JP6372009B2 - 液晶配向剤、液晶配向膜及び液晶表示素子 - Google Patents
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Description
1.ポリアミック酸エステル(A)とポリアミック酸(B)を含有することを特徴とする液晶配向剤であって、
ポリアミック酸エステル(A)が、下記式(1):
で表される繰り返し単位を有し;そして
ポリアミック酸(B)が、テトラカルボン酸成分とジアミン成分とを反応させて得られるものであって、前記テトラカルボン酸成分が、芳香族酸二無水物を20mol%以上含有し、かつ前記ジアミン成分が、下記式(2b−1):
で表されるジアミン化合物を30mol%以上含有することを特徴とする、液晶配向剤。
のジアミンを20mol%以下で含有することを特徴とする、上記1〜9のいずれかに記載の液晶配向剤。
で表される繰り返し単位を有する。
「アミド結合」は、−C(O)NRa−又は−NRaC(O)−で表される構造を示す。このRaは、水素原子、又はアルキル基、熱脱離性置換基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、チオエステル結合、若しくはこれらの組み合わせである。ここで熱脱離性置換基とは、加熱により脱離する脱離基を有する構造であり、ポリマーの溶解性を向上させ、且つ液晶配向性に影響を与えない構造である。「チオエステル結合」は、−C(O)S−又は−SC(O)−で表される構造を示す。
「カーボネート結合」は、−O−C(O)−O−で表される構造を示す
「カルバメート結合」は、−NRc−C(O)−O−、又は−O−C(O)−NRc−で表される構造を示す。このRcは、水素原子、又はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、若しくはこれらの組み合わせであり、前記のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基及びアリール基と同様の例を挙げることができる。
この置換基の例としてはハロゲン原子、水酸基、チオール基、ニトロ基、オルガノオキシ基、オルガノチオ基、オルガノシリル基、アシル基、エステル基、チオエステル基、リン酸エステル基、アミド基、アリール基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基を挙げることができる。
置換基である「アルキル基」としては、前述したアルキル基と同じものを挙げることができる。このアルキル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
置換基である「アルケニル基」としては、前述したアルケニル基と同じものを挙げることができる。このアルケニル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
置換基である「アルキニル基」としては、前述したアルキニル基と同じものを挙げることができる。このアルキニル基には前述した他の置換基がさらに置換していてもよい。
本発明の液晶配向剤に用いられるポリアミック酸は、テトラカルボン酸成分とジアミン成分とを反応させて得られるものであって、前記テトラカルボン酸成分が、芳香族酸二無水物を20mol%以上含有し、かつ前記ジアミン成分が、下記式(2b−1):
で表されるジアミン化合物を30mol%以上含有することを特徴とする。
本発明のポリアミック酸は、下記式(2a):
で表されるテトラカルボン酸成分とジアミン成分とを反応させて得られるものであって、前記テトラカルボン酸成分が、芳香族酸二無水物(すなわち、式(2a)においてX1が芳香族炭化水素の4価の基であるもの)を20mol%以上含有するものである。ここで、前記芳香族炭化水素は、単環式芳香族炭化水素(例えば、ベンゼン)、縮合多環式芳香族炭化水素(例えば、ナフタレン)又は環集合炭化水素(例えば、ビフェニル)、あるいはこれらが互いに−O−、−CH2−等のスペーサーを介して結合した環式炭化水素(例えば、ジフェニルエーテル、ジフェニルメタン)のいずれであってもよい。ポリアミック酸の骨格を剛直とすると、式(2b−1)で表されるジアミン化合物のウレア結合がもつ水素結合能がより高くなり、電子移動が起こりやすくなることから、直流電圧により蓄積した残留電荷の緩和が促進されると考えられる。したがって、X1は、ポリアミック酸に剛直性を付与し得る、単環式芳香族炭化水素、縮合多環式芳香族炭化水素又は環集合炭化水素であるのが好ましい。
本発明のポリアミック酸は、テトラカルボン酸成分とジアミン成分とを反応させて得られるものであって、前記ジアミン成分が、下記式(2b−1):
で表されるジアミン化合物を30mol%以上含有することを特徴とする。
<ポリアミック酸エステルの製造方法>
上記式(1)で表されるポリアミック酸エステルは、下記式(1a)又は(1a′):
で表されるテトラカルボン酸誘導体のいずれかと、式:H2N−Y1−NH2
で表されるジアミン化合物との反応によって得ることができる。
上記式(1)で表されるポリアミック酸エステルは、上記モノマーを用いて、例えば、以下に示す(i)〜(iii)の方法で合成することができる。
ポリアミック酸エステルは、式(1a)で表されるテトラカルボン酸二無水物と式:H2N−Y1−NH2で表されるジアミン化合物から得られるポリアミック酸(なお、ポリアミック酸は、後述する[ポリアミック酸(B)の製造方法]に準じて製造することができる。)をエステル化することによって製造することができる。
ポリアミック酸エステルは、式(1a′)で表されるテトラカルボン酸ジアルキルエステルジクロリド(Rが塩素原子である場合)と式(1b)で表されるジアミン化合物とを重縮合することにより製造することができる。
ポリアミック酸エステルは、式(1a′)で表されるテトラカルボン酸ジアルキルエステル(Rがヒドロキシル基である場合)と式:H2N−Y1−NH2で表されるジアミン化合物を重縮合することにより製造することができる。
上記のようにして得られるポリアミック酸エステルの溶液は、よく撹拌させながら貧溶媒に注入することで、ポリマーを析出させることができる。析出を数回行い、貧溶媒で洗浄後、常温あるいは加熱乾燥して精製されたポリアミック酸エステルの粉末を得ることができる。貧溶媒は、特に限定されないが、水、メタノール、エタノール、ヘキサン、ブチルセロソルブ、アセトン、トルエン等が挙げられる。
末端が修飾されたポリアミック酸エステルは、上記のようにして得られる末端にアミノ基を有するポリアミック酸エステルに対して、下記式(1c′):
で表されるクロロカルボニル化合物を反応させて得られる。
本発明のポリアミック酸(B)は、下記式(2a):
で表されるテトラカルボン酸成分とジアミン成分との反応によって得ることができるものであって、前記テトラカルボン酸成分は、芳香族酸二無水物(すなわち、式(2a)においてX1が芳香族炭化水素の4価の基であるもの)を20mol%以上含有し、かつ前記ジアミン成分は、下記式(2b−1):
上記のようにして得られたポリアミック酸は、反応溶液をよく撹拌させながら貧溶媒に注入することで、ポリマーを析出させて回収することができる。また、析出を数回行い、貧溶媒で洗浄後、常温あるいは加熱乾燥することで精製されたポリアミック酸の粉末を得ることができる。貧溶媒は、特に限定されないが、水、メタノール、エタノール、ヘキサン、ブチルセロソルブ、アセトン、トルエン等が挙げられる。
本発明の液晶配向剤は、上記ポリアミック酸エステル(A)とポリアミック酸(B)とをブレンドしたものであり、好ましくはポリアミック酸エステル(A)とポリアミック酸(B)が有機溶媒中に溶解された溶液の形態を有する。ポリアミック酸エステル(A)の分子量は、その重量平均分子量で、好ましくは2,000〜500,000、より好ましくは5,000〜300,000であり、さらに好ましくは10,000〜100,000である。また、数平均分子量は、好ましくは1,000〜250,000であり、より好ましくは2,500〜150,000であり、さらに好ましくは5,000〜50,000である。
本発明の液晶配向膜は、上記のようにして得られた液晶配向剤を基板に塗布し、乾燥、焼成して得られた塗膜であり、この塗膜面に偏光された放射線を照射することにより、液晶配向能が付与される液晶配向膜である。
光配向処理法の具体例としては、前記塗膜表面に、一定方向に偏光した放射線を照射し、場合によってはさらに150〜250℃の温度で加熱処理を行い、液晶配向能を付与する方法が挙げられる。放射線としては、100〜800nmの波長を有する紫外線及び可視光線を用いることができる。このうち、100〜400nmの波長を有する紫外線が好ましく、200〜400nmの波長を有するものが特に好ましい。また、液晶配向性を改善するために、塗膜基板を50〜250℃で加熱しつつ、放射線を照射してもよい。前記放射線の照射量は、1〜10,000mJ/cm2の範囲にあることが好ましく、100〜5,000mJ/cm2の範囲にあることが特に好ましい。
以上の様にして作製した液晶配向膜は、液晶分子を一定の方向に安定して配向させることができる。
本実施の形態の液晶表示素子は、上記した手法により本実施の形態の液晶配向剤から液晶配向膜付き基板を得た後、公知の方法で液晶セルを作製し、液晶表示素子としたものである。
本実施例及び比較例で使用した化合物の略号、及び各特性の測定方法は、以下のとおりである。
NMP:N−メチル−2−ピロリドン
GBL:γ−ブチロラクトン
BCS:ブチルセロソルブ
IPA:2−プロパノール
DE−1:下記式(DE−1)参照;
DA−1:下記式(DA−1)参照;
DA−2:下記式(DA−2)参照;
DA−3:下記式(DA−3)参照;
DA−4:下記式(DA−4)参照;
添加剤A:N−α−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−N−τ−t−ブトキシカルボニル−L−ヒスチジン(上記式I−16参照);
添加剤B:トリス(カルボベンゾキシ)−L−アルギニン(上記式I−17参照)。
[粘度]
合成例において、ポリアミック酸エステル及びポリアミック酸溶液の粘度は、E型粘度計TVE−22H(東機産業社製)を用い、サンプル量1.1mL、コーンロータTE−1(1°34’、R24)、温度25℃で測定した。
また、ポリアミック酸エステル及びポリアミック酸の分子量はGPC(常温ゲル浸透クロマトグラフィー)装置によって測定し、ポリエチレングリコール(ポリエチレンオキシド)換算値として数平均分子量(以下、Mnとも言う)と重量平均分子量(以下、Mwとも言う)を算出した。
GPC装置:Shodex社製(GPC−101)
カラム:Shodex社製(KD803、KD805の直列)
カラム温度:50℃
溶離液:N,N−ジメチルホルムアミド(添加剤として、臭化リチウム−水和物(LiBr・H2O)が30mmol/L、リン酸・無水結晶(o−リン酸)が30mmol/L、テトラヒドロフラン(THF)が10ml/L)
流速:1.0ml/分
検量線作成用標準サンプル:東ソー社製 TSK 標準ポリエチレンオキサイド(重量平均分子量(Mw) 約900,000、150,000、100,000、30,000)及びポリマーラボラトリー社製 ポリエチレングリコール(ピークトップ分子量(Mp)約12,000、4,000、1,000)を用いた。測定は、ピークが重なるのを避けるため、900,000、100,000、12,000、1,000の4種類を混合したサンプル、及び150,000、30,000、4,000の3種類を混合したサンプルの2サンプルを別々に実施した。
石英基板にスピンコート塗布にて液晶配向剤を塗布し、80℃のホットプレート上で2分間乾燥させた後、230℃の熱風循環式オーブンで10分間焼成を行い、膜厚100nmの塗膜を形成させた。得られた塗膜の透過率を島津製作所製の紫外可視分光光度計(UV−3100PC)を用いて測定し、360nm〜800nmの透過率の平均値を算出した。平均値が99.5%以上のものを良好とした。
ガラス基板上に、第1層目に電極として膜厚50nmのITO電極を、第2層目に絶縁膜として膜厚500nmの窒化珪素を、第3層目に電極として櫛歯形状のITO電極(電極幅:3μm、電極間隔:6μm、電極高さ:50nm)を有するフリンジフィールドスィッチング(Fringe Field Switching:以下、FFSという)駆動用電極が形成されているガラス基板に、スピンコート塗布にて液晶配向剤を塗布した。80℃のホットプレート上で2分間乾燥させた後、230℃の熱風循環式オーブンで14分間焼成を行い、膜厚100nmの塗膜を形成させた。この塗膜面に偏光板を介して254nmの紫外線を500mJ/cm2照射し、液晶配向膜付き基板を得た。また、対向基板として電極が形成されていない高さ4μmの柱状スペーサーを有するガラス基板にも、同様に塗膜を形成させ、配向処理を施した。
上記、2枚の基板を一組とし、基板上にシール剤を印刷し、もう1枚の基板を、液晶配向膜面が向き合い配向方向が0°になるようにして張り合わせた後、シール剤を硬化させて空セルを作製した。この空セルに減圧注入法によって、液晶MLC−2041(メルク株式会社製)を注入し、注入口を封止して、FFS駆動液晶セルを得た。
上記で作製した液晶セルを用い、60℃の恒温環境下、周波数30Hzで±10Vの交流電圧を144時間印加した。その後、液晶セルの画素電極と対向電極との間をショートさせた状態にし、そのまま室温に一日放置した。
放置の後、液晶セルを偏光軸が直交するように配置された2枚の偏光板の間に設置し、電圧無印加の状態でバックライトを点灯させておき、透過光の輝度が最も小さくなるように液晶セルの配置角度を調整した。そして、第1画素の第2領域が最も暗くなる角度から第1領域が最も暗くなる角度まで液晶セルを回転させたときの回転角度を角度Δとして算出した。第2画素でも同様に、第2領域と第1領域とを比較し、同様の角度Δを算出した。そして、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した。交流駆動焼きつきΔが0.1未満を良好とした。
上記液晶セルを光源上に置き、25℃の温度下でのV−T特性(電圧−透過率特性)を測定した後、±3V/120Hzの矩形波を印加した状態での液晶セルの透過率(Ta)を測定した。その後、25℃の温度下で±3V/120Hzの矩形波10分間印加した後、直流2Vを重畳し120分間駆動させた。直流電圧を切り、交流駆動60分駆動させた時の液晶セルの透過率(Tb)を測定し、初期の透過率(Ta)の差(ΔT)から液晶表示素子内に残留した電圧により生じた透過率の差を算出した。透過率差ΔTが2.0%以下を良好とした。
撹拌装置付きの500mLの四つ口フラスコを窒素雰囲気とし、p−フェニレンジアミンを4.58g(42.4mmol)、DA−1を1.79g(4.71mmol)、NMPを84.7g、GBLを254g、及び塩基としてピリジン8.40g(106mmol)を加え、撹拌して溶解させた。次にこのジアミン溶液を撹拌しながらDE−1を14.4g(44.2mmol)添加し、15℃で一晩反応させた。一晩攪拌後、アクリロイルクロリドを1.23g(13.6mmol)加えて、15℃で4時間反応させた。得られたポリアミック酸エステルの溶液を、1477gのIPAに撹拌しながら投入し、析出した白色沈殿をろ取し、続いて、738gのIPAで5回洗浄し、乾燥することで白色のポリアミック酸エステル樹脂粉末17.3gを得た。収率は、96.9%であった。また、このポリアミック酸エステルの分子量はMn=14,288、Mw=29,956であった。
得られたポリアミック酸エステル樹脂粉末3.69gを100mL三角フラスコにとりGBLを33.2g加え、室温で24時間攪拌し溶解させて、ポリアミック酸エステル溶液PAE−1を得た。
撹拌装置付きの500mLの四つ口フラスコを窒素雰囲気とし、p−フェニレンジアミンを2.50g(23.1mmol)、DA−2を0.59g(1.22mmol)、NMPを42.8g、GBLを129g、及び塩基としてピリジン4.34g(54.9mmol)を加え、撹拌して溶解させた。次にこのジアミン溶液を撹拌しながらDE−1を7.44g(22.9mmol)添加し、15℃で一晩反応させた。一晩攪拌後、アクリロイルクロリドを0.63g(7.01mmol)加えて、15℃で4時間反応させた。得られたポリアミック酸エステルの溶液を、574gのIPAに撹拌しながら投入し、析出した白色沈殿をろ取し、続いて、382gのIPAで5回洗浄し、乾燥することで白色のポリアミック酸エステル樹脂粉末8.82gを得た。収率は、97.8%であった。また、このポリアミック酸エステルの分子量はMn=16,617、Mw=37,387であった。
得られたポリアミック酸エステル樹脂粉末0.80gを100mL三角フラスコにとりGBLを7.20g加え、室温で24時間攪拌し溶解させて、ポリアミック酸エステル溶液PAE−2を得た。
撹拌装置付きの500mLの四つ口フラスコを窒素雰囲気とし、p−フェニレンジアミンを1.23g(11.3mmol)、4,4’−エチレンジアニリンを0.80g(3.77mmol)、NMPを27.0g、GBLを91.2g、及び塩基としてピリジン2.69g(34.0mmol)を加え、撹拌して溶解させた。次にこのジアミン溶液を撹拌しながらDE−1を4.61g(14.2mmol)添加し、15℃で一晩反応させた。一晩攪拌後、アクリロイルクロリドを0.39g(4.34mmol)加えて、15℃で4時間反応させた。得られたポリアミック酸エステルの溶液を、384gのIPAに撹拌しながら投入し、析出した白色沈殿をろ取し、続いて、256gのIPAで5回洗浄し、乾燥することで白色のポリアミック酸エステル樹脂粉末5.11gを得た。収率は、89.6%であった。また、このポリアミック酸エステルの分子量はMn=14,806、Mw=32,719であった。
得られたポリアミック酸エステル樹脂粉末0.80gを100mL三角フラスコにとりGBLを7.20g加え、室温で24時間攪拌し溶解させて、ポリアミック酸エステル溶液PAE−3を得た。
撹拌装置付きの500mLの四つ口フラスコを窒素雰囲気とし、p−フェニレンジアミンを2.80g(25.9mmol)、DA−3を1.45g(6.47mmol)、NMPを111g、及び塩基としてピリジン6.18g(78.1mmol)を加え、撹拌して溶解させた。次にこのジアミン溶液を撹拌しながらDE−1を9.89g(30.4mmol)添加し、15℃で一晩反応させた。一晩攪拌後、アクリロイルクロリドを0.38g(4.21mmol)加えて、15℃で4時間反応させた。得られたポリアミック酸エステルの溶液を、1230gの水に撹拌しながら投入し、析出した白色沈殿をろ取し、続いて、1230gのIPAで5回洗浄し、乾燥することで白色のポリアミック酸エステル樹脂粉末10.2gを得た。収率は、83.0%であった。また、このポリアミック酸エステルの分子量はMn=20,786、Mw=40,973であった。
得られたポリアミック酸エステル樹脂粉末0.798gを100mL三角フラスコにとりGBLを7.18g加え、室温で24時間攪拌し溶解させて、ポリアミック酸エステル溶液PAE−4を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.24g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、及びNMPを12.1g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.48g(12.5mmol)添加し、GBLを9.07g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを33.0g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.72g(12.5mmol)添加し、GBLを6.09g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,216mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=18,890、Mw=44,017であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0321g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−1)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.24g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.51g(12.5mmol)、NMPを9.62g、及びGBLを9.68g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を3.97g(20.0mmol)添加し、GBLを7.24g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを16.9g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.09g(5.00mmol)添加し、GBLを4.83g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は2,236mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=11,687、Mw=27,080であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0316g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−2)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.24g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.51g(12.5mmol)、NMPを9.67g、及びGBLを9.64g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を3.48g(17.6mmol)添加し、GBLを7.23g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを16.9g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.64g(7.52mmol)添加し、GBLを4.81g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は4,531mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,616、Mw=33,687であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0318g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−3)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを9.70g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.98g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを4.80g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は4,804mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,004、Mw=32,102であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0319g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−4)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.91g(5.98mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルアミンを4.78g(23.9mmol)、NMPを13.3g、及びGBLを6.66g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を4.76g(24.0mmol)添加し、GBLを9.99g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを20.0g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.31g(6.00mmol)添加し、GBLを4.80g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は4,147mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=24,333、Mw=60,010であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0353g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−5)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を1.22g(8.02mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを3.21g(16.0mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルメチルアミンを3.41g(16.0mmol)、NMPを13.6g、及びGBLを10.1g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を4.76g(24.0mmol)添加し、GBLを13.6g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを13.6g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を3.39g(15.5mmol)添加し、GBLを17.0g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は2,036mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,234、Mw=29,677であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0479g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−6)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を1.22g(8.02mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを4.81g(24.0mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルメチルアミンを1.71g(8.02mmol)、NMPを13.5g、及びGBLを10.1g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を4.76g(24.0mmol)添加し、GBLを13.6g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを13.5g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を3.40g(15.5mmol)添加し、GBLを16.9g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,678mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,586、Mw=30,870であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0476g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−7)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.91g(5.98mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.40g(11.9mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルメチルアミンを2.56g(12.0mmol)、NMPを10.9g、及びGBLを8.10g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を4.76g(24.0mmol)添加し、GBLを10.9g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを10.8g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.31g(6.01mmol)添加し、GBLを13.6g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は1,441mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,165、Mw=29,510であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0358g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−8)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの300mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを11.94g(40.01mmol)取り、NMPを76.34g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物を11.33g(38.51mmol)添加し、更に固形分濃度が12質量%になるようにNMPを加え、室温で24時間撹拌してポリアミック酸(PAA−9)の溶液を得た。このポリアミック酸溶液の温度25℃における粘度は372mPa・sであった。また、このポリアミック酸の分子量はMn=17,076、Mw=32,617であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0186g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−9)を得た。
撹拌装置付きの500mLの四つ口フラスコを窒素雰囲気とし、DA−4を14.4g(58.8mmol)、DA−1を2.48g(6.53mmol)、NMPを622g、及び塩基としてピリジン11.6g(147mmol)を加え、撹拌して溶解させた。次にこのジアミン溶液を撹拌しながらDE−1を20.0g(61.4mmol)添加し、15℃で一晩反応させた。一晩攪拌後、アクリロイルクロリドを1.70g(18.8mmol)加えて、15℃で4時間反応させた。得られたポリアミック酸エステルの溶液を、2691gのIPAに撹拌しながら投入し、析出した白色沈殿をろ取し、続いて、1345gのIPAで5回洗浄し、乾燥することで白色のポリアミック酸エステル樹脂粉末31.4gを得た。収率は、95.9%であった。また、このポリアミック酸エステルの分子量はMn=13,012、Mw=25,594であった。
得られたポリアミック酸エステル樹脂粉末3.70gを100mL三角フラスコにとりNMPを33.3g加え、室温で24時間攪拌し溶解させて、ポリアミック酸エステル溶液PAE−5を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを1.43g(4.79mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.24g(11.2mmol)、NMPを8.00g、及びGBLを16.0g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を1.59g(8.02mmol)添加し、GBLを6.00g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、3,3’,4,4’−ジシクロヘキシルテトラカルボン酸二無水物を0.49g(1.60mmol)添加し、GBLを6.00g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、ピロメリット酸二無水物を1.31g(6.01mmol)添加し、GBLを4.00g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は920mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=13,012、Mw=25,594であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0218g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−10)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを1.48g(4.96mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.31g(11.5mmol)、NMPを9.20g、及びGBLを4.06g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら、3,3’,4,4’−ジシクロヘキシルテトラカルボン酸二無水物を3.03g(9.89mmol)添加し、GBLを7.57g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを16.3g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.43g(6.53mmol)添加し、GBLを9.32g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は16,540mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=18,357、Mw=42,800であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0246g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−11)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.70g(4.60mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.06g(6.90mmol)、m−フェニレンジアミンを1.24g(11.5mmol)、NMPを7.92g、及びGBLを5.94g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.73g(13.8mmol)添加し、GBLを5.94g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを15.8g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.96g(8.99mmol)添加し、GBLを3.96g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は2,700mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=14,012、Mw=26,594であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0258g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−12)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを1.34g(4.49mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルメタンを2.08g(10.5mmol)、NMPを7.42g、及びGBLを3.71g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を1.49g(7.52mmol)添加し、GBLを5.60g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを16.7g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.64g(7.52mmol)添加し、GBLを3.71g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は7,230mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=15,838、Mw=42,677であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0479g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−13)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.68g(8.98mmol)、3,5−ジアミノ安息香酸を3.19g(21.9mmol)、NMPを13.7g、及びGBLを13.7g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物を2.95g(15.0mmol)添加し、GBLを20.6g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを13.8g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を3.27g(15.0mmol)添加し、GBLを6.82g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は12,290mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=21,677、Mw=76,020であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0362g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−14)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの300mL四つ口フラスコに、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを9.02g(30.23mmol)取り、NMPを31.38g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を5.93g(29.93mmol)添加し、更にNMPを8.97g加え、室温で24時間撹拌した。このポリアミック酸溶液の温度25℃における粘度は7,600mPa・sであった。また、このポリアミック酸の分子量はMn=12,084、Mw=28,577であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0483g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−15)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.48g(3.15mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.56g(12.8mmol)、NMPを7.17g、及びGBLを3.60g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を1.90g(9.59mmol)添加し、GBLを3.60g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを14.3g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.36g(6.24mmol)添加し、GBLを7.13g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は418mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=10,441、Mw=22,031であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0189g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−16)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.61g(4.01mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.00g(9.99mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルアミンを1.20g(6.02mmol)、NMPを7.24g、及びGBLを5.40g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.38g(12.0mmol)添加し、GBLを5.30g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを14.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.70g(7.75mmol)添加し、GBLを3.59g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は1,773mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=12,285、Mw=26,366であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0237g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−17)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3−((メチルアミノ)メチル)アニリンを1.72g(12.6mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを1.61g(5.40mmol)、NMPを7.91g、及びGBLを11.90g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.14g(10.8mmol)添加し、GBLを11.9g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを3.97g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.53g(7.01mmol)添加し、GBLを3.97g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は118mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=8,646、Mw=15,794であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0210g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−18)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、4−(2−(メチルアミノ)エチル)アニリンを1.89g(12.6mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを1.61g(5.40mmol)、NMPを8.13g、及びGBLを12.09g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を2.14g(10.8mmol)添加し、GBLを12.2g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを4.07g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.53g(7.01mmol)添加し、GBLを4.07g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は674mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=12,584、Mw=39,895であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0215g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−19)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを9.85g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物を3.15g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを5.50g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,004mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=12,004、Mw=30,102であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0319g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−20)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを11.1g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら3,4−ジカルボキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタレンコハク酸二無水物を4.50g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを10.5g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,500mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=11,000、Mw=28,100であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0320g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−21)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを10.1g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら2,3,5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸−1,4:2,3−二無水物を3.36g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを6.30g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,200mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=10,100、Mw=24,100であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0320g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−22)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを10.4g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながらビシクロ[3.3.0]オクタン−2,4,6,8−テトラカルボン酸二無水物を3.75g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを7.72g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,300mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=11,100、Mw=25,100であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0320g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−23)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.76g(5.00mmol)、1,3−ビス(4−アミノフェネチル)ウレアを2.23g(7.51mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを2.50g(12.5mmol)、NMPを10.1g、及びGBLを7.23g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物を3.36g(15.0mmol)添加し、GBLを7.28g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを19.4g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を2.18g(9.99mmol)添加し、GBLを6.29g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は3,300mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=9,100、Mw=20,100であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0320g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−24)を得た。
撹拌装置付き及び窒素導入管付きの100mL四つ口フラスコに、3,5−ジアミノ安息香酸を0.46g(3.00mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルを3.00g(15.0mmol)、4,4’−ジアミノジフェニルメチルアミンを2.56g(12.0mmol)、NMPを11.0g、及びGBLを8.10g加えて、窒素を送りながら撹拌し溶解させた。このジアミン溶液を撹拌しながら1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸二無水物を4.76g(24.0mmol)添加し、GBLを10.9g加えて、室温で2時間攪拌した。次に、GBLを10.8g加えて攪拌した後、ピロメリット酸二無水物を1.31g(6.01mmol)添加し、GBLを14.3g加えて、室温で24時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の25℃における粘度は2,041mPa・sであった。また、ポリアミック酸の分子量はMn=14,200、Mw=30,110であった。
更にこの溶液に3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランを0.0358g加え、室温で24時間攪拌し、ポリアミック酸溶液(PAA−25)を得た。
(実施例1)
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.30g、合成例5で得られたポリアミック酸溶液(PAA−1)を3.81g取り、NMPを0.45g、GBLを4.43g、BCSを3.01g、及び添加剤Aを0.117g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−1)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例6で得られたポリアミック酸溶液(PAA−2)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−2)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.65g、合成例7で得られたポリアミック酸溶液(PAA−3)を2.51g取り、NMPを0.47g、GBLを3.99g、BCSを2.41g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−3)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.66g、合成例8で得られたポリアミック酸溶液(PAA−4)を2.63g取り、NMPを0.44g、GBLを3.90g、BCSを2.45g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−4)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.29g、合成例22で得られたポリアミック酸溶液(PAA−17)を2.86g取り、NMPを0.68g、GBLを5.22g、BCSを3.14g、及び添加剤Aを0.1190g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−5)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.96g、合成例10で得られたポリアミック酸溶液(PAA−6)を3.73g取り、NMPを0.04g、GBLを6.66g、BCSを3.61g、及び添加剤Aを0.139g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−6)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.97g、合成例11で得られたポリアミック酸溶液(PAA−7)を3.73g取り、NMPを0.04g、GBLを6.67g、BCSを3.62g、及び添加剤Aを0.138g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−7)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例12で得られたポリアミック酸溶液(PAA−8)を2.40g取り、NMPを0.05g、GBLを4.52g、BCSを2.41g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−8)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.30g、合成例12で得られたポリアミック酸溶液(PAA−8)を2.00g取り、NMPを0.11g、GBLを4.19g、BCSを2.41g、及び添加剤Aを0.090g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−9)を得た。
(実施例5)
実施例1で得られた液晶配向剤(VIII−1)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例2で得られた液晶配向剤(VIII−2)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.8%であった。
実施例3で得られた液晶配向剤(VIII−3)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例4で得られた液晶配向剤(VIII−4)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
比較例1で得られた液晶配向剤(VIII−5)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、95.3%であった。
比較例2で得られた液晶配向剤(VIII−6)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、96.3%であった。
比較例3で得られた液晶配向剤(VIII−7)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、96.2%であった。
比較例4で得られた液晶配向剤(VIII−8)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、94.4%であった。
比較例5で得られた液晶配向剤(VIII−9)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、96.5%であった。
(実施例9)
実施例1で得られた液晶配向剤(VIII−1)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[FFS駆動液晶セルの作製]に従い、FFS駆動液晶セルを得た。このFFS駆動液晶セルについて、上記[電荷蓄積特性]の記載に従い評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例2で得られた液晶配向剤(VIII−2)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.5%であった。
実施例3で得られた液晶配向剤(VIII−3)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.8%であった。
実施例4で得られた液晶配向剤(VIII−4)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
比較例1で得られた液晶配向剤(VIII−5)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、2.4%であった。
比較例2で得られた液晶配向剤(VIII−6)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、3.0%であった。
比較例3で得られた液晶配向剤(VIII−7)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、2.8%であった。
比較例4で得られた液晶配向剤(VIII−8)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、2.0%であった。
比較例5で得られた液晶配向剤(VIII−9)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.5%であった。
(実施例13)
実施例1で得られた液晶配向剤(VIII−1)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[FFS駆動液晶セルの作製]に従い、FFS駆動液晶セルを得た。
上記で作製した液晶セルを用い、上記[交流駆動焼きつき]の記載に従い、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.081となった。
実施例2で得られた液晶配向剤(VIII−2)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.072となった。
実施例3で得られた液晶配向剤(VIII−3)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.052となった。
実施例4で得られた液晶配向剤(VIII−4)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.001未満となった。
比較例1で得られた液晶配向剤(VIII−5)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.125となった。
比較例2で得られた液晶配向剤(VIII−6)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.109となった。
比較例3で得られた液晶配向剤(VIII−7)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.140となった。
比較例4で得られた液晶配向剤(VIII−8)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.005となった。
比較例5で得られた液晶配向剤(VIII−9)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.046となった。
(実施例17)
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例14で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−5)を8.40g、合成例13で得られたポリアミック酸溶液(PAA−9)を7.27g取り、NMPを32.3g、BCSを12.0g、及び添加剤Aを0.235g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−10)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.35g、合成例15で得られたポリアミック酸溶液(PAA−10)を2.62g取り、NMPを0.43g、GBLを3.26g、BCSを2.40g、及び添加剤Aを0.0914g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−11)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.74g、合成例17で得られたポリアミック酸溶液(PAA−12)を1.75g取り、NMPを0.46g、GBLを3.06g、BCSを2.00g、及び添加剤Aを0.0806g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−12)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.96g、合成例9で得られたポリアミック酸溶液(PAA−5)を5.27g取り、NMPを0.40g、GBLを4.76g、BCSを3.60g、及び添加剤Bを0.1386g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−13)を得た。
(実施例20)
実施例17で得られた液晶配向剤(VIII−10)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例18で得られた液晶配向剤(VIII−11)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例19で得られた液晶配向剤(VIII−12)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった
比較例21で得られた液晶配向剤(VIII−13)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、96.4%であった。
(実施例23)
実施例17で得られた液晶配向剤(VIII−10)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、0%であった。
実施例18で得られた液晶配向剤(VIII−11)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.4%であった。
実施例19で得られた液晶配向剤(VIII−12)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、0%であった。
比較例21で得られた液晶配向剤(VIII−13)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、3.1%であった。
(実施例26)
実施例17で得られた液晶配向剤(VIII−10)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.015となった。
実施例18で得られた液晶配向剤(VIII−11)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.056となった。
実施例19で得られた液晶配向剤(VIII−12)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.092となった。
比較例21で得られた液晶配向剤(VIII−13)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.062となった。
(比較例25)
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.30g、合成例20で得られたポリアミック酸溶液(PAA−15)を1.98g取り、NMPを6.74g、BCSを3.00g、及び添加剤Aを0.1269g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−14)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.30g、合成例21で得られたポリアミック酸溶液(PAA−16)を3.31g取り、NMPを0.58g、GBLを4.83g、BCSを3.01g、及び添加剤Aを0.1092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−15)を得た。
(比較例27)
比較例25で得られた液晶配向剤(VIII−14)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
比較例26で得られた液晶配向剤(VIII−15)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
(比較例29)
比較例25で得られた液晶配向剤(VIII−14)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、0%であった。
比較例26で得られた液晶配向剤(VIII−15)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、8.0%であった。
(比較例31)
比較例25で得られた液晶配向剤(VIII−14)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.358となった。
比較例26で得られた液晶配向剤(VIII−15)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.138となった。
(実施例29)
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.32g、合成例23で得られたポリアミック酸溶液(PAA−18)を3.36g取り、NMPを0.55g、GBLを4.81g、BCSを3.02g、及び添加剤Aを0.1173g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−16)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.30g、合成例24で得られたポリアミック酸溶液(PAA−19)を3.32g取り、NMPを0.39g、GBLを4.81g、BCSを3.02g、及び添加剤Aを0.1147g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−17)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を3.32g、合成例19で得られたポリアミック酸溶液(PAA−14)を1.75g取り、NMPを0.51g、GBLを4.63g、BCSを2.99g、及び添加剤Aを0.1180g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−18)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例2で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−2)を2.64g、合成例6で得られたポリアミック酸溶液(PAA−2)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−19)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例25で得られたポリアミック酸溶液(PAA−20)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−20)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例26で得られたポリアミック酸溶液(PAA−21)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.083g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−21)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例27で得られたポリアミック酸溶液(PAA−22)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−22)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例28で得られたポリアミック酸溶液(PAA−23)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−23)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例29で得られたポリアミック酸溶液(PAA−24)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−24)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例3で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−3)を2.64g、合成例6で得られたポリアミック酸溶液(PAA−2)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−25)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例4で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−4)を2.64g、合成例6で得られたポリアミック酸溶液(PAA−2)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−26)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例6で得られたポリアミック酸溶液(PAA−2)を2.46g取り、NMPを0.48g、GBLを4.02g、BCSを2.42g、及び添加剤Bを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−27)を得た。
50ml三角フラスコに撹拌子を入れ、合成例1で得られたポリアミック酸エステル溶液(PAE−1)を2.64g、合成例30で得られたポリアミック酸溶液(PAA−25)を2.40g取り、NMPを0.05g、GBLを4.52g、BCSを2.41g、及び添加剤Aを0.092g加えて、マグネチックスターラーで30分攪拌し、液晶配向剤(VIII−28)を得た。
(実施例41)
実施例29で得られた液晶配向剤(VIII−16)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例30で得られた液晶配向剤(VIII−17)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例31で得られた液晶配向剤(VIII−18)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例32で得られた液晶配向剤(VIII−19)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例33で得られた液晶配向剤(VIII−20)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例34で得られた液晶配向剤(VIII−21)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例35で得られた液晶配向剤(VIII−22)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例36で得られた液晶配向剤(VIII−23)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例37で得られた液晶配向剤(VIII−24)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例38で得られた液晶配向剤(VIII−25)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例39で得られた液晶配向剤(VIII−26)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
実施例40で得られた液晶配向剤(VIII−27)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、99.9%であった。
比較例33で得られた液晶配向剤(VIII−28)を1.0μmのフィルターで濾過した後、上記[透過率測定]の項の記載に従い、膜厚100nmの塗膜を形成させ、透過率を測定した。得られた膜の透過率は、95.0%であった。
(実施例53)
実施例29で得られた液晶配向剤(VIII−16)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例30で得られた液晶配向剤(VIII−17)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例31で得られた液晶配向剤(VIII−18)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例32で得られた液晶配向剤(VIII−19)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例33で得られた液晶配向剤(VIII−20)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.5%であった。
実施例34で得られた液晶配向剤(VIII−21)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.5%であった。
実施例35で得られた液晶配向剤(VIII−22)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.6%であった。
実施例36で得られた液晶配向剤(VIII−23)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.4%であった。
実施例37で得られた液晶配向剤(VIII−24)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.7%であった。
実施例38で得られた液晶配向剤(VIII−25)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例39で得られた液晶配向剤(VIII−26)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.9%であった。
実施例40で得られた液晶配向剤(VIII−27)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、1.5%であった。
比較例33で得られた液晶配向剤(VIII−28)を用いた以外は、実施例9と同様の方法で電荷蓄積特性の評価を行った結果、交流駆動60分後のΔTは、2.0%であった。
(実施例65)
実施例29で得られた液晶配向剤(VIII−16)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.092となった。
実施例30で得られた液晶配向剤(VIII−17)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.091となった。
実施例31で得られた液晶配向剤(VIII−18)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.090となった。
実施例32で得られた液晶配向剤(VIII−19)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.092となった。
実施例33で得られた液晶配向剤(VIII−20)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.047となった。
実施例34で得られた液晶配向剤(VIII−21)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.064となった。
実施例35で得られた液晶配向剤(VIII−22)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.048となった。
実施例36で得られた液晶配向剤(VIII−23)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.055となった。
実施例37で得られた液晶配向剤(VIII−24)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.043となった。
実施例38で得られた液晶配向剤(VIII−25)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.092となった。
実施例39で得られた液晶配向剤(VIII−26)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.085となった。
実施例40で得られた液晶配向剤(VIII−27)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.053となった。
比較例33で得られた液晶配向剤(VIII−28)を用いた以外は、実施例13と同様の方法で、第1画素と第2画素の角度Δ値の平均値を液晶セルの角度Δとして算出した結果、交流駆動焼きつきΔは0.001となった。
Claims (14)
- ポリアミック酸エステル(A)とポリアミック酸(B)を含有することを特徴とする液晶配向剤であって、
ポリアミック酸エステル(A)が、下記式(1):
[式中、R1は、炭素数1〜6のアルキル基であり、R2〜R5は、互いに独立して、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基であり、Y1は、ジアミン化合物から誘導される2価の有機基であって、前記ジアミン化合物は、下記式(1b):
(式中、A1は、単結合、エステル結合、アミド結合、チオエステル結合又は炭素数2〜10の2価の有機基であり、mは、0又は1である)で表されるジアミン化合物を含有する]
で表される繰り返し単位を有し;そして
ポリアミック酸(B)が、テトラカルボン酸成分とジアミン成分とを反応させて得られるものであって、前記テトラカルボン酸成分が、芳香族酸二無水物を20mol%以上含有し、かつ前記ジアミン成分が、下記式(2b−1):
(式中、R10及びR11は、互いに独立して、炭素数1〜3のアルキレン基であり、Y2及びY3は、互いに独立して、単結合、−O−、−S−又はエステル結合であり、Zは、酸素原子又は硫黄原子である)
で表されるジアミン化合物を30mol%以上含有し、さらに下記(2b−2):
のジアミンを20mol%以下で含有することを特徴とする、液晶配向剤。 - ポリアミック酸エステル(A)成分とポリアミック酸(B)成分との含有比率が、質量比(A/B)にて1/9〜9/1であり、前記(A)成分と(B)成分の固形分濃度の合計が、0.5〜10質量%である、請求項1に記載の液晶配向剤。
- ポリアミック酸(B)のジアミン成分が、さらに第三のジアミン成分を70mol%以下で含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の液晶配向剤。
- ポリアミック酸エステル(A)において、Y 1 を誘導するジアミン化合物が、式(1b−1)又は(1b−2)のジアミンを50mol%以上で含有することを特徴とする、請求項7に記載の液晶配向剤。
- さらに、有機溶媒成分を含有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の液晶配向剤。
- 液晶配向剤が、光配向処理される液晶配向膜用である、請求項1〜10のいずれかに記載の液晶配向剤。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の液晶配向剤を用いて得られる液晶配向膜。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の液晶配向剤を電極付き基板上に塗布し、光配向処理して得られる液晶配向膜。
- 請求項12又は13に記載の液晶配向膜を有する液晶表示素子。
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