JP3133699U - ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】スピンテールジグ型ルアーの後部に取り付けられているブレードの回転や動きを全く損なわずに、トリプルフックをルアー本体に直接二箇所配置させて、ヒット率を向上させることができるルアーを提供する。
【解決手段】ルアー1は、ルアー本体2と、そのルアー本体2の腹部にあるフック係止部7に、連結用リング8を介して、トリプルフック11が連結されており、また、後部に設けられているフック係止部6と連結用リング9を介してトリプルフック12が連結されている。そのトリプルフック12に取り付けられた、棒状軸体13と回転自在ジョイント14と環状軸体15のこの三つの構成と、それに連結用リング10を介して連結されたブレード3からなっていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、釣りに使用するルアーに関するもので、特にルアー本体の後部に、回転するブレードを取り付けてなるスピンテールジグなどと総称されている形状のルアーに関するものである。
従来から釣りの擬似餌として様々な種類のルアーが使用されているが、その中でも、金属(鉛、真鍮、タングステン等)の本体を持ち、その後部にブレードと呼ばれる金属板を取り付けたルアーがある。これは主に「スピンテールジグ」と呼ばれているルアーのジャンルであるが、「テールスピンジグ」「テールスピナー」「ジグスピナー」「ブレードベイト」「ブレード系」などと呼ばれることもある。
これらのジャンルのルアーは、ルアー本体後部に取り付けられたブレードが回転することにより、それによって発生する振動や光の反射や音が、魚の興味を惹きつける集魚効果をもたらすのである。
しかし、そのブレードが回転することにより発生する振動や光の反射や音が、魚に対して強い集魚効果を生み出す反面、ルアー本体ではなく、ブレード自体に食いつこうとする魚が多く存在していることが解った。
この場合、このジャンルのルアーの多くは、トリプルフックがルアー本体の長さ方向中央下部の一箇所に、一個のみ取り付けられているために、折角ルアーに連結されているブレードに食いついて来ている魚を、効率良くヒット(フックに掛ける)させることが出来ないことが解ったのである。
また、トリプルフックがワイヤーなどを用いて連結しブレードを横断して延在している同ジャンルのルアーにおいては、そのルアー本体とトリプルフックを連結するワイヤーなどの部分が多少なりともブレードと干渉し、その回転運動を妨げることが少なからず発生するために、集魚効果が落ちる場合があることが解った。そしてこのタイプのフック連結方法は、キャスト時や着水時の衝撃において、トリプルフック同士が絡まることが少なからず発生し、これも集魚効果が落ちる場合があることが解ったのである。
それを改善するために本考案は、ブレードの回転や動きを全く損なわずに、トリプルフックをルアー本体にある二箇所のフック係止部に連結用リングを介して、直接各一個づつの合計二個を配置させて、ブレードに食いつこうとする魚に対するヒット率や、ルアー本体に食いつこうとする魚に対するヒット率も、同時に向上させることができる、スピンテールジグ型ルアーを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、本考案のルアーは、スピンテールジグ型ルアーのルアー本体の後部にあるフック係止部に、連結用リングを介して取り付けたトリプルフックに、両軸体を互いに回転自在に連結してなる回転自在ジョイントの一方の棒状軸体が直接取り付けられており、その回転自在ジョイントの他方の環状軸体から連結用リングを介して集魚体であるブレードが連結されていることを特徴とするものである。
また、本考案のルアーにおいて、前記回転自在ジョイントの棒状軸体は、トリプルフックを形成する三本のフックのシャンク部が重なる、トリプルフック中心部に平行に沿うように、取り付けられていることを特徴とするものである。
また、本考案のルアーにおいて、トリプルフックに回転自在ジョイントの棒状軸体が直接取り付けられ、その回転自在ジョイントの他方の環状軸体から連結用リングを介してブレードを連結する、本連結方法を採用することによって、ブレードの回転を全く損なうことなく、スピンテールジグ型ルアーの、ルアー本体のトリプルフックの直接二個取り付けに成功していることを特徴とするものである。
以上のように本考案のスピンテールジグ型ルアーにあっては、従来の同じジャンルの他のルアーとは異なり、ブレードの回転を全く損なうことのない、ルアー本体のトリプルフックの直接二個取り付けを実現しているために、ブレードに対する食いつきをヒットにまで持ち込む確率が飛躍的に向上しているのはもちろんのこと、ルアー本体への食いつきに対しても、配置されるトリプルフックが一個から二個に増えた恩恵によって、魚をこれまで以上にヒットさせることができるようになっているのである。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。図1及び図2に示す本考案によるルアー1は、餌となる魚などの形を模したルアー本体2と、そのルアー本体2の腹部にあるフック係止部7に、連結用リング8を介して、トリプルフック11が連結されている。また、後部に設けられているフック係止部6と連結用リング9を介してトリプルフック12が連結されている。そしてそのトリプルフック12に取り付けられた、棒状軸体13と回転自在ジョイント14と環状軸体15のこの三つの構成と、それに連結用リング10を介して連結されたブレード3からなっている。
フック係止部6とフックとブレードの一体式システムBは、連結用リング9を介して連結されており、その連結用リング9によってフック係止部6とフックとブレードの一体式システムBは相互に自由に動くことのできる程度に連結されている。
フック係止部7とトリプルフック11は、連結用リング8を介して連結されており、その連結用リング8によって、フック係止部7とトリプルフック11は、相互に自由に動くことのできる程度に連結されている。
ブレード3と環状軸体15は、連結用リング10を介して連結されており、その連結用リング10によって、ブレード3と環状軸体15は、相互に自由に動くことのできる程度に連結されている。
回転自在ジョイント14は、貫通する孔を有しており、その両端に棒状軸体13と環状軸体15が、軸方向を中心として回転可能に連結されている。
ルアー本体2には、左右共にルアーの目となる目玉シール2aが取り付けられている。
ルアー1は、ルアー本体2にトリプルフック11とトリプルフック12の二個を備えているので、従来のスピンテールジグ型ルアーの、トリプルフック一個のシステムでは得られなかった高いヒット率が確保されている。特に後ろ方向からブレードに対して食いついてくる場合に非常に有効であるし、下から食い上げてくる場合にも非常に有効である。
また、ルアー1は、ルアー本体2にトリプルフック11とトリプルフック12の二個を備えているが、図4のようなトリプルフックをワイヤーなどを用いて連結し、ブレードを横断して延在させているようにはしていないために、ブレードの回転運動を妨げる要素がなく、それによって集魚効果が低下してしまうようなことは起こらない。
また、スピンテールジグ型ルアーは金属素材で出来ており重量が大きいので、図3のようなトリプルフック一個の従来のシステムのものであれば、ヒット後において魚が暴れるとそのルアーの自重によってフックが外れやすかったが、本考案のルアー1を使用した場合には、後部にブレードが連結された状態で、ルアー本体2にはフックがトリプルフック11とトリプルフック12の二個が取り付けてあるので、ヒット後にその二個のトリプルフックが魚体に絡み付いて、フックが外れることが少なくなり、高い確率で魚を取り込むことができる。
尚、本実施形態では、トリプルフック11とトリプルフック12を腹部と後部の二箇所に設けたが、例えばフック係止部6のみの一箇所としたり、ライン係止部4を使って、三箇所以上設けたりしてもよい。
ルアー本体2は、釣り人が用途に応じて釣糸を結ぶことのできる場所を任意で変更できるようにするために、ライン係止部4とライン係止部5の二箇所が設けられている。
本考案によるルアー1の動作を説明すると、ライン係止部5に結ばれた釣糸Rによってルアー本体2を引くと、フックとブレードの一体式システムBも共に引っ張られる。またライン係止部4に結ばれた釣糸R1によってルアー本体2を引いても、同様にフックとブレードの一体式システムBが共に引っ張られる。
このどちらの場合も、ブレード3の面は、その面の形状や水の流れ、そして引く速度等に応じて多様な力を水から受け、ブレード3は回転自在ジョイント14を軸にして揺れ動作や回転動作などの運動をする。ブレード3の面に回転する力が加わると、その回転力は連結用リング10から環状軸体15、回転自在ジョイント14と伝わり、その結果ブレード3と連結用リング10と環状軸体15が、共に回転する。
釣糸Rをライン係止部5に結ぶ場合と、釣糸R1をライン係止部4に結ぶ場合の使い分けは、釣糸Rをライン係止部5に結んでルアー1を引く場合は、ルアー本体前頭部2bが水の抵抗を受けることにより、ルアー1は上方に浮き上がりにくくなるため、より底層を丁寧にルアーを引っ張ることが可能となる。またこの場合は、ライン係止部5を支点として、ミノーなどのルアーのように左右にウォブリングしたりローリングしたりしてアクションを引き起こす。
釣糸R1をライン係止部4に結んでルアー1を引く場合は、釣糸R1とルアー1が一直線上に近くなり、水の抵抗を受けにくくなるために、ルアー1をより早く引っ張ることが可能となる。またこの場合は、ライン係止部4を支点とした強いローリングのアクションを引き起こす。
ブレード3は、その表面が光を反射させやすくするために、メッキ処理やホログラム処理するなどして光沢が出るように施されている。ブレード3は、楕円形で、ほぼ厚さが等しい金属片を打ち抜いて成形するが、これに限定されるものではなく、また、そのブレードの形状や面の処理もその用途に応じて適宜変更可能である。
ブレード3はルアー1の末端であるからして、トリプルフック12によって動きが制限されることが無いことから、水の流れに応じて自由に動くことができる。
このように、ブレードの後端にフックを取り付けたり、ワイヤーなどを用いてブレードを横断させてフックを取り付けたりするのではなく、トリプルフック自体に回転自在ジョイントを取り付けて、その後部にブレードを取り付けることにより、ブレードは水中で自由に動くことができるし、キャスト時や着水時の衝撃で、二個のトリプルフック同士が絡まることもない。その結果、より多くの魚の興味を引きつけ、誘うことが可能となる。
また、フックとブレードの一体式システムBは、取り外して、他のルアーや釣具や漁具にも取り付けが可能である。
棒状軸体とトリプルフックの接点13aの取り付け方法は、金属による溶接、それ以外素材のセラミックやプラスチックによる溶着、各種接着剤による接着、針金やピアノ線、紐などによる取り付け、など、色々な方法を用いることが可能である。
以上のように構成されたスピンテールジグ型ルアーにあっては、ルアー本体2が金属素材で出来ているので、小型で重量があり、より大きな飛距離が得られる。特に、岸からの遠投用として有効である。また、船からの釣りにおいても有効である。
ルアー本体2の形状、材質等については適宜設計変更可能であり、その大きさや形状を変更することで重さにバリエーションを持たせることができる。
本考案に係るスピンテールジグ型ルアーを示す側面図。 同上のルアーをもう一方のライン係止部で釣糸を結んだ状態を示す側面図。 従来のテールスピナー型ルアーを示す側面図。 トリプルフックをワイヤーなどを用いて連結しブレードを横断して延在させている状態を示す側面図。
符号の説明
1 本考案のルアー
1a 従来のルアーその1
1b 従来のルアーその2
2 ルアー本体
2a 目玉シール
2b ルアー本体前頭部
2c ルアー本体後背部
2d ルアー本体腹部
3 ブレード
3a ブレード貫通孔
4,5 ライン係止部
6,7 フック係止部
8,9,10 連結用リング
11,12 トリプルフック
13 棒状軸体
13a 棒状軸体とトリプルフックの接点
14,16 回転自在ジョイント
15 環状軸体
17 連結用ワイヤー
B フックとブレードの一体式システム
R,R1 釣糸

Claims (3)

  1. ルアー本体の後部にあるフック係止部に、連結用リングを介して取り付けたトリプルフックに、両軸体を互いに回転自在に連結してなる回転自在ジョイントの一方の棒状軸体が直接取り付けられており、その回転自在ジョイントの他方の環状軸体から連結用リングを介して集魚体であるブレードが連結されている、ことを特徴とするルアー。
  2. 前記回転自在ジョイントの棒状軸体は、トリプルフックを形成する三本のフックのシャンク部が重なる、トリプルフック中心部に平行に沿うように取り付けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のルアー。
  3. トリプルフックに回転自在ジョイントの棒状軸体が直接取り付けられ、その回転自在ジョイントの他方の環状軸体から連結用リングを介してブレードを連結する、本連結方法を採用することによって、ブレードの回転を全く損なうことなく、スピンテールジグ型ルアーの、ルアー本体のトリプルフックの直接二個取り付けに成功していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のルアー。



















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