JP6371833B2 - オートバイ・サスペンション - Google Patents

オートバイ・サスペンション Download PDF

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Description

本発明はオートバイ・サスペンションに関し、詳細にはオートバイのフロント・サスペンションに関する。
オートバイ、具体的にはモペッドの分野では、前部にオシレーティング・バー・サスペンション(oscillating bar suspension)を使用することが知られている。
具体的には、それは単一のバーの、したがって非対称なシステムであり、ステアリング・バーとも呼ばれる単一の剛性のバーを備えるフォークで構成され、オシレーティング・バーが、ステアリング・バー上でパックと呼ばれる結合部を形成し、車輪ピンで終わる後部に向かっている。
ステアリング・バーは、オートバイの操舵輪に機械的に連接する。
さらに、典型的にはスプリングとショック・アブソーバで構成されるショック・アブソーバ・ユニットが、オシレーティング・バーに取り付けられる。
ショック・アブソーバ・ユニットは剛性のフォークと車輪ピンを互いに機械的に接続し、それにより、サスペンション全体で平行四辺形の形状をなす。
通常、ショック・アブソーバ・ユニットは、車輪ピン及びフォークと緊密に接続し、典型的には、足部、即ちショック・アブソーバ・ユニットの下方端部が、剛性のブラケットにより車輪ピンに接続する。理論的な見地からは、車輪と車体との間で交換される力はオシレーティング・バー及び単一のバーのフォークにより吸収されるので、ショック・アブソーバ・ユニットは常に純粋な軸圧縮条件下で作動する。
しかし、実際には、機械構成部品の隙間及び変形により、ショック・アブソーバ・ユニットは、理論的に純粋な軸圧縮条件下で常に作動するとは限らず、曲げモーメントを受けやすく、これはショック・アブソーバ・ユニット自体のライニングとステムとの間の摺動に対抗する傾向がある。
ショック・アブソーバ・ユニットの変形、したがってショック・アブソーバ・ユニットの故障は、車輪ピンに対するショック・アブソーバ・ユニットの接続ブラケットが、典型的にはディスク・タイプのフロント・ブレーキの、支持及び固定の要素として使用されている時に増加する。実際、この場合には、ブレーキが、かなりの力及びトルクを足部に伝達し、これがショック・アブソーバ・ユニットの足部を接続するブラケットをさらに変形させるようになり、このようにして、ライニングとステムとの間の真直度及び相対的な同軸度を失わせるようになる。その結果、ショック・アブソーバ・ユニットの摺動が困難になり、前端部の挙動が最適でなくなり、ブレーキ作動中にはさらに悪化する。
前記の問題を解決するための何等の改善策も、当技術分野では知られていない。このため、オシレーティング・バーを備えたそのようなサスペンションの使用は、低性能及び限られた質量のオートバイに限定される。
別法として、前端部の構成部品自体を大型化することにより、構成部品の変形を減少させるという解決策も存在する。しかし、そのような解決策は、高価で美的でないことに加えて、ばね下質量、即ち地面側質量を増加させ、サスペンションの動的挙動を悪化させ、それによってオートバイの動的挙動を悪化させる。
したがって、従来技術に関して述べた欠点及び限界を解決することが必要と思われる。
このような目的は、請求項1に記載のサスペンションにより成し遂げることができる。
本発明の更なる特徴及び利点は、本発明の好ましい、非限定的な実施例に関する以下の説明から、より明瞭になるであろう。
本発明によるオートバイ・サスペンションの斜視図を示す。 本発明の別の実施例によるオートバイ・サスペンションの側面図を示す。 図1の切断面III−IIIに沿った、本発明によるサスペンションの断面図を示す。 図3の切断面A−Aに沿った、本発明の別の実施例によるオートバイ・サスペンションの細部の断面図を示す。 図3の切断面A−Aに沿った、本発明の別の実施例によるオートバイ・サスペンションの細部の断面図を示す。 図3の切断面A−Aに沿った、本発明の別の実施例によるオートバイ・サスペンションの細部の断面図を示す。 図3の切断面A−Aに沿った、本発明の別の実施例によるオートバイ・サスペンションの細部の断面図を示す。
以下に記述する実施例で、共通の要素又は要素の部品は、同じ参照番号により参照される。
上記の図に関して、参照番号4は、本発明によるオートバイ・サスペンションを全体的に示している。
本発明の目的のために、オートバイという用語は、少なくとも2つの車輪、即ち1つの前輪及び1つの後輪を有するいかなるオートバイをも包含する広い意味で考えなければならないことに留意されたい。したがって、この定義は、前端部に2つの対になる操舵輪と後部に1つの駆動輪などの3輪のオートバイをも含むだけでなく、前端部にただ1つの操舵輪と後部に2つの駆動輪を備えるオートバイをも含んでいる。最終的には、オートバイの定義は、前端部に2つの車輪と後端部に2つの車輪を備える、いわゆるクワッドをも含む。
オートバイ・サスペンション4は、オートバイのステアリング機構16に機械的に接続するのに適する剛性のバー即ちステアリング・バー12を有するフォーク8を備える。フォークは、単一のバーで、サスペンション自体の中心線の長手方向の平面に対して非対称であり、オートバイの前輪20のそばを通ることが好ましい。
オートバイ・サスペンション4は、前記ステアリング・バー12との結合部を形成する第1の端部26、及び関連付け可能な前輪20の回転ピン36を回転するように収容するサポート32に接続する第2の端部28、を有するオシレーティング・バー24を備える。
前記回転ピン36は、車輪20自体の回転軸X−Xを画定する。車輪の回転軸X−Xは、オートバイのステアリング機構16の回転に従って同様に回転可能である。
オートバイ・サスペンション4は、スプリング44及びショック・アブソーバ48を備えるショック・アブソーバ・ユニット40をさらに含む。好ましくは、スプリング44及びショック・アブソーバ・ユニット48は互いに同軸で、平行に配置される。
ショック・アブソーバ・ユニット40は、ステアリング・バー12に機械的に接続する取付頭部52から前記サポート32に機械的に接続する取付足部56に延在する。
好ましくは、取付頭部52及び取付足部56は、車輪20の回転軸X−Xに直交する垂直方向Y−Yに沿って配置される。
実施例によれば、取付頭部52は、介挿された弾性のブッシュ60により、ステアリング・バー12に取り付けられる。このような弾性のブッシュ60により、取付頭部52とステアリング・バー12との間の小さな芯ずれ及び回転を許容することが可能になる。
実施例によれば、ショック・アブソーバ・ユニット48は、ライニング64及び前記ライニング64内に、少なくとも部分的に、収容され、摺動するステム68を備え、好ましくは、ライニング64は取付足部56を備える。
好都合には、前記取付足部56で、車輪の回転軸X−Xに直交する平面内に含まれるヒンジ軸H−Hを画定する介挿された機械的連結手段70により、ショック・アブソーバ・ユニット40は、サポート32に接続し、それによって、取付足部56をサポート32に固定し、取付足部56がサポート32に関して、前記ヒンジ軸H−H回りに相対的に回転することを可能にする。
このような機械的連結手段70は、垂直方向Y−Yに沿った相互の並進運動を防止するように取付足部56をサポート32に機械的に接続し、
同時に、連結手段70は、前記ヒンジ軸H−H回りの相互の回転、特に取付足部56の回転を許容するように、サポート32と取付足部56との連結及び車輪20と取付足部56との連結を回転可能なように解除している。
したがって、回転するように連結を解除することにより、ホイール20がもたらすいかなる応力も、取付足部56に前記ヒンジ軸H−H回りの回転及び/又は曲げを負荷しないということになる。
さらに、前記機械的連結手段70は、車輪20の回転ピンX−Xに平行な回転軸回りの取付足部56のいかなる回転も防止する。
一実施例によれば、前記機械的連結手段70は、取付足部56のサポート32に対する前記ヒンジ軸H−H回りの相対的な回転を許容するのに適するフレキシブル・ジョイントを備える。好ましくは、前記弾性のジョイントは、前記ヒンジ軸H−H回りにのみ弾性的に変形可能となるように非対称である。前記弾性のジョイントは、例えば、金属、高分子材料、又はこれらの材料の組合せから作ることができる。
一実施例によれば、ショック・アブソーバ・ユニット40は、前記取付足部56で、ヒンジ72の介在でサポート32に接続し、前記ヒンジ72は、車輪20の回転軸X−Xに直交する平面内に含まれるヒンジ軸H−Hを画定する。
好ましくは、ヒンジ軸H−Hは、ショック・アブソーバ・ユニット40によって画定される垂直方向Y−Yに直交する。
一実施例によれば、前記ヒンジ72は、サポート32と取付足部56との間の接続ピン80を少なくとも部分的に取り囲むサイレント・ブロック型のブッシュ76を備え、前記接続ピン80がヒンジ軸H−Hを画定する。
一実施例によれば、ヒンジ72は、サポート32と取付足部56との間の接続ピン80を少なくとも部分的に取り囲む少なくとも1つのサポート・ベアリング又はブッシュ84を備え、前記接続ピン80がヒンジ軸H−Hを画定する。
一実施例によれば、ヒンジ72は、接続ピン80及びヒンジ軸H−Hに沿う前記接続ピン80の中間部分92の両側に配置された一対の突起部88を備える。このようにして、突起部88は接続ピン80の両側の軸端部96を収容する、さらに換言すれば、接続ピン80の中間部分92は、軸端部96を収容し、支持する突起部88の間で片持ち梁である。
実施例によれば、サポート・ベアリング又はブッシュ84は、前記突起部88のそれぞれと接続ピン80の対応するそれぞれの軸端部96との間に配置される。
可能な実施例によれば、前記サポート・ベアリング84は、ころ型のベアリング100である。
実施例によれば、ブラケット104は、サポート32に堅固に取り付けられ、サポート32は、車輪20の回転ピン36の一部を回転するように収容し、ディスク・ブレーキ・キャリパ108は、関連付け可能な車輪20用に前記ブラケット104に接合される。
例えば、ブラケット104は、サポート32と車輪20のハブ112との間に、車輪の回転軸X−Xに平行な軸方向に沿って、備えられる。
好ましくは、前記ハブ112は、ブレーキ・ディスク116と回転中は堅固に固定され、ハブ112は、同様に車輪20と回転中は一体であり、また車輪20の回転ピン36を少なくとも部分的に回転中に支持するベアリングを備えている。
オシレーティング・バー24は、典型的には、第1の端部26と第2の端部28の間で、直線形状を有する。
実施例によれば、オシレーティング・バー24は、ショック・アブソーバ・ユニット40の取付足部56に面する凹所120を有し、前記凹所120が足部自体を部分的に収容する。
別の実施例によれば、オシレーティング・バー24は、全体的に「V」字形を有し、それによってショック・アブソーバ・ユニット40の取付足部56に面する凹所120を提供し、前記凹所120が足部自体を少なくとも部分的に収容する。
可能な実施例によれば、オシレーティング・バー24は、全体的に「V」字形を有し、それによってショック・アブソーバ・ユニット40の取付足部56に面する凹所120を提供し、前記凹所120は、取付足部自体を少なくとも部分的に収容するように形づくられている。
このようにして、それぞれのヒンジ72を備えた取付足部56の全体寸法に干渉することなく、限られた寸法を有するオシレーティング・バー24を使用することができる。
次に、本発明によるオートバイ・サスペンションの作用について説明する。
具体的には、オシレーティング・バーを備えたサスペンションにより、既知の方法で、ステアリング・バー12に接続したステアリング機構16を介して車輪20を操舵すること、及びスプリング44と相互のショック・アブソーバ48とを備えるショック・アブソーバ・ユニット40により車輪20の垂直方向の揺動を誘導することの双方が可能である。
ショック・アブソーバ・ユニット40は、理論的な条件では、取付頭部52と取付足部56を結ぶ前記垂直方向Y−Yに関して、純粋な軸圧縮条件で作動する。サスペンションを構成する様々な器官の連結の間の機械的な応力及び/又は隙間に起因して、取付頭部52と取付足部56との間に芯ずれの傾向がある場合には、機械的連結手段70により、取付足部56を備えるショック・アブソーバ・ユニットの部分が、接続ピン80回りに回転し、それによって、このような変形/芯ずれに適応し、したがってショック・アブソーバ・ユニット40の摺動に対する過剰な摩擦及び抵抗を防止することが可能である。換言すれば、取付足部56を備えたショック・アブソーバ・ユニット48の部分、典型的にはライニング64、が機械的連結手段70回りに回転することにより、応力を減少させ、ショック・アブソーバ・ユニットの摺動を改善する。したがって、ステム68は、ライニング64内をより低い抵抗で摺動することとなる。
同時に、ヒンジ72又は接続ピン80などの機械的連結手段70は、取付足部56の、車輪20の回転ピンに平行な回転軸回りのどのような回転をも防止する。これは、ヒンジ軸H−Hが回転軸X−Xに直交する平面内に含まれているという事実に起因する。このようにして、機械的連結手段70は、一方でショック・アブソーバ・ユニット40の摺動を促進する取付足部56の幾何学的な適応を許容し、他方で足部56自体とサポート32との接続の剛性には何等の影響を与えず、これによって足部が回転軸X−Xに平行に回転することは決してないようにしている。
このようにして、キャリパ自体がサポート32及び取付足部56に伝達する反作用のトルクが、ショック・アブソーバ・ユニットの作動に影響を与えることなく、ディスク・ブレーキ・キャリパ108を支持するブラケット104を使用することもまた可能である。
説明から理解され得るように、本発明によるサスペンションは従来技術の欠点を克服することを可能にしている。
具体的には、本発明により、ショック・アブソーバ・ユニットが容易に摺動することが常に可能である。事実、大きな応力及び/又は隙間及び芯ずれの場合でも、ショック・アブソーバ・ユニットは、ヒンジによって、変形及び/又は芯ずれに適応し、それによって、摩擦及び関連する故障を増加させることなしに、ユニットの構成部品の動きに対応することが常に可能である。
換言すれば、ショック・アブソーバ・ユニットは、変形又は芯ずれに対抗するのではなく、これらに従い促進することによって、ショック・アブソーバ・ユニットのライニングとステムとの間の直線の摺動運動での故障を防止するようにする。
ショック・アブソーバ・ユニットの足部が、オートバイのブレーキをも支持するブラケットに固定されている場合には、前記ブレーキによって伝達されるトルクは、機械的連結手段により、同手段にいかなる回転も負荷することなく、支持される。なぜなら、機械的連結手段のヒンジ軸は、車輪の回転軸に直交する平面内に含まれているからである。
したがって、ショック・アブソーバ・ユニットの足部のピンの存在は、ブレーキの作動に何等の影響を及ぼさず、単にライニングとステムとの間の変形及び芯ずれに対応し、それによって、ショック・アブソーバ・ユニットの最大限に可能な摺動を確実なものとする。
最後に、本発明の解決策により、工場での及びメンテナンス中のサスペンションの取付けを容易にすることが可能である。なぜなら、システムはいかなる芯ずれに対しても自動的に補正し、芯合わせの許容誤差を事実上増加させるからである。
当業者は、特定の及び付帯的なニーズに適合させるために、上記で説明したサスペンションに対して、いくつかの変更及び調整を行うことができ、すべては添付の特許請求の範囲で定められる保護の範囲内に該当する。

Claims (14)

  1. オートバイのステアリング機構(16)に機械的に接続するのに適するステアリング・バー(12)を有するフォーク(8)と、
    オシレーティング・バー(24)であって、前記ステアリング・バー(12)との結合部を形成する第1の端部(26)、及び関連付け可能な車輪(20)の回転ピン(36)を回転するように収容するサポート(32)に接続する第2の端部(28)、を有し、前記回転ピン(36)が前記車輪(20)の回転軸(X−X)を画定する、オシレーティング・バー(24)と、
    ショック・アブソーバ・ユニット(40)であって、スプリング(44)及びショック・アブソーバ(48)を備え、前記ステアリング・バー(12)に機械的に接続する取付頭部(52)から前記サポート(32)に機械的に接続する取付足部(56)まで延在するショック・アブソーバ・ユニット(40)と
    を備えるオートバイ・サスペンション(4)において、
    前記取付足部(56)で、前記車輪の前記回転軸(X−X)に直交する平面に含まれるヒンジ軸(H−H)を画定する介挿された機械的連結手段(70)により、前記ショック・アブソーバ・ユニット(40)が、前記サポート(32)と接続し、それによって、前記取付足部(56)を前記サポート(32)に固定し、前記取付足部(56)が、前記サポート(32)に関して、前記ヒンジ軸(H−H)回りに相対的に回転することを可能にすることを特徴とする、オートバイ・サスペンション(4)。
  2. 前記機械的連結手段(70)が弾性の継手を備え、前記弾性の継手が、前記取付足部(56)が前記サポート(32)に関して、前記ヒンジ軸(H−H)回りに相対的に回転することを可能にするのに適する、請求項1に記載のサスペンション(4)。
  3. 前記機械的連結手段が、前記車輪の前記回転軸(X−X)に直交する平面に含まれることになるヒンジ軸(H−H)を有するヒンジ(72)を備える、請求項1又は2に記載のサスペンション(4)。
  4. 前記ヒンジ(72)が、前記サポート(32)と前記取付足部(56)との間の接続ピン(80)を少なくとも部分的に取り囲むサイレント・ブロック型のブッシュ(76)を備え、前記接続ピン(80)が前記ヒンジ軸(H−H)を画定する、請求項3に記載のサスペンション(4)。
  5. 前記ヒンジ(72)が、前記サポート(32)と前記取付足部(56)との間の接続ピン(80)を少なくとも部分的に取り囲む、少なくとも1つのサポート・ベアリング又はブッシュ(84)を備え、前記接続ピン(80)が前記ヒンジ軸(H−H)を画定する、請求項3又は4に記載のサスペンション(4)。
  6. 前記ヒンジ(72)が、接続ピン(80)及び前記接続ピン(80)の中間部分(92)の両側に配置された一対の突起部(88)を備え、前記突起部(88)が前記接続ピン(80)の両側の軸端部(96)を収容する、請求項1から5までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
  7. サポート・ベアリング又はブッシュ(84)が、前記突起部(88)のそれぞれと前記ピン(80)のそれぞれ対応する軸端部(96)との間に配置される、請求項6に記載のサスペンション(4)。
  8. 前記サポート・ベアリング(84)が、ころ型である、請求項7に記載のサスペンション(4)。
  9. ブラケット(104)が、前記車輪(20)の前記回転ピン(36)の一部を回転するように収容する前記サポート(32)に堅固に取り付けられ、ディスク・ブレーキ・キャリパ(108)が前記関連付け可能な車輪(20)用に前記ブラケット(104)に接合される、請求項1から8までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
  10. 前記ブラケット(104)が、前記サポート(32)と前記車輪(20)のハブ(112)との間に、前記車輪の前記回転軸(X−X)に平行な軸方向に沿って備えられる、請求項9に記載のサスペンション(4)。
  11. 前記取付頭部(52)が、介挿された弾性のブッシュ(60)により、前記ステアリング・バー(12)に取り付けられる、請求項1から10までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
  12. 前記オシレーティング・バー(24)が、前記ショック・アブソーバ・ユニット(40)の前記取付足部(56)に面する凹所(120)を有し、前記凹所(120)が前記足部を部分的に収容する、請求項1から11までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
  13. 前記オシレーティング・バー(24)が、全体的に「V」字形を有し、それによって前記ショック・アブソーバ・ユニット(40)の前記取付足部(56)に面する凹所(120)を提供し、前記凹所(120)が前記足部を少なくとも部分的に収容する、請求項1から12までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
  14. 前記ショック・アブソーバ・ユニット(40)が、ライニング(64)及び前記ライニング(64)の内部に少なくとも部分的に収容され摺動するステム(68)を有するショック・アブソーバ(48)を備え、前記ライニング(64)が前記取付足部(56)を備える、請求項1から13までのいずれか一項に記載のサスペンション(4)。
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