JP4813821B2 - 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4813821B2
JP4813821B2 JP2005141837A JP2005141837A JP4813821B2 JP 4813821 B2 JP4813821 B2 JP 4813821B2 JP 2005141837 A JP2005141837 A JP 2005141837A JP 2005141837 A JP2005141837 A JP 2005141837A JP 4813821 B2 JP4813821 B2 JP 4813821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
area
information
worker
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005141837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006318311A (ja
Inventor
貴征 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAP SE
Original Assignee
SAP SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAP SE filed Critical SAP SE
Priority to JP2005141837A priority Critical patent/JP4813821B2/ja
Publication of JP2006318311A publication Critical patent/JP2006318311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4813821B2 publication Critical patent/JP4813821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラムに関する。
従来、顧客からの問合せやサービス依頼を受け付ける顧客サポートセンターにおいては、顧客との長期的な関係を管理するための情報、例えば、製品の購買履歴や顧客に対して行った営業活動・サービスの履歴等の情報を管理するCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)システムが用いられている。顧客サポートセンターでは、顧客から客先に出向いての出張修理の依頼を受けた場合、この依頼された出張修理を担当するCE(Customer Engineer)をCRMシステムにより選択していた。このとき、CRMシステムは、内部に記憶している各作業員のスケジュールの情報を参照し、顧客の所在地域を担当している営業所などのサービス拠点に所属のCEの中から、お客様の希望する日時に他の作業や業務等の予定が入っていない作業員を担当者として決定していた。
一方、特許文献1には、ユーザから設備の故障修理等のサービス作業の依頼があったとき、対象設備の種類、サービス作業の内容及び対象設備の設置場所、並びにサービス員の個人別行動計画表及び能力マップに基づいて該サービス作業に適したサービス員を情報処理装置によって選出し、情報処理装置により選出されて該サービス作業の担当を指示された担当サービス員が該サービス作業に関連する情報を、報端末装置を介して入手する技術について記載されている。
また、特許文献2には、保守管理支援システムにおいて、各月の作業量の上限値を保持しておき、月単位に集計した作業量が上限値を超える場合、超過した月に割り当てられている作業項目のなかで評価値が低い作業順に、前月または翌月にシフト処理することにより、超過作業量のないスケジュールを作成することについて記載されている。
特開2002−269261号公報 特開平09−120417号公報
上述するように、従来のCRMシステムでは、顧客の所在地域を担当している営業所などのサービス拠点に所属のCEの中から、依頼された訪問修理の担当者を決定していた。そのため、顧客の希望する日時に対応可能なサービス員が顧客の所在地域を担当しているサービス拠点にいない場合、このサービス拠点において対応可能なサービス員が見付かるまで希望日時を変更してもらわなければならないという問題があった。また、お客様の希望する日時にまだ予定が入っていない作業員を担当者として決定する場合、時間的な面からみると作業時間内に全ての訪問修理を終えることができるスケジュールであっても、1日に行う訪問修理の件数が多すぎると、実際には作業員に多大な負担がかかってしまうという問題があった。しかし、特許文献1及び2は、このような問題を解決するものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、作業員に負荷がかからない範囲において、顧客の希望日時に修理を行うことのできる作業員を担当者として割り当てることができる担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置(10)であって、各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報とを記憶する記憶手段(50)と、訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索手段(32)と、訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索手段(32)が読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択手段(33)と、前記上位地域空き担当選択手段(33)が前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接下位地域取得手段(35)と、前記隣接下位地域取得手段(35)が読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索手段(36)と、前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索手段が読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当選択手段(37)と、作業予定日時により前記記憶手段(50)内のスケジュール情報を参照し、前記上位地域空き担当選択手段(33)または前記隣接下位地域空き担当選択手段(37)が抽出した作業員のうち、前記作業予定日時に作業可能な作業員の中から担当者を選択する担当決定手段(43)と、前記担当決定手段により担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定手段により担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力手段(44)と、を備えることを特徴とする担当割当装置(10)である。
また、本発明は、上述する担当割当装置(10)であって、前記上位地域及び前記下位地域は、郵便番号から特定されることを特徴とする。
また、本発明は、上述する担当割当装置(10)であって、前記記憶手段(50)は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、前記担当決定手段(43)は、前記記憶手段(50)内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記上位地域空き担当選択手段(33)または前記隣接下位地域空き担当選択手段(37)が抽出した作業員のうち、前記作業予定日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する担当割当装置(10)であって、前記記憶手段(50)は、さらに、各製品の故障症状毎に、修理に必要なスキルの程度を示す要求スキルレベルの情報と、製品毎の各作業員が有するスキルレベルの情報とを記憶し、修理対象の製品及び故障症状に対応する要求スキルレベルを前記記憶手段(50)から読み出す要求スキルレベル取得手段(41)と、前記記憶手段(50)内のスキルレベルの情報を参照し、前記上位地域空き担当選択手段(33)または前記隣接下位地域空き担当選択手段(37)が抽出した作業員のうち、前記修理対象の製品について前記要求スキルレベル取得手段(41)が取得した要求スキルレベルと同じスキルレベル、または、要求スキルレベル以上のスキルレベルを有する作業員を抽出するスキル充足作業員選択手段(42)とをさらに有し、前記担当決定手段(43)は、前記スキル充足作業員選択手段(42)が抽出した作業員のうち、前記作業予定日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員の中から担当を選択する、ことを特徴とする。
また、本発明は、上述する担当割当装置(10)であって、前記担当決定手段(43)は、選択した前記作業員のうち前記作業予定日時が含まれる所定の期間において最も作業予定件数の少ない作業員を担当者として選択する、ことを特徴とする。
また、本発明は、作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置(10)に用いられる作業担当割当方法であって、前記担当割当装置(10)は、各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報とを記憶する記憶手段(50)を備えており、訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索ステップ(S230)と、訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索ステップ(S230)において読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択ステップ(S240)と、前記上位地域空き担当選択ステップ(S240)において前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接下位地域取得ステップ(S270)と、前記隣接下位地域取得ステップ(S270)において読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索ステップ(S280)と、前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索ステップ(S280)において読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)と、前記上位地域空き担当選択ステップ(S240)または前記隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)において抽出した作業員の中から担当者を選択する担当決定ステップ(S410〜S480)と、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力ステップ(S300、S140、S310)と、を有することを特徴とする訪問担当割当方法である。
また、本発明は、上述する作業担当割当方法であって、前記記憶手段(50)は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、前記担当決定ステップ(S410〜S480)においては、前記記憶手段(50)内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記記上位地域空き担当選択ステップ(S240)または前記隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)において抽出した作業員のうち、前記作業予定日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、ことを特徴とする。
また、本発明は、作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置(10)に用いられるコンピュータプログラムであって、前記担当割当装置(10)は、各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報とを記憶する記憶手段(50)を備えており、訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索ステップ(S230)と、訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索ステップ(S230)において読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択ステップ(S240)と、前記上位地域空き担当選択ステップ(S240)において前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接下位地域取得ステップ(S270)と、前記隣接下位地域取得ステップ(S270)において読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索ステップ(S280)と、前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索ステップ(S280)において読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)と、前記上位地域空き担当選択ステップ(S240)または前記隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)において抽出した作業員の中から担当者を選択する担当決定ステップ(S410〜S480)と、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力ステップ(S300、S140、S310)と、をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムである。
また、本発明は、上述するコンピュータプログラムであって、前記記憶手段(50)は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、前記担当決定ステップ(S410〜S480)においては、前記記憶手段(50)内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記記上位地域空き担当選択ステップ(S240)または前記隣接下位地域空き担当検索ステップ(S290)において抽出した作業員のうち、前記作業予定日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、ことを特徴とする。
なお、本欄において参照している「(符号)」は、後述する欄(発明を実施するための最良の形態)において対応する構成を例示するのみで、何ら特許請求の範囲の各請求項の解釈を限定するものではない。
上記発明によれば、客先に訪問して修理を行う担当者を決定するときに、訪問先の所在地域を担当している作業員の中に希望日時に対応可能な作業員がいない場合、訪問先の所在地域に隣接する地域を担当している作業員の中から担当者を決定する。これにより、顧客の希望日時を優先し、かつ、作業員に移動の負担の少ない範囲において担当者を決定することが可能となる。従って、サービス性を向上させることができるとともに、作業員の人的リソースを有効に活用するこができる。また、所定の期間における作業件数が個々の作業員について予め決められた上限を超えないように担当者を割り当てることにより、各作業員の状況にあわせて負荷を軽減することができる。また、作業予定日時に作業可能な作業員が複数いる場合、作業件数が少ない作業員に優先して担当を割り当てることにより、作業員の負荷を分散することができる。
以下、図面を参照し、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による担当割当装置10の地域による作業員選択の動作概要を説明するための図である。
顧客からの問合せやサービス依頼を受け付ける顧客サポートセンターにおいて、客先に出向く必要のある訪問サービスの依頼を受ける。ここでは、訪問サービスを、製品の出張修理として説明する。担当割当装置10は、修理サービスを行う作業員であるCE(Customer Engineer)の中から、依頼された訪問修理の担当者を決定する。
顧客サポートセンターでは、修理サービスの受注伝票を登録するための情報、具体的には、顧客の名前や電話番号、修理に来てもらいたい希望日時、修理対象の製品、故障症状等の情報を担当割当装置10に入力する。電話番号は、顧客を一意に識別する顧客識別情報として用いられる。担当割当装置10は、顧客に関する情報が登録されている顧客マスタテーブルを、入力された電話番号をキーに検索し、顧客の郵便番号を取得する(ステップS1)。次に、担当割当装置10は、取得した郵便番号に対応する上位地域を特定する。上位地域とは、任意の地域の区分を示すものであり、上位地域よりさらに詳細に地域を区分した複数の下位地域からなる。担当割当装置10は、取得した上位地域を担当するCEの中から、入力された希望日時に対応可能なCEを選択する(ステップS2)。希望日時に対応可能なCEがいなかった場合、担当割当装置10は、顧客の郵便番号に対応する下位地域を特定し、この下位地域の隣接下位地域を隣接地域マスタテーブルから取得する(ステップS3)。隣接下位地域とは、下位地域に隣接し、かつ、当該下位地域の属する上位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である。担当割当装置10は、取得した隣接下位地域を担当するCEの中から、入力された希望日時に対応可能なCEを抽出する(ステップS4)。対応可能なCEがいた場合、担当割当装置10は、この抽出したCEの中から、後述するキャパシティによる選択を行って訪問修理の担当者となるCEを決定し(ステップS5)、この決定した担当者のCEの情報を画面に出力するとともに、受注伝票データに反映する(ステップS6)。
図2は、担当割当装置10のキャパシティによる作業員選択の動作概要を説明するための図である。
担当割当装置10は、地域により選択されたCEのうち、修理対象の製品及び故障症状から修理に必要と判断されるスキルを有するCEを選択する。そして、予め記憶していた各CEの1日のキャパシティと、既にスケジュールされている1日の作業件数とを比較し、まだ1日の作業件数がキャパシティに達していないCEの中から担当者を決定する。キャパシティとは、所定の期間に作業可能な最大件数のことである。
同図において、地域により選択され、修理に必要なスキルを有するCE「Aさん」、「Bさん」、「Cさん」とも、お客様の希望日時「200X年8月1日」「14:30〜15:30」に予定が入っていない。CE「Aさん」は、1日のキャパシティが「12件」、この日の作業予定が「10件」であるため、担当者としてアサインすることができる。また、CE「Bさん」は、1日のキャパシティが「8件」、この日の作業予定が「7件」のため、担当者としてアサインすることができる。しかし、CE「Cさん」は、1日のキャパシティが「6件」、この日の作業予定が「6件」と、すでに上限に達しているため、担当者としてアサインすることはできない。
図3は、担当割当装置10の構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。担当割当装置10は、例えば、サーバやパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置で構成することができる。担当割当装置10は、伝票処理手段20、地域担当選択手段30、キャパシティ内作業員選択手段40、及び、記憶手段50を備える。
記憶手段50は、顧客マスタデータベース51(以下、「データベース」を「DB」と記載)、上位地域マスタDB52、担当地域マスタDB53、スケジュールマスタDB54、下位地域マスタDB55、隣接地域マスタDB56、製品マスタDB61、要求スキルレベルDB62、作業員スキルレベルDB63、作業詳細DB64、キャパシティDB65、及び、伝票DB66を有する。
顧客マスタDB51は、顧客の名前、電話番号、郵便番号、住所など顧客に関する情報を示すデータである顧客マスタテーブルを記憶する。上位地域マスタDB52は、上位地域と、郵便番号とを対応付けるデータである上位地域マスタテーブルを記憶する。下位地域マスタDB55は、下位地域と、郵便番号とを対応付けるデータである下位地域マスタテーブルを記憶する。担当地域マスタDB53は、各作業員が担当する下位地域及び上位地域を示すデータである担当地域マスタテーブルを記憶する。隣接地域マスタDB56は、下位地域と、当該下位地域の隣接下位地域とを対応付けるデータである隣接地域マスタテーブルを記憶する。スケジュールマスタDB54は、各作業員の勤務可能な日時、予定が入っている日時など作業員のスケジュールに関する情報を示すデータであるスケジュールマスタテーブルを記憶する。
製品マスタDB61は、製品の型式と、製品が属するカテゴリである製品カテゴリとを相互に関連付けるデータである製品マスタテーブルを記憶する。要求スキルレベルDB62は、製品カテゴリ、及び、製品の故障症状から、修理に要求される作業員のスキルレベルを特定するためのデータである要求スキルレベルテーブルを記憶する。スキルレベルとは、作業員の有する技術、能力などのスキルを定量化した数値である。作業員スキルレベルDB63は、各製品カテゴリについて所定のスキルレベルを有する作業員を特定するためのデータである作業員スキルレベルテーブルを記憶する。作業詳細DB64は、実施予定または実施した作業や業務の詳細を示す作業詳細データを記憶する。キャパシティDB65は、各作業員が所定の期間において作業可能な件数を示すデータであるキャパシティテーブルを記憶する。伝票DB66は、伝票登録日、顧客、作業希望日時、担当者の情報など、修理サービスの受注伝票の情報を示す伝票データを記憶する。
伝票処理手段20は、受注伝票情報受信手段21及び受注伝票登録手段22を備える。
受注伝票情報受信手段21は、受注伝票の伝票データを登録するため受注伝票登録情報を受信する。受注伝票登録手段22は、受注伝票の伝票データを生成し、伝票DB66に登録する。
地域担当選択手段30は、上位地域取得手段31、上位地域担当検索手段32、上位地域空き担当選択手段33、下位地域取得手段34、隣接下位地域取得手段35、隣接下位地域担当検索手段36、及び、隣接下位地域空き担当選択手段37を備える。
上位地域取得手段31は、顧客マスタテーブル及び上位地域マスタテーブルを参照し、顧客の電話番号から顧客の属する上位地域の情報を取得する。上位地域担当検索手段32は、担当地域マスタテーブルを参照し、顧客の属する上位地域を担当する作業員の情報を取得する。上位地域空き担当選択手段33は、スケジュールマスタテーブルを参照し、顧客の属する上位地域を担当する作業員の中から顧客の希望日時に対応可能な作業員を選択する。下位地域取得手段34は、担当地域マスタテーブルを参照し、顧客の属する下位地域の情報を取得する。隣接下位地域取得手段35は、隣接地域マスタテーブルを参照し、顧客の属する下位地域の隣接下位地域の情報を取得する。隣接下位地域担当検索手段36は、担当地域マスタテーブルを参照し、隣接下位地域を担当する作業員の情報を取得する。隣接下位地域空き担当選択手段37は、隣接下位地域を担当する作業員の中から顧客の希望日時に対応可能な作業員を選択する。
キャパシティ内作業員選択手段40は、要求スキルレベル取得手段41、スキル充足作業員選択手段42、担当決定手段43、及び、担当出力手段44を備える。
要求スキルレベル取得手段41は、製品マスタテーブル及び要求スキルレベルテーブルを参照し、修理対象の製品の型式及び故障症状から要求スキルレベルを取得する。スキル充足作業員選択手段42は、作業員スキルレベルテーブルを参照し、地域担当選択手段30が選択した作業員の中から、修理対象の製品について、要求スキルレベル取得手段41が取得した要求スキルレベル以上のスキルレベルを有する作業員を選択する。担当決定手段43は、作業詳細データ及びキャパシティテーブルを参照し、スキル充足作業員選択手段42が選択した作業員の中から、希望日における作業予定件数がキャパシティに達しておらず、かつ、最も作業予定件数の少ない作業員を担当者として決定する。担当出力手段44は、担当者として決定された作業員の情報を画面に出力する。
次に、担当割当装置10が保持する各種データの構成例について説明する。
図4は、顧客マスタDB51に記憶される顧客マスタテーブルの構成例を示す図である。
顧客マスタテーブルのエントリは、顧客識別、顧客名、電話番号、郵便番号、住所の情報を有している。同図において、顧客マスタテーブルには、顧客識別「CS-111111」、顧客名「○江 ○子」、電話番号「0XX-555-5555」、郵便番号「100-1100」、住所「XX市XX区XX町xx−xx」、…の情報からなるエントリ、顧客識別「CS-222222」、顧客名「○田 ○介」、電話番号「0YY-666-6666」、郵便番号「200-0010」、住所「YY市YY区YY-YY-YYY」、…の情報からなるエントリ、…が登録されている。
図5は、上位地域マスタDB52に記憶される上位地域マスタテーブルの構成例を示す図である。
上位地域マスタテーブルのエントリは、上位地域と、この上位地域に対応する郵便番号との情報を有している。同図において、上位地域マスタテーブルには、上位地域「地域A」と郵便番号「100-0001〜100-9999」とが対応すること、上位地域「地域B」と郵便番号「200-0001〜200-9999」とが対応すること、…を示す情報が登録されている。
図6は、下位地域マスタDB55に記憶される下位地域マスタテーブルの構成例を示す図である。
下位地域マスタテーブルのエントリは、下位地域と、この下位地域に対応する郵便番号との情報を有している。同図において、下位地域マスタテーブルには、下位地域「地域A−1」と郵便番号「100-0001〜100-1000」とが対応すること、下位地域「地域A−2」と郵便番号「100-1001〜100-2000」とが対応すること、下位地域「地域B−1」と郵便番号「200-0001〜200-1000」とが対応すること、下位地域「地域B−2」と郵便番号「200-1001〜200-2000」とが対応すること、下位地域「地域B−3」と郵便番号「200-2001〜200-3000」とが対応すること、…を示す情報が登録されている。
図7は、担当地域マスタDB53に記憶される担当地域マスタテーブルの構成例を示す図である。
担当地域マスタテーブルのエントリは、作業員を一意に識別する作業員識別と、作業員が担当する下位地域及び上位地域との情報を有している。作業員が担当する上位地域は、当該作業員が担当する下位地域の属する上位地域である。同図において、担当地域マスタテーブルには、作業員識別「CE-A-1-1」、「CE-A-1-2」、「CE-A-1-3」により識別されるCEは、上位地域「地域A」に属する下位地域「地域A−1」を担当すること、作業員識別「CE-A-2-1」、「CE-A-2-2」、「CE-A-2-3」により識別されるCEは、上位地域「地域A」に属する下位地域「地域A−2」を担当することを示す情報が登録されている。さらに、作業員識別「CE-B-1-1」、「CE-B-1-2」、「CE-B-1-3」により識別されるCEは、上位地域「地域B」に属する下位地域「地域B−1」を担当すること、作業員識別「CE-B-2-1」、「CE-B-2-2」、「CE-B-2-3」、「CE-B-2-4」により識別されるCEは、上位地域「地域B」に属する下位地域「地域B−2」を担当すること、…を示す情報が登録されている。
図8は、スケジュールマスタDB54に記憶されるスケジュールマスタテーブルの構成例を示す図である。
スケジュールマスタテーブルは、各作業員のスケジュールデータからなり、スケジュールデータは、作業員識別、年月日、出勤日/休日の種別、勤務時間、予定の情報を有する。同図において、スケジュールデータには、作業員識別「CE-B-2-1」により特定される作業員は、「200X年8月1日」は「出勤日」であり、この日の勤務時間は「8:30〜19:00」であること、「8:30〜9:00」には作業登録番号「1」の作業詳細データで示される作業、「9:00〜10:00」には作業登録番号「2」のエントリの作業詳細データで示される作業、…、「18:30〜19:00」には作業登録番号「11」のエントリの作業詳細データで示される作業が予定されていることを示す情報、…が登録されている。
図9は、作業詳細DB64に記憶される作業詳細データの構成例を示す図である。
作業詳細データのエントリは、作業登録番号、作業員識別、作業の年月日及び時間、作業の種別、修理を行う製品の製品カテゴリを示す作業対象、顧客識別の情報を有する。同図において、作業詳細データには、作業登録番号「2」の作業の作業員識別は「CE-B-2-1」、作業の年月日は「200X年8月1日」、作業の時間は「9:00〜10:00」、作業種別は「訪問修理」、作業対象は「テレビ」、お客様の顧客識別は「CS−010101」であることを示す情報、…が登録されている。
図10は、隣接地域マスタDB56に記憶される隣接地域マスタテーブルの構成例を示す図である。
隣接地域マスタテーブルのエントリは、下位地域と、この下位地域の隣接下位地域との情報を有している。同図において、隣接地域マスタテーブルには、下位地域「地域A−1」の隣接下位地域は「地域B−1」であること、下位地域「地域A−2」の隣接下位地域は「地域B−2」及び「地域B−3」であること、…を示す情報が登録されている。
図11は、製品マスタDB61に記憶される製品マスタテーブルの構成例を示す図である。
製品マスタテーブルのエントリは、製品の型式と、この型式の製品が属する製品カテゴリとの情報を有している。同図において、製品マスタテーブルには、型式「TV−15I−A」、「TV−25I−D」の製品は、製品カテゴリ「テレビ」に属すること、型式「RF−400L−5DR」、「RF−100L−2DR」の製品は、製品カテゴリ「冷蔵庫」に属すること、…を示す情報が登録されている。
図12は、要求スキルレベルDB62に記憶される要求スキルレベルテーブルの構成例を示す図である。
要求スキルレベルテーブルのエントリは、製品カテゴリ、故障症状、及び、要求スキルレベルの情報を有している。要求スキルレベルは、修理に必要とされるスキルレベルを示すが、ここでは、スキルレベルは1〜5段階の数値で示され、数値が大きいほどスキルが高いものとする。同図において、要求スキルレベルテーブルには、製品カテゴリが「テレビ」の場合、故障症状「映像ぼける」については要求スキルレベルが「5」であり、故障症状「音がでない」については要求スキルレベルが「4」であり、登録されていない故障症状「(デフォルト)」については要求スキルレベルが「5」であること、…を示す情報が登録されている。
図13は、作業員スキルレベルDB63に記憶される作業員スキルレベルテーブルの構成例を示す図である。
作業員スキルレベルテーブルのエントリは、製品カテゴリ、及び、スキルレベルの情報と、作業員識別とを有している。同図において、作業員スキルレベルテーブルには、製品カテゴリ「テレビ」については、スキルレベルが「5」である作業員の作業員識別は「CE-B-2-1」、「CE-B-2-2」、スキルレベルが「4」である作業員の作業員識別は「CE-B-2-3」、スキルレベルが「2」である作業員の作業員識別は「CE-B-2-4」であること、…を示す情報が登録されている。
図14は、キャパシティDB65に記憶されるキャパシティテーブルの構成例を示す図である。
キャパシティテーブルのエントリは、作業員識別、通常期間キャパシティ、特別期間キャパシティ、特別期間開始日、及び、特別期間終了日の情報を有する。通常期間キャパシティは、特別期間以外の通常期間における1日あたりの作業件数の上限を示す。特別期間キャパシティは、特別期間における1日あたりの作業件数の上限を示す。特別期間は、例えば、繁忙期など、通常とは異なる上限の作業件数が設定される期間であり、特別期間開始日、及び、特別期間終了日により特定される。
同図において、キャパシティテーブルには、作業員識別「CE-B-2-1」の作業員は、通常期間におけるキャパシティが1日「8」件であり、特別期間「7月1日」〜「9月1日」におけるキャパシティは1日「10」件であることを示す情報、…が登録されている。
次に、担当割当装置10の動作について説明する。
図15は、担当割当装置10における担当割当処理の動作フローを示す。
顧客サポートセンターにおいて、顧客から客先に出向いての訪問修理サービスの依頼を受ける。顧客サポートセンターでは、担当割当装置10が出力する伝票登録画面から、修理サービスの受注伝票を登録するための伝票登録情報を入力する(ステップS110)。伝票登録情報には、顧客の名前や電話番号、修理に来てもらいたい希望日時、修理対象製品の型式、故障症状などの情報が含まれる。担当割当装置10の受注伝票情報受信手段21は、入力された伝票登録情報を受信すると、地域によるCEの選択を地域担当選択手段30に指示する(ステップS120)。続いて、キャパシティ内作業員選択手段40は、地域担当選択手段30が選択したCEの中から、修理に必要なスキルを有し、かつ、キャパシティに達していないCEを選択して修理担当を決定する(ステップS130)。キャパシティ内作業員選択手段40は、決定した修理担当の情報、例えば、作業員識別やCEの名前などを画面に出力する(ステップS140)。受注伝票登録手段22は、受注伝票データを生成して伝票DB66へ登録する(ステップS150)。
図16は、担当割当装置10における地域による担当割当処理の詳細な動作フローを示し、図15のステップS120の処理に相当する。
地域担当選択手段30の上位地域取得手段31は、図15のステップS110において入力された伝票登録情報内の電話番号の情報をキーにして、顧客マスタDB51内の顧客マスタテーブルを検索し、当該顧客の郵便番号の情報を読み出す(ステップS210)。続いて、上位地域取得手段31は、ステップS210において読み出した郵便番号の情報をキーにして、上位地域マスタDB52内の上位地域マスタテーブルを検索し、顧客の属する上位地域の情報を読み出す(ステップS220)。
上位地域担当検索手段32は、ステップS220において読み出した上位地域の情報をキーにして、担当地域マスタDB53内の担当地域マスタテーブルを検索し、当該上位地域を担当する全てのCEの作業員識別を読み出す(ステップS230)。
上位地域空き担当選択手段33は、ステップS230で取得した作業員識別、及び、図15のステップS110において入力された伝票登録情報内の希望日時の情報によりスケジュールマスタDB54内のスケジュールマスタテーブルを検索し、希望日時に顧客対応可能なCEの作業員識別を抽出する(ステップS240)。具体的には、ステップS230において取得した作業員識別により特定されるスケジュールデータを参照し、希望日時で示される年月日が「勤務日」であるか否かを判断する。「勤務日」であれば、さらに、「勤務時間」により示される時間帯から「予定」により示される時間帯を除いて対応可能時間を得る。そして、対応可能時間に、希望日時で示される時間帯内の1時間、90分など修理にかかると想定される連続した時間が含まれる場合、希望日時に顧客対応可能であると判断する。
上位地域空き担当選択手段33は、ステップS240において希望日時に顧客対応可能であるとして抽出されたCEの作業員識別があるか否かにより、希望日時に対応可能なCEがいるか否かを判断する(ステップS250)。
ステップS250において、上位地域空き担当選択手段33が希望日時に対応可能なCEがいないと判断した場合(ステップS250:NO)、下位地域取得手段34は、ステップS210において読み出した郵便番号の情報をキーにして、下位地域マスタDB55内の下位地域マスタテーブルを検索し、顧客の属する下位地域の情報を読み出す(ステップS260)。さらに、隣接下位地域取得手段35は、ステップS260において読み出した下位地域の情報をキーにして、隣接地域マスタDB56内の隣接地域マスタテーブルを参照し、顧客の属する下位地域に対する隣接下位地域の情報を読み出す(ステップS270)。隣接下位地域担当検索手段36は、ステップS270において読み出した隣接下位地域の情報をキーにして、担当地域マスタDB53内の担当地域マスタテーブルを検索し、当該隣接下位地域を担当する全てのCEの作業員識別を読み出す(ステップS280)。
隣接下位地域空き担当選択手段37は、ステップS280で取得した作業員識別、及び、図15のステップS110において入力された伝票登録情報内の希望日時の情報によりスケジュールマスタDB54内のスケジュールマスタテーブルを検索し、希望日時に顧客対応可能なCEの作業員識別を抽出する(ステップS290)。希望日時に顧客対応可能であると判断する処理は、ステップS240における処理と同様である。隣接下位地域空き担当選択手段37は、ステップS290において希望日時に顧客対応可能であるとして抽出されたCEの作業員識別があるか否かにより、希望日時に対応可能なCEがいるか否かを判断する(ステップS300)。
ステップS300において、隣接下位地域空き担当選択手段37が希望日時に対応可能なCEがいると判断した場合(ステップS300:YES)、ステップS290において抽出されたCEの作業員識別を、キャパシティ内作業員選択手段40へ通知する。
一方、ステップS300において、隣接下位地域空き担当選択手段37が希望日時に対応可能なCEがいないと判断した場合(ステップS300:NO)、担当出力手段44は、希望日時に対応できるCEがいない旨を画面に出力し、処理を終了する(ステップS310)。これにより、新たな希望日時入力待ちとなる。新たな希望日時が入力された場合、図15のステップS110からの処理が実行される。
また、ステップS250において、希望日時に対応可能なCEがいると判断した場合(ステップS250:YES)、上位地域空き担当選択手段33は、ステップS240において抽出されたCEの作業員識別を、キャパシティ内作業員選択手段40へ通知する。
なお、1つの下位地域に対して複数の隣接下位地域がある場合、以下のように顧客対応可能なCEを検索することでもよい。すなわち、隣接地域マスタテーブル内に同一の下位地域に対する各隣接下位地域の優先度の情報をさらに保持しておく。そして、優先度が最も高い隣接下位地域にから順に、隣接下位地域を担当するCEの作業員識別を読み出し、希望日時に顧客対応可能なCEを抽出し、希望日時に対応可能なCEがいるかの判定を行うステップS280〜S300の処理を繰返し行う。全ての隣接下位地域について、希望日時に顧客対応可能なCEが見付からなかった場合は、希望日時に対応できない旨を出力するステップS310の処理を行う。
また、以下のように顧客対応可能なCEを検索することでもよい。すなわち、顧客の属する下位地域の隣接下位地域について、当該隣接下位地域を担当するCEの作業員識別を読み出し、希望日時に顧客対応可能なCEを抽出し、希望日時に対応可能なCEがいるかの判定を行うステップS280〜S300の処理を行う。希望日時に顧客対応可能なCEが見付からなかった場合、隣接地域マスタDB56内の隣接地域マスタテーブルを参照し、この隣接下位地域に隣接する隣接下位地域の情報を読み出してステップS280〜S300の処理を行う。これを、希望日時に顧客対応可能なCEが見付つかるまで、あるいは、所定回数繰り返す。
図17は、担当割当装置10におけるキャパシティによる担当選択処理の詳細な動作フローを示し、図15のステップS130の処理に相当する。
キャパシティ内作業員選択手段40の要求スキルレベル取得手段41は、図15のステップS110において入力された伝票登録情報内の型式の情報をキーにして、製品マスタDB61内の製品マスタテーブルを検索し、修理対象製品の製品カテゴリの情報を読み出す(ステップS410)。続いて、要求スキルレベル取得手段41は、ステップS410において読み出した製品カテゴリの情報、及び、図15のステップS110において入力された伝票登録情報内の故障症状の情報をキーにして、要求スキルレベルDB62内の要求スキルレベルテーブルを検索し、要求スキルレベルの情報を読み出す(ステップS420)。
スキル充足作業員選択手段42は、地域担当選択手段30から受信した作業員識別、ステップS410において読み出した製品カテゴリの情報、及び、ステップS420において読み出した要求スキルレベルの情報を用いて、作業員スキルレベルDB63内の作業員スキルレベルテーブルを検索し、地域担当選択手段30から受信した作業員識別のうち、要求スキルレベル以上のスキルレベルを有するCEの作業員識別を選択する(ステップS430)。例えば、地域担当選択手段30から受信した作業員識別が「CE-B-2-1」、「CE-B-2-2」、「CE-B-2-3」、「CE-B-2-4」であり、製品カテゴリが「テレビ」、要求スキルレベルが「4」である場合、図13に示す作業員スキルレベルテーブルを検索した結果、製品カテゴリ「テレビ」の要求スキルレベルが「4」である作業員識別「CE-B-2-3」と、製品カテゴリ「テレビ」の要求スキルレベル「5」である作業員識別「CE-B-2-1」、「CE-B-2-2」が選択される。
続いて、担当決定手段43は、ステップS430において選択した各CEについて、希望日における作業件数を取得する(ステップS440)。すなわち、担当決定手段43は、ステップS430において選択された各作業員識別により特定されるスケジュールデータを参照し、希望日における予定の情報から作業登録番号を読み出す。さらに、読み出した作業登録番号をキーに特定される作業詳細DB64内の作業詳細データを参照し、作業種別の情報から客先へ訪問する作業であるか否かを判断する。このようにして、客先へ訪問する作業であると判断した作業詳細データの数により、各CEの作業件数を取得する。
担当決定手段43は、ステップS440において取得した各作業員識別毎の作業件数から、最も作業件数が少ないCEを特定する(ステップS450)。空き作業員選択手段43は、ステップS450において特定したCEの作業員識別及び希望日の情報をキーにして、キャパシティDB65内のキャパシティテーブルを検索し、この特定したCEの希望日におけるキャパシティの情報を取得する(ステップS460)。このとき、希望日が特別期間開始日及び特別期間終了日で示される特別期間内である場合は、特別期間キャパシティの情報を、希望日が特別期間外である場合は、通常期間キャパシティの情報を読み出す。
担当決定手段43は、特定したCEの希望日における作業件数と、キャパシティとを比較する(ステップS470)。ステップS470において、作業件数がキャパシティ以上であると判断した場合(ステップS470:≧)、担当決定手段43は、次に作業件数の少ないCEを特定する(ステップS480)。そして、この特定したCEのキャパシティを取得し、希望日における作業件数と比較するステップS460及びステップS470の処理を実行する。
ステップS470において、作業件数がキャパシティより少ないと判断した場合(ステップS470:<)、特定したCEを担当者として決定する。担当決定手段43は、当該修理サービスの作業詳細データのエントリを作成して、作業詳細DB64内に書き込む。この生成される作業詳細データのエントリには、新たに生成した作業登録番号、担当者として決定したCEの作業員識別、希望日時から得られる年月日及び時間、訪問修理を示す作業種別、図17のステップS410において取得した製品カテゴリ、顧客情報を基に取得された顧客識別が含まれる。さらに、担当者として決定したCEの作業員識別で特定されるスケジュールデータ内の希望日における予定の情報に、修理サービスを行う時間帯と、作業登録番号とを書き込み、スケジュールDB54内のスケジュールデータを更新する(ステップS490)。
図15において、担当出力手段44は、図17のステップS490において修理サービスを担当すると決定したCEの情報、例えば、作業員識別やCEの名前などを画面に出力する(ステップS140)。CEの名前などの情報は、作業員識別と作業員の名前などの情報とを対応付ける作業員情報を予め担当割当装置10の内部に登録しておき、この作業員情報を参照することにより取得する。さらに、担当出力手段44は、修理サービスを担当すると決定したCEの作業員識別情報を伝票処理手段20へ通知する。受注伝票登録手段22は、担当出力手段44から受信した作業員識別情報と、ステップS110において入力された伝票登録情報から受注伝票データを生成し、伝票DB66へ登録する(ステップS150)。
上記実施の形態によれば、訪問修理の担当者を決定するときに、希望日時に対応可能な作業員が顧客の所在地域を担当している作業員の中にいない場合、顧客の所在地域に隣接する地域を担当している作業員の中から担当者を決定する。これにより、作業員に負荷のかからない範囲において、顧客の希望日時を優先して担当者を決定することが可能となる。従って、サービス性を向上させることができるとともに、作業員の人的リソースを有効に活用することができる。
また、各作業員毎に予め決められた1日の作業件数の上限を超えないように作業を割り当てることにより、作業員の負荷を軽減することができる。また、作業予定日時に作業可能な作業員が複数いる場合、作業件数が少ない作業員に優先して担当を割り当てることにより、作業員の負荷を分散することができる。また、繁忙期など特別な期間における1日の作業件数の上限を、通常とは異なる件数とすることができる。
なお、上述の担当割当装置10は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した担当割当装置10の受注伝票情報受信手段21、受注伝票登録手段22、上位地域取得手段31、上位地域担当検索手段32、上位地域空き担当選択手段33、下位地域取得手段34、隣接下位地域取得手段35、隣接下位地域担当検索手段36、隣接下位地域空き担当選択手段37、要求スキルレベル取得手段41、スキル充足作業員選択手段42、担当決定手段43、及び、担当出力手段44の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施形態による担当割当装置の地域による担当選択の動作概要を説明するための図である。 同実施形態による担当割当装置のキャパシティによる担当選択の動作概要を説明するための図である。 同実施の形態による担当割当装置の構成を示すブロック図である。 同実施の形態による顧客マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による上位地域マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による下位地域マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による担当地域マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態によるスケジュールマスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による作業詳細データの構成例を示す図である。 同実施の形態による隣接地域マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による製品マスタテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による要求スキルレベルテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による作業員スキルレベルテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態によるキャパシティテーブルの構成例を示す図である。 同実施の形態による担当割当装置における伝票登録処理のフローチャートを示す図である。 同実施の形態による担当割当装置における地域による担当選択処理のフローチャートを示す図である。 同実施の形態による担当割当装置におけるキャパシティによる担当選択処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
10・・・担当割当装置
20・・・伝票処理手段
21・・・受注伝票情報受信手段
22・・・受注伝票登録手段
30・・・地域担当選択手段
31・・・上位地域取得手段
32・・・上位地域担当検索手段
33・・・上位地域空き担当選択手段
34・・・下位地域取得手段
35・・・隣接下位地域取得手段
36・・・隣接下位地域担当検索手段
37・・・隣接下位地域空き担当選択手段
40・・・キャパシティ内作業員選択手段
41・・・要求スキルレベル取得手段
42・・・スキル充足作業員選択手段
43・・・担当決定手段
44・・・担当出力手段
50・・・記憶手段
51・・・顧客マスタDB
52・・・上位地域マスタDB
53・・・担当地域マスタDB
54・・・スケジュールマスタDB
55・・・下位地域マスタDB
56・・・隣接地域マスタDB
61・・・製品マスタDB
62・・・要求スキルレベルDB
63・・・作業員スキルレベルDB
64・・・作業詳細DB
65・・・キャパシティDB
66・・・伝票DB

Claims (6)

  1. 作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置であって、
    各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、
    下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、
    各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報と
    を記憶する記憶手段と、
    訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索手段と、
    訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索手段が読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択手段と、
    前記上位地域空き担当選択手段が前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接下位地域取得手段と、
    前記隣接下位地域取得手段が読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索手段と、
    前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索手段が読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当選択手段と、
    前記上位地域空き担当選択手段または前記隣接下位地域空き担当選択手段が抽出した作業員の中から担当者を選択する担当決定手段と、
    前記担当決定手段により担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定手段により担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力手段と、
    を備え
    前記記憶手段は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、
    前記担当決定手段は、前記記憶手段内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記上位地域空き担当選択手段または前記隣接下位地域空き担当選択手段が抽出した作業員のうち、前記希望日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、
    ことを特徴とする担当割当装置。
  2. 前記上位地域及び前記下位地域は、郵便番号から特定されることを特徴とする請求項1に記載の担当割当装置。
  3. 前記記憶手段は、さらに、各製品の故障症状毎に、修理に必要なスキルの程度を示す要求スキルレベルの情報と、製品毎の各作業員が有するスキルレベルの情報とを記憶し、
    修理対象の製品及び故障症状に対応する要求スキルレベルを前記記憶手段から読み出す要求スキルレベル取得手段と、
    前記記憶手段内のスキルレベルの情報を参照し、前記上位地域空き担当選択手段または前記隣接下位地域空き担当選択手段が抽出した作業員のうち、前記修理対象の製品について前記要求スキルレベル取得手段が取得した要求スキルレベルと同じスキルレベル、または、要求スキルレベル以上のスキルレベルを有する作業員を抽出するスキル充足作業員選択手段とをさらに有し、
    前記担当決定手段は、前記スキル充足作業員選択手段が抽出した作業員のうち、前記希望日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員の中から担当を選択する、
    ことを特徴とする請求項に記載の担当割当装置。
  4. 前記担当決定手段は、選択した前記作業員のうち前記希望日時が含まれる所定の期間において最も作業予定件数の少ない作業員を担当者として選択する、ことを特徴とする請求項3または請求項に記載の担当割当装置。
  5. 作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置に用いられる作業担当割当方法であって、
    前記担当割当装置は、
    各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、
    下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、
    各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報と
    を記憶する記憶手段を備えており、
    訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索ステップと、
    訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索ステップにおいて読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択ステップと、
    前記上位地域担当選択ステップにおいて前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接地域取得ステップと、
    前記隣接地域取得ステップにおいて読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索ステップと、
    前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索ステップにおいて読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当検索ステップと、
    前記上位地域空き担当選択ステップまたは前記隣接下位地域空き担当検索ステップにおいて抽出した作業員の中から担当者を選択する担当決定ステップと、
    前記担当決定ステップにおいて担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力ステップと、
    を有し、
    前記記憶手段は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、
    前記担当決定ステップにおいては、前記記憶手段内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記上位地域空き担当選択ステップまたは前記隣接下位地域空き担当検索ステップにおいて抽出した作業員のうち、前記希望日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、
    ことを特徴とする訪問担当割当方法。
  6. 作業員の中から作業の担当者を決定する担当割当装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記担当割当装置は、
    各作業員が担当する地域である下位地域と、前記下位地域が属する上位地域とを示す担当地域情報と、
    下位地域と、前記下位地域に隣接し、かつ、前記下位地域とは異なる上位地域に属する他の下位地域である隣接下位地域との対応を示す隣接地域情報と、
    各作業員が作業可能な日時の情報を含むスケジュール情報と
    を記憶する記憶手段を備えており、
    訪問先の属する上位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記上位地域を担当する作業員の情報を読み出す上位地域担当検索ステップと、
    訪問の希望日時の情報及び前記上位地域担当検索ステップにおいて読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する上位地域空き担当選択ステップと、
    前記上位地域担当選択ステップにおいて前記希望日時に作業可能な作業員を抽出できなかった場合に、前記訪問先の属する下位地域の情報により前記隣接地域情報を検索し、前記下位地域に対応する隣接下位地域の情報を読み出す隣接地域取得ステップと、
    前記隣接地域取得ステップにおいて読み出した隣接下位地域の情報により前記担当地域情報を検索し、前記隣接下位地域を担当する作業員の情報を読み出す隣接下位地域担当検索ステップと、
    前記希望日時の情報及び前記隣接下位地域担当検索ステップにおいて読み出した作業員の情報により前記スケジュール情報を検索して前記希望日時に作業可能な作業員を抽出する隣接下位地域空き担当検索ステップと、
    前記上位地域空き担当選択ステップまたは前記隣接下位地域空き担当検索ステップにおいて抽出した作業員の中から担当者を選択する担当決定ステップと、
    前記担当決定ステップにおいて担当者が選択された場合、選択された前記担当者を出力し、前記担当決定ステップにおいて担当者が選択できなかった場合、希望日に対応できない旨を出力する担当出力ステップと、
    をコンピュータに実行させ
    前記記憶手段は、さらに、所定の期間における各作業員の作業可能件数及び作業予定件数の情報を記憶し、
    前記担当決定ステップにおいては、前記記憶手段内の作業可能件数及び作業予定件数の情報を参照して、前記上位地域空き担当選択ステップまたは前記隣接下位地域空き担当検索ステップにおいて抽出した作業員のうち、前記希望日時が含まれる所定の期間において作業予定件数が作業可能件数に達していない作業員を選択し、この選択した作業員の中から担当者を選択する、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
JP2005141837A 2005-05-13 2005-05-13 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム Active JP4813821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141837A JP4813821B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141837A JP4813821B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006318311A JP2006318311A (ja) 2006-11-24
JP4813821B2 true JP4813821B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=37538917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005141837A Active JP4813821B2 (ja) 2005-05-13 2005-05-13 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4813821B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239353A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Daiwa Securities Group Inc 振分けシステムおよびプログラム
JP5181041B2 (ja) * 2011-05-12 2013-04-10 日本瓦斯株式会社 携帯保安システム
JP5469753B2 (ja) * 2013-01-11 2014-04-16 日本瓦斯株式会社 携帯保安システムを構成するサーバコンピュータ
JP6102634B2 (ja) * 2013-08-21 2017-03-29 コニカミノルタ株式会社 在宅診療連携システム及びデータ管理サーバー
JP6216343B2 (ja) * 2015-03-03 2017-10-18 日本瓦斯株式会社 顧客対応支援システム、およびその方法
WO2016186205A1 (ja) 2015-05-21 2016-11-24 株式会社シェアーズ 空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体
JP6243994B2 (ja) * 2015-12-25 2017-12-06 日本瓦斯株式会社 保安調査作業における需要家を調査員に割り振るコンピュータ、方法およびコンピュータプログラム
WO2017111070A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 日本瓦斯株式会社 定期調査スケジュールの自動割り振り方法およびシステム
JP6712469B2 (ja) * 2016-01-26 2020-06-24 有限会社T’sシステムズ 作業計画生成システム
JP2018045379A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社シェアーズ 取引仲介装置、取引仲介方法、及びコンピュータープログラム
JP6708348B2 (ja) * 2017-11-02 2020-06-10 Necフィールディング株式会社 管理装置、管理システム、管理方法、及びプログラム
JP6535377B2 (ja) * 2017-11-14 2019-06-26 日本瓦斯株式会社 ガス供給先管理システムおよび方法
JP7078268B2 (ja) * 2019-03-20 2022-05-31 Necフィールディング株式会社 作業者選択装置、システム、方法、及びプログラム
JP7488051B2 (ja) * 2020-01-29 2024-05-21 日本瓦斯株式会社 情報処理装置、端末装置、情報処理方法及びプログラム
KR20210097921A (ko) * 2020-01-31 2021-08-10 최재호 업무 처리 장치 및 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2912987B2 (ja) * 1992-02-21 1999-06-28 株式会社日立ビルシステム 保守巡回作業表作成装置
JPH0969123A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Fujitsu Ltd 作業支援装置
JPH10143571A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Fujitsu Ltd 発注業者決定システム及びそのシステムでの処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記録媒体
JP3206491B2 (ja) * 1997-05-08 2001-09-10 松下電器産業株式会社 地図情報検索装置
JP2002312550A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Seiko Epson Corp 作業担当者の作業割当方法
EP1708131A4 (en) * 2003-10-31 2007-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd COMMAND SYSTEM AND COMMAND PROCEDURE FOR THE PREVIOUS WORKER

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006318311A (ja) 2006-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813821B2 (ja) 担当割当装置及び方法ならびにコンピュータプログラム
JP4703917B2 (ja) レンタルシステム及びレンタル業務支援方法
US20070059674A1 (en) Computer-readable recording medium having stored recommended exhibition booth selection program and recommended exhibition booth selection method
US20030009458A1 (en) Map information Providing system and map information searching method
JPWO2006097971A1 (ja) キャリア開発システム
CN103460236A (zh) 信息提供装置、信息提供方法、信息提供程序及记录媒体
JP2009271601A (ja) 人材配置支援装置及びプログラム
JP2005158046A (ja) 担当者采配システム及び担当者采配方法
WO2005043434A1 (ja) 担当者采配システム及び担当者采配方法
JP5038566B2 (ja) 管理装置および情報提供装置
JP3744378B2 (ja) スケジュール作成装置、スケジュール作成方法、スケジュール作成プログラムおよびスケジュール作成プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4231481B2 (ja) 求人求職仲介システム
JP6894275B2 (ja) 保守要員融通支援システムおよび保守要員融通支援方法
US20200134514A1 (en) Booked-blocked classifier
JP2008003796A (ja) 不動産情報管理端末及び不動産情報管理方法並びに移転予測方法並びに移転予測プログラム
JP6273515B2 (ja) 検索処理装置、方法、及びコンピュータプログラム
JPWO2018097262A1 (ja) 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP4777419B2 (ja) スケジューリング装置、スケジューリング方法及び記録媒体
CN112528172A (zh) 信息处理系统以及记录媒体
JP2017033563A (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法及び情報処理システム
JP2021051607A (ja) 候補出力方法、情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP2022138213A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2005228206A (ja) 安全関連情報配信方法、配信装置および配信システム
JP7422171B2 (ja) シェアオフィス検索支援装置及びシェアオフィス検索支援方法
JP2018067335A (ja) 検索処理装置、方法、及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100708

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110406

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4813821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250