JP2002073804A - 病院受付方法 - Google Patents

病院受付方法

Info

Publication number
JP2002073804A
JP2002073804A JP2000260942A JP2000260942A JP2002073804A JP 2002073804 A JP2002073804 A JP 2002073804A JP 2000260942 A JP2000260942 A JP 2000260942A JP 2000260942 A JP2000260942 A JP 2000260942A JP 2002073804 A JP2002073804 A JP 2002073804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hospital
patient
consultation
time
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000260942A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiko Yoshimura
礼子 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000260942A priority Critical patent/JP2002073804A/ja
Publication of JP2002073804A publication Critical patent/JP2002073804A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の病院受付方法では、「早く診察してもら
うためには、病院が始まる前に受付に並ぶ」、「受付を
してから診察までに時間がかかる」、「いつ診察しても
らえるかわからない」、「診察待ちの患者で待合室や駐
車場が混んでいる」などの問題があった。また、予め予
約ができたとしても、予約した当日の診察進捗状況を知
り得たり、診察進捗状況により診察開始時間が患者に通
知されることはなく、患者がリアルタイムの情報を取得
することができなかった。 【解決手段】サービスセンター1に設置した、サーバコ
ンピュータ4から接続可能な病院情報DB5、各病院情
報DB6、患者情報DB7を設け、利用者として登録し
ている病院又は患者からの接続により、リアルタイムの
情報を蓄積し、また提供することを可能とした。また、
患者からは診察予約時に診察希望時刻を受け付けること
により、サーバコンピュータ4が診察予約を受信したと
き、または一人の患者の診察が終了したとき、診察順序
を更新することで、より正確な予想診察開始時間を患者
に通知することを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などのネットワークを介して病院の予約を受付け、また
病院又は患者が所望する診察履歴、予約状況、病院情報
を提供する病院受付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院の診察を受けるためには、小
さな病院では病院の受付で診察券を預けてその順番に従
って診察を受ける方法が一般的である。大きな病院で
は、前もって予約時間を定める場合もある。その他、電
話での予約を行っている場合もあるが、基本的には、診
察当日に、病院への到着順を基準に受付の人によって診
察順序が決められ、診察が行われる。
【0003】診察順序はわかりづらい場合が多い。順序
が表示されていなかったり、表示されていても各患者が
病院で待機しているか、あるいはどれぐらい診察時間が
かかるかなどの情報はない。したがって、患者側はいつ
になるかわからない自分の診察を待合室で長時間待った
り、順番が来た時に席を外していて後に回されたりする
ことが多々ある。病院へ行くのは具合が悪い時であるこ
とがほとんどであるのにかかわらず、長時間待ったり、
何度も足を運んだりしなくてはいけないため、さらに体
調が悪くなる患者もいる。
【0004】また、病院側の情報は、たとえ担当医師の
休みなどの重要な情報でも、病院の受付に行って初めて
知りうるものが多い。病院に行ってなければ情報は入ら
ず、また、通院していない病院の情報は、足を運ぶか電
話するなどのアクションをとらなければ知り得ない。
【0005】図28は、例えば特開平10−14939
1に示された従来の病院予約方法を実現するためのシス
テム構成図である。図において、261は地域病院統括
センター、262はサーバコンピュータであり、263
はサーバコンピュータ102から接続される症状より病
名を推測するための症状・病名DB(DBとはデータベ
ースの略、以下同じ)、264は各病院の診察科目など
病院紹介が蓄積された病院データDB、265は病院ご
とに設置され各病院の予約管理を行う予約状況DB、2
66は専用電話機であり、267は専用電話機266に
差込み病院予約を行うICカードである。
【0006】このような従来の病院予約方法では、IC
カード267を所有した患者が専用電話機266が設置
されている場所に赴き、ICカード267を専用電話機
266に差し込む。それにより、自分の症状を地域病院
統括センター261に送信することで、地域病院統括セ
ンター261が最寄りの病院を判断し、予約状況DB2
65に予約を格納するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の病院受付は、
「早く診察してもらうためには病院が始まる前に受付に
並ぶ」、「受付をしてから診察までに時間がかかる」、
「いつ診察してもらえるかわからない」、「診察待ちの
患者で待合室や駐車場が混んでいる」、ということがあ
った。その結果、患者は受付と診察のために2回病院へ
行く必要があったり、待ち時間が長くて余計に具合が悪
くなったり、違う病気にかかってしまうという危険性も
あった。更に、病院に訪れて初めて担当医師が休みなど
の情報を知るという問題もある。また 病院側は、受付
のために並ぶ患者のために朝早くから病院を開けたり、
患者の待ち時間を考慮して待合室や駐車場を工夫しなく
てはならない、という問題点があった。
【0008】更に、特開平10−149391に示され
た従来の病院予約方法では、専用電話機266及びIC
カード267が必要であり、予約はできるものの、予約
した当日の診察進捗状況を知り得たり、診察進捗状況に
より診察開始時間が患者に通知されたりすることはなか
った。
【0009】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、患者が病院へ行く回数と病院
での待ち時間など診察や治療以外に費やす時間を最小限
にし、また病院からの情報取得は最大限にすることを目
的とする。また、病院にとっては、診察待ちの患者を少
なくすることにより、診察中の患者への注力を最大限に
行え、他の病院と情報を相互に取得することができるこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る病院受付
方法は、利用者である病院又は患者が有する端末と接続
されているサーバと、このサーバに接続されている上記
病院の診察状況を蓄積する病院情報データベース及び上
記患者の診察記録を蓄積する患者情報データベースとを
有するサービスセンターにおいて、上記病院又は患者か
ら送信された利用者IDとパスワードにより利用者を認
証し認証できたときは上記利用者IDを保持するステッ
プ、診察受付及び診察終了の都度上記病院から送信され
る診察進捗状況により上記病院情報データベースを更新
するステップ、上記患者から診察予約及び診察希望時刻
を受付け、上記病院情報データベース及び上記利用者I
Dに該当する上記患者情報データベースを参照し、上記
患者の予想診察開始時刻を計算することにより診察順序
を確定し、上記病院には上記診察順序を通知し、又上記
患者には上記予想診察開始時刻を通知するステップから
なるものである。
【0011】また、利用者である病院又は患者が有する
端末と接続されているサーバと、このサーバに接続され
ている上記病院の診察状況を蓄積する病院情報データベ
ース及び上記患者の診察記録を蓄積する患者情報データ
ベースとを有するサービスセンターにおいて、上記病院
又は患者から送信された利用者IDとパスワードにより
利用者を認証し認証できたときは上記利用者IDを保持
するステップ、診察受付及び診察終了の都度上記病院か
ら送信される診察進捗状況により上記病院情報データベ
ースを更新するステップ、上記患者から診察予約及び診
察希望時刻を受付け、上記病院情報データベース及び上
記利用者IDに該当する上記患者情報データベースを参
照し、上記患者の第1の予想診察開始時刻を計算するこ
とにより診察順序を確定し、上記病院には上記診察順序
を通知し、又上記患者には上記第1の予想診察開始時刻
を通知するステップ、診察終了の都度上記病院から送信
される診察進捗状況による上記病院情報データベースの
更新に基づき診察時間が近づいた上記患者に第2の予想
診察開始時刻を通知するステップからなるものである。
【0012】さらに、利用者である病院又は患者が有す
る端末と接続されているサーバと、このサーバに接続さ
れている上記病院の診察状況を蓄積する病院情報データ
ベース及び上記患者の診察記録を蓄積する患者情報デー
タベースとを有するサービスセンターにおいて、上記病
院又は患者から送信された利用者IDとパスワードによ
り利用者を認証し認証できたときは上記利用者IDを保
持するステップ、診察受付及び診察終了の都度上記病院
から送信される診察進捗状況により上記病院情報データ
ベースを更新するステップ、上記患者から診察予約及び
診察希望時刻を受付け、上記病院情報データベース及び
上記利用者IDに該当する上記患者情報データベースを
参照し、上記患者の第1の予想診察開始時刻を計算する
ことにより診察順序を確定し、上記病院には上記診察順
序を通知し、又上記患者には上記第1の予想診察開始時
刻を通知するステップ、診察開始前に上記位置情報が変
更になった患者から上記位置情報変更を受付け上記診察
順序を再計算し、上記病院には第2の診察順序を通知
し、又上記患者には第2の予想診察開始時刻を通知する
ステップからなるものである。
【0013】さらにまた、上記患者から診察予約及び診
察希望時刻を受付け、上記病院情報データベース及び上
記利用者IDに該当する上記患者情報データベースを参
照し、上記患者の第1の予想診察開始時刻を計算するこ
とにより診察順序を確定し、上記病院には上記診察順序
を通知し、又上記患者には上記第1の予想診察開始時刻
を通知するステップの後、特定の患者に関する通知をこ
の患者の位置情報を調べることによりこの患者が位置す
る最寄りの病院へ通知することを特徴とするものであ
る。
【0014】また、上記病院又は患者からの問合わせに
対して上記病院情報データベース又は上記患者情報デー
タベースから該当のデータを読み出すことにより上記病
院又は患者が所望する診察履歴、予約状況、病院情報を
提供することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1である病院受付方法を実現するためのシス
テム構成図である。1はサービスセンター、2はサービ
スセンター1の利用者である病院、3はサービスセンタ
ー1の利用者である患者である。4はサービスセンター
1にあるサーバコンピュータ、5は全ての病院2の情
報、すなわち、病院名、診察科目、医師名、場所、電話
番号、診察時間などの情報が蓄積されている病院情報D
Bである。6は病院2毎の当日の診察に関する情報、す
なわち、今日の担当医師、予約状況、診察進捗状況、診
察した病名、症状が蓄積されている各病院情報DBであ
る。7は患者3の情報、すなわち、患者3の氏名、電話
番号、住所、年齢、家族構成や病院2での治療履歴、症
状より病院2で受けた診察結果が蓄積されている患者情
報DBである。8は利用者である病院2及び患者3を認
証するための利用者情報DBであり、利用者ID及び対
応するパスワードが格納されている。
【0016】9は病院2の受付用端末、10は病院2の
患者用端末、11は患者用端末であり、パソコン、電
話、携帯電話、FAXなどが該当する。病院2の受付用
端末9及び病院2の患者用端末10、患者用端末11
は、サーバコンピュータ4とインターネット又は公衆回
線網にて接続されている。
【0017】図2は、病院2の受付用端末9及び病院2
の患者用端末10、患者用端末11からサービスセンタ
ー1に接続したときに表示されるログイン画面21であ
る。利用者として予め登録されている病院又は患者は、
利用者ID入力エリア22及びパスワード入力エリア2
3に定められた利用者IDとパスワードを入力し、「O
K」ボタン24を押下する。サーバコンピュータ4で
は、送信された利用者IDとパスワードを利用者情報D
B8に蓄積されている利用者情報である利用者IDとパ
スワードとを比較することにより、利用者を認証できた
ときは、その利用者IDを保持する。
【0018】また、病院又は患者が新規に利用するとき
は、「新規登録」ボタン25を押下し、利用者として登
録する。そのときに、病院であるか患者であるかに応じ
て、病院情報DB5又は患者情報DB7に蓄積するため
の情報入力をサーバコンピュータ4から促し、入力され
た情報は病院情報DB5又は患者情報DB7に蓄積す
る。また、利用者として登録するために、サーバコンピ
ュータ4から利用者IDとパスワードを利用者に提供
し、その情報を利用者情報DB8に蓄積する。病院情報
DB5、患者情報DB7と利用者情報DB8は、それぞ
れ利用者IDを有し、それにより関連付けられる。
【0019】利用者を認証した後、利用者に応じて、病
院であるときは図3に示した病院用受付画面31を表示
し、患者であるときは図6に示した患者用受付画面61
を表示する。
【0020】まず利用者が病院であるときの処理の流れ
を説明する。病院用受付画面31には、今日の診察順序
を表示する「受付情報」ボタン32、患者の診察履歴を
表示する「患者情報」ボタン33、各病院における診察
情報を表示する「診察情報」ボタン34が存在する。
【0021】「受付情報」ボタン32を押下すると、図
4に示した今日の診察順序を表示する診察順序表示画面
41を表示する。後述するが、この診察順序表示画面4
1で表示した順番は、患者から診察予約を受け付けると
きに、同時に診察希望時刻も受付け、この診察希望時刻
と予約の順序、診察進捗状況により確定した診察順序で
ある。各レコードは、診察順序、患者の利用者ID、患
者の名前、新規であるか経過であるかを示す診察状況、
患者が予約時に入力した患者の自覚症状及び医師に伝え
たいこと、質問したいことである備考で構成されてい
る。
【0022】また、図3において「患者情報」ボタン3
3を押下すると、図5で示した患者毎の診察履歴表示画
面51を表示する。この診察履歴表示画面51は、図4
で示した診察順序表示画面41の該当患者のデータをク
リックすることなどにより表示することも可能である。
【0023】該当患者の前回の診察履歴52により、前
回の診察日時、症状、処方した薬を確認することができ
る。また前々回の診察履歴を確認したいときは「記録参
照」ボタン54を押下すると、今までの診察履歴を順番
に表示、確認することができる。また、該当患者の診察
終了後は、今日の診察履歴を入力する入力エリア53
に、担当医師が診察結果を入力し、「決定」ボタン55
を押下することにより、今日の診察履歴が患者情報DB
7と病院情報DB5に蓄積される。病院情報DB5に
は、患者の診察履歴より診察した病名、症状が抜き出さ
れて蓄積される。また、「戻る」ボタン56を押下する
と、前の画面に戻る。
【0024】さらに、図3において「診察情報」ボタン
34を押下すると、図8で示した該当病院の診察情報で
ある診察情報画面81が表示される。診察情報画面81
の詳細な説明は後述する。
【0025】次に、利用者が患者であるときの処理の流
れを説明する。図6に示す患者用受付画面61には、登
録されている病院の詳細情報を表示する「病院詳細情
報」ボタン62、病院毎の診察情報を表示する「病院診
察情報」ボタン63、患者の診察履歴を表示する「個人
情報」ボタン64が存在する。
【0026】図6の「病院詳細情報」ボタン62を押下
すると、図7に示したサーバコンピュータ4に登録され
ている病院リスト一覧71を診察科目ごとに表示され
る。更に、詳細情報を知りたい病院や予約をしたい病院
があるときは、病院名72をクリックすることなどによ
り図8で示した該当病院の診察情報である診察情報画面
81を表示する。
【0027】また、図6の「病院診察情報」ボタン63
を押下すると、図8で示した該当病院の診察情報である
診察情報画面81を表示され、図6の「個人情報」ボタ
ン64を押下すると、図5で示した患者毎の診察履歴表
示画面51が表示される。なお、患者から接続されてい
るときは、保持している利用者IDに基づき患者個人の
診察履歴のみ表示するようにし、他の患者の診察履歴は
表示しないように制御する。また、本人の診察情報であ
っても、担当医師が診察終了時に、「本人参照可能」と
したときのみ参照可能とする。さらに、「決定」ボタン
55は担当医師が診察結果を入力し、患者情報DB7と
病院情報DB5に情報を蓄積するためのボタンであるた
め、患者からの接続であるときは押下できないように制
御する。
【0028】図8に示した診察情報画面81の詳細につ
いて説明する。診察情報画面81は、病院及び患者が見
ることができ、該当病院の診察科目、医師紹介、診察時
間や電話番号、該当病院までの行き方、駐車場状況、地
図などが確認できる。
【0029】今日の状況を表示する「本日の状況」ボタ
ン82、最近の状況を表示する「最近の状況」ボタン8
3、今後の状況を表示する「今後」ボタン84、病院か
らのお知らせを表示する「お知らせ」ボタン85、該当
の病院に診察予約を行う「予約」ボタン86、一度行っ
た予約を変更する「予約変更」ボタン87が存在する。
【0030】「本日の状況」ボタン82を押下すると、
図9に示す本日の状況画面91が表示される。担当医師
や予約人数グラフ92、現在の治療終了人数グラフ93
などの診察進捗状況が示されている。また、駐車場の空
き台数が表示されている。さらに、「流行っている病気
リスト」94は、該当病院で最近治療が頻繁に行われた
病気の情報、「よくある症状リスト」95は、最近診察
した患者の自覚症状の中で多かった自覚症状が示されて
いる。この画面により、患者は担当医師を確認し、診察
進捗状況をリアルタイムで把握することができる。
【0031】次に、図8における「最近の状況」ボタン
83を押下すると、図10に示す最近の状況画面101
が表示される。図9で表示されていた「流行っている病
気リスト」94と「よくある症状リスト」95が表示さ
れている。「曜日混雑グラフ」102は、過去一週間の
患者の人数を曜日毎にグラフで表示している。「時刻混
雑グラフ」103は、過去一週間の患者の人数を時刻毎
にグラフで表示している。「流行っている病気リスト」
94をクリックすると、図13に示す病気紹介画面13
1を表示する。「病気詳細エリア」132では、病気の
詳細など一般的な説明が記述されている。「当院患者の
症状エリア」133では、該当病院で病気と診察した患
者の自覚症状のリストが表示されている。
【0032】図14は、症状と病名紹介画面141であ
る。症状から判断される病名や注意事項などが記述され
ている。「よくある症状リスト」95の症状をクリック
すると表示される。
【0033】患者は、「流行っている病気リスト」94
から、最近の流行病を知ることができる。また、病気の
詳細を知りたいときは、その病名をクリックすれば図1
4に示した症状と病名紹介画面141により詳細を知る
ことが可能である。また、症状から自分の病名を知りた
い場合には、「よくある症状リスト」95で自分と同じ
症状があるか探し、あったときはそこをクリックして症
状と病名紹介画面141を表示し、症状から考えられる
病名を知ることができる。これは、病院に行く予定がな
い人でもサーバコンピュータ4に接続して情報を取得す
ることによって、治療が必要であることを知ったり、逆
に病院に行かなくても病名を推測したり、注意事項を知
ることが可能となる。
【0034】図10における「曜日混雑グラフ」102
は、たとえば休診日の次の日はいつも以上に混雑するな
どの傾向がわかるため、特に急を要しない場合には、患
者が混雑していない日を選択して、病院に行くことが可
能になる。図10における「時刻混雑グラフ」103も
同様に、受付開始直後は混雑するがしばらくすると混雑
も緩和されるなどの傾向を読み取って、来院時間を変更
することが可能となる。
【0035】さらに、図8における「今後」ボタン84
を押下すると、図11に示す今後の状況画面111が表
示される。地域での流行病情報や時期を考慮した注意事
項など病院から一般患者に通知するお知らせが表示され
る。
【0036】また、図8における「お知らせ」ボタン8
5を押下すると、図12に示す該当病院からのお知らせ
画面121が表示される。休診や担当医師の変更など、
病院からのお知らせが表示される。
【0037】次に、図8における「予約」ボタン86及
び「予約変更」ボタン87を押下すると、図15に示し
た予約受付画面151が表示される。
【0038】予約受付画面151が表示されたとき、診
察番号エリア152と氏名エリア153には、サーバコ
ンピュータ4で保持されている利用者IDから患者情報
DB7を参照することにより利用者ID及び患者名が表
示され、患者は変更できないようにしている。患者情報
DB7を参照することにより該当病院への診察が初めて
であると判断されたときは、初診チェックエリア154
にチェックが入っている。診察日時エリア155は、今
現在の日時が既定値で表示されていて、必要に応じて変
更することができる。診察内容エリア156は、前から
の治療であれば継続、まだ治療を受けてない場合には新
規を患者がチェックする。症状エリア157は、患者が
あてはまる自覚症状をチェックする。その他入力エリア
158に、症状エリア157に該当しない症状や医師に
伝えたいこと、質問したいことなどを記述しておくと、
医師が診察時に直接確認することができる。予約内容を
入力したら「予約」ボタン160を押下する。その後、
図16に示す予約確認画面161が表示される。「戻
る」ボタン161は、前の画面に戻る場合に押下する。
図16は、予約確認画面161である。サーバコンピュ
ータ4から送信された、予約確認画面161を表示した
時点で予約したときの予測診察時刻162と待ち時間1
63が表示される。また、診察状況グラフ164は、棒
グラフによって予約人数と診察終了人数、予約していな
いときには、棒グラフの最後に、仮の予約状況が表示さ
れる。また一度予約したときは、自分の予約状況が表示
されている。予約指定時刻エリア165には、予約確認
画面161を表示した時点で予約したときの一番早く開
始される予測診察時刻が、既定値で表示されている。こ
の時刻でよければ「OK」ボタン166を押下して予約
情報をサーバコンピュータ4へ送信する。予約を行わな
いときは、「キャンセル」ボタン167を押して前の画
面に戻ることができる。
【0039】診察状況グラフ164には診察終了状況1
68、診察待ち状況169、患者の予約状況170が表
示されている。
【0040】患者は予約確認画面161に表示されてい
る予想診察時刻162や待ち時間163、そして診察状
況グラフ164から予約をいつ行うか選択することがで
きる。予約指定時刻エリア165に表示された時刻でよ
ければ、「OK」ボタン166を押す。それより後の時
刻を指定したい場合には、予約指定エリア171をチェ
ックした後、予約指定時刻エリア165に希望の時刻を
入力するか、あるいは、診察状況グラフ164の患者の
予約状況170をマウスでドラッグして希望の時刻に置
く。このとき位置に応じた時刻をガイダンスとして表示
する。希望時刻を設定したら「OK」ボタン166を押
す。このように、病院での診察進捗状況を把握した上
で、診察希望時刻も簡単に指定して予約を行うことが可
能である。
【0041】図8において「予約変更」ボタン87を押
下したときも同様の処理であるが、図15に示した予約
受付画面151及び図16に示した予約確認画面161
には予約したときの情報が表示され、その表示を確認し
ながら変更内容を修正すればよい。
【0042】次に、患者から診察予約と診察希望時刻を
受け付けた後、この診察希望時刻と予約の順序、診察進
捗状況により診察順序を確定する方法を説明する。
【0043】図17は、患者情報テーブル181で、患
者情報DB7に蓄積されている情報の一部である。患者
情報テーブル181には、利用者ID、パスワード、ま
た診察や治療に関するデータが含まれている。
【0044】図18は、診察順序一覧テーブル191
で、該当病院における本日の診察順序を示すテーブルで
病院情報DB6の一部である。192は診察を受ける順
番を示す番号、193は受け付けの順番を示す番号、1
94は受け付けを行った患者それぞれの予測診察時間、
195は予測待ち時間である。予測診察時間194は、
図17に示した患者情報テーブル181にある診察平均
時間182と診察種別183、そして病院情報DB6に
ある診察平均時間と診察種別をもとにサーバコンピュー
タ4によって確定された時間である。たとえば、患者情
報テーブル181の診察種別183が「継続」であれ
ば、診察平均時間182が図18に示した予想診察時間
194になる。また、診察種別183が「新規」であれ
ば病院情報DB6に格納されている診察種別が新規の時
の診察平均時間とする。
【0045】図19は、受付テーブル200である。該
当病院で診察予約を行った患者順に受付番号201、診
察希望時刻があるときは、診察希望時刻202に格納さ
れ、診察進捗状況を示す診察状況203は、最初「未」
と入力される。診察が終了したときは、診察状況203
が「終了」に更新される。
【0046】診察希望時刻とは、図16に示した予約確
認画面161の予約指定エリア171がチェックされて
いるときに、予約指定時刻エリア165に入力された時
刻である。予約指定エリア171がチェックされている
かどうか判別し、チェックされていれば、予約指定時刻
エリア165の時間を診察希望時刻202に格納する。
【0047】図20は、時刻指定テーブル204であ
る。図19における受付テーブル200に格納された診
察予約の中で診察希望時刻202を指定した予約は、こ
の時刻指定テーブル204に取出される。205は時刻
指定の順番、201は時刻指定を行った患者の受付番
号、202は診察希望時刻を示す。
【0048】なお、図19及び図20のレコード追加
は、新規の診察予約をサーバコンピュータ4で受信した
ときに、行われる。
【0049】図21は、患者が予約処理を行った時のサ
ーバコンピュータ4における予約受付処理を示すフロー
チャートである。患者が図15に示す予約受付画面15
1及び図16に示す予約確認画面161に入力した内容
より図17に示す患者情報テーブル181に値がセット
される。
【0050】ステップS1において、患者が予約を行っ
たとき、受付番号に、現在受け付けている受付総数に1
を加算した数が設定される。受付総数は、図19に示し
た受付テーブル200の総レコード数になる。ステップ
S2において、患者が入力した図15の診察内容156
が患者情報テーブル181の診察種別183に設定さ
れ、ステップS3において、診察種別が新規かどうか判
別し、新規のときはステップS4において予想診察時間
185に病院情報DB6に格納されている病院の平均新
規診察時間が設定される。ステップS5において、診察
種別が経過かどうか判別し、経過のときは予想診察時間
185に患者の診察平均時間182が設定される。次
に、ステップS7において症状エリア157に入力した
症状及びその他の入力エリア158に入力した質問など
が症状情報184が設定される。
【0051】次に、ステップS8において、受付テーブ
ル200と時刻指定テーブル204を作成する。予約確
認画面161の予約指定エリア171にチェックがされ
ているかどうか確認し、チェックがされていれば、受付
テーブル200の希望時刻202に予約確認画面161
の予約指定時刻エリア165に入力された時刻を希望時
刻202に格納すると共に、そのレコード全体を時刻指
定テーブル204に格納する。また、患者情報テーブル
181の時刻指定185の値をTrueとする。
【0052】上記ステップで患者情報テーブル181に
設定した値をもとに、ステップS9において診察順序決
定処理をサーバコンピュータ4にて実行する。詳細は、
図22に示すフローチャートにて説明する。ステップS
10において、受付総数に受付番号を設定して受付処理
を終了する。
【0053】図22は、サーバコンピュータ4で行われ
る診察順序決定処理を示すフローチャートである。
【0054】ステップS21において、図19の受付テ
ーブル200の受付番号201を処理するIに初期値
1、図18の診察順序一覧テーブル191の診察順序1
92に初期値1、予想待ち時間195の初期値0、時間
指定テーブル204の時間指定の順番205を指し示す
Kに初期値1を設定する。ステップS22で受付番号2
01の診察状況203を確認し、診察が終了しているか
どうかチェックを行う。
【0055】ステップ22において診察が終了している
ことが確認できたら、ステップS23で受付番号201
に次の受付番号をセットして、またステップS22へ戻
る。診察が未であれば、ステップS24において時刻指
定テーブル204を参照し、その受付番号より前の受付
番号の患者で時刻指定をしている患者がいるかを調べる
ために、現在の受付番号Iと時刻指定テーブル204の
受付番号201とを比較する。受付番号201の方が若
ければ、ステップS25において現在の待ち時間を示す
診察順序テーブル191の予想待ち時間195と時間指
定テーブル204の希望時刻202を比較する。希望時
刻202が現在の時刻に予想待ち時間195を加算した
範囲であれば、S26に処理が移り、時刻指定テーブル
204に格納されていた診察予約を診察順序一覧テーブ
ル191の次のレコードにセットする。受付番号193
には、時間指定テーブル204の受付番号201を格納
し、また予想待ち時間195にその予約の予測診察時間
194を加算して予想待ち時間195を更新する。
【0056】ステップS27において、時刻指定テーブ
ル204にまだレコードがあるかどうかチェックをし
て、あればステップS24へ戻り、なければステップS
28へ進む。
【0057】ステップS28において、時刻指定テーブ
ル204の時刻指定の順番205を示すKの初期値を1
に戻す。次に受付番号がIの人についてチェックを行
う。ステップS29で現在の時刻に予想待ち時間195
を加算した時間と希望時刻202とを比較する。希望時
刻202の方が遅いようであれば、ステップS33へ進
む。ステップS29で希望時刻202が現在の時刻に予
想待ち時間195を加算した範囲であるとき、あるいは
希望時刻を指定していないときは、ステップS31へ進
んで診察予約を診察順序一覧テーブル191の次のレコ
ードにセットする。受付番号193には、Iが指し示す
受付番号201を格納し、また予想待ち時間195にそ
の予約の予測診察時間194を加算して予想待ち時間1
95を更新する。
【0058】ステップS32で診察順序一覧テーブル1
91の受付番号193にIをセットする。ステップS3
3で、受付番号193をインクリメントし、ステップS
34でIと受付テーブル200に格納されているレコー
ドの受付総数との比較を行い、Iは受付総数を超えてい
れば終了し、超えてなければステップS22へ戻って次
のレコードの処理を行う。
【0059】このように、図21、図22に示したフロ
ーチャートにより、図4に示した診察順序表示画面41
の順番が確定する。診察順序表示画面41を確認するこ
とにより病院側は診察順序を確認することができ、また
診察順序表示画面41の順番が確定した時点で図18に
示した診察順序一覧テーブル191を参照することによ
り、患者に予想診察開始時刻を通知することができる。
【0060】なお、この図21及び図22に記述した一
連の処理は、新規の診察予約をサーバコンピュータ4で
受信したとき、または一人の患者の診察が終了したと
き、行われる。
【0061】以上のように、病院情報DB5と患者情報
DB7によりサーバコンピュータ4はリアルタイムの診
察情報を病院と患者に送信している。患者は、予約状
況、診察状況など、病院の受付で知りうる情報と同等の
情報を病院外部から取得できるため、その情報を考慮し
た上で診察希望時刻指定をして予約を行うことができ
る。サーバコンピュータ4は患者の診察希望時刻指定も
考慮した診察順序を決定し、この情報を病院やその他の
患者へリアルタイムで送信することができる。そのた
め、患者は予約を行った後、病院の診察状況に変化があ
った場合の情報も取得できる。 実施の形態2.本実施の形態におけるシステム構成図
は、実施の形態1で示した図1と同様である。
【0062】図23は、予約決定画面210である。実
施の形態1で示した図16における予約確認画面161
において、「OK」ボタン166を押して予約手続きを
行ったとき、実施の形態1で示した一連の処理により図
18に示した診察順序一覧テーブル191の順番が確定
する。その確定した順番から第1の予想診察開始時刻で
ある予測診察開始時刻211、及び「病院からのメッセ
ージ」212が表示される。「病院からのメッセージ」
212とは、たとえば月初めの診察であれば「保険証を
持ってきてください」であったり、治療や診察に必要な
ものがあれば、「それを忘れずにもってきてくださ
い」、などのメッセージである。
【0063】診察通知指定エリア213では、診察が近
づいてきたときに第2の予想診察開始時刻の通知を受け
取るかどうかを指定する。通知を受け取るとしたとき
は、診察の何分前に通知を入れるかを診察通知時間エリ
ア214に入力する。通知方法は、通知方法選択エリア
215において、電話、FAX、メールから選択して番
号やアドレスを入力することにより指定できる。入力が
終わったら「OK」ボタン216を押下すると、その情
報がサーバコンピュータ4へ送信される。
【0064】この第2の予想診察開始時刻とは、診察通
知時間エリア214に入力された時間に基づき、サーバ
コンピュータ4が図18に示した診察順序一覧テーブル
191を参照し患者に通知する、第1の予想診察開始時
刻より正確になった予想診察開始時刻のことを言う。診
察順序一覧テーブル191の予想診察時間194を該当
の患者のレコードまで合算した時間から通知時間エリア
214に入力された時間を差し引いた時刻になったら、
診察順序一覧テーブル191の予想診察時間194を該
当の患者のレコードまで合算した時間を第2の予想診察
開始時刻として患者に通知する。
【0065】予約時刻など変更がある場合には、図23
の「予約変更」ボタン217を押す。そのときは、再度
図15に示した予約受付画面151を表示する。予約を
しないときや前の画面に戻るときには、「キャンセル」
ボタン218を押す。図24は、診察開始が近づいた患
者に、診察時間の通知を行うときに表示する診察通知画
面220である。第2の予想診察開始時刻から指定した
診察通知時間を差し引いた時刻になると、通知方法選択
エリア215で選択した患者の端末に表示される。ま
た、病院からのメッセージも再度表示される。
【0066】たとえば、ある患者が、予約確認時に、診
察時間の通知チェックを行い、診察通知時間エリア21
4に10(分)を入力し、通知方法はメールとし、携帯
電話のメールアドレスを記述しておく。患者には、予約
時に第1の予想診察開始時刻が通知されているが、実際
の診察は予測通りに行くとも限らない。前の受付番号で
予約をしていた人がまだ訪れていなかったり、予測診察
時間を大幅に上回る診察をする患者が続いた場合には、
実際の診察開始時刻は、第1の予想診察開始時刻より変
更されている。そのような状況は、サーバコンピュータ
4にてリアルタイムに更新しているため、患者の予想診
察開始時刻の10分前にサーバコンピュータ4より患者
に対して第2の予想診察開始時刻が通知される。このよ
うに、診察進捗状況を反映した第2の予想診察開始時刻
を受け取ることにより、患者は、行動がとりやすくな
る。 実施の形態3.本実施の形態におけるシステム構成図
は、実施の形態1で示した図1と同様である。
【0067】図25は、予約患者情報画面230であ
り、診察状況の詳細を知ることができる画面である。こ
の画面は、例えば実施の形態1で示した図8において診
察情報画面81に「予約確認」ボタンを設置し、このボ
タンを押下することにより表示されるものとする。診察
状況詳細画面230には診察状況グラフ231が表示さ
れている。このグラフ上で自分のエリアを示す部分(一
例として斜線部分)をクリックすると、自分の予約情報
が予約患者情報エリア232に表示される。ここには診
察番号、氏名の他、待ち時間などの情報が表示されてい
る。そして、患者が今「病院で待機」しているか「外出
中」か、「到着予定」にあるかどうかの位置情報も表示
されている。たとえば、病院で受け付けをした場合に
は、最初から「待機」にしておく。患者用端末11で予
約をした後病院へ到着した場合には、病院に設置された
患者用端末10を用いて予約患者情報画面230にある
「待機」ボタン233を押すことにより待機中であると
いう情報をサーバコンピュータ4へ送信する。待機中で
あったが、外出をする場合や予約時間に到着が遅れる場
合には、「延期」ボタン234を押下することにより、
待機していないことをサーバコンピュータ4へ送信す
る。この際、何分で戻ってくるかわかっているときに
は、延期時間エリア235に何分かを入力してから「延
期」ボタン234を押す。この延期は、診察希望時刻指
定をした診察予約と同じ扱いを受け、図17に示す患者
情報テーブル181の時刻指定185の値がTrueに
なり、診察開始希望時刻188に、延期時間エリア23
5の値を加算した時刻がセットされる。図22で示した
診察順序決定処理が行われる時には、これらの値を考慮
されて行われる。このように、患者の位置情報を取得す
ることにより、診察の進行状況をさらに確実に把握する
ことができる。 実施の形態4.本実施の形態におけるシステム構成図
は、実施の形態1で示した図1と同様である。
【0068】図26は、「病院からのお知らせ通知画
面」240である。前もって予約を受け付けていた患者
に対して連絡が必要な場合に、病院は、連絡内容と予約
日をサーバコンピュータ4に送ることによって、サーバ
コンピュータ4がその日の予約患者など対象となる患者
を探し出し、対象の患者宛てにお知らせ通知を送る。こ
のときの画面が「病院からのお知らせ通知画面」240
である。この機能により、病院側は、サーバコンピュー
タ4へ連絡内容と予約日を送信すればよく、かつ連絡を
送り忘れる心配がいなくなる。たとえば患者の携帯電話
に連絡が行けば、患者が家を離れていても連絡がとれる
ようになる。このように簡単にそしてリアルタイムで患
者と連絡がとれることにより、従来実現できなかった病
院から特定の患者への連絡が行えるようになり、また患
者は直前でも担当医師変更などの情報を取得することが
できる。 実施の形態5.本実施の形態におけるシステム構成図
は、実施の形態1で示した図1と同様である。
【0069】図27は病院の患者用端末10に表示され
る病院用情報一覧画面250である。この病院用情報一
覧画面250には、特定の患者へのメッセージが表示さ
れる。このメッセージを詳細に示したのが、患者へのメ
ッセージ例251である。例えばある患者に対して病院
Aの診察が近づいてきたことを通知する場合に、サーバ
コンピュータ4が患者の位置情報を用いて患者が病院A
にいることを認識すると、病院Aの病院用情報一覧画面
250に特定の患者への通知メッセージを表示する。こ
のようにしてメッセージを取得できると、患者は、例え
ば患者用端末11として携帯電話を選択し、その電源を
切っていた場合にも、病院の患者用端末10で通知を受
け取ることが可能になる。
【0070】例えば、患者は、病院Aと病院Bを予約し
ていたとき、病院Aの診察進捗状況に応じて病院Bへ先
へ行くか、病院Bの診察予約の延期を通知することが可
能になる。また、違う病院間だけでなく、同じ病院の違
う診察科目を複数予約していたときにも、有効となる。
【0071】また、診察通知以外に、病院に行っている
患者に対して家族からの連絡も可能になる。たとえば、
ある患者に連絡を取りたい家族が、患者が所有する携帯
電話の電源が切られていて連絡ができない場合には、サ
ーバコンピュータ4へ連絡情報を送信するとサーバコン
ピュータ4によって患者の位置を確認し、例えば病院A
にいることが確認できたら、その連絡情報を病院Aの患
者用端末10に送信して連絡をつけることが可能とな
る。このように、患者の位置情報は一つの病院における
診察状況の判断となるだけでなく、他の登録病院からも
利用できる。複数の病院、あるいは複数の診察科目へ通
わなくては行けない場合にも、この病院受付システムに
登録してある病院であれば、相互の情報も簡単に把握で
きるため、通院の予定も立てやすい。また、携帯電話を
使えない病院内においても連絡を受け取ることが可能に
なる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、患
者が病院に行く回数と病院でも待ち時間など診察や治療
以外に費やす時間を最小限にし、また病院からの随時必
要な情報を取得することができる。
【0073】また、病院にとっても、診察待ちの患者を
少なくすることにより、診察中の患者への注力を最大限
に行え、他の病院と情報を相互に取得することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1〜実施の形態5における病院受付
方法を実現するためのシステム構成図である。
【図2】実施の形態1〜実施の形態5におけて受付用端
末9及び患者用端末10、患者用端末11からサービス
センター1に接続したときに表示される「ログイン画
面」21である。
【図3】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「病院用受付画面」31である。
【図4】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「診察順序表示画面」41である。
【図5】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る患者毎の「診察履歴表示画面」51である。
【図6】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「患者用受付画面」61である。
【図7】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「病院リスト一覧」71である。
【図8】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「診察情報画面」81である。
【図9】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示され
る「本日の状況画面」91である。
【図10】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「最近の状況画面」101である。
【図11】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「今後の状況画面」101である。
【図12】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「病院からのお知らせ画面」121である。
【図13】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「病院紹介画面」131である。
【図14】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「症状と病名紹介画面」141である。
【図15】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「予約受付画面」151である。
【図16】実施の形態1〜実施の形態5におけて表示さ
れる「予約確認画面」161である。
【図17】実施の形態1〜実施の形態5におけて用いら
れる患者情報テーブル181である。
【図18】実施の形態1〜実施の形態5におけて用いら
れる診察順序一覧テーブル191である。
【図19】実施の形態1〜実施の形態5におけて用いら
れる受付テーブル200である。
【図20】実施の形態1〜実施の形態5におけて用いら
れる時間指定テーブル200である。
【図21】実施の形態1〜実施の形態5におけて患者が
予約処理を行ったときのサーバコンピュータ4における
予約受付処理を示すフローチャートである。
【図22】実施の形態1〜実施の形態5におけてサーバ
コンピュータ4で行われる診察順序決定処理を示すフロ
ーチャートである。
【図23】実施の形態2におけて表示される「予約決定
画面」210である。
【図24】実施の形態2におけて診察開始が近づいた患
者に、診察時間の通知を行うときに表示する「診察通知
画面」220である。
【図25】実施の形態3におけて表示される「予約患者
情報画面」230である。
【図26】実施の形態4におけて表示される「予約患者
情報画面」230である。
【図27】実施の形態5におけて患者用端末10に表示
される「病院用情報一覧画面」250である。
【図28】従来の病院受付システムを示したシステム構
成図である。
【符号の説明】
1 サービスセンター 4 サーバ(サーバコンピュータ) 5 病院情報データベース(病院情報DB) 6 病院情報データベース(各病院情報DB) 7 患者情報データベース(患者情報DB) 9 端末(病院の受付用端末) 10 端末(病院の患者用端末) 11 端末(患者用端末)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者である病院又は患者が有する端末と
    接続されているサーバと、このサーバに接続されている
    上記病院の診察状況を蓄積する病院情報データベース及
    び上記患者の診察記録を蓄積する患者情報データベース
    とを有するサービスセンターにおいて、上記病院又は患
    者から送信された利用者IDとパスワードにより利用者
    を認証し認証できたときは上記利用者IDを保持するス
    テップ、診察受付及び診察終了の都度上記病院から送信
    される診察進捗状況により上記病院情報データベースを
    更新するステップ、上記患者から診察予約及び診察希望
    時刻を受付け、上記病院情報データベース及び上記利用
    者IDに該当する上記患者情報データベースを参照し、
    上記患者の予想診察開始時刻を計算することにより診察
    順序を確定し、上記病院には上記診察順序を通知し、又
    上記患者には上記予想診察開始時刻を通知するステッ
    プ、からなる病院受付方法。
  2. 【請求項2】利用者である病院又は患者が有する端末と
    接続されているサーバと、このサーバに接続されている
    上記病院の診察状況を蓄積する病院情報データベース及
    び上記患者の診察記録を蓄積する患者情報データベース
    とを有するサービスセンターにおいて、上記病院又は患
    者から送信された利用者IDとパスワードにより利用者
    を認証し認証できたときは上記利用者IDを保持するス
    テップ、診察受付及び診察終了の都度上記病院から送信
    される診察進捗状況により上記病院情報データベースを
    更新するステップ、上記患者から診察予約及び診察希望
    時刻を受付け、上記病院情報データベース及び上記利用
    者IDに該当する上記患者情報データベースを参照し、
    上記患者の第1の予想診察開始時刻を計算することによ
    り診察順序を確定し、上記病院には上記診察順序を通知
    し、又上記患者には上記第1の予想診察開始時刻を通知
    するステップ、診察終了の都度上記病院から送信される
    診察進捗状況による上記病院情報データベースの更新に
    基づき診察時間が近づいた上記患者に第2の予想診察開
    始時刻を通知するステップからなる病院受付方法。
  3. 【請求項3】利用者である病院又は患者が有する端末と
    接続されているサーバと、このサーバに接続されている
    上記病院の診察状況を蓄積する病院情報データベース及
    び上記患者の診察記録を蓄積する患者情報データベース
    とを有するサービスセンターにおいて、上記病院又は患
    者から送信された利用者IDとパスワードにより利用者
    を認証し認証できたときは上記利用者IDを保持するス
    テップ、診察受付及び診察終了の都度上記病院から送信
    される診察進捗状況により上記病院情報データベースを
    更新するステップ、上記患者から診察予約及び診察希望
    時刻を受付け、上記病院情報データベース及び上記利用
    者IDに該当する上記患者情報データベースを参照し、
    上記患者の第1の予想診察開始時刻を計算することによ
    り診察順序を確定し、上記病院には上記診察順序を通知
    し、又上記患者には上記第1の予想診察開始時刻を通知
    するステップ、診察開始前に上記位置情報が変更になっ
    た患者から上記位置情報変更を受付け上記診察順序を再
    計算し、上記病院には第2の診察順序を通知し、又上記
    患者には第2の予想診察開始時刻を通知するステップか
    らなる病院受付方法。
  4. 【請求項4】上記患者から診察予約及び診察希望時刻を
    受付け、上記病院情報データベース及び上記利用者ID
    に該当する上記患者情報データベースを参照し、上記患
    者の第1の予想診察開始時刻を計算することにより診察
    順序を確定し、上記病院には上記診察順序を通知し、又
    上記患者には上記第1の予想診察開始時刻を通知するス
    テップの後、特定の患者に関する通知をこの患者の位置
    情報を調べることによりこの患者が位置する最寄りの病
    院へ通知することを特徴とする請求項3記載の病院受付
    方法。
  5. 【請求項5】上記病院又は患者からの問合わせに対して
    上記病院情報データベース又は上記患者情報データベー
    スから該当のデータを読み出すことにより上記病院又は
    患者が所望する診察履歴、予約状況、病院情報を提供す
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4記載の病院受付
    方法。
JP2000260942A 2000-08-30 2000-08-30 病院受付方法 Pending JP2002073804A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260942A JP2002073804A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 病院受付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000260942A JP2002073804A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 病院受付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073804A true JP2002073804A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18748875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000260942A Pending JP2002073804A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 病院受付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002073804A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228175A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toshiba Tec Corp 店舗管理装置
JP2005339046A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Sanyo Electric Co Ltd ランドリーシステム
JP2008217389A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fujitsu Ltd 診察待ち時間予測プログラム、記録媒体、装置及び方法
JP2010286957A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The サービス順序予測方法及びサービス順序予測装置
JP2011039674A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Toraiakkusu:Kk 医療データベースセンターシステム
JP2011170552A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Nec Communication Systems Ltd 待ち時間通知サーバ、待ち時間通知システム、待ち時間通知方法および待ち時間通知プログラム
KR101538481B1 (ko) * 2013-08-29 2015-07-22 서울대학교병원 스마트 진료 시스템 및 그 방법
JP2016219016A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 メディア株式会社 歯科予約装置、及び同システム並びに同プログラム、記憶媒体
JP2018010682A (ja) * 2016-03-30 2018-01-18 株式会社ゼンアーキテクツ 地域医療総合受付システム及びそのプログラム
JP2018085073A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 富士通フロンテック株式会社 案内システム
JP6347874B1 (ja) * 2017-07-26 2018-06-27 株式会社リクルートホールディングス 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
WO2019044818A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 岡田 浩一 情報端末装置、方法、プログラム、情報処理システムおよび細胞観察キット
WO2019130494A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 株式会社オプティム コンピュータシステム、アラート方法及びプログラム
JP2020080106A (ja) * 2018-11-14 2020-05-28 ラジエンスウエア株式会社 コミュニケーション支援ロボット
JP2021026529A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 サイオス株式会社 医療機関支援システム及び医療機関支援サーバ

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228175A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Toshiba Tec Corp 店舗管理装置
JP2005339046A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Sanyo Electric Co Ltd ランドリーシステム
JP2008217389A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fujitsu Ltd 診察待ち時間予測プログラム、記録媒体、装置及び方法
JP2010286957A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The サービス順序予測方法及びサービス順序予測装置
JP2011039674A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Toraiakkusu:Kk 医療データベースセンターシステム
JP2011170552A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Nec Communication Systems Ltd 待ち時間通知サーバ、待ち時間通知システム、待ち時間通知方法および待ち時間通知プログラム
KR101538481B1 (ko) * 2013-08-29 2015-07-22 서울대학교병원 스마트 진료 시스템 및 그 방법
JP2016219016A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 メディア株式会社 歯科予約装置、及び同システム並びに同プログラム、記憶媒体
JP2018010682A (ja) * 2016-03-30 2018-01-18 株式会社ゼンアーキテクツ 地域医療総合受付システム及びそのプログラム
JP2018085073A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 富士通フロンテック株式会社 案内システム
JP6347874B1 (ja) * 2017-07-26 2018-06-27 株式会社リクルートホールディングス 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
JP2019028531A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 株式会社リクルートホールディングス 順番管理システム、順番管理装置、およびプログラム
WO2019044818A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 岡田 浩一 情報端末装置、方法、プログラム、情報処理システムおよび細胞観察キット
WO2019130494A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 株式会社オプティム コンピュータシステム、アラート方法及びプログラム
JPWO2019130494A1 (ja) * 2017-12-27 2020-11-19 株式会社オプティム コンピュータシステム、アラート方法及びプログラム
JP7138399B2 (ja) 2017-12-27 2022-09-16 株式会社オプティム コンピュータシステム、アラート方法及びプログラム
JP2020080106A (ja) * 2018-11-14 2020-05-28 ラジエンスウエア株式会社 コミュニケーション支援ロボット
JP2021026529A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 サイオス株式会社 医療機関支援システム及び医療機関支援サーバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8165900B2 (en) Patient check-in/scheduling kiosk
JP3493847B2 (ja) 広域医療情報システム
JP2002073804A (ja) 病院受付方法
JP6886181B2 (ja) 地域医療総合受付システム及びそのプログラム
JP6693856B2 (ja) 医療機関マッチングシステム
JP2007323482A (ja) 情報処理装置及び移動案内提供方法並びにプログラム
CN108831545A (zh) 社区诊疗预约服务系统
JP2001060230A (ja) 検査日時自動決定機能組み込み検査予約システム及び検査予約方法
JPH11338916A (ja) 病院予約受付システム
CN114649087B (zh) 资源预约方法、资源预约系统、电子设备和存储装置
JP6819979B1 (ja) 医療看護提供方法、システムおよびプログラム
KR100811311B1 (ko) 병의원 진료예약 및 방문예약 시스템
JP2004029896A (ja) 再診患者の医療検診管理装置及び方法
JP2003141249A (ja) 通信による診察申込システム
WO2001090978A1 (fr) Systeme d'information medicale, procede correspondant, procede de reception d'information d'hopital, base de donnees d'information medicale, et terminal de patient pour la reception d'information d'hopital
JPH03285441A (ja) 病院等における予約システム
JPH0785144A (ja) 診察予約管理装置
JP2006318174A (ja) 退院調整支援システム
JP2001282922A (ja) 患者医療情報の交換方法及び端末
JP2003296449A (ja) 予約自動斡旋装置
JP6718004B1 (ja) 医療機関支援システム及び医療機関支援サーバ
JP2002334152A (ja) 予約管理システム、方法及びプログラム
JP2002351979A (ja) 予約システム
JP2003303238A (ja) 病院選択支援サービス提供システム
JP2003345905A (ja) 医療支援方法