JP6364344B2 - 釣り針係止冶具 - Google Patents
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Description
図10は、従来の釣り針のセット方法を示した図である。図10に示すセット方法は、一般的にネコリグと称されるセット方法で、101は、ワーム、102は、釣り針、103は、釣り針102をワーム101に貫通させた際に生じる穴を示す。図10において、ワーム101の胴体中心に釣り針102を貫通させ、釣り針102をセットした場合、キャスト時に釣り針102の軸に応力が集中し、ワーム101の素材である軟質材の柔らかさゆえ、釣り針102の軸をワーム101に貫通させた穴103が、拡がったり、裂けたりするため、キャスト動作を続けると、釣り針102の位置を係止しにくくなったり、ワーム101が身切れする原因となる。
また、図11は、熱収縮チューブを用いた釣り針のセット方法を示した図である。図11において、101と102は、図10と同じで、104は、ワーム101の外形寸法に合うように収縮させた熱収縮チューブを示す。さらに詳しく、熱収縮チューブのセット方法について説明すると、ワーム101の外径寸法より十分大きい内径の熱収縮チューブを、数ミリ幅にカットする。次に、ワーム101の外径に熱収縮チューブ104を通し、釣り針102をセットしたい位置で、熱を加えることで、ワーム101の胴体の直径近くまで、熱収縮チューブ104を収縮させる。ここで、前記熱収縮チューブ104とワーム101の胴体との隙間に、釣り針102を通すことで、釣り針102をセットすることができる。
しかしながら、上述したセット方法では、ワーム101の裂けや、身切れを防止することは可能であるが、ワーム101の胴体と、熱収縮チューブ104の隙間に、釣り針102を通すセット方法であるため、しっかりと釣り針102を係止することは難しく、釣りの動作を続けるうちに、前記隙間から釣り針102が、抜けてしまったり、熱収縮チューブ104がワーム101の胴体から抜けてしまったりする、といった問題があった。
さらに、図12は、ジグヘッドワッキーと呼ばれる釣り針のセット方法を示した図である。図12において、105は、釣り針と錘が一体成型されたジグヘッドと呼ばれる釣り針、106は、ジグヘッド105に結合された釣り糸を示す。ここで、ワーム101にジグヘッド105をセットする方法としては、図10や、図11で説明したセット方法が一般的に用いられているが、ジグヘッド105の構造上、必ず錘の部分が上にくるため、釣りの動作において、魚を誘う動きをしようとした場合、釣り糸106が結合された前記錘部分を起点に、ジグヘッド105がセットされたワーム101が動くため、一般的な釣りの仕掛けのように、錘部分が下にある場合と比較して、不自然な動きになるという課題があった。
本発明の請求項1に関わる釣り針係止冶具は、ワーム素材への貫通を目的とした先端部と、ワームの内部に挿入するための網目状帯部分を有するものであり、前記ワーム内部に挿入した網目状帯部分に釣り針をセットすることで、ワームの裂けや、身切れを防止し、釣り針のセット位置を安定させるものである。
本発明の請求項2に関わる釣り針係止冶具は、ワーム素材への貫通を目的とした先端部と、ワームの内部に挿入するための網目状帯部分と、錘と、上記帯部分と上記錘を接続するための手段を有するものであり、前記ワーム内部に挿入した網目状帯部分に釣り針をセットすることで、ワームの裂けや、身切れを防止し、釣り針のセット位置を安定させるものである。
本発明の請求項3に関わる釣り針係止冶具は、ワーム素材への貫通を目的とした先端部と、ワームの内部に挿入するための網目状帯部分と、フェザーと、上記帯部分と上記フェザーを接続するための手段を有するものであり、前記ワーム内部に挿入した網目状帯部分に釣り針をセットすることで、ワームの裂けや、身切れを防止し、釣り針のセット位置を安定させるものである。
本発明の請求項4に関わる釣り針係止冶具は、ワーム素材への貫通を目的とした先端部と、ワームの内部に挿入するための網目状帯部分と、輪形状の冶具(アイ)と、上記帯部分と上記アイを接続するための手段を有するものであり、前記ワーム内部に挿入した網目状帯部分に釣り針をセットすることで、ワームの裂けや、身切れを防止し、釣り針のセット位置を安定させつつ、アイに錘等を装着したりできるものである。
本発明の請求項5に関わる釣り針係止冶具は、ワーム素材への貫通を目的とした先端部と、ワームの内部に挿入するための網目状帯部分と、ヨリ戻し付きアイと、上記帯部分と上記ヨリ戻し付きアイを接続するための手段を有するものであり、前記ワーム内部に挿入した網目状帯部分に釣り針をセットすることで、ワームの裂けや、身切れを防止し、釣り針のセット位置を安定させつつ、ヨリ戻し付きアイに錘等を装着したりできるものである。
請求項1の発明においては、先端部と、ワームの内部に貫通させ、貫通した前記先端部を引っ張ることで、網目状帯部分をワーム内部に挿入し、ワームからはみ出している部分をカットすることで、網目状帯部分をワームに内蔵することができる。
請求項2の発明においては、先端部と、ワームの内部に貫通させ、貫通した前記先端部を引っ張ることで、網目状帯部分をワーム内部に挿入し、ワームからはみ出している先端部だけをカットすることで、網目状帯部分をワームに内蔵すると同時に、ワームに錘をセットすることができる。
請求項3の発明においては、先端部と、ワームの内部に貫通させ、貫通した前記先端部を引っ張ることで、網目状帯部分をワーム内部に挿入し、ワームからはみ出している先端部だけをカットすることで、網目状帯部分をワームに内蔵すると同時に、ワームにフェザーをセットすることができる。
請求項4の発明においては、先端部と、ワームの内部に貫通させ、貫通した前記先端部を引っ張ることで、網目状帯部分をワーム内部に挿入し、ワームからはみ出している先端部だけをカットすることで、網目状帯部分をワームに内蔵すると同時に、ワームに錘等をセットするための、アイをセットすることができる。
請求項5の発明においては、先端部と、ワームの内部に貫通させ、貫通した前記先端部を引っ張ることで、網目状帯部分をワーム内部に挿入し、ワームからはみ出している先端部だけをカットすることで、網目状帯部分をワームに内蔵すると同時に、ワームに錘等をセットするための、ヨリ戻し付きアイをセットすることができる。
図9において、先端部1は、接着剤や半田等で、ワームを貫通させる程度の強度を有している。ここで、図5で示した例と同様に、前記先端部1を、釣り針をセットしたい任意の位置に刺し込み、先端部1がワームの外径に達するまで、十分に刺し込むことで、ワームの内部に、網目状帯部分2が挿入されることになる。ここで、接続手段14が、ワームの外径に差し掛かるか、もしくは、ワームに内蔵される程度にセットすると、ヨリ戻し付きアイ15を、ワームに対して十分に近い位置にセットすることができる。さらに、ここで、図2に示したように、不要になった先端部分をカットしたとすると、ワームに、釣り針を係止するための網目状帯部分2が内蔵されると同時に、ヨリ戻し付きアイ15をセットすることが可能となる。
2 網目形状の帯部分
3 ワーム
4 不要な部分をカットした網目形状の帯部分
5 釣り針
6 穴
7 接続手段
8 錘
9 接続手段
10 フェザー
11 接続手段
12 アイ
13 錘
14 接続手段
15 ヨリ戻し付きアイ
Claims (5)
- 軟質材で成型されたワームへの貫通を目的とした先端部と、網目状帯部分を有することを特徴とする釣り針係止冶具。
- 軟質材で成型されたワームへの貫通を目的とした先端部と、網目状帯部分と、錘と、上記網目状帯部分と上記錘を接続するための手段を有することを特徴とする釣り針係止冶具。
- 軟質材で成型されたワームへの貫通を目的とした先端部と、網目状帯部分と、フェザーと、上記網目状帯部分と上記フェザーを接続するための手段を有することを特徴とする釣り針係止冶具。
- 軟質材で成型されたワームへの貫通を目的とした先端部と、網目状帯部分と、輪状の冶具と、上記網目状帯部分と上記輪状の冶具を接続するための手段を有することを特徴とする釣り針係止冶具。
- 軟質材で成型されたワームへの貫通を目的とした先端部と、網目状帯部分と、ヨリ戻し付きアイと、上記網目状帯部分と上記ヨリ戻し付きアイを接続するための手段を有することを特徴とする釣り針係止冶具。
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