柱梁仕口部から突出させ、突出した前記梁主筋に鉄骨部材固定用のベースプレートを固定している。
第1態様に係る鉄骨部材固定構造によれば、RC梁の梁主筋がRC柱の柱梁仕口部から突出しており、この梁主筋に鉄骨部材固定用のベースプレートが固定される。つまり、本発明では、鉄骨部材固定用のアンカー部材としてRC梁の梁主筋を利用する。
これにより、梁主筋とは別に従来のアンカーボルト等をRC柱の柱梁仕口部に埋設する場合と比較して、当該柱梁仕口部の配筋が単純化され、その納まりが良くなる。したがって、RC柱の柱梁仕口部の施工性が向上する。
第2態様に係る鉄骨部材固定構造は、第1態様に係る鉄骨部材固定構造において、前記梁主筋は、前記柱梁仕口部を貫通して前記ベースプレートに形成された取付孔に挿入され、該梁主筋に設けられたネジ部にナットが締結されて前記柱梁仕口部に前記ベースプレートが固定される。
第2態様に係る鉄骨部材固定構造によれば、RC柱の柱梁仕口部を貫通する梁主筋を鉄骨部材固定用のアンカー部材として利用する。
ここで、柱梁仕口部には、梁主筋だけでなく柱主筋等も埋設される。この柱梁仕口部に梁主筋等とは別にアンカーボルトを埋設すると、配筋が複雑化し、その納まりが悪くなる。
これに対して本発明では、梁主筋を鉄骨部材固定用のアンカー部材として利用することにより、柱梁仕口部の配筋を単純化してその納まりを良くすることができる。したがって、柱梁仕口部の施工性が向上する。
また、柱梁仕口部から突出するに梁主筋にネジ部を設けるという簡単な構成により、梁主筋を鉄骨部材固定用のアンカー部材として利用することができる。したがって、コスト削減を図ることができる。
第3態様に係る鉄骨部材固定構造は、第1態様または第2態様に係る鉄骨部材固定構造において、前記梁主筋には、前記柱梁仕口部に埋設される定着体が取り付けられている。
第3態様に係る鉄骨部材固定構造によれば、梁主筋に定着体を取り付けて柱梁仕口部に埋設することにより、梁主筋の必要直線定着長さが短くなる。したがって、例えば、柱梁仕口部の幅が短く、梁主筋だけでは必要定着強度を確保できない場合であっても梁主筋に定着体を取り付けることにより、必要定着強度を確保することができる。
以上説明したように、本発明に係る鉄骨部材固定構造によれば、RC柱の配筋を単純化することができる。
本発明の一実施形態に係る鉄骨部材固定構造が適用されたRC柱、鉄骨梁、及びRC梁を示す図2の1−1線断面図である。 図1に示されるRC柱、鉄骨梁、及びRC梁を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る鉄骨部材固定構造の変形例が適用されたRC柱、鉄骨柱、及びRC梁を示す図1に対応する断面図である。 本発明の一実施形態に係る鉄骨部材固定構造の変形例が適用されたRC柱、鉄骨柱、及びRC梁を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る鉄骨部材固定構造について説明する。
図1及び図2には、本実施形態に係る鉄骨部材固定構造10が適用されたRC柱12、鉄骨梁20、及びRC梁30が示されている。RC柱12は、鉄筋コンクリート造で断面略矩形に形成されている。RC柱12の外周部には、複数の柱主筋14及び複数のせん断補強筋16が埋設されている。複数の柱主筋14は、RC柱12の材軸方向に沿うと共に、RC柱12の周方向に間隔を空けて埋設されている。
RC柱12の柱梁仕口部12Sの両側には、鉄骨梁20及びRC梁30が接合されている。鉄骨部材の一例としての鉄骨梁20はH形鋼で形成されており、一対のフランジ部20Aとウェブ部20Bとを有している。この鉄骨梁20の梁端部は、鉄骨梁用ブラケット22を介してRC柱12の柱梁仕口部12Sに接合されている。
鉄骨部材用ブラケットとしての鉄骨梁用ブラケット22は、平面視にてT字状に接合されたガセットプレート22A及びベースプレート22Bを有している。ガセットプレート22Aは、鉄骨梁20のウェブ部20Bに重ねられた状態でボルト24及びナット25よりピン接合または半剛接合されている。一方、ベースプレート22Bは、RC柱12の柱梁仕口部12Sの側面12S1に重ねられている。このベースプレート22Bは、後述する上端梁主筋32A及びアンカーボルト40に固定されている。
RC梁30は、鉄筋コンクリート造で断面略矩形に形成されている。RC梁30の外周部には、複数の上端梁主筋32A,32B及び複数の下端梁主筋34(図2参照)がRC梁30の材軸方向に沿って埋設されている。図2に示されるように、複数の上端梁主筋32A,32Bは、RC梁30の上端側に、梁幅方向に間隔を空けて上下二段で埋設されている。また、複数の下端梁主筋34は、RC梁30の下端側に、梁幅方向に間隔を空けて上下二段で埋設されている。なお、複数の上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34は、RC梁30の外周部に埋設された図示しないせん断補強筋によって拘束されている。また、上端梁主筋32A,32Bは、前述した二段配筋に限らず、一段配筋でも良い。下端梁主筋34についても同様である。
また、上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34の一端側は、RC梁30の梁端部からRC柱12の柱梁仕口部12Sへ延出している。つまり、上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34は、RC梁30と柱梁仕口部12Sとに亘って埋設されている。これらの上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34によってRC梁30とRC柱12とが応力を伝達可能に接合されている。
ここで、図1に示されるように、上下二段で配筋された複数の上端梁主筋32A,32Bのうち、梁幅方向の外側(RC梁30の側面30A側)に位置する上端梁主筋32Aは、RC柱12の柱梁仕口部12Sを貫通し、当該柱梁仕口部12Sの側面12S1から鉄骨梁20側へそれぞれ突出している。これらの上端梁主筋32Aには、鉄骨梁用ブラケット22のベースプレート22Bが固定されている。
一方、他の上端梁主筋32Bは、柱梁仕口部12Sを貫通しておらず、各々の一端部が柱梁仕口部12S内に埋設されている。つまり、複数の上端梁主筋32A,32Bのうち、一部の上端梁主筋32Aは、ベースプレート22Bを柱梁仕口部12Sに固定するアンカー部材としても機能するようになっている。なお、上端梁主筋32Aではなく、上端梁主筋32Bを柱梁仕口部12Sに貫通させ、これに鉄骨梁用ブラケット22のベースプレート22Bを固定しても良い。
具体的には、上端梁主筋32Aの一端部は、ベースプレート22Bの上部角部に形成された取付孔としての上側取付孔26に挿入されている。この上端梁主筋32Aの一端部に設けられたネジ部(雄ネジ部)36にナット(ダブルナット)38を締結することにより、ベースプレート22Bの上部角部が柱梁仕口部12Sの側面12S1に固定されている。
また、図2に示されるように、柱梁仕口部12Sの側面12S1には、アンカー部材の一例としてのアンカーボルト40の一端部が打ち込まれている。このアンカーボルト40の他端部は、ベースプレート22Bの下部角部に形成された図示しない下側取付孔に挿入されている。そして、アンカーボルト40の他端部に設けられたネジ部42にナット(ダブルナット)44を締結することにより、ベースプレート22Bの下部角部が柱梁仕口部12Sの側面12S1に固定されている。
なお、ベースプレート22Bと柱梁仕口部12Sの側面12S1との隙間には、モルタル、グラウト等の充填材(ベース充填材)46が充填されている。この充填材46によって柱梁仕口部12Sの側面12S1の不陸等が吸収可能になっている。また、上端梁主筋32Aとベースプレート22Bの上側取付孔26との位置ずれを抑制するために、柱梁仕口部12Sの施工時に、結束線や鋼製枠状部材などの拘束部材(位置ずれ抑制手段)で上端梁主筋32Aを拘束しても良いし、柱梁仕口部12Sのコンクリート打設前に上端梁主筋32Aにベースプレート22Bを取り付けても良い。また、上側取付孔26をルーズ孔(位置ずれ抑制手段)として上端梁主筋32Aの位置ずれを吸収しても良いし、さらに、現場において上端梁主筋32Aの位置に応じてベースプレート22Bに上側取付孔26を形成しても良い。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る鉄骨部材固定構造10によれば、RC梁30の上端梁主筋32AはRC柱12の柱梁仕口部12Sを貫通し、当該柱梁仕口部12Sの側面12S1から突出している。この上端梁主筋32Aに鉄骨梁用ブラケット22のベースプレート22Bが固定されている。つまり、本実施形態では、RC梁30の上端梁主筋32Aを、鉄骨梁用ブラケット22のベースプレート22Bを柱梁仕口部12Sに固定するアンカー部材として利用している。
ここで、RC柱12の柱梁仕口部12Sには、柱主筋14及びせん断補強筋16だけでなく、RC梁30の上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34等も埋設される。したがって、柱梁仕口部12Sに、上端梁主筋32A,32Bとは別に従来のアンカーボルト等を埋設すると、柱梁仕口部12Sの配筋が複雑化し、その納まりが悪くなると共に施工性が低下する。
これに対して本実施形態では、前述したように複数の上端梁主筋32A,32Bのうち、一部の上端梁主筋32Aを鉄骨梁20固定用のアンカー部材として利用している。これにより、上端梁主筋32Aとは別に従来のアンカーボルト等を柱梁仕口部12Sに埋設する場合と比較して、柱梁仕口部12Sの配筋が単純化され、その納まりが良くなる。したがって、柱梁仕口部12Sの施工性が向上する。
また、柱梁仕口部12Sの側面12S1から突出する上端梁主筋32Aの一端部にネジ部36を設けるという簡単な構成により、上端梁主筋32Aを鉄骨梁20固定用のアンカー部材として利用することができる。したがって、コスト削減を図ることができる。
ここで、鉄骨梁用ブラケット22に鉄骨梁20が剛接合されていると、地震時における鉄骨梁20の曲げモーメントによってRC梁30の上端梁主筋32Aに引抜力(引張力)が作用する。つまり、地震時には、RC梁30側及び鉄骨梁20側の両側から上端梁主筋32Aに引抜力が作用する。そのため、柱梁仕口部12Sに対する上端梁主筋32Aの必要直線定着長さの設計が複雑化すると共に、必要直線定着長さの確保が困難になる可能性がある。
これに対して本実施形態では、鉄骨梁用ブラケット22と鉄骨梁20とは、ピン接合または半剛接合される。そのため、地震時に、鉄骨梁用ブラケット22のベースプレート22Bを介して上端梁主筋32Aに作用する引抜力(引張力)が低減される。これにより、柱梁仕口部12Sに対する上端梁主筋32Aの必要直線定着長さの設計を単純化すると共に、必要直線定着長さを容易に確保することができる。
なお、鉄骨梁用ブラケット22に鉄骨梁20を剛接合した場合は、上端梁主筋32Aに後述する機械式定着50(図3参照)等の定着体を取り付け、必要定着強度を確保しても良い。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図3に示されるように、RC柱12の柱梁仕口部12Sの幅(柱せい)Wが短く、上端梁主筋32Aの必要直線定着長さの確保が困難な場合は、上端梁主筋32Aに定着体としてのネジ式の機械式定着50を取り付けても良い。機械式定着50は、リング状に形成されると共にその内周面に雌ネジが切られており、上端梁主筋32Aのネジ部36に取り付けられた状態で柱梁仕口部12Sに埋設されている。
このように上端梁主筋32Aに機械式定着50を取り付けることにより、上端梁主筋32Aの必要直線定着長さが短くなる。したがって、柱梁仕口部12Sの幅Wが短く、上端梁主筋32Aだけでは必要定着強度を確保することができない場合であっても、上端梁主筋32Aに機械式定着50を取り付けることにより必要定着強度を確保することができる。
また、鉄骨梁用ブラケット22を固定するためのネジ部36を利用することにより、上端梁主筋32Aに機械式定着50を容易に取り付けることができる。なお、定着体としては、機械式定着50に限らず、周知の種々の定着体を用いることができる。
また、上記実施形態では、RC梁30の上端梁主筋32Aに鉄骨梁用ブラケット22を固定した例を示したが、これに限らない。例えば、RC梁30の上端梁主筋32A及び下端梁主筋34に鉄骨梁用ブラケット22を固定しても良いし、下端梁主筋34にのみ鉄骨梁用ブラケット22を固定しても良い。つまり、鉄骨梁20固定用のアンカー部材としては、上端梁主筋32A,32B及び下端梁主筋34の少なくとも1つを利用することができる。
また、上記実施形態では、鉄骨梁20をH形鋼で形成した例を示したが、これに限らない。鉄骨梁は、例えば、I形鋼や溝形鋼、CT鋼等を用いても良い。
また、上記実施形態では、RC柱12の柱梁仕口部12Sに鉄骨梁20を接合した例を示したが、これに限らない。例えば、図4に示されるように、RC柱12の柱梁仕口部12Sに鉄骨柱60を接合しても良い。
具体的には、鉄骨部材の一例としての鉄骨柱60は、例えば、外壁等の下地材を支持するものである。鉄骨柱60は、H形鋼で形成されており、一対のフランジ部60Aとウェブ部60Bとを有している。この鉄骨柱60は、RC柱12の柱梁仕口部12Sを挟んでRC梁30と反対側に配置されており、その下端部が鉄骨柱用ブラケット62を介してRC柱12の柱梁仕口部12Sに接合されている。
鉄骨部材用ブラケットとしての鉄骨柱用ブラケット62は、平面視にてT字状に接合されたガセットプレート62A及びベースプレート62Bを有している。ガセットプレート62Aは、鉄骨柱60のウェブ部60Bに重ねられた状態でボルト64及びナット(図示省略)よりピン接合または半剛接合されている。なお、鉄骨柱60のRC柱12側のフランジ部60Aには、ガセットプレート62Aが配置される切り欠き66が形成されている。
ベースプレート62Bは、RC柱12の柱梁仕口部12Sの側面12S1に重ねられている。このベースプレート62Bの上部角部には上側取付孔(図示省略)が形成されており、ベースプレート62Bの下部角部には下側取付孔(図示省略)が形成されている。
取付孔としての上側取付孔には、柱梁仕口部12Sの側面12S1から突出するRC梁70の上端梁主筋72の一端部が挿入されている。この上端梁主筋72の一端部に設けられたネジ部74にナット(ダブルナット)76を締結することにより、ベースプレート62Bの上部角部が柱梁仕口部12Sの側面12S1に固定されている。
また、取付孔としての下側取付孔には、柱梁仕口部12Sの側面12S1から突出するRC梁70の下端梁主筋78の一端部が挿入されている。この下端梁主筋78の一端部に設けられたネジ部80にナット(ダブルナット)82を締結することにより、ベースプレート62Bの下部角部が柱梁仕口部12Sの側面12S1に固定されている。
このように、RC梁70の上端梁主筋72及び下端梁主筋78に、鉄骨柱用ブラケット62のベースプレート62Bを固定することも可能である。なお、RC梁30の上端梁主筋72及び下端梁主筋78は、一段配筋とされている。このようにRC梁30の梁主筋の配筋は適宜変更可能である。また、鉄骨柱としては、例えば、溝形鋼やCT鋼、BOX鋼(鋼管)等を用いても良い。
また、上記実施形態では、鉄骨梁用ブラケット22に鉄骨梁20の梁端部をピン接合または半剛接合した例を示したが、鉄骨梁用ブラケット22に鉄骨梁20の梁端部を剛接合しても良い。
また、上記実施形態では、梁主筋としての複数の上端梁主筋32A,32B及び下側梁主筋34のうち、一部の上端梁主筋32Aを鉄骨梁20固定用のアンカー部材として利用した例を示したが、全部の上端梁主筋32A,32B及び下側梁主筋34を鉄骨梁20固定用のアンカー部材として利用することも可能である。
また、RC柱12やRC梁30は、現場打ち工法に限らず、プレキャスト工法等によって施工しても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 鉄骨部材固定構造
12 RC柱
12S 柱梁仕口部
20 鉄骨梁(鉄骨部材)
22 鉄骨梁用ブラケット
22B ベースプレート
26 上側取付孔(取付孔)
30 RC梁
32A 上端梁主筋(梁主筋)
36 ネジ部
38 ナット
50 機械式定着(定着体)
60 鉄骨柱(鉄骨部材)
62 鉄骨柱用ブラケット
62B ベースプレート
70 RC梁
72 上端梁主筋(梁主筋)
74 ネジ部
78 下端梁主筋(梁主筋)
80 ネジ部

Claims (3)

  1. RC梁に埋設された梁主筋をRC柱の柱梁仕口部の側面から突出させ、突出した前記梁主筋に鉄骨部材固定用のベースプレートを固定した鉄骨部材固定構造。
  2. 前記梁主筋は、前記柱梁仕口部を貫通して前記ベースプレートに形成された取付孔に挿入され、該梁主筋に設けられたネジ部にナットが締結されて前記柱梁仕口部に前記ベースプレートが固定される、
    請求項1に記載の鉄骨部材固定構造。
  3. 前記梁主筋には、前記柱梁仕口部に埋設される定着体が取り付けられている、
    請求項1または請求項2に記載の鉄骨部材固定構造。
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