JP6362775B2 - 空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体に関する。
特許文献1に記載されたカレンダー表示装置では、カレンダーに画像付予定情報を貼り付けることでイベントの予定を表す。
特開2014−179056号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたカレンダー表示装置では、ユーザーは、予定を管理できるに過ぎず、空き時間を管理することはできない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーの空き時間を管理できる空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、空き時間管理装置は、記憶部と、ユーザーの空き時間を示す空き時間データを前記記憶部に記憶させる制御部とを備える。
本発明の空き時間管理装置は、予定取得部と、空き時間算出部とをさらに備えることが好ましい。予定取得部は、前記ユーザーの予定の開始時刻と終了時刻とを示す時刻データを含む予定表データから、前記時刻データを取得することが好ましい。空き時間算出部は、前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記制御部は、前記空き時間として前記記憶部に記憶させることの可能な時間の条件を前記記憶部に記憶させることが好ましい。前記空き時間算出部は、前記条件に従って、前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記空き時間算出部は、時間軸上の所定範囲内で、前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記空き時間算出部は、前記予定の前記開始時刻から第1所定時間だけ前までと、前記予定の前記終了時刻から第2所定時間だけ後までとのうちの少なくとも一方を含まないように、前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記空き時間算出部は、第3所定時間よりも長くなるように、前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置は、インターフェース部をさらに備えることが好ましい。インターフェース部は、前記空き時間データをユーザー端末から受け付けることが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記空き時間算出部は、前記記憶部から前記空き時間データを読み出して、前記空き時間が入力されたカレンダーを作成することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置は、前記ユーザーの前記空き時間を公開するための文字列を作成する文字列作成部をさらに備えることが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記ユーザーは、複数であり、前記制御部は、前記ユーザーごとに、前記空き時間データを前記記憶部に記憶させることが好ましい。空き時間比較部をさらに備えることが好ましい。空き時間比較部は、前記複数のユーザーの前記空き時間を比較することが好ましい。
本発明の空き時間管理装置において、前記空き時間に関連付けて、前記空き時間に入る予定の候補を示す情報を、ユーザー端末に送信することが好ましい。
本発明の第2の観点によれば、空き時間管理方法は、ユーザーの空き時間を示す空き時間データを記憶部に記憶させるステップと、前記記憶部から前記空き時間データを読み出すステップとを含む。
本発明の第3の観点によれば、コンピュータープログラムは、ユーザーの空き時間を示す空き時間データを記憶部に記憶させるステップと、前記記憶部から前記空き時間データを読み出すステップとをコンピューターに実行させる。
本発明の第4の観点によれば、非一時的コンピューター読取可能記憶媒体は、コンピュータープログラムを記憶している。前記コンピュータープログラムは、ユーザーの空き時間を示す空き時間データを記憶部に記憶させるステップと、前記記憶部から前記空き時間データを読み出すステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、ユーザーの空き時間を管理できる。
本発明の実施形態に係る空き時間管理装置を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が提供する空き時間カレンダーを示す図である。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間算出処理の前段を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間算出処理の後段を示すフローチャートである。 (a)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間算出処理の対象となる月日を示す図である。(b)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間算出処理の対象となる予定時刻及び予定時間を示す図である。(c)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が算出する空き時間F1を示す図である。(d)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が使用する空き時間許容範囲を示す図である。(e)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が算出する空き時間F2を示す図である。(f)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が算出する空き時間F3を示す図である。(g)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が算出する空き時間F4を示す図である。(h)本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が算出する空き時間F5を示す図である。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による制約条件の設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置が提供する制約条件設定画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間受付処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間公開処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置による空き時間比較処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る空き時間管理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る空き時間管理装置1を示す機能ブロック図である。図1に示すように、空き時間管理装置1は空き時間管理システム100に含まれる。
空き時間管理装置1は、制御部3と、予定取得部5と、空き時間算出部7と、文字列作成部9と、空き時間比較部11と、インターフェース部13と、通信部15と、記憶部17とを備える。
制御部3は、予定取得部5、空き時間算出部7、文字列作成部9、空き時間比較部11、インターフェース部13、通信部15、及び記憶部17を制御する。
制御部3は、空き時間管理装置1のユーザーごとに、ユーザーの空き時間を示す空き時間データを年月日(曜日を含む。)を示す年月日データと関連付けて記憶部17に記憶させ、記憶部17にデータベースDBを構築する。空き時間は、空き時間管理装置1が算出した空き時間と、ユーザーが入力した空き時間とを含む。
データベースDBは、ユーザーデータと年月日データとユーザーの空き時間データとを関連付けており、ユーザーごとに構築される。ユーザーデータは、例えば、ユーザーの識別情報、ユーザーの氏名又は名称、ユーザーの住所又は居所、ユーザーの通信用連絡先、及びユーザーのプロフィールを含む。通信用連絡先は、例えば、電話番号、メールアドレス、又は各種ウェブサイトによって発行されたアカウント情報である。ウェブサイトは、例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、「SNS」と記載する。)を提供するサイトである。
本実施形態によれば、空き時間管理装置1によって、ユーザーの空き時間を管理できる。従って、ユーザーの空き時間の活用を支援できる。
例えば、ユーザーが空き時間を第3者(本明細書において、他のユーザーを含む。)に有償又は無償で提供することを支援できる。例えば、第3者にユーザーの空き時間の情報を検索可能にすることにより、第3者がユーザーの空き時間を有償又は無償で活用することを支援できる。例えば、ユーザーが空き時間の情報を第3者に提供することを支援できる。例えば、空き時間の情報を可視化することにより、ユーザーは容易に空き時間を管理できる。例えば、複数のユーザーで空き時間の情報を共有させることができる。例えば、各ユーザーの空き時間を単数又は複数の項目(例えば、スキル、学歴、職歴、場所、及び労働単価のうちの1又は2以上の項目)に関連付けることによって、各ユーザーの空き時間に付加価値を付けることができ、空き時間の利用価値を向上できる。
引き続き、図1を参照して、空き時間管理システム100について説明する。空き時間管理システム100は、カレンダーサーバー200と、複数のユーザー端末300と、ネットワークNWとをさらに含む。
ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、及び公衆電話網を含む。ネットワークNWには、空き時間管理装置1、カレンダーサーバー200、及び複数のユーザー端末300が接続される。従って、空き時間管理装置1とカレンダーサーバー200と複数のユーザー端末300とは、ネットワークNWを介して、相互に通信可能である。具体的には、空き時間管理装置1の通信部15がネットワークNWに接続され、通信部15がカレンダーサーバー200及び複数のユーザー端末300と通信する。
ユーザー端末300の各々は、ディスプレー300aと、入力装置300bとを含む。ユーザー端末300は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、タブレット、又はスマートフォンである。入力装置300bは、例えば、ポインティングデバイス及びキーボード、又はタッチパネルである。
カレンダーサーバー200はカレンダーデータを記憶している。カレンダーデータは予定表データの一例である。カレンダーデータは、ユーザーごとに用意され、ユーザーの予定内容を示す予定データと、ユーザーの予定の開始時刻と終了時刻とを示す時刻データ(以下、「予定時刻データ」と記載する。)と、カレンダーを示すデータとを含む。予定の開始時刻と終了時刻とを総称して、「予定時刻」と記載し、予定の開始時刻から終了時刻までの時間を「予定時間」と記載する場合がある。カレンダーは予定表の一例である。
カレンダーサーバー200は、ネットワークNWを介して、ログインしたユーザー端末300に対して、ログインID(Identification)及びログインパスワードに対応したカレンダーデータに基づくカレンダーを提供する。このカレンダーは、ログインID及びログインパスワードを有するユーザーの予定内容及び予定時刻を含む。また、カレンダーサーバー200は、ユーザー端末300から送信された入力データに応じて、カレンダーデータを更新する。従って、ユーザーは、カレンダーを閲覧するだけでなく、ユーザー端末300を操作して、カレンダーに予定内容及び予定時刻を入力したり、カレンダーに入力されている予定内容及び予定時刻を、修正したり、削除したりすることができる。
引き続き、図1を参照して、空き時間管理装置1について説明する。
まず、空き時間管理装置1による空き時間の算出について説明する。予定取得部5は、カレンダーサーバー200からカレンダーデータを取得する。本実施形態では、予定取得部5は、カレンダーサーバー200が記憶しているカレンダーデータから少なくともユーザーの予定時刻データを取得する。予定時刻データは、年月日及び曜日を示すデータを含む。
具体的には、予定取得部5は、通信部15を介して、カレンダーサーバー200に対して、予定時刻データを送信するように、リクエストを送信する。カレンダーサーバー200は、リクエストに応答して、空き時間管理装置1に予定時刻データを送信する。通信部15は予定時刻データを受信する。そして、予定取得部5は、通信部15から予定時刻データを取得する。そして、空き時間算出部7は、ユーザーの予定時刻データに基づいて、ユーザーの空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、自動で空き時間が算出されるため、空き時間を入力するためのユーザーの労力を軽減できる。
具体的には、制御部3は、空き時間として記憶部17に記憶させることの可能な時間の条件(以下、「制約条件」と記載する。)を記憶部17に記憶させる。
そして、空き時間算出部7は、制約条件に従って、ユーザーの予定時刻データに基づいて、ユーザーの空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、ユーザーは、所望の内容に設定した制約条件を記憶部17に記憶させることにより、ユーザーのライフスタイルに適した空き時間を空き時間算出部7に算出させることができる。
例えば、空き時間算出部7は、時間軸上の所定範囲(以下、「空き時間許容範囲」と記載する。)内で、ユーザーの予定時刻データに基づいて、空き時間を算出する。空き時間許容範囲は、空き時間として記憶部17に記憶させることを許容する時間軸上の範囲である。従って、本実施形態によれば、ユーザーは、所望の時間帯から、空き時間を空き時間算出部7に算出させることができる。例えば、ユーザーは、就寝時間を除いて、活動可能な時間帯から、空き時間を空き時間算出部7に算出させることができる。
例えば、空き時間算出部7は、時間軸上の空き時間許容範囲に含めない範囲(以下、「空き時間非許容範囲」と記載する。)内では、空き時間を算出しない。空き時間非許容範囲は、空き時間として記憶部17に記憶させることを許容しない時間軸上の範囲である。従って、本実施形態によれば、ユーザーは、空き時間算出部7が所望の時間帯から空き時間を算出することを禁止できる。例えば、ユーザーは、空き時間算出部7が日曜日のような休日から空き時間を算出することを禁止できる。
例えば、空き時間算出部7は、「ユーザーの予定の開始時刻から第1所定時間FTだけ前まで」と、「ユーザーの予定の終了時刻から第2所定時間STだけ後まで」とを含まないように、空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、予定の直前においては、空き時間が算出されない。その結果、空き時間の活用によって、予定の円滑な実行が妨げられることを抑制できる。
例えば、予定の直前では空き時間が活用されないため、予定の時刻までに、予定の場所まで到着できなかったり、予定の準備ができなかったりすることを抑制できる。また、本実施形態によれば、予定の直後においては、空き時間が算出されない。その結果、予定の実行によって、空き時間の円滑な活用が妨げられることを抑制できる。例えば、予定の直後では空き時間を活用するまでの猶予時間が確保されるため、空き時間を活用する時刻までに、目的の場所まで到着できなかったり、空き時間の活用の準備ができなかったりすることを抑制できる。
例えば、空き時間算出部7は、第3所定時間TTよりも長くなるように、空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、空き時間が短すぎることを抑制でき、空き時間を有効に活用できる。例えば、10分の空き時間では有効活用できる可能性は低いが、最低でも1時間の空き時間を確保することにより、空き時間を有効活用できる。
空き時間許容範囲、空き時間非許容範囲、第1所定時間FT、第2所定時間ST、及び第3所定時間TTは、制約条件の一例である。本実施形態では、空き時間許容範囲は、空き時間許容範囲の開始時刻と終了時刻とで規定され、空き時間非許容範囲は、曜日によって規定される。
ユーザーは、これらの制約条件を、ユーザー端末300及びネットワークNWを介して、空き時間管理装置1に設定する。すなわち、インターフェース部13は、空き時間許容範囲を示すデータ、空き時間非許容範囲を示すデータ、第1所定時間FTを示すデータ、第2所定時間STを示すデータ、及び第3所定時間TTを示すデータを、通信部15を介して、ユーザー端末300から受け付ける。空き時間許容範囲を示すデータは、空き時間許容範囲の開始時刻を示すデータと空き時間許容範囲の終了時刻を示すデータとを含む。空き時間非許容範囲を示すデータは、曜日を示すデータを含む。本実施形態によれば、ユーザーは、制約条件を所望の内容に設定できる。
制御部3は、空き時間許容範囲を示すデータ、空き時間非許容範囲を示すデータ、第1所定時間FTを示すデータ、第2所定時間STを示すデータ、及び第3所定時間TTを示すデータを、制約条件として記憶部17に記憶させる。
次に、ユーザーによる空き時間の入力について説明する。インターフェース部13は、ユーザーがユーザー端末300に入力した空き時間を示す空き時間データを、通信部15を介して、ユーザー端末300から受け付ける。そして、制御部3は、インターフェース部13が受け付けた空き時間データに基づいて、記憶部17に記憶された空き時間データを更新する。従って、本実施形態によれば、ユーザーは、手動で所望の空き時間を入力できる。その結果、ユーザーの利便性を向上できる。例えば、ユーザーは、空き時間を修正したり、空き時間を削除したり、空き時間を追加したりできる。
次に、図1及び図2を参照して、空き時間算出部7が作成する空き時間カレンダー51について説明する。図2は、空き時間カレンダー51を示す図である。図1及び図2に示すように、空き時間算出部7は、ユーザーごとに、記憶部17から空き時間データを読み出して、空き時間カレンダー51を作成し、ネットワークNW上に配置する。空き時間カレンダー51は、年月日及び時刻を含むカレンダーであり、ユーザーの空き時間が入力されている。空き時間カレンダー51のうちの空き時間の領域には、例えば、特定の色彩が付される。図2では、空き時間の領域をハッチングで示している。また、空き時間カレンダー51はボタン53及びボタン55を含む。
ユーザーは、ユーザー端末300によって、ネットワークNW上に配置された空き時間カレンダー51にアクセスすることによって、空き時間カレンダー51を閲覧できる。従って、本実施形態では、空き時間が可視化されるため、ユーザーは空き時間を容易に把握できる。
なお、予定取得部5は、カレンダーサーバー200が記憶しているカレンダーデータからユーザーの予定データを取得し、制御部3は、予定データを記憶部17に記憶させることもできる。そして、空き時間算出部7は、記憶部17から予定データ及び予定時刻データを読み出して、空き時間カレンダー51に予定内容、予定時刻、及び予定時間を入力してもよい。また、インターフェース部13は、ユーザーがユーザー端末300に入力した予定内容を示す予定データ及び予定時刻を示す予定時刻データを、通信部15を介して、ユーザー端末300から受け付け、制御部3は、インターフェース部13が受け付けた予定データ及び予定時刻データに基づいて、記憶部17に記憶された予定データ及び予定時刻データを更新できる。従って、ユーザーは、手動で、予定内容、予定時刻、及び予定時間を入力できる。また、空き時間算出部7は、予定時刻データの更新に応じて、空き時間を再計算し、制御部3は、再計算した空き時間を示す空き時間データに基づいて、記憶部17に記憶された空き時間データを更新する。
引き続き、図1及び図2を参照して、文字列作成部9及び空き時間比較部11について説明する。
ユーザー端末300に関連させて、文字列作成部9について説明する。ユーザー端末300は、ユーザーによる入力装置300bの操作によって空き時間カレンダー51のボタン53が押下されると、空き時間を公開するためのリクエスト(以下、「公開リクエスト」と記載する。)を空き時間管理装置1に送信する。
文字列作成部9は、ユーザー端末300からの公開リクエストに応答して、ユーザーの空き時間を公開するための文字列を作成する。空き時間を公開するための文字列は、例えば、ユーザーの空き時間カレンダー51が配置されているネットワークNW上のアドレスを表す文字列である。アドレスを表す文字列は、例えば、URL(Uniform Resource Locator)である。また、空き時間を公開するための文字列は、例えば、ユーザーの空き時間を表す文字列である。空き時間を表す文字列は、例えば、「○○○○(ユーザーの氏名)の空き時間は14:00〜16:00です。」、である。
文字列作成部9は、ユーザーの空き時間を公開するための文字列を、通信部15を介して、ユーザー端末300に送信する。そして、ユーザー端末300は、ディスプレー300aに空き時間を公開するための文字列を表示させる。従って、ユーザーは、ユーザー端末300を操作して、空き時間を公開するための文字列を第3者の端末に送信できる。
その結果、例えば、空き時間を公開するための文字列が空き時間カレンダー51のアドレスを表している場合、第3者は、端末を介して、ユーザーの空き時間カレンダー51のアドレスにアクセスして、ユーザーの空き時間カレンダー51を閲覧できる。また、例えば、空き時間を公開するための文字列が空き時間を表している場合、第3者は、端末を介して、ユーザーの空き時間を知ることができる。
ユーザー端末300に関連させて、空き時間比較部11について説明する。ユーザー端末300は、ユーザーによる入力装置300bの操作によって空き時間カレンダー51のボタン55が押下されると、空き時間を比較するためのリクエスト(以下、「比較リクエスト」と記載する。)を空き時間管理装置1に送信する。
空き時間比較部11は、ユーザー端末300からの比較リクエストに応答して、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間を比較する比較処理を実行し、比較データを作成する。そして、空き時間比較部11は、所定のグループに属する複数のユーザーのユーザー端末300に比較データを送信する。
比較処理は、例えば、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間のうち、重複している時間(以下、「重複空き時間」と記載する。)を算出する処理である。この例では、重複空き時間を示すデータが比較データである。従って、所定のグループに属する複数のユーザーは、それぞれのユーザー端末300を介して、重複空き時間を知ることができる。また、比較処理は、例えば、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間カレンダー51を重畳させる処理である。この例では、重畳された複数の空き時間カレンダー51を示すデータ、又は重畳された複数の空き時間カレンダー51が配置されているネットワークNW上のアドレスを表す文字列が比較データである。従って、所定のグループに属する複数のユーザーは、それぞれのユーザー端末300を介して、重畳された複数の空き時間カレンダー閲覧できる。
図1及び図3〜図5を参照して、空き時間管理装置1による空き時間算出処理について説明する。図3及び図4は、それぞれ、空き時間管理装置1による空き時間算出処理の前段及び後段を示すフローチャートである。図5(a)は、空き時間算出処理の対象となる月日を示す図である。図5(b)は、空き時間算出処理の対象となる予定時刻及び予定時間を示す図である。図5(b)では、予定時間がハッチングを付した帯で示され、予定時間を示す帯の両端部のうち、0時に近い端部は予定の開始時刻を示し、24時に近い端部は予定の終了時刻を示す。図5(c)は空き時間F1を示す図である。図5(c)では、空き時間F1が白色の帯で示される。図5(d)は空き時間許容範囲を示す図である。図5(d)では、空き時間許容範囲がハッチングを付した帯で示される。図5(e)は空き時間F2を示す図である。図5(f)は空き時間F3を示す図である。図5(g)は空き時間F4を示す図である。図5(h)は空き時間F5を示す図である。図5(e)〜図5(h)では、空き時間F2〜空き時間F5が白色の帯で示される。
図1、図3、及び図4に示すように、空き時間管理装置1は、ステップS1〜ステップS37によって示される空き時間算出処理をユーザーごとに実行する。以下、あるユーザーに対する処理を説明する。
図3に示すように、ステップS1において、予定取得部5は、カレンダーサーバー200から所定日数分のユーザーの予定時刻データを取得し、記憶部17に記憶させる。
ステップS3において、空き時間算出部7は、記憶部17から、0時から24時までの予定時刻データを読み出す。
ステップS5において、空き時間算出部7は、予定時刻データの示す予定時刻が空き時間非許容範囲として記憶された曜日に属するか否かを判定する。図3及び図5の説明において、空き時間非許容範囲として記憶された曜日は日曜日である。
空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS5でYes)の場合、処理をステップS3に進める。従って、例えば、図5(a)〜図5(h)に示すように、空き時間は算出されず、空き時間非許容範囲としての日曜日には空き時間は設定されない。
一方、空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS5でNo)の場合、処理をステップS7に進める。
ステップS7において、空き時間算出部7は、予定時刻データに基づいて、ユーザーの空き時間F1を算出する。具体的には、空き時間算出部7は、0時から24時までの時間帯のうち、予定時刻データによって表される予定時間を除く時間を、空き時間F1に設定する。例えば、図5(a)〜図5(c)に示すように、空き時間算出部7は、0時から8時までの時間と、12時から18時までの時間と、22時から24時までの時間とを、それぞれ、空き時間F1に設定する。
ステップS9において、空き時間算出部7は、空き時間F1の全範囲が空き時間許容範囲内か否かを判定する。例えば、図5(d)に示すように、空き時間許容範囲は、6時から22時までの時間である。
空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS9でYes)の場合、処理をステップS15に進める。
ステップS15において、空き時間算出部7は、空き時間F1を空き時間F2に設定する。例えば、図5(c)〜図5(e)に示すように、空き時間算出部7は、12時から18時までの空き時間F1を空き時間F2に設定する。
一方、空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS9でNo)の場合、処理をステップS11に進める。
ステップS11において、空き時間算出部7は、空き時間F1の一部範囲が空き時間許容範囲内か否かを判定する。
空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS11でYes)の場合、処理をステップS13に進める。
ステップS13において、空き時間算出部7は、空き時間F1の一部範囲を空き時間F2に設定する。例えば、図5(c)〜図5(e)に示すように、0時から8時までの空き時間F1のうち、空き時間許容範囲内の時間である6時から8時までの時間を、空き時間F2に設定する。
一方、空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS11でNo)の場合、つまり、空き時間F1の全範囲が空き時間許容範囲外の場合、処理を図4のステップS33に進める。従って、例えば、図5(c)〜図5(e)に示すように、22時から24時までの空き時間F1は、空き時間F2に設定されない。
図3に示すように、ステップS17において、空き時間算出部7は、空き時間F2が予定時刻データの示す予定の開始時刻に連続するか否かを判定する。
空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS17でYes)の場合、処理をステップS19に進める。
ステップS19において、空き時間算出部7は、空き時間F2から第1所定時間FTを除外し、空き時間F2のうちの残りの時間を、空き時間F3に設定する。具体的には、空き時間算出部7は、空き時間F2の開始時刻を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻から第1所定時間FTを差し引いた時刻を終了時刻とする時間を、空き時間F3に設定する。図4及び図5の説明において、第1所定時間FTは1時間である。例えば、図5(b)、図5(e)、及び図5(f)に示すように、12時から18時までの空き時間F2は、予定の開始時刻の18時に連続する。従って、空き時間F3は、空き時間F2の開始時刻の12時を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻の18時から1時間を差し引いた時刻である17時を終了時刻とする。
一方、空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS17でNo)の場合、処理をステップS21に進める。
ステップS21において、空き時間算出部7は、空き時間F2を空き時間F3に設定する。
ステップS23において、空き時間算出部7は、空き時間F3が予定時刻データの示す予定の終了時刻に連続するか否かを判定する。
空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS23でYes)の場合、処理をステップS25に進める。
ステップS25において、空き時間算出部7は、空き時間F3から第2所定時間STを除外し、空き時間F3のうちの残りの時間を、空き時間F4に設定する。具体的には、空き時間算出部7は、空き時間F2の開始時刻に第2所定時間STを加えた時刻を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻を終了時刻とする時間を、空き時間F4に設定する。図4及び図5の説明において、第2所定時間STは1時間である。例えば、図5(b)、図5(f)、及び図5(g)に示すように、12時から17時までの空き時間F3は、予定の終了時刻の12時に連続する。従って、空き時間F4は、空き時間F3の開始時刻の12時に1時間を加えた時刻である13時を開始時刻とするとともに、空き時間F3の終了時刻の17時を終了時刻とする。
一方、空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS23でNo)の場合、処理をステップS27に進める。
ステップS27において、空き時間算出部7は、空き時間F3を空き時間F4に設定する。
ステップS29において、空き時間算出部7は、空き時間F4が第3所定時間TTよりも長いか否かを判定する。図4及び図5の説明において、第3所定時間TTは1時間である。
空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS29でNo)の場合、処理をステップS33に進める。従って、例えば、図5(g)及び図5(h)に示すように、6時から7時までの空き時間F4は、空き時間F5に設定されない。
一方、空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS29でYes)の場合、処理をステップS31に進める。
ステップS31において、空き時間算出部7は、空き時間F4を空き時間F5に設定する。例えば、図5(g)及び図5(h)に示すように、13時から17時までの空き時間F4を空き時間F5に設定する。
ステップS33において、空き時間算出部7は、0時から24時までに含まれる全ての空き時間F1に対して、ステップS9〜ステップS31の処理が実行されたか否かを判定する。
空き時間算出部7は、否定的判定(ステップS33でNo)の場合、処理を図3のステップS9に進める。例えば、図5(c)に示すように、0時から24時までに、3つの空き時間F1が含まれるため、ステップS9〜ステップS31の処理が3回実行される。
一方、空き時間算出部7は、肯定的判定(ステップS33でYes)の場合、処理をステップS35に進める。
ステップS35において、予定取得部5は、次の日の予定時刻データが記憶部17に記憶されているか否かを判定する。
予定取得部5は、肯定的判定(ステップS35でYes)の場合、処理を図3のステップS3に進める。
一方、予定取得部5は、否定的判定(ステップS35でNo)の場合、処理をステップS37に進める。
ステップS37において、制御部3は、空き時間F5を示す空き時間データをユーザーと年月日とに関連付けて記憶部17に記憶させる。
なお、図5(a)〜図5(h)では、時間軸t上に、予定時刻、予定時間、空き時間許容範囲、及び空き時間F1〜空き時間F5が設定されている。
図1、図6、及び図7を参照して、空き時間管理装置1による制約条件の設定処理について説明する。図6は、空き時間管理装置1による制約条件の設定処理を示すフローチャートである。図7は、空き時間管理装置1が提供する制約条件設定画面31を示す図である。
図1、図6、及び図7に示すように、ステップS51において、インターフェース部13は、ユーザー端末300からのリクエストに応答して、通信部15を介して、制約条件設定画面31の表示データをユーザー端末300に送信する。制約条件設定画面31の表示データは、制約条件設定画面31をユーザー端末300のディスプレー300aで表示するためのデータであり、例えば、HTML(HyperText Markup Language)データである。
ステップS61において、ユーザー端末300は表示データを受信する。
ステップS63において、ユーザー端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに制約条件設定画面31を表示させる。
制約条件設定画面31は、制約条件を入力するためのプルダウンメニュー33〜プルダウンメニュー43及び決定ボタン45を含む。
プルダウンメニュー33は、複数の項目(例えば、土曜、日曜、祝日、土日、及び土日祝日)から空き時間非許容範囲をユーザーに選択させるメニューである。プルダウンメニュー35は、複数の項目(例えば、00:00、01:00、…、20:00)から空き時間許容範囲の開始時刻をユーザーに選択させるメニューである。プルダウンメニュー37は、複数の項目(例えば、04:00、10:00、…、24:00)から空き時間許容範囲の終了時刻をユーザーに選択させるメニューである。
プルダウンメニュー39は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第1所定時間FTをユーザーに選択させるメニューである。プルダウンメニュー41は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第2所定時間STをユーザーに選択させるメニューである。プルダウンメニュー43は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第3所定時間TTをユーザーに選択させるメニューである。
決定ボタン45は、プルダウンメニュー33〜プルダウンメニュー43で選択された各制約条件(空き時間非許容範囲を示すデータ、空き時間許容範囲の開始時刻を示すデータ、空き時間許容範囲の終了時刻を示すデータ、第1所定時間FTを示すデータ、第2所定時間STを示すデータ、及び第3所定時間TTを示すデータ)を空き時間管理装置1に送信するためのボタンである。
ステップS65において、ユーザー端末300は、プルダウンメニュー33〜プルダウンメニュー43を介して、各制約条件を受け付ける。
ステップS67において、ユーザー端末300は、ユーザーが入力装置300bを操作して決定ボタン45を押下したことに応答して、各制約条件を空き時間管理装置1に送信する。
ステップS53において、通信部15は各制約条件を受信し、インターフェース部13は、通信部15を介して、各制約条件を受け付ける。
ステップS55において、制御部3は、各制約条件を記憶部17に記憶させる。
図1及び図8を参照して、空き時間管理装置1による空き時間受付処理について説明する。図8は、空き時間管理装置1による空き時間受付処理を示すフローチャートである。
図1及び図8に示すように、ステップS71において、空き時間算出部7は、ユーザー端末300からのリクエストに応答して、記憶部17から空き時間データを読み出し、空き時間カレンダー51(図2)の表示データを作成する。空き時間カレンダー51の表示データは、空き時間カレンダー51をユーザー端末300のディスプレー300aで表示するためのデータであり、例えば、HTMLデータである。なお、空き時間カレンダー51の表示データを予め記憶部17に記憶させていてもよい。この場合、空き時間算出部7は、記憶部17から空き時間データを定期的に又は不定期に読み出し、空き時間カレンダー51の表示データを定期的に又は不定期に更新する。
ステップS73において、空き時間算出部7は、通信部15を介して、空き時間カレンダー51の表示データをユーザー端末300に送信する。
ステップS91において、ユーザー端末300は、表示データを受信する。
ステップS93において、ユーザー端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに空き時間カレンダー51を表示させる。
ステップS95において、ユーザー端末300は、ユーザーが入力装置300bを操作して空き時間を変更したか否かを判定する。変更は、修正、追加、又は削除を示す。
ユーザー端末300は、否定的判定(ステップS95でNo)の場合は、処理をステップS93に進める。
一方、ユーザー端末300は、肯定的判定(ステップS95でYes)の場合は、処理をステップS97に進める。
ステップS97において、ユーザー端末300は、空き時間の変更内容を示すデータを空き時間管理装置1に送信する。
ステップS75において、通信部15は空き時間の変更内容を示すデータを受信し、インターフェース部13は、通信部15を介して、空き時間の変更内容を示すデータを受け付ける。
ステップS77において、空き時間算出部7は、空き時間の変更内容を示すデータに基づいて、空き時間カレンダー51の表示データを更新する。
ステップS79において、空き時間算出部7は、通信部15を介して、空き時間カレンダー51の表示データをユーザー端末300に送信する。
ステップS81において、制御部3は、空き時間の変更内容を示すデータに基づいて、記憶部17に記憶された空き時間を示すデータを更新する。
ステップS99において、ユーザー端末300は、表示データを受信する。
ステップS101において、ユーザー端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに空き時間カレンダー51を表示させる。
図1及び図9を参照して、空き時間管理装置1による空き時間公開処理について説明する。図9は、空き時間管理装置1による空き時間公開処理を示すフローチャートである。
図1及び図9に示すように、ステップS111において、空き時間算出部7は、ユーザー端末300からのリクエストに応答して、記憶部17から空き時間データを読み出し、空き時間カレンダー51(図2)の表示データを作成する。
ステップS113において、空き時間算出部7は、通信部15を介して、空き時間カレンダー51の表示データをユーザー端末300に送信する。
ステップS131において、ユーザー端末300は、表示データを受信する。
ステップS133において、ユーザー端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに空き時間カレンダー51を表示させる。
ステップS135において、ユーザー端末300は、ユーザーが入力装置300bを操作して公開リクエストを入力したか否かを判定する。具体的には、ユーザー端末300は、空き時間カレンダー51のボタン53が押下されたか否かを判定する。
ユーザー端末300は、否定的判定(ステップS135でNo)の場合は、処理をステップS133に進める。
一方、ユーザー端末300は、肯定的判定(ステップS135でYes)の場合は、処理をステップS137に進める。
ステップS137において、ユーザー端末300は、公開リクエストを空き時間管理装置1に送信する。
ステップS115において、通信部15は公開リクエストを受信し、インターフェース部13は、通信部15を介して、公開リクエストを受け付ける。
ステップS117において、文字列作成部9は、公開リクエストに応答して、空き時間を公開するための文字列を作成する。
ステップS119において、文字列作成部9は、通信部15を介して、空き時間を公開するための文字列を、ユーザー端末300に送信する。
ステップS139において、ユーザー端末300は、文字列を受信する。
ステップS141において、ユーザー端末300は、ディスプレー300aに文字列を表示させる。
図1及び図10を参照して、空き時間管理装置1による空き時間比較処理について説明する。図10は、空き時間管理装置1による空き時間比較処理を示すフローチャートである。
図1及び図10に示すように、ステップS151において、空き時間算出部7は、ユーザー端末300からのリクエストに応答して、記憶部17から空き時間データを読み出し、空き時間カレンダー51(図2)の表示データを作成する。
ステップS153において、空き時間算出部7は、通信部15を介して、空き時間カレンダー51の表示データをユーザー端末300に送信する。
ステップS171において、ユーザー端末300は、表示データを受信する。
ステップS173において、ユーザー端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに空き時間カレンダー51を表示させる。
ステップS175において、ユーザー端末300は、ユーザーが入力装置300bを操作して比較リクエストを入力したか否かを判定する。具体的には、ユーザー端末300は、空き時間カレンダー51のボタン55が押下されたか否かを判定する。
ユーザー端末300は、否定的判定(ステップS175でNo)の場合は、処理をステップS173に進める。
一方、ユーザー端末300は、肯定的判定(ステップS175でYes)の場合は、処理をステップS177に進める。
ステップS177において、ユーザー端末300は、比較リクエストを空き時間管理装置1に送信する。
ステップS155において、通信部15は比較リクエストを受信し、インターフェース部13は、通信部15を介して、比較リクエストを受け付ける。
ステップS157において、空き時間比較部11は、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間を比較し、比較データを作成する。
ステップS159において、空き時間比較部11は、通信部15を介して、比較データをユーザー端末300に送信する。
ステップS179において、ユーザー端末300は、比較データを受信する。
ステップS181において、ユーザー端末300は、ディスプレー300aに比較データの示す情報を表示させる。
図1及び図11を参照して、空き時間管理装置1のハードウェア構成について説明する。図11は、空き時間管理装置1のハードウェア構成を示す図である。図11に示すように、空き時間管理装置1は、コンピューターとしてのCPU(中央演算処理装置)61、メインメモリー63、チップセット65、GPU(グラフィックスプロセシングユニット)67、ディスプレー69、SPU(サウンドプロセシングユニット)71、スピーカー73、HDD(ハードディスクドライブ)75、ドライブ77、通信装置81、及び入力装置83を含む。
CPU61は、HDD75に格納されたコンピュータープログラムを実行して各種演算を行う。例えば、コンピュータープログラムは、図3及び図4のステップS1〜ステップS37の処理と、図6のステップS51〜ステップS55の処理と、図8のステップS71〜ステップS81の処理と、図9のステップS111〜ステップS119の処理と、図10のステップS151〜ステップS159の処理とをCPU61に実行させる。従って、CPU61は、コンピュータープログラムを実行することによって、制御部3、予定取得部5、空き時間算出部7、文字列作成部9、空き時間比較部11、及びインターフェース部13として機能する。その結果、ユーザーの空き時間を管理でき、ユーザーの空き時間の活用を支援できる。コンピュータープログラムは、リムーバブル記録媒体79に記憶されて配布されてもよく、ネットワークNWを介して配布されてもよい。
メインメモリー63は、CPU61から直接読み書きが行われる高速のメモリーであり、記憶部17の一部として機能する。GPU67は、グラフィックス処理を実行し、ディスプレー69に映像信号を与える。ディスプレー69は与えられた映像信号に応じて映像を表示する。SPU71は、サウンド処理を実行し、スピーカー73に音声信号を与える。スピーカー73は与えられた音声信号に応じて音声を出力する。
HDD75は、コンピュータープログラム及びデータを格納するための補助記憶装置である。HDD75は記憶部17の主要部分として機能する。ドライブ77は、リムーバブル記録媒体79からデータを読み込んだり、書き込んだりする装置である。なお、リムーバブル記録媒体79、HDD75、及びメインメモリー63は、記憶媒体の一例である。
通信装置81は、ネットワークNWへの接続を実行し、通信を制御する。通信装置81は通信部15として機能する。入力装置83は、マウス及びキーボードのようなポインティングデバイスを含む。CPU61、GPU67、SPU71、HDD75、ドライブ77、通信装置81、及び入力装置83のような各機能ユニットは、チップセット65に接続される。チップセット65は、機能ユニット間のデータの送受信を管理する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態及び実施例について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態及び実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(8))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図3及び図4のステップS1〜ステップS37の処理と、図6のステップS51〜ステップS55の処理と、図8のステップS71〜ステップS81の処理と、図9のステップS111〜ステップS119の処理と、図10のステップS151〜ステップS159の処理とのそれぞれは、空き時間管理方法を示し、空き時間管理装置1は空き時間管理方法を実行する。その結果、ユーザーの空き時間を管理でき、ユーザーの空き時間の活用を支援できる。
(2)図3及び図4のステップS1〜ステップS37の順番と、図6のステップS51〜ステップS55の順番と、図8のステップS71〜ステップS81の順番と、図9のステップS111〜ステップS119の順番と、図10のステップS151〜ステップS159の順番とのそれぞれは、適宜変更し得る。
(3)文字列作成部9は、図2のボタン53の押下に応答して、空き時間カレンダー51のアドレスを表す文字列を作成し、空き時間カレンダー51のうちの空き時間を示す領域(ハッチングの領域)がクリックされたことに応答して、クリックされた領域に対応する空き時間を表す文字列を作成してもよい。また、文字列作成部9は、空き時間カレンダー51の空き時間を示す領域のうち、クリックされた領域の色彩とクリックされていない領域の色彩とを異ならせることもできる。
(4)図1及び図2を参照して説明したように、ユーザー端末300が空き時間管理装置1にアクセスするためのインターフェースは、空き時間カレンダー51であったが、空き時間カレンダー51に限定されない。
(4−A)例えば、ユーザー端末300は、複数の者(以下、「被登録者」と記載する。)の連絡先を示す連絡先テーブルを記憶している。連絡先は、被登録者の識別情報と、被登録者の氏名又は名称と、被登録者の住所又は居所と、被登録者の通信用連絡先とを含む。連絡先テーブルは、被登録者の識別情報と、被登録者の氏名又は名称と、被登録者の住所又は居所と、被登録者の通信用連絡先とを、被登録者ごとに関連付けたテーブルである。通信用連絡先は、例えば、被登録者の電話番号又はメールアドレスである。
ユーザー(以下、「第1ユーザー」と記載する。)がユーザー端末300を操作して、連絡先テーブルから連絡先を選択すると、ユーザー端末300は、選択された連絡先に含まれる通信用連絡先を空き時間管理装置1に送信する。制御部3は、ユーザー端末300から受信した通信用連絡先と一致する通信用連絡先をデータベースDBから検索する。制御部3は、検索した通信用連絡先と関連付けられた他のユーザー(以下、「第2ユーザー」と記載する。)の空き時間データをデータベースDBから取得する。第2ユーザーは、選択された連絡先に対応する被登録者を示す。
文字列作成部9は、第2ユーザーの空き時間データが示す空き時間を公開するための文字列を作成し、空き時間を公開するための文字列を、通信部15を介して、第1ユーザーのユーザー端末300に送信する。文字列は、図1及び図2を参照して説明した文字列作成部9が作成する文字列と同様である。
又は、制御部3は、第2ユーザーの空き時間データをデータベースDBから取得することに加えて、第1ユーザーの空き時間データをデータベースDBから取得する。そして、空き時間比較部11は、第1ユーザーの空き時間データが示す空き時間と第2ユーザーの空き時間データが示す空き時間との比較処理を実行し、比較データを作成する。そして、空き時間比較部11は、比較データを、通信部15を介して、第1ユーザーのユーザー端末300に送信する。比較処理は、例えば、第1ユーザーの空き時間と第2ユーザーの空き時間とのうち、重複している時間(以下、「重複空き時間」と記載する。)を算出する処理である。この例では、重複空き時間を示すデータが比較データである。また、比較処理は、例えば、第1ユーザーの空き時間カレンダー51と第2ユーザーの空き時間カレンダー51とを重畳させる処理である。この例では、重畳された2つの空き時間カレンダー51を示すデータ、又は重畳された2つの空き時間カレンダー51が配置されているネットワークNW上のアドレスを表す文字列が比較データである。
(4−B)例えば、ネットワークNWに接続されるサーバーが、SNSを提供するウェブサイトを公開する。ウェブサイトには、複数の者(以下、「登録者」と記載する。)が登録している。サーバーは、登録者ごとに、専用ページを提供するとともに、連絡先テーブルを記憶している。専用ページは、第3者へ公開されているページであってもよいし、第3者へ公開されていないページであってもよい。連絡先テーブルは、上記(4−A)で説明した連絡先テーブルと同様である。登録者は、専用ページを介して、連絡先テーブルを参照することができる。
ユーザー(以下、「第1ユーザー」と記載する。)がユーザー端末300を操作して、第1ユーザーの専用ページを介して連絡先テーブルから連絡先を選択すると、サーバーは、選択された連絡先に含まれる通信用連絡先を空き時間管理装置1に送信する。第1ユーザーは、空き時間管理装置1のユーザーであるとともに、SNSを提供するウェブサイトの登録者でもある。制御部3は、サーバーから受信した通信用連絡先と一致する通信用連絡先をデータベースDBから検索する。制御部3は、検索した通信用連絡先と関連付けられた他のユーザー(以下、「第2ユーザー」と記載する。)の空き時間データをデータベースDBから取得する。第2ユーザーは、選択された連絡先に対応する被登録者を示す。
文字列作成部9は、第2ユーザーの空き時間データが示す空き時間を公開するための文字列を作成し、空き時間を公開するための文字列を、通信部15を介して、サーバーに送信する。サーバーは、空き時間を公開するための文字列を、第1ユーザーのユーザー端末300に送信する。文字列は、図1及び図2を参照して説明した文字列作成部9が作成する文字列と同様である。
又は、サーバーは、選択された連絡先に含まれる通信用連絡先に加えて、第1ユーザーに発行したアカウント情報を空き時間管理装置1に送信する。制御部3は、サーバーから受信した通信用連絡先と一致する通信用連絡先をデータベースDBから検索する。制御部3は、検索した通信用連絡先と関連付けられた第2ユーザーの空き時間データをデータベースDBから取得する。また、制御部3は、サーバーから受信したアカウント情報と一致するアカウント情報をデータベースDBから検索する。制御部3は、検索したアカウント情報と関連付けられた第1ユーザーの空き時間データをデータベースDBから取得する。そして、空き時間比較部11は、第1ユーザーの空き時間データが示す空き時間と第2ユーザーの空き時間データが示す空き時間との比較処理を実行し、比較データを作成する。そして、空き時間比較部11は、比較データを、通信部15を介して、サーバーに送信する。サーバーは、比較データをユーザー端末に送信する。比較処理及び比較データは、上記(4−A)で説明した比較処理及び比較データと同様である。
(5)空き時間管理装置1は、空き時間に関連付けて、空き時間に入る予定の候補を示す情報(以下、「候補情報」と記載する。)を、ユーザー端末300に送信してもよい。例えば、空き時間算出部7は、空き時間に関連付けて、候補情報を、ユーザー端末300に送信する。例えば、空き時間算出部7は、候補情報を空き時間に関連付けて、空き時間カレンダー51を作成し、空き時間カレンダー51をユーザー端末300に送信する。候補情報は、例えば、ユーザーにお勧めの情報(例えば、娯楽情報、趣味情報、店舗情報、食事情報、地域情報、又は自己啓発情報)であるが、特に限定されない。ユーザーは、候補情報を見て、空き時間に入れる予定を決定できる。従って、ユーザーは、空き時間を有効に活用できる。また、候補情報によって示される事業者は、営業活動を効果的に実行でき、候補情報によって示される商品又は役務をユーザーに提供できる。
(6)図1及び図2を参照して空き時間比較処理の変形例について説明する。変形例では、ユーザー(以下、「第1ユーザー」と記載する。)のユーザー端末300が、他のユーザー(以下、「第2ユーザー」と記載する。)のユーザー端末300から、第2ユーザーの空き時間カレンダー51が配置されているネットワークNW上のアドレスを表す文字列(例えば、URL)を受信する。第1ユーザーのユーザー端末300は、受信した文字列に基づいて、第2ユーザーの空き時間カレンダー51にアクセスし、第2ユーザーの空き時間カレンダー51をディスプレー300aに表示させる。
第1ユーザーのユーザー端末300は、第1ユーザーが入力装置300bを操作して比較リクエストを入力したか否かを判定する。具体的には、第1ユーザーのユーザー端末300は、第2ユーザーの空き時間カレンダー51のボタン55が押下されたか否かを判定する。第1ユーザーのユーザー端末300は、比較リクエストが入力されたと判定した場合、つまり、ボタン55が押下されたと判定した場合、比較リクエストを空き時間管理装置1に送信する。通信部15は比較リクエストを受信し、インターフェース部13は、通信部15を介して、比較リクエストを受け付ける。空き時間比較部11は、第1ユーザーの空き時間と第2ユーザーの空き時間との比較処理を実行し、比較データを作成する。空き時間比較部11は、通信部15を介して、比較データを第1ユーザーのユーザー端末300に送信する。第1ユーザーのユーザー端末300は、比較データを受信し、ディスプレー300aに比較データの示す情報を表示させる。比較処理及び比較データは、上記(4−A)で説明した比較処理及び比較データと同様である。また、比較処理は、第2ユーザーの空き時間カレンダー51の空き時間に、第1ユーザーの空き時間カレンダー51の空き時間を追加し、第2ユーザーの空き時間カレンダー51を更新する処理であってもよい。
(7)図1を参照して説明した空き時間管理装置1は、関連付け部をさらに備えていてもよい。以下、関連付け部について、空き時間比較部11と関連付けて説明する。
空き時間比較部11は、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間を比較する。関連付け部は、空き時間比較部11の比較結果に基づいて、空き時間に情報を関連付け、関連付けデータを作成する。そして、関連付け部は、通信部15を介して、所定のグループに属する複数のユーザーのユーザー端末300に、関連付けデータを送信する。関連付けデータは、例えば、空き時間に関連付けられた情報と空き時間とを示す。又は、関連付けデータは、ネットワークNW上のアドレスを表す文字列を示す。ネットワークNW上のアドレスには、空き時間に関連付けられた情報と空き時間とを示すデータが配置されている。従って、複数のユーザーは、空き時間に関連付けられた情報と空き時間とを閲覧及び共有できる。
具体的には、空き時間比較部11は、所定のグループに属する複数のユーザーの空き時間を比較し、複数のユーザーの空き時間のうち、重複している時間(以下、「重複空き時間」と記載する。)を算出する。
関連付け部は、重複空き時間に情報を関連付け、関連付けデータを作成する。情報は、例えば、複数のユーザーに共通する情報を含む。複数のユーザーに共通する情報は、例えば、複数のユーザーに共通する予定(例えば、会議の予定)を含む。予定は、例えば、予定内容を含む。以下、複数のユーザーに共通する予定を、「共通予定」と記載する。なお、例えば、重複空き時間に共通予定を関連付けることは、重複空き時間に共通予定を設定することを示す。
関連付けデータは、例えば、重複空き時間に関連付けられた共通予定と、重複空き時間とを示す。関連付けデータは、例えば、予定表(例えば、カレンダー)を示す。予定表は、重複空き時間を示す領域と、重複空き時間を示す領域に配置された共通予定とを含む。関連付けデータはユーザー端末300に送信されるため、複数のユーザーは、共通予定と重複空き時間とを閲覧及び共有できる。特に、ユーザーが重複空き時間を探すことを要求されないため、共通予定を入れる日時を決定する際に、ユーザーの利便性を向上できる。
関連付け部は、複数の関連付けデータを作成してもよい。複数の関連付けデータの各々は予定表を含む。複数の予定表は、それぞれ、所定のグループに属する複数のユーザーに割り当てられている。つまり、ある予定表は、あるユーザーの予定を含む。従って、予定表の各々は、予定と、重複空き時間を示す領域と、重複空き時間を示す領域に配置された共通予定とを含む。関連付け部は、複数の関連付けデータを、それぞれ、複数のユーザー端末300に送信する。従って、各ユーザーは、自身の予定表において、自身の予定と比較しながら共通予定を閲覧できるとともに、共通予定だけを共有できる。
なお、CPU61は、コンピュータープログラムを実行することによって、関連付け部として機能する。
(8)空き時間管理装置1は、1つのコンピューターによって実現されてもよいし、複数のコンピューターによって実現されてもよい。また、空き時間管理装置1を複数のコンピューターで実現する場合、それぞれのコンピューターが同じ場所に配置されていなくてもよく、複数のコンピューターがネットワークを介して接続されていればよい。
本発明は、空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 空き時間管理装置
3 制御部
5 予定取得部
7 空き時間算出部
9 文字列作成部
11 空き時間比較部
13 インターフェース部
15 通信部
17 記憶部
100 空き時間管理システム
200 カレンダーサーバー
300 ユーザー端末
DB データベース
NW ネットワーク

Claims (16)

  1. 空き時間管理装置であって、
    記憶部と、
    ユーザーの空き時間を示す空き時間データをユーザーごとに前記記憶部に記憶させ、前記記憶部にデータベースを構築する制御部と、
    ユーザーの予定の開始時刻と終了時刻とを示す時刻データを含む予定表データをユーザーごとに記憶しているカレンダーサーバーから、ネットワークを介して前記時刻データを取得する予定取得部と、
    前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出する空き時間算出部と
    を備え、
    前記空き時間算出部は、前記記憶部から前記空き時間データを読み出して、空き時間カレンダーを作成し、
    前記空き時間カレンダーは、年月日及び時刻を含むカレンダーであり、
    前記空き時間カレンダーには、前記空き時間が可視化されて入力されており、
    前記空き時間カレンダーは、ユーザー端末が前記空き時間管理装置にアクセスするときのインターフェースである、空き時間管理装置。
  2. 前記制御部は、前記空き時間として前記記憶部に記憶させることの可能な時間の条件を前記記憶部に記憶させ、
    前記空き時間算出部は、前記条件に従って、前記空き時間を算出する、請求項1に記載の空き時間管理装置。
  3. 前記空き時間算出部は、時間軸上の所定範囲内で、前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出する、請求項1又は請求項3に記載の空き時間管理装置。
  4. 前記空き時間算出部は、前記予定の前記開始時刻から第1所定時間だけ前までと、前記予定の前記終了時刻から第2所定時間だけ後までとのうちの少なくとも一方を含まないように、前記空き時間を算出する、請求項1、請求項3、及び請求項4のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  5. 前記空き時間算出部は、第3所定時間よりも長くなるように、前記空き時間を算出する、請求項1、請求項3、請求項4、及び請求項5のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  6. 前記空き時間データをユーザー端末から受け付けるインターフェース部をさらに備える、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、及び請求項6のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  7. 前記ユーザーの前記空き時間を公開するための文字列を作成する文字列作成部をさらに備える、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、及び請求項7のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  8. 複数の前記ユーザーの前記空き時間を比較する空き時間比較部をさらに備える、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7及び請求項9のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  9. 前記空き時間に関連付けて、前記空き時間に入る予定の候補を示す情報を、ユーザー端末に送信する、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項9及び請求項10のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  10. 空き時間管理装置が実行する空き時間管理方法であって、
    ユーザーの空き時間を示す空き時間データをユーザーごとに記憶部に記憶させ、前記記憶部にデータベースを構築するステップと、
    前記記憶部から前記空き時間データを読み出すステップと
    を含み、
    ユーザーの予定の開始時刻と終了時刻とを示す時刻データを含む予定表データをユーザーごとに記憶しているカレンダーサーバーから、ネットワークを介して前記時刻データを取得し、
    前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出し、
    前記記憶部から前記空き時間データを読み出して、空き時間カレンダーを作成し、
    前記空き時間カレンダーは、年月日及び時刻を含むカレンダーであり、
    前記空き時間カレンダーには、前記空き時間が可視化されて入力されており、
    前記空き時間カレンダーは、ユーザー端末が前記空き時間管理装置にアクセスするときのインターフェースである、空き時間管理方法。
  11. 請求項12に記載の空き時間管理方法をコンピューターに実行させる、コンピュータープログラム。
  12. 請求項13に記載のコンピュータープログラムを記憶した非一時的コンピューター読取可能記憶媒体。
  13. 文字列作成部をさらに備え、
    前記空き時間管理装置は、複数の被登録者の連絡先を示す連絡先テーブルから選択された連絡先に含まれる通信用連絡先を、ユーザーのユーザー端末から受信し、
    前記制御部は、
    前記受信した通信用連絡先と一致する通信用連絡先を前記データベースから検索し、
    前記検索した通信用連絡先と関連付けられた他のユーザーの空き時間データを前記データベースから取得し、
    前記文字列作成部は、前記他のユーザーの前記空き時間データが示す空き時間を公開するための文字列を作成する、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、及び請求項7のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  14. 文字列作成部をさらに備え、
    前記空き時間管理装置は、複数の被登録者の連絡先を示す連絡先テーブルから選択された連絡先に含まれる通信用連絡先を、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するウェブサイトを公開するサーバーから受信し、
    前記制御部は、
    前記受信した通信用連絡先と一致する通信用連絡先を前記データベースから検索し、
    前記検索した通信用連絡先と関連付けられたユーザーの空き時間データを前記データベースから取得し、
    前記文字列作成部は、前記ユーザーの前記空き時間データが示す空き時間を公開するための文字列を作成する、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、及び請求項7のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  15. 前記各ユーザーの前記空き時間は、スキル、学歴、職歴、場所、及び労働単価のうちの1又は2以上の項目に関連付けられる、請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項9、請求項10、請求項11、請求項15、及び請求項16のいずれか1項に記載の空き時間管理装置。
  16. ユーザーの予定の開始時刻と終了時刻とを示す時刻データを含む予定表データをユーザーごとに記憶しているカレンダーサーバーと、
    空き時間管理装置と
    を備え、
    前記空き時間管理装置は、
    記憶部と、
    ユーザーの空き時間を示す空き時間データをユーザーごとに前記記憶部に記憶させ、前記記憶部にデータベースを構築する制御部と、
    前記カレンダーサーバーから、ネットワークを介して前記時刻データを取得する予定取得部と、
    前記時刻データに基づいて、前記空き時間を算出する空き時間算出部と
    を含み、
    前記空き時間算出部は、前記記憶部から前記空き時間データを読み出して、空き時間カレンダーを作成し、
    前記空き時間カレンダーは、年月日及び時刻を含むカレンダーであり、
    前記空き時間カレンダーには、前記空き時間が可視化されて入力されており、
    前記空き時間カレンダーは、ユーザー端末が前記空き時間管理装置にアクセスするときめのインターフェースである、空き時間管理システム。
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