JP4828252B2 - ジグヘッド - Google Patents

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本発明は、釣りに用いられるジグヘッドに関する。
メバルをターゲットとしたルアーフィッシングには、ジグヘッドが用いられる。このジグヘッドは、フックと、このフックに取り付けられたシンカーとを備えている。フックのチモトには、ラインが結ばれる。フックには、ソフトルアーが突き刺される。このソフトルアーをベイトと勘違いしたメバルは、このソフトルアーに食いつく。フックがメバルに刺さり、メバルが釣り上げられる。
ルアーフィッシングには、種々の比重のリグ(ジグヘッド及びルアーの全体)が用いられる。メバルが海底(「根」と称される)にいるときは、シンキングタイプのリグが有利である。このシンキングタイプのリグの比重は、海水の比重よりも大きい。シンキングタイプのリグは、海水中において沈降する。メバルが中層を泳いでいるときは、サスペンドタイプのリグが有利である。このサスペンドタイプのリグの比重は、海水の比重と同等である。サスペンドタイプのリグは、海水中を漂う。メバルが表層のベイトを意識しているときは、フローティングタイプのリグが有利である。このフローティングタイプのリグの比重は、海水の比重よりも小さい。フローティングタイプのリグは、海水に浮く。
リグの質量も重要である。質量の大きなリグは、遠投に有利である。遠投が不要な場合、質量の小さなリグの方が扱い易いこともある。
リグの比重及び質量は、シンカーの比重及び質量に依存する。適切な比重及び質量を備えたリグを得るため、釣り人は、適切な比重及び質量を備えたシンカーを有するジグヘッドを選択する。メバルの活性、キャストの距離、潮の速度、ベイトの種類等に応じ、釣り人はジグヘッドを頻繁に交換する。この交換では、ジグヘッドのチモトからラインがはずされ、他のジグヘッドのチモトにラインが結ばれる。この作業は繁雑であり、手間を要する。メバルをターゲットとしたルアーフィッシングは、冬期のしかも夜間に行われることが多い。低い気温下でのジグヘッドの交換は、釣り人にとって煩わしい。同様の問題は、他の魚種をターゲットとしたルアーフィッシングでも生じている。
本発明の目的は、リグの比重又は質量が容易かつ短時間で調整されうるジグヘッドの提供にある。
本発明に係るジグヘッドは、フックと、このフックに対して着脱自在な調整部材とを備える。このジグヘッドでは、この調整部材によって比重又は質量が調整される。
好ましくは、調整部材は、ボディと、このボディを軸方向に貫通する孔と、このボディの外面からこの孔にまで至りかつ軸方向に貫通するスリットとを備える。このスリットに案内されて、フックは孔に至る。
好ましくは、スリットの幅は孔の幅よりも小さい。フックは、元部と先部とからなるシャンクを備える。この先部は、スリットを通過して孔に至りうる断面形状を備える。元部は、孔に存在するときにこの孔から脱抜しない断面形状を備える。
ジグヘッドが、フックのシャンクを包み込みうる補助部材をさらに備えてもよい。フックに調整部材が取り付けられた状態において、この補助部材はフックとボディとの間に介在する。この補助部材によって、フックの孔からの脱抜が阻止される。補助部材が、筒状であることが好ましい。
好ましくは、調整部材の元側の面は、凹陥している。元側の面が、先側から元側に向かって下向きに傾斜してもよい。
調整部材が、ボディと、このボディの外面に開口するスリットと、このスリットにおいてボディから突出する突起とを備えてもよい。このスリットに案内されつつ、フックは突起を乗り越える。
本発明に係るジグヘッドでは、フックに調整部材が装着された状態と、装着されていない状態とで、リグの比重又は質量が異なる。このジグヘッドではさらに、比重又は質量の異なる2種以上の調整部材が、それぞれフックに装着されうる。換言すれば、調整部材が交換されうる。装着される調整部材の種類に応じ、リグの比重又は質量が変動する。このジグヘッドでは、調整部材の着脱及び交換は、チモトにラインが結ばれたままでなされうる。この着脱及び交換は、容易でありかつ時間を要さない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1(a)は本発明の一実施形態に係るジグヘッド2が示された正面図であり、図1(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図であり、図1(c)は図1(a)のC−C線に沿った断面図である。図1(a)における左右方向は、軸方向である。図1(a)において、左側は元側であり、右側は先側である。このジグヘッド2は、フック4と調整部材6とを備えている。
フック4は、チモト8、シャンク10及びベンド12を備えている。チモト8は、アイ14を備えている。このアイ14に、直接に又はスナップを介して、ライン又はリーダーが連結される。シャンク10は、元部16と先部18とからなる。図1(b)に示されるように、元部16の断面形状は円形である。図1(c)に示されるように、先部18の断面形状は円形である。先部18の寸法D1は、元部16の寸法D2よりも小さい。ベンド12は、バーブ20を備えている。このフック4は、ソフトルアー(ワーム)に突き刺される。
図1(b)に示されるように、調整部材6の断面形状は円である。調整部材6は、ボディ22、孔24及びスリット26を備えている。孔24は、軸方向に延在している。孔24は、ボディ22を貫通している。スリット26も、軸方向にボディ22を貫通している。スリット26は、ボディ22の外面から孔24にまで至っている。スリット26の幅W1は、孔24の幅W2より小さい。
スリット26の幅W1は、先部18の寸法D1と同等か、若干大きい。従って、先部18はスリット26を通過しうる。スリット26の幅W1は、元部16の寸法D2よりも小さい。従って、元部16はスリット26を通過し得ない。孔24の幅W2は、元部16の寸法D2と同等か、若干大きい。従って、元部16は孔24に収容されうる。
図2は、図1のジグヘッド2が示された分解正面図である。この図2では、フック4と調整部材6とは分離している。調整部材6がフック4に装着されるときには、この調整部材6が、矢印A1の方向に移動する。このとき、先部18はスリット26(図1(b)参照)に通される。前述の通り、スリット26の幅W1が先部18の寸法D1と同等か若干大きいので、先部18はスリット26に案内されつつ孔24に至る。換言すれば、先部18は、スリット26を通過しうる断面形状を有する。調整部材6はさらに、矢印A2で示される方向に移動する。前述のように、孔24の幅W2が元部16の寸法D2と同等か若干大きいので、矢印A2の方向への移動により、元部16が孔24に収容される。前述のように、スリット26の幅W1が元部16の寸法D2よりも小さいので、元部16が孔24に収容された状態では、元部16は孔24から脱抜し得ない。調整部材6は、フック4に固定される。換言すれば、元部16は、孔24から脱抜し得ない断面形状を有する。調整部材6がフック4から取り外されるときは、調整部材6が矢印A2とは反対の方向へ移動し、さらに矢印A1とは反対の方向へ移動する。このジグヘッド2では、簡単な操作で、かつ短時間で、調整部材6の着脱が達成される。この操作の間、ラインはチモト8に連結されたままである。
孔24の幅W2が、元部16の寸法D2より若干小さくてもよい。この場合は、元部16が孔24に圧入される。圧入の容易のため、調整部材6は弾性材料から構成される。
調整部材6がフック4に取り付けられた状態では、リグの質量は大きい。このリグでは、大きな飛距離が得られうる。一方、調整部材6がフック4に取り付けられていない状態では、リグの質量は小さい。このジグヘッド2では、質量が容易に調整されうる。調整部材6が、質量の異なる他の調整部材6と交換されても良い。複数の調整部材6が準備されることにより、リグの質量が多段階で変更されうる。調整部材6の交換も、簡単な操作で、かつ短時間でなされうる。
調整部材6が、比重の異なる他の調整部材6と交換されても良い。比重が大きな調整部材6により、シンキングタイプのリグが得られる。比重が小さな調整部材6(すなわちフロート)により、フローティングタイプのリグが得られる。中間の比重を備えた調整部材6により、サスペンドタイプのリグが得られる。比重が小さくかつ質量が大きなリグ(すなわち体積が大きなリグ)が用いられても良い。この場合、大きな飛距離と遅い沈降速度とが両立されうる。
図3(a)は本発明の他の実施形態に係るジグヘッド32が示された正面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B線に沿った断面図であり、図3(c)は図3(a)のC−C線に沿った断面図である。このジグヘッド32は、フック34と調整部材36とを備えている。
フック34は、元部38と先部40とからなるシャンク42を備えている。図3(b)に示されるように、元部38の断面形状は矩形である。図3(c)に示されるように、先部40の断面形状は円形である。先部40の寸法D1は、元部38の寸法D2よりも小さい。
調整部材36は、ボディ43、孔44及びスリット46を備えている。孔44は、軸方向に延在している。孔44は、ボディ43を貫通している。スリット46も、軸方向にボディ43を貫通している。スリット46は、ボディ43の外面から孔44にまで至っている。スリット46の幅W1は、孔44の幅W2より小さい。
スリット46の幅W1は、先部40の寸法D1と同等か、若干大きい。従って、先部40はスリット46を通過しうる。換言すれば、先部40は、スリット46を通過しうる断面形状を有する。スリット46の幅W1は、元部38の寸法D2よりも小さい。従って、元部38はスリット46を通過し得ない。孔44の幅W2は、元部38の寸法D2と同等か、若干大きい。従って、元部38は孔44に収容されうる。元部38が孔44に収容された状態で、元部38は孔44から脱抜し得ない。換言すれば、元部38は、孔44から脱抜しない断面形状を有する。孔44の幅W2が、元部38の寸法D2よりも若干小さくてもよい。この場合は、元部38が孔44に圧入される。
このジグヘッド32では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材36がフック34に着脱される。着脱の操作は、簡単である。このジグヘッド32では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材36が交換されうる。交換の操作は、簡便である。
図4(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッド52が示された正面図であり、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿った断面図であり、図4(c)は図4(b)のC−C線に沿った断面図である。このジグヘッド52は、フック54と調整部材56とを備えている。
フック54は、元部58と先部60とからなるシャンク62を備えている。図4(b)に示されるように、元部58の断面形状は円形である。図示されていないが、図1に示されたジグヘッド2と同様に、先部60の断面形状は円形である。先部60の寸法(直径)は、元部58の寸法(直径)よりも小さい。
調整部材56は、ボディ64、孔66及びスリット68を備えている。孔66は、軸方向に延在している。孔66は、ボディ64を貫通している。スリット68も、軸方向にボディ64を貫通している。スリット68は、ボディ64の外面から孔66にまで至っている。スリット68の幅は、孔66の幅より小さい。
このジグヘッド52では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材56がフック54に着脱される。着脱の操作は、簡単である。このジグヘッド52では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材56が交換されうる。交換の操作は、簡便である。
図4(c)に示されるように、この調整部材56の元側の面70は凹陥している。換言すれば、このボディ64はディンプルを備えている。ラインが引かれると、このディンプル70が水を前方へと飛ばす。このとき発生する水流及び音は、メバルにアピールする。このディンプル70は、ポッパータイプのルアーと同等の効果を発揮する。
図5(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッド72が示された正面図であり、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図であり、図5(c)は図5(b)のC−C線に沿った断面図である。このジグヘッド72は、フック74と調整部材76とを備えている。
フック74は、元部78と先部80とからなるシャンク82を備えている。図5(b)に示されるように、元部78の断面形状は円形である。図示されていないが、図1に示されたジグヘッド2と同様に、先部80の断面形状は円形である。先部80の寸法(直径)は、元部78の寸法(直径)よりも小さい。
調整部材76は、ボディ84、孔86及びスリット88を備えている。孔86は、軸方向に延在している。孔86は、ボディ84を貫通している。スリット88も、軸方向にボディ84を貫通している。スリット88は、ボディ84の外面から孔86にまで至っている。スリット88の幅は、孔86の幅より小さい。
調整部材76は、さらにウエイト90を備えている。このウエイト90の比重は、ボディ84の比重よりも大きい。このジグヘッド72が用いられたリグでは、ウエイト90が下方に位置するような水中姿勢を保つ。
このジグヘッド72では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材76がフック74に着脱される。着脱の操作は、簡単である。このジグヘッド72では、図1に示されたジグヘッド2と同等の方法で、調整部材76が交換されうる。交換の操作は、簡便である。
図5(c)に示されるように、この調整部材76の元側の面92は、先側から元側に向かって下向きに傾斜している。この面92は、いわゆる水受け面である。ラインが引かれると、この水受け面92が下方向への揚力を生み出す。この揚力によりリグが潜水する。
図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッド102が示された正面図であり、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った拡大断面図である。このジグヘッド102は、フック104、調整部材106及び補助部材108を備えている。
フック104は、元部110と先部112とからなるシャンク114を備えている。図6(b)に示されるように、元部110の断面形状は円形である。図示されていないが、図1に示されたジグヘッド2と同様に、先部112の断面形状は円形である。元部110の寸法(直径)は、先部112の寸法(直径)と同一である。
調整部材106は、ボディ116、孔118及びスリット120を備えている。孔118は、軸方向に延在している。孔118は、ボディ116を貫通している。スリット120も、軸方向にボディ116を貫通している。スリット120は、ボディ116の外面から孔118にまで至っている。スリット120の幅は、孔118の幅より小さい。
補助部材108は、ゴム、軟質合成樹脂等の軟質材料からなる。補助部材108は、筒部122、一方のプレート124及び他方のプレート126からなる。図6(b)から明らかなように、元部110は筒部122に包み込まれている。筒部122は、元部110とボディ116との間に介在している。両プレート124、126は、スリット120に存在している。この補助部材108は、元部110がスリット120を通過することを阻止する。
図7は、図6のジグヘッド102が示された分解正面図である。調整部材106がフック104に装着されるときには、両プレート124、126が離間した状態で、元部110が筒部122に押し込まれる。一方のプレート124が他方のプレート126と合わされることで、元部110が補助部材108に包み込まれる。その後、調整部材106が矢印A1の方向に移動する。このとき、先部112はスリット120(図6(b)参照)に通される。先部112の寸法(直径)はスリット120の幅よりも小さいので、先部112は、スリット120に案内されつつ孔118に至る。調整部材106はさらに、矢印A2で示される方向に移動する。孔118の幅が筒部122の外径と同等か若干大きいので、矢印A2の方向への移動により、筒部122が孔118に挿入される。この挿入により、両プレート124、126はスリット120に挿入される。この挿入により、調整部材106がフック104に固定される。調整部材106がフック104から取り外されるときは、調整部材106が矢印A2とは反対の方向へ移動し、さらに矢印A1とは反対の方向へ移動する。このジグヘッド102では、簡単な操作で、かつ短時間で、調整部材106の着脱が達成される。この操作の間、ラインはチモトに連結されたままである。孔118の幅が、筒部122の外径よりも若干小さくてもよい。この場合は、筒部122が孔118に圧入される。
図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッド132が示された正面図であり、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿った断面図であり、図8(c)は図8(b)のC−C線に沿った断面図である。このジグヘッド132は、フック134、調整部材136及び補助部材138を備えている。
フック134は、元部140と先部142とからなるシャンク144を備えている。図8(b)に示されるように、元部140の断面形状は円形である。図示されていないが、図1に示されたジグヘッド2と同様に、先部142の断面形状は円形である。元部140の寸法(直径)は、先部142の寸法(直径)と同一である。
調整部材136は、ボディ146、孔148及びスリット150を備えている。孔148は、軸方向に延在している。孔148は、ボディ146を貫通している。スリット150も、軸方向にボディ146を貫通している。スリット150は、ボディ146の外面から孔148にまで至っている。スリット150の幅は、孔148の幅より小さい。
補助部材138は、ゴム、軟質合成樹脂等の軟質材料からなる。補助部材138は、筒状である。図8(b)から明らかなように、この補助部材138には、元部140が貫通している。補助部材138は、元部140とボディ146との間に介在している。この補助部材138は、元部140がスリット150を通過することを阻止する。図8(c)から明らかなように、補助部材138の軸方向長さは、調整部材136のそれよりも大きい。補助部材138の軸方向長さが、調整部材136のそれよりも小さくてもよい。補助部材138は、元部140に対して着脱不可能である。補助部材138にスリット150が形成され、このスリット150を通じて補助部材138が元部140に着脱自在とされてもよい。
図9は、図8のジグヘッド132が示された分解正面図である。調整部材136がフック134に装着されるときには、調整部材136が矢印A1の方向に移動する。このとき、先部142はスリット150(図8(b)参照)に通される。先部142の寸法(直径)はスリット150の幅よりも小さいので、先部142は、スリット150に案内されつつ孔148に至る。調整部材136はさらに、矢印A2で示される方向に移動する。孔148の幅が補助部材138の外径と同等か若干大きいので、矢印A2の方向への移動により、補助部材138が孔148に挿入される。この挿入により、調整部材136がフック134に固定される。調整部材136がフック134から取り外されるときは、調整部材136が矢印A2とは反対の方向へ移動し、さらに矢印A1とは反対の方向へ移動する。このジグヘッド132では、簡単な操作で、かつ短時間で、調整部材136の着脱が達成される。この操作の間、ラインはチモトに連結されたままである。孔148の幅が、補助部材138の外径よりも若干小さくてもよい。この場合は、補助部材138が孔148に圧入される。
図10(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッド152が示された正面図であり、図10(b)は図10(a)のB−B線に沿った拡大断面図である。このジグヘッド152は、フック154と調整部材156とを備えている。
フック154は、シャンク158を備えている。このシャンク158は、「U」字状に湾曲した湾曲部160を備えている。湾曲部160は、2つの垂下部162と、これら垂下部162の間に位置する水平部164とからなる。図10(b)において両矢印Dで示されているのは、シャンク158の寸法である。
調整部材156は、ボディ164、スリット166及び2つの突起168を備えている。スリット166は、軸方向にボディ164を貫通している。スリット166は、ボディ164の外面に開口している。図10(b)において両矢印W1で示されているのは、スリット166の幅である。突起168は、ボディ164と一体的に形成されている。突起168は、このスリット166においてボディ164から突出している。突起168は、ゴム、軟質合成樹脂等の軟質材料からなる。この突起168により、スリット166の幅が局部的に狭くなっている。狭い部分の幅が、図10(b)において両矢印W2で示されている。
図11は、図10のジグヘッド152が示された分解正面図である。調整部材156がフック154に装着されるときには、この調整部材156が、矢印A1の方向に移動する。このとき、シャンク158はスリット166(図10(b)参照)に通される。スリット166の幅W1がシャンク158の寸法Dよりも大きいので、シャンク158はスリット166に案内されつつ移動する。幅W2は寸法Dよりも小さいが、シャンク158に押されて突起168が変形するので、シャンク158はこの突起168を乗り越えて、スリット166の底に至る。シャンク158が通過した後は突起168が復元するので、調整部材156はフック154から容易には脱抜しない。調整部材156が矢印A1とは逆の方向に強く引かれると、突起168が変形し、調整部材156がシャンク158から取り外される。このジグヘッド152では、簡単な操作で、かつ短時間で、調整部材156の着脱が達成される。この操作の間、ラインはチモトに連結されたままである。
本発明に係るジグヘッドは、種々の魚をターゲットにしたルアーフィッシングに適している。
図1(a)は本発明の一実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図1(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図であり、図1(c)は図1(a)のC−C線に沿った断面図である。 図2は、図1のジグヘッドが示された分解正面図である。 図3(a)は本発明の他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B線に沿った断面図であり、図3(c)は図3(a)のC−C線に沿った断面図である。 図4(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿った断面図であり、図4(c)は図4(b)のC−C線に沿った断面図である。 図5(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図であり、図5(c)は図5(b)のC−C線に沿った断面図である。 図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った拡大断面図である。 図7は、図6のジグヘッドが示された分解正面図である。 図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿った断面図であり、図8(c)は図8(b)のC−C線に沿った断面図である。 図9は、図8のジグヘッドが示された分解正面図である。 図10(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るジグヘッドが示された正面図であり、図10(b)は図10(a)のB−B線に沿った拡大断面図である。 図11は、図10のジグヘッドが示された分解正面図である。
符号の説明
2、32、52、72、102、132、152・・・ジグヘッド
4、34、54、74、104、134、154・・・フック
6、36、56、76、106、136、156・・・調整部材
8・・・チモト
10、42、62、82、114、144、158・・・シャンク
12・・・ベンド
14・・・アイ
16、38、58、78、110、140・・・元部
18、40、60、80、112、142・・・先部
22、43、64、84、116、146、164・・・ボディ
24、44、66、86、118、148・・・孔
26、46、68、88、120、150、166・・・スリット
70・・・ディンプル
90・・・ウエイト
92・・・水受け面
108、138・・・補助部材
122・・・筒部
124、126・・・プレート
160・・・湾曲部
162・・・垂下部
164・・・水平部
168・・・突起

Claims (3)

  1. フックと、このフックに対して着脱自在な調整部材とを備えており、
    この調整部材によって比重又は質量が調整されるように構成され、
    上記調整部材が、ボディと、このボディを軸方向に貫通する孔と、このボディの外面から孔にまで至りかつ軸方向に貫通するスリットとを備えており、
    このスリットに案内されてフックが孔に至るように構成され、
    上記スリットの幅が孔の幅よりも小さく、
    上記フックが元部と先部とからなるシャンクを備えており、
    先部が、このスリットを通過して孔に至りうる断面形状を備えており、
    元部が、孔に存在するときにこの孔から脱抜しない断面形状を備えているジグヘッド。
  2. 上記調整部材の元側の面が凹陥している請求項に記載のジグヘッド。
  3. 上記調整部材の元側の面が、先側から元側に向かって下向きに傾斜している請求項に記載のジグヘッド。
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