JP2015118629A - サービス提供業務用サーバ、サービス提供システムおよびサービス提供方法 - Google Patents

サービス提供業務用サーバ、サービス提供システムおよびサービス提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サービスの利用者と提供者の双方がサービス生産に関与するサービスについて、サービス生産に対する利用者の寄与の程度も考慮したサービス価格の設定や、提供者と利用者との組み合わせの選択が可能なサービス提供のためのサーバやシステムを提供する。【解決手段】サービス提供業務用サーバ10は、サービスを利用する利用者について、そのサービスについての利用者の経験時間と提供者から利用者に対する評価情報とを記憶する利用者情報DB220を有する。利用者がサービスを利用する際、マッチング処理部340は利用者の経験時間と評価情報とを参照してサービスを提供する提供者を選択し、また提供するサービスの価格を計算する。【選択図】図1

Description

本発明は、同時・消滅性の高いサービスの提供に用いられる業務用サーバおよびシステムに関し、特にサービスの利用者と提供者とが原則として1人対1人で、サービスの生産と消費とが同時に行われるサービスの提供に用いられる技術に関する。
サービスは、無形性(形がない)、同時・消滅性(生産と消費が同時に発生し=同時性、保存ができない=消滅性)、異質性(提供されるサービスが常に同一になるとは限らず、また同一のサービスでも常に同一と知覚されるとは限らず、品質を画一化、標準化することが難しい)といった特徴を有するとされる。このためサービスについて適切な価格を設定することは難しく、1分間100円を目安として価格設定を行うというような業界慣行によって横並びの価格設定が行われる場合がある。しかし、サービスの品質は提供者の知識・技能や経験等の属性によって異なるため、提供者の属性を考慮しない画一的な価格設定はサービスの価値を反映したものとはいえない。
ヘアサロンやマッサージ等、提供者の属性によって異なる価格が設定されるケースもあるが、異質性というサービスの特性ゆえ同一のサービスであってもその価値はサービスの利用者の主観によっても異なる。このため、提供者によって設定された価格は、それが提供者の属性によって設定が変えられていたとしてもサービス利用者から見た場合、必ずしもそのサービスの価値を反映しているとは限らない。
そこで、サービスの利用者の主観(知覚)を考慮した価格設定方法が提案されている(特許文献1、特許文献2)。これらの特許文献に記載された技術はサービスの利用者からの評価を価格決定に反映させるものである。
特開2001−350899号公報 特開2001−297178号公報
ところでサービスの中でも同時・消滅性が高く、生産と消費が同時に行われるサービスは、サービスの利用者が提供に参加する「共同性」も高いとされる。特に美容・理容やマッサージのようにサービスの提供者と利用者とが原則1人対1人で、サービスの生産が機械化されず主として人手(人力)で行われるようなサービスについては、サービス提供者とサービス利用者の双方がサービスの生産に関与する度合いが高い。このように、サービスの生産が、サービス提供者の技能、人柄(性格)、体つき、サービス利用者の当該サービスの利用の経験値や人柄(性格)、体つきといった属性に左右される傾向が強いサービス(以下、「属性依存性サービス」と称する)については、サービス提供者の属性のみならず、利用者の属性や提供者と利用者との相性によってサービス提供の難易度が左右される傾向がある。このため同一のサービス提供者が同一のサービスを提供する場合でも、サービス利用者の属性によってサービス提供が容易な場合と、良いサービスを提供するために通常以上の労力を要する場合とがありうる。
しかし、これまでサービス提供者側から見たサービス利用者の属性を考慮してサービス価格を設定することはなされていない。これに対し、本発明はサービスの提供に際し利用者の属性を考慮し、適正な価格でのサービス提供を可能とすることを目的とする。
また本発明者は、属性依存性サービスのように共同性が高いサービスについては、サービス利用者の当該サービスの利用経験が増えるとサービス提供しやすいように振る舞って良質なサービスを容易に生産することに貢献する傾向が強くなることを見出した。またサービスによっては、そのサービスを利用する際の知識がある、コミュニケーション能力が高いといった利用者の特性によって、そのサービスの利用経験が少ない場合でもサービス提供しやすいように振る舞える利用者も存在する。このような利用者は、サービス生産に対する貢献度合いが高くなると考えられる。そこで、本発明はサービスの生産に対する貢献が大きい利用者が、サービスを享受するに際して貢献に相応しい利益を得ることを可能とすることを別の目的とする。
本発明は、提供されるサービスの利用者について、サービス生産に対する寄与の程度を示す属性情報を有し、利用者によるサービス生産への寄与を考慮して、サービスを提供する者と提供される者(利用者)との適切な選択、並びに利用者によるサービス生産への寄与を考慮した価格設定および利用者への便益提供が可能な業務用サーバ、ならびにこれを用いるサービス提供システムおよび方法を提供する。本発明はまた、利用者についての属性情報を記憶する記憶部と、少なくとも当該システムを利用して提供されたサービスについての情報を取得管理して記憶部に保持される利用者の属性情報を更新する処理部と、を有するサーバ、ならびにこれを用いるサービス提供システムおよび方法を提供する。本発明はさらに、サービスの利用者について、属性情報のほかに、氏名、住所、電話番号、および電子メールアドレスについての情報を記憶する記憶部と、氏名、住所、電話番号、および電子メールアドレスのいずれか2つ以上が一致する場合、同一人物候補として与信情報を提供するサーバを提供する。
本発明によれば、サービス提供者の技能等の属性のみならず、利用者の経験値等の属性によって左右されるサービス提供の難易度を考慮した適正なサービス価格の設定が容易となる。また、サービスの利用者はサービス利用に際して自らの経験値等の属性に応じたメリットを享受することが容易となる。また、本発明によればサービス提供者が利用者の属性情報を参照して与信管理を行うことができる。
本発明の一実施態様に係るサービス提供用業務サーバを含むサービス提供システムの構成例を示す概要図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムを利用したサービス提供の流れを示したフロー図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおける提供者情報登録処理の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(提供者情報管理部)が生成する提供者情報(基本情報)登録用画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(提供者情報管理部)が生成する提供者情報(属性情報)登録用画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおける利用者情報登録処理の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(利用者情報管理部)が生成する利用者情報(基本情報)登録用画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(予約管理部)が生成するスケジュール登録用画面例を示す図である。 本発明の一実施の形態における、サービス提供システムを利用したサービス検索およびサービス予約の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(マッチング処理部)が生成するサービス検索用画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(マッチング処理部)が生成するサービス提供者候補表示画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(マッチング処理部)が生成するサービス提供者詳細情報表示画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおけるサービス開始処理の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおけるサービス終了処理および実績評価管理処理の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(サービス管理部)が生成するサービス開始確認画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(サービス管理部)が生成するサービス終了確認画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(サービス管理部)が生成する提供者用実績評価画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供用業務サーバ(サービス管理部)が生成する利用用実績評価画面例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおける優先予約のための予約変更処理の流れを示した図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおける提供者情報DBに保持されるデータ構成例を示す図である。 本発明の一実施態様における、サービス提供システムにおける利用者情報DBに保持されるデータ構成例を示す図である。 本発明の一実施態様における与信情報提供サービスの流れを示す図である。
以下、図面を参照して本発明について詳細に説明する。同一部には同一符号を付し、説明を省略または簡略化する。
<システム構成>
図1は、本発明の第1実施態様に係るサービス提供業務用サーバ(以下、「業務サーバ」)10を含むサービス提供システム1の構成を示す概要図である。サービス提供システム1は、業務サーバ10の他に、サービスを提供する複数の提供者がそれぞれ使用する複数の提供者端末20、およびサービスを利用する複数の利用者がそれぞれ使用する複数の利用者端末30を含む。各提供者端末20および各利用者端末30は、それぞれインターネット等のネットワークを介して業務サーバ10と接続されている。業務サーバ10は、専用のコンピュータに設けられるものに限定されず、クラウドコンピューティングのように仮装化されたコンピュータ環境に構築されるサーバ環境であってもよい。
業務サーバ10は、入出力管理部110と、演算処理部120と、記憶部としての提供者情報DB210、利用者情報DB220、スケジュール情報DB230およびサービス情報DB240と、を有する。演算処理部120は、概念上、提供者情報を管理する提供者情報管理部310、利用者情報を管理する利用者情報管理部320、サービスの利用者と提供者とをマッチングしてサービス予約を管理するマッチング処理部340、本システム1を利用して実施されるサービスについての情報を管理するサービス管理部340に分けて説明する。
<処理の流れ(全体)>
図2は、サービス提供システム1における全体の処理の流れを示したフロー図である。S501、S502、S503はS503がS501より後である限りにおいて順不同である。例えば図に示すフロー以外にS502、S501、S503という順序になってもよい。
<処理の流れ(提供者・利用者情報登録)>
図3を参照してサービス提供者情報登録処理S501について説明する。サービスの提供者は、提供者端末20のWebブラウザ等を利用して業務サーバ10にアクセスし、提供者情報登録処理の開始を要求する。業務サーバ10は、入出力管理部110が提供者端末20から提供者情報登録処理の開始要求を受け付けると、提供者情報管理部310が図4に例示するような登録用画面を生成し、入出力管理部110から出力して提供者端末20の表示部(図示せず)に表示させる。提供者は、提供者端末20に表示された登録用画面に、氏名、連絡先、本システム1を利用する際のパスワード、提供するサービスを特定するための情報(例えばサービス名称)等を入力する。連絡先としては、居所または営業場所の住所と電話番号と電子メールアドレスとを入力する、提供者の氏名、連絡先、および提供するサービスを特定する情報は、提供者の基本情報として提供者情報DB210に保持される。
提供者情報DB210は提供者基本情報に加え、提供者の職能に関する情報(技能情報、実績情報、および後述する評価情報)も保持する。提供者の職能に関する情報は、初期値が提供者により入力され、その後、本システム1を利用してサービスが提供された場合は、その提供されたサービスに基づいて実績情報や評価情報が業務サーバ10により更新される(後述)。
提供者情報管理部310は、提供者の職能に関する初期値を提供者に入力させるため、図5に示すような初期値入力用画面を生成し、出力管理部110から出力して提供者端末20の表示部に表示させる。提供者は自分が提供するサービスについて、保有する資格や受講した研修の種類や受講時間等の知識や技能に係る技能情報、サービスを提供した時間についての情報を含む実績情報、および対価設定に係る情報を入力し、業務サーバ10に対して入力した情報の登録を要求する。技能情報や実績情報については、入力すべき情報がない場合は入力値なしで情報登録が要求され、受け付けられる。業務サーバ10では、入出力管理部110を介して提供者端末20からの入力情報登録要求を受け付けると、提供者情報管理部310が提供者にユニークなIDを採番し、提供者端末20から受け取った情報と紐づけて提供者の職能情報として提供者情報DB210に記憶させる。
提供者情報管理部310は、提供者情報登録が終了した旨の通知と採番したIDとを入出力管理部110を介して出力して提供者情報登録処理を終了する。提供者情報登録の終了通知と提供者に固有のIDとを出力する方法は限定されず、提供者端末20に表示させてもよく、提供者連絡先として入力された電子メールアドレスへの通知として出力してもよく、提供者連絡先として入力された住所地へ文書を送って通知するための印刷物を印字するための出力とする等の方法がある。
次にサービス利用者情報登録処理S502について説明する(図6参照)。サービスの利用者は、利用者端末30のWebブラウザ等を利用して業務サーバ10にアクセスし、利用者情報登録処理の開始を要求する。業務サーバ10は、入出力管理部110が利用者端末30から利用者情報登録処理の開始要求を受け付けると、利用者情報管理部320が図7に例示するような登録用画面を生成し、入出力管理部110から出力して利用者端末30の表示部(図示せず)に表示させる。利用者は、利用者端末30に表示された登録用画面に、氏名、連絡先、本システム1を利用する際のパスワード等の基本情報を入力する。利用者の基本情報は利用者情報DB220に保持される。利用者の連絡先としては電話番号または電子メールアドレスのみでもよいが、与信情報を提供する場合は、電話番号、電子メールアドレス、および住所(町丁目単位まででも可)を含ませる(後述)。
利用者情報DB220は利用者基本情報に加え、利用者についての経験値情報および評価情報も保持する。利用者の経験値情報および評価情報提は、本システム1を利用してサービス提供を受けた場合、その提供を受けたサービスに基づく情報が業務サーバ10により取得され、記録、更新されることになる。
業務サーバ10は、入出力管理部110を介して利用者端末30からの入力情報登録要求を受け付けると、利用者情報管理部320が利用者にユニークなIDを採番し、利用者端末30から受け取った情報と紐づけて利用者情報DB220に記憶させる。利用者情報管理部320は、利用者情報登録が終了した旨の通知と採番したIDとを入出力管理部110を介して出力して利用者情報登録処理を終了する。提供者情報登録の終了通知と利用者に固有のIDとを出力する方法は限定されず、利用者端末30に表示させてもよく、利用者連絡先として入力された電子メールアドレスへの通知として出力してもよく、利用者連絡先として入力された住所地へ文書を送って通知するための印刷物を印字するための出力とする等の方法がある。
なお、利用者情報の登録は提供者が使用する提供者端末20から行ってもよい。この場合、利用者または利用者にサービスを提供する提供者が提供者端末20から利用者情報の登録開始処理の要求を行い、利用者の氏名および連絡先を入力する一方でパスワードの入力は行わず、業務サーバ10は、利用者情報登録処理の終了と利用者IDと利用者のパスワードとをSMSや電子メール、または文書等に印字するための印字出力として出力することで利用者に通知するとよい。
<処理の流れ(サービス提供スケジュールの登録)>
続いてサービス提供者によるサービス提供スケジュールの登録処理S503について説明する。サービスの提供者は、提供者端末20のWebブラウザ等を利用して業務サーバ10にアクセスし、提供するサービスを指定してそのサービスを提供するスケジュールの登録処理開始を要求する。業務サーバ10は、入出力管理部110が提供者端末20からサービス提供スケジュール登録処理の開始要求を受け付けると、図8に示すように予約管理部330が開始要求受付日時以降の所定期間(図8の例では1週間)の各日について、1日24時間をサービスごとに設定された単位時間(例えば1時間)で区切ったスケジュール登録用画面を生成し、入出力管理部110から出力して提供者端末20の表示部(図示せず)に表示させる。
提供者は、提供者端末20に表示されたスケジュール登録用画面の各単位時間について、サービス提供の有無およびサービス提供する場合の標準価格の入力を行い、業務サーバ10に対し、入力した情報の登録を要求する。業務サーバ10では、入出力管理部110を介して提供者端末20からのスケジュール登録要求を受け付けると、予約管理部330が提供者端末20から受け取ったスケジュール情報をその提供者のIDと紐づけてスケジュール情報DB230に記憶させて処理を終了する。
<処理の流れ(サービス検索)>
次に図9を参照して本システム1を用いたサービス提供の流れについて説明する。ここではマッサージサービスを例としてマッサージを受けたいと希望する利用者が本システム1でマッサージを行う提供者を検索し、マッサージサービスを予約してサービスを受ける場合について説明する。まず、サービス検索S504について説明する。
マッサージサービスを受けたいと希望する第1の利用者Aが利用者端末30のWebブラウザ等を利用して業務サーバ10にアクセスする。利用者Aは、例えば図10に示すようなサービス検索用画面を呼び出す等して、自らを識別するIDとパスワード、提供を希望するサービスを特定するための情報(サービス名称やサービスコード等)、およびサービス提供希望日時を入力する。また必要に応じてサービス提供を受ける場所、希望価格、提供者の技能(知識)、実績、評価を指定するための情報を入力し、利用者端末30から業務サーバ10に対し、検索依頼要求を出力する。
業務サーバ10は入出力管理部110が利用者端末30からの検索要求を受け付けると、マッチング処理部340がスケジュール情報DB230を参照して利用者Aが希望するサービス提供日時にサービス提供可能な提供者を抽出する提供候補者抽出処理S602を行う。本実施態様のマッチング処理部340は、利用者情報DB220を参照し利用者端末30から受け取った利用者AのIDから利用者Aの属性情報を抽出する。そして利用者Aの経験値が所定の基準を満たさない場合、実績値が所定の基準を満たさない提供者を提供候補者から除外する(S603)。これにより、サービス提供の難易度が上がると予想される、サービス利用経験の少ない利用者と、サービス提供実績の少ない提供者との組み合わせを防止することができ、サービス提供の円滑化を図ることができる。
またサービス提供を受ける場所、提供者の技能、実績、評価等の条件が指定されている場合、評価マッチング処理部340は、提供者情報DB210等を参照して利用者Aが指定する条件を満たさない提供候補者を除外する(S604)。
本実施態様のマッチング処理部340は価格算出部を兼ねており、提供候補者抽出処理で抽出された提供者(複数、抽出された場合はその各々)について、提供者情報DB210を参照して対価設定情報を抽出し、スケジュール情報DBに保持され提供候補者抽出処理で抽出された各提供者が設定した標準単価に対し、利用者Aの属性情報を参考にして価格を算出する価格算出処理S605を行う。利用者Aが希望価格を指定している場合、マッチング処理部340は価格算出処理S605の後、価格条件を満たさない提供候補者を除外する(S606)。価格算出処理S605はS604に先立って行ってS604では価格条件も含めて条件を満たさない提供候補者を除外するようにしてもよいが、本実施態様のフローの方が価格算出処理対象を少なくできる。
以上のフローにより提供者候補の抽出を完了した後、マッチング処理部340は提供候補者氏名、サービス提供日時、価格、場所、提供者属性(技能・実績および評価)に係る情報を候補者情報として利用者端末30に対して出力し図11に示すような表示画面として利用者端末30に表示させる(S607、S613)。
<処理の流れ(予約)>
利用者Aは利用者端末30の表示部に示された提供候補者のいずれかを指定して利用者端末30から業務サーバ10に対し、サービス提供を予約する予約依頼要求S616を行う。本実施態様では、利用者Aが利用者端末30に表示された提供候補者名を指定して情報開示要求S614(例えばダブルクリック)を行うと、業務サーバ10は入出力管理部110を介して利用者端末30からの提供者の情報開示要求を受け付けて予約管理部330が提供者情報DB210を参照して指定された提供者の職能に関する情報(保有資格や実績情報、評価情報等)を抽出し、図12のような表示画面を作成して利用者端末30に表示させる(S608、S609)。
予約管理部330は、入出力管理部110が利用者端末30から予約依頼要求を受け付けると、提供者情報DB210を参照して利用者Aが指定した提供者甲に対し、予約を受けるか否かを問い合わせる。具体的には、提供者情報DB210に提供者甲の連絡先として登録されたメールアドレスに対し、サービス提供希望日時を含み、必要に応じて利用者Aの氏名や属性情報、サービス提供希望場所、および価格を含む情報を含んだ通知を出力する。また、同様の内容の通知を含んだ自動音声サービスを作成し、提供者甲の連絡先として登録された電話へ電話連絡を行う。入出力管理部110が提供者甲への連絡に対する提供者甲から予約を受ける旨のメール通知や電話応答等の返信を受け取ると予約を成立させ(S611)、予約管理部330は予約を一意に特定する各予約にユニークなIDを採番し、サービスの提供者、利用者、提供日時、場所、価格に係る情報をIDと紐づけてサービス情報DB240に記憶させる予約確定処理S612を行う。
また、予約管理部330は利用者Aに対し、予約が確定した旨を通知する。利用者Aに対する予約確定を通知する方法は限定されず、利用者端末30に表示させてもよく、利用者連絡先として入力された電子メールアドレスへの通知として出力してもよく、利用者連絡先として入力された電話番号への自動連絡を行う出力とする等の方法が挙げられる。提供者甲からの返信が所定時間内に来ない、提供者甲が予約を受けない等で予約依頼が受け入れられず予約が成立しない場合、予約管理部330は利用者Aに対し、予約を確定した旨の通知の代わりに予約が成立しなかった旨を通知する(S611)。
<処理の流れ(サービス開始〜終了〜実績登録)>
次に、図13、図14を参照してサービス実施に伴う処理の流れを説明する。まず、サービスの提供が事前に予約されその情報がサービス情報DB240に保持されている場合(前述した、提供者甲から利用者Aへのサービス提供が予約されている場合)について説明する。
提供者甲は、サービス提供前に、提供者端末20にIDとパスワードを入力して業務サーバ10にアクセスし、サービス情報DB240に保持されている自己の提供予定サービス情報を受け取る。提供者甲は受け取った提供予定サービス情報の中から、提供を開始するサービスを指定して提供支援サーバ10に対してサービス開始処理の開始を要求する。
業務サーバ10は、入出力管理部110が提供者端末20から開始処理対象のサービス情報を指定したサービス開始処理の開始要求を受け付けるとサービス管理部350がサービス開始確認画面を生成して提供者端末20に表示させる。サービス開始確認画面は、図15に示す通り、サービス情報DB240から取り出した、提供されるサービスについての書誌的事項(提供者名、利用者名、提供日時、場所、価格)表示欄550と、利用者IDを表示してパスワードを入力させる入力欄551と、利用者承認ボタン552と、現在日時表示欄553と、を有する。
利用者Aは、提供者端末20からサービス開始確認画面のパスワード入力欄にパスワードを入力し、承認ボタン552を押し下げる。業務サーバ10の入出力管理部110が提供者端末20から利用者パスワードを受け取ると、サービス管理部350は、利用者情報DB220を参照してパスワードが一致するか確認する。
利用者パスワードが一致すれば、サービス管理部350は、当該処理に係るサービス情報にサービス開始日時情報を付加してサービス情報DB240に登録するとともに、サービス開始時日時情報と共に当該サービスの開始を提供者端末20に表示させる。サービス開始日時は、業務サーバ10が提供者端末20から利用者IDおよびパスワードを受け取った日時、利用者情報DB格納情報との一致を確認した日時、処理に係るサービス情報にサービス開始日時事情報を付加してサービス情報DB240を更新する日時等とすればよい。
サービスの提供が事前に予約されていない場合は、予約があればサービスの提供者甲が提供者端末20を介してサービス情報DB240から取り出す情報を、サービス開始に先立って提供者甲が提供者端末20から入力し、業務サーバ10にサービス開始処理の開始を要求する。入出力管理部110がサービス開始処理の開始要求を受け付けると、サービス管理部350は利用者情報DB220を参照して入力された利用者を検索し、該当するものがあればサービス開始確認画面を生成して提供者端末20に表示させる。
該当するものがない場合、つまり、新規利用者の場合、サービス管理部350は新規なIDを採番してサービス開始確認画面を作成して提供者端末20に表示させる。新規利用者は、サービス開始確認画面にパスワードを入力し承認ボタンを押し下げる。業務サーバ10は入出力管理部110が提供者端末20から利用者パスワードを受け取ると、サービス管理部350が受け取ったパスワードを仮パスワードとして利用者情報DB220に登録し、提供者甲が入力したサービス情報にサービス開始日時情報を付加してサービス情報DB240に登録するとともに、当該サービスの開始をサービス開始時日時情報と共に提供者端末20に表示させる。
サービス終了時は、サービス提供開始時と概ね同様の流れの処理を行う。具体的には、提供者甲がサービス提供を終了すると、提供者端末20から業務サーバ10にアクセスし、サービス提供サービス情報DB240に保持されている、終了対象の(つまり、サービス開始処理が行われサービス開始日時情報が付加された)サービス情報を受け取り、これを終了処理対象と指定して提供支援サーバ10に対してサービス終了処理の開始を要求する。
業務サーバ10は、入出力管理部110が提供者端末20から終了処理対象のサービス情報を指定したサービス終了処理の開始要求を受け付けると、サービス管理部350がサービス終了確認画面を生成して提供者端末20に表示させる。サービス終了確認画面は、図16に示す通り、サービス情報DB240から取り出した、終了処理対象サービスについての書誌的事項(提供者名、利用者名、提供日時、場所、価格、開始日時)表示欄650と、利用者IDを表示してパスワードを入力させる入力欄651と、利用者承認ボタン652と、現在日時表示欄653と、を有する。
利用者Aは、提供者端末20からサービス終了確認画面の入力欄にパスワードを入力し、承認ボタンを押し下げる。業務サーバ10の入出力管理部110が提供者端末20から利用者パスワードを受け取ると、サービス管理部350は、利用者情報DB220を参照してパスワードが一致するか確認する。
利用者パスワードが一致すれば、サービス管理部350は、当該処理に係るサービス情報にサービス終了日時情報を付加してサービス情報DB240に登録するとともに、サービス終了日時情報と共に当該サービスの終了を提供者端末20に表示させる。このとき、提供されたサービスの価格を併せて表示させるようにしてもよい。サービス終了日時は、業務サーバ10が提供者端末20から利用者IDおよびパスワードを受け取った日時、利用者情報DB格納情報との一致を確認した日時、処理に係るサービス情報にサービス終了日時事情報を付加してサービス情報DB240を更新する日時等とすればよい。
サービス管理部350はまた、提供者情報DB210に対して終了処理対象のサービスの提供者についての情報を更新する。具体的には、終了処理対象のサービスの提供者甲について、提供したサービスについての提供実績時間に終了処理対象のサービスの実際の提供時間を付加する。サービス管理部350は同様に、利用者情報DB220に対しても終了処理対象のサービスの利用者についての情報を更新する。具体的には、終了処理対象のサービスの利用者Aについて、提供されたサービスについての利用実績時間に終了処理対象のサービスの実際の利用時間を付加する。
本実施態様のサービス管理部350は実績管理機能を備えており、サービス情報DB240を参照して終了処理対象のサービスについて提供者用実績評価画面を生成する。提供者用実績評価画面は図17に示すように、終了処理がされた評価対象サービスについて書誌的事項(提供者名、利用者名、提供日時、場所、価格、開始および終了日時)表示欄750と、提供者IDを表示してパスワードを入力させる入力欄751と、評価入力欄752と、を有し、評価入力期限欄753をさらに有してもよい。
サービス管理部350の実績管理機能はまた、終了処理対象のサービスについてサービス情報DB240を参照して利用者用実績評価画面を生成する。利用者用実績評価画面は図18に示すように、終了処理がされた評価対象サービスについて書誌的事項(提供者名、利用者名、提供日時、場所、価格、開始および終了日時)表示欄850と、利用者IDを表示してパスワードを入力させる入力欄851と、評価入力欄852と、を有し、評価入力期限欄853をさらに有してもよい。
サービス管理部350は、提供者用実績画面を提供者端末20に表示させるよう出力し、提供者用実績画面が表示されるURLなどを提供者連絡先として入力された電子メールアドレス等への通知として出力してもよい。同様にサービス管理部350は、利用者用実績画面を利用者端末30に表示させるよう出力し、利用者用実績画面が表示されるURLなどを利用者連絡先として入力された電子メールアドレス等への通知として出力してもよい。
業務サーバ10は、入出力管理部110が提供者端末20等を介して提供者が入力した利用者に対する評価情報を受け付けると、サービス管理部350が利用者情報DB220に対して評価対象のサービスの利用者についての情報を更新する。具体的には、評価対象の利用者Aについて、提供者甲が入力した利用者Aについての評価情報を付加する。サービス管理部350は同様に、入出力管理部110が利用者端末30を介して利用者が入力した提供者に対する評価情報を受け付けると、評価対象のサービス提供者甲について、利用者Aが入力した評価情報を付加して提供者情報DB210を更新する。
<処理の流れ(優先予約処理)>
次に図19を参照して予約の調整処理について説明する。具体的には、上述した予約確定処理により第1の予約が確定した後、提供者がこの第1の予約に係る提供者と同一で、提供日時が第1の予約に係る提供日時と重複する第2の予約が来た場合、予約調整処理が行われる。例えば、第1の予約として、2013年7月7日(日)17:00〜18:00に提供者甲から利用者Aに提供されることを予約されたマッサージサービスが確定した後、第2の利用者Bが、提供者甲で提供日時を2013年(日)17:00〜18:00(あるいは17:30〜18:30)とする第2の予約について、利用者端末30から業務サーバ10に対し予約依頼する予約依頼要求を行う。
業務サーバ10の入出力管理部110が利用者端末30から第2の予約依頼要求を受け付けると、予約管理部330がサービス情報DB240を参照して第2の予約と重複する予約の有無を確認し、第1の予約と重複すると判断する。予約管理部230は、予約依頼要求に係る第2の予約がサービス情報DB240に保持されている先行予約(第1の予約)と重複すると判断した場合、利用者情報DB220を参照して第2の予約に係る利用者Bと第1の予約に係る利用者Aの属性情報を抽出する。予約管理部330は、利用者Bの属性情報が所定の条件を満たす場合、第2の予約を確定させるために必要な予約調整処理に進む。
所定の条件としては、利用者Bの経験値情報または評価情報が所定値を上回る場合、利用者Bの経験値情報が利用者Aの経験値情報より高く利用者Bの評価情報が利用者Aの評価情報より低くない場合、利用者Bの評価情報が利用者Aの評価情報より高く利用者Bの経験値情報が利用者Aの評価情報より低くない場合、提供者甲が利用者Bを優先顧客としている一方利用者Aを利用者Bより優先する顧客としていない場合、等が挙げられる。
予約管理部330が予約調整処理を行うと判断した場合、価格算出機能を備えるマッチング処理部340が予約調整処理対象となるサービスについてサービス価格の再計算処理を行う。具体的には、第2の予約に係る利用者Bに対し、本来適用されるはずの経験値情報または評価情報に基づく割引価格を適用しないことにより、第1の予約に係る利用者Aに対して提供する変更補償費を算出する。
次いで予約管理部330は、利用者Aに対し、変更補償費を提示して第1の予約変更を承諾するか否かを問い合わせる。併せて、提供者情報DBを参照して提供者甲に第2の予約依頼の情報と、第1の予約依頼の変更情報とを含む情報を送信する。利用者Aや提供者甲についての問い合わせおよび情報送信は、上述した予約確定処理の際に行う連絡方法と同様とすればよい。
入出力管理部110が利用者Aへの問い合わせに対する利用者Aからの予約変更を承諾する旨の返信を受け取ると、予約管理部330は優先予約のための予約変更が成立したと判断し、優先予約を確定させる処理を行う。具体的には、予約管理部330は、第2の予約についてこれを一意に特定するユニークなIDを採番し、サービスの提供者、利用者、提供日時、場所、価格に係る情報をIDと紐づけてサービス情報DB240に記憶させる優先予約記憶処理を行う。また予約管理部330は、第1の予約についてサービス情報DB240から削除する予約削除処理を行う。
<データ構成例>
図20は提供者情報DB210のデータ構成例を示す図である。提供者情報DBには例えば検索用データ(a)と個別データ(b)とが保持される。検索用データ(a)には、例えば複数の提供者について、それぞれの基本情報(氏名、連絡先、および提供するサービス)と職能に関する検索用の情報とが各提供者を一意に特定する識別情報(ID)と紐づけられて保持される。提供者の連絡先情報としては、電話番号、電子メールアドレスおよび営業地の住所が保持される。職能に関する検索用情報とは、後述するように各提供者についての1以上の技能情報、並びに1以上のサービスについての提供実績(経験値)情報および評価情報が演算処理された値(例えばそれぞれについての合計値や平均値)である。検索用データ(a)は、前述したサービス予約処理に際し、マッチング処理部340により参照される。
個別データ(b)は、本システム1を利用してサービスを提供することにより業務サーバ10が取得する生データと、生データを演算処理した値とを含む。生データは、本システム1を利用して提供したサービスについて、サービス管理部350が提供日時、提供した顧客情報、提供時間、顧客からの評価を取得し各サービスを一意に特定する識別情報(ID)と紐づけて複数の提供者ごとに提供者情報DBに記憶させる。個別データ(b)に含まれる演算処理した値としては、「実績時間」についての合計値、「評価」についての統計処理値が含まれる。演算処理値は、提供者情報管理部310が算出して提供者情報DB210に記憶させる。
具体的には、サービス管理部350が提供を完了したサービスについての情報を新たに取得すると、提供者情報管理部310が新たに取得した情報に基づいて実績時間の演算値(合計値)および評価情報の演算値を算出してそれぞれの値を更新する。評価情報の演算処理値は、複数のサービスについてそれぞれ付与された評価値の単純な平均値であってもよいが、顧客属性によって重みづけ(例えば「優」評価の顧客からの評価は1.5倍、「良」評価顧客からの評価は1.2倍等)して算出した値としてもよい。提供者情報管理部310は、実績時間についての新たな合計値と、評価情報についての新たな演算処理値とを、個別データ(b)の演算値の項目に記憶させることによりこの項目の値を更新するとともに、検索用データ(a)の「実績時間」「評価」の項目にそれぞれ記憶させ、これらの項目の値を更新する。
図21は利用者情報DB220のデータ構成例を示す図である。利用者情報DBも例えば検索用データ(a)と個別データ(b)とが保持される。検索用データ(a)には、例えば複数の利用者について、それぞれの基本情報(氏名、連絡先)と経験値情報と評価情報とが各利用者を一意に特定する識別情報(ID)と紐づけられて保持される。利用者の連絡先情報としては、電話番号、電子メールアドレスのどちらか一方のみあればよいが、電話番号と電子メールアドレスと住所(町丁目単位まででも可)があることが好ましい。
個別データ(b)は、提供者情報DB210の個別データと同様に本システム1を利用してサービスの提供を受けることにより業務サーバ10が取得する生データと、生データを演算処理した値とを含む。生データは、本システム1を利用して提供を受けたサービスについて、サービス管理部350が提供日時、提供した提供者情報、提供時間、提供者からの評価を取得し各サービスを一意に特定する識別情報(ID)と紐づけて利用者情報DBに記憶させる。個別データ(b)の演算処理した値としては、「経験時間」についての合計値、「評価」についての統計処理値が含まれる。演算処理値は、利用者情報管理部320が算出して利用者情報DB220に記憶させる。
具体的には、サービス管理部350が提供完了したサービスについての情報を新たに取得すると、利用者情報管理部320が新たに取得した情報に基づいて経験時間の演算値(合計値)および評価情報の演算値を算出してそれぞれの値を更新する。評価情報の演算処理値は、複数のサービスについてそれぞれ付与された評価値の単純な平均値であってもよいが、提供者属性によって重みづけ(例えば「優」評価の提供者からの評価は1.5倍、「良」評価提供者からの評価は1.2倍等)して算出した値としてもよい。利用者情報管理部320は、経験時間についての新たな合計値と、評価情報についての新たな演算処理値とを、個別データ(b)の演算値の項目に記憶させることによりこの項目の値を更新するとともに、検索用データ(a)の「経験時間」「評価」の項目にそれぞれ記憶させ、これらの項目の値を更新する。
このように、本発明によれば、業務サーバ10を含むサービス提供システム1を利用してサービス提供を行うことにより、提供者の属性情報(実績時間、評価情報)、利用者の属性情報(経験時間、評価情報)が自動的に収集される。このため、提供者は本システム1を利用して良質なサービスを提供することにより良好な評価を自動的に集積させ利用者にPRすることができる。また利用者は本システムを利用してサービス経験時間や良好な評価情報を得ることで予約が優先される等の便益を受けることが可能となる。
また提供者は、利用者の属性情報に応じてサービス価格をフレキシブルに設定できる。一方、利用者は提供者属性と価格とを考慮してサービスを選定することができ、多様なサービス選択肢を得ることができる。さらに、利用者、提供者双方が互いの相性等を考慮してサービス提供者の選定することも容易となる。
<与信提供>
次に、図22を参照して本発明の変形例について説明する。変形例では、利用者情報DBが利用者の連絡先として電話番号と電子メールアドレスと住所(町丁目単位まででも可)とを含み、マッチング処理部340が与信提供機能を有する。
変形例では、サービス提供者が提供者端末20のWebブラウザ等を利用して業務サーバ10にアクセスする。提供者は、サービス提供予定者について氏名、電話番号、電子メールアドレス、および住所(町丁目単位まででも可)を入力し、利用者端末30から業務サーバ10に対し、検索依頼要求を出力する。
業務サーバ10は入出力管理部110が提供者端末20からの検索要求を受け付けると、マッチング処理部340が利用者情報DB220を参照して入力された提供予定者の氏名、電話番号、電子メールアドレス、および住所のうち2以上の値が一致するものがあるか否かを検索する。一致するものがある場合、マッチング処理部340は一致した利用者を同一人候補として提供者端末20に対して出力する。提供者は、必要に応じて利用者端末20に表示された同一人候補を指定して情報開示要求(例えばダブルクリック)を行う。利用者端末20から情報開示要求が出力されると、業務サーバ10は入出力管理部110を介して情報開示要求を受け付けて利用者情報DB220を参照して指定された利用者の経験時間や評価情報等を抽出し、提供者端末20に表示させる。これによりサービス提供者は利用者の属性情報を参照してサービス提供の難易度を予想するなどして与信管理を行うことができる。
本発明は、同時・消滅性の高いサービス提供に好適な業務用サーバおよびサービス利用者の経験等がサービスの生産性を左右しがちなサービス提供に用いられるシステムおよび方法に用いることができる。
1 サービス提供システム
10 サービス提供業務用サーバ
110 入出力管理部(受付部)
210 提供者情報データベース(提供者情報記憶部)
220 利用者情情報データベース(利用者情報記憶部)
230 スケジュール情報データベース
240 サービス情報データベース(予約情報記憶部)
310 提供者情報管理部
320 利用者情報管理部
330 予約管理部(予約調整部)
340 マッチング処理部(マッチング処理部兼価格算出部兼利用者情報検索部)
350 サービス管理部

Claims (11)

  1. サービスを利用する複数の利用者のそれぞれについて、当該サービスについての経験値情報と、各利用者に当該サービスを提供したサービス提供者による当該利用者に対する評価情報と、を保持する利用者情報記憶部と、
    前記利用者情報記憶部に記憶された前記利用者の経験値情報および評価情報の少なくとも一方を参照して前記利用者に対して提供される当該サービス価格を算出する価格算出部と、を有するサービス提供業務用サーバ。
  2. 前記複数の利用者のそれぞれからのサービス提供要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた、前記複数の利用者のいずれかである第1の利用者からの第1のサービス提供要求に対して当該サービスを提供する第1の提供者に係る第1の提供者情報およびサービス提供予定日時に係る第1の提供予定日時情報を含む第1の予約情報を保持する予約情報記憶部と、
    前記予約情報記憶部に前記第1の予約情報が記憶された後、前記受付部が第2の利用者から、第1の提供者に対して当該第1の日時情報に含まれる当該サービス提供予定日時と重複する日時を指定した第2のサービス提供要求を受け付けると、前記第1の予約情報の調整を行う予約調整部と、をさらに有する請求項1記載のサービス提供業務用サーバ。
  3. 前記予約調整部は、前記利用者情報記憶部を参照し、前記第2の利用者の経験値情報および評価情報の少なくとも一方が所定の基準値以上の場合、前記第2の利用者の経験値情報が前記第1の利用者の経験値情報より高い場合、または前記第2の利用者の評価情報が前記第2の利用者の評価情報より高い場合、前記第1の予約情報の調整を行う請求項2記載のサービス提供業務用サーバ。
  4. 前記予約調整部は、前記第2のサービス提供要求を受け付けると、前記第1の利用者に対して前記第1の予約情報の変更を許可するか否かの問い合わせを行い、当該第1の利用者からの変更許可情報を受け付けると、当該第1の予約情報を変更するとともに前記第2のサービス提供要求に対して当該サービスを提供する第1の提供者情報およびサービス提供予定日時に係る第2の提供予定日時情報を含む予約情報を第2の予約情報として前記予約情報記憶部に記憶させる優先予約確定処理を行う請求項2または3記載のサービス提供業務用サーバ。
  5. 前記予約調整部は、前記第1の利用者に対して、前記第1の予約情報に含まれるサービス提供日時情報と同一の日時にサービス提供可能な第2の提供者に係る第2の提供者情報、および前記第1の提供者について第2の提供予定日時情報に含まれる当該サービス提供予定日時と重複しない第3のサービス提供予定日時情報である第3の日時情報の少なくとも一方を提供する請求項2から3のいずれか記載のサービス提供業務用サーバ。
  6. 前記価格算出部は、前記優先予約確定処理が行われた場合、第1の予約情報に係るサービス価格を再計算する請求項2から5のいずれか記載のサービス提供業務用サーバ。
  7. サービスを利用する複数の利用者のそれぞれについて、当該サービスについての経験値情報と、各利用者に当該サービスを提供したサービス提供者による当該利用者に対する評価情報と、を保持する利用者情報記憶部と、
    サービスを提供する複数の提供者のそれぞれについて、当該サービスについての経験値情報と、各提供者から当該サービスを提供されたサービス利用者による当該提供者に対する評価情報と、を保持する提供者情報記憶部と、
    前記複数の利用者のいずれかからのサービス提供要求を受け付けて、当該要求に対応可能なサービスの提供者を抽出するマッチング処理部と、を有し、
    前記マッチング処理部は、経験値または評価値のいずれか一方または両方が所定の基準に達していないサービス利用者と、経験値が所定の基準に達していないサービス提供者との組によるサービス提供を排除するサービス提供業務用サーバ。
  8. サービスを利用する複数の利用者のそれぞれについて、当該サービスについての経験値情報と、各利用者に当該サービスを提供したサービス提供者による当該利用者に対する評価情報と、を保持する利用者情報記憶部と、
    前記複数の利用者のいずれかに対するサービス提供の開始処理要求と終了処理要求とを受け付けて、当該利用者に提供されたサービスの提供時間を前記利用者情報記憶部の経験値情報に付加し、当該利用者に当該サービスを提供した提供者による当該利用者に対する評価情報を受け取って前記利用者情報記憶部の評価情報を更新する利用者情報管理部と、を有するサービス提供業務用サーバ。
  9. サービスを利用する複数の利用者のそれぞれについて、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、当該サービスについての経験値情報、および各利用者に当該サービスを提供したサービス提供者による当該利用者に対する評価情報を保持する利用者情報記憶部と、
    氏名、住所、電話番号および電子メールアドレスを検索キーとして前記利用者情報記憶部を検索し、検索キーとして入力された氏名、住所、電話番号および電子メールアドレスと、前記利用者情報記憶部に記憶された利用者の氏名、住所、電話番号および電子メールアドレスの2以上が一致する利用者を同一人物候補として抽出する利用者情報検索部と、を有するサービス提供業務用サーバ。
  10. 請求項1から8のいずれかに記載のサービス提供業務用サーバを含むサービス提供システム。
  11. 請求項1から8のいずれかに記載のサービス提供業務用サーバを用いたサービス提供方法。
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