JP2003296449A - 予約自動斡旋装置 - Google Patents

予約自動斡旋装置

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JP2003296449A
JP2003296449A JP2002095630A JP2002095630A JP2003296449A JP 2003296449 A JP2003296449 A JP 2003296449A JP 2002095630 A JP2002095630 A JP 2002095630A JP 2002095630 A JP2002095630 A JP 2002095630A JP 2003296449 A JP2003296449 A JP 2003296449A
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JP2002095630A
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Masatoshi Morita
正俊 森田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、予約自動斡旋装置に関し、予約
の空き日時を検索して特定の予約者に予約を斡旋するこ
とにより、空き日時の減少による業務の効率化を図るこ
とを課題とする。 【解決手段】 少なくとも予約者と予約日時とを含む予
約情報を記憶した記憶部と、前記予約情報を検索し予約
がとられていない空き日時を抽出する予約空き状況検索
部と、所定の条件を満たす特定の予約者に、前記空き日
時を含む斡旋情報を送信して新たな予約を受ける予約斡
旋部とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予約自動斡旋装
置に関し、特に、病院等における診察業務の効率化およ
び予約斡旋や予約日時通知が可能な予約自動斡旋装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院においても、診察の合理化、
患者の待ち時間の縮小化等の観点から、予約台帳やパソ
コン等を用いた予約システムが用いられている。この予
約システムでは、患者の希望日時を聞いて、その日時に
空きがあればその患者の予約をとるという患者の都合を
基準とした方法で行われている。また、診察の予約は、
患者からの電話や来院時に行うのが通常であり、患者の
希望に基づいて予約スケジュールを組んでいるにすぎ
ず、病気の治癒の有無については考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、患者から
の予約のみによりスケジュールを組んでいるので、予約
の空きがある場合は医師の空き時間が発生し、病院経営
面から見れば、無駄が発生している。また、一旦予約を
とっていたが連絡なく来院しなかった患者については、
何ら病院側から確認連絡をすることもなく放置している
のが現状であり、病院側にとっては不測の空き時間が生
じ、患者側に対しても病気の治癒が徹底できないという
問題がある。
【0004】さらに、まだ病気が完治しておらず治療が
必要であるにもかかわらず諸般の事情から来院を中断し
ている患者についても、病院側から特に来院の問合わせ
をしていないのが現状である。このような場合に、病院
側からまだ治療が必要と思われる患者に対して来院をう
ながすことができれば、病気の早期治療、あるいは完治
をすることが可能な場合もある。
【0005】そこで、この発明は以上のような事情を考
慮してなされたものであり、病院側から患者に対して積
極的に予約の斡旋をすることにより、診察の空き時間の
減少と、患者の病気の治癒を徹底することを可能とする
予約自動斡旋装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
予約者と予約日時とを含む予約情報を記憶した記憶部
と、前記予約情報を検索し予約がとられていない空き日
時を抽出する予約空き状況検索部と、所定の条件を満た
す特定の予約者に、前記空き日時を含む斡旋情報を送信
して新たな予約を受ける予約斡旋部とを備えたことを特
徴とする予約自動斡旋装置を提供するものである。これ
によれば、予約者に新たな予約を斡旋することにより、
予約の空き時間を減少させ、業務の無駄時間を減らすこ
とができる。
【0007】また、この発明は、前記記憶部が、医師勤
務スケジュール、前記予約者の来院有無情報、予約者の
病気の治癒情報、予約者に与えられた薬の投薬日数を記
憶し、前記病気の治癒情報から病気が治癒しているかど
うかを判断する病気治癒判断部と、前記投薬日数から投
薬された薬がすでに切れているかどうかを判断する投薬
有無判断部と、前記来院有無情報から予約者が来院した
かどうかを判断する来院監視部とをさらに備え、前記予
約斡旋部が、前記予約空き状況検索部が抽出した空き日
時のうち、医師勤務スケジュールの医師の出勤日時の範
囲に含まれる空き日時を、斡旋情報に含ませて、前記病
気治癒判断部が治癒していないと判断し、かつ前記投薬
有無判断部が薬が切れていると判断した予約者、あるい
は前記病気治癒判断部が治癒していないと判断し、かつ
前記来院監視部が来院していないと判断した予約者に、
送信することを特徴とする予約自動斡旋装置を提供する
ものである。これによれば、予約の空き時間を埋めるこ
とができるので、医師の空き時間を減少させ、病院経営
の業務効率化と、患者の予約取りの促進と病気の早期治
癒を図り、病院本来の目的である病気の治癒を徹底でき
る。
【0008】また、前記予約斡旋部が、対話型電子メー
ルを用いて前記斡旋情報を前記特定の予約者に送信し、
予約者から返信される予約回答情報を受信して予約を受
け付けるようにしてもよい。これによれば、容易にわか
りやすい手順で予約をとることができる。さらに、前記
記憶部に記憶された予約日時と現在日とを比較し、前記
予約日時が現在日から所定日数後にまで近づいた場合
に、予約日時が近づいた旨を、その予約日時を予約した
予約者に通知する予約日時通知部をさらに備えるように
してもよい。これによれば、予約者の予約日の忘却を軽
減できる。また、前記来院監視部が来院しなかったと判
断した予約者の予約忘却回数を算出し、前記予約忘却回
数が所定回数を越えた予約者に対する所定の勧告メッセ
ージを作成する勧告文作成部をさらに備えてもよい。こ
れによれば、病気の治癒を徹底できる。
【0009】また、この発明は、予約者と予約日時を含
む予約情報を参照して予約の空き日時を検索する検索処
理と、検索された予約の空き日時がある場合に、所定の
条件を満たす特定の予約者を抽出する抽出処理と、抽出
された患者が所有する端末に接続する接続処理と、接続
後所定の対話手順に基づいて、前記予約の空き日時を端
末を所有する患者に通知し、新たな予約を斡旋する予約
斡旋処理とからなることを特徴とする予約自動斡旋装置
の斡旋方法を提供するものである。
【0010】さらに、前記抽出処理は、記憶部に記憶さ
れた予約者の病気の治癒情報からまだ治癒していない患
者を選択し、記憶部に記憶された予約者に与えられた薬
の投薬日数から投薬がすでに切れている患者を選択し、
記憶部に記憶された予約者の来院有無情報から予約した
のに来院しなかった患者を選択し、選択された患者のう
ち、まだ治癒しておらずかつすでに薬が切れている特定
の患者、あるいはまだ治癒しておらずかつ来院しなかっ
た特定の患者を抽出する処理を含むようにしてもよい。
【0011】また、この発明は、予約者と予約日時を含
む予約情報を参照して予約の空き日時を検索する検索機
能と、検索された予約の空き日時がある場合に、所定の
条件を満たす特定の予約者を抽出する抽出機能と、抽出
された患者が所有する端末に接続する接続機能と、接続
後所定の対話手順に基づいて、前記予約の空き日時を端
末を所有する患者に通知し、新たな予約を斡旋する予約
斡旋機能を、コンピュータに実現させるためのプログラ
ムを提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明における予約自動斡旋装
置は、予約を必要とする店舗、病院等に設置されるが、
その他予約を管理、斡旋することを業務とする会社等で
も利用できる。予約を必要とする店舗とは、たとえば、
美容院、理容院、スポーツクラブ、スイミングスクー
ル、パソコンや英会話等の講習スクールなどがある。以
下の実施例では、病院での予約斡旋を一例として説明す
るが、上記のような店舗にも利用可能である。
【0013】予約情報とは、予約者である患者が、次回
に病院に来院する日時を記憶した情報であり、通常は、
患者が来院したときに病院の担当者に次回の来院希望日
を口頭で伝えることにより、担当者が記録する。空き日
時とは、予約がとられていない日時であり、病院の開院
時間で担当医師の来院している時間の範囲内から抽出さ
れる。
【0014】また、所定の条件を満たす特定の予約者に
対して予約の斡旋をするのは、予約をとっているすべて
の予約者を対象として予約斡旋をしたとすると、もう予
約をとる必要のない者もあり効率が悪いからである。こ
こで、所定の条件とは、店舗の業務内容、予約者の種類
等により異なり、あらゆる予約者に共通な同一の条件を
設定することは困難である。特定の予約者とはおそらく
近い将来に予約をすることが予想される者、来院又は来
店する必要性が残っている者、予約をとっていたにもか
かわらず無断で来院又は来店しなかった者などが該当す
る。
【0015】また、予約斡旋部は、新たな予約を受ける
ために、単に斡旋日を一方的に予約者に通知するのでは
なく、予約者と直接対話し、必要な質問、回答を送受信
する機能を有することが好ましい。
【0016】この発明において、予約空き状況検索部、
予約斡旋部、病気治癒判断部、投薬有無判断部、来院監
視部、予約日時通知部、勧告文作成部は、CPU、RO
M、RAM、I/Oコントローラなどからなるマイクロ
コンピュータと、これらの各機能ブロックの機能をマイ
クロコンピュータを用いて実現させるためのプログラム
とから構成される。以下の実施例では、病気治癒判断部
は、病気情報管理部に相当し、勧告文作成部は出力部に
相当する。
【0017】以下、図面に示す実施の形態に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。図1に、この発明の予約自動斡旋
装置の一実施例の構成ブロック図を示す。この発明で
は、患者からの要求により診察予約をとることに加え
て、予約の空き時間等がある場合に、病院に設置される
予約自動斡旋装置から積極的に患者に対して予約を斡旋
することを特徴とする。この発明の予約斡旋処理を実現
する構成は、主として予約自動斡旋装置30と、医師側
端末10と、患者側端末20とからなる。予約自動斡旋
装置30と医師側端末10との間、予約自動斡旋装置3
0と患者側端末20との間は、通信回線で接続される。
【0018】医師側端末10は、一般的なパソコンを用
いることができ、通常病院内に設置されているので、予
約自動斡旋装置30とはいわゆるLANにより接続され
ることが好ましい。ただし、医師側端末10としてはノ
ートパソコンなどの携帯型の端末を用いてもよく、この
場合には無線LANや電話回線、ISDN等の通信回線
を介して、予約自動斡旋装置30と接続してもよい。患
者側端末20は、一般的なパソコン、携帯電話、PDA
等の携帯型端末等を用いることができ、予約自動斡旋装
置30とは、電話回線、ISDN等の通信回線(ネット
ワーク)を介して接続される。
【0019】後述するように、患者側端末20に予約斡
旋情報が電子情報として通知されるので、患者側端末2
0はデータ通信機能、電子メール送受信機能を有するこ
とが好ましいが、予約自動斡旋装置30に音声情報によ
る対話が可能な機能を備えれば、患者側端末20として
通常の電話機、FAXを利用することもできる。また、
当然ながら、医師側端末10、患者側端末20のどちら
も、情報を表示又は印刷するための出力機能、データを
入力するための入力機能を有することが好ましい。
【0020】予約自動斡旋装置30は、CPU、RO
M、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなる
マイクロコンピュータと、表示装置、印刷装置などの周
辺装置により構成され、主として図1に示したような機
能ブロックに分割できる。
【0021】図1において、予約自動斡旋装置30の各
機能ブロック31〜40は、CPUなどのハードウェア
と、特定の処理を行うようにハードウェアを機能させる
プログラムとによって実現される。プログラムは、RO
M、RAMなどの半導体メモリ、ハードディスク、CD
−ROM等の記憶媒体に格納されるか、またはネットワ
ークを介して所定の通信方式により遠隔地のサーバから
ダウンロードすることにより提供されるようにしてもよ
い。情報テーブル50は、図2に示したような情報であ
り、これらはハードディスクのような読み書き可能な記
憶装置に格納される。
【0022】図2に、この発明の情報テーブルの一実施
例の説明図を示す。医師勤務スケジュールテーブル51
は、勤務する医師の出勤予定日、出勤時間等を記憶した
ものであり、たとえば、日付51−1、医師コード51
−2、医師名51−3、診療科コード51−4、診療科
名51−5、勤務時間51−6からなる。
【0023】予約情報テーブル52は、患者ごとの予約
状況を記憶したものであり、たとえば、患者番号52−
1、患者氏名52−2、予約科コード52−3、予約科
名52−4、予約日52−5、予約時間52−6、来院
有無52−7からなる。ここで「来院有無52−7」
は、実際に患者が来院したか否かの結果を記憶したもの
であり、後述するように斡旋する患者を選択する際の判
断基準として用いられる。
【0024】病気情報テーブル53は、患者ごとの病気
内容に関する情報を記憶したものであり、たとえば、患
者番号53−1、患者氏名53−2、病名コード53−
3、病名53−4、病名開始日53−5、治癒日付53
−6からなる。ここで病名開始日53−5とは、患者が
その病気であると医師が判断した日を意味し、治癒日付
53−6とは、病気が治ったと医師が判断した日を意味
する。この治癒日付53−6は、斡旋する患者を選択す
るための判断基準として用いられる。
【0025】投薬情報テーブル54は、患者ごとに現在
与えられている薬に関する情報を記憶したものであり、
たとえば患者番号54−1、患者氏名54−2、投薬コ
ード54−3、投薬名称54−4、投薬開始日54−
5、投薬日数54−6からなる。ここで投薬開始日54
−5と投薬日数54−6とは、患者の手元に薬がなくな
っている可能性があるか否かの判断基準として用いられ
る。
【0026】対話情報テーブル55は、患者との対話形
式のやりとりに用いる質問文とこれに関する情報とを記
憶したものであり、たとえば、対話コード55−1、対
話内容(質問文)55−2、次コード55−6としての
YES回答時の対話コード55−3、NO回答時の対話
コード55−4、数字回答時の対話コード55−5から
なる。ここで、対話内容55−2は、患者側端末20に
転送され、患者側端末20の表示部に表示されるもので
ある。
【0027】病気テーブル56は、病気の名称とその病
気に関する情報とを記憶したものであり、たとえば病名
コード56−1、病名56−2、コメント56−3から
なる。ここで、コメント56−3は、患者に注意を喚起
するダイレクトメールを郵送するときなどに用いられる
情報であり、病気を放置した場合に起こりうる悪影響等
が記載されたものである。
【0028】患者テーブル57は、患者ごとの個人情報
を記憶したものであり、たとえば、患者番号57−1、
患者氏名57−2、郵便番号57−3、住所57−4、
電話番号57−5、電子メールアドレス57−6からな
る。ここで、患者氏名等の情報は、患者あてのダイレク
トメールのあて先として用いられる。
【0029】図1において、医師勤務スケジュール管理
部31は、医師の出勤日時を管理する機能ブロックであ
り、入力部41または医師側端末10から転送されてき
たスケジュール情報を受信し、医師勤務スケジュールテ
ーブル51に記憶するものである。また、単に受信する
だけでなく、入力されたスケジュール情報が適切か否か
を判断する機能を有してもよい。予約情報管理部32
は、予約情報テーブル52に記憶される情報を管理する
機能ブロックであり、他の機能ブロックから与えられた
情報をもとに予約情報テーブル52に対して新規登録又
は更新処理をし、他の機能ブロックまたは医師側端末1
0に予約情報テーブル52の情報を与えるものである。
【0030】予約空き状況検索部33は、他の機能ブロ
ックからの検索要求に対して、予約情報テーブル52を
参照し、予約の空きがあればその空き情報を与え、空き
がなければ空きがないことを通知する機能ブロックであ
る。病気情報管理部34は、病気情報テーブル53を管
理する機能ブロックであり、入力部41または医師側端
末10から入力された患者ごとの病気に関する情報を記
憶したり、他の機能ブロックからの要求に応じて病気情
報テーブル53に記憶された情報を与えるものである。
また、この記憶情報をもとに、病気が治癒したか否かの
判断を行う部分である。
【0031】投薬有無判断部35は、投薬情報テーブル
54を管理する機能ブロックであり、入力部41または
医師側端末10から入力された患者ごとに与える薬に関
する情報を記憶したり、他の機能ブロックからの要求に
応じて投薬情報テーブル54に記憶された情報を与える
ものである。来院監視部36は、予約していた患者が予
定どうりに来院したか否かを監視する機能ブロックであ
り、現在の日時と、予約情報テーブル52の予約日52
−5、予約時間52−6とを比較し、さらに来院有無5
2−7の内容を確認することにより実際の来院有無を判
断する。来院有無52−7の内容は、通常入力部41か
らの入力により変更される。
【0032】予約斡旋部37は、所定の判断基準を満た
す患者を抽出して予約斡旋処理を実行する機能ブロック
であり、定期的にまたは入力部41からの起動指示入力
があるごとに起動される。定期的とは、たとえば毎日あ
るいは毎週、所定の時刻に1回自動的に起動される場合
や、一定時間ごとに自動的に起動される場合を意味す
る。
【0033】斡旋するための判断基準としては、種々の
ものが考えられるが、たとえば次のものが用いられる。 (A)予約に空きがあるか否か?(予約情報テーブル5
2) (B)病気が治癒していない患者がいるか?(病気情報
テーブル53) (C)投与した薬がなくなっていないか?(投薬情報テ
ーブル54) (D)来院しなかった患者がいるか?(予約情報テーブ
ル52)
【0034】各判断基準について、かっこ内に記載した
テーブルを参照することにより判断が実行できる。ま
た、斡旋の判断としては、たとえば、判断基準(A)か
つ(B)かつ(C)が満たされた場合、または(A)か
つ(B)かつ(D)が満たされた場合に、斡旋する患者
をリストアップし斡旋処理を実行するようにする。
【0035】また、予約斡旋処理としては、電話、FA
X、電子メール、ダイレクトメール、郵送など種々のも
のが考えられるが、患者がパソコンや携帯電話のように
データ通信可能な端末を持っている場合には、迅速性等
の観点から電子メールを用いて予約の斡旋をするのが好
ましい。予約斡旋処理の具体的内容としては、来院する
ことをうながす所定の事項を記載した電子メールを該当
する患者に送信する処理や、対話型メール機能(チャッ
ト機能)を用いてリアルタイムの対話形式により新たな
予約をとる処理が考えられる。この新たな予約をとる処
理については後述する。
【0036】予約日時通知部38は、予約日時が近づい
てきた場合に、電子メール等を用いて、予約日時が近づ
いてきた旨を患者に通知する機能ブロックである。予約
日にどれくらい近づいたときに通知するかは、このシス
テム運用者の考え方により異なる。予め通知日を計算す
るための「所定日数」をRAM等に設定しておき、現在
の日付にこの「所定日数」を加算した日付を求め、この
日付と予約日とを比較すればよい。そして、今日現在の
日付に所定日数を加算した日と予約日とが一致したとき
に、今日現在、予約日数が近づいてきたことを知らせる
旨の電子メールを送信するようにすればよい。
【0037】出力部39は、予約忘却患者リスト45や
勧告メッセージなど必要な情報を作成し、また視覚的に
出力する機能ブロックであり、たとえばCRT、LC
D、ELなどの表示装置や、印刷装置を用いることがで
きる。通信部40は、医師側端末10および患者側端末
20とデータ通信をするための機能ブロックであり、所
定の通信規格、通信プロトコルに基づいて、接続処理や
データの送受信を行うものである。
【0038】通信部40には種々の通信機能を備えたも
のが考えられるが、前記したようにたとえば医師側端末
10と予約自動斡旋装置30とが同一構内に設置される
場合には、LANを介した通信機能を有することが好ま
しく、患者側端末20がパソコンや携帯端末の場合には
一般加入電話回線やISDN回線、無線通信回線などの
公衆ネットワークを介した通信機能を有することが好ま
しい。入力部41は、各情報テーブル50の情報や各種
処理の指示を入力するための機能ブロックであり、キー
ボード、専用キー、マウス、タッチパネル、ペンなどの
各種入力機器を用いることができる。
【0039】次に、この発明の予約斡旋処理の詳細内容
について一実施例をもとに説明する。図10に、この発
明の予約斡旋処理の一実施例のフローチャートを示す。
また、この実施例で用いる各種情報テーブルの具体例を
図3から図9に示す。図3は医師勤務スケジュールテー
ブル51の具体例、図4は予約情報テーブル52の具体
例、図5は病気情報テーブル53の具体例、図6は投薬
情報テーブル54の具体例、図7は対話情報テーブル5
5の具体例、図8は病名テーブル56の具体例、図9は
患者テーブル57の具体例を示したものである。この予
約斡旋処理は、予約自動斡旋装置30の利用者たとえば
予約管理担当者が所定の入力操作を行うことにより開始
される。ただし前記したように毎日1回所定の時刻に定
期的に起動するように設定しておいてもよい。
【0040】図10において、まず、予約の空き時間の
有無を検索する(ステップS1)。ここで、予約の空き
時間を検索する対象日は、現在の日時から所定の設定日
数だけ経過した日付までの日とする。設定日数は、たと
えば3日、7日あるいは30日というように、利用者に
より設定可能としておくことが好ましい。あるいは、予
約斡旋処理の起動時に利用者が予約の空き時間を検索す
る期間または日を指定するようにしてもよい。
【0041】ステップS1の検索処理は、予約空き状況
検索部33が、予約情報テーブル52の内容と、医師勤
務スケジュールテーブル51とを参照することにより行
う。予約情報テーブル52に登録された予約日52−
5、予約時間52−6の範囲はすでに予約があるので、
ここに登録されていない日時が予約の空き時間の候補と
なり、さらに、この候補時間のうち医師の出勤時間と合
致する時間が予約の空き時間として選ばれる。このよう
な条件に合致する時間がない場合には、「空き時間な
し」と判断される。
【0042】図3と図4を用いて、具体的に説明する
と、まず図3の医師勤務スケジュールテーブル51の
「日付51−1」、「診療科コード51−4」および
「勤務時間1〜4(51−6)」を参照し、各日付、各
科ごとに診療可能時間を集計する。次に、この集計した
内容と、図4の予約情報テーブル52の「予約日52−
5」、「予約科コード52−3」、「予約時間52−
6」とを照合し、医師が勤務している時間の範囲内で、
予約がされていない時間を抽出する。この抽出された時
間が、予約の空き時間となる。
【0043】次に、上記検索の結果、ステップS2にお
いて、予約に空きがない場合は、処理を終了し、予約に
空き時間がある場合は、ステップS3へ進む。予約の空
き時間が複数ある場合は、その空き時間をリストアップ
し、RAM等に一時保管しておく。また、その空き時間
のリストを出力部39に表示してもよい。
【0044】次に、予約の空き時間を埋めるために、ス
テップ3以降の処理で斡旋する患者を探す。ステップS
3において、病気情報管理部34が、現在まだ病気が治
癒していない患者を検索する。ここで、病気情報テーブ
ル53の治癒日付53−6が参照される。治癒日付53
−6において、まだ治癒していない場合には、デフォル
ト値として「9999.99.99」が設定されてお
り、治癒している場合には入力部41または医師側端末
10から治癒日(たとえば2001、08.20)が入
力される。すなわち、治癒日付53−6の内容が、「9
999.99.99」であればその患者はまだ治癒して
いないと判断される。
【0045】ステップS4において、治癒していない患
者がいない場合は、処理を終了し、治癒していない患者
がいる場合はステップS5へ進む。治癒していない患者
がいる場合は、リストアップされてRAMに一時保管さ
れ、順次ステップS5以下の処理が実行される。ステッ
プS5において、治癒していない患者に与えられた薬が
切れていないか判断する。ここで薬が切れているか否か
は、投薬情報テーブル54の投薬開始日54−5と投薬
日数54−6が参照されて判断される。現在の日付が、
投薬開始日54−5に投薬日数54−6を加算した日付
と同一かすでに経過している場合、患者の手元には薬が
なくなっていると判断する。薬が切れていると判断され
た患者がいる場合は、リストアップされてRAMに一時
保管される。
【0046】ステップS6において、薬がすでに切れて
いると判断されたときは、ステップS9へ進み、まだ切
れていないと判断されたときはステップS7へ進む。ス
テップS7において、来院監視部36が、予約を行って
おきながら予約した時間に来院しなかった患者を検索す
る。ここで、予約情報テーブル52が参照される。
【0047】予約情報テーブル52において、予約が登
録されたときには予約日52−5と予約時間52−6が
設定されており、来院有無52−7には何も入力されて
いない。来院有無52−7は、入力部41からの入力に
より、現実に来院があった場合は「有」が入力され、来
院がなかった場合には「無」が入力される。
【0048】ただし、入力忘れ等により入力されなかっ
た場合もあるので、現在の日付と予約日52−5とを比
較し、現在の日付が予約日52−5をすでに経過してお
り、かつ来院有無が入力されていない場合も、来院がな
かったものと判断する。このように来院がなかったもの
と判断した場合は、来院有無52−7を自動的に「無」
に設定してもよい。
【0049】ステップS8において、来院有無52−7
を検索して「無」の患者を見つけた場合、あるいは、上
記のように来院がなかったものと判断した場合は、ステ
ップS9へ進み、その他の場合は処理を終了する。予約
をしておきながら来院していない患者がいる場合は、リ
ストアップし、RAMに一時保管しておく。
【0050】ステップS9において、予約斡旋部37
が、ステップS6で薬が切れていると判断された患者、
およびステップS8で来院していないと判断された患者
を1人選び、その患者に対して、来院予約の斡旋処理を
行う。斡旋処理では、患者との対話による質問形式でオ
ンライン予約等の処理を行う。質問内容の編集は、図7
に示した対話情報テーブル55に予め登録された対話内
容の中から必要なものを選択して行われる。ただし、患
者の種類によって選択される内容は異なる。
【0051】たとえば、薬が切れている患者と、薬は切
れていないが来院しなかった患者とは、その質問内容が
異なる。図7に示した例において、薬が切れている患者
に斡旋を行う場合は、対話コード001の対話内容が選
択される。また、この対話コード001に関連して、患
者の答えによって次に質問する内容が異なるので、次コ
ード55−6として3つの選択枝が関係づけられてい
る。
【0052】すなわち、患者の答えがYES回答時55
−3には次の質問内容として対話コード003が選択さ
れ、NO回答時55−4には対話コード002が選択さ
れ、数字回答時55−5には対話コード004が選択さ
れる。このような編集処理の後、予約斡旋部37は、選
択された患者の患者側端末20に接続する処理をする。
ここで接続後に対話型電子メール機能によりデータ通信
を行う場合、患者テーブル57に記憶されている患者の
電話番号57−5あるいはメールアドレス57−6を参
照して接続動作をする。
【0053】患者側端末20で患者が応答すると、予約
自動斡旋装置30と患者との間で対話による質問−回答
のやりとりが開始される。まず、予約自動斡旋装置30
から患者側端末20へ最初の質問が送信される。
【0054】次に図7の対話コード001の質問が送信
された場合を例として斡旋処理の対話内容について説明
する。図11に、この発明の斡旋処理の対話内容の一実
施例の説明図を示す。図11(a)では、装置30側か
ら、「薬が切れている病気は治癒しましたか?」という
質問に対して、患者側端末20から「YES」という回
答が返信された場合を示している。この場合、図7の対
話コード001のYES回答時55−3に相当するの
で、次コード55−6として、対話コード003が選択
され、装置30から「了解しました。」というメッセー
ジが患者側端末20に送信され、斡旋処理は終了する。
【0055】一方、図11(b)は、「薬が切れている
病気は治癒しましたか?」の質問に対して、患者側端末
20から「NO」という回答が返信された場合を示して
いる。この場合、NO回答時55−4に相当するので、
次コードとして対話コード002が選択され、装置30
から「来院可能な日時を指定して下さい(番号選
択)。」というメッセージが患者側端末20へ送信され
る。図11(b)の選択内容1、2、3も送信される。
患者が、このメッセージと選択内容を表示画面上で確認
し、「3」を選択して返信したとすると、装置30側で
は「3」が選択されたことを認識した後、次コードとし
て対話コード006が選択され、「来院できる時間を入
力してください。」というメッセージを送信する。
【0056】これに応答して、患者が、「14時00
分」を入力して返信したとすると、装置30は、数字回
答時55−5の対話コード007を選択し、番号選択さ
れた「3」の「平成13年09月11日」と、この返信
された「14時00分」とを反映して、「次回来院日を
平成13年09月11日14時00分」にしますか?」
というメッセージを患者側端末20へ送信する。患者が
このメッセージの表示を見て、「NO」を返信したとす
ると、端末30では、NO回答時55−4の対話コード
002を選択し、前々回と同じ来院可能な日時の番号選
択をうながす質問を患者側端末20へ送信する。
【0057】ここで、患者が「2」を選択し返信してき
たとすると、装置30は再度対話コード006の来院時
間の入力をうながすメッセージを送信する。そして、患
者が「17時30分」を入力して返信したとすると、こ
の返信内容を反映した対話コード007のメッセージで
ある「次回来院日を平成13年09月10日17時30
分にしますか?」を患者側端末20へ送信する。これに
対して、患者が「YES」を回答したとすると、装置3
0は、YES回答時55−3の対話コード008を選択
し、「予約完了しました。」というメッセージを患者側
端末20へ送信して、オンライン予約が完了する。
【0058】図10のフローチャートにおいて、ステッ
プS9の斡旋処理終了後、図11(a)のように予約斡
旋がされなかった場合や、斡旋した予約日時が患者に承
諾されなかった場合は、処理を終了する(ステップS1
0)。一方、図11(b)のように斡旋した日が予約さ
れた場合は、予約情報管理部32が、予約情報テーブル
52を更新し(ステップS11)、処理を終了する。
【0059】以上が、この発明の予約斡旋処理の具体的
内容であるが、これによれば、予約の空き時間を埋める
ことができ、患者の来院を増やすことができる。また、
医師の空き時間を減らし、医療業務の経営効率化を促進
できる。さらに、患者にとっては、本来治療が必要であ
るにもかかわらず、多忙等の理由で来院したかったが、
かかる斡旋により来院をうながされたことにより病気の
早期治療ができる場合もある。すなわち病院本来の目的
である「病気の治癒」を徹底することができる。
【0060】次に、この発明の予約自動斡旋装置30の
一機能である予約日時通知処理について説明する。図1
2に、この発明の予約日時通知処理のフローチャートを
示す。予約日時通知処理とは、予約日の忘却を軽減する
とともに、不測の空き時間が生じることを防止するため
に、予約日が近づいた患者に、予約日がもうすぐ来るこ
とを知らせる処理である。予約日時通知部38が、予約
情報テーブル52を参照することにより、予約日が現在
日から所定日数後にせまった患者を抽出し(ステップS
21)、該当する患者がある場合に(ステップS2
2)、予約日時を含めた所定のメッセーシ゛を編集し(ステッ
プS23)、このメッセージを送信する処理(ステップ
S24)を行う。
【0061】ここで、所定日数とは、予めRAM等に格
納されるデータであり、この装置30を運用管理する者
によって種々の数値が設定できるようにする。たとえ
ば、所定日数としては、3日、7日、10日、1ヶ月の
ような日を設定する。この予約日時通知処理は、この装
置30の利用者が指示入力することにより起動してもよ
く、あるいは毎日1回、所定の時刻に自動的に起動する
ようにしてもよい。
【0062】予約情報テーブル52に記憶されている予
約日52−5が、この処理が起動された日すなわち現在
日に、所定日数を加算した日と一致する場合に、その予
約日が登録された患者を抽出し、リストアップする(ス
テップS21)。ここで抽出のときに、患者テーブル5
7から、該当患者のメールアドレス57−6も同時にリ
ストアップする。メッセージ編集(ステップS23)で
は、たとえば「○○さん、3日後の10月25日に、予
約日が来ます。忘れずにご来院下さい。」というような
メッセージを作成する。
【0063】また、メッセージの送信(ステップS2
4)は、該当する患者のメールアドレス57−6に、い
わゆる電子メールとして送ればよい。ただし、メールア
ドレスを持っていない患者に対しては、このメッセージ
の郵送やメッセージを合成音声化した電話による通報を
してもよい。以上のような通知を行えば、患者の予約日
の忘却を軽減でき、受診意識の向上を図ることもでき
る。
【0064】次に、予約をしておきながら来院しないこ
とが多い患者すなわち予約忘却回数の多い患者に対し
て、注意を喚起する処理について説明する。予約忘却回
数の多い患者をそのまま放置しておくことは、診療の無
駄な空き時間が生じ病院業務の効率化の点でも好ましく
なく、またその患者にとっても早期治療とならない場合
もあり、病院本来の目的である病気の治癒を徹底できな
い。そこで、予約忘却回数が一定数以上となった患者を
リストアップし、該当患者ごとに所定の勧告メッセージ
を編集し、ダイレクとメールや電話等を利用して通知す
るようにする。
【0065】図13に、予約忘却回数の多い患者への通
知処理のフローチャートを示す。まず、来院監視部36
が予約忘却回数の多い患者を検索する(ステップS3
1)。予約忘却回数が多いか少ないかは、この発明の装
置を運用する病院の考え方にもよるが、たとえば予約し
ておきながら3回以上来院しなかった者を予約忘却回数
が多いと考えたとすると、所定数Aとして3を予めRA
M等に記憶しておく。
【0066】また、予約忘却回数とは、同じ患者につい
て予約情報テーブル52の来院有無52−7に、「無」
が設定された数の合計を意味する。すなわち、ステップ
S31では、予約情報テーブル52に登録されている患
者ごとに、来院有無52−7の「無」の数をカウント
し、そのカウント数Nをその患者の予約忘却回数として
一時記憶する。そして、このカウント数Nと所定数Aと
を比較し、N≧Aとなる患者があればステップS33へ
進み、N≧Aとなる患者がいなかった場合は処理を終了
する(ステップS32)。
【0067】ステップS33では、N≧Aとなった患
者、すなわち予約忘却回数が多いと判断された患者52
−1について、病気情報テーブル53を参照し、その患
者53−1の病名53−4を抽出する。
【0068】次に、病名テーブル56を参照し、ステッ
プS33で抽出された病名53−4と一致する病名56
−2に対応するコメント56−3を抽出する(ステップ
S34)。さらに、予約忘却回数が多いと判断された患
者52−1について、患者テーブル57を参照して、そ
の患者の郵便番号57−3、住所57−4、氏名57−
2を抽出する(ステップS35)。
【0069】そして、ステップS34、S35で抽出さ
れた情報をもとに、出力部39が勧告メッセージを作
成、印刷する(ステップS36)。ここで、勧告メッセ
ージとは、抽出された氏名57−2とコメント56−3
を用いて編集された文章であり、たとえば胃炎の患者に
対しては、「○○さん、進行すると胃ガンになる危険性
があります。一度来院して下さい。」というようなメッ
セージである。
【0070】次に、印刷された勧告メッセージを該当患
者の郵便番号、住所、氏名が印刷された送付用封筒に入
れて、ダイレクトメールとして発送する(ステップS3
7)。また、ステップS31で検索された予約忘却回数
の多い患者に対して、ダイレクトメールを発送する措置
以外に、出力部39が予約忘却回数の多い患者のリスト
45を作成して印刷し、医師がそのリストを確認して緊
急を要する場合などでは、その患者又は家族に直接電話
をかける措置をとるようにしてもよい。このように、予
約忘却回数の多い患者をリストアップし、ダイレクトメ
ールを発送等することにより、注意を喚起することがで
き、患者本人の治癒に対する意識を向上させ、「病気の
治癒」を徹底することができる。
【0071】付記:この発明は、以下の特徴を有する予
約自動斡旋装置およびその斡旋方法である。 (付記1) 少なくとも予約者と予約日時とを含む予約
情報を記憶した記憶部と、前記予約情報を検索し予約が
とられていない空き日時を抽出する予約空き状況検索部
と、所定の条件を満たす特定の予約者に、前記空き日時
を含む斡旋情報を送信して新たな予約を受ける予約斡旋
部とを備えたことを特徴とする予約自動斡旋装置。 (付記2) 前記記憶部が、医師勤務スケジュール、前
記予約者の来院有無情報、予約者の病気の治癒情報、予
約者に与えられた薬の投薬日数を記憶し、前記病気の治
癒情報から病気が治癒しているかどうかを判断する病気
治癒判断部と、前記投薬日数から投薬された薬がすでに
切れているかどうかを判断する投薬有無判断部と、前記
来院有無情報から予約者が来院したかどうかを判断する
来院監視部とをさらに備え、前記予約斡旋部が、前記予
約空き状況検索部が抽出した空き日時のうち、医師勤務
スケジュールの医師の出勤日時の範囲に含まれる空き日
時を、前記斡旋情報に含ませて、前記病気治癒判断部が
治癒していないと判断し、かつ前記投薬有無判断部が薬
が切れていると判断した予約者、あるいは前記病気治癒
判断部が治癒していないと判断し、かつ前記来院監視部
が来院していないと判断した予約者に、送信することを
特徴とする付記1の予約自動斡旋装置。 (付記3) 前記予約斡旋部が、対話型電子メールを用
いて前記斡旋情報を前記特定の予約者に送信し、予約者
から返信される予約回答情報を受信して予約を受けるこ
とを特徴とする付記1の予約自動斡旋装置。 (付記4) 前記記憶部に記憶された予約日時と現在日
とを比較し、前記予約日時が現在日から所定日数後にま
で近づいた場合に、予約日時が近づいた旨を、その予約
日時を予約した予約者に通知する予約日時通知部をさら
に備えたことを特徴とする付記1または2の予約自動斡
旋装置。 (付記5) 前記来院監視部が来院しなかったと判断し
た予約者の予約忘却回数を算出し、前記予約忘却回数が
所定回数を越えた予約者に対する所定の勧告メッセージ
を作成する勧告文作成部をさらに備えたことを特徴とす
る請求項2の予約自動斡旋装置。 (付記6) 予約者と予約日時を含む予約情報を参照し
て予約の空き日時を検索する検索処理と、検索された予
約の空き日時がある場合に、所定の条件を満たす特定の
予約者を抽出する抽出処理と、抽出された患者が所有す
る端末に接続する接続処理と、接続後所定の対話手順に
基づいて、前記予約の空き日時を端末を所有する患者に
通知し、新たな予約を斡旋する予約斡旋処理とからなる
ことを特徴とする予約自動斡旋装置の斡旋方法。 (付記7) 前記抽出処理が、記憶部に記憶された予約
者の病気の治癒情報からまだ治癒していない患者を選択
し、記憶部に記憶された予約者に与えられた薬の投薬日
数から投薬がすでに切れている患者を選択し、記憶部に
記憶された予約者の来院有無情報から予約したのに来院
しなかった患者を選択し、選択された患者のうち、まだ
治癒しておらずかつすでに薬が切れている特定の患者、
あるいはまだ治癒しておらずかつ来院しなかった特定の
患者を抽出することを含む付記6の予約自動斡旋装置の
斡旋方法。 (付記8) 予約者と予約日時を含む予約情報を参照し
て予約の空き日時を検索する検索機能と、検索された予
約の空き日時がある場合に、所定の条件を満たす特定の
予約者を抽出する抽出機能と、抽出された患者が所有す
る端末に接続する接続機能と、接続後所定の対話手順に
基づいて、前記予約の空き日時を端末を所有する患者に
通知し、新たな予約を斡旋する予約斡旋機能を、コンピ
ュータに実現させるためのプログラム。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、予約の空き時間を検
索して、特定の予約者に予約を斡旋するので、業務の無
駄な空き時間を減少させることができ、効率的な経営が
可能となる。また、病気がまだ治癒しておらずかつ薬が
切れている患者、あるいは予約をとっていたにもかかわ
らず来院しなかった患者に対して次回の予約を斡旋する
ので、患者の早期治療をうながし、病院本来の目的であ
る「病気の治癒」を徹底することができる。また、予約
の斡旋を対話型電子メールを利用して行うので予約手順
がわかりやすく、容易に予約をとることができる。さら
に、予約日が近づいた予約者に予約日時の通知を行うの
で、予約日の忘却を軽減することができる。また、予約
忘却回数の多い患者に対して、勧告メッセージを送付す
るので、注意を喚起し、「病気の治癒」を徹底すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の予約自動斡旋装置の構成ブロック図
である。
【図2】この発明の情報テーブルの説明図である。
【図3】この発明の医師勤務スケジュールテーブルの一
実施例の説明図である。
【図4】この発明の予約情報テーブルの一実施例の説明
図である。
【図5】この発明の病気情報テーブルの一実施例の説明
図である。
【図6】この発明の投薬情報テーブルの一実施例の説明
図である。
【図7】この発明の対話情報テーブルの一実施例の説明
図である。
【図8】この発明の病名テーブルの一実施例の説明図で
ある。
【図9】この発明の患者テーブルの一実施例の説明図で
ある。
【図10】この発明の予約斡旋処理のフローチャートで
ある。
【図11】この発明の斡旋処理の対話内容の一実施例の
説明図である。
【図12】この発明の予約日時通知処理のフローチャー
トである。
【図13】この発明の予約忘却回数の多い患者への通知
処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 医師側端末 20 患者側端末 30 予約自動斡旋装置 31 医師勤務スケジュール管理部 32 予約情報管理部 33 予約空き状況検索部 34 病気情報管理部 35 投薬有無判断部 36 来院監視部 37 予約斡旋部 38 予約日時通知部 39 出力部 40 通信部 41 入力部 45 予約忘却患者リスト 50 情報テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも予約者と予約日時とを含む予
    約情報を記憶した記憶部と、前記予約情報を検索し予約
    がとられていない空き日時を抽出する予約空き状況検索
    部と、所定の条件を満たす特定の予約者に、前記空き日
    時を含む斡旋情報を送信して新たな予約を受ける予約斡
    旋部とを備えたことを特徴とする予約自動斡旋装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部が、医師勤務スケジュール、
    前記予約者の来院有無情報、予約者の病気の治癒情報、
    予約者に与えられた薬の投薬日数を記憶し、前記病気の
    治癒情報から病気が治癒しているかどうかを判断する病
    気治癒判断部と、前記投薬日数から投薬された薬がすで
    に切れているかどうかを判断する投薬有無判断部と、前
    記来院有無情報から予約者が来院したかどうかを判断す
    る来院監視部とをさらに備え、前記予約斡旋部が、前記
    予約空き状況検索部が抽出した空き日時のうち、医師勤
    務スケジュールの医師の出勤日時の範囲に含まれる空き
    日時を、前記斡旋情報に含ませて、前記病気治癒判断部
    が治癒していないと判断し、かつ前記投薬有無判断部が
    薬が切れていると判断した予約者、あるいは前記病気治
    癒判断部が治癒していないと判断し、かつ前記来院監視
    部が来院していないと判断した予約者に、送信すること
    を特徴とする請求項1の予約自動斡旋装置。
  3. 【請求項3】 予約者と予約日時を含む予約情報を参照
    して予約の空き日時を検索する検索処理と、検索された
    予約の空き日時がある場合に、所定の条件を満たす特定
    の予約者を抽出する抽出処理と、抽出された患者が所有
    する端末に接続する接続処理と、接続後所定の対話手順
    に基づいて、前記予約の空き日時を端末を所有する患者
    に通知し、新たな予約を斡旋する予約斡旋処理とからな
    ることを特徴とする予約自動斡旋装置の斡旋方法。
  4. 【請求項4】 前記抽出処理が、記憶部に記憶された予
    約者の病気の治癒情報からまだ治癒していない患者を選
    択し、記憶部に記憶された予約者に与えられた薬の投薬
    日数から投薬がすでに切れている患者を選択し、記憶部
    に記憶された予約者の来院有無情報から予約したのに来
    院しなかった患者を選択し、選択された患者のうち、ま
    だ治癒しておらずかつすでに薬が切れている特定の患
    者、あるいはまだ治癒しておらずかつ来院しなかった特
    定の患者を抽出することを含む請求項3の予約自動斡旋
    装置の斡旋方法。
  5. 【請求項5】 予約者と予約日時を含む予約情報を参照
    して予約の空き日時を検索する検索機能と、検索された
    予約の空き日時がある場合に、所定の条件を満たす特定
    の予約者を抽出する抽出機能と、抽出された患者が所有
    する端末に接続する接続機能と、接続後所定の対話手順
    に基づいて、前記予約の空き日時を端末を所有する患者
    に通知し、新たな予約を斡旋する予約斡旋機能を、コン
    ピュータに実現させるためのプログラム。
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