JP2018045379A - 取引仲介装置、取引仲介方法、及びコンピュータープログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる取引仲介装置を提供する。【解決手段】取引仲介装置1は、複数の売り手の売手側端末200と複数の買い手の買手側端末300とにネットワークNWを介して接続される。取引仲介装置1は、記憶部5と、検索部9とを備える。記憶部5は、売り手ごとに、売り手に関連付けて、売り手の販売する役務の内容と売り手の空き時間とを記憶している。検索部9は、買手側端末300から、検索条件を含む検索情報を受信する。検索部9は、検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを記憶部5から検索する。【選択図】図1

Description

本発明は、取引仲介装置、取引仲介方法、及びコンピュータープログラムに関する。
特許文献1に記載されたネットオークション支援システムは、売り手の役務の出品及び買い手の入札を支援する。
特開2006−268415号公報
しかしながら、特許文献1には、役務の売り手の空き時間について記載されていない。一方、本願発明者は、役務の売り手の空き時間に着目した。
本発明の目的は、役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる取引仲介装置、取引仲介方法、及びコンピュータープログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、取引仲介装置は、複数の売り手の売手側端末と複数の買い手の買手側端末とにネットワークを介して接続される。取引仲介装置は、記憶部と、検索部とを備える。記憶部は、前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容と前記売り手の空き時間とを記憶している。検索部は、前記買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信する。前記検索部は、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索する。
本発明の取引仲介装置は、予定取得部と、空き時間算出部とをさらに備えることが好ましい。前記予定取得部は、前記売り手の予定表から予定情報を取得することが好ましい。前記予定情報は、予定時刻を含み、前記予定時刻は、前記売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含むことが好ましい。前記空き時間算出部は、前記予定時刻に基づいて前記空き時間を算出することが好ましい。
本発明の取引仲介装置は、出品部をさらに備えることが好ましい。前記出品部は、前記売手側端末から役務情報を受信し、前記売り手に関連付けて、前記役務情報を前記記憶部に記憶させることが好ましい。前記役務情報は、役務を提供可能な期間を含むことが好ましい。前記期間は、前記売り手の空き時間を含み、前記検索条件は、前記売り手の空き時間を検索するための条件を含むことが好ましい。前記検索部は、複数の前記期間のうち前記条件を満たす期間を前記記憶部から検索することが好ましい。
本発明の取引仲介装置は、出品部をさらに備えることが好ましい。前記出品部は、前記売手側端末から役務情報を受信し、前記売り手に関連付けて、前記役務情報を前記記憶部に記憶させることが好ましい。前記役務情報は、役務を提供可能な期間を含み、前記検索条件は、前記売り手の空き時間を検索するための条件を含むことが好ましい。前記検索部は、前記期間内の複数の空き時間のうち前記条件を満たす空き時間を前記記憶部から検索することが好ましい。
本発明の取引仲介装置において、前記出品部は、出品画面を前記売手側端末に表示するためのデータを前記売手側端末に送信することが好ましい。前記出品画面は、前記期間の入力を受け付ける期間入力部と、第1カレンダーとを含むことが好ましい。前記第1カレンダーは、前記売り手の空き時間と予定とを含むことが好ましい。
本発明の取引仲介装置において、前記検索部は、第2カレンダーを前記買手側端末に送信することが好ましい。前記第2カレンダーは、前記複数の売り手のうち前記検索条件を満たす前記役務の内容と前記空き時間とに関連付けられた売り手の空き時間を含むことが好ましい。
本発明の取引仲介装置は、中継部をさらに備えることが好ましい。前記中継部は、前記買手側端末の要求に応じて、申込メッセージを前記売手側端末に送信し、前記申込メッセージは、前記売り手に対して役務の購入を申し込むことを示す情報を含むことが好ましい。前記中継部は、前記売手側端末の要求に応じて、受諾メッセージを前記買手側端末に送信し、前記受諾メッセージは、前記買い手に対して役務の購入の申し込みを受諾することを示す情報を含むことが好ましい。
本発明の第2の観点によれば、取引仲介方法は、売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の空き時間を記憶部に記憶させるステップと、前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容を前記記憶部に記憶させるステップと、買手の買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信し、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索するステップとを含む。
本発明の第3の観点によれば、コンピュータープログラムは、売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の空き時間を記憶部に記憶させるステップと、前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容を前記記憶部に記憶させるステップと、買手の買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信し、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索するステップとをコンピューターに実行させる。
本発明によれば、役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる。
本発明の実施形態に係る取引仲介システムを示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る取引仲介装置が提供する出品画面を示す図である。 本実施形態に係る空き取引仲介装置が提供する検索入力画面を示す図である。 本実施形態に係る空き取引仲介装置が提供する第1検索出力画面を示す図である。 本実施形態に係る空き取引仲介装置が提供する第2検索出力画面を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介システムが提供する売手側メッセージ画面を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介システムが提供する買手側メッセージ画面を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る出品処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る検索処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る取引仲介装置と買手側端末と売手側端末との間の通信手順を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介装置が提供する空き時間カレンダーを示す図である。 本実施形態に係る取引仲介装置による空き時間算出処理の前段を示すフローチャートである。 本実施形態に係る取引仲介装置による空き時間算出処理の後段を示すフローチャートである。 (a)本実施形態に係る取引仲介装置による空き時間算出処理の対象となる月日を示す図である。(b)本実施形態に係る空き時間算出処理の対象となる予定時刻及び予定時間を示す図である。(c)本実施形態に係る空き時間F1を示す図である。(d)本実施形態に係る空き時間許容範囲を示す図である。(e)本実施形態に係る空き時間F2を示す図である。(f)本実施形態に係る空き時間F3を示す図である。(g)本実施形態に係る空き時間F4を示す図である。(h)本実施形態に係る空き時間F5を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介装置による制約条件の設定処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る取引仲介装置が提供する制約条件設定画面を示す図である。 本実施形態に係る取引仲介装置のハードウェア構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る取引仲介システム100を示す機能ブロック図である。図1に示すように、取引仲介システム100は、取引仲介装置1と、複数の売り手の売手側端末200と、複数の買い手の買手側端末300と、カレンダーサーバー400と、ネットワークNWとを備える。複数の売手側端末200は、それぞれ、複数の売り手によって使用される。複数の買手側端末300は、それぞれ、複数の買い手によって使用される。
取引仲介装置1は、複数の売手側端末200と複数の買手側端末300とカレンダーサーバー400とにネットワークNWを介して接続される。そして、取引仲介装置1は、役務の売り手と役務の買い手との取引を仲介する。
取引仲介装置1は、制御部3と、記憶部5と、出品部7と、検索部9と、中継部11と、予定取得部13と、空き時間算出部15と、インターフェース部17と、通信部19とを備える。
記憶部5は、売り手ごとに、売り手に関連付けて、売り手の販売する役務の内容と売り手の空き時間とを記憶している。売り手の空き時間は、売り手が役務を提供することの可能な時間である。換言すれば、売り手の空き時間は、買い手が役務の提供を受けることの可能な時間である。
検索部9は、買手側端末300から検索情報を受信する。検索情報は検索条件を含む。そして、検索部9は、検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを記憶部5から検索する。
本実施形態によれば、買い手が、検索情報を買手側端末300から取引仲介装置1に送信することによって、所望の役務と所望の空き時間とを検索できる。従って、買い手は、売り手から所望の役務を購入し、所望の空き時間に役務の提供を受けることができる。一方、売り手は、役務を販売し、空き時間に役務を提供できる。従って、売り手は、空き時間を有効に活用できる。換言すれば、取引仲介装置1は、役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる。
引き続き図1を参照して、取引仲介システム100について説明する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、及び公衆電話網を含む。ネットワークNWには、取引仲介装置1、売手側端末200、買手側端末300、及びカレンダーサーバー400が接続される。従って、取引仲介装置1は、売手側端末200と買手側端末300とカレンダーサーバー400と、ネットワークNWを介して相互に通信可能である。具体的には、通信部19がネットワークNWに接続され、通信部19が売手側端末200と買手側端末300とカレンダーサーバー400と通信する。
売手側端末200の各々は、ディスプレー200aと、入力装置200bとを含む。買手側端末300の各々は、ディスプレー300aと、入力装置300bとを含む。売手側端末200及び買手側端末300の各々は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピューター、タブレット、又はスマートフォンである。入力装置200b及び入力装置300bの各々は、例えば、ポインティングデバイス及びキーボード、又はタッチパネルである。
カレンダーサーバー400は、複数のカレンダー(以下、「ソースカレンダー」と記載する場合がある。)を記憶している。ソースカレンダーは売り手の予定表の一例である。ソースカレンダーは、売り手ごとに用意され、売り手の予定を含む。予定は、売り手の予定内容と予定時刻とを含む。予定時刻は、売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含む。予定の開始時刻から終了時刻までの時間を「予定時間」と記載する場合がある。
カレンダーサーバー400は、ログインした売手側端末200に対して、ネットワークNWを介して、ログインID(Identification)及びログインパスワードに対応したソースカレンダーを提供する。また、カレンダーサーバー400は、売手側端末200から送信された入力データに応じて、ソースカレンダーを更新する。従って、売り手は、ソースカレンダーを閲覧するだけでなく、売手側端末200を操作して、ソースカレンダーに予定を入力したり、ソースカレンダーに入力されている予定を、修正したり、削除したりすることができる。
次に、図1〜図7を参照して、取引仲介装置1の詳細について説明する。図1に示すように、制御部3は、記憶部5、出品部7、検索部9、中継部11、予定取得部13、空き時間算出部15、インターフェース部17、及び通信部19を制御する。
制御部3は、売り手ごとに、売り手の空き時間を年月日(曜日を含む。)と関連付けて記憶部5に記憶させる。つまり、記憶部5は、売り手と売り手の空き時間と年月日とを関連付けている。空き時間は、空き時間算出部15が算出した空き時間と、売り手が入力した空き時間とを含む。具体的には、記憶部5は、売り手ごとに、売り手に関連付けて、空き時間カレンダー6を記憶している。つまり、記憶部5は、売り手と売り手の空き時間カレンダー6とを関連付けている。空き時間カレンダー6は、売り手の空き時間を含む。空き時間は、年月日(曜日を含む。)と関連付けられている。
また、空き時間カレンダー6は、売り手の予定情報と関連付けられている。予定情報は売り手の予定を含む。予定は売り手の予定内容と予定時刻とを含む。予定時刻は、売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含む。また、予定時刻は年月日(曜日を含む。)に関連付けられている。
出品部7は、売手側端末200から役務の出品を受け付け、役務の出品処理を実行する。具体的には、出品部7は、通信部19を介して、出品画面の表示データを売手側端末200に送信する。出品画面の表示データは、出品画面を売手側端末200のディスプレー200aで表示するためのデータであり、例えば、HTML(HyperText Markup Language)データである。売手側端末200は、表示データに基づいて、ディスプレー200aに出品画面を表示させる。
出品画面は、売り手から役務情報の入力を受け付ける。以下、出品画面が受け付ける役務情報を「出品役務情報」と記載する場合がある。出品役務情報は、売り手が販売する役務を示す情報であり、役務の内容、役務を提供可能な期間、役務の単価、役務の提供方法、及び補足内容含む。
図2は、出品画面SC1を示す図である。図2に示すように、出品画面SC1は、役務入力部31と、期間入力部32と、単価入力部33と、提供方法入力部34と、補足入力部35と、出品実行部36と、第1カレンダー41Aと、変更実行部42とを含む。役務入力部31、期間入力部32、単価入力部33、提供方法入力部34、補足入力部35、出品実行部36、第1カレンダー41A、及び変更実行部42の各々は、ユーザーインターフェースとして機能する。
すなわち、役務入力部31は、売り手から、入力装置200bを介して、販売する役務の内容の入力を受け付ける。具体的には、役務入力部31は、複数の項目を含む。複数の項目は、それぞれ、複数の役務の内容を示す。従って、売り手は、入力装置200bを介して、項目を選択し、役務の内容を入力する。
役務入力部31は、例えば、単数又は複数のプルダウンメニュー31a(本実施形態では、4つのプルダウンメニュー31a)を含む。プルダウンメニュー31aの各々は、複数の項目を含む。複数の項目は、それぞれ、複数の役務の内容を示す。プルダウンメニュー31aごとに、入力装置200bを介して、項目が選択され、役務の内容が入力される。なお、1つのプルダウンメニュー31aで単数又は複数の項目を選択可能である。
期間入力部32は、売り手から、入力装置200bを介して、役務を提供可能な期間の入力を受け付ける。以下、役務を提供可能な期間を「役務提供可能期間」と記載する場合がある。売り手の役務提供可能期間は、売り手の空き時間を含む。期間入力部32は、開始日時入力部32a及び終了日時入力部32bを含む。開始日時入力部32aには、入力装置200bを介して、役務提供可能期間の開始日時が入力される。終了日時入力部32bには、入力装置200bを介して、役務提供可能期間の終了日時が入力される。開始日時入力部32a及び終了日時入力部32bの各々は、例えば、テキストが入力されるテキストボックスを含む。
単価入力部33は、売り手から、入力装置200bを介して、役務の単価の入力を受け付ける。単価は、例えば、1時間当たりの役務の料金を示す。単価入力部33は、例えば、テキストボックスを含む。
提供方法入力部34は、売り手から、入力装置200bを介して、役務の提供方法の入力を受け付ける。提供方法として、例えば、対面での提供と遠隔での提供とが用意される。提供方法入力部34は、例えば、ドロップダウンリストを含む。ドロップダウンリストは、2つの項目を含む。2つの項目は、それぞれ、対面及び遠隔を示す。入力装置200bを介して、項目が選択され、対面又は遠隔が入力される。
補足入力部35は、売り手から、入力装置200bを介して、役務の販売に関する補足内容の入力を受け付ける。補足入力部35は、例えば、テキストボックスを含む。
出品実行部36は、売り手から、入力装置200bを介して、出品役務情報の送信指示を受け付ける。出品実行部36は、例えば、ディスプレー200aに表示されるボタンを含む。
出品実行部36が送信指示を受け付けると、売手側端末200は、出品画面SC1が受け付けた出品役務情報と売り手の識別情報とを取引仲介装置1に送信する。
そして、取引仲介装置1の出品部7は、通信部19を介して、売手側端末200から出品役務情報と識別情報とを受信する。出品部7は、識別情報の示す売り手と関連付けて、出品役務情報を記憶部5に記憶させる。その結果、売り手による役務の出品が完了する。記憶部5は、売り手(売り手の識別情報)と売り手の空き時間と売り手の予定情報と売り手の出品役務情報とを関連付けて、データベースを構築している。具体的には、記憶部5は、売り手(売り手の識別情報)と売り手の空き時間カレンダー6と売り手の予定情報と売り手の出品役務情報とを関連付けて、データベースを構築している。
第1カレンダー41Aは、売り手の空き時間45と予定47とを含む。空き時間45は、年月日(曜日を含む。)と関連付けられている。予定47は、売り手の予定内容と予定時刻とを含む。予定時刻は、売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含む。なお、出品部7は、空き時間カレンダー6のうち所定期間分の空き時間カレンダーと予定情報とに基づいて、第1カレンダー41Aを作成する。本実施形態では、所定期間は、1週間である。
第1カレンダー41Aは、売り手から、入力装置200bを介して、空き時間45及び/又は予定47の修正、追加、及び/又は削除を受け付ける。
変更実行部42は、売り手から、入力装置200bを介して、第1カレンダー41Aの変更情報の送信指示を受け付ける。変更実行部42は、例えば、ディスプレー200aに表示されるボタンを含む。変更情報は、空き時間45及び/又は予定47の修正、追加、及び/又は削除を示す情報を含む。
変更実行部42が送信指示を受け付けると、売手側端末200は、第1カレンダー41Aの変更情報と売り手の識別情報とを取引仲介装置1に送信する。
そして、取引仲介装置1の制御部3は、通信部19を介して、売手側端末200から変更情報と識別情報とを受信する。さらに、制御部3は、変更情報に基づいて、識別情報の示す売り手の空き時間カレンダー6及び/又は予定情報を更新する。
引き続き図1を参照して、検索部9について説明する。検索部9は、買手側端末300から検索情報を受信し、役務の検索を受け付け、役務の検索処理を実行する。具体的には、検索部9は、通信部19を介して、検索入力画面の表示データを買手側端末300に送信する。検索入力画面の表示データは、検索入力画面を買手側端末300のディスプレー300aで表示するためのデータであり、例えば、HTMLデータである。買手側端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに検索入力画面を表示させる。
検索入力画面は、買い手から検索条件の入力を受け付ける。以下、検索入力画面が受け付ける検索条件を「購入検索条件」と記載する場合がある。購入検索条件は、買い手が売り手の役務を検索するときの条件を示し、第1検索条件、第2検索条件、第3検索条件、第4検索条件、及び第5検索条件を含む。第1検索条件は、売り手の役務の内容を検索するための条件を示す。第2検索条件は、売り手の空き時間を検索するための条件を示す。第3検索条件は、売り手の役務の単価を検索するための条件を示す。第4検索条件は、売り手の役務の提供方法を検索するための条件を示す。第5検索条件は、売り手の補足内容を検索するための条件を示す。
図3は、検索入力画面SC2を示す図である。図3に示すように、検索入力画面SC2は、第1入力部51と、第2入力部52と、第3入力部53と、第4入力部54と、第5入力部55と、検索実行部56とを含む。第1入力部51、第2入力部52、第3入力部53、第4入力部54、第5入力部55、及び検索実行部56は、ユーザーインターフェースとして機能する。
すなわち、第1入力部51は、買い手から、入力装置300bを介して、第1検索条件の入力を受け付ける。第1入力部51は、第1検索条件として、役務の内容の入力を受け付ける。第1入力部51は、例えば、複数のチェックボックス51a及び複数の役務の内容51bを含む。複数のチェックボックス51aは、それぞれ、複数の役務の内容51bと関連付けられている。複数の役務の内容51bは、それぞれ、出品画面SC1(図2)の役務入力部31に含まれる複数の項目と一致する。買い手は、入力装置300bを介して、チェックボックス51aにチェックを入れ、役務の内容を入力する。
第2入力部52は、買い手から、入力装置300bを介して、第2検索条件の入力を受け付ける。第2入力部52は、第2検索条件として、役務の提供を受ける日程の入力を受け付ける。第2条件として、例えば、「今日」、「明日」、「明後日」、及び「来週」が用意される。第2入力部52は、例えば、ドロップダウンリストを含む。ドロップダウンリストは、4つの項目を含む。4つの項目は、それぞれ、「今日」、「明日」、「明後日」、及び「来週」を示す。入力装置300bを介して、項目が選択され、「今日」、「明日」、「明後日」、又は「来週」が入力される。
第3入力部53は、買い手から、入力装置300bを介して、第3検索条件の入力を受け付ける。第3入力部53は、第3検索条件として、役務の単価の入力を受け付ける。単価は、例えば、1時間当たりの役務の料金を示す。本実施形態では、第3入力部53は、第3検索条件として、役務の単価のレンジの入力を受け付ける。以下、役務の単価のレンジを「単価レンジ」と記載する場合がある。第3入力部53は、下限入力部53a及び上限入力部53bを含む。下限入力部53aには、入力装置300bを介して、単価レンジの下限値が入力される。上限入力部53bには、入力装置300bを介して、単価レンジの上限値が入力される。下限入力部53a及び上限入力部53bの各々は、例えば、テキストボックスを含む。
第4入力部54は、買い手から、入力装置300bを介して、第4検索条件の入力を受け付ける。第4入力部54は、第4検索条件として、役務の提供方法の入力を受け付ける。第4入力部54が用意している提供方法は、出品画面SC1(図2)の提供方法入力部34が用意している提供方法と一致する。第4入力部54は、例えば、ドロップダウンリストを含む。ドロップダウンリストは、2つの項目を含む。2つの項目は、それぞれ、対面及び遠隔を示す。入力装置300bを介して、項目が選択され、対面又は遠隔が入力される。
第5入力部55は、買い手から、入力装置300bを介して、第5検索条件の入力を受け付ける。第5入力部55は、第5検索条件として、キーワードの入力を受け付ける。ただし、第5入力部55に第5検索条件が入力されなくてもよい。第5入力部55は、例えば、テキストボックスを含む。
検索実行部56は、買い手から、入力装置300bを介して、検索情報の送信指示を受け付ける。検索情報は購入検索条件を含む。検索実行部56は、例えば、ディスプレー300aに表示されるボタンを含む。
検索実行部56が送信指示を受け付けると、買手側端末300は、検索条件と買い手の識別情報とを取引仲介装置1に送信する。
そして、取引仲介装置1の検索部9は、通信部19を介して、買手側端末300から検索情報と識別情報とを受信する。検索部9は、検索情報に含まれる購入検索条件を満たす出品役務情報を記憶部5から検索する。購入検索条件は検索入力画面SC2が受け付けた購入検索条件である。そして、検索部9は、購入検索条件を満たす出品役務情報に関連付けられた売り手を特定する。
具体的には、検索部9は、複数の役務の内容のうち第1検索条件を満たす役務の内容を記憶部5から検索する。換言すれば、検索部9は、第1検索条件の示す役務の内容と一致する役務の内容を記憶部5から検索する。
検索部9は、複数の役務提供可能期間のうち第2検索条件を満たす役務提供可能期間を記憶部5から検索する。なお、第2検索条件を満たす役務提供可能期間を記憶部5から検索することは、第2検索条件を満たす空き時間を記憶部5から検索することに相当する。なぜなら、役務提供可能期間は空き時間を含むからである。
換言すれば、検索部9は、複数の売り手のそれぞれの複数の役務提供可能期間のうち、第2検索条件の示す日程を含む役務提供可能期間を記憶部5から検索する。なお、第2検索条件の示す日程を含む役務提供可能期間を検索することは、第2検索条件の示す日程に含まれる空き時間を検索することに相当する。なぜなら、第2検索条件の示す日程が役務提供可能期間に含まれている場合は、第2検索条件の示す日程に含まれる空き時間を役務提供可能期間が含んでいる可能性が高いからである。
検索部9は、複数の単価のうち第3検索条件を満たす単価を記憶部5から検索する。換言すれば、検索部9は、第3検索条件の示す単価レンジ内の単価を記憶部5から検索する。
検索部9は、複数の提供方法のうち第4検索条件を満たす提供方法を記憶部5から検索する。換言すれば、検索部9は、第4検索条件の示す役務の提供方法と一致する役務の提供方法を記憶部5から検索する。
検索部9は、複数の補足内容のうち第5検索条件を満たす補足内容を記憶部5から検索する。換言すれば、検索部9は、第5検索条件の示すキーワードを含む補足内容を記憶部5から検索する。ただし、第5検索条件が入力されていない場合は、第5検索条件に基づく検索は実行されない。
そして、検索部9は、第1検索条件を満たす役務の内容と、第2検索条件を満たす役務提供可能期間と、第3検索条件を満たす単価と、第4検索条件を満たす役務の提供方法と、第5検索条件を満たす補足内容とに関連付けられている売り手を特定する。ただし、第5検索条件に基づく検索が実行されていない場合は、検索部9は、第1検索条件を満たす役務の内容と、第2検索条件を満たす役務提供可能期間と、第3検索条件を満たす単価と、第4検索条件を満たす役務の提供方法とに関連付けられている売り手を特定する。
さらに、検索部9は、通信部19を介して、第1検索出力画面の表示データを買手側端末300に送信する。第1検索出力画面は、検索部9による検索結果を示す。第1検索出力画面の表示データは、第1検索出力画面を買手側端末300のディスプレー300aで表示するためのデータであり、例えば、HTMLデータである。買手側端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに第1検索出力画面を表示させる。
図4は、第1検索出力画面SC3を示す図である。図4に示すように、第1検索出力画面SC3は検索リスト60を含む。検索リスト60は、検索部9による検索結果を示す情報を含む。具体的には、検索リスト60は、詳細移行部61と、購入検索条件を満たす出品役務情報に関連付けられた売り手を示す情報と、購入検索条件を満たす出品役務情報の一部(単価と役務の内容と提供方法と補足内容)とを含む。複数の売り手を示す情報にそれぞれ対応して複数の詳細移行部61が配置されている。なお、図4は、第1検索条件が「経営コーチ」であり、第2検索条件「明日」であり、第3検索条件が「5000円〜10000円」であり、第4検索条件が「対面」であり、第5検索条件が「交通費込」である場合の検索リスト60を示している。
詳細移行部61はユーザーインターフェースとして機能する。すなわち、詳細移行部61は、買い手から、入力装置300bを介して、第2検索出力画面の送信指示を受け付ける。詳細移行部61は、例えば、ディスプレー300aに表示されるボタンを含む。
詳細移行部61が送信指示を受け付けると、買手側端末300は、第2検索出力画面の送信リクエストを取引仲介装置1に送信する。送信リクエストは、第2検索出力画面の送信指示を受け付けた詳細移行部61に対応する売り手の識別情報を含む。
そして、取引仲介装置1の検索部9は、通信部19を介して、買手側端末300から送信リクエストを受信する。さらに、検索部9は、通信部19を介して、送信リクエストに含まれる売り手の識別情報に従って、第2検索出力画面の表示データを買手側端末300に送信する。第2検索出力画面は、識別情報の示す売り手の詳細な情報を含む。第2検索出力画面の表示データは、第2検索出力画面を買手側端末300のディスプレー300aで表示するためのデータであり、例えば、HTMLデータである。買手側端末300は、表示データに基づいて、ディスプレー300aに第2検索出力画面を表示させる。
図5は、第2検索出力画面SC4を示す図である。図5に示すように、第2検索出力画面SC4は、役務欄65と、売手欄66と、単価欄67と、提供方法欄68と、補足欄69と、購入実行部70と、第2カレンダー41Bとを含む。役務欄65は役務の内容を含む。売手欄66は売り手を示す情報を含む。単価欄67は役務の単価を含む。提供方法欄68は役務の提供方法を含む。補足欄69は補足内容を含む。役務欄65の役務の内容、単価欄67の役務の単価、提供方法欄68の役務の提供方法、及び補足欄69の補足内容は、送信リクエストに含まれる識別情報の示す売り手に関連付けられている。また、売手欄66の売り手を示す情報は、送信リクエストに含まれる識別情報の示す売り手を示している。なお、図5は、検索リスト60(図4)の最上段の詳細移行部61が送信指示を受け付けたときの第2検索出力画面SC4を示している。
第2カレンダー41Bは、売り手の空き時間45を含む。空き時間45は、年月日(曜日を含む。)と関連付けられている。空き時間45は、複数の売り手のうち購入検索条件を満たす出品役務情報に関連付けられた売り手の空き時間を示している。換言すれば、空き時間45は、複数の売り手のうち購入検索条件を満たす役務の内容と役務提供可能期間とに関連付けられた売り手の空き時間を示している。なぜなら、出品役務情報は役務の内容及び役務提供可能期間を含むからである。更に換言すれば、空き時間45は、複数の売り手のうち購入検索条件を満たす役務の内容と空き時間とに関連付けられた売り手の空き時間を示している。なぜなら、役務提供可能期間は空き時間を含むからである。
なお、検索部9は、空き時間カレンダー6のうち所定期間分の空き時間カレンダーから、役務提供可能期間に含まれない空き時間を削除して、第2カレンダー41Bを作成する。また、第2検索出力画面SC4の表示データを買手側端末300に送信することは、第2カレンダー41Bを買手側端末300に送信することに相当する。
購入実行部70はユーザーインターフェースとして機能する。すわなち、購入実行部70は、買い手から、入力装置300bを介して、役務の購入指示を受け付ける。購入実行部70は、例えば、ディスプレー300aに表示されるボタンを含む。
購入実行部70が購入指示を受け付けると、買手側端末300は、申込メッセージを取引仲介装置1に送信する。申込メッセージは、売り手に対して役務の購入を申し込むことを示す情報(以下、「申込情報」と記載する場合がある。)を含む。取引仲介装置1の中継部11は、通信部19を介して申込メッセージを受信すると、通信部19を介して申込メッセージを売手側端末200に送信する。つまり、中継部11は、買手側端末300の要求に応じて、申込メッセージを売手側端末200に送信する。売手側端末200は、申込メッセージを含む売手側メッセージ画面をディスプレー200aに表示させる。また、買手側端末300は申込メッセージを含む買手側メッセージ画面をディスプレー300aに表示させる。
また、売手側端末200は、入力装置200bを介して受諾指示を受け付けると、受諾メッセージを取引仲介装置1に送信する。受諾メッセージは、買い手に対して役務の購入の申し込みを受諾することを示す情報(以下、「受諾情報」と記載する場合がある。)を含む。取引仲介装置1の中継部11は、通信部19を介して受諾メッセージを受信すると、通信部19を介して受諾メッセージを買手側端末300に送信する。つまり、中継部11は、売手側端末200の要求に応じて、受諾メッセージを買手側端末300に送信する。買手側端末300は、受諾メッセージを含む買手側メッセージ画面をディスプレー300aに表示させる。また、売手側端末200は受諾メッセージを含む売手側メッセージ画面をディスプレー300aに表示させる。
次に、図6及び図7を参照して、売手側メッセージ画面及び買手側メッセージ画面について説明する。
図6は、売手側メッセージ画面SC5を示す図である。図6に示すように、売手側メッセージ画面SC5は、申込メッセージ71aと、入力欄73とを含む。申込メッセージ71aは買い手からの申込情報を含む。
入力欄73はユーザーインターフェースとして機能する。具体的には、入力欄73は、メッセージ入力部75と、受諾実行部77と、拒否実行部79と、送信実行部81とを含む。
メッセージ入力部75は、売り手から、受諾実行部77、拒否実行部79、又は入力装置200bを介して、メッセージの入力を受け付ける。メッセージ入力部75は、例えば、テキストボックスを含む。例えば、売り手は、入力装置200bを介して、メッセージ入力部75に任意のメッセージを入力できる。
受諾実行部77は、売り手から、入力装置200bを介して、受諾指示を受け付ける。受諾実行部77が受諾指示を受け付けると、受諾メッセージがメッセージ入力部75に入力される。受諾実行部77は、例えば、ディスプレー200aに表示されるボタンを含む。なお、受諾メッセージは、メッセージ入力部75が受け付けるメッセージの一例である。
拒否実行部79は、売り手から、入力装置200bを介して、拒否指示を受け付ける。拒否実行部79が拒否指示を受け付けると、拒否メッセージがメッセージ入力部75に入力される。拒否メッセージは、買い手に対して役務の購入の申し込みを拒否することを示す情報(以下、「拒否情報」と記載する場合がある。)を含む。拒否実行部79は、例えば、ディスプレー200aに表示されるボタンを含む。なお、拒否メッセージは、メッセージ入力部75が受け付けるメッセージの一例である。
送信実行部81は、売り手から、入力装置200bを介して、送信指示を受け付ける。送信実行部81が送信指示を受け付けると、売手側端末200は、メッセージ入力部75が受け付けたメッセージを取引仲介装置1に送信する。送信実行部81は、例えば、ディスプレー200aに表示されるボタンを含む。
取引仲介装置1の中継部11は、売手側端末200から通信部19を介してメッセージを受信すると、通信部19を介してメッセージを買手側端末300に送信する。買手側端末300は、メッセージを含む買手側メッセージ画面をディスプレー300aに表示させる。例えば、中継部11は、拒否メッセージを受信すると、拒否メッセージを買手側端末300に送信する。例えば、中継部11は、受諾メッセージを受信すると、受諾メッセージを買手側端末300に送信する。
図7は、買手側メッセージ画面SC6を示す図である。図7に示すように、買手側メッセージ画面SC6は、申込メッセージ71bと、受諾メッセージ83aと、入力欄85とを含む。申込メッセージ71bは、申込メッセージ71a(図6)と同様の内容であり、買い手からの申込情報を含む。受諾メッセージ83aは、売り手からの受諾情報を含む。
入力欄85はユーザーインターフェースとして機能する。具体的には、入力欄85は、メッセージ入力部86と、完了実行部87と、送信実行部89とを含む。
メッセージ入力部86は、買い手から、完了実行部87又は入力装置300bを介して、メッセージの入力を受け付ける。メッセージ入力部86は、例えば、テキストボックスを含む。例えば、買い手は、入力装置300bを介して、メッセージ入力部86に任意のメッセージを入力できる。
完了実行部87は、買い手から、入力装置300bを介して、完了指示を受け付ける。完了実行部87が完了指示を受け付けると、完了メッセージがメッセージ入力部86に入力される。完了メッセージは、売り手に対して役務を購入する取引が完了したことを示す情報(以下、「完了情報」と記載する場合がある。)を含む。完了実行部87は、例えば、ディスプレー300aに表示されるボタンを含む。なお、完了メッセージは、メッセージ入力部86が受け付けるメッセージの一例である。
送信実行部89は、買い手から、入力装置300bを介して、送信指示を受け付ける。送信実行部89が送信指示を受け付けると、買手側端末300は、メッセージ入力部86が受け付けたメッセージを取引仲介装置1に送信する。送信実行部89は、例えば、ディスプレー300aに表示されるボタンを含む。
取引仲介装置1の中継部11は、買手側端末300から通信部19を介してメッセージを受信すると、通信部19を介してメッセージを売手側端末200に送信する。売手側端末200は、メッセージを含む売手側メッセージ画面をディスプレー200aに表示させる。例えば、中継部11は、完了メッセージを受信すると、完了メッセージを売手側端末200に送信する。
以上、図1〜図3を参照して説明したように、本実施形態によれば、検索部9は、売り手ごとに役務入力部31に入力された役務の内容から、買手側端末300の要求に応じて役務の内容を検索する。従って、売り手は、役務入力部31を介して役務の内容を入力することによって、所望の役務を販売できる。その結果、売り手の利便性を向上できる。
一方、検索部9は、第1入力部51に入力された役務の内容を第1検索条件として、買手側端末300の要求に応じて役務の内容を検索する。従って、買い手は、第1入力部51を介して役務の内容を入力することによって、所望の役務の内容を検索できる。その結果、買い手は、所望の内容の役務を購入できる。
また、本実施形態によれば、検索部9は、売り手ごとに期間入力部32に入力された役務提供可能期間から、買手側端末300の要求に応じて役務提供可能期間を検索する。従って、役務提供可能期間に含まれる全ての空き時間が、検索対象である。つまり、役務提供可能期間に含まれる全ての空き時間に対して、役務が販売される。従って、売り手は、期間入力部32を介して役務提供可能期間を入力することにより、個々に空き時間を入力することを要求されない。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
一方、検索部9は、第2入力部52に入力された日程を第2検索条件として、買手側端末300の要求に応じて役務提供可能期間を検索する。従って、買い手は、第2入力部52を介して日程を入力することによって、所望の日程を含む役務提供可能期間を検索できる。その結果、買い手は、所望の日程に含まれる空き時間に提供される役務を購入できる。
さらに、本実施形態によれば、出品部7は売手側端末200から出品役務情報を受信する。出品役務情報は売り手の役務提供可能期間を含む。そして、検索部9は、複数の役務提供可能期間のうちから、第2検索条件を満たす役務提供可能期間を検索する。従って、役務提供可能期間に含まれない空き時間は、検索対象から除外されている。つまり、役務提供可能期間に含まれない空き時間に対して、役務が販売されることはない。従って、売り手は、期間入力部32を介して役務提供可能期間を入力することによって、売り手の複数の空き時間のうち、所望の空き時間に対してだけ役務を販売できる。その結果、売り手の複数の空き時間の全部に対して一律に役務が販売可能な場合と比較して、売り手の利便性を向上できる。
さらに、本実施形態によれば、検索部9は、売り手ごとに単価入力部33に入力された役務の単価から、買手側端末300の要求に応じて役務の単価を検索する。従って、売り手は、単価入力部33を介して所望の単価を入力することによって、所望の単価で役務を販売できる。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
一方、検索部9は、第3入力部53に入力された単価を第3検索条件として、買手側端末300の要求に応じて単価を検索する。従って、買い手は、第3入力部53を介して単価を入力することによって、所望の単価を検索できる。その結果、買い手は、所望の単価の役務を購入できる。特に、第3入力部53が第3検索条件として単価レンジを受け付ける場合は、買い手は、個々に単価を入力することが要求されないため、買い手の利便性を向上できる。
さらに、本実施形態によれば、検索部9は、売り手ごとに提供方法入力部34に入力された役務の提供方法から、買手側端末300の要求に応じて役務の提供方法を検索する。従って、売り手は、提供方法入力部34を介して所望の提供方法を入力することによって、所望の提供方法で役務を提供できる。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
一方、検索部9は、第4入力部54に入力された提供方法を第4検索条件として、買手側端末300の要求に応じて役務の提供方法を検索する。従って、買い手は、第4入力部54を介して提供方法を入力することによって、所望の提供方法を検索できる。その結果、買い手は、所望の提供方法で提供される役務を購入できる。
さらに、本実施形態によれば、検索部9は、売り手ごとに補足入力部35に入力された補足内容から、買手側端末300の要求に応じて補足内容を検索する。従って、売り手は、補足入力部35を介して補足内容を入力することによって、役務の販売のための様々な情報を買い手に提供できる。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
一方、検索部9は、第5入力部55に入力されたキーワードを第5検索条件として、買手側端末300の要求に応じて補足内容を検索する。従って、買い手は、第5入力部55を介してキーワードを入力することによって、所望の補足内容を検索できる。その結果、買い手は、所望の補足内容で提供される役務を購入できる。
また、図1及び図2を参照して説明したように、本実施形態によれば、出品画面SC1は第1カレンダー41Aを含む。従って、売り手は、第1カレンダー41Aの空き時間45及び予定47を参照しながら、期間入力部32を介して、売り手に都合の良い空き時間を含むように役務提供可能期間を入力できる。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
さらに、本実施形態によれば、第1カレンダー41Aは、売り手から、入力装置200bを介して、空き時間45及び/又は予定47の修正、追加、及び/又は削除を受け付ける。その結果、売り手の利便性を更に向上できる。
また、図1及び図5を参照して説明したように、本実施形態によれば、検索部9は、第2カレンダー41Bを買手側端末300に送信する。第2カレンダー41Bは空き時間45を含む。空き時間45は、複数の売り手のうち購入検索条件を満たす出品役務情報に関連付けられた売り手の空き時間を示す。従って、買い手は、購入検索条件を満たす範囲内で、空き時間を個々に選択して、所望の空き時間に所望の内容の役務の提供を受けることができる。
また、図1、図6、及び図7を参照して説明したように、本実施形態によれば、中継部11は、買手側端末300の要求に応じて、申込メッセージ71aを売手側端末200に送信する。また、中継部11は、売手側端末200の要求に応じて、受諾メッセージ83aを買手側端末300に送信する。従って、中継部11を介して、買手側端末300と売手側端末200との間で申込メッセージ71a及び受諾メッセージ83aの送受信が実行される。その結果、取引仲介装置1は、買い手と売り手との間の取引の成否を把握でき、取引成立後の処理を適切に実行できる。例えば、課金処理を適切に実行できる。
次に、図1及び図8〜図10を参照して、取引仲介装置1が実行する取引仲介方法について説明する。図8は、取引仲介方法を示すフローチャートである。図8に示すように、取引仲介方法は、ステップS1〜ステップS7を含む。
図1及び図8に示すように、ステップS1において、制御部3は、売り手ごとに、売り手に関連付けて、売り手の空き時間を記憶部5に記憶させる。
ステップS3において、出品部7は、売手側端末200の要求に応じて、役務の出品処理を実行する。
ステップS5において、検索部9は、買手側端末300の要求に応じて、役務の検索処理を実行する。
ステップS7において、中継部11は、買手側端末300又は売手側端末200の要求に応じて、メッセージの中継処理を実行する。つまり、中継部11は、買手側端末300と売手側端末200との間のメッセージを中継する。従って、買い手と売り手とは、買手側端末300及び売手側端末200を介してメッセージを送受信して、役務の取引を円滑に進めることができる。
図9は、図8のステップS3の出品処理を示すフローチャートである。図9に示すように、出品処理は、ステップS11〜ステップS15を含む。
図1及び図9に示すように、ステップS11において、出品部7は、売手側端末200の要求に応じて、出品画面SC1(図2)の表示データを売手側端末200に送信する。その結果、出品画面SC1がディスプレー200aに表示される。そして、出品画面SC1が売り手から出品役務情報を受け付け、売手側端末200が出品役務情報を取引仲介装置1に送信する。
ステップS13において、出品部7は、出品画面SC1が受け付けた出品役務情報を売手側端末200から受信する。
ステップS15において、出品部7は、売り手ごとに、売り手に関連付けて、売り手の出品役務情報を記憶部5に記憶させる。その結果、売り手による役務の出品が完了する。ステップS15の後、処理は図8のステップS5に進む。
図10は、図8のステップS5の検索処理を示すフローチャートである。図10に示すように、検索処理は、ステップS21〜ステップS31を含む。
図1及び図10に示すように、ステップS21において、検索部9は、買手側端末300の要求に応じて、検索入力画面SC2(図3)の表示データを買手側端末300に送信する。その結果、検索入力画面SC2がディスプレー300aに表示される。そして、検索入力画面SC2が買い手から購入検索条件を受け付け、買手側端末300が購入検索条件を含む検索情報を取引仲介装置1に送信する。
ステップS23において、検索部9は、検索情報を買手側端末300から受信する。
ステップS25において、検索部9は、検索情報に含まれる購入検索条件を満たす出品役務情報を記憶部5から検索する。なお、出品役務情報は役務の内容及び役務提供可能期間を含み、役務提供可能期間は空き時間を含むため、ステップS25の処理は、購入検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを記憶部5から検索する処理に相当する。
ステップS27において、検索部9は、検索結果を示す第1検索出力画面SC3(図4)の表示データを買手側端末300に送信する。その結果、第1検索出力画面SC3がディスプレー300aに表示される。そして、買い手は、第1検索出力画面SC3を閲覧し、購入検索条件を満たしている出品役務情報と売り手とを確認できる。
ステップS29において、検索部9は、買手側端末300から第2検索出力画面SC4(図5)の送信リクエストを受信したか否かを判定する。
送信リクエストが受信されていないと判定された場合(ステップS29でNo)、処理はステップS29に戻る。
一方、送信リクエストが受信されたと判定された場合(ステップS29でYes)、処理はステップS31に進む。
ステップS31において、検索部9は、送信リクエストに含まれる売り手の識別情報に従って、第2検索出力画面SC4の表示データを買手側端末300に送信する。その結果、第2検索出力画面SC4がディスプレー300aに表示される。そして、買い手は、第2検索出力画面SC4を閲覧し、売り手の詳細な情報(例えば、第2カレンダー41B)を確認できる。ステップS31の後、処理は図8のステップS7に進む。
以上、図1及び図8〜図10を参照して説明したように、本実施形態によれば、取引仲介装置1が取引仲介方法(ステップS1〜ステップS7)を実行することによって、取引仲介装置1は、役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる。
次に、図1及び図11を参照して、図8のステップS7で実行される中継処理について説明する。
図11は、取引仲介装置1の中継部11と買手側端末300と売手側端末200との間の通信手順を示す図である。
図1及び図11に示すように、買手側端末300は、購入実行部70(図5)が購入指示を受け付けたことに応答して、申込メッセージを中継部11に送信する。中継部11は、申込メッセージを受信し、更に、申込メッセージを売手側端末200に送信する。
売手側端末200は、受諾実行部77(図6)が受諾指示を受け付けるとともに送信実行部81(図6)が送信指示を受け付けたことに応答して、受諾メッセージを中継部11に送信する。中継部11は、受諾メッセージを受信し、更に、受諾メッセージを買手側端末300に送信する。
買手側端末300は、送信実行部89(図7)が送信指示を受け付けたことに応答して、メッセージを中継部11に送信する。中継部11は、メッセージを受信し、更に、メッセージを売手側端末200に送信する。売手側端末200は、送信実行部81が送信指示を受け付けたことに応答して、メッセージを中継部11に送信する。中継部11は、メッセージを受信し、更に、メッセージを買手側端末300に送信する。買手側端末300と売手側端末200との間のメッセージの送受信の回数は、任意の回数であってよい。
買手側端末300は、完了実行部87(図7)が受諾指示を受け付けるとともに送信実行部89が送信指示を受け付けたことに応答して、完了メッセージを中継部11に送信する。中継部11は、完了メッセージを受信し、更に、完了メッセージを売手側端末200に送信する。その結果、買い手と売り手との取引が完了する。
以上、図1及び図11を参照して説明したように、本実施形態によれば、中継部11は、買手側端末300からのメッセージを売手側端末200に送信し、売手側端末200からのメッセージを買手側端末300に送信する。従って、買い手と売り手とは、メッセージの送受信を行うことによって、円滑に取引することができる。
次に、図1を参照して、予定取得部13及び空き時間算出部15について説明する。図1に示すように、予定取得部13は、カレンダーサーバー400からソースカレンダーを取得する。本実施形態では、予定取得部13は、カレンダーサーバー400が記憶しているソースカレンダーから売り手の予定情報を取得する。予定情報は売り手の予定を含む。予定は、少なくとも売り手の予定時刻を含む。予定時刻は、売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含む。また、予定時刻は年月日(曜日を含む。)に関連付けられている。なお、予定は、売り手の予定内容を含んでいてもよい。
具体的には、予定取得部13は、通信部19を介して、カレンダーサーバー400に対して、売り手の予定情報を送信するように、リクエストを送信する。カレンダーサーバー400は、リクエストに応答して、取引仲介装置1に予定情報を送信する。通信部19は予定情報を受信する。さらに、予定取得部13は、通信部19から予定情報を取得する。そして、空き時間算出部15は、予定情報に含まれる売り手の予定時刻に基づいて、売り手の空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、自動で空き時間が算出されるため、空き時間を入力するための売り手の労力を軽減できる。
具体的には、制御部3は、空き時間として記憶部5に記憶させることの可能な時間の条件(以下、「制約条件」と記載する。)を記憶部5に記憶させる。
そして、空き時間算出部15は、制約条件に従って、売り手の予定時刻に基づいて、売り手の空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、売り手は、所望の内容に設定した制約条件を記憶部5に記憶させることにより、売り手のライフスタイルに適した空き時間を空き時間算出部15に算出させることができる。
例えば、空き時間算出部15は、時間軸上の所定範囲(以下、「空き時間許容範囲」と記載する。)内で、売り手の予定時刻に基づいて、空き時間を算出する。空き時間許容範囲は、空き時間として記憶部5に記憶させることを許容する時間軸上の範囲である。従って、本実施形態によれば、売り手は、所望の時間帯から、空き時間を空き時間算出部15に算出させることができる。例えば、売り手は、就寝時間を除いて、活動可能な時間帯から、空き時間を空き時間算出部15に算出させることができる。
例えば、空き時間算出部15は、時間軸上の空き時間許容範囲に含めない範囲(以下、「空き時間非許容範囲」と記載する。)内では、空き時間を算出しない。空き時間非許容範囲は、空き時間として記憶部5に記憶させることを許容しない時間軸上の範囲である。従って、本実施形態によれば、売り手は、空き時間算出部15が所望の時間帯から空き時間を算出することを禁止できる。例えば、売り手は、空き時間算出部15が日曜日のような休日から空き時間を算出することを禁止できる。
例えば、空き時間算出部15は、「売り手の予定の開始時刻から第1所定時間FTだけ前まで」と、「売り手の予定の終了時刻から第2所定時間STだけ後まで」とを含まないように、空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、予定の直前においては、空き時間が算出されない。その結果、空き時間の活用によって、予定の円滑な実行が妨げられることを抑制できる。空き時間の活用は、本実施形態では、空き時間での役務の提供である。
例えば、予定の直前では空き時間が活用されないため、予定の時刻までに、予定の場所まで到着できなかったり、予定の準備ができなかったりすることを抑制できる。また、本実施形態によれば、予定の直後においては、空き時間が算出されない。その結果、予定の実行によって、空き時間の円滑な活用が妨げられることを抑制できる。例えば、予定の直後では空き時間を活用するまでの猶予時間が確保されるため、空き時間を活用する時刻までに、目的の場所まで到着できなかったり、空き時間の活用の準備ができなかったりすることを抑制できる。
例えば、空き時間算出部15は、第3所定時間TTよりも長くなるように、空き時間を算出する。従って、本実施形態によれば、空き時間が短すぎることを抑制でき、空き時間を有効に活用できる。例えば、10分の空き時間では有効活用できる可能性は低いが、最低でも1時間の空き時間を確保することにより、空き時間を有効活用できる。
なお、空き時間算出部15は、「売り手の予定の開始時刻から第1所定時間FTだけ前まで」と「売り手の予定の終了時刻から第2所定時間STだけ後まで」とのうち少なくとも一方を含まないように、空き時間を算出してもよい。
空き時間許容範囲、空き時間非許容範囲、第1所定時間FT、第2所定時間ST、及び第3所定時間TTは、制約条件の一例である。本実施形態では、空き時間許容範囲は、空き時間許容範囲の開始時刻と終了時刻とで規定され、空き時間非許容範囲は、曜日によって規定される。
売り手は、売手側端末200及びネットワークNWを介して、取引仲介装置1に制約条件を設定する。すなわち、インターフェース部17は、制約条件を、通信部19を介して売手側端末200から受け付ける。従って、本実施形態によれば、売り手は、制約条件を所望の内容に設定できる。
制御部3は、空き時間許容範囲、空き時間非許容範囲、第1所定時間FT、第2所定時間ST、及び第3所定時間TTを、制約条件として記憶部5に記憶させる。
引き続き図1を参照して、売り手による空き時間の入力について説明する。インターフェース部17は、売り手が売手側端末200に入力した空き時間を、通信部19を介して、売手側端末200から受け付ける。そして、制御部3は、インターフェース部17が受け付けた空き時間に基づいて、記憶部5に記憶された空き時間を更新する。従って、本実施形態によれば、売り手は、手動で所望の空き時間を入力できる。その結果、売り手の利便性を向上できる。例えば、売り手は、空き時間を修正したり、空き時間を削除したり、空き時間を追加したりできる。
次に、図1及び図12を参照して、空き時間算出部15が作成する空き時間カレンダー6について説明する。図12は、空き時間カレンダー6を示す図である。図1及び図12に示すように、空き時間算出部15は、売り手ごとに、記憶部5から空き時間を読み出して、空き時間カレンダー6を作成する。空き時間カレンダー6のうちの空き時間の領域には、例えば、特定の色彩が付される。図12では、空き時間の領域をハッチングで示している。
売り手は、売手側端末200を介して、空き時間カレンダー6にアクセスすることによって、空き時間カレンダー6を閲覧できる。従って、本実施形態では、空き時間が可視化されるため、売り手は空き時間を容易に把握できる。
なお、予定取得部13は、カレンダーサーバー400が記憶しているソースカレンダーから売り手の予定情報を取得し、制御部3は、予定情報を記憶部5に記憶させる。また、インターフェース部17は、売り手が売手側端末200に入力した予定情報を、通信部19を介して、売手側端末200から受け付け、制御部3は、記憶部5に記憶された予定情報を更新できる。従って、売り手は、手動で、予定内容、予定時刻、及び予定時間を入力できる。また、空き時間算出部15は、予定情報の更新に応じて、空き時間を再計算し、制御部3は、記憶部5に記憶された空き時間を更新する。
次に、図1及び図13〜図15を参照して、取引仲介装置1による空き時間算出処理について説明する。図13及び図14は、それぞれ、取引仲介装置1による空き時間算出処理の前段及び後段を示すフローチャートである。図15(a)は、空き時間算出処理の対象となる月日を示す図である。図15(b)は、空き時間算出処理の対象となる予定時刻及び予定時間を示す図である。図15(b)では、予定時間がハッチングを付した帯で示され、予定時間を示す帯の両端部のうち、0時に近い端部は予定の開始時刻を示し、24時に近い端部は予定の終了時刻を示す。図15(c)は空き時間F1を示す図である。図15(c)では、空き時間F1が白色の帯で示される。図15(d)は空き時間許容範囲を示す図である。図15(d)では、空き時間許容範囲がハッチングを付した帯で示される。図15(e)は空き時間F2を示す図である。図15(f)は空き時間F3を示す図である。図15(g)は空き時間F4を示す図である。図15(h)は空き時間F5を示す図である。図15(e)〜図15(h)では、空き時間F2〜空き時間F5が白色の帯で示される。
図1、図13、及び図14に示すように、取引仲介装置1は、ステップS51〜ステップS87によって示される空き時間算出処理を売り手ごとに実行する。以下、ある売り手に対する処理を説明する。
図13に示すように、ステップS51において、予定取得部13は、カレンダーサーバー400から所定日数分の売り手の予定情報を取得し、記憶部5に記憶させる。
ステップS53において、空き時間算出部15は、記憶部5から、0時から24時までの予定情報に含まれる予定時刻を読み出す。
ステップS55において、空き時間算出部15は、予定時刻が空き時間非許容範囲として記憶された曜日に属するか否かを判定する。図13及び図15の説明において、空き時間非許容範囲として記憶された曜日は日曜日である。
空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS55でYes)の場合、処理をステップS53に進める。従って、例えば、図15(a)〜図15(h)に示すように、空き時間は算出されず、空き時間非許容範囲としての日曜日には空き時間は設定されない。
一方、空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS55でNo)の場合、処理をステップS57に進める。
ステップS57において、空き時間算出部15は、予定時刻に基づいて、売り手の空き時間F1を算出する。具体的には、空き時間算出部15は、0時から24時までの時間帯のうち、予定時刻によって表される予定時間を除く時間を、空き時間F1に設定する。予定時間は、予定の開始時刻から終了時刻までの時間を示す。例えば、図15(a)〜図15(c)に示すように、空き時間算出部15は、0時から8時までの時間と、12時から18時までの時間と、22時から24時までの時間とを、それぞれ、空き時間F1に設定する。
ステップS59において、空き時間算出部15は、空き時間F1の全範囲が空き時間許容範囲内か否かを判定する。例えば、図15(d)に示すように、空き時間許容範囲は、6時から22時までの時間である。
空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS59でYes)の場合、処理をステップS65に進める。
ステップS65において、空き時間算出部15は、空き時間F1を空き時間F2に設定する。例えば、図15(c)〜図15(e)に示すように、空き時間算出部15は、12時から18時までの空き時間F1を空き時間F2に設定する。
一方、空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS59でNo)の場合、処理をステップS61に進める。
ステップS61において、空き時間算出部15は、空き時間F1の一部範囲が空き時間許容範囲内か否かを判定する。
空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS61でYes)の場合、処理をステップS63に進める。
ステップS63において、空き時間算出部15は、空き時間F1の一部範囲を空き時間F2に設定する。例えば、図15(c)〜図15(e)に示すように、0時から8時までの空き時間F1のうち、空き時間許容範囲内の時間である6時から8時までの時間を、空き時間F2に設定する。
一方、空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS61でNo)の場合、つまり、空き時間F1の全範囲が空き時間許容範囲外の場合、処理を図14のステップS83に進める。従って、例えば、図15(c)〜図15(e)に示すように、22時から24時までの空き時間F1は、空き時間F2に設定されない。
図14に示すように、ステップS67において、空き時間算出部15は、空き時間F2が予定時刻の示す予定の開始時刻に連続するか否かを判定する。
空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS67でYes)の場合、処理をステップS69に進める。
ステップS69において、空き時間算出部15は、空き時間F2から第1所定時間FTを除外し、空き時間F2のうちの残りの時間を、空き時間F3に設定する。具体的には、空き時間算出部15は、空き時間F2の開始時刻を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻から第1所定時間FTを差し引いた時刻を終了時刻とする時間を、空き時間F3に設定する。図14及び図15の説明において、第1所定時間FTは1時間である。例えば、図15(b)、図15(e)、及び図15(f)に示すように、12時から18時までの空き時間F2は、予定の開始時刻の18時に連続する。従って、空き時間F3は、空き時間F2の開始時刻の12時を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻の18時から1時間を差し引いた時刻である17時を終了時刻とする。
一方、空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS67でNo)の場合、処理をステップS71に進める。
ステップS71において、空き時間算出部15は、空き時間F2を空き時間F3に設定する。
ステップS73において、空き時間算出部15は、空き時間F3が予定時刻の示す予定の終了時刻に連続するか否かを判定する。
空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS73でYes)の場合、処理をステップS75に進める。
ステップS75において、空き時間算出部15は、空き時間F3から第2所定時間STを除外し、空き時間F3のうちの残りの時間を、空き時間F4に設定する。具体的には、空き時間算出部15は、空き時間F2の開始時刻に第2所定時間STを加えた時刻を開始時刻とするとともに、空き時間F2の終了時刻を終了時刻とする時間を、空き時間F4に設定する。図14及び図15の説明において、第2所定時間STは1時間である。例えば、図15(b)、図15(f)、及び図15(g)に示すように、12時から17時までの空き時間F3は、予定の終了時刻の12時に連続する。従って、空き時間F4は、空き時間F3の開始時刻の12時に1時間を加えた時刻である13時を開始時刻とするとともに、空き時間F3の終了時刻の17時を終了時刻とする。
一方、空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS73でNo)の場合、処理をステップS77に進める。
ステップS77において、空き時間算出部15は、空き時間F3を空き時間F4に設定する。
ステップS79において、空き時間算出部15は、空き時間F4が第3所定時間TTよりも長いか否かを判定する。図14及び図15の説明において、第3所定時間TTは1時間である。
空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS79でNo)の場合、処理をステップS83に進める。従って、例えば、図15(g)及び図15(h)に示すように、6時から7時までの空き時間F4は、空き時間F5に設定されない。
一方、空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS79でYes)の場合、処理をステップS81に進める。
ステップS81において、空き時間算出部15は、空き時間F4を空き時間F5に設定する。例えば、図15(g)及び図15(h)に示すように、13時から17時までの空き時間F4を空き時間F5に設定する。
ステップS83において、空き時間算出部15は、0時から24時までに含まれる全ての空き時間F1に対して、ステップS59〜ステップS81の処理が実行されたか否かを判定する。
空き時間算出部15は、否定的判定(ステップS83でNo)の場合、処理を図13のステップS59に進める。例えば、図15(c)に示すように、0時から24時までに、3つの空き時間F1が含まれるため、ステップS59〜ステップS81の処理が3回実行される。
一方、空き時間算出部15は、肯定的判定(ステップS83でYes)の場合、処理をステップS85に進める。
ステップS85において、予定取得部13は、次の日の予定情報が記憶部5に記憶されているか否かを判定する。
予定取得部13は、肯定的判定(ステップS85でYes)の場合、処理を図13のステップS53に進める。
一方、予定取得部13は、否定的判定(ステップS85でNo)の場合、処理をステップS87に進める。
ステップS87において、制御部3は、空き時間F5を売り手と年月日とに関連付けて記憶部5に記憶させる。
なお、図15(a)〜図15(h)では、時間軸t上に、予定時刻、予定時間、空き時間許容範囲、及び空き時間F1〜空き時間F5が設定されている。
次に、図1、図16、及び図17を参照して、取引仲介装置1による制約条件の設定処理について説明する。図16は、取引仲介装置1による制約条件の設定処理を示すフローチャートである。図17は、取引仲介装置1が提供する制約条件設定画面21を示す図である。
図1、図16、及び図17に示すように、ステップS91において、インターフェース部17は、売手側端末200からのリクエストに応答して、通信部19を介して、制約条件設定画面21の表示データを売手側端末200に送信する。制約条件設定画面21の表示データは、制約条件設定画面21を売手側端末200のディスプレー200aで表示するためのデータであり、例えば、HTMLデータである。
ステップS101において、売手側端末200は表示データを受信する。
ステップS103において、売手側端末200は、表示データに基づいて、ディスプレー200aに制約条件設定画面21を表示させる。制約条件設定画面21は、制約条件を入力するためのプルダウンメニュー23〜プルダウンメニュー28及び決定ボタン29を含む。
プルダウンメニュー23は、複数の項目(例えば、土曜、日曜、祝日、土日、及び土日祝日)から空き時間非許容範囲を売り手に選択させるメニューである。プルダウンメニュー24は、複数の項目(例えば、00:00、01:00、…、20:00)から空き時間許容範囲の開始時刻を売り手に選択させるメニューである。プルダウンメニュー25は、複数の項目(例えば、04:00、10:00、…、24:00)から空き時間許容範囲の終了時刻を売り手に選択させるメニューである。
プルダウンメニュー26は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第1所定時間FTを売り手に選択させるメニューである。プルダウンメニュー27は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第2所定時間STを売り手に選択させるメニューである。プルダウンメニュー28は、複数の項目(例えば、30分、1時間、1時間30分、及び2時間)から第3所定時間TTを売り手に選択させるメニューである。
決定ボタン29は、プルダウンメニュー23〜プルダウンメニュー28で選択された各制約条件(空き時間非許容範囲、空き時間許容範囲の開始時刻、空き時間許容範囲の終了時刻、第1所定時間FT、第2所定時間ST、及び第3所定時間TT)を取引仲介装置1に送信するためのボタンである。
ステップS105において、売手側端末200は、プルダウンメニュー23〜プルダウンメニュー28を介して、各制約条件を受け付ける。
ステップS107において、売手側端末200は、売り手が入力装置200bを操作して決定ボタン29を押下したことに応答して、各制約条件を含む制約情報を取引仲介装置1に送信する。
ステップS93において、通信部19は制約情報を受信し、インターフェース部17は、通信部19を介して、制約情報に含まれる各制約条件を受け付ける。
ステップS95において、制御部3は、各制約条件を記憶部5に記憶させる。
次に、図1及び図18を参照して、取引仲介装置1のハードウェア構成について説明する。図18は、取引仲介装置1のハードウェア構成を示す図である。図18に示すように、取引仲介装置1は、コンピューターとしてのCPU(中央演算処理装置)91、メインメモリー92、チップセット93、GPU(グラフィックスプロセシングユニット)94、ディスプレー95、SPU(サウンドプロセシングユニット)96、スピーカー97、HDD(ハードディスクドライブ)98、ドライブ99、通信装置103、及び入力装置105を含む。
CPU91は、HDD98に格納されたコンピュータープログラムを実行して各種演算を行う。例えば、コンピュータープログラムは、図8のステップS1〜ステップS7の処理と、図11の取引仲介装置1の処理と、図13及び図14のステップS51〜ステップS87の処理と、図16のステップS91〜ステップS95の処理とをCPU91に実行させる。従って、CPU91は、コンピュータープログラムを実行することによって、制御部3、出品部7、検索部9、中継部11、予定取得部13、空き時間算出部15、及びインターフェース部17として機能する。その結果、役務の売り手の空き時間を有効に活用しつつ、売り手と買い手との取引を仲介できる。また、売り手の空き時間を管理できる。コンピュータープログラムは、リムーバブル記録媒体101に記憶されて配布されてもよく、ネットワークNWを介して配布されてもよい。
メインメモリー92は、CPU91から直接読み書きが行われる高速のメモリーであり、記憶部5の一部として機能する。GPU94は、グラフィックス処理を実行し、ディスプレー95に映像信号を与える。ディスプレー95は与えられた映像信号に応じて映像を表示する。SPU96は、サウンド処理を実行し、スピーカー97に音声信号を与える。スピーカー97は与えられた音声信号に応じて音声を出力する。
HDD98は、コンピュータープログラム及びデータ(情報)を格納するための補助記憶装置である。HDD98は記憶部5の主要部分として機能する。ドライブ99は、リムーバブル記録媒体101からデータ(情報)を読み込んだり、書き込んだりする装置である。なお、リムーバブル記録媒体101、HDD98、及びメインメモリー92は、記憶媒体の一例である。
通信装置103は、ネットワークNWへの接続を実行し、通信を制御する。通信装置103は、例えば、ネットワーク・インターフェース・コントローラーである。通信装置103は通信部19として機能する。入力装置105は、マウス及びキーボードのようなポインティングデバイスを含む。CPU91、GPU94、SPU96、HDD98、ドライブ99、通信装置103、及び入力装置105のような各機能ユニットは、チップセット93に接続される。チップセット93は、機能ユニット間のデータの送受信を管理する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態及び実施例について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1を参照して説明した検索部9は、次の動作を実行してもよい。すなわち、検索部9は、役務提供可能期間ごとに、役務提供可能期間内の複数の空き時間のうち第2検索条件を満たす空き時間を記憶部5から検索する。従って、売り手は、期間入力部32を介して役務提供可能期間を入力することにより、個々に空き時間を入力することを要求されない。その結果、売り手の利便性を向上できる。また、売り手は、期間入力部32を介して役務提供可能期間を入力することによって、売り手の複数の空き時間のうち、所望の空き時間に対してだけ役務を販売できる。
(2)図1を参照して説明した出品部7及び検索部9は、次の動作を実行してもよい。すなわち、出品部7は、売手側端末200を介して、売り手の複数の空き時間から選択された空き時間(以下、「出品空き時間」と記載する。)を受け付ける。例えば、期間入力部32が出品空き時間の入力を受け付け、売手側端末200が出品空き時間を含む出品役務情報を取引仲介装置1に送信する。この場合、出品役務情報は役務提供可能期間を含まない。そして、制御部3は、出品空き時間を売り手と関連付けて、記憶部5に記憶させる。さらに、検索部9は、複数の出品空き時間のうち第2検索条件を満たす空き時間を記憶部5から検索する。例えば、第2入力部52が第2検索条件として役務の提供を受ける空き時間の入力を受け付け、買手側端末300が第2検索条件を含む検索情報を取引仲介装置1に送信する。
(3)図5を参照して説明した空き時間45を次のように定義してもよい。すなわち、空き時間45は、複数の売り手のうち第1検索条件を満たす役務の内容と関連付けられた売り手の空き時間であってもよいし、第2検索条件を満たす役務提供可能期間に関連付けられた売り手の空き時間であってもよいし、第3検索条件を満たす単価に関連付けられた売り手の空き時間であってもよい。また、空き時間45は、第4検索条件を満たす提供方法に関連付けられた売り手の空き時間であってもよいし、第5検索条件を満たす補足内容に関連付けられた売り手の空き時間であってもよい。
(4)図13及び図14のステップS51〜ステップS87の順番は、適宜変更し得る。
(5)取引仲介装置1は、1つのコンピューターによって実現されてもよいし、複数のコンピューターによって実現されてもよい。また、取引仲介装置1を複数のコンピューターで実現する場合、それぞれのコンピューターが同じ場所に配置されていなくてもよく、複数のコンピューターがネットワークを介して接続されていればよい。
本発明は、取引仲介装置、取引仲介方法、及びコンピュータープログラムに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 取引仲介装置
3 制御部
5 記憶部
7 出品部
9 検索部
11 中継部
13 予定取得部
15 空き時間算出部
17 インターフェース部
19 通信部
32 期間入力部
41A 第1カレンダー
41B 第2カレンダー
100 取引仲介システム
200 売手側端末
300 買手側端末
400 カレンダーサーバー
NW ネットワーク
SC1 出品画面
SC2 検索入力画面
SC3 第1検索出力画面
SC4 第2検索出力画面
SC5 売手側メッセージ画面
SC6 買手側メッセージ画面

Claims (9)

  1. 複数の売り手の売手側端末と複数の買い手の買手側端末とにネットワークを介して接続される取引仲介装置であって、
    前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容と前記売り手の空き時間とを記憶している記憶部と、
    前記買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信する検索部と
    を備え、
    前記検索部は、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索する、取引仲介装置。
  2. 予定取得部と、空き時間算出部とをさらに備え、
    前記予定取得部は、前記売り手の予定表から予定情報を取得し、
    前記予定情報は、予定時刻を含み、前記予定時刻は、前記売り手の予定の開始時刻と終了時刻とを含み、
    前記空き時間算出部は、前記予定時刻に基づいて前記空き時間を算出する、請求項1に記載の取引仲介装置。
  3. 出品部をさらに備え、
    前記出品部は、前記売手側端末から役務情報を受信し、前記売り手に関連付けて、前記役務情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記役務情報は、役務を提供可能な期間を含み、
    前記期間は、前記売り手の空き時間を含み、
    前記検索条件は、前記売り手の空き時間を検索するための条件を含み、
    前記検索部は、複数の前記期間のうち前記条件を満たす期間を前記記憶部から検索する、請求項1又は請求項2に記載の取引仲介装置。
  4. 出品部をさらに備え、
    前記出品部は、前記売手側端末から役務情報を受信し、前記売り手に関連付けて、前記役務情報を前記記憶部に記憶させ、
    前記役務情報は、役務を提供可能な期間を含み、
    前記検索条件は、前記売り手の空き時間を検索するための条件を含み、
    前記検索部は、前記期間内の複数の空き時間のうち前記条件を満たす空き時間を前記記憶部から検索する、請求項1又は請求項2に記載の取引仲介装置。
  5. 前記出品部は、出品画面を前記売手側端末に表示するためのデータを前記売手側端末に送信し、
    前記出品画面は、
    前記期間の入力を受け付ける期間入力部と、
    第1カレンダーと
    を含み、
    前記第1カレンダーは、前記売り手の空き時間と予定とを含む、請求項3又は請求項4に記載の取引仲介装置。
  6. 前記検索部は、第2カレンダーを前記買手側端末に送信し、
    前記第2カレンダーは、前記複数の売り手のうち前記検索条件を満たす前記役務の内容と前記空き時間とに関連付けられた売り手の空き時間を含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の取引仲介装置。
  7. 中継部をさらに備え、
    前記中継部は、前記買手側端末の要求に応じて、申込メッセージを前記売手側端末に送信し、
    前記申込メッセージは、前記売り手に対して役務の購入を申し込むことを示す情報を含み、
    前記中継部は、前記売手側端末の要求に応じて、受諾メッセージを前記買手側端末に送信し、
    前記受諾メッセージは、前記買い手に対して役務の購入の申し込みを受諾することを示す情報を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の取引仲介装置。
  8. 売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の空き時間を記憶部に記憶させるステップと、
    前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容を前記記憶部に記憶させるステップと、
    買手の買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信し、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索するステップと
    を含む、取引仲介方法。
  9. 売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の空き時間を記憶部に記憶させるステップと、
    前記売り手ごとに、前記売り手に関連付けて、前記売り手の販売する役務の内容を前記記憶部に記憶させるステップと、
    買手の買手側端末から、検索条件を含む検索情報を受信し、前記検索条件を満たす役務の内容と空き時間とを前記記憶部から検索するステップと
    をコンピューターに実行させる、コンピュータープログラム。
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