JP6600422B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
例えば、男性のユーザに対して女性用の商品に関する広告を配信しても、購買意欲を刺激する可能性は薄いと考えられる。
そこで、ユーザごとに広告画像とクリックされたときの遷移先のウェブページの組み合わせを決定して配信することが行われている。具体的には、ユーザAに対しては、スピーカの広告画像とオーディオ機器に関するウェブページへのリンク情報を配信する。また、ユーザBに対しては、ドライヤーの広告画像と美容器具に関するウェブページのリンク情報を配信する。
配信された広告画像は必ずしもユーザにクリックされるとは限らない。従って、クリックされなかった広告画像に関しては、先述の組み合わせ決定処理などの各種処理が無駄になってしまう。
本構成によれば、ユーザが広告に対する選択操作を行ったことに応じて、ランディングページを決定する処理が実行される。即ち、広告を配信する段階においては、ユーザ情報に基づく分析処理等の処理負担を軽減または削減することができる。
広告情報の表示から選択操作までの経過時間が短いユーザは、当該広告情報に高い興味を示している可能性が高い。そのようなユーザに対しては、ランディングページとして例えば詳細な商品情報が記されたウェブページが提示される。逆に、広告情報の表示から選択操作までの経過時間が長いユーザは、当該広告情報にそれほど高い興味を示していない可能性が高い。そのようなユーザに対しては、ランディングページとして例えば複数のキャンペーン商品の概要が記されたウェブページが提示される。
これにより、例えば、博識度が高いユーザに対しては詳細な情報を掲載したウェブページをランディングページとして決定することが可能となる。
これにより、広告情報に対する選択操作の頻度や回数が多く、広告をクリックすることに抵抗を余り感じないユーザと、広告情報に対する選択操作の頻度や回数が少ない、広告をクリックすることに抵抗を感じるユーザとで、異なるランディングページを決定することが可能となる。
これにより、ユーザの住所情報に基づいた適切なウェブページをランディングページとして決定することが可能となる。
これにより、ユーザの現在地情報に基づいた適切なウェブページをランディングページとして決定することが可能となる。
この情報処理方法により、ユーザ情報に基づいたランディングページの決定を適切に行うことにより情報処理装置の処理負担の軽減を図ることができる。
本発明に係るプログラムは、上記各ステップに相当する手順を情報処理装置に実行させるプログラムである。本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したものである。これらにより上述の情報処理装置の処理を実現する。
<1.システム構成>
<2.広告配信システム及びデータベース>
<3.各処理例>
[3−1.全体の流れ]
[3−2.リダイレクトサーバにおける処理の第1例]
[3−3.リダイレクトサーバにおける処理の第2例]
[3−4.リダイレクトサーバにおける処理の第3例]
[3−5.リダイレクトサーバにおける処理の第4例]
[3−6.リダイレクトサーバにおける処理の第5例]
[3−7.全体の流れ第2例]
<4.まとめ>
<5.プログラム及び記憶媒体>
図1に実施の形態の広告配信システム1を含むネットワークシステムの構成例を示す。
本実施の形態に係るネットワークシステムは、広告を配信するための広告配信システム1と、広告の配信を望む広告主が使用する情報処理装置である広告主端末4と、広告が表示されるウェブページの一例としてのポータルサイトを管理する第1ウェブサーバ5と、複数のユーザ端末6と第2ウェブサーバ7がネットワーク8により相互に通信可能に接続されている。
広告配信システム1は、ユーザ端末6上に表示されるウェブページに広告を配信する広告配信サーバ2と、ユーザが広告画像に対する選択操作を行った場合に遷移先のウェブページを指示するリダイレクトサーバ3を備えている。
なお、広告画像に対する選択操作とは、広告画像をクリックする操作などである。以降の説明では、選択操作の一例としてクリック操作を例に挙げて説明する。
またネットワーク2の全部または一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
具体的には、広告配信システム1に属する広告配信サーバ2は、第1ウェブサーバ5からの要求を受けてウェブページ上に配信する広告を選択する処理を実行する。
広告配信システム1に属するリダイレクトサーバ3は、ユーザが広告画像をクリックしたことに応じて実績情報を記憶する。また、リダイレクトサーバ3は、ユーザ端末6上に表示させるランディングページを決定する。
リダイレクトサーバ3は、ユーザが広告をクリックしたことに応じて実績情報を記憶する。
また、広告主端末4は、広告配信条件(対象とするユーザの条件や配信数や金額など)を広告配信システム1に送信する。
第1ウェブサーバ5は、自身が管理するウェブページをユーザが閲覧する際に、ユーザが使用するユーザ端末6へウェブページ情報を送信する処理を行う。
ユーザ端末6は、ポータルサイトの閲覧や広告のクリックを行うユーザが使用する端末である。
ユーザ端末6では、必要に応じて各種の送受信処理や表示処理などが実行される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109が接続されている。
入力部106はキーボード、マウス、タッチパネルなどにより構成される。
出力部107はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどにより構成される。
記憶部108はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などにより構成される。
通信部109はネットワーク2を介しての通信処理や機器間通信を行う。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、広告配信システム1や広告主端末4や第1ウェブサーバ5やユーザ端末6や第2ウェブサーバ7としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、広告配信システム1や広告主端末4や第1ウェブサーバ5やユーザ端末6や第2ウェブサーバ7を構成する情報処理装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN等により遠隔地に配置されたものでもよい。複数の情報処理装置には、クラウドコンピューティングサービスによって利用可能なサーバ群(クラウド)としての情報処理装置が含まれてもよい。
1または複数の情報処理装置で構成される広告配信システム1としての機能構成および各種のDBを図3に示す。
広告配信システム1としての各機能は、情報処理装置においてCPU101でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し以下説明する全部または一部の各構成の処理をハードウェアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウェアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。一つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、一つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。更に機能の一つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
図3に示すように、広告配信サーバ2は、広告情報受信部2a、配信条件設定部2b、配信広告選択部2c、広告配信部2d、実績情報管理部2eを備える。
このとき、配信条件設定部2bは、30代男性のユーザに対して広告情報A1と広告情報B1を1:1の割合で配信することを配信条件として設定する。配信条件は、新たな広告配信依頼がなされるごとに更新される。そして、配信残数(依頼された件数のうち未配信の数)に応じて適宜見直される。例えば、30代男性に対する広告配信を1000件行った時点で、広告情報A1は400件の配信が行われ広告情報B1は600件の配信が行われていた場合、30代男性のユーザに対して広告情報A1と広告情報B1を6:4の割合で配信することが配信条件として再設定される。
なお、この配信条件は一例であり、他のユーザ情報(例えば、職業や住所や閲覧履歴情報)などが配信条件として設定されてもよいし、ユーザ情報以外の環境情報(例えば時刻情報や時刻情報や天気情報など)が配信条件として設定されてもよい。
以下の説明においては、年齢、職業、性別、住所、身長、体重、視力、ユーザによって入力された興味分野の情報だけでなく、閲覧履歴、購入履歴などの履歴情報や、現在表示中のウェブページの情報などを含めてユーザ情報と記載する。また、ユーザの操作によって変化する情報もユーザ情報とする。例えば、広告が表示されてからクリックされるまでの時間などは、ユーザの操作によって変化するため、ユーザ情報として扱う。
図4に示すように、ウェブブラウザ10には、ウェブページの変更や表示態様の変更を行うための各種操作子11が設けられている。また、ウェブページを検索するための検索フォーム12や、表示されているウェブページのURLが表示されるアドレス表示部13が配置されている。
更に、その下方には、ウェブページが表示されるウェブページ表示部14が配置されている。
ウェブページ表示部14には、ポータルサイトとしてのウェブページが表示されており、ログイン状態を表示するユーザ状態表示部15と、各種のウェブパーツ16と共に、三つの広告表示領域9が設けられている。
このように、ユーザ分析は、例えば、ユーザ情報に基づいて行う。例えば、年齢や性別や居住地や現在地や購入履歴や閲覧履歴や趣味嗜好や現在閲覧中のウェブページ等に基づいて分析を行う。
勿論、広告配信対象となるユーザによっては、配信広告選択部2cは、詳細なユーザ分析を行ってもよいし、ユーザ分析を全く行わなくてもよい。ユーザ分析を全く行わない場合には、配信広告をランダムに選択してもよいし、複数の広告の中から順番に選択してもよい。
相応しい広告とは、例えばユーザの興味がより高い広告などである。
実績情報管理部2eが管理する情報は、次回の配信広告を決定する際に用いてもよい。即ち、クリックされやすい広告をユーザに配信することが可能となる。
受付部3aは、配信広告をクリックしたユーザが使用するユーザ端末6からランディングページの取得要求を受信する。
情報取得部3bは、広告をクリックしたユーザ情報や環境情報を取得する処理を実行する。
遷移先決定部3cは、ユーザ情報等を用いて広告をクリックしたユーザに適したランディングページを決定する。
なお、ランディングページの決定には、ユーザ情報だけでなく環境情報を用いてもよい。
ユーザDB50は、広告の閲覧やクリックを行うユーザに関する情報が記憶されるDBである。
例えば、図5に示すように、ユーザを特定するユーザID(Identification)がユーザごとに設定され、ユーザIDにユーザ情報が付随して記憶される。
ユーザ情報としては、例えば、年齢、職業、性別、住所、身長、体重、視力、ユーザによって入力された興味分野の情報、更に、閲覧履歴、購入履歴などの履歴情報などである。勿論、これらの各種情報のうちの一部が記憶されていてもよい。また、ユーザごとに記憶される情報が異なっていてもよい。例えば、あるユーザのユーザ情報として年齢の情報が記憶されるが、他のあるユーザのユーザ情報としては年齢の情報が記憶されていなくてもよい。
図6に示す一例では、一つの広告IDに対して広告画像を特定する情報(例えば画像の保存場所を示すリンク情報やファイルパスを表す情報、或いは画像IDでもよい)と、テキスト情報と、ランディングページ情報が記憶されている。
また、配信条件としての配信対象ユーザと、配信予定数と、配信期間と、金額が記憶されている。
以下の説明においては、クリックに応じてユーザ端末6に送信されるランディングページがユーザに応じて異なる広告を例に挙げて各種の説明を行う。この場合、一つの広告IDに対して複数のランディングページが紐付けられて記憶されている。
配信条件は、例示した以外にも配信時間帯などが記憶されてもよい。例えば、午前中のみ配信する広告があってもよい。
図7に示す例では、時間情報と広告IDとユーザIDと実績種別が紐付けられて記憶されている。時間情報とは、ユーザに対して広告を提示した(ユーザが広告を閲覧した)日時やユーザが広告をクリックした日時を示している。広告IDは、ユーザが閲覧した広告或いはクリックした広告を特定する情報である。
ユーザIDは、広告の閲覧やクリックを行ったユーザを特定する情報である。実績種別とは、広告の閲覧と広告のクリックを区別するための情報である。
広告配信システム1が実行する広告配信に掛かる各処理について説明する。
[3−1.全体の流れ]
先ず、ユーザが広告情報を閲覧してクリックを行う場合の全体の処理の流れについて、図8を参照して説明する。
ユーザがユーザ端末6を用いてウェブブラウザ10等を起動し、該ウェブブラウザ10を介して広告表示領域を有した例えばポータルサイトなどのウェブページを閲覧するための操作を行うと、ユーザ端末6はステップS101でウェブページを管理する第1ウェブサーバ5に対してポータルサイトのウェブページ取得要求を送信する処理を行う。
このウェブページデータをユーザ端末6が受信することにより、ユーザ端末6のウェブブラウザ10上にユーザが意図したウェブページ(ポータルサイト)が表示される。
ユーザ端末6上に表示されるウェブページには、図4に示すように広告表示領域9が設けられている。
広告表示領域9に広告を表示するために、ユーザ端末6はステップS102において広告配信サーバ2に対する広告情報取得要求の送信を行う。
配信広告選択処理では、例えば、ユーザ端末6上に表示された記事や画像などに応じた広告が選択される。具体的には、ユーザ端末6上に表示されている記事が野球の記事であれば、野球道具の広告や野球グッズの広告などが選択される。そのために、広告配信サーバ2は、ユーザ端末6上に表示されている記事やコンテンツの情報(記事が属するカテゴリ情報など)を受信してもよい。
これにより、ユーザ端末6上に表示されるウェブページの広告表示領域9に広告が表示される。
広告ページとは、広告を選択したユーザが次に閲覧するウェブページであって、例えば、広告としての野球用具の画像をクリックしたユーザが次に閲覧する野球用具の購買ページや性能等が記載されたウェブページや野球用具のキャンペーンページなどである。
リダイレクトサーバ3は、ステップS401においてユーザ情報を取得する処理を実行する。ユーザ情報は、例えば、ユーザDB50から取得したユーザの興味のある分野(カテゴリ)や趣味としている分野である。
尚、ステップS401で取得するユーザ情報の他の例については後述する。
ランディングページとは、広告をクリックしたユーザAに対して提示するウェブページである。提示可能なウェブページが複数ある場合には、その中からユーザAに閲覧させるウェブページを決める必要がある。ランディングページ決定処理では、ユーザAに対して提示可能な複数のウェブページから実際にユーザに閲覧させるウェブページを選択する処理である。
例えば、先のステップS401で取得したユーザ情報ではユーザAの興味分野が「野球のバット」であった場合、野球用具に関する各種のウェブページからバットに関するウェブページをランディングページとして決定することが考えられる。
また、ユーザAの興味分野に「野球のグローブ」であった場合、野球用具に関する各種ウェブページからグローブに関するウェブページをランディングページとして決定することが考えられる。
リダイレクトサーバ3は、ステップS404において、ユーザが広告を選択したことに対しての実績情報を記憶する。この処理では、少なくとも選択操作を行ったユーザIDと選択操作が行われた日時情報と選択対象となった広告を特定する情報(広告IDなど)と実績種別として選択操作が行われたことが実績DB53に記憶される。
リダイレクトサーバ3における処理の第1例について、図9を用いて説明する。
尚、本例を含め以降で説明する各例(リダイレクトサーバにおける処理の各例)では、図8に示したリダイレクトサーバ3が実行するステップS401乃至S404の各処理の具体例を挙げて説明する。他の情報処理装置が実行する処理については、説明を適宜省略する。
広告表示時間は、ユーザ端末6に広告画像が表示されてからユーザがクリックするまでの時間とされる。広告表示時間は、ユーザの操作のタイミングに応じて決まる時間であるため、ユーザ情報の一例として扱う。
また、ユーザ端末6から広告ページ取得要求を受信する際に、広告表示時間を取得してもよい。この場合には、例えば、ユーザ端末6上に表示されているポータルサイトのウェブページデータに広告が表示されてからの時間をカウントするプログラムが組み込まれていてもよい。
広告画像の表示からクリック操作までの時間(広告表示時間)が短いユーザは、その広告に高い興味を示している可能性が高いことから、高関心者用のランディングページを選択する。
一方、広告画像の表示からクリック操作までの時間が長いユーザは、その広告に対する興味は一般的であると考えられることから、通常のランディングページを選択する。
一方、高関心者用のランディングページとは、例えば、商品の詳細な性能や効能などを説明したウェブページである。
これらはあくまで一例であり、商品によって多種多様な例が考えられる。
具体的には、動画像の再生時間が15秒である場合に、0〜3秒の間は商品名と商品の画像が表示され、3秒〜10秒の間は商品を使用している様子を表す画像が表示され、10秒〜15秒の間は商品の詳細な性能情報が表示されているとする。このような場合は、広告表示時間の長短が広告への関心度合いの高低を示していると考える以外に、クリック操作時に広告表示領域9に表示されている画像によって関心の方向性が異なると考えることもできる。
また、広告画像の表示開始から14秒後にクリックしたユーザは、商品の性能情報を見て「高い効果が得られそうだ」と感じてクリックしたことが考えられる。そのようなユーザに対しては、商品を使用した後の得られた効果などを説明したウェブページをランディングページとして決定することが好ましい。
リダイレクトサーバ3における処理の第2例について、図10を参照して説明する。
広告ページ取得要求を受信したリダイレクトサーバ3は、ステップS401Bでユーザ情報として博識度を取得する。
博識度は、広告が属する分野(例えば野球道具)に対するユーザの知識量の多さを示す指標値である。博識度は、ユーザDB50から取得してもよいし、ユーザDB50等から取得した情報を用いて算出してもよい。
そして、博識度は、例えば0〜100のように3段階以上の多段階で数値化されてもよいし、知識有り/無しのように2段階で数値化されてもよい。
また、ユーザのこれまでの閲覧履歴や購入履歴などから算出した興味度合いに基づいて博識度を算出してもよい。具体的には、購入履歴に該当分野に関する商品があれば、「知識有り」と判定する。
例えば、先のステップS401Bで取得した博識度が低い場合には、初心者向けの野球用具のウェブページをランディングページとして決定することが考えられる。
また、博識度が高い場合には、野球用具の詳細な情報が掲載されたウェブページをランディングページとして決定することが考えられる。
リダイレクトサーバ3における処理の第3例について、図11を参照して説明する。
広告ページ取得要求を受信したリダイレクトサーバ3は、ステップS401Cでユーザ情報として広告クリック頻度情報を取得する。
広告クリック頻度情報は、広告をクリックする頻度(或いは確率)を示す指標値である。この情報は、ユーザDB50から直接取得してもよいし、広告配信システム1を介して取得してもよい。
広告をクリックする頻度が高いユーザやクリックする確率が高いユーザにとって、今回の広告をクリックする操作は普段と変わらない操作と考えることができる。一方、広告をクリックする頻度が低いユーザやクリックする確率が低いユーザは、普段広告に対して興味を示さないユーザである可能性が高い。そのようなユーザにとってクリックの対象となった広告は高い関心を示した広告であると考えることができる。
続いてリダイレクトサーバ3は、ステップS403,S404の処理を実行する。
リダイレクトサーバ3における処理の第4例について、図12を参照して説明する。
広告ページ取得要求を受信したリダイレクトサーバ3は、ステップS401Dでユーザ情報としての住所情報を取得する。住所情報は、ユーザの自宅の住所情報などである。ユーザの住所情報は、ユーザによって入力された情報がユーザDB50に記憶されていてもよいし、ユーザ端末6から取得可能なGPS(Global Positioning System)情報を蓄積して判定した情報がユーザDB50に記憶されていてもよい。
住所情報に基づいたランディングページについて、具体的に説明する。
例えば、ユーザのクリック対象となった広告が「○○電気店のセール情報」であったとする。また、○○電気店は複数店舗を展開しており、A店におけるセール品とB店におけるセール品が異なるとする。
このとき、ユーザの住所情報に基づいて、自宅からの距離が遠いB店舗よりも近いA店舗のセール品を特集したウェブページをランディングページとする。これにより、ランディングページを閲覧したユーザが購入したいと思った商品は、距離的に近いA店舗が販売しているものであることから、商品の購入に繋がりやすくなる。
リダイレクトサーバ3における処理の第5例について、図13を参照して説明する。
リダイレクトサーバ3は、ステップS401Eで、ユーザの現在地情報を取得する。現在地情報は、例えば、ステップS104において、ユーザ端末6から、広告ページ取得要求と共に送信される。現在地情報は、例えば、GPSによりユーザ端末6が取得した情報である。
現在地情報を取得したリダイレクトサーバ3は、ステップS402において、現在地情報に基づいたランディングページを決定する処理を実行する。
広告をクリックした後に提示されたランディングページにそのユーザにとって魅力的な商品が掲載されており、且つ、訪問が容易な距離にある店舗で販売されていれば、商品の購入に至る可能性が高まる。
そこで、ユーザの現在地に近い距離にある店舗に関するウェブページをランディングページとして決定する。
尚、現在地の情報に基づいてランディングページ全体を変えるのではなく、ランディングページとしてのウェブページは同一で、その中のコンテンツの一部を現在地情報に特化した情報に変更することも可能である。
これにより、ユーザが使用しているユーザ端末6に応じた適切なランディングページの決定を行うことができる。
全体の流れの第2例について、図14を参照して説明する。
全体の流れ第2例では、広告の選択方法としてリアルタイムの競売が行われる例を説明する。前述した全体の流れと同様の処理については、同じステップ番号を付して詳述を省略する。
第1ユーザ情報取得処理で取得するユーザ情報は、例えば、ユーザの性別及び年齢などの情報である。以降、第1ユーザ情報取得処理で取得対象となるユーザ情報を第1ユーザ情報と記載する。
この処理では、広告表示領域9に対するリアルタイム入札を行い、最も高額な入札を行った広告主の広告を選択する。このとき、広告主にとって入札金額を決定するための参考となる情報が第1ユーザ情報である。
続いて、第1ウェブサーバ5がステップS302で広告情報を配信する処理を行うことにより、ユーザ端末6上に確保された広告表示領域9に広告情報が表示される。
例えば、第1ユーザ情報が性別及び年齢である場合には、第2ユーザ情報性別及び年齢の情報だけでなく閲覧履歴や購入履歴などの情報を加えたものとされる。
即ち、第2ユーザ情報は第1ユーザ情報よりも詳しい情報とされる。
また、第1ユーザ情報が第2ユーザ情報よりも簡易な情報であるため、ステップS303の第1ユーザ情報取得処理でユーザ情報の全てを取得するよりも処理負担が軽減される。そして、簡易な情報であってもユーザ情報を鑑みた配信広告選択処理がステップS301でなされるため、広告に対するユーザのクリック確率を上げることができ、クリックされない広告を配信するための無駄な通信容量を削減することができる。
これにより、ステップS401Fの第2ユーザ情報取得処理で取得するユーザ情報を少なくし処理負担を軽減することができると共に、ランディングページを決定するために必要なユーザ情報の取得を行うことができる。
上述したように、リダイレクトサーバ3は、ユーザに提示された広告情報に対する該ユーザの選択操作(例えばクリック操作)に基づいて広告ページ取得要求を受け付ける受付部3aと、選択操作が行われたことに応じて該選択操作を行ったユーザに関する情報を取得する情報取得部3bと、ユーザに関する情報に基づいてランディングページを決定する遷移先決定部3cと、を備えている。
ユーザに対して広告を配信する際に、ユーザに当該広告を選択させやすくするために、即ちクリックさせやすくするために、ユーザの興味分野や年齢性別などユーザ情報を考慮することが多い。そして、ユーザ情報から広告を決定する処理は、広告配信の前に行われることが多い。
例えば、ユーザ100人に対して家電販売を行うA社のキャンペーンについての広告を提示することが決定している場合、ユーザ一人一人について興味を引く家電(商品そのものや商品ジャンルなど)を決定する処理を広告配信前に行い、それに基づいてユーザごとに配信する広告情報(広告画像やテキストの情報)を決定する。具体的には、ユーザAに対してはオーディオ機器に関する広告画像とテキスト情報を組み合わせた広告情報が生成されて配信される。また、ユーザBに対しては美容器具に関する広告画像とテキスト情報を組み合わせた広告情報が生成されて配信される。
しかし、ユーザ100人のうち、広告をクリックするなどの広告選択操作を行うユーザは一握りであり、広告に対する選択操作を行わないユーザに対して上記のような配信広告情報を決定する処理は無駄になってしまう虞が高い。
上述した実施の形態によれば、ユーザが広告に対する選択操作を行ったことに応じて、ランディングページを決定する処理が実行される。例えば、選択操作が行われるかどうか分からない段階においては、何れのユーザに対してもA社のキャンペーンに関する広告として一律同じ広告画像とテキスト情報が配信される。そして、ユーザがA社のキャンペーンに関する広告をクリックした場合に、初めてユーザ情報等を考慮してランディングページが決定される。即ち、あるユーザに対してはオーディオ機器についてのキャンペーンページがランディングページとして決定される。また、他のあるユーザに対しては美容器具についてのキャンペーンページがランディングページとして決定される。
従って、ユーザが使用するユーザ端末6の画面上などでは、広告をクリックした後に表示されるウェブページとしてそれぞれのカテゴリ(オーディオ機器や美容器具)に応じたキャンペーンページが表示される。
即ち、同じ広告をクリックしたにも関わらず、画面上にはユーザごとに選択された異なるウェブページが表示される。
これにより、ユーザ情報に応じた分析処理を行う機会を最低限にすることができ、広告配信システム1に属する情報処理装置の処理負担の軽減を図ることができる。
また、広告としてユーザ端末6の画面上に表示する広告情報(広告画像やテキスト情報)をユーザごとに用意する必要がないため、広告情報の生成に掛かる情報処理装置の処理負担の軽減を図ることができ、また、用意する記憶容量も小さくすることができる。
また、全体の流れ第2例で説明したように、広告に対する選択操作が行われるかどうか分からない段階、即ち、広告配信サーバ2に対して広告情報取得要求が送信された段階においては、簡易なユーザ分析を行う(ステップS303の第1ユーザ情報取得処理及びステップS301の配信広告選択処理を行う)ことが考えられる。そして、ユーザが広告に対する選択操作を行ったことに応じて、詳細なユーザ分析を行う(ステップS406の第2ユーザ情報取得及びステップS402のランディングページ決定処理を行う)ことが考えられる。
このような場合であっても、広告配信前に行われる第1ユーザ情報取得処理で取得する情報量が少なく、配信広告選択処理におけるユーザ分析も簡易であることから、広告配信サーバ2などの情報処理装置の処理負担を過剰に増大させることない。一方で、簡易であってもユーザ分析を行うことから、ユーザが広告に対する選択操作を行う可能性を高めることができる。
広告情報の表示から選択操作までの経過時間が短いユーザは、当該広告情報に高い興味を示している可能性が高い。そのようなユーザに対しては、ランディングページとして例えば詳細な商品情報が記されたウェブページが提示される。逆に、広告情報の表示から選択操作までの経過時間が長いユーザは、当該広告情報にそれほど高い興味を示していない可能性が高い。そのようなユーザに対しては、ランディングページとして例えば複数のキャンペーン商品の概要が記されたウェブページが提示される。
即ち、本構成によれば、広告情報に対するユーザの関心度合いに応じて適切なランディングページを決定することが可能となる。
これにより、広告情報をクリックしたユーザに対して効果的なランディングページが提示されるため、広告効果を高めることができる。
ユーザにA社のキャンペーンについての広告を配信する場合に、広告が属する分野に対するユーザの知識量の多さ(博識度)に基づいてランディングページを決定することが考えられる。
例えば、A社が販売する商品が家電である場合に、家電について詳しいユーザとそうでないユーザでは、ランディングページを変えることが望ましい場合がある。
詳しいユーザに対しては、細かい性能や特徴を説明するページをランディングページとして設定する。また、それほど商品に関する知識がないと推測されるユーザに対しては、キャンペーン価格を強調して表示したページをランディングページとして設定する。
これにより、ユーザの知識に応じた適切なランディングページを設定することが可能となる。
また、他の例として、100人のユーザに対してA社のキャンペーンについての広告を配信する際に、A社が販売する家電のカテゴリに詳しくない30人のユーザに対しては、キャンペーン対象となる全ての家電カテゴリについての広告情報を選択して配信する。このとき、ランディングページの決定は行わない。そして、A社の販売する家電カテゴリに詳しい70人のユーザに対しては、それぞれのユーザが詳しい家電についてのランディングページを決定した上で広告情報を配信する。
そして、ユーザがクリック操作などの選択操作を広告に対して行った場合に、当該ユーザが30人のユーザのうちの一人であった場合には、ユーザ情報等を考慮してランディングページを決定する。また、当該ユーザが70人のうちの一人であった場合には、当該ユーザが詳しい家電に関するページが既にランディングページとして決定されているため、ユーザ端末6の画面上にランディングページが表示される。
これにより、少なくとも30人のユーザに対しては、広告に対する選択操作が行われる前の段階でランディングページを決定する処理が行われない。従って、広告に対する選択操作がなされなかった場合にはランディングページを決定する処理が行われないため、広告配信システム1に属する情報処理装置の処理負担の軽減を図ることができる。
広告情報に対する選択操作の頻度や回数が多いユーザは、広告に対する選択操作の実行に抵抗を余り感じないユーザと考えられる。一方、広告情報に対する選択操作の頻度や回数が少ないユーザは、広告に対する選択操作の実行に抵抗を感じるユーザと考えられる。
広告に対する選択操作の実行に抵抗を感じているユーザが選択操作を行った場合、その広告情報に対する関心が極めて高いと考えられる。
従って、そのようなユーザに対しては、例えば商品の詳細情報が記載されたような、高関心度ユーザ向けのウェブページをランディングページとして決定することが望ましい。
これにより、広告に対するユーザの関心度が考慮されてランディングページが決定されるため、ユーザの興味を汲み取った適切な情報提供を行うことができる。
例えば、A社のX店舗で販売するキャンペーン商品とA社のY店舗で販売するキャンペーン商品がある場合に、店舗の所在地によっては一方のキャンペーン商品の購入がし難い虞がある。
本構成によれば、広告情報に対して選択操作を行った場合には、ランディングページとしてユーザの住所情報に基づいたウェブページが決定される。
例えば、X店舗への訪問が容易でありY店舗への訪問が難しいユーザに対しては、X店舗のキャンペーンページがランディングページとして決定される。
これにより、ユーザが広告を選択した場合に、ユーザの店舗訪問を考慮した適切な情報提供を行うことができる。
例えば、スマートフォンなどの携帯端末としてのユーザ端末6上で広告情報に対する選択操作を行った場合などに、本構成によれば、ユーザの現在地情報に応じたランディングページが決定される。
具体的には、A社のX店舗で販売するキャンペーン商品とA社のY店舗で販売するキャンペーン商品がある場合に、ユーザの現在地に近い方の店舗に関するキャンペーンページがランディングページとして決定される。
これにより、ユーザが外出先などで広告を選択した場合に、ユーザの店舗訪問を考慮した適切な情報提供を行うことができる。
例えば、図8のステップS401で説明した「ユーザの興味分野」の情報と、図11のステップS401Cで説明した「広告クリック頻度」の情報を用いる例を説明する。
リダイレクトサーバ3は、ステップS401で「ユーザの興味分野」と「広告クリック頻度」の情報を取得し、ステップS402でこれらのユーザ情報を用いたランディングページ決定処理を実行する。
この決定処理では、例えば、ユーザの興味が高い分野として分野A,B,Cが抽出されたとする。更に、それぞれの分野A,B,Cについて、当該ユーザの広告クリック頻度がそれぞれ10%、30%、5%だとする。この場合、ユーザの興味が高い分野A,B,Cの中でも、広告をクリックする頻度が高い分野Bに焦点を当ててランディングページを決定する。
具体的には、分野Aが「コスメ商品」、分野Bが「オーディオ機器」、分野Cが「サッカー用品」であり、広告が分野A,B,Cに関する商品を販売している総合百貨店のセール情報についてのものであった場合、ランディングページとしては、分野A,B,Cの何れかに特化したウェブページをユーザに提示することが可能である。
ここでは、ユーザの興味分野が「コスメ商品」、「オーディオ機器」、「サッカー用品」であり、「オーディオ機器」の広告に対するクリック頻度が最も高いことから、「オーディオ機器」についてのセール品を特集したウェブページをランディングページとして決定する。
これにより、ユーザにとってより好ましいランディングページが提示される可能性を高めることができる。
勿論、3種類以上のユーザ情報を用いてランディングページを決定しても同様の効果を得ることができる。
実施の形態のプログラムは、リダイレクトサーバ3の演算処理装置(CPU等)に各種の処理を実行させるプログラムである。
また、選択操作が行われたことに応じて該選択操作を行ったユーザに関する情報を取得する情報取得機能を演算処理装置に実行させる。
更に、ユーザに関する情報に基づいてランディングページを決定する遷移先決定機能を演算処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、情報処理装置の演算処理装置に対して図8のステップS401乃至S404の各処理、図9のステップS401A乃至S404の各処理、図10のステップS401B乃至S404の各処理、図11のステップS401C乃至S404の各処理、図12のステップS401D乃至S404の各処理、図13のステップS401E乃至S404の各処理、図14のステップS401F乃至S404の各処理を実行させるプログラムである。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。あるいはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
Claims (5)
- ユーザに提示された広告情報に対する該ユーザの選択操作に基づいて広告ページ取得要求を受け付ける受付部と、
前記選択操作が行われたことに応じて、前記広告情報が表示されてから前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報を前記ユーザに関する情報として取得する情報取得部と、
前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報に基づいて、複数のランディングページの中から前記ユーザに適したランディングページを決定する遷移先決定部と、を備える
情報処理装置。 - 前記広告情報は動画像による広告情報とされ、
前記情報取得部は、前記動画像としての前記広告情報の表示開始から前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報を前記ユーザに関する情報として取得し、
前記遷移先決定部は、前記経過時間によって特定される前記広告情報としての動画像の再生箇所に基づいてランディングページの決定を行う
請求項1に記載の情報処理装置。 - ユーザに提示された広告情報に対する該ユーザの選択操作に基づいて広告ページ取得要求を受け付ける受付ステップと、
前記選択操作が行われたことに応じて、前記広告情報が表示されてから前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報を前記ユーザに関する情報として取得する情報取得ステップと、
前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報に基づいて、複数のランディングページの中から前記ユーザに適したランディングページを決定する遷移先決定ステップと、を
情報処理装置が実行する情報処理方法。 - ユーザに提示された広告情報に対する該ユーザの選択操作に基づいて広告ページ取得要求を受け付ける受付機能と、
前記選択操作が行われたことに応じて、前記広告情報が表示されてから前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報を前記ユーザに関する情報として取得する情報取得機能と、
前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報に基づいて、複数のランディングページの中から前記ユーザに適したランディングページを決定する遷移先決定機能と、を
コンピュータに実行させるプログラム。 - ユーザに提示された広告情報に対する該ユーザの選択操作に基づいて広告ページ取得要求を受け付ける受付機能と、
前記選択操作が行われたことに応じて、前記広告情報が表示されてから前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報を前記ユーザに関する情報として取得する情報取得機能と、
前記選択操作が行われるまでの経過時間に関する情報に基づいて、複数のランディングページの中から前記ユーザに適したランディングページを決定する遷移先決定機能と、を
コンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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