JP2019040500A - 予約支援方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって手軽に利用でき、且つ、店舗側にとっても効果的な予約受付を実施できる予約支援方法を提供すること。【解決手段】一実施形態によれば、ユーザに関し、複数のパラメータに対応する値を決定するステップと、ユーザのサービス利用履歴に基づいて、複数のパラメータの優先順位を決定するステップと、予約情報を参照して、パラメータの優先順位および対応する値に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定するステップと、サービス候補情報をユーザに提示するステップと、ユーザによるサービス候補情報の内1つの選択に応じて、予約情報を更新するステップと、を含む。【選択図】図7

Description

本開示は、サービスの予約支援方法およびプログラムに関する。
ユーザが端末を用いて各種サービスをオンラインで予約する予約支援システムが知られる。このようなシステム(特に予約サイト)では、例えば、ユーザは候補サービスや候補日時の提示を受けるために、予約フォームに対しユーザが必要事項の全てを入力し、また、ユーザが希望する項目を纏めて指定する必要がある(例えば、特許文献1参照)。他のシステムでは、ユーザが希望する項目を指定する都度、該当する候補サービスや候補日時のリストを提示し、ユーザはリストを参照しながら入力により所望のサービスや候補日時を絞り込んでいく必要がある(例えば、特許文献2参照)。このように、従来技術のオンラインの予約サイトでは、予約フォームに対し、ユーザによる希望条件の都度入力を伴うものである。
特開2003−248771号公報 特開2004−185296号公報
ユーザにとって、予約サイトでの予約フォームへの希望条件の都度入力は、手間と時間が掛かるため面倒な作業となる。また、予約を受け付ける側(店舗)にとっても、ユーザからの予約に対し、中途半端な空き時間枠を生じさせる等、望まない時間枠が埋められてしまうことがあり効果的ではない。このような状況では、電話オペレータによる対応を導入せざるを得ず、ユーザにとって営業時間や通話場所の制約も多く、また、電話オペレータの対応負担の点でもあまり効果的とは言えない。
本開示は、上記課題の少なくとも一部を解決するために、ユーザにとって手軽に利用でき、且つ、店舗側にとっても効果的な予約受付を実施できる予約支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。特に、ユーザ利用履歴に応じて推奨サービスを動的に最適化すると共に、店舗稼働率を最適化して効果的なリソース活用を実現するサービスの予約支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態によれば、コンピュータによって実装されるサービスの予約支援方法が提供される。かかる方法は、ユーザに関し、複数のパラメータに対応する値を決定するステップと、ユーザのサービス利用履歴に基づいて、複数のパラメータの優先順位を決定するステップと、予約情報を参照して、パラメータの優先順位および対応する値に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定するステップと、サービス候補情報をユーザに提示するステップと、ユーザによるサービス候補情報の内1つの選択に応じて、予約情報を更新するステップと、を含む。
情報処理システムの基本構成図である。 サーバの例示のハードウェア構成図である。 ユーザ端末の例示のハードウェア構成図である。 サーバおよびユーザ端末の例示の機能ブロック図である。 サーバに格納される例示の情報項目である。 一実施形態によるサービス予約支援方法の処理フロー図である。 ユーザ端末に提供されるアプリケーションの例示の画面イメージである。 一実施形態によるサービス予約支援方法の処理フロー図である。 一実施形態によるサービス予約支援方法の処理フロー図である。 一実施形態によるサービス予約支援方法におけるサービス候補の特定に関する概念図である。
最初に、本開示の例示的な実施形態の構成を列記して説明する。本開示の実施形態による、サービスの予約支援方法およびプログラムは、以下のような構成を備えてもよい。
〔形態1〕形態1によれば、コンピュータによって実装されるサービスの予約支援方法が提供される。かかる方法は、ユーザに関し、複数のパラメータに対応する値を決定するステップと、ユーザのサービス利用履歴に基づいて、複数のパラメータの優先順位を決定するステップと、予約情報を参照して、パラメータの優先順位および対応する値に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定するステップと、サービス候補情報をユーザに提示するステップと、ユーザによるサービス候補情報の内1つの選択に応じて、予約情報を更新するステップと、を含む。
〔形態2〕形態2によれば、形態1の方法において、利用可能なサービス候補情報が更に、サービスを提供する店舗の稼働状況に基づく。
〔形態3〕形態3によれば、形態2の方法であって、更に、サービス利用履歴および/または店舗の稼働状況に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報の順位を決定するステップを含み、上記順位にしたがって1つ以上のサービス候補情報が提示される。
〔形態4〕形態4によれば、サービス候補情報を特定するステップにおいて、複数のパラメータの内1つのパラメータの第1値に関連付けられる第2値を抽出し、第2値に関して利用可能なサービス候補情報が特定される。
〔形態5〕形態5によれば、形態1から4の何れかの方法において、上記パラメータが、店舗を特定するための店舗情報を少なくとも含み、複数の店舗情報の値が位置情報に基づいて関連付けられる。
〔形態6〕形態6によれば、形態1から5の何れかの方法において、優先順位が、ユーザによって指定可能とする。
〔形態7〕形態7によれば、形態1から6の何れかの方法において、サービス候補情報が、サービス候補情報に関連付けられる特典情報と共に提示される。
〔形態8〕形態8によれば、形態1から7の何れかの方法であって、更に、ユーザのサービス利用履歴に基づいて、サービス利用を促す予約催促メッセージをユーザに通知するステップを含む。
〔形態9〕形態9によれば、形態1から8の何れかの方法であって、更に、選択された1つのサービス候補情報に含まれるサービス利用日に基づいて、ユーザの予約情報に基づく予約リマインド・メッセージをユーザに通知するステップを含む。
〔形態10〕形態10によれば、形態1から9の何れかの方法において、ユーザが、トークルームにおけるチャットを通じて、コンピュータによって実装される仮想ユーザとの間で相互作用する。
〔形態11〕形態11によれば、形態1から10の何れの方法をコンピュータに実施させるためのプログラムが提供される。
以下に、本開示に係るサービスの予約支援方法およびプログラムの実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、情報処理システム1000の全体概要図である。情報処理システム1000は、サーバ100と、複数のユーザ端末200,300と、を備える。サーバ100は、ネットワーク400を介してユーザ端末200,300に接続される。説明を簡単にするために、図1ではユーザ端末を2台だけ示しているが、これに限定されず、3台以上としてもよい。また、ユーザ端末200,300の具体的な機器は、図示したパーソナルコンピュータおよびスマートフォンに限定されず、これ以外にも、例えば、フィーチャーフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、またはタブレット端末等の電子機器としてもよい。
以下では、これに限定されないが、ユーザ端末200は、主に、サービス提供側の担当者ユーザ(以下、「担当者」という。)が用いる端末を、また、ユーザ端末300は、主に、サービス利用側のユーザ(以下、「一般ユーザ」という。)が用いる端末を想定する。例えば、ユーザ端末200は、担当者が自身のスケジュールを登録する等、店舗管理のために使用される。また、ユーザ端末300は、一般ユーザがサービスの予約を行うために使用される。
また、一般ユーザが予約して利用するサービスは、例示的に、担当者、店舗(設備)、および時間に関連付けられる個人フィットネス(パーソナル・トレーニング)サービスを想定するが、やはりこれに限定されない。他にも、各種レッスン・サービス、施設利用サービス、家事代行サービス、ベビーシッター・サービス、クラウドソーシング・サービス等、担当者、店舗(設備)、および時間の何れか1つ以上に関して予約およびマッチングを必要とするサービスが広範に想定される。
ユーザ端末300には、インスタント・メッセージング(IM)サービス用のアプリケーションがインストールされ、一般ユーザによって利用される。当該アプリケーションでは自ユーザと相手ユーザとの間でアカウントを連携、リンクさせる(「友達」になる)ことにより、専用の仮想空間(「トークルーム」)を介して、メッセージング(特にチャット)をすることができる。他にも、SNS(Social Networking Service)またはブログ(Blog)等、複数のユーザのアカウント間を連携させて、アカウント間でメッセージング(メッセージ・データの送受信)を行うことができる任意のアプリケーションやWebサービスが利用可能である。
図2および図3を参照して、サーバ100およびユーザ端末200,300のハードウェア構成の概要について説明する。図2に示されるサーバ100は、アプリケーションを通じてサービスを提供するための情報処理装置であり、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に実現されてもよい。サーバ100は、プロセッサ10、メモリ11、ストレージ12、通信インタフェース(IF)13、および入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
プロセッサ10は、サーバ100全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、およびアプリケーションの実行に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えばプロセッサ10はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
メモリ11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、サーバ100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、および各種設定情報等を格納する。ストレージ12は、アプリケーション・プログラム、およびユーザの認証プログラム等の各種プログラムを格納する。アプリケーションの各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよい。
通信インタフェース13は、サーバ100をネットワーク400に接続し、ユーザ端末200,300との通信を行う。入出力部14は、マウスやキーボード等の情報入力機器、およびディスプレイ等の出力機器である。バス15は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号および各種制御信号を伝達する。
図3に示されるユーザ端末200(300)の例は、主に、タッチパネルを有するスマートフォン(300)を想定している。ユーザ端末200(300)は、プロセッサ20、メモリ21、ストレージ22、通信インタフェース23、撮像部24、タッチパネル25、および検知部26等を備え、バス29を介して相互に電気的に接続される。
プロセッサ20は、ユーザ端末200(300)の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、およびプリケーションの実行に必要な処理等を行う演算装置である。例えばプロセッサ20はCPUおよび/またはGPU(Graphical Processing Unit)等であり、ストレージ22に格納され、メモリ21に展開されたプログラム等を実行することによって必要な各情報処理を実施する。
メモリ21は、RAMなどの揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ21はプロセッサ20のワークエリア等として使用され、また、ユーザ端末200(300)の起動時に実行されるBIOS、および各種設定情報等が格納される。ストレージ22には、アプリケーション・プログラム等が格納される。アプリケーション・プログラムは通信インタフェース23を通じてダウンロードにより格納することができる。
通信インタフェース23は、ユーザ端末200(300)をネットワーク400に接続し、サーバ100と通信を行う。また、通信インタフェース23には、Bluetooth(登録商標)およびBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インタフェースも含まれる。撮像部24は、カメラ機能を有し、ユーザによって撮像された画像をストレージ22に格納する。
タッチパネル25は、入力部251および表示部252を構成する。タッチパネルの入力部251は、ユーザによるタッチパネル25への操作があったことを検知する。入力部251は、圧力検出方式、抵抗膜方式、静電容量方式、または電磁誘導方式等を採用することができる。そして、タッチパネル上の任意の位置で操作(タッチパネルに対する、タッチ操作、スライド動作、スワイプ操作、及びタップ操作等の物理的接触操作)による入力を受けると、その位置における押圧、電気抵抗、電気容量、または弾性波のエネルギー等の変化量が検知され、対応する接触位置座標が特定される。タッチパネルの表示部252は通常、液晶ディスプレイ等で構成される。
検知部26は、内蔵型センサとして、これに限定されないが、加速度センサ、振動センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、近接センサ、照度センサ、圧力センサ、およびGPS等を含み、一例としては、ユーザの歩数、移動距離および行動範囲等を含む活動情報を測定する活動量計として機能する。また、活動情報は、外部のウェアラブル・デバイス(非図示)と連携して、通信インタフェース23を通じて受け取ってもよい。外部のウェアラブル・デバイスを使用することにより、ECG(electrocardiogram)センサや筋電センサのようなより詳細な生体情報を取得可能である。これ以外にも気象センサ等からの各種データも取得可能としてもよい。バス29は、上記の各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号、および各種制御信号を伝達する。
図4を参照して情報処理システム1000の機能構成について説明する。図4は、サーバ100、およびユーザ端末200(300)にそれぞれ実装される機能を中心に示した例示のブロック図である。サーバ100は、通信部110、提案部130、予約部150、アプリケーション部170および記憶部190を含み、相互に作用する。提案部130は、更に、パラメータ決定部132、サービス候補特定部134、および提示部136を含む。予約部150は、更に、予約情報更新部152および決済部154を含む。記憶部190は、更に、一般ユーザ関連情報192、サービス事業者関連情報194、予約関連情報196、およびアプリケーション関連情報196を含む。
ユーザ端末200(300)は、通信部210、記憶部220、入力部240、出力部250、およびアプリケーション部270を含み、相互に作用する。IMサービスを通じて、ユーザのアカウント間でメッセージングを行うIMアプリケーションがアプリケーション部270としてユーザ端末200(300)にインストールされる。複数のユーザ端末200(300)間では、各通信部210がネットワーク400を介してサーバ100の通信部110およびアプリケーション部170と連携し、メッセージングに係るデータの送受信を行う。
IMサービスを利用するユーザにとって、メッセージングの相手は、サーバ100のアプリケーション部170に実装される、botと称されることもある仮想ユーザでもよい。例えば、ユーザがメッセージを送信すると、仮想ユーザがメッセージ内容に応じて自動返信を行うことができ、または、ユーザに対して、適切なタイミングで仮想ユーザからメッセージを送信することができる。一実施形態では、ユーザは、IMサービスで提供されるトークルーム内のメッセージングによって、アプリケーション部270に実装される仮想ユーザとの間で相互作用する。
仮想ユーザは、コンピュータ・プログラムによって実装される。コンピュータ・プログラムは、メッセージ内容の構文解析、自然言語処理、および画像解析等の人工知能に関する情報処理技術に関するプログラム等が含まれる。ユーザと仮想ユーザ間で共有されるトークルームにエージェントを常駐させることにより、エキスパート・システムによる自動応答が可能となる。エージェントは更に、人工知能(AI)エンジンを搭載して、これまでのメッセージングをはじめとした様々なユーザ関連の情報を自律的に学習することにより、よりダイナミック且つインタラクティブなメッセージングを可能とする。
図5を参照してサーバ100の記憶部190に格納される各種情報の詳細について説明する。サービス予約に関する各種データの一例として、一般ユーザ情報192、サービス事業者情報194、および予約関連情報196の構成例が示される。一般ユーザ情報192は、アカウント情報192a、ユーザ情報192b、およびサービス利用履歴情報192cを含む。サービス事業者情報194は、サービス情報194a、担当者情報194b、担当者予定情報194c、および店舗情報194dを含む。予約関連情報196は、予約情報196aおよび特典情報196bを含む。これらの情報は、記憶部190において、例えばテーブル形式で、データベースにてレコードが管理されるのがよい。図5に示した情報以外にも、上述したIMサービスを提供するためのアプリケーション関連情報をはじめとした情報および/またはプログラムも記憶部190に含まれる。
アカウント情報192aは、アプリケーションを利用する際のユーザのアカウント情報を管理するものである。具体的には、一般ユーザおよび担当者等の各ユーザを一意に特定するユーザID、ログイン用のIDおよびパスワード、並びにユーザのニックネーム等が含まれ、ユーザのサービス登録時にレコードが追加される。ユーザ情報192bは、ユーザIDが割り当てられたユーザに関する情報を管理するものである。具体的には、ユーザの性別や年齢等の属性、メールアドレスや電話番号やIMアプリケーションのアカウント等の連絡先、住所、勤務先住所、無料会員や有料会員を区別する会員種別、およびユーザのアイコン画像等が含まれ、サービス登録時にレコードが追加される。ユーザ情報192bには、他にも、サービス登録時の初期サーベイを通じて、ユーザの趣味や好みのような嗜好情報が含まれてもよい。サービス利用履歴情報192cは、一般ユーザによるサービス利用履歴を管理するためのものである。具体的には、ユーザIDに対し、利用日時、店舗ID、コースID、および担当者ID等が含まれ、ユーザによってサービスが利用される毎にレコードが追加される。
サービス情報194aは、一般ユーザに提供可能なサービスを管理するためのものである。具体的には、サービスのコースを一意に特定するコースID、並びにコースIDに対する占有時間枠およびコース詳細情報(料金等)等が含まれ、サービス運営者によってレコードが追加および更新される。担当者情報194bは、サービス提供時に実際に担当する担当者を管理するためのものである。具体的には、担当者を一意に特定するユーザID(担当者ID)、連絡先(IMアプリケーションのアカウント)、所属している店舗ID、対応可能なサービスのコースID、および対応可能なエリアID等が含まれる。担当者情報194bは、担当者が登録されるときに、ユーザ情報192bと共にレコードが登録および更新される。
担当者予定情報194cには、担当者の出勤スケジュールを管理するものである。具体的には、出勤日、出勤時刻、および退勤時刻等が含まれる。担当者がユーザ端末200を用いてアプリケーションから自分のスケジュールを定期的に登録/修正することによりレコードが追加/更新される。店舗情報194dは、各サービス店舗を管理するためのものである。具体的には、サービス店舗を一意に特定するための店舗ID、所在地の住所、複数の店舗IDを関連付けるエリアID、営業時間(開始時刻/終了時刻)、部屋や設備を一意に特定する部屋/設備ID、および店舗毎に設定可能な基準時間枠(TS)等を含む。店舗情報194dは、サービス店舗が追加されるときに、サービス運営者によってレコードが追加および更新される。
以下に、サービス提供者情報194に関する一例を示す。例えば、サービス情報194aとして「筋トレ 45分」に対応するIDがコースIDとして割り当てられる。占有時間枠は45分である。「筋トレ 45分」の他にも、「30分」「60分」「45分」「90分」のような15分刻みの「筋トレ」が各サービスとして設定されている。これに対応するように、店舗情報194dにおける基準時間枠(TS)として「15分」がセットされている。「筋トレ 45分」のコースIDに対し、担当可能な担当者情報194bとして「佐藤太郎」をはじめ複数の担当者(トレーナー)が、店舗およびエリアと共に関連付けられている。また、担当者「佐藤太郎」は、担当者予定情報194cとして、「11月20日10:00〜19:00」のような個人スケジュールが登録されている。更に、担当者情報194bとして、担当者「佐藤太郎」の所属先に「銀座店」の店舗IDが登録されている。加えて、対応可能なエリアとして、「銀座エリア」に対応するエリアIDも登録されており、担当者「佐藤太郎」は、所属先の他に、「銀座エリア」にある店舗でも担当することができる。「銀座店」の詳細は店舗情報194dとして登録されている。店舗情報194dでは、「銀座店」のみならず、「東銀座店」や「有楽町店」の店舗IDも「銀座エリア」としてエリアIDに関連付けられている。
予約情報196aは、各一般ユーザが予約した情報を纏めて格納して管理する。具体的には、予約を一意に特定する予約ID、ユーザID、予約を行った日時、予約のサービスID、サービス利用日時、予約された店舗IDおよび部屋/設備ID、担当者ID、並びに占有時間を特定する占有時間枠ID等が含まれる。予約情報196aは、ユーザによって予約処理が行われる毎にレコードが追加され、特に、予約の変更に伴いレコードが更新される。また、店舗IDを使用して予約情報196aを参照することにより、そのサービス店舗の稼働状況を確認することができる。例えば、サービス店舗毎の稼働率を計算することができる。特典情報196bは、予約に付随して配布することができるクーポンや割引情報等を管理するものである。具体的には、特典を一意に特定するID、配布先の店舗ID、配布期間、および特典の内容(クーポン画像)等を含む。特典情報196bは、特典を作成するときに、サービス運営者によってレコードが追加される。
図2および図3に示した上記のサーバ100およびユーザ端末200(300)の各ハードウェア構成における各要素、図4に示した各機能ブロック、並びに図5に示した各情報は一例に過ぎず、これらに限定されない。特に、図4に示した各機能ブロックは、ハードウェアの一部として実装されても、および/またはソフトウェアの一部として実装されてもよい。また、図4に示したサーバ100の各機能ブロックの少なくとも一部は、ユーザ端末200(300)が有するように構成してもよい。ユーザ端末200(300)の各機能の少なくとも一部も、サーバ100が有するように構成してもよい。つまり、一実施形態による方法は、サーバ100およびユーザ端末200(300)から任意に選択される情報処理装置が実行できるものである。加えて、図5に示す例示の情報は、図示されるテーブル構成、データ種別、およびデータ項目に限定されないことが認められる。
図6および図7を参照して、一実施形態によるサービス予約支援方法について、IMサービスにおけるユーザと仮想ユーザの間のメッセージング(チャット)によって実現された態様を説明する。図6は、サービス予約支援処理全般に関する、サーバ100の予約部150とユーザ端末300との相互作用による例示の処理フロー図であり、図7は、処理フローに対応するユーザ端末300上の例示の画面イメージである。
サービス予約支援処理は、サーバ100の予約部150において予約催促をユーザ端末300に通知することで開始される(S11)。ユーザ端末300の出力部250には、チャット・アプリケーションからのプッシュ通知として「今月のレッスン予約はお済みですか?」のようなサービス利用を促す予約催促メッセージが表示される(画面D1)。通知のタイミングは、一般ユーザのサービス利用履歴情報192cに基づいて決定されるのがよい。一例では、一般ユーザのサービス利用履歴情報192cからこれまでのサービス利用履歴を抽出して次回のサービス利用日時を推定し、推定されたサービス利用日時に基づいて決定される日時(例えば2週間前)に通知を行うのがよい。
予約催促メッセージを確認した一般ユーザは、アプリケーション部270によるチャット・アプリケーションを起動し、トークルーム「予約チャット」内で仮想ユーザとのチャットを開始する。具体的には、ユーザ端末200のアプリケーション部270は、サーバ100のアプリケーション部170との間でチャットによる対話処理を行いながら、候補となるサービスを検索し、所望のサービスの予約を確定させる(S31)。サーバ100では、これと並行して、予約部150によって、店舗、時間および担当者を含むサービス候補情報194bを特定し、サービス候補を一般ユーザに随時提示しながら、一般ユーザのサービス候補の選択による予約を受け付ける(S13;詳細は後述する。)。
ユーザ端末300の出力部250では、サービス利用履歴情報192cから前回の利用履歴(店舗:「有楽町店」、担当者:「佐藤太郎」、コース:「筋トレ 45分 4,500円」)が抽出され、仮想ユーザからのチャットで提示されている(画面D2)。なお、日程として「2016/11/20」が指定済みである(不図示)。次いで、一般ユーザが「はい」を入力(選択)すると、前回の利用履歴を基礎にして、「銀座店 2016/11/20 17:00」および「有楽町店 2016/11/20 18:00」の順序でサービス候補を決定し、ユーザに提示する(画面D2)。提示を受けた一般ユーザは、都合のいいものを選択するか、或いは、別日程で予約したい場合は「日程を選択する」を選択して日程を指定し直せばよい。
予約処理の後、サーバ100の予約部150において、選択されたサービス候補情報に含まれるサービス利用日に基づいて、予約リマインド・メッセージを一般ユーザにプッシュ通知する(S15)。ユーザ端末300の出力部250には、チャット・アプリケーションからの通知として「[予約リマインド]本日17:00より銀座店」のような予約リマインド・メッセージが表示される(画面D3)。通知のタイミングは、予約情報196aに含まれるサービス利用日に従い、例えば、サービス利用日当日の午前零時に通知を行うのがよい。また、予約リマインド・メッセージもユーザの予約情報196aに含まれる情報を用いて生成するのがよい。
予約催促メッセージを確認した一般ユーザは、アプリケーション部270によるチャット・アプリケーションを起動し、トークルーム「予約チャット」内で予約情報の詳細を確認、或いは、予約の変更または取り消しを行うことができる(S33)。予約の変更または取り消しを行う際には、ユーザ端末200のアプリケーション部270は、やはり、サーバ100のアプリケーション部170との間でチャットによる対話処理を行う。サーバ100のアプリケーション部170は、予約処理と同様の手法で予約修正処理を実施する(S17)。予約の変更の場合は、店舗、時間、および担当者の何れか1つ以上を変更することになる。
一実施形態によれば、サービス候補を検索する際に、ユーザは全てのパラメータを入力する必要なくサービス候補の提示を受けることができる。これにより、従来の予約サイトのように、候補を検索する度に同じ情報を入力しなければならないという手間を解消することができる。特に、サービス店舗毎に空き時間を確認しなければならないという手間を解消することができる。
また、チャット・アプリケーションを通じたサービス予約支援方法を提供することにより、一般ユーザからの予約を、営業時間に制約されることなく、24時間受け付けることを可能にする。実際のサービス予約に要する時間は1分程度のため効率的である。これにより、ユーザは隙間時間を利用してチャットにより簡単に予約可能となり、また、ユーザ端末300の操作を行う場所や環境も制限されることはない。
更に、一実施形態によれば、ユーザは、予約催促受領、予約操作、および予約確認の一連の操作を同一トークルーム内、即ち同一インタフェースで実施し完了させることができる点で有利である。これにより、例えば、従来の予約サイトでの予約確認を電子メールで受信した場合に、ユーザの受信ボックス内で予約確認メールが埋もれてしまうというような事態を回避することができる。
次に、図8から図10を参照して、図6のS13で示したサービス候補の提示および予約受け付けに関する処理の詳細を説明する。図8はサービス候補の提示および予約受け付けの全体処理を示す処理フロー図であり、図9は、その内のサービス候補の特定処理に関する詳細処理フロー図である。そして、図10は、サービス候補の特定処理に関連する概念図である。
S13の処理を開始すると、パラメータ決定部132は、ユーザに関し、複数のパラメータおよび該パラメータに対応する値を決定する(S51)。複数のパラメータは、例えば、「サービス店舗」、「担当者」および「コース」を含む。パラメータ「サービス店舗」は、店舗を特定するための店舗情報を少なくとも含み、例えば複数の店舗情報の値が位置情報(例えば、所在地の住所情報)に基づいて関連付けられる。これにより、例えば徒歩15分圏内にある近隣店舗を関連付け、および/または特定のエリア内にある店舗として関連付けることができる。また、パラメータ「担当者」は、担当者を特定するための担当者情報を少なくとも含み、例えば複数の担当者情報の値が担当者に関連付けられる店舗情報に基づいて関連付けられる。これにより、例えば特定の店舗に所属する同僚を関連付けることができる。パラメータ「コース」は、コースを特定するためのコース情報を少なくとも含み、例えば複数のコース情報の値が占有時間情報に基づいて関連付けることができる。これにより、例えば特定のコースにおける複数の時間期間情報を関連付けることができる。
複数のパラメータに対応する値は、上述したとおり、サービス店舗「有楽町店」、担当者「佐藤太郎」、コース「筋トレ 45分」である(画面D2)。加えて、「サービス利用日:2016/11/20」もセットされている。複数のパラメータに対応する値は、そのユーザのサービス利用履歴情報192cを参照して、前回のサービス利用履歴から抽出するのがよい。これにより、前回の利用内容を加味した形で候補サービスを提案することができ、ユーザ利便性が高いものとなる。
パラメータ決定部132は、更に、ユーザのサービス利用履歴情報192cに基づいて、複数のパラメータの優先順位を決定する(S52)。パラメータの優先順位は、次の処理でサービス候補情報を特定する際のキー・パラメータを決定するためのものである。一例では、「第1順位:コース」「第2順位:サービス店舗」および「第3順位:担当者」といった具合である。ここで、パラメータの優先順位は、そのユーザのサービス利用履歴情報192cを参照して、決定するのがよい。例えば、その一般ユーザが、特定のサービス店舗(例えば「有楽町店」)を多く利用していると集計される場合には、「サービス店舗」パラメータの優先順位を上げるようにするのがよい(他の「担当者」パラメータや「コース」パラメータについても同様である。)。加えて、一般ユーザがどのパラメータを優先させるかについて、チャット画面において一般ユーザに指定させてもよい。これにより、一般ユーザは、好みのパラメータ(「サービス店舗」「担当者」および/または「コース」)に基づいてサービス候補を検索することができる。
次いで、サービス候補特定部134は、予約情報196aを参照して、パラメータの優先順位およびパラメータに対応する値に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定する(S53)。具体的には、第1順位のパラメータで予約情報196aを参照することで予約済みレコードを抽出し、未予約の占有時間枠を特定する。同様に、第2順位のパラメータを参照することで予約済みレコードを抽出し、先の第1順位のパラメータで特定された占有時間枠を更に限定した未予約の占有時間枠を特定する。第3順位以降についても同様である。これらの結果、未予約の利用可能なサービス候補情報が1つ以上特定されることになる(S53の詳細は図9および図10で後述する。)。
次いで、候補順位決定部136は、S53で得られた1つ以上の利用可能なサービス候補情報について、順位を決定する(S54)。順位は、サービス利用履歴192cによるユーザ利用状況、および/または予約情報196aから算出されるサービス店舗の稼働状況に基づいて決定するのがよい。サービス利用履歴192cに基づくことにより、一般ユーザの利用状況に応じて、利用可能なサービス候補を上位にすることができる。つまり、ユーザのニーズにより則した候補をリコメンドすることができる。他方、サービス店舗の稼働状況に基づくことにより、サービス運営者の事情でユーザに利用させたいサービスを上位にすることができ、マーケティング利用が可能になる。つまり、所望の(例えば、稼働率が低い)サービス店舗に対し、ユーザを効果的に誘導するよう候補をリコメンドすることができる。
次いで、提案部130は、S53で特定した1つ以上のサービス候補情報をユーザ端末300の出力部250に提示する(S55)。その際、S54で決定した順位にしたがって所定の数(D2の例では2つ)だけ抽出して提示するのがよい。また、特典情報196bを用いて、サービス候補情報のそれぞれに特典情報を関連付け、特典情報と共に一般ユーザに提示してもよい。これにより、サービスに特典という付加価値を提供することができ、一般ユーザによるサービス利用を一層促進させることができる。
S55で提示された1つ以上のサービス候補情報に対し、ユーザ端末300の入力部240により1つが選択される。サーバ100の予約部150は、一般ユーザによるサービス候補情報の内1つの選択を受け(S56)、これに応じて、予約情報更新部152は、予約情報196aにレコード追加して更新することにより予約処理を完了させる(S57)。予約処理が完了すると、引き続き、決済部154による決済処理を実施してもよい(不図示)。
上述したS53における、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定する処理の詳細についてこれより図9および図10を参照して更に説明する。S53において、全てのパラメータの値を満たすサービス候補が存在しないような場合に、図9および図10に示す処理によってサービス候補を特定するのがよい。具体的には、複数のパラメータの内1つのパラメータの第1値に関連付けられる第2値を抽出し、第2値に関して利用可能なサービス候補情報が特定されるというものである。
ここでも上述した例を用いて説明する。即ち、パラメータおよびその値を、サービス店舗「有楽町店」、担当者「佐藤太郎」およびコース「筋トレ 45分」とする。また、パラメータの優先順位を「第1順位:サービス店舗」「第2順位:コース」および「第3順位:担当者」として、「サービス利用日:2016/11/20」について1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定することを想定する。簡単のため、担当者「佐藤太郎」は、サービス利用日に、「有楽町店」「銀座店」「東銀座店」の銀座エリア内で全て対応可能である旨が担当情報194bおよび担当者予定情報194に登録されている。
最初に、所定の日付「サービス利用日:2016/11/20」の予約情報196aを抽出して、図10のようなサービス店舗毎の予約スケジュールを作成する(S61)。図10の例では、他の一般ユーザによる予約a1〜c3の時間枠が既に埋まっている。つまり、サービス店舗「有楽町店」、担当者「佐藤太郎」およびコース「筋トレ 45分」を満たすサービス候補はこの状況では存在しない。
そこで、まずは「第1順位:サービス店舗」の値「有楽町店」を固定し、「第2順位:コース」を修正できるかを試みる。つまり、特定パラメータ「コース」の値「筋トレ 45分」に対し、利用可能なサービス候補が存在するかについて判定を行う(S62)。具体的には、15分間隔の基準時間枠3つ分を連続して埋めることができる部分が存在するかを判定する。図10のように「有楽町店」では、TS#4〜#5の2つ分しか確保できず、連続した3つが存在しないことが分かる(No)。これに応じて、サービス情報194aを参照し、特定パラメータ「コース」の占有時間枠として、現在の「45分」に関連する「30分」(基準時間枠2つ)を特定する(S63)。その結果、サービス店舗「有楽町店」、担当者「佐藤太郎」およびコース「筋トレ 30分」という利用可能なサービス候補が1つ特定される(S64)。
次に、優先順位にしたがって、「第2順位:コース」の値「筋トレ 45分」を固定し、「サービス店舗」を修正できるかを試みる。つまり、特定パラメータを「サービス店舗」に遷移させる(S65)。上述したとおり、「有楽町店」では連続した3つが存在しないため(S62:No)、同じ「銀座エリア」として関連付けられる別の値「銀座店」が特定される(S63)。図10のように、「銀座店」ではTS#3〜#5、およびTS#4〜#6の2つが特定され、サービス店舗「銀座店」、担当者「佐藤太郎」およびコース「筋トレ 45分」という利用可能なサービス候補が2つ特定される。更には、「銀座店」の店舗稼働率を考慮した場合、コース「筋トレ 45分」よりも「筋トレ 60分」とした方がサービス店舗にとって好ましい。その結果、店舗の稼働状況に応じて、更に、サービス店舗「銀座店」、担当者「佐藤太郎」およびコース「筋トレ 60分」という別の利用可能なサービス候補が特定されるのがよい。
全ての特定パラメータについて値の修正を試みた後に(S66)、本処理フローは終了する。最終的には、次の4つの利用可能なサービス候補が特定されたことが理解される。即ち、(1)サービス店舗「有楽町店」、担当者「佐藤太郎」、コース「筋トレ 30分」(TS#4〜#5)、(2)サービス店舗「銀座店」、担当者「佐藤太郎」、コース「筋トレ 45分」(TS#3〜#5)、(3)サービス店舗「銀座店」、担当者「佐藤太郎」、コース「筋トレ 45分」(TS#4〜#6)、および(4)サービス店舗「銀座店」、担当者「佐藤太郎」、コース「筋トレ 60分」(TS#3〜#6)である。
上述したとおり、図8のS54では、1つ以上の利用可能なサービス候補情報について、一般ユーザに提示するための順位を決定する。上記(1)〜(4)をそのまま提示順位としてもよい。他方、時間枠の充填率の点では、(1)と比べて(4)の方が「銀座」エリアの店舗稼働率が高くなり、また、(2)および(3)と比べて、(4)の方が「銀座店」の店舗稼働率が高くなることが理解される。つまり、サービス運営者にとっては、ユーザに(4)を選択してもらうことが好ましく、S54で設定される順序を(4)→(1)→(2)→(3)とするのが都合がよい。また、(2)および(3)の順序は、サービス利用履歴情報192cを参照して、例えばその一般ユーザがTS#6の基準時間枠をこれまで多く利用している事実があるような場合には、(2)よりも(3)を上位に設定するのがよい。
一実施形態によれば、パラメータの値をフレキシブルに設定しながら、例えば、特定の店舗が混雑している場合に、フレキシブルに時間を短縮したサービスを提案し、または近隣店舗を利用したサービスを提案する等の対応をすることができる。これにより、ユーザおよびサービス店舗の双方にとって都合のいいサービス候補を特定することができる。
上述した実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。

Claims (11)

  1. コンピュータによって実装されるサービスの予約支援方法であって、
    ユーザに関し、複数のパラメータに対応する値を決定するステップと、
    前記ユーザのサービス利用履歴に基づいて、前記複数のパラメータの優先順位を決定するステップと、
    予約情報を参照して、前記パラメータの優先順位および前記対応する値に基づいて、1つ以上の利用可能なサービス候補情報を特定するステップと、
    前記サービス候補情報を前記ユーザに提示するステップと、
    前記ユーザによる前記サービス候補情報の内1つの選択に応じて、前記予約情報を更新するステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記利用可能なサービス候補情報が更に、サービスを提供する店舗の稼働状況に基づく、方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、更に、
    前記サービス利用履歴および/または前記店舗の稼働状況に基づいて、前記1つ以上の利用可能なサービス候補情報の順位を決定するステップを含み、
    前記順位にしたがって前記1つ以上のサービス候補情報が提示される、方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項記載の方法において、
    前記サービス候補情報を特定するステップにおいて、前記複数のパラメータの内1つのパラメータの第1値に関連付けられる第2値を抽出し、前記第2値に関して利用可能なサービス候補情報が特定される、方法。
  5. 請求項1から4の何れか一項記載の方法において、前記パラメータが、店舗を特定するための店舗情報を少なくとも含み、複数の前記店舗情報の値が位置情報に基づいて関連付けられる、方法。
  6. 請求項1から5の何れか一項記載の方法において、前記優先順位が、前記ユーザによって指定可能とする、方法。
  7. 請求項1から6の何れか一項記載の方法において、前記サービス候補情報が、前記サービス候補情報に関連付けられる特典情報と共に提示される、方法。
  8. 請求項1から7の何れか一項記載の方法であって、更に、
    前記ユーザのサービス利用履歴に基づいて、サービス利用を促す予約催促メッセージを前記ユーザに通知するステップを含む、方法。
  9. 請求項1から8の何れか一項記載の方法であって、更に、
    前記選択された1つのサービス候補情報に含まれるサービス利用日に基づいて、前記ユーザの予約情報に基づく予約リマインド・メッセージを前記ユーザに通知するステップを含む、方法。
  10. 請求項1から9の何れか一項記載の方法において、前記ユーザが、トークルームにおけるチャットを通じて、前記コンピュータによって実装される仮想ユーザとの間で相互作用する、方法。
  11. 請求項1から10の何れか一項記載の方法を前記コンピュータに実施させるためのプログラム。
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