JP7365232B2 - 集客支援システム、集客支援方法、店舗端末および店舗プログラム - Google Patents

集客支援システム、集客支援方法、店舗端末および店舗プログラム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 〔1〕〔フォーラム〕 ▲2▼開催日 令和元年 10月3日~4日 ▲2▼集会名 「NTT Communications Forum 2019」 <刊行物> 補充資料(公知の事実1)_20191003_おもてなしエンジン_ NTT Communications Forum 2019_パネル <刊行物> 補充資料(公知の事実1)_20191003_おもてなしエンジン_ NTT Communications Forum 2019_パンフレット
特許法第30条第2項適用 〔2〕〔フォーラム〕 ▲1▼開催日 令和元年 11月21日~22日 ▲2▼集会名 「NTT COMWARE’S DAY 2019」 <刊行物> 補充資料(公知の事実2)_20191121_おもてなしエンジン_ NTT COMWARE’S DAY 2019_パネル <刊行物> 補充資料(公知の事実2)_20191121_おもてなしエンジン_ NTT COMWARE’S DAY 2019_パンフレット
特許法第30条第2項適用 〔3〕〔ウェブサイト公開〕 ▲1▼ウェブサイトの掲載日 令和元年 9月18日 ▲2▼ウェブサイトのアドレス https://www.nttcom.co.jp/news/pr19091801.html https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP519398_Y9A910C1000000/ https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/r/19/RSP519398_18092019/ http://www.jpubb.com/press/2183423/ https://news.mynavi.jp/article/20190919-896266/
特許法第30条第2項適用 〔4〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 平成31年 1月21日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔5〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 平成31年 1月22日 ▲2▼集会名 「実証実験フェーズ1.5に向けたご相談」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔6〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 1月30日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔7〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年2月8日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔8〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日令和元年 5月16日 ▲2▼集会名 「行動経済学適用のご相談」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔9〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 5月22日 ▲2▼集会名 「販売方針検討会」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔10〕〔紹介・デモンストレーション〕▲1▼開催日 令和元年 6月5日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔11〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 7月11日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔12〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 7月18日 ▲2▼集会名 「実証実験フェーズ2.0協力依頼」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔13〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日令和元年 8月23日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔14〕〔紹介・デモンストレーション〕▲1▼開催日 令和元年 9月4日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔15〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 9月13日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔16〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 10月3日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔17〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 11月20日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔18〕〔紹介・デモンストレーション〕▲1▼開催日 令和元年 12月3日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔19〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 12月4日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔20〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 12月25日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔21〕〔紹介・デモンストレーション〕 ▲1▼開催日 令和元年 12月26日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔22〕〔紹介・デモンストレーション〕▲1▼開催日 令和元年 12月27日 ▲2▼集会名 「協業検討ディスカッション」 <刊行物> 補充資料(公知の事実4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22)_20190121_おもてなしエンジン_概要資料
特許法第30条第2項適用 〔23〕〔プロダクト提供〕 ▲1▼開催日 平成31年 2月2日 ▲2▼集会名 「JR東日本モビリティ変革コンソーシアム 実証実験1.5 協力店舗への事前説明」 <刊行物> 補充資料(公知の事実23)_20190202_〔モニター店舗様向け〕事前説明 <刊行物> 補充資料(公知の事実23)_20190202_まくはりポータル様_NTTCW実証実験 1.5計画書案
特許法第30条第2項適用 〔24〕〔プロダクト提供〕 ▲1▼開催日 平成31年 3月2日~3月3日 ▲2▼集会名 「JR東日本モビリティ変革コンソーシアム 実証実験1.5」
特許法第30条第2項適用 〔25〕〔プロダクト提供〕 ▲1▼開催日 平成31年 8月20日~10月31日 ▲2▼集会名 「JR東日本モビリティ変革コンソーシアム 実証実験2.0」
本発明は、集客支援システム、集客支援方法、店舗端末および店舗プログラムに関する。
実空間に存在する店舗への来店客数を増やすために、通行人への集客が行われているが、店舗への来客に結びつきにくい場合がある。
集客の一例として、店員は、通行人に呼びかけたり、クーポンを配ったりする場合がある。店員は、店舗に興味がある通行人を特定することが難しく、手当たり次第に呼びかけを行うことから、呼びかけの効果が低い。また、店員は店舗外で呼びかけに専念しなければなないこと、および事前にチラシを作成するなどの準備が必要となることなどから、通行人への集客にコストがかかる場合がある。また、店員の余剰があるときや閑散期等、店舗の都合にあわせて呼びかけることが多く、来店潜在者が来店しやすいタイミングでの呼びかけを実現するのが難しい。
ユーザの属性や現在地、時間帯を認識した上で、周辺の夕日スポットや最寄り駅の時刻表、地元の居酒屋という利用者が好みそうな情報を表示するアプリケーションがある(非特許文献1参照)。
ニュースイッチ、"おすすめ観光地はこちら…JR東が実証する"おもてなしエンジン""、[online]、2018年9月16日、livedoor NEWS、[2019年12月16日検索]、インターネット〈URL:https://news.livedoor.com/article/detail/15313035/〉
非特許文献1は、ユーザ端末に、ユーザの嗜好にあわせた情報を表示するに止まり、店舗によるユーザへの集客に関する工夫は開示していない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、店舗端末が、ユーザ端末に対して集客することが可能な技術を提供することである。
本発明の一態様は、集客支援装置と、集客支援装置に接続する店舗端末を備える集客支援システムに関する。集客支援装置は、ユーザが利用するユーザ端末の位置を含むユーザデータを記憶する記憶装置と、店舗の位置を含む所定範囲に位置するユーザ端末を特定するシンボルを、ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、店舗端末に送信する指示部と、店舗端末から受信する後記集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力する送信部を備える。店舗端末は、集客支援装置から送信された指示に従って、店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、ユーザ端末のシンボルをユーザ端末の位置に対応づけて表示し、シンボルから集客対象端末を選択し、集客対象端末の特定情報を、集客支援装置に送信する表示選択部を備える。
本発明の一態様の集客支援方法は、集客支援装置が、記憶装置に、ユーザが利用するユーザ端末の位置を含むユーザデータを記憶するステップと、集客支援装置が、店舗の位置を含む所定範囲に位置するユーザ端末を特定するシンボルを、ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、店舗端末に送信するステップと、店舗端末が、集客支援装置から送信された指示に従って、店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、ユーザ端末のシンボルをユーザ端末の位置に対応づけて表示するステップと、店舗端末が、シンボルから集客対象端末を選択し、集客対象端末の特定情報を、集客支援装置に送信するステップと、集客支援装置が、店舗端末から受信する後記集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力するステップを備える。
本発明の一態様の店舗端末は、集客支援装置に接続する店舗端末に関する。集客支援装置は、ユーザが利用するユーザ端末の位置を含むユーザデータを記憶する記憶装置と、店舗の位置を含む所定範囲に位置するユーザ端末を特定するシンボルを、ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、店舗端末に送信する指示部と、店舗端末から受信する後記集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力する送信部を備える。店舗端末は、集客支援装置から送信された指示に従って、店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、ユーザ端末のシンボルをユーザ端末の位置に対応づけて表示し、シンボルから集客対象端末を選択し、集客対象端末の特定情報を、集客支援装置に送信する表示選択部を備える。
本発明の一態様は、コンピュータを、上記店舗端末として機能させる店舗プログラムである。
本発明によれば、店舗端末が、ユーザ端末に対して集客することが可能な技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る集客支援システムを説明する図である。 図2は、集客支援装置の構成を示すブロック図である。 図3は、ユーザデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図4は、集客ルールデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図5は、サジェストルールデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図6は、サジェストルールデータに用いられる区分を説明する図である。 図7は、店舗端末の構成を示すブロック図である。 図8は、ユーザ端末に対する集客処理を説明するシーケンス図である。 図9は、店舗端末に表示される周辺ユーザ表示画面を説明する図である。 図10は、ユーザ端末に対する集客の予約処理を説明するシーケンス図である。 図11は、店舗端末に表示される集客ルール設定画面を説明する図である。 図12は、店舗端末に表示される集客スケジュール確認画面を説明する図である。 図13は、店舗端末に対する集客の提案処理を説明するシーケンス図である。 図14は、店舗端末に表示されるサジェスト通知画面を説明する図である。 図15は、店舗端末に表示される詳細表示画面を説明する図である。 図16は、集客支援装置および店舗端末に用いられるコンピュータのハードウエア構成を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
(集客支援システム)
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る集客支援システム5は、集客支援装置1、店舗端末2、配信装置3およびユーザ端末4を備える。
集客支援装置1、店舗端末2、配信装置3およびユーザ端末4は、それぞれ一般的なコンピュータが、それぞれ所定の機能を実現するプログラムを実装することにより実現される。集客支援装置1は、店舗端末2および配信装置3に、相互に通信可能に接続する。配信装置3は、集客支援装置1およびユーザ端末4に相互に通信可能に接続する。
図1に示す例において、集客支援システム5は、1つの店舗端末2と3つのユーザ端末4を備えるが、店舗端末2およびユーザ端末4の数は、1以上であれば良い。また集客支援システム5は、1台の集客支援装置1と1台の配信装置3を備えるが、後述の機能が実現されればよく、コンピュータの台数は問わない。例えば、複数のコンピュータで集客支援装置1の機能が実現されても良いし、1つのコンピュータで、集客支援装置1の機能と配信装置3の機能の両方が実現されても良い。
集客支援装置1は、店舗端末2を利用する店舗による集客を支援する。集客支援装置1は、配信装置3からユーザ端末4の位置情報、ユーザ端末4を利用するユーザの属性等を取得し、店舗の周辺に位置するユーザ端末4の情報を提供する。また集客支援装置1は、店舗端末2の指示に従って、所定のユーザ端末4に集客情報を送信する指示を配信装置3に送信する。集客情報は、例えば店舗の空き状況を伝える情報であっても良いし、店舗で利用可能なクーポンを含む情報であっても良い。
店舗端末2は、店舗に設置され、店員によって操作される。店舗端末2は、集客支援装置1から提示された店舗の周辺に位置するユーザ端末4から集客対象となる集客対象端末を絞り込んで、集客支援装置1に通知する。
配信装置3は、ユーザ端末4と集客支援装置1との間でデータの送受信を中継する。配信装置3は、ユーザ端末4の位置およびユーザの属性等を取得して集客支援装置1に提供する。配信装置3は、集客支援装置1から送信された指示に従って、所定のユーザ端末4に集客情報を送信する。
ユーザ端末4は、例えば所定のアプリケーションがインストールされており、そのアプリケーションを介して、配信装置3とデータを送受信する。ユーザ端末4は、アプリケーションを介して、配信装置3にユーザ端末4の位置およびユーザの属性等を提供する。またユーザ端末4は、アプリケーションを介して、配信装置3から所定の店舗の集客情報を取得し表示する。
(集客支援装置)
図2を参照して、本発明の実施の形態に係る集客支援装置1を説明する。本発明の実施の形態において集客支援装置1は、店舗端末2と連携して、主に(1)集客処理、(2)集客の予約処理、(3)店舗端末2に対する集客の提案処理の3つの処理を行う。集客支援装置1は、(1)集客処理において、店舗端末2の操作により特定されたユーザ端末4に対して集客する。集客支援装置1は、(2)集客の予約処理において、店舗端末2により予め入力された集客時間に、予め入力された集客条件に従って、所定のユーザ端末4に対して自動で集客する。集客支援装置1は、(3)の店舗端末2に対する集客の提案処理において、外部環境に応じた集客を店舗端末2に対して提案することができる。
集客支援装置1は、データを記憶する記憶装置110、データを処理する処理装置120、およびほかの装置と通信する通信制御装置130を備える。
記憶装置110は、集客支援装置1の機能を実現する集客支援プログラムを記憶するとともに、ユーザデータ111、集客ルールデータ112およびサジェストルールデータ113を記憶する。
ユーザデータ111は、ユーザが利用するユーザ端末4の位置を含む。ユーザ端末4の位置は、ユーザ端末4の緯度経度、メッシュコード等である。ユーザデータ111は、さらに、ユーザの属性を対応づけて保持しても良い。
ユーザデータ111は、図3に示すように、ユーザ端末4を識別するユーザIDに、位置情報および属性が対応づけられる。属性は、ユーザ端末4を利用するユーザの属性であって、性別、年代、ユーザタイプ、移動の目的および同伴者等である。ユーザの属性は、ユーザ端末4にインストールされるアプリケーションで取得したデータから設定される。
集客ルールデータ112は、店舗端末2から入力された集客ルールのデータである。集客ルールデータ112は、図4に示すように、コンテンツIDに、集客時間、集客対象および集客情報等が対応づけられる。集客ルールは、予め店舗端末2から入力される。集客ルールデータ112は、店舗端末2が予定する集客を自動で行うために必要なデータを保持する。
集客時間は、集客を行う時間を特定する情報である。集客時間は、例えば、集客開始時間および集客終了時間で特定されても良いし、集客開始時間と集客を継続する時間で特定されても良い。また集客時間に、特定の曜日の特定の時間に集客を行うための条件が設定されても良い。
集客対象は、集客対象端末を特定する条件である。集客対象に、例えばユーザ端末4の位置、ユーザの属性等が設定される。例えば、ユーザデータ111において集客対象で設定された条件に適合するユーザ端末4が集客対象端末として特定される。
集客情報は、集客時にユーザ端末4に送信される情報であって、店舗への来店を促す情報である。集客情報に店舗で利用可能なクーポンの情報が含まれても良い。
サジェストルールデータ113は、店舗の周辺環境の条件と、その条件を満たす時に店舗への集客の提案とを対応づける。サジェストルールデータ113は、店舗周辺の天気、交通事情、イベント等によって集客が見込める場合に、店舗に集客を提案するデータである。サジェストルールデータ113は、図5に示すように、サジェストルールを特定するID、店舗区分、周辺定義、周辺環境条件、通知内容および集客情報案を対応づけたデータである。
店舗区分は、集客支援装置1が集客を支援する店舗が複数ある場合に、その店舗を区分する識別子である。店舗区分は、区分の識別子に対して、カテゴリ、カテゴリの詳細および駅からの距離等に対応づけられる。店舗のカテゴリ、カテゴリの詳細および駅からの距離等によって、店舗が区分される。
周辺定義は、周辺ユーザ数を集計する際に参照される集計範囲を特定するために用いられる。周辺定義で定義された距離の範囲内に位置するユーザ端末4が、周辺ユーザ数を集計する際の対象端末となる。
周辺環境の条件は、周辺ユーザ数、気温、駅の混雑レベル、天候、時間帯等である。周辺環境が、サジェストルールデータ113の周辺環境の条件が合致する場合、その周辺環境の条件に対応づけられた店舗区分の店舗の店舗端末2に、集客を提案する通知が送信される。
通知内容は、店舗に集客を促すために、店舗端末2に送信されるメッセージである。店舗は、通知内容によって集客の機会があることを把握することができる。
集客情報案は、ユーザ端末4に送信される集客情報の内容案である。集客情報案は、メッセージのみを送信するか、メッセージとクーポンを送信するか等を示す種別案と、メッセージの内容とを含む。集客情報案は、店舗端末2において編集可能で、編集後の集客情報が、ユーザ端末4に送信される。
処理装置120は、更新部121、指示部122、送信部123および提案部124を備える。
更新部121は、記憶装置110に記憶されたユーザデータ111を更新する。更新部121は、配信装置3に接続して、最新のユーザ端末4の位置およびユーザの属性を取得し、ユーザデータ111を更新する。更新部121は、定期的に配信装置3に最新のユーザデータを問い合わせても良いし、配信装置3からの更新の通知を受けて、最新のユーザデータを取得しても良い。
指示部122は、店舗端末2に、店舗の周辺のユーザ情報を表示する指示を、店舗端末2に送信する。指示部122は、店舗周辺のユーザ情報を地図上に表示する指示を店舗端末2に送信することにより、店員は、店舗端末2から店舗の周辺のユーザの情報を視認することができる。
指示部122は、(1)集客処理として、店舗の位置を含む所定範囲に位置するユーザ端末4を特定するシンボル(アイコン)を、ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、店舗端末2に送信する。指示部122は、ユーザデータ111から店舗の位置を含む所定範囲に位置するユーザ端末4を特定する。この地図の所定範囲は、店舗端末2において指定されても良いし、予め定められたデフォルトの範囲であっても良い。指示部122は、特定したユーザ端末4の位置および属性に基づいて、店舗を含む地図上のユーザ端末4の位置に、ユーザ端末4を示すシンボルを表示する。これにより店舗端末2を視認した店員は、店舗周辺のユーザの数、位置等を視覚的に把握して、集客する機会であるか否かを判断することができる。
ここでシンボルは、ユーザ端末4のユーザの属性に対応しても良い。地図に表示されるシンボルは、男女別で異なっても良いし、同行者の有無、同行者の種別によって異なっても良い。これにより店舗端末2を視認した店員は、店舗周辺のユーザの属性等を視覚的に把握して、集客する機会であるか否かを判断することができる。
指示部122は、店舗端末2から指定された絞り込み条件に適合するユーザ端末4のシンボルを、ユーザ端末4の位置に対応づけて表示する指示を、店舗端末2に送信しても良い。指示部122は、店舗端末2から絞り込み条件が指定されると、ユーザデータ111からその絞り込み条件に適合するユーザ端末4を特定する。指示部122は、特定したユーザ端末4の位置および属性に基づいて、店舗を含む地図上のユーザ端末4の位置に、ユーザ端末4を示すシンボルを表示する。これにより店舗端末2を視認した店員は、自身の店舗への来客が見込めるユーザの数、属性等を視覚的に把握して、集客する機会であるか否かを判断することができる。
送信部123は、店舗の集客情報を送信する送信指示を、配信装置3に送信する。配信装置3は、集客支援装置1から送信された送信指示に従って、集客対象端末に店舗の集客情報を送信する。
送信部123は、(1)集客処理として、店舗端末2から受信する集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力する。送信部123は、店舗端末2から集客対象端末の特定情報として、地図上に表示されたシンボルの識別子を取得する。送信部123は、取得したシンボルの識別子を、ユーザ端末4の識別子などの集客対象端末の識別子に変換する。送信部123は、集客対象端末の識別子と、これらの端末に送信する店舗の集客情報を指定した送信指示を、配信装置3に送信する。配信装置3は、送信指示で指定された集客対象端末に、送信指示で指定された店舗の集客情報を送信する。ここで店舗の集客情報は、送信指示とともに店舗端末2から指定されても良いし、予め集客支援装置1がデフォルトの集客情報を保持しても良い。
また送信部123は、(2)集客の予約処理として、集客ルールデータ112で定められた集客時間に、ユーザデータ111から特定された集客対象となる集客対象端末に対して集客情報を送信する送信指示を、出力する。集客対象として、性別、ユーザタイプ等の、ユーザデータ111から集客対象端末を抽出する条件が設定される。送信部123は、集客ルールデータ112を参照して、集客ルールデータ112で予め定められた集客時間になると、ユーザデータ111から、集客ルールデータ112で定められた集客対象の条件に適合するユーザ端末4を、集客対象端末として特定する。送信部123は、特定した集客対象端末の識別子と、これらの端末に送信する店舗の集客情報を指定した送信指示を、配信装置3に送信する。これにより店舗は、集客する機会を失すること無く、店舗運営等の日常業務と並行して集客することができる。
提案部124は、(3)店舗端末2に対する集客の提案処理として、周辺ユーザ数、気温、駅の混雑レベル、天候、時間帯等の周辺環境が、所定の条件を満たした場合に、所定の店舗端末に対して、ユーザ端末4に対する集客をするよう提案する。提案部124は、店舗の周辺環境が、サジェストルールデータ113の条件に合う場合、条件に対応する提案を、店舗端末2に送信する。
提案部124は、集客支援装置1が管理する各店舗について、周辺環境の条件が、サジェストルールデータ113に定義される周辺環境の条件に適合するか否かを判定する。このとき提案部124は、集客支援装置1が管理する各店舗の店舗区分を、図6に示すようにカテゴリ、カテゴリの詳細および駅からの距離等によって特定する。提案部124は、ユーザデータ111で定義されるユーザの位置情報と店舗の位置から、周辺のユーザ数を算出して、サジェストルールデータ113に設定される条件と適合するか否かを判定する。また提案部124は、気温、駅の混雑レベル、天候等の情報を、外部のサーバ等から取得して、サジェストルールデータ113に設定される条件と適合するか否かを判定する。サジェストルールデータ113に設定される周辺条件の条件に適合する場合、提案部124は、その条件に適合した店舗の店舗端末2に、集客を提案する通知内容を送信する。
図5に示す例において、店舗区分Dの店舗の200m以内に、10人以上集まった場合、提案部124は、その店舗区分Dの店舗に対して、集客を提案する。このとき提案部124は、ユーザ端末4に送信されるメッセージの種別案およびメッセージ案も併せて通知する。
これにより店舗は、外部の環境に応じて、適切に集客をすることができる。また集客支援装置1が集客を提案するので、外部の環境を意識することなく店員は店舗運営等の日常業務を行う場合でも、集客の機会を見逃さない。
(店舗端末)
図7を参照して、本発明の実施の形態に係る店舗端末2を説明する。本発明の実施の形態において店舗端末2は、集客支援装置1と連携して、主に、(1)集客処理、(2)集客の予約処理、(3)店舗端末2に対する集客の提案処理の3つの処理を行う。
店舗端末2は、店舗プログラムを記憶するとともに、処理に用いられるデータを記憶する記憶装置210、データを処理する処理装置220、およびほかの装置と通信する通信制御装置230を備える。また図7には図示しないが、店舗端末2は、キーボード、マウス等の入力装置、表示装置等の出力装置を備える。店舗端末2は、タッチパネルのように、入力装置および表示装置を備える装置を備えても良い。
処理装置220は、表示選択部221、絞り込み条件送信部222、集客条件送信部223および提案表示部224を備える。
表示選択部221は、集客支援装置1からの指示に従って、店舗周辺のユーザ端末4の位置を、表示装置に表示して、店員に集客対象端末を選択させ、選択された集客対象端末の情報を集客支援装置1に送信する。
表示選択部221は、(1)集客処理として、集客支援装置1から送信された指示に従って、店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、ユーザ端末4のシンボルをユーザ端末4の位置に対応づけて表示する。また表示選択部221は、表示されたシンボルから集客対象端末を選択し、集客対象端末の特定情報を、集客支援装置1に送信する。店員が、地図上に表示されたシンボルを線で囲って集客対象端末を特定する場合、表示選択部221は、線で囲われたシンボルの特定情報を、集客対象端末の特定情報として、集客支援装置1に送信する。店員が、集客対象端末とするシンボルをクリックすることにより、集客対象端末を特定するなど、様々な方法が考えられる。
絞り込み条件送信部222は、(1)集客処理として、ユーザの属性を指定した絞り込み条件を、集客支援装置1に送信する。表示選択部221が地図上に表示するシンボルが多い場合など、集客対象端末の数を絞り込む場合、ユーザは、ユーザの属性を指定して、絞り込み条件を生成する。例えば図3に示す例において、20-30代の男性と指定しても良いし、お洒落志向の女性と指定しても良い。このように指定された絞り込み条件が集客支援装置1に送信されることにより、集客支援装置1は、指定された絞り込み条件で絞り込んだユーザ端末4に対応するシンボルを、表示選択部221に表示させる。これにより店舗端末2は、店舗に合うユーザに対して効率よく集客することができる。
集客条件送信部223は、(2)集客の予約処理として、集客時間、集客対象および集客情報を含む集客条件を、集客支援装置1に送信する。店員は、集客条件として、将来の集客時間を指定することができる。これにより店員は、集客以外の日常業務に専念しつつ、集客することが可能になる。
提案表示部224は、(3)店舗端末2に対する集客の提案処理として、集客支援装置1から送信された提案を表示装置に表示する。提案表示部224は、集客支援装置1から受信した、集客を提案する通知内容と、集客情報案を表示する。さらに、提案表示部224は、その提案を受け入れる指示を集客支援装置1に送信する。このとき集客情報案が店員によって変更された場合、提案表示部224は、変更後の集客情報を集客支援装置1に送信する。集客支援装置1は、集客対象端末に変更後の集客情報を送信する指示を、配信装置3に入力する。これにより店員は、周辺環境の変化に応じた集客の機会を逃すことなく、集客することができる。
((1)集客処理)
図8ないし図9を参照して、(1)集客処理について説明する。
まずステップS101において集客支援装置1の指示部122は、デフォルトの表示条件に従って、ユーザデータ111からユーザ端末4を抽出する。ここでデフォルトの表示条件は、例えば、店舗端末2から所定距離以内等である。また店舗端末2から指定された、店舗端末2からの距離、ユーザの属性などの条件が、デフォルトの表示条件として指定されても良い。ステップS102において指示部122は、ステップS101で抽出したユーザ端末4のシンボルの表示指示を、店舗端末2に送信する。
ステップS103において店舗端末2の表示選択部221は、店舗周辺の地図データ上に、集客支援装置1から指定されたシンボルを表示する。店舗端末2は、図9に示す周辺ユーザ表示画面V1に示すように、地図表示部V11に、ユーザ端末4の位置に対応したシンボルを表示する。図9に示す例において、男性ユーザ用のシンボルと、女性ユーザ用のシンボルとで、互いに異なるシンボルが用いられる。また図9に示す例において、表示された地図の表示領域を複数に区分する小領域ごとに、その小領域に位置するユーザの数に応じてシンボルの大きさを変更している。他の実施例として、1つのユーザ端末4について1つのシンボルを表示しても良い。
ステップS104において店舗端末2は、集客対象端末を特定するための絞り込み条件を、集客支援装置1に送信する。例えば図9の周辺ユーザ表示画面V1の絞り込み条件設定部V12において、絞り込み条件となる属性を選択することにより、絞り込み条件が設定される。ステップS105において集客支援装置1の表示選択部221は、ステップS104で送信された絞り込み条件に従って、ユーザデータ111からユーザ端末4を抽出する。ステップS106において指示部122は、ステップS101で抽出したユーザ端末4のシンボルの表示指示を、店舗端末2に送信する。
ステップS107において店舗端末2の表示選択部221は、店舗周辺の地図データ上に、集客支援装置1から指定されたシンボルを表示する。表示選択部221は、図9の地図表示部V11に示すように、集客対象となるユーザ端末4のシンボルを円で囲うこと等により、集客対象端末を特定することができる。ここで集客ボタンB1が押下されると、ステップS108において表示選択部221は、円内のシンボルに対応する集客対象端末の特定情報を、集客支援装置1に送信する。
集客支援装置1の送信部123は、店舗端末2から集客対象端末の特定情報を受信すると、ステップS109において配信装置3に送信指示を送信する。送信指示は、ユーザ端末4に送信される店舗の集客情報と、集客対象端末の特定情報を含む。
配信装置3は、送信指示を受信すると、ステップS110において、送信指示で指定された集客対象端末の特定情報から特定されるユーザ端末4に、店舗の集客情報を通知する。
このような集客支援システム5によれば、店舗端末2は、店舗の周辺にいるユーザ端末4の数あるいは数の指標とそのユーザの属性を把握することができるので、店舗にあったユーザに対して、集客することができる。また電子コンテンツを送信すれば足りるので、事前にチラシを用意するなどの手間を省略することができる。
((2)集客の予約処理)
図10ないし図12を参照して、(2)集客の予約処理について説明する。
ステップS201において店舗端末2の集客条件送信部223は、集客条件を、集客支援装置1の送信部123に送信する。ここで店舗端末2は、図11に示す集客ルール設定画面V2で、集客条件を設定する。集客ルール設定画面V2は、集客時間設定部V21、集客対象設定部V22および集客情報設定部V23を備える。集客条件の各項目を設定した後、設定ボタンB2が押下されると、集客条件が集客支援装置1に送信される。
集客支援装置1の送信部123は、店舗端末2から集客条件が送信されると、集客ルールデータ112に記憶して、集客時間の到来を待機する。ステップS202において集客時間が到来すると、ステップS203において送信部123は、最新のユーザデータ111を参照して、集客対象を満たすユーザ端末4を、集客対象端末として抽出する。ステップS204において送信部123は、配信装置3に送信指示を送信する。送信指示は、ユーザ端末4に送信される集客情報と、集客対象端末の特定情報を含む。
ステップS204以降の処理は、図8と同様である。
このような集客支援システム5によれば、店舗端末2は、予め集客にふさわしい条件を集客支援装置1に登録することにより、集客の機会を失することなく、確実に集客することができる。
また図12に示すような集客スケジュール確認画面V3を店舗端末2に表示し、集客ルールが設定された日(星マークのある日)を選択することにより、その店舗端末2から登録された集客ルールを確認することができる。また集客ルールが設定された日を選択することにより、再度、図11に示す集客ルール設定画面V2を表示して、集客ルールを変更することも可能である。
((3)店舗端末2に対する集客の提案処理)
図13ないし図15を参照して、(3)店舗端末2に対する集客の提案処理)について説明する。
ステップS301において集客支援装置1の提案部124は、店舗の周辺環境の条件が、サジェストルールデータ113で規定されているか判定する。店舗の周辺環境の条件が、サジェストルールデータ113で規定されている場合、ステップS302において提案部124は、集客の提案を店舗に通知する。この通知は、通知内容と集客情報案を含む。
集客支援装置1から通知を受信すると、店舗端末2の提案表示部224は、提案通知画面V4を表示する。提案通知画面V4は、図9に示す周辺ユーザ表示画面V1に提案通知部V41を設けたものである。図14に示す例では、周辺ユーザ表示画面V1に提案通知部V41を設けたが、店舗端末2において現在表示されている任意の画面に、提案通知部V41が設けられても良い。また集客支援装置1は、店舗端末2にインストールされているコミュニケーション用のアプリケーション等を介して、通知しても良い。
店舗端末2において提案通知部V41が選択されると、図15に示す詳細表示画面V5が表示される。詳細表示画面V5は、集客支援装置1からの通知内容を表示する提案表示部V51と、集客情報を入力する集客情報入力部V52が設けられる。集客情報入力部V52には、集客支援装置1から送信された集客情報案が設定され、店舗端末2において更新することもできる。詳細表示画面V5において地図表示ボタンB5が押下されると、図9に示す周辺ユーザ表示画面V1が表示される。周辺ユーザ表示画面V1では、サジェストルールデータ113で規定された周辺ユーザのシンボルが表示される。周辺ユーザ表示画面V1において、集客対象端末が選択されても良い。
図9に示す周辺ユーザ表示画面V1において集客ボタンB1が押下されるなどにより、ステップS303において店舗端末2の提案表示部224は、集客支援装置1に集客依頼を送信する。集客依頼は、集客情報入力部V52に設定された集客情報を含む。店舗端末2において集客対象端末が選択された場合、集客依頼は、集客対象端末の特定情報を含んでも良い。
集客支援装置1の送信部123は、店舗端末2から集客依頼を受信すると、ステップS304において、ユーザデータ111から集客対象を満たすユーザ端末4を抽出する。送信部123は、例えば、店舗端末2に通知された集客の提案から、サジェストルールデータ113で特定される周辺定義の距離の範囲内のユーザ端末4を、集客対象としても良い。また店舗端末2から集客対象端末の特定情報を受信した場合、受信した特定情報を集客対象としても良い。
ステップS305以降の処理は、図8と同様である。
このような集客支援システム5によれば、周辺環境の変化に応じて来客が見込める機会を逃さず、集客することができる。
集客支援システム5は、ユーザの位置および属性を指定して、指定した条件に適合するユーザ端末4に対して集客するので、店舗にとって好適なタイミングに、集客したい人に対して集客を行うので、効果的に集客を行うことができる。また電子的なコンテンツをユーザ端末4に送信するので、チラシを作成および保管するなどのコストをかける必要がない。また店員のシンプルな操作で複数のユーザ端末4に集客を行うことができるので、店舗の中にいながら、すきま時間に行うことができ、業務的な負担が少ない。
このような集客支援システム5は、店員に負担をかけることなく、ユーザ端末に対して集客することができる。
上記説明した本実施形態の集客支援装置1および店舗端末2は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit、プロセッサ)901と、メモリ902と、ストレージ903(HDD:Hard Disk Drive、SSD:Solid State Drive)と、通信装置904と、入力装置905と、出力装置906とを備える汎用的なコンピュータシステムが用いられる。CPU901は、処理装置120および220である。メモリ902およびストレージ903は、記憶装置110および210である。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、集客支援装置1および店舗端末2の各機能が実現される。
なお、集客支援装置1および店舗端末2は、それぞれ、1つのコンピュータで実装されてもよく、あるいは複数のコンピュータで実装されても良い。また集客支援装置1および店舗端末2は、それぞれ、コンピュータに実装される仮想マシンであっても良い。
集客支援装置1および店舗端末2のプログラムは、それぞれ、HDD、SSD、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD (Digital Versatile Disc)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
1 集客支援装置
2 店舗端末
3 配信装置
4 ユーザ端末
5 集客支援システム
110、210 記憶装置
111 ユーザデータ
112 集客ルールデータ
113 サジェストルールデータ
120、220 処理装置
121 更新部
122 指示部
130、230 通信制御装置
221 表示選択部
222 絞り込み条件送信部
223 集客条件送信部
224 提案表示部
901 CPU
902 メモリ
903 ストレージ
904 通信装置
905 入力装置
906 出力装置


Claims (10)

  1. 集客支援装置と、前記集客支援装置に接続する店舗端末を備える集客支援システムであって、
    前記集客支援装置は、
    ユーザが利用するユーザ端末の位置および前記ユーザの属性を含むユーザデータを記憶する記憶装置と、
    店舗の位置を含む所定範囲に位置する前記ユーザ端末を特定し、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを、前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、前記店舗端末に送信する指示部と、
    前記店舗端末から受信する集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して前記店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力する送信部を備え、
    前記店舗端末は、
    前記集客支援装置から送信された指示に従って、前記店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示し、前記シンボルから集客対象端末を選択し、選択された集客対象端末の特定情報を、前記集客支援装置に送信する表示選択部を備え
    前記ユーザの属性は、移動の目的、同伴者およびユーザタイプのうちの1以上であ
    集客支援システム。
  2. 前記店舗端末は、
    前記ユーザの属性を指定した絞り込み条件を、前記集客支援装置に送信する絞り込み条件送信部を備え、
    前記集客支援装置の指示部は、
    前記絞り込み条件に適合する前記ユーザ端末のシンボルを、前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、前記店舗端末に送信する
    請求項1に記載の集客支援システム。
  3. 前記店舗端末は、
    集客時間、集客対象および集客情報を含む集客条件を、前記集客支援装置に送信する集客条件送信部をさらに備え、
    前記集客支援装置の送信部は、
    前記集客時間に、前記ユーザデータから特定された前記集客対象となる集客対象端末に対して前記集客情報を送信する送信指示を、出力する
    請求項1に記載の集客支援システム。
  4. 前記集客支援装置の記憶装置は、
    前記店舗の周辺環境の条件と、その条件を満たす時に店舗への集客の提案とを対応づけたサジェストルールデータを記憶し、
    前記集客支援装置は、
    前記店舗の周辺環境が、前記サジェストルールデータの条件に合う場合、前記条件に対応する提案を、前記店舗端末に送信する提案部をさらに備える
    請求項1に記載の集客支援システム。
  5. 前記店舗の周辺環境の条件は、周辺ユーザ数を含み、
    前記提案部は、前記ユーザデータで定義されるユーザの位置情報と店舗の位置から、周辺のユーザ数を算出して、算出された周辺のユーザ数が、前記サジェストルールデータに設定される周辺ユーザ数の条件に合う場合、前記条件に対応する提案を、前記店舗端末に送信する
    請求項4に記載の集客支援システム。
  6. 集客支援装置と、前記集客支援装置に接続する店舗端末を備える集客支援システムに用いられる集客支援方法であって、
    前記集客支援装置が、記憶装置に、ユーザが利用するユーザ端末の位置および前記ユーザの属性を含むユーザデータを記憶するステップと、
    前記集客支援装置が、店舗の位置を含む所定範囲に位置する前記ユーザ端末を特定し、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを、前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、前記店舗端末に送信するステップと、
    前記店舗端末が、前記集客支援装置から送信された指示に従って、前記店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示するステップと、
    前記店舗端末が、前記シンボルから集客対象端末を選択し、選択された集客対象端末の特定情報を、前記集客支援装置に送信するステップと、
    前記集客支援装置が、前記店舗端末から受信する集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して前記店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力するステップ
    を備え
    前記ユーザの属性は、移動の目的、同伴者およびユーザタイプのうちの1以上である集客支援方法。
  7. 前記集客支援装置が、前記記憶装置に、前記店舗の周辺ユーザ数を含む周辺環境の条件と、その条件を満たす時に店舗への集客の提案とを対応づけたサジェストルールデータを記憶するステップと、
    前記集客支援装置が、前記ユーザデータで定義されるユーザの位置情報と店舗の位置から、周辺のユーザ数を算出して、算出された周辺のユーザ数が、前記サジェストルールデータに設定される周辺ユーザ数の条件に合う場合、前記条件に対応する提案を、前記店舗端末に送信するステップをさらに備える
    請求項6に記載の集客支援方法。
  8. 集客支援装置に接続する店舗端末であって、
    前記集客支援装置は、
    ユーザが利用するユーザ端末の位置および前記ユーザの属性を含むユーザデータを記憶する記憶装置と、
    店舗の位置を含む所定範囲に位置する前記ユーザ端末を特定し、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを、前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示する指示を、前記店舗端末に送信する指示部と、
    前記店舗端末から受信する集客対象端末の特定情報から特定された集客対象端末に対して前記店舗の集客情報を送信する送信指示を、出力する送信部を備え、
    前記店舗端末は、
    前記集客支援装置から送信された指示に従って、前記店舗の位置を含む所定範囲の地図データ上に、前記ユーザ端末を利用するユーザの属性に対応するシンボルを前記ユーザ端末の位置に対応づけて表示し、前記シンボルから集客対象端末を選択し、選択された集客対象端末の特定情報を、前記集客支援装置に送信する表示選択部
    を備え
    前記ユーザの属性は、移動の目的、同伴者およびユーザタイプのうちの1以上である店舗端末。
  9. 前記集客支援装置の記憶装置は、
    前記店舗の周辺ユーザ数を含む周辺環境の条件と、その条件を満たす時に店舗への集客の提案とを対応づけたサジェストルールデータを記憶し、
    前記集客支援装置は、
    前記ユーザデータで定義されるユーザの位置情報と店舗の位置から、周辺のユーザ数を算出して、算出された周辺のユーザ数が、前記サジェストルールデータに設定される周辺ユーザ数の条件に合う場合、前記条件に対応する提案を、前記店舗端末に送信する提案部をさらに備え、
    前記店舗端末は、
    前記集客支援装置から送信された前記提案を表示装置に表示する提案表示部をさらに備える
    請求項8に記載の店舗端末。
  10. コンピュータを、請求項8または9に記載の店舗端末として機能させる店舗プログラム。
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