JP3160208U - ルアー - Google Patents

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JP3160208U
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清之 村瀬
清之 村瀬
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斐太設備工業 株式会社
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Abstract

【課題】ルアー本体の後方にブレードとフックの基部側を連結したルアーにおいて、ブレードが水流で回転する際にフックがブレードとともに回転しないようにしたルアーを提供すること。【解決手段】魚釣り用のルアー1はルアー本体2とブレード7とフック11とを有する。ブレード7は自身の先端寄りに形成された透孔8において第1の撚り戻し6の端部に対して連結リング9によって連結されている。フック11はブレード7の透孔8に対して第2の撚り戻し10を介して連結されている。これによってブレード7が回転する際にフック11が連れ回りすることがない。【選択図】図1

Description

本考案は魚釣りに使用されるルアーに関するものである。
近年の魚釣りにおいては生き餌の代わりにルアーが使用されることが多くなってきている。ルアーは魚種に応じていろいろな種類が使い分けられており、例えば、特許文献1に開示されるように魚型のルアー本体2の後方に回転ジョイント6を介してブレード11を連結するとともに、ブレード11に釣針(フック)20を連結するようなルアーが提供されている。
このルアーではブレード11の基部に釣針20が取り付けられており、ブレード11が水流によってくるくると回転する場合には釣針20もブレード11とともに回転するような構造となっている。
実用新案登録第3105003号公報
しかし、ブレード11は回転に伴う振動や反射光で魚を寄せるという目的があるため、自身は回転しなければならないものの、釣針20は別に回転させる必要はなく、むしろ釣針20がブレード11とともに回転することによって水に対する抵抗が大きくなり本来のブレード11の回転を阻害することとなってしまう。そのため、この種のルアーにおいてブレードは回転するものの釣針(フック)はその回転に追随しないような構造が求められていた。
本考案は上記課題を解決するためのものである。その目的はルアー本体の後方にブレードとフックの基部側を連結したルアーにおいて、ブレードが水流で回転する際にフックがブレードとともに回転しないようにしたルアーを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案では、ルアー本体と、同ルアー本体に対して第1の撚り戻しを介して取着され、前記第1の撚り戻しの端部と自身の先端寄りに形成された透孔との間を連結部材によって連結されたブレードと、同ブレードの前記透孔に対して第2の撚り戻しを介して直接的又は間接的に連結されたフックとを有することをその要旨とする。
請求項2に記載の考案では請求項1の考案の構成に加え、前記フックの全長は前記ブレードの全長よりも短く、前記フックの一部は前記ブレードが水流によって回転する際には前記ブレードの回転する領域から後方側に露出されることをその要旨とする。
以上のように構成することで上記各請求項の考案では、ルアー本体の後方にブレードとフックの基部側を連結したルアーにおいて、ブレードが水流で回転する際にフックがブレードとともに回転しないため、ブレードが従来に比べてよく回転するようになる。
本考案の一実施の形態のルアーを水平に配置した側面図。 同じルアーのブレードが回転している状態の側面図。
以下、本考案の構造を具体化した実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態のルアー1は合金製の本体2を備えている。ルアー本体2は左右幅の薄い板状で側面視においては小魚に模した前後に長い流線型形状に構成されている。本体2の先端には針金製のライン取着用リング3が固着されている。
ルアー本体2の後端のブレード取着用リング4には連結リング5を介して第1の撚り戻し6が接続されている。第1の撚り戻し6の後端には金属製の木の葉形状のブレード7が取着されている。ブレード7の先端寄りには透孔8が形成されており、ブレード7は透孔8と第1の撚り戻し6の後端に取着された連結部材としての連結リング9によって連結されている。
連結リング9には第2の撚り戻し10を介して2本のフック11が連結されている。フック11の全長はブレード7の全長よりも若干短く構成されている。
このような構成のルアー1であると、例えば船の上で釣人がラインを操作し引き回す場合では図2に示すように軸線Lの周りに水流によってブレード7が回転する。一方、フック11は第2の撚り戻し10があるため、ブレード7が回転しても連れ回ってしまうことはない。つまり、ブレード7は透孔8位置を基部としてフック11の周囲を周回し、十分な速度で回転することでその軌跡はすげ傘形状となる。その際にはブレード7が及ぶ領域S内からフック11の後方側に露出されることとなる。
このような実施の形態のルアー1では、ブレード7の回転にフック11が連れ回ってしまうことがないのでフック11が回転における抵抗にならず、よく回るようになる。
上記実施の形態は、以下のように具体化されてもよい。
・ルアー本体2の形状は上記のような小魚に模した形状以外であってもよい。
・ブレード6の形状は上記の形状以外であってもよい。
・ルアー本体2及びブレード7の材質は上記に限定されるものではない。
・第1及び第2の撚り戻し6,10の構成は上記以外でも構成でも構わない。
・上記実施の形態では第2の撚り戻し10は連結リング9を介して透孔8に連結されていたが、連結リング9がなくともよい。逆にフック11は連結リングを介して第2の撚り戻し10に連結してもよい。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において変更した態様で実施することは自由である。
1…ルアー、2…ルアー本体、6…第1の撚り戻し、7…ブレード、8…透孔、9…連結部材としての連結リング、10…第2の撚り戻し。

Claims (2)

  1. ルアー本体と、同ルアー本体に対して第1の撚り戻しを介して取着され、前記第1の撚り戻しの端部と自身の先端寄りに形成された透孔との間を連結部材によって連結されたブレードと、同ブレードの前記透孔に対して第2の撚り戻しを介して直接的又は間接的に連結されたフックとを有することを特徴とする魚釣り用のルアー。
  2. 前記フックの全長は前記ブレードの全長よりも短く、前記フックの一部は前記ブレードが水流によって回転する際には前記ブレードの回転する領域から後方側に露出されることを特徴とする請求項1に記載の魚釣り用のルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016021940A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 メガバス株式会社 釣り用ルアー

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