JP2017188074A - 地域医療総合受付システム及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 地域の複数の病院についてユーザ端末から診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況及び診察状況を反映させユーザ端末に提供することで、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる地域医療総合受付システム及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】 ユーザ端末31から家族メンバーの症状が入力されると、受付サーバ1が、現在時刻と当該症状を基に病院DB2の病院情報を参照し、受診可能(受付可能)な病院を抽出し、更にユーザDB4の当該ユーザの推奨条件とユーザ端末31の位置情報に従って、推奨する病院の順位付けを行い、その病院について受付DB3における診察受付状況を参照し、それら病院の受付情報をユーザ端末31に提供し、ユーザ端末31からの診察受付の処理を行うものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地域の複数の病院を束ねて診察受付処理を行う地域医療総合受付システムに係り、特に、病院側の診察状況を受付状況に反映させ、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させる地域医療総合受付システム及びそのプログラムに関する。
[従来の技術]
従来、スマートフォン等の情報端末を用いて病院における診察受付を行うことが行われている。
その場合、一つの病院に対する診察受付を行うのが一般的であった。
但し、総合病院においては複数の診療科を予約できるシステムが導入されており、また、複数の病院に対して予約できるシステムも導入されつつある。
[関連技術]
尚、関連する先行技術文献として、特開2002−73808号公報「医療情報管理装置」(カシオ計算機株式会社)[特許文献1]、特開2008−234002号公報「診察券管理システム」(富士通株式会社)[特許文献2]、特開2014−186669号公報「予約システム」(株式会社日立システムズ)[特許文献3]、特開2015−103231号公報「医療モール管理システム」(石田重蔵)[特許文献4]がある。
特許文献1には、医療情報管理装置において、センタサーバが患者端末からの診療予約を受け付け、その予約を病院側に送信することが記載されている。但し、予約のためには患者端末を用いて病院一覧から病院を選択してその病院での予約を行うものである。
また、特許文献2には、診察券管理システムにおいて、家族の構成員が同時に別々の病院での受診を可能とすることが記載されている。
また、特許文献3には、予約システムにおいて、診療予約を受け付けると、受診科の医師の予約可能時間を特定し、予約可能時間の一覧を出力することが記載されている。
また、特許文献4には、医療モール管理システムにおいて、複数の病院又は診療所を形成するブースが集約し、ブースに配置された端末がネットワークに接続され管理されることが記載されている。
特開2002−073808号公報 特開2008−234002号公報 特開2014−186669号公報 特開2015−103231号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、地域における複数の病院において、診療情報や診察受付状況を参照しながら、例えば母親が家族全員について診察受付を効率的に行うものとはなっておらず、更に待ち時間等が表示されたとしても機械的な目安であって、患者の状況、診察状況を反映した待ち時間等になっておらず、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上できるものとはなっていないという問題点があった。
尚、特許文献1〜4では、病院側の受付状況及び診察状況を反映させてユーザが診察受付及び受付確認を行って、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させるものとはなっていないものである。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、地域の複数の病院についてユーザ端末から診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況及び診察状況を反映させユーザ端末に提供することで、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる地域医療総合受付システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
(受付情報を提供して受付処理を行い、受付情報の更新を行うシステム)
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況と診療状況をユーザ端末に提供する受付サーバを有する地域医療総合受付システムであって、
ネットワークに受付サーバと病院側の受付端末とが接続され、
受付サーバが、処理プログラムを記憶する記憶部と、処理プログラムを実行して処理を実現する制御部とを備え、
制御部で実行される機能実現手段として、特定地域の病院について受付状況を受付情報としてユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を受付情報に登録すると共に、受付端末に受付情報を提供する受付情報登録手段と、
当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更する受付情報変更手段と、
ユーザ端末から受付確認の処理が為されると、受付情報変更手段で変更された受付情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段とを有することを特徴とする。
(受付端末での入力で受付情報の待ち時間が更新されるシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付情報には、ユーザ端末から診察受付を行った患者の待ちの時間が含まれ、
受付サーバにおける受付情報変更手段が、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を前記待ち時間に反映させて受付情報を変更することを特徴とする。
(診察終了を受付情報に反映させるシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、ネットワークには病院側の診察端末が接続され、
診察端末が、来院患者の診察終了の情報を受付サーバに送信し、
受付サーバにおける受付情報登録手段が、診察端末に受付情報を提供し、
受付情報変更手段が、診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更することを特徴とする。
(レコメンド手段を追加したシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付サーバが、特定地域の複数の病院について診察に関する病院情報を記憶して管理しており、
受付サーバの制御部で実行される機能実現手段として、ユーザ端末から症状情報とユーザ端末の位置情報とを受信すると、病院情報と時刻情報に基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報をユーザ端末に提供するレコメンド手段を有することを特徴とする。
(レコメンド手段が患者の履歴で病院の順位付けを行うシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付サーバが、診察受付が為された患者の履歴情報を記憶して管理しており、
レコメンド手段が、患者の履歴情報を参考に推奨する病院を順位付けすることを特徴とする。
(レコメンド手段が患者の条件で病院の順位付けを行うシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付サーバが、ユーザ端末から病院を推奨するための条件を記憶しており、
レコメンド手段が、条件に基づいて推奨する病院を順位付けすることを特徴とする。
(チャット形式の画面表示のシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付サーバが、ユーザ端末の表示部に、病院検索方法を選択するよう促すメッセージを表示させ、病院検索方法が選択されると、受診する科を選択するよう促すメッセージを表示させ、選択された病院検索方法と受診科に従って病院検索の処理を行い、病院検索結果をユーザ端末の表示部に表示させるものであり、
選択を促すメッセージとユーザ端末からの入力をチャット形式でユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする。
(発券後も前面表示のシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、受付サーバが、診察受付が為されると、受付票を発券してユーザ端末の表示部に表示させ、発券後も受付票が前面となるよう表示させることを特徴とする。
(受付情報を提供して受付処理を行い、受付情報の更新を行う受付サーバのプログラム)
本発明は、ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況と診療状況をユーザ端末に提供する地域医療総合受付システムにおける受付サーバのプログラムであって、
受付サーバを、
特定地域の病院について受付状況を受付情報としてユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を受付情報に登録すると共に、ネットワークに接続する病院側の受付端末に受付情報を提供する受付情報登録手段と、
当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更する受付情報変更手段と、
ユーザ端末から受付確認の処理が為されると、受付情報変更手段で変更された受付情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段として機能させることを特徴とする。
(受付端末での入力で受付情報の待ち時間が更新される受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、受付サーバにおける受付情報変更手段が、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を、ユーザ端末から診察受付を行った患者の待ち時間に反映させて受付情報を変更することを特徴とする。
(診察終了を受付情報に反映させる受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、受付サーバにおける受付情報登録手段が、ネットワークに接続する病院側の診察端末に受付情報を提供し、
受付情報変更手段が、診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更することを特徴とする。
(レコメンド手段を追加した受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、受付サーバを、ユーザ端末から症状情報とユーザ端末の位置情報とを受信すると、特定地域の複数の病院について診察に関する病院情報と時刻情報に基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報をユーザ端末に提供するレコメンド手段として機能させることを特徴とする。
(レコメンド手段が患者の履歴で病院の順位付けを行う受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、レコメンド手段が、診察受付が為された患者の履歴情報を参考に推奨する病院を順位付けすることを特徴とする。
(レコメンド手段が患者の条件で病院の順位付けを行う受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、レコメンド手段が、ユーザ端末から病院を推奨するための条件に基づいて推奨する病院を順位付けすることを特徴とする。
(チャット形式の画面表示のプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、レコメンド手段が、ユーザ端末の表示部に、病院検索方法を選択するよう促すメッセージを表示させ、病院検索方法が選択されると、受診する科を選択するよう促すメッセージを表示させ、選択された病院検索方法と受診科に従って病院検索の処理を行い、病院検索結果をユーザ端末の表示部に表示させるものであり、
選択を促すメッセージとユーザ端末からの入力をチャット形式でユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする。
(発券後も前面表示のプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、受付情報確認手段が、診察の受付確認の処理が為されると、受付票を発券してユーザ端末の表示部に表示させ、
受付情報確認手段及び受付情報変更手段は、発券後も受付票が前面となるようユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、受付サーバにおいて実行される機能実現手段として、特定地域の病院について受付状況を受付情報としてユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を受付情報に登録すると共に、受付端末に受付情報を提供する受付情報登録手段と、当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更する受付情報変更手段と、ユーザ端末から受付確認の処理が為されると、受付情報変更手段で変更された受付情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段とを有する地域医療総合受付システムとしているので、ユーザ端末に受付状況、診察状況を反映させることができ、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる効果がある。
本発明によれば、受付サーバにおいて実行される機能実現手段として、ユーザ端末から症状情報とユーザ端末の位置情報とを受信すると、病院情報と時刻情報に基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報をユーザ端末に提供するレコメンド手段を有する上記地域医療総合受付システムとしているので、受診を希望するユーザに最適な病院を推奨できる効果がある。
本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システムの構成ブロック図である。 ユーザ端末のトップ画面の表示例を示す説明図である。 ユーザ端末の受付状況画面を示す説明図である。 ユーザ端末の家族メンバー選択画面を示す説明図である。 ユーザ端末の症状入力画面を示す説明図である。 ユーザ端末の病院レコメンド画面を示す説明図である。 ユーザ端末がスマートフォンの場合の利用画面を示す説明図である。 ユーザ端末が携帯電話の場合の利用画面を示す説明図である。 ユーザ端末がパーソナルコンピュータ(PC)の場合の利用画面を示す説明図である。 ユーザ端末での受付処理の遷移を示す表示画面の説明図である。 受付端末の表示画面を示す説明図である。 診察端末の表示画面を示す説明図である。 ユーザ端末での症状から探す処理を示すフローチャートである。 受付サーバでの病院レコメンドの処理を示すフローチャートである。 受付サーバでの診察受付処理を示すフローチャートである。 応用例における診察受付処理を示すフローチャートである。 病院検索方法の選択画面の図である。 受診科選択画面の図である。 病院検索結果表示画面の図である。 メニュー画面の図である。 最近受診した病院表示画面の図である。 受診カード表示画面の図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システムは、受付サーバが、複数の病院の診療情報や診察受付状況を、受診を希望するユーザ端末に提供すると共に、ユーザ端末からの診察受付が為されると病院側の端末に受付情報を反映させ、病院側の端末で受付状況、診察状況が入力されると、ユーザ端末に受付状況を反映させるものであり、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができるものである。
また、本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システムでは、ユーザ端末から家族メンバーの症状が入力されると、受付サーバが、現在時刻と当該症状を基に病院情報を参照し、受診可能な病院を抽出し、更にユーザの推奨条件とユーザ端末の位置情報に従って、推奨する病院の順位付けを行い、その病院について受付情報をユーザ端末に提供し、ユーザ端末からの診察受付の処理を行うものであり、受診を希望するユーザに最適な病院を推奨できるものである。
[本システム:図1]
本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る地域医療総合受付システム(本システム)は、図1に示すように、受付サーバ1と、受付端末21と、診察端末22と、ユーザ端末31とがインターネット5を介して接続されている。
また、受付サーバ1には、病院データベース(病院DB)2と、受付データベース(受付DB)3と、ユーザデータベース(ユーザDB)4とが接続されている。
図1では説明を簡単にするために、病院側の受付端末21、診察端末22と、ユーザ端末31とを一台ずつ描いているが、実際のシステムでは、複数の端末がインターネット5に接続されるものである。
更に、説明を分かり易くするために、病院DB2、受付DB3、ユーザDB4に分けて説明するが、一つのデータベースで各DBのデータを管理してもよく、各DBのデータを受付サーバ1の記憶部12に記憶するようにしてもよい。
[本システムの各部]
本システムの各部について具体的に説明する。
[受付端末21]
受付端末21は、病院内の受付で使用される端末で、受付サーバ1から配信される受付状況の情報を表示すると共に診察受付をした患者が来院した場合に、その患者の症状等の情報を入力して受付サーバ1に送信する。
受付端末21は、タブレット端末を想定しているが、有線又は無線でネットワークに接続するノート型又はデスクトップ型のコンピュータであってもよい。
[診察端末22]
診察端末22は、病院内で医師が使用する端末で、受付サーバ1から配信される受付状況の情報を表示すると共に、診察状況の情報を入力して受付サーバ1に送信する。
診察端末22は、タブレット端末を想定しているが、有線又は無線でネットワークに接続するノート型又はデスクトップ型のコンピュータであってもよい。
[ユーザ端末31]
ユーザ端末31は、一台の端末で家族の複数メンバーの診察受付を行うものであり、ユーザ端末31にダウンロードしたアプリケーション(アプリ)を起動して受付サーバ1にアクセスし、診察受付したい病院の受付状況を表示し、診察受付を行いう。アプリ起動で受付サーバ1にアクセスしたが、Webブラウザを用いて受付サーバ1のWebサイトにアクセスし、その画面で診察受付を行うようにしてもよい。
また、ユーザ端末31は、受付した家族メンバーの受付状況(進捗状況)を表示し、診察開始時間(来院受付時間)に近くなると受付サーバ1からの呼出メールを受信する。ここでは、呼出メールによって来院受付時間を通知したが、メール以外にもプッシュ式の画面通知、SMS(Short Message Service)、コミュニケーションツール(コミュニケーションアプリ)を用いた通知を行うようにしてもよい。
ユーザ端末31は、スマートフォンを想定しているが、携帯電話、タブレット端末、有線又は無線でネットワークに接続するノート型又はデスクトップ型のコンピュータであってもよい。
[受付サーバ1]
受付サーバ1は、コンピュータであり、制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13とを備え、記憶部12に記憶する処理プログラムを制御部11が実行して、以下の処理を実現するものである。
また、インタフェース部13は、インターネット5に接続すると共に、病院DB2と、受付DB3と、ユーザDB4とが接続されている。
病院DB2は、病院情報が記憶されており、本システムによって診察受付が可能な病院だけでなく、本システムによって診察受付を行うことができない病院の病院情報も記憶している。
病院情報には、病院の病院名、住所、診療科、診察可能な曜日と時間等の情報が含まれる。
受付DB3は、本システムによって診察受付が可能な病院の受付情報を記憶しており、受付端末21、診察端末22、ユーザ端末31から入力される情報によって随時更新されるものである。
受付情報には、診察受付を行った家族メンバーのユーザID(ユーザ識別子)と受診希望の病院ID(病院識別子)が対応付けられており、受付順による場合は受付の順番が記憶され、診察の時間枠で受け付ける場合には、その時間枠の日、時間帯が記憶される。
また、受付状況として、病院における待ち人数、待ち時間を受付情報に含めるようにし、随時更新するようにしてもよい。
ユーザDB4は、本システムを利用するユーザ情報が記憶されており、診察受付を行う度に、ユーザの診察受付の履歴も記憶される。
ユーザ情報には、ユーザ端末31を使用するユーザの氏名、性別、住所、生年月日、メールアドレス、診察券の情報、かかりつけの病院情報、更に家族メンバー氏名、性別、生年月日、診察券の情報、かかりつけの病院情報等の情報が含まれる。尚、ユーザ及び家族メンバーは、ユーザIDによって管理されている。
また、ユーザの診察受付の履歴情報には、診察受付、受診の日時、受診した病院、診察に要した時間、症状等の情報が含まれる。履歴情報は、ユーザ端末31、受付端末21、診察端末22から入力された情報に基づいている。
受付サーバ1は、病院DB2に記憶された病院情報と病院側の受付端末21、診察端末22からの入力情報に基づいて診察の受付状況の情報(受付情報)を受付DB3に記憶して管理し、その受付情報をアクセスがあったユーザ端末31に提供する。
また、受付サーバ1は、ユーザ端末31から診察受付が為されると、受付情報を受付DB3に記憶して管理すると共に、受付端末21、診察端末22に配信する。尚、受付サーバ1が受付情報を配信するのではなく、受付端末21、診察端末22が定期的に受付サーバ1にアクセスして当該病院に関連する受付情報を取得してもよい。
また、受付サーバ1は、病院レコメンド機能を備えており、ユーザ端末31から家族メンバーの症状等の情報が入力されると、ユーザ端末31の位置情報を取得し、現在時刻の情報、家族メンバーの症状等に基づいて、病院DB2から診察可能な病院を抽出し、位置情報、ユーザDB4に記憶された家族メンバーの条件(推奨のための条件)に従って、推奨する病院の順位付けを行い、受付DB3を参照して当該病院の受付情報をユーザ端末31に提供するものである。
ここで、本システムで受付処理を行う病院については受付情報がユーザ端末31に提供されるが、本システムで受付処理を行わない病院については病院情報がユーザ端末31に提供されることになる。
そして、ユーザ端末31は、提供された受付情報から受付処理に移行できる。
尚、病院レコメンドの詳細処理については後述する。
[処理内容]
[ユーザ端末31の表示画面:図2〜6]
次に、本システムのユーザ端末31の表示画面について図2〜6を参照しながら説明する。図2は、ユーザ端末のトップ画面の表示例を示す説明図であり、図3は、ユーザ端末の受付状況画面を示す説明図であり、図4は、ユーザ端末の家族メンバー選択画面を示す説明図であり、図5は、ユーザ端末の症状入力画面を示す説明図であり、図6は、ユーザ端末の病院レコメンド画面を示す説明図である。
[トップ画面:図2]
ここで、ユーザ端末31がスマートフォンの画面を想定しており、ユーザ端末31にインストールされた本システムのアプリを起動すると、図2に示すようなトップ画面が表示される。
上述したように、アプリ起動ではなく、インターネットのブラウザによってメニューページへアクセスしてトップ画面を表示するようにしてもよい。
[受付状況表示処理:図2,3]
図2のトップ画面では、「受付状況」「病院から探す」「症状から探す」が選択可能となっており、「受付状況」を選択すると、図3に示すような受付状況画面が表示される。受付状況画面では、家族メンバーの受付済の情報が表示される。
尚、トップ画面から「受付状況」を選択して受付状況画面を表示するようにしたが、家族メンバーが受付済であれば、トップ画面で家族の受付状況のサマリーが表示されるようにしてもよい。
つまり、ユーザ端末31から受付サーバ1に「受付状況」を指示するデータが送信されると、受付サーバ1は、ユーザDB4を参照し、ユーザ端末31のユーザIDを基に家族メンバーのユーザIDを取得し、更に受付DB3を参照して、それらユーザIDに対応する受付情報を取得し、ユーザ端末31に送信して、ユーザ端末31に家族メンバーの受付状況の一覧を表示させる。
[病院から探す処理:図4]
また、トップ画面で「病院から探す」を選択すると、図4に示すような家族メンバー選択画面が表示され、該当する家族メンバーが選択されると、そのメンバーのかかりつけの病院、診療したことがある病院の一覧が表示され、その一覧から病院を選択すると、病院の診察受付を行うことができるようになっている。
但し、本システムにより診察受付を行うことができない病院も一覧表示されることがあるので、その場合は、病院を選択しても診察受付を行うことはできない。
つまり、ユーザ端末31から受付サーバ1に「病院から探す」を指示するデータが送信され、選択された家族メンバーの情報(家族メンバーのユーザID:家族メンバーID)が送信されたら、受付サーバ1は、ユーザDB4のユーザ情報と履歴情報を参照し、家族メンバーIDを基にかかりつけの病院、受診したことがある病院の情報を取得し、ユーザ端末31に送信して、ユーザ端末31に病院の一覧を表示させる。
[症状から探す処理:図5]
次に、トップ画面から「症状から探す」が選択されると、やはり、図4の家族メンバー選択画面が表示され、特定の家族メンバーが選択されると、図5に示すような症状入力画面が表示される。
症状入力画面では、選択された家族メンバーの病歴から該当確率が高い症状を一覧で表示すると共に、その一覧に表示されていない症状については「(その他)」の欄で任意に入力することができるようになっている。
つまり、ユーザ端末31から受付サーバ1に「症状から探す」を指示するデータが送信され、選択された家族メンバーIDが送信されたら、受付サーバ1は、ユーザDB4のユーザ情報と履歴情報を参照し、家族メンバーIDを基に該当する確率の高い症状の情報を複数取得し、ユーザ端末31に送信して、ユーザ端末31に症状の一覧を表示させる。
[病院レコメンド画面:図6]
次に、症状入力画面から症状が入力されると、その症状に対応する病院であって、現在時刻から受付可能な病院を、ユーザ端末31の位置と病院までの距離、ユーザが設定した条件に従って、図6の病院レコメンド画面に示すように、推奨(レコメンド)する病院の一覧を推奨する順に表示する。
そして、病院レコメンド画面では、本システムで受付処理を行うことができる病院については、病院名、待ち時間、診察券の有無(診察券を持っているか否か)等が表示され、本システムで受付処理を行うことができない病院については、病院名、診察中であることを示す情報等が表示される。
図6では、A病院は、本システムで診察を順番に受付処理する病院を示しており、現時点で40分待ちとなっており、家族メンバーは診察券を有している。星印は、かかりつけの病院を示している。
また、B病院は、本システムでは受付処理を行っていない病院を示している。但し、現在診察中であることが示されている。
また、C病院は、本システムで診察を時間枠で受付処理している病院を示しており、30分後に受付可能であることを示している。
つまり、ユーザ端末31から症状の情報が送信されると、受付サーバ1は、病院DB2を参照し、現在時刻に診察しており、当該症状に対応可能で本システムにおいて全てのユーザ端末31からアクセス回数の多い病院情報を抽出し、ユーザDB4を参照してユーザが設定した条件に従い、ユーザ端末31の位置情報から病院までの距離の長短も条件として、家族メンバーに適切な病院を選択して順位付けし、ユーザ端末31に提供し、ユーザ端末31で病院レコメンド画面を表示させる。
従って、本システムでは、ユーザ全体で人気の高い対応可能な病院が抽出されるので、信頼性が高く、また、ユーザの距離、その他の条件で推奨されるので、ユーザにとって利便性が高いものとなる。
更に、本システムでは、単なる病院情報を表示するのではなく、受付情報を表示して病院レコメンド画面から診察受付処理ができるよう、受付に必要な情報(待ち時間、受付可能時間、診察中等の情報)が提供されるものである。
[ユーザ端末31の利用画面:図7〜9]
ユーザ端末31の利用画面について図7〜9を参照しながら説明する。図7は、ユーザ端末がスマートフォンの場合の利用画面を示す説明図であり、図8は、ユーザ端末が携帯電話の場合の利用画面を示す説明図であり、図9は、ユーザ端末がパーソナルコンピュータ(PC)の場合の利用画面を示す説明図である。
図7〜9において、○ヤマイチロウは受付済であり、その他2名は受付可能な状態となっている。画面では、受付状況、来院受付時間、担当医師、待ち人数、待ち時間が表示される。「まもなく診察です。」は、直ぐに診察が開始されることを意味しているが、時間的に余裕がある場合には、それの代わりに「現在の待ち時間○人、待ち時間△分」を表示してもよい。
具体的には、ユーザ端末31から受付サーバ1に診察受付に関してアクセスがあると、受付サーバ1は、受付DB3を参照し、該当するユーザIDに対応する受付情報を取得してユーザ端末31に提供する。この場合、受付サーバ1は、病院DB2から受付情報に対応する病院情報を取得して病院情報も提供してもよい。
尚、図7〜9の画面から家族メンバーを追加することが可能である。追加登録処理を行えば、受付サーバ1はユーザDB4にユーザIDに関連して新規の家族メンバーを追加登録することになる。
[ユーザ端末31での診察受付処理:図10]
ユーザ端末31での診察受付処理(単に「受付処理」)について図10を参照しながら説明する。図10は、ユーザ端末での受付処理の遷移を示す表示画面の説明図である。
ユーザ端末31では、設定した受付時間になると、ネット受付が開始可能となり、図10(a)に示すように、特定の病院の受付状況が表示され、「受付中」がタップされると、図10(b)の受付画面に移行する。図10(b)では、受付する家族メンバーを設定し、午前・午後の受付区分を設定する。尚、午前・午後の受付区分は、病院毎の個別の設定であり、設定によって任意の区分を登録することが可能である。
「この内容で受付する」のボタンをタップすると、図10(c)の順番待ちの画面に移行する。待ち時間(目安)として、例えば「自分まであと5名/約28分」が表示される。
また、実際に病院に来て欲しい時刻(来院受付時間)の10分前といった特定時間を指定して呼出メールを設定すれば、来院受付時間の10分前にユーザ端末31は受付サーバ1からの呼出メールを受信できる。
尚、来院受付時間は、他の患者の実際の診察状況等によって変動するものであり、最新の来院受付時間に基づいて呼出メールが受付サーバ1から発信される。
[受付端末21の表示画面:図11]
次に、受付端末21の表示画面について図11を参照しながら説明する。図11は、受付端末の表示画面を示す説明図である。
受付端末21の表示画面は、図11に示すように、病院の受付で来院した患者の状況を入力するもので、「診察分類」には症状の重軽の度合いを例えばA(重度),B(中度),C(軽度)で入力する。
受付サーバ1では、この入力により症状の重い分類には、標準の診察時間に比べて長い診察時間が演算され、症状が軽い分類には、標準の診察時間に比べて短い診察時間が演算されて、待ち時間に反映される。例えば、分類がAなら5分、Bなら3分、Cなら1分のように予め設定しておく。この時間配分は、病院毎の診察内容に応じて任意に設定できるものである。
受付端末21で入力された情報は、受付サーバ1に送信され、受付DB3を更新して、その情報が診察端末22とユーザ端末31に反映(提供)される。
従って、待ち時間は、ユーザ端末31と診察端末22の待ち時間に反映される。
また、受付端末21の「症状」における「詳細」で入力された情報が診察端末22に反映される。
また、「来院枠の追加」のボタンAにより、直接来院した患者を順番リストに登録でき、診察を希望する患者を一元管理できるようになっている。
[診察端末22の表示画面:図12]
次に、診察端末22の表示画面について図12を参照しながら説明する。図12は、診察端末の表示画面を示す説明図である。
診察端末22の表示画面は、図12に示すように、診察状況が表示され、来院した患者の「受付番号」「氏名」「症状」「分類」「待ち時間」が表示される。そして、診察が終了すると、図12の画面において「診察終了」のボタンがタップされる。
尚、電子カルテと連動させるオプションを利用している病院では、診察終了は電子カルテからのデータにより自動的に終了するようにしているので、診察端末22での「診察終了」のボタンのタップが不要となる。
分類は3段階としたが、5段階であってもよい。
診察端末33における「診察終了」、その他の情報は受付サーバ1に送信され、受付DB3を更新して受付端末21とユーザ端末31に反映される。
[受付サーバ1での処理手段]
受付サーバ1の制御部11で処理プログラムの実行により実現される機能実現手段には、受付情報提供手段と、受付情報登録手段と、受付情報変更手段と、受付情報確認手段、レコメント手段等がある。以下、各手段について説明する。
受付情報提供手段は、ユーザ端末31から病院が選択されると、当該病院の受付状況について受付DB3を参照して受付情報としてユーザ端末31に提供するものである。
受付情報登録手段は、ユーザ端末31から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を受付DB3の受付情報に登録すると共に、受付端末21と診察端末22に受付情報を送信するものである。
受付情報変更手段は、病院における受付端末21からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報(ユーザID)に基づいて受付DB3の受付情報を変更するものである。
受付情報確認手段は、ユーザ端末31から受付確認の処理が為されると、受付情報変更手段で変更された受付情報をユーザ端末31に提供するものである。
レコメンド手段は、ユーザ端末31から症状情報とユーザ端末31の位置情報とを受信すると、時刻情報と病院DB2に記憶された病院情報とに基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報を受付DB3から取得してユーザ端末31に提供するものである。
また、レコメンド手段は、ユーザ端末から病院を推奨するための条件に基づいて推奨する病院を順位付けし、また、患者の履歴情報を参考に推奨する病院を順位付けするものである。
[処理フロー:図13〜15]
本システムにおける処理フローについて図13〜15を参照しながら説明する。図13は、ユーザ端末での症状から探す処理を示すフローチャートであり、図14は、受付サーバでの病院レコメンドの処理を示すフローチャートであり、図15は、受付サーバでの診察受付処理を示すフローチャートである。
[ユーザ端末31での症状から探す処理フロー:図13]
ユーザ端末31での症状から探す処理について図13を参照しながら説明する。
ユーザ端末31は、制御部が処理プログラム(アプリ)を実行して、トップ画面から「症状から探す」を指示するデータ、ユーザ端末31のユーザID及び位置情報を受付サーバ1に送信する(S1)。そして、ユーザ端末31は、受付サーバ1から受信した家族メンバーの一覧を家族メンバー選択画面により表示する(S2)。
ユーザ端末31は、家族メンバー選択画面で家族メンバーが選択されると、選択された家族メンバーの家族メンバーID(ユーザID)を受付サーバ1に送信する(S3)。
尚、家族メンバーにはユーザIDが付与されるものである。但し、説明を分かり易くするために、家族メンバーのユーザIDを「家族メンバーID」と呼ぶことにする。
次に、ユーザ端末31は、受付サーバ1から受信した選択された家族メンバーの症状の一覧を症状入力画面として表示する(S4)。ユーザ端末31は、症状入力画面で入力された家族メンバーの症状情報を受付サーバ1に送信する(S5)。
そして、ユーザ端末31は、受付サーバ1から受信した病院レコメンド画面を表示する(S6)。病院レコメンド画面では、受付処理が可能となるよう、病院における待ち時間、受付可能な時間等が表示される。これで、症状から探す処理は終了するが、その後は、本システムの診察受付処理に移行することになる。
[受付サーバ1での病院レコメンド処理フロー:図14]
次に、受付サーバ1での病院レコメンド処理について図14を参照しながら説明する。
図14に示すように、受付サーバ1は、ユーザ端末31から「症状から探す」の指示のデータ、ユーザ端末31のユーザID、位置情報を受信する(S11)。
すると、受付サーバ1は、ユーザDB4からユーザIDに対応する家族メンバーの情報を取得し、ユーザ端末31に送信(返信)する(S12)。
次に、受付サーバ1は、ユーザ端末31から選択された家族メンバーのユーザIDを受信し(S13)、ユーザDB4を参照し、選択された家族メンバーのユーザIDの症状に関連する情報(症状関連情報)を取得し、ユーザ端末31に送信する(S14)。
尚、受付サーバ1は、ユーザ端末31から診察受付処理を行う際に、ユーザ端末31から入力された家族メンバーの症状に関連する情報を受付DB3に記憶すると共にユーザDB4にも記憶しておき、病院レコメンド処理において利用するものである。
そして、受付サーバ1は、ユーザ端末31から家族メンバーのユーザIDに対応して特定された症状情報を受信すると(S15)、現在時刻と症状情報から病院DB2を検索して対応可能(診察可能)な病院を抽出する。そして、ユーザDB4を参照し、当該ユーザの推奨するための条件(推奨条件)を取得し、推奨条件、位置情報に従って推奨する病院の順位付けを行う。
更に、受付サーバ1は、受付DB3を参照し、順位付けされた病院に関する受付情報を取得し、その受付情報に基づいて病院レコメンド情報を生成し、ユーザ端末31に送信する(S16)。
ここで、推奨条件とは、例えば、ユーザ端末31の位置から半径2km以内、家族メンバーが受診したことがある病院等、ユーザ端末31のユーザによって設定される条件となっている。
また、病院レコメンド情報は、図6に示した推奨する病院一覧情報である。
処理S16で病院レコメンド処理は終了するが、その後、病院レコメンド情報の病院一覧から病院が選択されて診察受付処理が行われることになる。
[受付サーバ1での診察受付処理フロー:図15]
次に、受付サーバ1における受付処理について図15を参照しながら説明する。
図15に示すように、受付サーバ1は、受付端末21又は診察端末22から入力された情報により受付DB3における受付情報が更新されたか否かを判定する(S21)。
受付DB3の内容が更新された場合(Yesの場合)、次に、当該ユーザの診察が終了したか否かを判定する(S22)。当該ユーザの診察が終了した場合(Yesの場合)、処理を終了する。また、当該ユーザの診察が終了していない場合(Noの場合)には、受付可能な病院情報を更新する(S23)。そして、受付サーバ1は、アクセスしているユーザ端末31に受付可能な病院情報を提供する(S24)。ここで、「受付可能な病院情報」とは、図6に示したような病院一覧の情報である。但し、図6では、受付可能な病院情報の内、レコメンドされた病院情報が表示されたものである。
尚、判定処理S21で、受付情報が更新されていない場合(Noの場合)は、処理S24に移行する。
そして、受付サーバ1は、ユーザ端末31又は診察端末22から診察受付を受信したか否かを判定し(S25)、診察受付を受信した場合(Yesの場合)、受付DB3を更新し、ユーザ端末31に更新された受付情報を送信する(S27)。ここで、診察端末22からの診察受付とは、その病院の医師が別の病院を紹介して、別の病院への診察受付を行う場合である。
更に、受付サーバ1は、更新された受付情報に基づいて受付DB3における受付可能な病院情報を更新する(S28)。例えば、特定の病院で受付処理が為されて本日の受付が一杯になった場合には、その病院は受付可能な病院としてはエントリされなくなる。
また、判定処理S25で診察受付を受信していない場合(Noの場合)に、アクセスしているユーザ端末31のユーザは診察受付中か否かを判定し(S26)、受付中でなければ(Noの場合)、処理S21に戻る。判定処理S26で受付中であれば(Yesの場合)、処理S29に移行する。
次に、受付サーバ1は、受付中のユーザについて来院受付時間(診察の受付時刻)の設定時間前になったか否かを判定し(S29)、来院受付時間の前の設定時間を経過した場合(Yesの場合)に、該当するユーザ端末31に呼出メールを送信し(S30)、来院受付時間の前の設定時間を経過していない場合(Noの場合)、処理S21に戻る。
呼出メールについては、上述したように、画面通知、SMS、コミュニケーションアプリ等のメール以外の通知手段を用いるようにしてもよい。
また、設定時間は、ユーザが任意に設定できるもので、ユーザDB4に記憶されており、診察受付処理の際に、受付DB3にユーザID毎に設定される。
[診察受付処理の応用例]
図2〜10において診察受付処理を説明したが、診察受付処理の応用例について図16〜図22を参照しながら説明する。図16は、応用例における診察受付処理を示すフローチャートであり、図17は、病院検索方法の選択画面の図であり、図18は、受診科選択画面の図であり、図19は、病院検索結果表示画面の図であり、図20は、メニュー画面の図であり、図21は、最近受診した病院表示画面の図であり、図22は、受診カード表示画面の図である。
尚、図17〜22の表示画面は、診察受付処理の応用例のあくまで一例であって、デザイン等が変更されることがある。
診察受付処理の応用例の特徴は、病院の検索、診察受付、その後の通知がチャット形式で行うことができるものであり、また、本システムのアプリ画面では、診察受付が為されると、受付票(受付カード)を常に先頭に表示すると共に、受付票の待ち人数、予測待ち時間を更新するものである。これにより、ユーザは診察受付を容易に行うことができ、常時表示される受付票によって診察までの時間を有意義に活用することができるものである。
[応用例の診察受付処理フロー:図16]
応用例の診察受付処理は、図16に示すように、受付サーバ1が、ユーザ端末31において本システムのアプリを起動すると、ログイン画面を表示する(S31)。
ログイン画面では、ユーザID(例えば、メールアドレス)とパスワードを入力するようになっており、ユーザ登録済であってログイン情報をアプリに保持させていれば、ログイン画面ではユーザIDが表示された状態となる。
このログイン画面において、ユーザ登録済か否かが選択され(S32)、ユーザ登録済でない場合(Noの場合)には、「新規登録」が選択され、受付サーバ1は、ユーザ登録処理に移行する(S33)。
ユーザ登録処理では、ユーザIDとパスワードの設定が為される。このユーザ登録処理で、ユーザの氏名、性別、生年月日、住所、電話番号を入力させるようにしてもよい。
処理S33でユーザ登録処理が終了すると、受付サーバ1は、ユーザ端末31の表示部に、病院検索方法を選択するための画面を表示する(S34)。
尚、病院検索方法の選択、以下に説明する受診科の選択、病院検索結果の表示の処理は、レコメンド手段によって実行されるものである。
[病院検索方法選択画面:図17]
ここで、病院検索の方法選択画面について図17を参照しながら説明する。
尚、応用例では、受付処理がチャット形式になっており、表示画面の左側に本システム(受付サーバ1)からのメッセージが表示され、表示画面の右側にユーザの入力メッセージが表示される。図17では、本システムからのメッセージだけが表示されている。
図17に示すように、「ご登録ありがとうございました。」「病院を選び、受診する方のお名前をご入力していただくことで受付票が発券されます。」などの本システムからのメッセージが表示され、病院検索の方法が表示される。
病院検索の方法としては、「現在地で探す」「路線で探す」「市区町村で探す」「過去履歴で探す」等が選択可能となっている。現在地はGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)での位置情報を元にして表示し、路線、市区町村を選択する場合にも、GPSでの位置情報を元にして、駅、市区町村名を特定して表示してもよい。
図16の処理S34で病院検索方法が選択されると、受付サーバ1は、ユーザ端末31の表示部に、受診する科を選択する画面を表示する(S35)。
[受診科選択画面:図18]
ここで、受診科を選択する画面について図18を参照しながら説明する。
図18では、現在地で探す方法が選択されて、受診する科の選択項目が表示された例を示している。
受診する科として「内科」「外科」「皮膚科」「耳鼻科」「産婦人科」「その他」となっており、「その他」を選択すると上記の科以外の科が表示されるようになっている。また、「その他」を選択して任意の文字を入力できるようにして、受診する病院を選択するようにしてもよい。
図16の処理35で受診する科が選択されると、受付サーバ1は、ユーザ端末31の表示部に、病院検索結果を表示する(S36)。
[病院検索結果表示画面:図19]
ここで、病院検索結果の表示画面について図19を参照しながら説明する。
図19の例では、画面上部に「3件の病院が見つかりました。」との表示が為され、検索された病院の情報が横に並んだ状態となっており、横スワイプで他の病院の情報を表示する。
病院の情報は、病院名、診療時間、待ち人数、予測待ち時間が表示され、予測待ち時間の下側に「午前」と「午後」の選択ボタンがあり、図19では午前の情報が表示されている。選択ボタンで、「午後」を選択すると、午後の診療時間等が表示されるようになっている。
また、病院名の横に「i」の文字を丸で囲んだ、インフォメーション(詳細情報)のボタン(iボタン)があり、そのボタンを押すと、その病院の住所、電話番号、診療日、休診日等が表示される。
病院検索結果の画面では、本システムに参加(加盟)していない病院も表示される。その場合は、病院名と診療時間が表示され、待ち人数、予測待ち時間は表示されない。
病院検索結果から本システムに参加している病院が選択されると、受付サーバ1は、処理S42に移行する。本システムに参加していない病院の場合には、詳細情報は参照できるものの、選択することができず、処理を終了することになる。
また、図16の処理S32でユーザ登録済であれば(Yesの場合)、受付サーバ1は、ユーザ端末31の表示部に、メニュー画面を表示する(S37)。
[メニュー画面:図20]
ここで、メニュー画面について図20を参照しながら説明する。
図20に示すように、メニュー画面では、「受診受付」「最近受診した病院」「家族登録」「アカウント設定」「お知らせ」の選択ボタンがあり、更に「ログアウト」のボタンが設けられている。
「受診受付」の選択ボタンは、押されると現在の自分及び家族の病院の受付状況が表示される。
「最近受診した病院」の選択ボタンは、押されると最近受診した病院の情報が表示される。尚、本システムの受付予約画面から受診受付された病院は、自動的に最近受診した病院に登録されるようになっている。最近受診した病院の情報は、利便性を高めるために、削除等の編集ができるようになっている。
「家族登録」の選択ボタンは、押されると家族の情報を入力する画面が表示され、名前を登録し、生年月日、性別等の属性も登録する。その属性の情報に基づいて本システムに参加している病院側からニュースを配信するようにしてもよい。
「アカウント設定」の選択ボタンは、押されるとユーザアカウントの編集を行う画面が表示され、ユーザアカウントの編集を行うことができる。
「お知らせ」の選択ボタンは、押されると本システムの管理会社からのお知らせが表示されるようになっている。
図16の処理S37で表示されたメニュー画面において、「最近受診した病院」の項目が選択されたか否かを受付サーバ1が判定し(S38)、「最近受診した病院」の項目が選択されると(Yesの場合)、ユーザ端末31の表示部に、最近受診した病院の一覧を表示する(S39)。病院の一覧は、受診日時が現在に近い順で時系列に表示されるようになっている。
メニュー画面で、「最近受診した病院」の項目を選択したか否かを判定するのは、その項目が選択されると、病院検索、更に診察受付処理へと進むためである。
[最近受診した病院表示画面:図21]
ここで、最近受診した病院表示画面について図21を参照しながら説明する。
図21に示すように、最近受診した病院の一覧が表示され、その一覧から病院を選択すると、図19に示すような病院の情報が表示され、その画面から診察受付処理を行うことができるようになっている。
図21において、最近受診した病院として4つの病院が表示されている。この病院のリストは編集が可能で、あまり行かない病院などは一覧から削除することができる。
また、ハートマークは、かかりつけ医を表すもので、ユーザによって設定されるものである。病院のリストで、ハートマークの病院を優先して表示させるようにしてもよい。
図16の判定処理S38で、「最近受診した病院」の項目が選択されなかった場合(Noの場合)、受付サーバ1は、他の選択された項目に関する処理を行う(S40)。
そして、受付サーバ1は、図21で表示された病院の中から病院が選択されたか否かを判定し(S41)、選択されない場合(Noの場合)には、処理S34に移行し、病院検索方法の選択画面を表示する。
表示された病院の中から病院が選択されると(Yesの場合)、処理S42に移行する。
処理S36又は処理S41によって病院が選択されると、受付サーバ1は、次に受診する人を登録する(S42)。既に家族登録がされている場合には、その家族メンバーのリストから選択できるようにしている。また、受診する人の名前を入力すると、自動的に家族登録のリストに追加できるようにして、利便性を向上させている。
受診する人の名前が登録されると、受付サーバ1は、通知のタイミングをチャット形式で問い合わせ、通知のタイミングを設定する(S43)。通知のタイミングは、例えば、「15分前」、「30分前」などのように候補から選択できるようになっている。また、任意の時間をユーザが入力・設定できるようにして、それを通知のタイミングとしてもよい。
尚、通知のタイミングは、診察する病院が来院して欲しい時間を基準に、その時間の何分前かを設定するものである。
通知のタイミングが設定されると、受付サーバ1は、受診票(受診カード)の発券を行う(S44)。受診カードの発券は、受付情報確認手段が行う。
[受診カード表示画面:図22]
ここで、受診カード表示画面について図22を参照しながら説明する。
図22に示すように、ユーザ端末31の表示画面において、図19の病院情報の背景色が変更になり、診察受付が完了したことを分かり易く表示する。図22では、白黒であるため、背景色の変更を描画していないが、背景色を白色から緑色に変更することが考えられる。
そして、受診カードでは、上側に診療時間、待ち人数(順番)、予測待ち時間が表示され、下側に病院名、受診する人の氏名、通知タイミングが表示される。病院名の横には、iボタンがあり、それを押すと、病院の詳細情報が表示されるようになっている。背景色の変更は、上側の部分のみを対象にしてもよい。
尚、受診カードが発券された後は、画面の上側には常に受診カードが表示され、チャット形式のメッセージは、例えば、受診カードの下側に表示される。つまり、受診カードは、画面の前面に常時表示されることになる。
図22では、受診カードの下側に、受診タイミングとなった場合のメッセージが表示されている。
本システムのアプリが起動している状態で、受診カードが画面の前面に表示されるようにしているのは、受付情報確認手段と受付情報変更手段の処理によって実現されている。
また、受診カードは、発券後に、本システムの受付サーバ1からの診察状況のデータに基づいて更新(アップデート)され、待ち人数、予測待ち時間が変更になる。従って、発券時の予測待ち時間と実際の待ち時間とは一致するものではないが、通知タイミングで表示する予測待ち時間はかなり正確な時間となり、受診する人が病院に行っても長く待たされることがないものである。
以上のようにして、応用例では診療受付処理を行うものである。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、受付サーバ1が、特定地域における複数の病院の診察受付状況を、受診を希望するユーザ端末31に提供すると共に、ユーザ端末31からの診察受付が為されると病院側の受付端末21に受付情報を反映させ、病院側の受付端末21で受付状況、診察状況(診察分類)が入力され、診察端末22で診察終了が入力されると、ユーザ端末31に待ち時間等の受付状況を反映させるものとしているので、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる効果がある。
また、本システムによれば、ユーザ端末31から家族メンバーの症状が入力されると、受付サーバ1が、現在時刻と当該症状を基に病院DB2の病院情報を参照し、受診可能(受付可能)な病院を抽出し、更にユーザDB4の当該ユーザの推奨条件とユーザ端末31の位置情報に従って、推奨する病院の順位付けを行い、その病院について受付DB3における診察受付状況を参照し、それら病院の受付情報をユーザ端末31に提供し、ユーザ端末31からの診察受付の処理を行うことができるようにしているので、受診を希望するユーザに最適な病院を推奨できる効果がある。
本発明は、地域の複数の病院についてユーザ端末から診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況及び診察状況を反映させユーザ端末に提供することで、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる地域医療総合受付システム及びそのプログラムに好適である。
1...受付サーバ、 2...病院データベース(DB)、 3...受付データベース(DB)、 4...ユーザデータベース(DB)、 5...インターネット、 11...制御部、 12...記憶部、 13...インタフェース部、 21...受付端末、 22...診察端末、 31...ユーザ端末
(受付情報を提供して受付処理を行い、受付情報の更新を行うシステム)
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付状況の確認を行う場合に、病院側の診察の受付情報に基づいて、受付可能か否かを示す情報と、病院に来て欲しい時刻を示す来院受付時間と、診察の待ち時間の情報を受付状況の情報としてユーザ端末に提供する受付サーバを有する地域医療総合受付システムであって、
ネットワークに受付サーバと病院側の受付端末とが接続され、
受付サーバが、処理プログラムを記憶する記憶部と、処理プログラムを実行して処理を実現する制御部とを備え、
制御部で実行される機能実現手段として、特定地域の病院について受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の患者の情報と当該診察受付の順位を受付情報に登録すると共に、受付端末に受付情報を提供する受付情報登録手段と、
当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更すると共に当該変更された受付情報に基づいて受付状況の情報を更新する受付情報変更手段と、
ユーザ端末から診察受付が為された患者について受付状況の確認の処理が為されると、受付情報変更手段で更新された患者に関する受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段とを有することを特徴とする。
(受付端末での入力で受付情報の待ち時間が更新されるシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、患者に関する受付状況の情報には、ユーザ端末から診察受付が為されている家族メンバーの病院に来て欲しい時刻を示す来院受付時間と、診察の待ち時間の情報が含まれ、
受付サーバにおける受付情報変更手段が、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を、家族メンバーの待ち時間に反映させて受付状況の情報を変更することを特徴とする。
(診察終了を受付情報に反映させるシステム)
本発明は、上記地域医療総合受付システムにおいて、ネットワークには病院側の診察端末が接続され、
診察端末が、来院患者の診察終了の情報を受付サーバに送信し、
受付サーバにおける受付情報登録手段が、診察端末に受付情報を提供し、
受付情報変更手段が、診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更すると共に当該変更された受付情報に基づいて受付状況の情報を更新することを特徴とする。
(受付情報を提供して受付処理を行い、受付情報の更新を行う受付サーバのプログラム)
本発明は、ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付状況の確認を行う場合に、病院側の診察の受付情報に基づいて、受付可能か否かを示す情報と、病院に来て欲しい時刻を示す来院受付時間と、診察の待ち時間の情報を受付状況の情報としてユーザ端末に提供する地域医療総合受付システムにおける受付サーバのプログラムであって、
受付サーバを、
特定地域の病院について受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の患者の情報と当該診察受付の順位を受付情報に登録すると共に、ネットワークに接続する病院側の受付端末に受付情報を提供する受付情報登録手段と、
当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更すると共に当該変更された受付情報に基づいて受付状況の情報を更新する受付情報変更手段と、
ユーザ端末から診察受付が為された患者について受付状況の確認の処理が為されると、受付情報変更手段で更新された患者に関する受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段として機能させることを特徴とする。
(受付端末での入力で受付情報の待ち時間が更新される受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、患者に関する受付状況の情報には、ユーザ端末から診察受付が為されている家族メンバーの病院に来て欲しい時刻を示す来院受付時間と、診察の待ち時間の情報が含まれており、受付サーバにおける受付情報変更手段が、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を、家族メンバーの待ち時間に反映させて受付状況の情報を変更することを特徴とする。
(診察終了を受付情報に反映させる受付サーバのプログラム)
本発明は、上記プログラムにおいて、受付サーバにおける受付情報登録手段が、ネットワークに接続する病院側の診察端末に受付情報を提供し、
受付情報変更手段が、診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更すると共に当該変更された受付情報に基づいて受付状況の情報を更新することを特徴とする。
本発明によれば、受付サーバにおいて実行される機能実現手段として、特定地域の病院について受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、ユーザ端末から病院について診察受付が為されると、当該診察受付の患者の情報と当該診察受付の順位を受付情報に登録すると共に、受付端末に受付情報に基づいて更新した受付状況の情報を提供する受付情報登録手段と、当該病院における受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて受付情報を変更すると共に当該変更された受付情報に基づいて受付状況の情報を更新する受付情報変更手段と、ユーザ端末から受付状況の確認の処理が為されると、受付情報変更手段で更新された受付状況の情報をユーザ端末に提供する受付情報確認手段とを有する地域医療総合受付システムとしているので、ユーザ端末に受付状況、診察状況を反映させることができ、病院における患者の待ち時間を短くし、病院側の診察効率を向上させることができる効果がある。

Claims (16)

  1. ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況と診療状況を前記ユーザ端末に提供する受付サーバを有する地域医療総合受付システムであって、
    前記ネットワークに前記受付サーバと病院側の受付端末とが接続され、
    前記受付サーバは、処理プログラムを記憶する記憶部と、前記処理プログラムを実行して処理を実現する制御部とを備え、
    前記制御部で実行される機能実現手段として、前記特定地域の病院について受付状況を受付情報として前記ユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
    前記ユーザ端末から前記病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を前記受付情報に登録すると共に、前記受付端末に前記受付情報を提供する受付情報登録手段と、
    当該病院における前記受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて前記受付情報を変更する受付情報変更手段と、
    前記ユーザ端末から受付確認の処理が為されると、前記受付情報変更手段で変更された受付情報を前記ユーザ端末に提供する受付情報確認手段とを有することを特徴とする地域医療総合受付システム。
  2. 受付情報には、ユーザ端末から診察受付を行った患者の待ちの時間が含まれ、
    受付サーバにおける受付情報変更手段は、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を前記待ち時間に反映させて前記受付情報を変更することを特徴とする請求項1記載の地域医療総合受付システム。
  3. ネットワークには病院側の診察端末が接続され、
    前記診察端末は、来院患者の診察終了の情報を受付サーバに送信し、
    受付サーバにおける受付情報登録手段は、前記診察端末に受付情報を提供し、
    受付情報変更手段は、前記診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の地域医療総合受付システム。
  4. 受付サーバは、特定地域の複数の病院について診察に関する病院情報を記憶して管理しており、
    前記受付サーバの制御部で実行される機能実現手段として、
    ユーザ端末から症状情報と前記ユーザ端末の位置情報とを受信すると、前記病院情報と時刻情報に基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、前記位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報を前記ユーザ端末に提供するレコメンド手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の地域医療総合受付システム。
  5. 受付サーバは、診察受付が為された患者の履歴情報を記憶して管理しており、
    レコメンド手段は、前記患者の履歴情報を参考に推奨する病院を順位付けすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の地域医療総合受付システム。
  6. 受付サーバは、ユーザ端末から病院を推奨するための条件を記憶しており、
    レコメンド手段は、前記条件に基づいて推奨する病院を順位付けすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の地域医療総合受付システム。
  7. 受付サーバは、ユーザ端末の表示部に、病院検索方法を選択するよう促すメッセージを表示させ、病院検索方法が選択されると、受診する科を選択するよう促すメッセージを表示させ、前記選択された病院検索方法と受診科に従って病院検索の処理を行い、病院検索結果を前記ユーザ端末の表示部に表示させるものであり、
    前記選択を促すメッセージと前記ユーザ端末からの入力をチャット形式で前記ユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の地域医療総合受付システム。
  8. 受付サーバは、診察受付が為されると、受付票を発券してユーザ端末の表示部に表示させ、発券後も前記受付票が前面となるよう表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の地域医療総合受付システム。
  9. ユーザ端末からネットワークを介して特定地域の複数の病院について診察受付と受付確認を行う場合に、病院側の受付状況と診療状況を前記ユーザ端末に提供する地域医療総合受付システムにおける受付サーバのプログラムであって、
    前記受付サーバを、
    前記特定地域の病院について受付状況を受付情報として前記ユーザ端末に提供する受付情報提供手段と、
    前記ユーザ端末から前記病院について診察受付が為されると、当該診察受付の情報を前記受付情報に登録すると共に、前記ネットワークに接続する病院側の受付端末に前記受付情報を提供する受付情報登録手段と、
    当該病院における前記受付端末からの来院患者の情報を受信すると、当該来院患者の情報に基づいて前記受付情報を変更する受付情報変更手段と、
    前記ユーザ端末から受付確認の処理が為されると、前記受付情報変更手段で変更された受付情報を前記ユーザ端末に提供する受付情報確認手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 受付サーバにおける受付情報変更手段は、受付端末から来院した患者の症状の情報を受信すると、当該症状の情報に応じた診察時間を求め、当該診察時間を、ユーザ端末から診察受付を行った患者の待ち時間に反映させて受付情報を変更することを特徴とする請求項9記載のプログラム。
  11. 受付サーバにおける受付情報登録手段は、ネットワークに接続する病院側の診察端末に受付情報を提供し、
    受付情報変更手段は、前記診察端末から来院患者の診察終了の情報を受信すると、当該来院患者の診察終了の情報に基づいて受付情報を変更することを特徴とする請求項9又は10記載のプログラム。
  12. 受付サーバを、
    ユーザ端末から症状情報と前記ユーザ端末の位置情報とを受信すると、特定地域の複数の病院について診察に関する病院情報と時刻情報に基づいて当該症状情報に対応可能な病院を抽出し、前記位置情報を基に推奨する病院を順位付けし、当該病院の受付情報を前記ユーザ端末に提供するレコメンド手段として機能させることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか記載のプログラム。
  13. レコメンド手段は、診察受付が為された患者の履歴情報を参考に推奨する病院を順位付けすることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか記載のプログラム。
  14. レコメンド手段は、ユーザ端末から病院を推奨するための条件に基づいて推奨する病院を順位付けすることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか記載のプログラム。
  15. レコメンド手段は、ユーザ端末の表示部に、病院検索方法を選択するよう促すメッセージを表示させ、病院検索方法が選択されると、受診する科を選択するよう促すメッセージを表示させ、前記選択された病院検索方法と受診科に従って病院検索の処理を行い、病院検索結果を前記ユーザ端末の表示部に表示させるものであり、
    前記選択を促すメッセージと前記ユーザ端末からの入力をチャット形式で前記ユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか記載のプログラム。
  16. 受付情報確認手段は、診察の受付確認の処理が為されると、受付票を発券してユーザ端末の表示部に表示させ、
    前記受付情報確認手段及び受付情報変更手段は、発券後も前記受付票が前面となるよう前記ユーザ端末の表示部に表示させることを特徴とする請求項9乃至15のいずれか記載のプログラム。
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