JP6379415B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両に関し、より詳しくは、ディスプレイを備えた作業車両に関する。
従来、後輪のトレッドを自動で調整可能としたトラクタが知られている(特許文献1参照)。このようなトラクタは、トレッドを拡大又は縮小させるための油圧シリンダを備える。そして、オペレータによる操作に基づいて油圧シリンダが作動することにより、自動的にトレッドが調整される。
ところで、近年、作業車両の電子化が進んでいる(特許文献2参照)。オペレータは、運転座席の近傍に配置されるディスプレイを通して様々な情報を視認することができる。しかし、従来のトラクタにおいては、トレッドの調整に用いる情報が具体的に表示されないことから、かかる操作が困難な場合があった。
特開2001−191713号公報 特開2014−73136号公報
本発明は、トレッドを調整するための操作が容易となる作業車両を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に係る発明は、前輪のトレッドを手動で調整可能とし、後輪のトレッドを自動で調整可能とした作業車両において、運転座席の近傍にディスプレイを具備し、前記ディスプレイは、前記後輪のトレッドを選択するための画面を表示するとともに、前記ディスプレイは、選択された前記後輪のトレッドに応じて、前記前輪のトレッドの調整を案内する画面を表示し、前記前輪を支持するギヤケースと、前記ギヤケースに取り付けられるナックルアームと、前記ナックルアームに連結されるタイロッドと、を備え、前記ディスプレイは、前記ギヤケースを所定位置で固定するための固定具の位置情報と、前記タイロッドを所定長さで固定するための固定具の位置情報とを表示するように構成されたものである。
請求項2に係る発明は、前記ディスプレイは、前記後輪のトレッドが拡大又は縮小している状況を表示するように構成されたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、ディスプレイは、後輪のトレッドを選択するための画面を表示する。これにより、オペレータは、画面を見ながら所望のトレッドを選択するだけでよく、トレッドを調整するための操作を容易に行うことができる。
また、ディスプレイは、選択された後輪のトレッドに応じて、前輪のトレッドの調整を案内する画面を表示する。これにより、オペレータは、後輪のトレッドに対応するように前輪のトレッドを適宜調整することができる。
また、ディスプレイは、ギヤケースを所定位置で固定するための固定具の位置情報と、タイロッドを所定長さで固定するための固定具の位置情報とを表示する。これにより、オペレータは、迷うことなく正確な位置に各固定具を取り付けることができる。
請求項2に係る発明によれば、ディスプレイは、後輪のトレッドが拡大又は縮小している状況を表示する。これにより、オペレータは、トレッドが調整中であることを認識できる。
トラクタの外観斜視図である。 図1の矢印Xから見た図である。 図1の矢印Yから見た図である。 図1の矢印Zから見た図である。 トラクタの前輪の支持構造を示す図である。 トラクタの運転座席とその周囲を示す図である。 オペレータの視界を示す図である。 トラクタの情報ネットワークを示す図である。 ディスプレイを示す図である。 ディスプレイに関する制御システムを示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。
本発明の技術的思想は、あらゆる作業車両に適用することが可能である。以下では、代表的な作業車両であるトラクタを用いて説明する。
まず、トラクタ1について説明する。
図1は、トラクタ1を示している。図2は、図1の矢印Xから見た図であり、図3は、図1の矢印Yから見た図である。また、図4は、図1の矢印Zから見た図である。なお、図中には、トラクタ1の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
トラクタ1は、主に、フレーム11と、エンジン12と、トランスミッション13と、フロントアクスル14と、リヤアクスル15と、で構成されている。また、トラクタ1は、キャビン16を備えている。キャビン16は、その内側が操縦室になっており、運転座席161のほか、アクセルペダル162やシフトレバー163などが配置されている(図6参照)。
フレーム11は、トラクタ1の前部における骨格をなす。フレーム11は、トランスミッション13やリヤアクスル15とともにトラクタ1のシャシを構成する。以下に説明するエンジン12は、フレーム11によって支持される。
エンジン12は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。つまり、エンジン12は、燃料を燃やすことによって回転動力を生み出す。なお、エンジン12には、エンジン制御装置が接続されている(図示せず)。エンジン制御装置は、オペレータがアクセルペダル162(図6参照)を操作すると、その操作に応じてエンジン12の運転状態を変更する。また、エンジン12には、排気浄化装置12Eが備えられている。排気浄化装置12Eは、排気に含まれる微粒子や一酸化炭素、炭化水素などを酸化させる。
トランスミッション13は、エンジン12の回転動力をフロントアクスル14やリヤアクスル15に伝達する。トランスミッション13には、連結機構を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、トランスミッション13には、無段変速装置が備えられている(図示せず)。無段変速装置は、オペレータがシフトレバー163(図6参照)を操作すると、その操作に応じてトランスミッション13の作動状態を変更する。
フロントアクスル14は、エンジン12の回転動力を前輪(以下「フロントタイヤ」とする)141に伝達する。フロントアクスル14には、トランスミッション13を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、フロントアクスル14には、操舵装置が並設されている(図示せず)。操舵装置は、オペレータがハンドル164(図6参照)を操作すると、その操作に応じてフロントタイヤ141の舵角を変更する。
リヤアクスル15は、エンジン12の回転動力を後輪(以下「リヤタイヤ」とする)151に伝達する。リヤアクスル15には、トランスミッション13を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、リヤアクスル15には、PTO出力装置が設けられている(図示せず)。PTO出力装置は、オペレータがPTOスイッチ165(図6参照)を操作すると、その操作に応じて牽引する作業機械に回転動力を伝達する。
次に、トラクタ1のフロントタイヤ141の支持構造について説明する。
図5は、フロントタイヤ141の支持構造を示す。なお、図中には、トラクタ1の前後方向及び左右方向を表す。
フロントアクスル14は、左右一対の車軸ケース50を含む。車軸ケース50は、それぞれ、デファレンシャルケースに接続される(図示せず)。これにより、車軸ケース50は、一対のフロントタイヤ141の間に配置される。車軸ケース50は、アウタシリンダ51とインナシリンダ52とから構成される。インナシリンダ52の一端は、アウタシリンダ51に挿入される。インナシリンダ52は、アウタシリンダ51に対して摺動自在である。
インナシリンダ52の他端には、アッパーカバー53が固定される。アッパーカバー53の下部には、ロアカバー54が固定される。そして、アッパーカバー53とロアカバー54とによってギヤケース55が形成される。ギヤケース55には、ホイール軸が回転自在に支持されており(図示せず)、ホイール軸にフロントタイヤ141が取り付けられる。
車軸ケース50の後面には、トレッドロック機構70が設けられている。トレッドロック機構70は、回り止めシャフト56を含む。回り止めシャフト56の一端は、アウタシリンダ51に設けられたボス部51aに挿入される。回り止めシャフト56は、ボス部51aに対して摺動自在である。
回り止めシャフト56の他端は、プレート60に固定される。プレート60の内側面には、インナシリンダ52が固定される。また、プレート60の外側面には、ギヤケース55が固定される。つまり、インナシリンダ52とプレート60とギヤケース55と回り止めシャフト56とは、一体となっている。そのため、インナシリンダ52からフロントタイヤ141までの構成は、アウタシリンダ51に対して左右方向に摺動する。
ボス部51aには、ブラケット69が取り付けられる。ブラケット69は、プレート60及びボス部51aの上方に配置される。ブラケット69は、プレート60に固定されている。ブラケット69には、5つの孔69cが開けられている。一方、ボス部51aには、ボルト61を通すための孔が形成されている(図示せず)。ブラケット69には、回り止めシャフト56に対して直交する方向からボルト61が挿入される。いずれかの孔69cを通るボルト61は、ボス部51aの孔に嵌め合わされる。ボルト61によってブラケット69がボス部51aに固定される場合には、アウタシリンダ51に対するインナシリンダ52の摺動がロックされる。このとき、アウタシリンダ51に対してギヤケース55が所定位置で固定される。即ち、フロントタイヤ141が所定位置で固定される。なお、本図におけるボルト61は、内方から2番目の孔69cに嵌め合わされている。ボルト61は、ギヤケース55を所定位置で固定するための固定具の一例である。
タイロッド57は、ナックルアーム58に回転自在に連結される。ナックルアーム58は、ロアカバー54に取り付けられる。タイロッド57は、パイプ部57aとシャフト部57bとを含む。シャフト部57bは、パイプ部57aに対して摺動自在である。タイロッド57は、パイプ部57aに対してシャフト部57bが摺動することにより、伸長又は短縮する。
パイプ部57aには、二つのプレート68が固定される。各プレート68は、パイプ部57aの上側と下側とにそれぞれ平行に配置される。プレート68には、ボルト62を通すための孔が開けられている。一方、シャフト部57bの側面には、それぞれ一定の間隔をあけて5つの孔57cが形成されている。ボルト62によってパイプ部57aとシャフト部57bとが固定される場合には、タイロッド57の伸縮がロックされる。このとき、アウタシリンダ51に対してナックルアーム58が所定角度で固定される。即ち、フロントタイヤ141が所定角度で固定される。なお、本図におけるボルト62は、最外方の孔57cに嵌め合わされている。ボルト62は、タイロッド57を所定長さで固定するための固定具の一例である。
フロントタイヤ141のトレッドを調整する場合には、ギヤケース55を所定位置で固定するとともに、タイロッド57を所定長さで固定する。このとき、車軸ケース50の長さとタイロッド57の長さとは、それぞれ対応する。従って、ギヤケース55の位置を外側に一段ずらし、タイロッド57の長さを一段長くすると、フロントタイヤ141のトレッドを一段階拡大できる。同様に、ギヤケース55の位置を内側に一段ずらし、タイロッド57の長さを一段短くすると、フロントタイヤ141のトレッドを一段階縮小できる。トラクタ1において、フロントタイヤ141のトレッドは、ボルト61用の5つの孔69cと、ボルト62用の5つの孔57cとにより、5段階で調整が可能である。
フロントタイヤ141のトレッドTfとは、左のフロントタイヤ141の中心と右のフロントタイヤ141の中心との左右方向の寸法をいう(図4参照)。リヤタイヤ151のトレッドTrとは、左のリヤタイヤ151の中心と右のリヤタイヤ151の中心との左右方向の寸法をいう(図4参照)。
リヤタイヤ151のトレッドは、公知の構造によって調整できる。トラクタ1は、トレッドを調整するための油圧シリンダの他に、エンジン12の回転動力によって作動する油圧ポンプを備える(図示せず)。油圧シリンダは、エンジン12の回転動力によって油圧ポンプが作動することにより、リヤタイヤ151のトレッドを調整する。
リヤアクスル15は、長さが調整可能である部分を含む。油圧シリンダは、この部分に連結されている。また、油圧ポンプは、流路切替弁を含む油圧回路に接続されている。流路切替弁の開度に応じて、作動油の流路が変換される。油圧ポンプと流路切替弁との作動によって油圧シリンダが伸長又は短縮することにより、リヤアクスル15の長さが調整される。このようにして、トレッドが拡大又は縮小するのである。
次に、トラクタ1の操縦室について説明する。
図6は、運転座席161とその周囲を示している。また、図7は、オペレータの視界を示している。
上述したように、キャビン16は、その内側が操縦室になっており、運転座席161のほか、アクセルペダル162やシフトレバー163などが配置されている。また、運転座席161の周囲には、ブレーキペダル166やクラッチペダル167、リバーサレバー168、スピードダイヤル169、インストルメントパネル170、コントロールパネル171などが配置されている。オペレータは、運転座席161に座った状態でアクセルペダル162やシフトレバー163などを操作し、トラクタ1を操縦することができる。
更に、トラクタ1は、ディスプレイ2を具備している。ディスプレイ2は、運転座席161の近傍に配置される。ディスプレイ2は、オペレータが右手で操作できるよう、運転座席161の右前側に配置されている。ディスプレイ2は、サイドコンソールの上に配置されている。以下に、トラクタ1の情報ネットワークについて簡単に説明するとともに、ディスプレイ2及び該ディスプレイ2に関する制御システムについて説明する。
図8は、トラクタ1の情報ネットワークを示している。また、図9は、ディスプレイ2を示している。そして、図10は、ディスプレイ2に関する制御システムを示している。
本トラクタ1は、最大限の性能を発揮できるよう、各所に情報ネットワークが張り巡らされている。具体的には、エンジン12のほか、トランスミッション13、インストルメントパネル170、コントロールパネル171、ディスプレイ2が互いに情報を共有できるコントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)を構成している。
ディスプレイ2は、液晶パネル21と、エンコーダダイヤル22と、エンターボタン23とを有している。また、ディスプレイ2は、五つのコマンドボタン24・25・26・27・28を有している。
液晶パネル21は、ディスプレイ2の前面中央に設けられている。液晶パネル21は、制御装置3からの指示に基づいて所定の画面を表示できる。例えば、液晶パネル21は、制御装置3からの指示に基づいてオープニング画面S1を表示できる(図11参照)。また、液晶パネル21は、制御装置3からの指示に基づいてその他の画面を表示できる(図12〜図17参照)。なお、液晶パネル21は、いわゆるタッチパネルであっても良い。
エンコーダダイヤル22は、ディスプレイ2の上面右側に設けられている。エンコーダダイヤル22は、ロータリエンコーダを内蔵し、液晶パネル21に表示された要素の選択に際して、タブをスクロールさせる若しくはハイライトをトラバースさせる旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。例えば、エンコーダダイヤル22は、表示された数字や英文字の選択に際して、タブをスクロールさせる旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図12参照)。また、エンコーダダイヤル22は、表示されたアイコンについて、ハイライトをトラバースさせる旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図13、図14参照)。
エンターボタン23は、エンコーダダイヤル22と一体的に設けられている。エンターボタン23は、液晶パネル21に表示された要素のうち、一の要素を決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。例えば、エンターボタン23は、表示された数字や英文字のうち、一の数字若しくは英文字を決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図12参照)。また、エンターボタン23は、表示されたアイコンのうち、一のアイコンを決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図13、図14参照)。なお、本ディスプレイ2において、エンターボタン23は、エンコーダダイヤル22自体が押し込まれる構造となっているが、該エンコーダダイヤル22の上端面に押しボタンを設けた構造であっても良い。
コマンドボタン24・25・26は、ディスプレイ2の前面上部に設けられている。コマンドボタン24・25・26は、液晶パネル21に所定の画面が表示されている場合において、他の画面に切り替える旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。例えば、コマンドボタン24・25は、液晶パネル21にホーム画面S3が表示されている場合において、ショートカット画面(オペレータが任意に設定した画面)に切り替える旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図13参照)。また、コマンドボタン26は、液晶パネル21にトレッド調整画面S4が表示されている場合において、ホーム画面S3に切り替える旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図14参照)。
コマンドボタン27も、ディスプレイ2の前面上部に設けられている。具体的には、コマンドボタン26に隣接した位置に設けられている。コマンドボタン27は、エンターボタン23と同様に、一の要素を決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。例えば、コマンドボタン27は、表示された数字や英文字のうち、一の数字若しくは英文字を決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図12参照)。また、コマンドボタン27は、表示されたアイコンのうち、一のアイコンを決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図13、図14参照)。
コマンドボタン28も、ディスプレイ2の前面上部に設けられている。具体的には、コマンドボタン27に隣接した位置に設けられている。コマンドボタン28は、液晶パネル21に所定の画面が表示されている場合において、一つ前の画面に戻る旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。例えば、コマンドボタン28は、液晶パネル21にトレッド調整画面S4が表示されている場合において、ホーム画面S3に戻る旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図14参照)。また、コマンドボタン28は、液晶パネル21に別のトレッド調整画面S5・S6・S7が表示されている場合において、トレッド調整画面S4に戻る旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図15、図16、図17参照)。
制御装置3は、記憶部31を備えており、必要な情報を記憶しておくことが可能である。
続いて、トレッドを調整するための操作方法について説明する。
図11〜図17は、ディスプレイ2に表示される画面を示している。但し、各図は、本発明の説明に必要な部分のみを簡略的に表している。
まず、ディスプレイ2には、オープニング画面S1が表示される(図11参照)。オープニング画面S1では、中央付近にシンボルマークSmが表示される。シンボルマークSmは、サプライヤメーカを象徴する意匠である。シンボルマークSmは、黒色の背景画像に浮き上がり、オペレータに強い印象を与える。
次に、ディスプレイ2には、ロック解除画面S2が表示される(図12参照)。ロック解除画面S2では、横一列に暗証番号を入力するためのスクロールボックスSb1・Sb2・Sb3・Sb4が表示される。スクロールボックスSb1・Sb2・Sb3・Sb4は、選択されているいずれか一つがハイライトされる(図中のH部参照)。スクロールボックスSb1・Sb2・Sb3・Sb4は、0から9までの数字若しくはAからFまでの英文字をスクロールできる。オペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって数字若しくは英文字を選択し、エンターボタン23を押すことによって決定できる。
なお、ロック解除画面S2においては、コマンドボタン25・26を押すことによって数字若しくは英文字を選択し、コマンドボタン27を押すことによって決定することができる。また、コマンドボタン28を押すことによって決定を取り消すこともできる。加えて、暗証番号を間違ったときは、その旨のメッセージが表示される。ロック解除画面S2では、オペレータの氏名が記されたダイアログボックスDb1と、作業予定が記されたダイアログボックスDb2と、が表示される。オペレータは、これらのダイアログボックスDb1・Db2から自身の作業予定を把握できる。
次に、ディスプレイ2には、ホーム画面S3が表示される(図13参照)。ホーム画面S3では、上下二列にメニューを選択するためのアイコンIa1・Ia2・Ia3・Ia4・・・Ia8が表示される。アイコンIa1・Ia2・Ia3・Ia4・・・Ia8は、選択されているいずれか一つがハイライトされる(図中のH部参照)。そして、ハイライトは、エンコーダダイヤル22の回転に応じてトラバースされる。オペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコン(Ia1・Ia2・Ia3・Ia4・・・Ia8のいずれか)を選択し、エンターボタン23を押すことによって決定できる。
なお、ホーム画面S3においては、コマンドボタン(24・25・26・27・28のいずれか)を押すことによってアイコン(Ia1・Ia2・Ia3・Ia4・・・Ia8のいずれか)を選択することはできないが、コマンドボタン27を押すことによって決定することはできる。また、コマンドボタン28を押すと、ロック解除画面S2に戻ることができる。加えて、『前ページ』と記されたボタンBa1若しくは『次ページ』と記されたボタンBa2を選択して決定したときは、別のホーム画面に切り替わる。選択できないアイコンについては、グレーアウトされる(図中のG部参照)。
ここでは、「パワートレッド」と記されたアイコンIa4を選択して決定する。
ディスプレイ2には、トレッド調整画面S4が表示される(図14参照)。トレッド調整画面S4は、リヤタイヤ151のトレッドを選択するための画面である。トレッド調整画面S4では、ボタンBb1・Bb2と、アイコンIbと、アイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46とが表示される。トレッドを選択するための6つのアイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46は、トレッド調整画面S4の中央付近に表示される。アイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46は、上から下に向かって、それぞれの順に並んでいる。
アイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46には、それぞれ、『1200』・『1260』・『1320』・『1380』・『1440』・『1500』と記されている。これらの値は、リヤタイヤ151のトレッドの値(単位はミリメートル(mm))である。リヤタイヤ151のトレッドは、これら各値のいずれかに調整される。なお、アイコンI43は、橙色でハイライトされている。これは、実際のトレッドの値が「1320」であることを示している。
アイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46は、選択されていることが分かるように青色でハイライトされる。そして、青色のハイライトは、エンコーダダイヤル22の回転に応じてトラバースされる。オペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコン(I41・I42・I43・I44・I45・I46のいずれか)を選択し、エンターボタン23を押すことによって決定できる。そして、オペレータは、『調整開始』と記されたアイコンIbを選択して決定する。すると、油圧シリンダが作動して、トレッドが調整される。
アイコンI41〜I46のうちのいずれかが選択及び決定される場合に、トラクタ1は、リヤタイヤ151のトレッドを自動的に調整する。ここでは、アイコンI41〜I46のうち、「1440」と記されたアイコンI45を選択して決定したと想定する。このとき、トレッド調整画面S4の下部に、「トレッド調整中」と記されたダイアログボックスDbが表示される。更に、実際のトレッドの値を示すアイコンI43のハイライトが点滅する。そして、このハイライトは、トレッドの変化に応じてアイコンI45に近づくように、点滅しながら移動する。このように、ディスプレイ2は、リヤタイヤ151のトレッドが拡大又は縮小している状況を表すために、ダイアログボックスDbを表示する。また、ディスプレイ2は、アイコンI43のハイライトが点滅する状態と、アイコンI43からアイコンI45まで点滅したハイライトが移動する状態とを表示する。
トレッドの調整が完了したとき、つまり、選択及び決定された値にトレッドが調整されたときには、ハイライトの点滅が終了し、アイコンI45が橙色でハイライトされる。また、ダイアログボックスDbに記されていた「トレッド調整中」の表示が消える。
次に、ディスプレイ2は、別のトレッド調整画面S5を表示する(図15参照)。このトレッド調整画面S5は、フロントタイヤ141のトレッドの調整を案内する画面である。トレッド調整画面S5では、ボタンBc1とボタンBc2とイラストP1とボルト位置情報Di1とボルト位置情報Di2とが表示される。イラストP1は、フロントタイヤ141の支持構造を模式的に示す。イラストP1においては、複数の孔69cの各位置と、複数の孔57cの各位置とが模式的に示される。
ボルト位置情報Di1には、ギヤケース55を所定位置で固定するためのボルト61の位置情報が表示される。ボルト位置情報Di1は、ブラケット69の孔69cに相当する丸印E11・E12・E13・E14・E15を含む。丸印E11〜E15は、イラストP1の上に表示される。丸印E11〜E15は、それぞれ異なる色彩で表示される。具体的に説明すると、丸印E11は、黄でハイライトされる。丸印E12は、橙でハイライトされる。丸印E13、E14、E15は、それぞれ、赤、青、緑でハイライトされる。
なお、本図における丸印E15は、六角形で表示されている。これは、丸印E15に相当する位置にボルト61が取り付けられる必要があることを示している。ボルト61が取り付けられる必要がある位置とは、選択及び決定されたトレッドに対応する位置のことである。このように、トレッド調整画面S6では、選択されたリヤタイヤ151のトレッドに関する情報が表示される。
ボルト位置情報Di2には、タイロッド57を所定長さで固定するためのボルト62の位置情報が表示される。ボルト位置情報Di2は、タイロッド57の孔57cに相当する丸印E21・E22・E23・E24・E25を含む。丸印E21〜E25は、イラストP1の上に表示される。丸印E21〜E25は、それぞれ、丸印E11〜E15に対応する色彩で表示される。具体的に説明すると、丸印E21は、黄でハイライトされる。丸印E22は、橙でハイライトされる。丸印E23、E24、E25は、それぞれ、赤、青、緑でハイライトされる。
なお、本図における丸印E25は、六角形で表示されている。これは、丸印E25に相当する位置にボルト62が取り付けられる必要があることを示している。ボルト62が取り付けられる必要がある位置とは、選択及び決定されたトレッドに対応する位置のことである。このように、トレッド調整画面S6では、選択されたリヤタイヤ151のトレッドに関する情報が表示される。
更に、ボルト位置情報Di2は、トレッドの各値が記された値情報D21・D22・D23・D24・D25を含む。値情報D21・D22・D23・D24・D25に記されるトレッドの各値は、トレッド調整画面S4におけるアイコンI41・I42・I43・I44・I45の各値と一致する。また、値情報D21・D22・D23・D24・D25の各値には、値の小さい方から順に「1」・「2」・「3」・「4」・「5」の数字が割り当てられている。
値情報D21〜D25は、それぞれ異なる色でハイライトされる。値情報D21は、黄でハイライトされる。値情報D22は、橙でハイライトされる。値情報D23、D24、D25は、それぞれ、赤、青、緑でハイライトされる。また、「1」〜「5」の各数字は、値情報D21〜D25の各値と同じ色でハイライトされる。
イラストP1における丸印E21の位置は、値情報D21に記される値に対応する位置である。丸印E22の位置は、値情報D22に記される値に対応する位置である。丸印E23・E24・E25の位置は、それぞれ、値情報D23・D24・D25に記される値に対応する位置である。
このように、「1」〜「5」の数字、値情報D21〜D25及び丸印E21〜E25は、それぞれ5色で色分けされている。また、ボルト位置情報Di2のうちの値情報D21〜D25は、リヤタイヤ151のトレッドの値に対応する。丸印E21・E22・E23・E24・E25の位置は、ボルト62が取り付けられる5つの孔57cの各位置に相当する。つまり、値情報D21〜D25の各一と、丸印E21〜E25の各一とが同じ色でハイライトされることにより、リヤタイヤ151のトレッドに対応したボルト62の位置情報を表示することができる。
同様に、イラストP1における丸印E11の位置は、値情報D21に記される値に対応する位置である。また、丸印E12・E13・E14・E15の位置は、値情報D22・D23・D24・D25に記される値に対応する位置である。丸印E11・E12・E13・E14・E15の位置は、ボルト61が取り付けられる5つの孔69cの各位置に相当する。つまり、ボルト位置情報Di2の値情報D21〜D25の各一と、ボルト位置情報Di1の丸印E11〜E15の各一とが同じ色でハイライトされることにより、リヤタイヤ151のトレッドに対応したボルト61の位置情報を表示することができる。
すなわち、フロントタイヤ141のトレッドを調整するためのボルト61の位置を示す情報及びボルト62の位置を示す情報は、決定されたリヤタイヤ151のトレッドを示す情報と同じ色でハイライトされる。オペレータは、丸印E11〜E15の位置、及び、丸印E21〜E25の位置を確認したうえで、所定の孔69cにボルト61を嵌め合わせ、且つ、所定の孔57cにボルト62を嵌め合わせることができる。このように、リヤタイヤ151のトレッドに対応するようにボルト61及びボルト62の位置情報が表示されるため、オペレータは、リヤタイヤ151のトレッドに対応したフロントタイヤ141のトレッドに容易に調整することができる。
トレッド調整画面S5において「前ページ」と記されたボタンBc1を選択して決定するときには、トレッド調整画面S4(図14参照)に戻る。トレッド調整画面S4に戻ることにより、オペレータは、リヤタイヤ151のトレッドの調整をやり直すことができる。
次に、トレッド調整画面S5において、「次ページ」と記されたボタンBc2を選択して決定する場合について説明する。
ディスプレイ2には、更に別のトレッド調整画面S6が表示される(図16参照)。このトレッド調整画面S6は、切れ角ストッパーボルトの長さの調整を案内する画面である。切れ角ストッパーボルトの長さは、フロントタイヤ141のトレッドに対応するように調整される必要がある。切れ角ストッパーボルトの長さに応じて、フロントタイヤ141の舵角の範囲が設定される。切れ角ストッパーボルト67は、ギヤケース55に干渉する位置に取り付けられる(図5参照)。
トレッド調整画面S6においては、決定されたリヤタイヤ151のトレッドの値に対応する切れ角ストッパーボルト67の長さの情報が表示される。トレッド調整画面S6では、ボタンBd1とボタンBd2とイラストP2とボルト長さ情報Di3とトレッド値情報Di4とが表示される。イラストP2は、フロントタイヤ141の支持構造を模式的に示す。イラストP2においては、切れ角ストッパーボルト67が示される。
ボルト長さ情報Di3には、切れ角ストッパーボルト61の長さの値が表示される。ボルト長さ情報Di3は、長さ情報D31・D32・D33・D34・D35を含む。長さ情報D31・D32・D33・D34・D35は、それぞれ、黄・橙・赤・青・緑でハイライトされる。また、長さ情報D31・D32・D33・D34・D35には、切れ角ストッパーボルト67の調整後の長さの値として、それぞれ、「36mm」・「36mm」・「28mm」・「23mm」・「23mm」が記されている。
トレッド値情報Di4には、決定されたリヤタイヤ151のトレッドの各値が表示される。トレッド値情報Di4は、値情報D41・D42・D43・D44・D45を含む。値情報D41・D42・D43・D44・D45は、それぞれ、黄・橙・赤・青・緑でハイライトされる。
値情報D41・D42・D43・D44・D45に記されるトレッドの各値は、トレッド調整画面S4におけるアイコンI41・I42・I43・I44・I45の各値と一致する。また、値情報D41・D42・D43・D44・D45の各値には、値の小さい方から順に「1」・「2」・「3」・「4」・「5」の数字が割り当てられている。「1」〜「5」の各数字は、値情報D41〜D45の各値と同じ色でハイライトされる。また、長さ情報D31・D32・D33・D34・D35は、値情報D41・D42・D43・D44・D45に相当する色でハイライトされている。
このように、「1」〜「5」の数字、長さ情報D31〜D35及び値情報D41〜D45は、それぞれ5色で色分けされている。また、値情報D41〜D45は、リヤタイヤ151のトレッドの値に対応する。長さ情報D31〜D35は、切れ角ストッパーボルト67の調整後の長さの値を示す。つまり、値情報D41〜D45の各一と、長さ情報D31〜D35の各一とが同じ色でハイライトされることにより、リヤタイヤ151のトレッドに対応した切れ角ストッパーボルト67の長さ情報を表示することができる。
なお、リヤタイヤ151のトレッドの調整が完了した後、つまり、決定された値に実際のトレッドが調整された後には、トレッド調整画面S4(図14参照)からトレッド調整画面S5(図15参照)に自動的に表示が切り替えられてもよい。
或いは、トレッドの調整が完了する場合に、『次ページ』と記されたボタンBb2が自動的にハイライトされてもよい。オペレータは、エンターボタン23又はコマンドボタン27を押すことによって、ボタンBb2を決定できる。
トレッド調整画面S5(図15参照)において、ボルト位置情報Di1・Di2のうち、選択及び決定されたリヤタイヤ151のトレッドの値と対応する値等の情報として表示されたものは、点滅していてもよい。例えば、リヤタイヤ151のトレッドとして値『1440』が選択されているので、対応する値等の情報として表示されたものとは、丸印E15と丸印E25と値情報D25と「5」の数字とを指す。
また、トレッド調整画面S6(図16参照)において表示される各値のうち、選択及び決定されたリヤタイヤ151のトレッドの値と対応する値等の情報として表示されたものも、点滅していてもよい。例えば、リヤタイヤ151のトレッドとして値『1440』が選択されているので、対応する値等の情報として表示されたものとは、長さ情報D35と値情報D45と「5」の数字とを指す。
一対のリヤタイヤ151は、一輪を独立させてトレッドを調整するように構成されていてもよい。この場合には、一輪を独立させて調整するためのトレッド調整画面S7(図17参照)がディスプレイ2に表示される。
トレッド調整画面S7では、ボタンBe1・Be2と、アイコンIeと、アイコンI71・I72・I73・I74・I75・I76とが表示される。トレッドを選択するための6つのアイコンI71・I72・I73・I74・I75・I76は、トレッド調整画面S7の中央付近に表示される。
アイコンI71・I72・I73・I74・I75・I76は、トレッド調整画面S4におけるアイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46に相当する(図14参照)。また、アイコンIeは、アイコンIbに相当する(図14参照)。なお、アイコンI73は、橙色でハイライトされている。これは、実際のトレッドの値が「1320」であることを示している。
また、トレッド調整画面S7には、ランプLa・Lbが表示される。ランプLa及びランプLbは、アイコンI71・I72・I73・I74・I75・I76の表示を挟むように、各値の表示に並んでいる。ランプLa及びランプLbのうち、アイコンI73に隣接するランプが橙色でハイライトされている。ランプLaは、左のリヤタイヤ151の移動を示すためのものである。ランプLbは、右のリヤタイヤ151の移動を示すためのものである。
アイコンI41・I42・I43・I44・I45・I46と同様に、アイコンI71・I72・I73・I74・I75・I76が青色でハイライトされ、且つ、青色のハイライトがエンコーダダイヤル22の回転に応じてトラバースされる。オペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコン(I71・I72・I73・I74・I75・I76のいずれか)を選択し、エンターボタン23を押すことによって決定できる。そして、オペレータは、『調整開始』と記されたアイコンIeを選択して決定する。すると、油圧シリンダが作動して、トレッドが調整される。
アイコンI71〜I76のうちのいずれかが選択及び決定される場合に、トラクタ1は、一輪を独立させてリヤタイヤ151のトレッドを自動的に調整する。ここでは、アイコンI71〜I76のうち、「1440」と記されたアイコンI75を選択して決定したと想定する。このとき、トレッド調整画面S7の下部に、「トレッド調整中」と記されたダイアログボックスが表示される(図示せず)。更に、実際のトレッドの値を示すアイコンI73〜I75のハイライトは、アイコンI43〜I45と同様に切り替わる。
更に、アイコンI73に隣接するランプLa及びランプLbのうち、移動する側のリヤタイヤ151を示すランプのハイライトが点滅する。そして、このハイライトは、トレッドの変化に応じてアイコンI75の脇に近づくように、点滅しながら移動する。リヤタイヤ151の移動が完了すると、アイコンI75の脇においてハイライトの点滅が点灯に切り替わる。このように、一輪が独立して調整される場合にトレッドの値が選択されるときには、ランプLaとランプLbとがそれぞれ独立して点灯又は点滅しながらハイライトされる。
1 トラクタ(作業車両)
2 ディスプレイ
3 制御装置
141 フロントタイヤ(前輪)
151 リヤタイヤ(後輪)
Tf トレッド(フロントタイヤのトレッド)
Tr トレッド(リヤタイヤのトレッド)

Claims (2)

  1. 前輪のトレッドを手動で調整可能とし、後輪のトレッドを自動で調整可能とした作業車両において、
    運転座席の近傍にディスプレイを具備し、
    前記ディスプレイは、前記後輪のトレッドを選択するための画面を表示するとともに、
    前記ディスプレイは、選択された前記後輪のトレッドに応じて、前記前輪のトレッドの調整を案内する画面を表示し、
    前記前輪を支持するギヤケースと、前記ギヤケースに取り付けられるナックルアームと、前記ナックルアームに連結されるタイロッドと、を備え、
    前記ディスプレイは、前記ギヤケースを所定位置で固定するための固定具の位置情報と、前記タイロッドを所定長さで固定するための固定具の位置情報とを表示するように構成された
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 前記ディスプレイは、前記後輪のトレッドが拡大又は縮小している状況を表示するように構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
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