JP3831917B2 - テレワークスケジュール調整方法、システム、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

テレワークスケジュール調整方法、システム、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレワーカの配置とテレワーク作業の遂行を円滑かつ効果的に行うことを目的として、事業者とテレワーカとの間及びテレワーカとテレワーカとの間でテレワークのスケジュールに関する調整を行うテレワークスケジュール調整方法、システム、プログラム及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のオフィスワークにおける勤務形態では、出産や育児等の理由による優秀な女性従業員の離職や、自身のけがや家族の急病及び交通機関のアクシデントによる影響を避けることができなかった。そのため、育児を行いながら自宅で働くことが可能であり、通勤しないで自宅で業務を遂行することができるといった理由からテレワークによる勤務形態が注目されつつある。また、人が雇用機会を求めて都会に集中し、企業も豊富な人材を求めて都会に存在する、一極集中型の都市の膨張は大都市において大きな問題となっており、これを是正するための手段としてもテレワークが注目されつつある。さらに、地域経済・社会の低迷及び人口の過疎化・高齢化に対しても、テレワークは有効な解決手段の一つとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
テレワークが導入される目的としては、自然環境への配慮、労働環境の改善、生産性の向上、新しいビジネスの発掘やオフィスの有効利用等があげられる。通勤がなくなることで、自然環境に対するメリットは大きいと考えられるが、労働環境の改善や生産性の向上を図るためには、管理体制を含む新しい仕組みが必要であると考えられている。そのため、テレワークを導入する際には、設備や技術的課題のほかに、テレワーカの募集及び仕事内容に対する人選の方法、テレワーカのための労働契約に関する仕組み、トラブル等に対応できる柔軟な管理の仕組みが必要となる。
【0004】
本発明は、このような問題を解決するために、テレワーカの最適な配置とテレワーク業務遂行を円滑かつ効果的に行うことによって生産性を向上させると共に、事業者とテレワーカとの間及びテレワーカとテレワーカとの間でのスケジュールに関する調整を行うことによって、テレワーカの勤務時間の柔軟性及び労働契約の簡便性を提供すること等を目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、事業者が要求する勤務スケジュールや業務内容等の労働条件に最適のテレワーカを選定・紹介し、及び/又はテレワーカが希望する勤務スケジュールや業務内容等の労働条件に最適の事業者を選定・紹介し、テレワーカと事業者との間の労働契約を仲介するとともに、テレワーカにアクシデントが生じた場合等の緊急なケースにおいても、代理のテレワーカを選定し、業務を代理テレワーカに引き継ぐ仲介作業を行うことで、事業者の業務遂行を円滑に支援する。
【0006】
(テレワークスケジュール調整方法)
即ち、前記課題を解決した本発明のテレワークスケジュール調整方法(請求項1)は、テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されたサーバにより、前記事業者と前記テレワーカとの間のスケジュールの調整を行うテレワークスケジュール調整方法において、(A1)前記サーバが、前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信ステップと、(A2)前記サーバが、前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信ステップと、(A3)前記サーバが、前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介ステップ及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介ステップを有するテレワーク紹介ステップと、(B1)前記サーバが、前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信ステップと、(B2)前記サーバが、前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報に適合した代理テレワーカを前記テレワーク提供情報に基づいて選定し前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介ステップと、を実行してテレワークスケジュールを調整するとともに、(B3)前記サーバが、前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信したとき、前記サーバが、前記テレワーカ交信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介するステップを実行することによりテレワークのスケジュール調整を行うことを特徴とする。
【0007】
この構成においては、(A1)〜(A3)のテレワークの仲介を行うステップでは、事業者とテレワーカとの間でテレワークの契約(労働契約)が行われる。また、(B1)と(B2)のテレワーカの交代紹介を行うステップでは、契約を結んだテレワーカが、仮にアクシデントで契約したテレワークを遂行できない場合等は、テレワーカがスケジュール変更申請をサーバに送信し、サーバがこれを受信する。サーバは、テレワーク提供情報に基づいて、例えばデータベースを検索し、スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報(又はテレワークの契約内容)に適合する代理テレワーカを選定しこれを事業者に紹介する。なお、テレワーカ募集情報は、事業者がテレワーカを募集するためにサーバに送信する情報である。このテレワーカ募集情報は、テレワーク提供情報とは別個独立にサーバに送信される場合と、テレワーク提供情報に応答してサーバに送信される場合等がある。一方、テレワーク提供情報は、テレワーカが事業者にテレワークを提供するためにサーバに送信する情報、換言すると、テレワーカが仕事を求めるための情報である。このテレワーク提供情報は、テレワーカ募集情報とは別個独立にサーバに送信される場合と、テレワーカ募集情報に応答してサーバに送信される場合等がある。また、(B3)のステップでは、サーバは、テレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを、テレワーカの端末から通信回線を介してサーバが受信する。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、サーバが、事業者の端末から通信回線を介して報酬及び募集人数をテレワーカ募集の条件として受信する。そして、サーバがこの条件を満足するようにテレワーカを選定する。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1の構成において、サーバが、テレワーカの端末から通信回線を介して希望報酬又は希望業種の少なくとも一方をテレワーク提供の条件として受信する。そして、サーバがこの条件を満足するように事業者を選定する。
【0011】
(テレワークスケジュール調整システム)
また、前記課題を解決した本発明のテレワークスケジュール調整システム(請求項4)は、テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されたサーバにより、前記事業者と前記テレワーカとの間のスケジュールの調整を行うテレワークスケジュール調整システムにおいて、前記サーバは、(A1)前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段と、(A2)前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段と、(A3)前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段を有するテレワーク紹介手段と、(B1)前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段と、(B2)前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報に適合した代理テレワーカを前記テレワーク提供情報に基づいて選定し前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段と、(B3)前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を、前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段とを有するサーバを備えることを特徴とする。
【0012】
この構成において、(A1)から(A3)は、サーバが事業者端末及びテレワーカ端末との間で行うテレワーク仲介処理(サーバの内部処理を含む)を実行する手段である。また、(B1)から(B3)は、代理テレワーカの紹介にかかる処理(サーバの内部処理を含む)を実行する手段である。この構成によればテレワーカと事業者との間のテレワーク契約の仲介、契約したテレワーカのスケジュール変更に伴う事業者への代理テレワーカの紹介がなされる。
【0013】
また、請求項に記載の発明は、請求項の構成において、サーバが、事業者の端末から通信回線を介して報酬及び募集人数をテレワーカ募集の条件として受信する。そして、サーバがこの条件を満足するようにテレワーカを選定する。
【0014】
また、請求項に記載の発明は、請求項の構成において、サーバが、テレワーカの端末から通信回線を介して希望報酬又は希望業種の少なくとも一方をテレワーク提供の条件として受信する。そして、サーバがこの条件を満足するように事業者を選定する。
【0016】
(テレワークスケジュール調整プログラム)
また、前記課題を解決した本発明のテレワークスケジュール調整プログラムは、テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されるコンピュータを、テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されるコンピュータを、(A1)前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段、(A2)前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段、(A3)前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段、又は前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段の少なくとも一方を有するテレワーク紹介手段、(B1)前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段、(B2)前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報に適合した代理テレワーカを前記テレワーク提供情報に基づいて選定し前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段、(B3)前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を、前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段として機能させることを特徴とする。
【0017】
このプログラムは、コンピュータを、テレワーカと事業者との間のテレワークの契約を仲介するサーバ、及び代理テレワーカの交代紹介を行うサーバとして機能させるものである。このプログラムは、例えばプログラム配信サーバからダウンロードされ、コンピュータにインストールされる。また、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されて流通したりする。
【0018】
(テレワークスケジュール調整プログラム記憶媒体)
前記課題を解決した本発明のテレワークスケジュール調整プログラム記憶媒体(請求項8)は、テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されるコンピュータを、(A1)前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段、(A2)前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段、(A3)前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段、又は前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段の少なくとも一方を有するテレワーク紹介手段、(B1)前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段、(B2)前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報に適合した代理テレワーカを前記テレワーク提供情報に基づいて選定し前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段、(B3)前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を、前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段として機能させるプログラムをコンピュータ読取り可能な記憶媒体に記憶したことを特徴とする。
【0019】
この記憶媒体に記憶されているプログラムは、コンピュータを、テレワーカと事業者との間のテレワークの契約を仲介するサーバ、及び代理テレワーカの交代紹介を行うサーバとして機能させるものである。この記憶媒体は、CD−ROM等の形態で通流され、コンピュータにプログラムをインストールしたりロードしたりするのに使用される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、テレワークスケジュール調整方法が適用されるテレワーク仲介の全体構成図である。
【0021】
≪第1実施形態≫
第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法を説明する。
図1に示すように、テレワークスケジュール調整方法(システム)が適用されるテレワーク仲介は、仲介サーバ10(テレワーク仲介センタ1)、通信回線により仲介サーバ10に接続された事業者端末20(事業者2)、通信回線により仲介サーバ10に接続されたテレワーカ端末30(テレワーカ3)により行われる。
【0022】
〔仲介サーバ(テレワーク仲介センタ)〕
仲介サーバ10を説明する。
事業者2とテレワーカ3との間のテレワーク仲介を行う仲介サーバ10は、この仲介サーバ10を統括制御する主制御装置11に、プログラムとしてのテレワーカ募集情報受信手段、テレワーク提供情報受信手段、テレワーク紹介手段、スケジュール変更申請受信手段、代理テレワーカ紹介手段、認証手段等を有する。また、主制御装置11は、仲介サーバ10をWWW(World Wide Web)サーバとして機能させるためのWWWサーバプログラムを有し、通信回線上(インターネット上)の他のWWWサーバやWWWクライアント(事業者端末20、テレワーカ端末30)との間の各種情報の送受信を実現する。また、仲介サーバ10は、記憶装置12にテレワーク情報DB(Data Base)、認証DB等を記憶する。
【0023】
なお、仲介サーバ10の主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)及びRAM(Random Access Memory)から構成される。また、記憶装置12は、ハードディスク等から構成される。また、仲介サーバ10は、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)により通信を行う図示しない通信装置を有する。また、仲介サーバ10は、図示しないキーボード、マウス、モニタ等がI/O装置を介して接続された図示しない入出力装置を有する。
【0024】
前記したプログラムとしての各手段を説明する。
(1)テレワーカ募集情報受信手段を説明する。
テレワーカ募集情報受信手段は、通信回線を介して送信されるテレワーカ募集情報を受信する機能、受信したテレワーカ募集情報を分類整理して記憶装置12のテレワーク情報DBに記憶する機能を有する。また、テレワーカ募集情報受信手段は、通信回線を介して送信される事業者登録情報(事業者2をテレワーク仲介センタ1に登録するための情報)を受信する機能、受信した事業者登録情報を分類整理して記憶装置12のテレワーク情報DBに記憶する機能(つまり事業者登録を行う機能)を有する。また、テレワーカ募集情報受信手段は、事業者登録の際に事業者ID(identify)及び事業者PW(Pass Word)を生成し、認証DBに記憶すると共に、当該事業者端末20に送信する機能を有する。
なお、テレワーカ募集情報は、例えば事業者名、事業者ID、テレワーカ募集条件(作業内容、スケジュール、報酬、募集人員・・)等が項目として含まれる。また、事業者登録情報は、例えば事業者名、連絡先(住所、電話番号、ファックス番号、eメイルアドレス)、事業内容等が項目として含まれる。
【0025】
(2)テレワーク提供情報受信手段を説明する。
テレワーク提供情報受信手段は、通信回線を介して送信されるテレワーク提供情報を受信する機能、受信したテレワーク提供情報を分類整理して記憶装置12のテレワーク情報DBに記憶する機能を有する。また、テレワーク提供情報受信手段は、通信回線を介して送信されるテレワーカ登録情報(テレワーカ3をテレワーク仲介センタ1に登録するための情報)を受信する機能、受信したテレワーカ登録情報を分類整理して記憶装置12のテレワーク情報DBに記憶する機能(つまりテレワーカ登録を行う機能)を有する。また、テレワーク提供情報受信手段は、テレワーカ登録の際にテレワーカID及びテレワーカPWを生成し、認証DBに記憶すると共に、当該テレワーカ端末30に送信する機能を有する。
なお、テレワーク提供情報は、テレワーカ3がテレワークという仕事を求めるために送信する情報であり、例えばテレワーカ名、テレワーカID、テレワーク提供条件(希望作業内容、希望スケジュール、希望報酬・・)等が項目として含まれている。また、テレワーカ登録情報は、例えばテレワーカ名、連絡先(住所、電話番号、ファックス番号、eメイルアドレス)、テレワーカ特徴情報(職歴、取得資格、得意分野・・)等が項目として含まれている。
【0026】
(3)テレワーク紹介手段(テレワーカ紹介手段/事業者紹介手段)を説明する。
テレワーク紹介手段は、事業者2にテレワーカ3を紹介するテレワーカ紹介手段として、事業者2(事業者端末20)が送信したテレワーカ募集情報に対して、作業内容、スケジュール、報酬等の条件が適合するテレワーカ3を、テレワーク情報DBから抽出してテレワーカ3を選定する機能、選定したテレワーカ3(テレワーカ端末30)に、通信回線を介してテレワーク契約依頼を行う機能を有する。また、選定したテレワーカ3(テレワーカ端末30)からテレワーク契約承認が通信回線を介して受信されると、このテレワーカ3の情報をテレワーカ紹介情報として、テレワーカ募集情報にかかる事業者端末20(事業者2)に通信回線を介して送信する機能、このテレワーカ紹介情報に対する応答を、事業者端末20(事業者2)から通信回線を介して受信する機能を有する。つまり、テレワーク紹介手段は、事業者2及びテレワーカ3双方のテレワーク契約締結の意志を確認する意志確認機能を有する。
【0027】
また、テレワーク紹介手段は、電子情報としてのテレワーク契約書を、通信回線を介して事業者端末20及びテレワーカ端末30の双方に送信する機能を有する。契約が成立したテレワーク(仕事)にはテレワークIDが付され、テレワーク契約情報としてテレワーク情報DBに記憶されファイル管理される。また、契約が成立したテレワーカ3のスケジュールテーブルにデータを書き込み、一人のテレワーカ3にテレワークが集中しないようにスケジュール管理する機能を有する。
なお、テレワーク契約情報は、例えばテレワークID、事業者ID、テレワーカID、契約報酬、契約年月日等が項目として含まれる。
このテレワーク紹介手段(テレワーカ紹介手段)は、図2を参照して後でさらに説明する。
【0028】
また、テレワーク紹介手段は、テレワーカ紹介手段とは逆に、テレワーカ3に事業者2を紹介する事業者紹介手段として、テレワーカ3が送信したテレワーク提供情報に対して、作業内容、スケジュール、報酬等の条件が適合する事業者2を、テレワーク情報DBから抽出して事業者2を選定する機能等を有する。
【0029】
(4)スケジュール変更申請受信手段を説明する。
スケジュール変更申請受信手段は、テレワークの契約が成立したテレワーカ3のテレワーカ端末30から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信する機能を有する。スケジュール変更申請は、スケジュール変更の対象となるテレワークをテレワークIDにより特定してある。このスケジュール変更申請は、アクシデント等の理由によりテレワークをできなくなったテレワーカ3が、事業者2にテレワークのキャンセルを申し出る際等に機能する。
ちなみに、このスケジュール変更申請を仲介サーバ10に送信すると、後記するように、テレワーク仲介センタ1(仲介サーバ10)が代理テレワーカ3の選定等を行うので、事業者2、テレワーカ3の双方にとって、代理のテレワーカ3を探す労力が省ける等の大きなメリットがある。
【0030】
(5)代理テレワーカ紹介手段を説明する。
代理テレワーカ紹介手段は、スケジュール変更申請を受信するとテレワークIDにより事業者2を特定すると共に、対応するテレワーカ募集情報をテレワーク情報DBから読み出す機能、読み出したテレワーカ募集情報に対して、作業内容、スケジュール、報酬等の条件が適合する別のテレワーカ3を、テレワーク情報DBから抽出し、代理テレワーカ3として選定する機能を有する。また、前記した(3)のテレワーク紹介手段と同様に、事業者2と代理テレワーカ3の相互の意志確認を行う機能等を有する。この代理テレワーカ紹介手段の機能は、図3を参照して後でさらに説明する。
【0031】
(6)認証手段を説明する。
認証手段は、事業者ID及び事業者PWにより、事業者2を認証する機能を有する。また、認証手段は、テレワーカID及びテレワーカPWにより、テレワーカ3を認証する機能を有する。
【0032】
テレワーク情報DBを説明する。
記憶装置12に記憶されているテレワーク情報DBは、事業者登録情報が分類整理して記憶された事業者登録情報テーブル、テレワーカ募集情報が分類整理して記憶されたテレワーカ募集情報テーブル、テレワーカ登録情報が分類整理して記憶されたテレワーカ登録情報テーブル、テレワーク提供情報が分類整理して記憶されたテレワーク提供情報テーブル、テレワーク契約情報が分類整理して記憶されたテレワーク契約情報テーブル、テレワークセンタ1が事業者2から手数料を得るための課金情報を登録した課金テーブルを有する。また、テレワーカ3のスケジュールを管理するためのスケジュールテーブルを有する。
【0033】
なお、記憶装置12は、ホームページデータを記憶している。ホームページデータは、ホームページによりテレワークスケジュール調整方法を行うために必要となる種々のデータである。例えば、事業者端末20に表示され、事業者2が事業者登録情報を書き込んで仲介サーバ10に送信するのに使用するページや事業者2がテレワーカ募集情報を書き込んで仲介サーバ10に送信するのに使用するページ、テレワーカ端末30に表示され、テレワーカ3がテレワーカ登録情報を書き込んで仲介サーバ10に送信するのに使用するページ等のデータである。ホームページデータは、HTML(Hyper Text Markup Language)形式等により作成されている。
【0034】
ちなみに、テレワーク仲介センタ1は、事業者2に対するテレワーカ3の紹介、テレワーカ3に対する事業者2の紹介等を、仲介サーバ10を介して行い、仲介手数料を得る事業を行っている。
【0035】
〔事業者端末(事業者)〕
事業者端末20を説明する。
事業者2の事業者端末20は、事業者2が通信回線で接続された仲介サーバ10にテレワーカ募集情報の登録等を行い、テレワーカ3を紹介してもらうための端末である。この事業者端末20は、仲介サーバ10と同様のハードウェア構成を有している。また、事業者端末20の図示しない主制御装置には、事業者端末20をWWWクライアントとして機能させるWWWブラウザ(WWWブラウザプログラム)を有する。WWWブラウザは、通信回線上のWWWサーバ(仲介サーバ10)との間の各種情報の送受信を実現するプログラムである。
【0036】
なお、事業者2は、テレワーク仲介センタ1からテレワーカ3の紹介を受け、テレワーカ3の優れたスキルを利用することで事業の円滑な遂行を図る者である。この事業者2は、テレワーク仲介センタ1に対して手数料を支払う。
【0037】
〔テレワーカ端末(テレワーカ)〕
テレワーカ3のテレワーカ端末30は、テレワーカ3が通信回線で接続された仲介サーバ10にテレワークを請け負う旨のテレワーク提供情報の登録等を行い、事業者2を紹介してもらうための端末である。このテレワーカ端末30は、仲介サーバ10と同様のハードウェア構成を有している。また、テレワーカ端末30の図示しない主制御装置には、テレワーカ端末30を前記説明したWWWクライアントとして機能させるWWWブラウザを有する。
【0038】
なお、テレワーカ3は、種々の理由によりテレワーカという勤務形態(職業形態)を選択した者であり、テレワーク仲介センタ1からテレワーカ3を募集する事業者2の紹介を受け、優れたスキルを活用してテレワークを行うものである。テレワーカ3は、基本的に手数料なしで事業者2の紹介を受ける。
【0039】
次に、前記説明したテレワークスケジュール支援方法(システム)の動作を説明する。
【0040】
〔テレワーカ登録〜テレワーク作業開始まで〕
テレワーカ登録〜テレワーク作業開始までを、図1及び図2を参照して説明する。図2は、テレワーカ登録〜テレワーク作業開始までの動作を説明するシーケンスチャートである。
【0041】
テレワーク仲介センタ1に登録していないテレワーカ3が、テレワーカ端末30を用いて仲介サーバ10にアクセスし、テレワーカ登録のサービス要求を行う。すると、仲介サーバ10からテレワーカ登録ページがテレワーカ端末30に送信され、モニタに表示される。テレワーカ3は、この図示しないテレワーカ登録ページのデータフォームにテレワーカ登録情報を受信する。そして、テレワーカ登録情報を仲介サーバ10に送信する(S11)。テレワーカ登録情報は、前記したとおりテレワーカ名、連絡先(住所、電話番号、ファックス番号、eメイルアドレス)、テレワーカ特徴情報(職歴、取得資格、得意分野・・)等である。
【0042】
仲介サーバ10(テレワーク提供情報受信手段)は、テレワーカ登録情報をテレワーク情報DBに記憶する。また、テレワーカID及びテレワーカPWを生成し、これを認証データベースに登録すると共に、テレワーカ端末30に送信する(S12)。テレワーカ3は、これを控えておく。ここでは、テレワーカ3が続けてテレワーク提供情報を仲介サーバ10に送信する(S13)。ちなみに、テレワーク提供情報の送信は、テレワーカ端末30からのサービス要求により、仲介サーバ10(テレワーク提供情報受信手段)がテレワーカ端末30に送信する図示しないテレワーク提供情報登録ページを介して行われる。仲介サーバ10(テレワーク提供情報受信手段)は、テレワーク提供情報を受信するとこれをテレワーク情報DBに登録する。
【0043】
テレワーカ3は、このようにしてテレワーカ登録及びテレワーク提供情報の登録を行う。なお、一度テレワーカ登録を行うと、次に仲介サーバ10にアクセスしてテレワーク提供情報の登録をする際には、テレワーカ登録は不要である。登録されたテレワーカ3は、テレワーカID及びテレワーカPWを送信して認証を受けることにより、各種のサービスを受けることができる。
【0044】
テレワーカ3は、このようにテレワークという仕事を得るためのテレワーク提供情報を登録しておく。
このような状況で事業者2がテレワーカ募集情報を送信すると(S14)、仲介サーバ10(テレワーク紹介手段)は、このテレワーカ募集情報に適合するテレワーカ3を、テレワーク情報DBに登録してあるテレワーク提供情報に基づいて抽出・選定する。そして、仲介サーバ10(テレワーク紹介手段)は、選定したテレワーカ3(テレワーカ端末30)にテレワーク契約依頼を送信する(S15)。テレワーカ3は、テレワークを行うことを決定した場合は、テレワーク契約承認を送信する(S16)。なお、このステップS15,S16は、例えばテレワーカ3宛てのeメイルにテレワーク契約を結ぶことを促す旨のテレワーク契約依頼と、テレワーク契約承認を行うためのホームページのURL(Uniform Resource Locator)を記載することで行うことができる。ちなみに、テレワーカ端末30が常時インターネット(通信回線)に接続されており、固定的なIP(Internet Protocol)アドレスを有している場合等は、このIPアドレスに基づいたテレワーカ端末30への情報の送信(Push型)を行うことができる。
【0045】
ステップS16によりテレワーク契約承認を受信した仲介サーバ10(テレワーク紹介手段)は、このテレワーカ3に関するテレワーカ紹介情報を事業者端末20に送信する(S17)。テレワーカ紹介情報は、事業者2に対して選定されたテレワーカ3を紹介してテレワーク契約の承認を促すものである。事業者2は、紹介されたテレワーカ3にテレワークを依頼すると決定した場合は、テレワーカ承認を送信する(S18)。なお、ステップS17,S18は、前記したステップS15,S16と同様にeメイルやURLを利用して行うことができる。
【0046】
テレワーカ承認を受信した仲介サーバ10(テレワーク紹介手段)は、テレワーク契約の証としてのテレワーク契約書を、事業者端末20とテレワーカ端末30の双方に送信する(S19)。また、仲介サーバ10は、テレワーク契約情報を生成すると共に、これをテレワーク情報DBに記憶する。
【0047】
そして、テレワーカ3は、テレワークを開始するとテレワーク作業開始報告を仲介サーバ10に送信する(S20)。第1実施形態では、このテレワーク作業開始報告も、テレワーカ端末30からの仲介サーバ10へのサービス要求により、仲介サーバ10から送信されるテレワーク作業開始報告用のホームページを介して行われる。
なお、ステップS16やステップS18で承認が得られない場合は、次の候補者(テレワーカ3の候補者)に承認を得る等する。
【0048】
この第1実施形態によれば、テレワーカ3は、テレワーク提供情報を仲介サーバ10に送信しておくだけで、テレワーク提供情報に適合した事業者2のテレワーク(自らの取得資格や勤務時間等の優遇を受けたテレワーク)を行うことができる。また、事業者2も、テレワーカ募集情報を仲介サーバ10に送信しておくだけで、このテレワーカ募集情報に適合したテレワーカ3にテレワークを行ってもらうことができ(テレワーカ3の最適な配置が可能)、生産性の向上を図ることができる。つまり、双方ともテレワーカ3を探したりテレワークを探したりする労力を大幅に削減することができる。また、要望に適合したテレワーカ3やテレワークを得ることができる。
【0049】
〔テレワーク交代申請〜代理テレワーク契約終了通知まで〕
テレワーカ登録〜テレワーク作業開始までを、図1及び図3を参照して説明する。図3は、テレワーク交代申請〜代理テレワーク契約終了通知までの動作を説明するシーケンスチャートである。
なお、事業者端末20やテレワーカ端末30A,30Bから仲介サーバ10に送信される情報は、端末20,30A,30Bからのサービス要求に応じて仲介サーバ10から送信されるホームページデータ(データフォーム)を利用して行われる。
【0050】
テレワーカ3の個人のスケジュールは何らかの理由により変更が生じることがある。また、テレワーカ3にアクシデントが生じる場合がある。このため、契約したテレワークの途中段階で、テレワーカ3が契約の変更及びテレワークの中断を要求する可能性がある。このような作業の中断は、事業者2にとって不利益を生じることがある。かかる場合は、次のように処理される。
【0051】
事業者2とテレワーク契約を行ったテレワーカ3Aが何らかの理由によりテレワークを行えなくなった場合、テレワーカ3Aはテレワーカ端末30Aから、テレワーク交代申請(キャンセル通知)を仲介サーバ10に送信する(S31)。テレワーク交代申請を受信した仲介サーバ10(スケジュール変更申請受信手段)は、代理テレワーカ紹介手段がテレワーク交代申請に記載されたテレワークIDにより事業者2を特定する。同時に、テレワーク交代申請にかかるテレワーカ募集情報をテレワーク情報DBから読み出す。このようにして読み出したテレワーカ募集情報に適合する別の代理テレワーカ3Bを、テレワーク情報DB(テレワーク提供情報テーブル)から抽出・選定する。そして、選定された代理テレワーカ3Bのテレワーカ端末30Bにテレワーク代理依頼を送信する(S32)。
代理テレワーカ3Bは、代理テレワークを行うことを決定した場合は、テレワーク代理承認を送信する(S33)。なお、このステップS32,S33は、前記した図2のステップS15,S16のように行うことができる。
テレワーク代理承認が得られない場合は、次の候補者(代理テレワーカ3の候補者)に承認を得る等する。
【0052】
ステップS33によりテレワーク代理承認を受信した仲介サーバ10(代理テレワーカ紹介手段)は、テレワーカ交代承認依頼を事業者端末20に送信する(S34)。テレワーカ交代承認依頼は、事業者2に対して代理テレワーカ3Bを紹介し、テレワーカ3Aの交代の承認を依頼するものである。事業者2は、紹介された代理テレワーカ3Bにテレワークを依頼すると決定した場合は、テレワーカ交代承認を送信する(S35)。なお、ステップS34,S35は、前記したステップS32,S33と同様にして行うことができる。
テレワーカ交代承認が得られない場合は、次の候補者(代理テレワーカ3の候補者)を紹介して承認を得る等する。
【0053】
事業者端末20からのテレワーカ交代承認を受信した仲介サーバ10(代理テレワーカ紹介手段)は、代理テレワーカ3Bのテレワーカ端末30Bに代理テレワーク契約通知を行う(S36)。また、テレワークをできなくなったテレワーカ3Aのテレワーカ端末30Aにテレワーク契約終了通知を行う(S37)。契約の終了を明らかにして、無用のトラブルを防ぐためである。
なお、テレワーカ3Aが中途までテレワークを行っている場合は、テレワーカ3Aが既に行っているテレワークにかかる情報は、仲介サーバ10を介して代理テレワーカ3B(テレワーカ端末30B)に送信される。あるいは、テレワーカ3A(テレワーカ端末30A)から直接代理テレワーカ3B(テレワーカ端末30B)に送信される。
【0054】
代理テレワーカ3Bがテレワークを終了した場合は、代理テレワーク作業終了報告を仲介サーバ10に行う(S41)。仲介サーバ10(代理テレワーカ紹介手段)は、代理テレワーク作業及び契約終了依頼を事業者端末20に送信する(S42)。これに対して、事業者2は、代理テレワーク作業及び契約終了承認を仲介サーバ10に送信する(S43)。仲介サーバ10は、代理テレワーク契約終了通知をテレワーカ端末30Bに送信して、代理テレワークが終了したことを代理テレワーカ3Bに知らせる。
【0055】
このように、第1実施形態では、事業者2とテレワーク契約を結んだテレワーカ3Aにアクシデント等が生じてテレワークを行えなくなった場合でも、テレワーカ3Aが仲介サーバ10にテレワーク交代申請を行うことで、仲介サーバ10がテレワーク登録情報DBに登録してあるテレワーカ3の中から代理テレワーカ3Bを選定して事業者2との仲介手続を行う。従って、テレワークを行えなくなったテレワーカ3Aにとって極めて便利である。また、事業者2にとっても、条件が適合する代理テレワーカ3Bを労なく、かつ素早く見つけ出すことができる。よって、仕事が滞ったりすることのない円滑なテレワークの引き継ぎを行うことができるので、生産性の低下を防止することができる。また、事業者2及びテレワーカ3に対して、突然のアクシデントが生じた場合の不安感を緩和する効果を与えることができる。また、代理テレワーカ3Bにとっても、テレワークが見つかり都合がよい。
【0056】
ところで、テレワークのような仕事を仲介する「仕事仲介装置及び記録媒体」が特開平11−259566号公報に開示されているが、この技術では、この第1実施形態のように、円滑に代理テレワーカ3Bにテレワークを引き継ぐことができない。また、特開平9−190469号公報「スケジュール管理システム」についても同じである。
【0057】
〔事業者及びテレワーカ募集情報の登録〕
次に、前記説明した仲介サーバ10の事業者及びテレワーカ募集情報の登録にかかる処理(仲介サーバ10の内部処理)を、図4を参照して説明する(適宜図1を参照)。
図4は、テレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバの、事業者及びテレワーカ募集情報の登録にかかる処理を説明するフローチャートである。
【0058】
以下、仲介サーバ10の内部処理である。
事業者端末20から仲介サーバ10にアクセスがあると、事業者登録の有無を判断する(S51)。このステップでは、クッキー(cookie)等の端末認証手段が利用される。信頼性の高いサービスを提供するためには、事業者2の登録を行ったほうがよいと考えられる。このため、事業者2に登録要求を促す。事業者2が事業者登録情報を事業者端末20から送信すると、これを受信する(S52)。前記のとおり、事業者登録情報には、例えば事業者名、連絡先(住所、電話番号、ファックス番号、eメイルアドレス)、事業内容等が項目として含まれる。次に、事業者ID及び事業者PWを生成すると共に、認証DBに登録して認証設定する(S53)。また、テレワーク情報DBに、事業者登録情報を分類整理して記憶する(S54)。
【0059】
一方、既に登録が行われている場合は、予め通知してある事業者ID及び事業者PWの送信を事業者2(事業者端末20)に要求する。そして、事業者2の認証を行う(S55)。次に、テレワーカ募集情報の新規登録・変更があるか否かの分岐処理を行う(S56)。新規あるいは変更されたテレワーカ募集情報が事業者端末20から送信されると、これを受信する(S57)。テレワーカ募集情報は、例えば事業者名、事業者ID、テレワーカ募集条件(作業内容、スケジュール、報酬、募集人員・・)等が項目として含まれる。テレワーカ募集情報を受信すると、受信内容の確認を行う(S58)。そして、問題がない場合は、新規あるいは変更されたテレワーカ募集情報をテレワーク情報DBに登録する(S59)。
【0060】
ステップS56でテレワーカ募集情報の新規登録・変更がない場合は、ステップS60でテレワーカ募集情報を削除するか否かの分岐処理を行う。削除しない場合(事業者端末20から削除指令がない場合)は、処理を終了する(END)。削除する場合(事業者端末20から削除指令がある場合)は、テレワーク情報DBの該当するテレワーカ募集情報を削除する(S61)。
【0061】
このような仲介サーバ10の内部処理により、事業者2は、事業者端末20から事業者登録、テレワーカ募集情報の登録・変更及び削除を行うことができる。このため、事業者2は、迅速かつ柔軟なテレワーカ3の募集(配置)、募集の打ち切り、募集内容の変更を、手間をかけずに実現することができて大変便利である。なお、事業者登録情報の変更や削除も、テレワーカ募集情報の場合と同様に処理することができる。
【0062】
〔テレワーカ及びテレワーク提供情報の登録〕
次に、前記説明した仲介サーバ10のテレワーカ及びテレワーク提供情報の登録にかかる処理(仲介サーバ10の内部処理)を、図5を参照して説明する(適宜図1を参照)。なお、テレワーク提供情報は、テレワーカ3がテレワークを提供することができる旨を申し出るための情報である。換言すると、テレワーカ3が、テレワークという仕事を得るために送信する情報である。
図5は、テレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバのテレワーカ及びテレワーク提供情報の登録にかかる処理を説明するフローチャートである。
【0063】
以下、仲介サーバ10の内部処理である。
テレワーカ端末30から仲介サーバ10にアクセスがあると、テレワーカ登録の有無を判断する(S71)。このステップでは、クッキー(cookie)等の端末認証手段が利用される。信頼性の高いサービスを提供するためには、テレワーカ3の登録を行ったほうがよいと考えられる。このため、テレワーカ3に登録要求を促す。テレワーカ3がテレワーカ登録情報をテレワーカ端末30から送信すると、これを受信する(S72)。前記のとおり、テレワーカ登録情報には、例えばテレワーカ名、連絡先(住所、電話番号、ファックス番号、eメイルアドレス)、テレワーカ特徴情報(職歴、取得資格、得意分野・・)等が項目として含まれている。次に、テレワーカID及びテレワーカPWを生成すると共に、認証DBに登録して認証設定する(S73)。また、テレワーク情報DBに、テレワーカ登録情報を分類整理して記憶する(S74)。
【0064】
一方、既に登録が行われている場合は、予め通知してあるテレワーカID及びテレワーカPWの送信をテレワーカ3(テレワーカ端末30)に要求する。そして、テレワーカ3の認証を行う(S75)。次に、テレワーク提供情報の新規登録・変更があるか否かの分岐処理を行う(S76)。新規あるいは変更されたテレワーク提供情報がテレワーカ端末30から送信されると、これを受信する(S77)。テレワーク提供情報は、テレワーカ名、テレワーカID、テレワーク提供条件(希望作業内容、希望スケジュール、希望報酬・・)等が項目として含まれている。テレワーク提供情報を受信すると、受信内容の確認を行う(S78)。そして、問題がない場合は、新規あるいは変更されたテレワーク提供情報をテレワーク情報DBに登録する(S79)。
【0065】
ステップS76でテレワーク提供情報の新規登録・変更がない場合は、ステップS80でテレワーク提供情報を削除するか否かの分岐処理を行う。削除しない場合(テレワーカ端末30から削除指令がない場合)は、処理を終了する(END)。削除する場合(テレワーカ端末30から削除指令がある場合)は、テレワーク情報DBの該当するテレワーク提供情報を削除する(S81)。
【0066】
このような仲介サーバ10の内部処理により、テレワーカ3は、テレワーカ端末30からテレワーカ登録、テレワーク提供情報の登録・変更及び削除を行うことができる。このため、テレワーカ3は、適切なテレワークの提供、提供の打ち切り、提供内容の変更を、手間をかけずに実現することができて大変便利である。なお、テレワーカ登録情報の変更や削除も、テレワーク提供情報の場合と同様に処理することができる。
【0067】
〔テレワーカの選定〜テレワーク契約終了まで〕
次に、既にテレワーク情報DBに登録してあるテレワーカ募集情報について、仲介サーバ10のテレワーカの選定〜テレワーク契約終了までの処理を、図1及び図6を参照して説明する。
図6は、既にテレワーク情報DBに登録してあるテレワーカ募集情報について、仲介サーバのテレワーカの選定〜テレワーク契約終了までの処理を説明するフローチャートである。
【0068】
まず、処理すべきテレワーカ募集情報を抽出する(S101)。このため、テレワーク情報DB(テレワーカ募集情報テーブル)を検索する。検索を行う期間は自由に設定することができる。この期間の中で、テレワーカ募集情報としての登録が古いものから抽出するといった条件や、テレワークの作業開始時間が早いものから抽出するといった条件で検索される。
【0069】
次に、テレワーク情報DB(テレワーク提供情報テーブル)を検索し、テレワーカ募集情報に適合するテレワーカ3を選定する(S102)。選定に際しては、スケジュール、作業内容、資格等を条件にフィルタリングすることができる。選定したテレワーカ3とステップS101で抽出したテレワーカ募集情報にかかる事業者2には、例えば図2のシーケンスチャートを参照して説明したステップS15からステップS19の仲介処理がなされる(S103)。
【0070】
ステップS103の仲介処理が完了し、テレワーク契約が成立した場合には、テレワーカ3のスケジュールテーブルの更新を行う(S104)。これは、テレワーカ3にテレワークが集中するのを避ける等のスケジュール管理を行うためである。また、事業者2の契約履歴及びテレワーカ3のテレワーク履歴について、テレワーク情報DB(テレワーク契約情報テーブル)を更新する(S105)。また、テレワークに必要な情報(書類やデータ等)の送信を行う(S106)。このステップS106は、事業者2とテレワーカ3との直接のやり取りにより、情報を送信するようにしてもよい。
【0071】
そして、テレワーク作業の終了確認(S107)、テレワーク契約終了の確認(S108)を行う。ステップS108では、代金の収受の仲介等を行う。
これが仲介サーバ10(主としてテレワーク紹介手段)の動作である。
【0072】
〔テレワーク交代申請の受信〜代理テレワーク契約終了まで〕
次に、仲介サーバ10のテレワーク交代申請の受信〜代理テレワーク契約終了までの処理を、図1及び図7を参照して説明する。
図7は、仲介サーバのテレワーク交代申請の受信〜代理テレワーク契約終了までの処理を説明するフローチャートである。
【0073】
まず、テレワーク交代申請を受信する(S111)。すると、代理テレワーカ紹介手段がテレワーク交代申請のテレワークIDにより事業者2を特定すると共に、テレワーク交代申請にかかるテレワーカ募集情報をテレワーク情報DBから読み出す。このようにして読み出したテレワーカ募集情報に適合する代理テレワーカ3Bを、テレワーク情報DB(テレワーク提供情報テーブル)から抽出・選定する(S112)。そして、例えば図3のシーケンスチャートを参照して説明したステップS32〜ステップS37の仲介処理がなされる(S113)。
【0074】
ステップS113の仲介処理が完了し、代理テレワーク契約が成立した場合には、代理テレワーカ3(3B)のスケジュールテーブルの更新を行う(S114)。これは、代理テレワーカ3(3B)にテレワークが集中するのを避ける等のスケジュール管理を行うためである。また、事業者2の契約履歴及び代理テレワーカ3(3B)のテレワーク履歴について、テレワーク情報DB(テレワーク契約情報テーブル)を更新する(S115)。また、代理テレワークに必要な情報(書類やデータ等)の送信を行う(S116)。このステップS106は、事業者2とテレワーカ3(3A,3B)との直接のやり取りにより、情報を送信するようにしてもよい。
【0075】
そして、代理テレワーク作業終了の確認(S117)、代理テレワーク契約終了の確認(S118)を行う。ステップS118では、代金の収受の仲介等を行う。これが仲介サーバ10(主として代理テレワーカ紹介手段)の動作である。
このようにすることで、テレワーカ3が交代する場合の代理テレワーカ3(3B)の再配置を円滑に行うことができる。
【0076】
つまり、第1実施形態のテレワーク調整方法(システム)によれば、テレワーカ3の最適な配置とテレワーク業務遂行を円滑かつ効果的に行うことによって生産性を向上させると共に、事業者2とテレワーカ3との間及びテレワーカ3とテレワーカ3との間でのスケジュールに関する調整を行うことによって、テレワーカの勤務時間の柔軟性及び労働契約の簡便性を提供することができる。
【0077】
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態のテレワークスケジュール調整方法を、図1、図8〜図10等を参照して説明する。
図8は、第2実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーカ選定の一例を示す模式図である。図9は、第2実施形態の仲介サーバにおけるテレワーカ選定の処理を示すフローチャートである。図10は、テレワーカ募集の変形例にかかるテレワーカ募集ページを示す図である。
【0078】
第2実施形態では、事業者2が仲介サーバ10に一人もしくは複数人のテレワーカ3の募集を、テレワーカ募集情報により行う。この際、事業者2は、テレワーカ3(一人当たり)に支払う報酬(賃金)及び労働条件を同時にテレワーカ募集の条件として申請し、仲介サーバ10は、業務遂行が可能なテレワーカ3のうち最も安い報酬で働くことが可能なテレワーカ3を選定して事業者2に紹介する。あるいは、単位時間あたりの報酬が異なる複数のテレワーカ3を、合計報酬が事業者2のテレワーカ募集の条件を満足するように組み合わせて選定して紹介する仲介作業を行うことを可能とするテレワークスケジュール調整方法である。
【0079】
図8において、事業者2は、(a)仲介サーバ10に、例えば1人当たり1時間1000円でテレワーカ3を2人募集する旨及びテレワークの作業内容を記述したテレワーカ募集情報を登録する。(b)次に、仲介サーバ10は、テレワークの作業内容のみを、所定のテレワーカ3に例えばeメイルで通知する。そして、テレワークの請負を希望するテレワーカ3に希望報酬を提示させることで、テレワーカ3を募る(テレワーカ3からのテレワーク提供情報を募る)。
【0080】
(c)テレワークを行う意志のあるテレワーカ3は、テレワークの作業内容に対して、自己の希望報酬を、仲介サーバ10にテレワーク提供情報として送信する。ちなみにこの図8では、テレワーカ3Aは1000円、テレワーカ3Bは800円、テレワーカ3Cは500円、テレワーカ3Dは1500円、テレワーカ3Eは1200の希望報酬を提示している。
【0081】
次に、(d)仲介サーバ10(テレワーク紹介手段)は、テレワーク提供情報を送信したテレワーカ3のうち、一番安い組み合わせを選んで事業者2に紹介する(例えばテレワーカ3Bとテレワーカ3Cの2人を紹介する)。あるいは、テレワーカ3Aとテレワーカ3B、テレワーカ3Aとテレワーカ3C等、事業者2の希望する条件を満たすテレワーカ3の組み合わせで紹介することもできる。すなわち、事業者2の希望条件を満たしていれば、報酬の異なるテレワーカ3に同じ作業内容のテレワークを依頼することも可能となる。また、事業者2の募集するテレワークの作業内容が、テレワーカ3の人数に関係なく、ある作業に対して定額報酬である場合も、定額を超えないようにテレワーカ3の複数の組み合わせを選ぶケースも可能である。
【0082】
以下、図9を用いて第2実施形態での仲介サーバ10の処理(テレワーカ選定ステップ)を説明する(適宜図1等参照)。
まず、事業者2は事業者端末20を用いて、仲介サーバ10にテレワークの作業内容及び支払うことのできる単位時間あたり、あるいは単位仕事あたりの報酬(賃金)を含むテレワーカ募集情報の送信を行う。仲介サーバ10は、このテレワーカ募集情報を受信する(S121)。ステップS122において、事業者2が希望するテレワークが可能なテレワーカ3を、テレワーカ3のスケジュール等を考慮して検索する(テレワーカの仮選定)。ステップS123において、仲介サーバ10は、作業が可能なテレワーカ3のテレワーカ端末30に対して、事業者2の申請する作業内容を通知する。通知を受けたテレワーカ3は、テレワークを行ってもよい単位時間あたりの希望報酬を仲介サーバ10にテレワーク提供情報として送信する。ステップS124において、仲介サーバ10はこれを受信する。
【0083】
ステップS125において、仲介サーバ10は、テレワーカ3(テレワーカ端末30)からテレワーク提供情報として受信した希望報酬の比較を行い、希望報酬の小さい順、もしくは複数のテレワーカ3を紹介する場合は合計報酬が事業者2の報酬を満足するように、テレワーカ3を選定する(図8参照)。
【0084】
テレワーカ3の選定後は、第1実施形態のような仲介処理(S126)、テレワーカ3のスケジュールテーブルの更新(S127)等が行われる。また、テレワーク契約終了の仲介も行う。
【0085】
なお、この第2実施形態では、図10に示すテレワーカ募集ページのようにして、インターネット上にテレワークの作業内容を公開してテレワーカ3を募るようにしてもよい。この場合、テレワーカ3は、図10のテレワーク提供情報の送信ボタンをクリックして、図示しないテレワーク提供情報送信フォームを表示して、希望報酬等必要事項を記入して送信する。
【0086】
この第2実施形態では、同じテレワークの作業内容でも緊急性の高いテレワークはより高い報酬で契約されるようになり、比較的希望者の多いテレワークは比較的低い報酬金で契約されるようになる。このため、作業の緊急性により賃金が変動する新しい契約形態が実現されると考えられる。
【0087】
≪第3実施形態≫
次に、第3実施形態のテレワークスケジュール調整方法を、図1、図11、図12等を参照して説明する。
図11は、第3実施形態のテレワークスケジュール調整方法における事業者選定の一例を示す模式図である。図12は、第3実施形態における事業者選定の処理等を示すシーケンスチャートである。
【0088】
第3実施形態は、テレワーカ3が、テレワーカ端末30を用いて仲介サーバ10に、テレワーク提供情報として勤務可能な労働時間を登録する際、テレワークに対する希望報酬及びテレワークの業種(作業内容)の一つもしくは両方を設定して登録するテレワークスケジュール調整方法である。ちなみに、この第3実施形態は、テレワーカ3の労働力を売りに出す意味において正オークションの形式である。なお、前記したとおり、テレワーク提供情報は、テレワーカ3がテレワークという仕事を得るために送信する情報である。
【0089】
図11において、(a)テレワーカ3は希望職種(作業内容)及び希望報酬をテレワーク提供情報として仲介サーバ10者に登録する。実際は、テレワーカ3の希望職種に基づいて、テレワーカの募集が行われているテレワークのなかから該当するテレワークを検索するという処理が必要となるが、ここでは、事業者2A〜2Eが同一業種である場合について説明する。(b)このとき、該当する事業者2A〜2Eは、テレワークの作業内容に対して希望報酬をテレワーカ募集情報として登録する。なお、図11では、事業者2Aは1000円、事業者2Bは1200円、事業者2Cは800円、事業者2Dは1500円、事業者2Eは900円を提示している。なお、(b)の処理は(a)の処理に先駆けて行ってある〔情報が予め登録してある〕)。
【0090】
(d)仲介サーバ10は、最も報酬の高い事業者2Dをテレワーカ3に紹介したり、条件を満たしている事業者2A,2B,2Dの全てを紹介したりする。これにより、テレワーカ3は、希望する職種及び報酬でテレワークを請け負うことが可能となる。
【0091】
以下、図12を用いて第3実施形態での事業者選定の処理等を説明する(適宜図1等参照)。
テレワーカ3は、希望報酬や希望作業内容、自身のスケジュールを含むテレワーク提供情報を、仲介サーバ10に送信する(S131)。なお、希望報酬は、最低報酬に該当するものである。仲介サーバ10は、送信されたテレワーク提供情報を受信し、テレワーク提供情報に適合するテレワーカ募集情報をテレワーク情報DB(テレワーカ募集情報テーブル)、から検索する(S132、事業者2の仮選定)。
【0092】
ステップS132において、仲介サーバ10は検索されたテレワーカ募集情報(図11での3件分の情報が記載されているものとする)を、テレワーク提供情報を送信したテレワーカ3に送信する(S133)。テレワーカ3は、仲介サーバ10が送信したテレワーク募集情報のうち、希望するテレワークを選択し(S134)、その結果のテレワーク選択情報を仲介サーバ10に送信する。仲介サーバ10は、テレワーカ端末30から送信されたテレワーク選択情報を受信する。すると仲介サーバ10は、テレワーク選択情報にかかる事業者2にテレワーカ3を紹介するためのテレワーカ紹介情報を、テレワーク情報DBを検索して生成する(S136)。そして、生成したテレワーカ紹介情報を、事業者端末20に送信する(S137)。
【0093】
事業者2は、テレワーカ紹介情報に基づいて承認を行う(S138)。承認を行うとテレワーカ承認を仲介サーバ10に送信する(S139)。仲介サーバ10は、テレワーカ承認の受信により双方の仮の合意が得られたものとして、双方にテレワーク契約書(作業内容や報酬等を明示したもの)を送信する(S140)。そして、双方の契約合意を得る(この点で第1実施形態とは異なる)。これにより、契約が正式に成立したので、仲介サーバ10は、テレワーク情報DB(契約情報やスケジュールテーブル等)の更新を行う。
その後、テレワークの作業に必要な情報の送受信等が適宜行われる。
【0094】
この第3実施形態では、テレワーカ3が仲介サーバ10に勤務可能なスケジュールを登録する際に、テレワーカ3に対する報酬(最低報酬)及びテレワークの業種(作業内容)の一つもしくは両方を設定して登録することを可能としている。つまり、第3実施形態では、テレワーカ3がテレワーク(事業者2)を選定することができる。
なお、この第3実施形態は、図10を参照して説明した第2実施形態の変形例とは逆に、テレワーカ3が希望する作業内容(業種)のみを公開して、事業者2に入札(テレワーカ募集情報の送信)をさせるようにしてもよい。
いずれにしても、テレワーカ3は、よりよい条件のテレワークを見出すことができる。
【0095】
≪第4実施形態≫
最後に、第4実施形態のテレワークスケジュール調整方法を、図1、図13等を参照して説明する。
図13は、第4実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーカ間交信手段としての電子掲示板ページを示す図である。
【0096】
この第4実施形態では、複数のテレワーカ3がテレワーカ3同士でスケジュール調整を行い、スケジュール変更の内容を仲介サーバ10に通知し、仲介者が事業者2の承認を得る形式でスケジュール変更を行うテレワークスケジュール調整方法(システム)を提案する。
【0097】
テレワーカ3同士のスケジュール調整は、種々の態様で行なうことができるが、この第4実施形態では、テレワーカ間交信手段としての電子掲示板(BBS;Bulletin Board System)を利用して行う。
【0098】
図13に示す電子掲示板はツリー型の電子掲示板であり、主題となる代理テレワーカを求める旨の書き込みに対して、返事(Re:)の書き込みを行うことで、テレワーカ3同士のスケジュール調整が行われる。なお、電子掲示板の内容は、トラブルを防止するためにもテレワーク情報DBに記憶するのがよい。
【0099】
この電子掲示板は、仲介サーバ10へのアクセス、認証(テレワーカID及びテレワーカPWの送信)の後に表示される。
【0100】
この図13の電子掲示板でテレワーカ3同士の交渉がまとまると、電子掲示板に設けられたテレワーカ交代ボタンを交代前の旧テレワーカ3がクリックする。すると、図示しないデータフォームが表示され、新旧テレワーカ3を特定する情報、テレワークID、希望報酬等を入力して仲介サーバ10に送信する。すると仲介サーバ10が、図3のステップS34以降の処理を行う。
ちなみに、電子掲示板上のテレワーカ交代ボタンをクリックすることで、図3におけるテレワーク交代申請が行われた際の代理テレワーカ選定処理(ステップS31〜S33)がスキップされる。
【0101】
このようにテレワーカ3同士の交渉により代理のテレワーカ3を探せるようにすることで、テレワーカ3として選択の自由度が広がる。また、仲介サーバ10(仲介サイト)へのアクセス数が増える。ちなみに、アクセス数が増えると、例えばテレワーク仲介センタ1への広告収入が増えたり、情報が多く集まったりする。また、テレワーク仲介センタ1(仲介サーバ10)の仲介の手間を低減することができる。この第4実施形態におけるテレワーカ同士の交渉は、チャット機能により行うようにしてもよい。
【0102】
なお、本発明は、前記した発明の実施の形態に限定されることなく、幅広く変形実施することができる。
例えば、発明の実施の形態では、仲介サーバを単一のサーバとして説明したが、複数のサーバ(テレワークの契約を仲介するサーバ、代理テレワーカを選定して事業者に紹介するサーバ、認証サーバ、課金サーバ・・)から構成されるようにしてもよい。また、仲介サーバのインターネットにかかる部分をWebサーバとしてファイアウオールを介して切り分け、仲介サーバ本体の重要なデータや機能を、ハッカなどの攻撃から守るようにしてもよい。また、このように複数のサーバに機能を分けた場合に、これらサーバがテレワーク仲介センタという一つの敷地内にある必要はない。
また、通信回線をオープンなインターネットを例に説明したが、仲介サーバ及び端末を、相対的にセキュリティの高い専用回線で接続するようにしてもよい。また、端末の各機能を、WWWブラウザを前提にして発揮されるようにしたが、WWWブラウザを前提としないものとしてもよい。
また、事業者端末、テレワーカ端末は、インターネット接続可能な携帯電話やPDA等のモバイル機器であってもよい。ちなみに、テレワーカは、モバイル機器を駆使してテレワークを行っていることが多いと考えられる。
【0103】
【発明の効果】
以上説明した本発明は、次のような優れた効果を有する。請求項1及び請求項に記載の発明によれば、テレワーカに急なアクシデント等が生じた場合にも、速やかに代理テレワーカを手配(配置)することができる。つまり、仕事が滞ったりすることのない円滑なテレワークの引き継ぎを行うことができる。この際、作業の本質ではない手続き等の時間を大幅に短縮することができる。しかも、スケジュールを考慮してテレワーカの選定等が行われる。よって、事業者は、テレワーカの最適な配置とテレワーク業務遂行を円滑かつ効果的に行うことができるので、生産性が向上する。また、事業者及びテレワーカに対して、突然のアクシデントが生じた場合の不安感を緩和する効果を与えることができる。また、代理テレワーカにとっても、テレワークが見つかり都合がよい。もちろん、代理テレワーカは、自らの取得資格や勤務時間等の優遇を受けながらテレワーク業務を得ることも可能である。また、テレワーカ同士で交渉が行われるので、仲介サーバにおける仲介の負荷を低減したり、テレワーカにとってのテレワーク交代の手続における自由度を広げることができる。請求項2及び請求項に記載の発明によれば、事業者が提示した報酬に基づいてテレワーカの選定(スクリーニング)が行われ、事業者に有利な条件でテレワーカと契約することが可能となる。請求項3及び請求項に記載の発明によれば、テレワーカが提示した報酬に基づいて事業者の選定が行われ、テレワーカに有利な条件で事業者と契約することが可能となる請求項に記載の発明(テレワークスケジュール調整プログラム)によれば、コンピュータを確実にテレワークのスケジュール調整を行うサーバとして機能させることができる。請求項に記載の発明(テレワークスケジュール調整プログラム記憶媒体)によれば、コンピュータを確実にテレワークのスケジュール調整を行うサーバとして機能させるプログラムを記憶する媒体とすることができる。
【0104】
つまり、本発明によれば、テレワーカの最適な配置とテレワーク業務遂行を円滑かつ効果的に行うことによって生産性を向上させると共に、事業者とテレワーカとの間及びテレワーカとテレワーカとの間でのスケジュールに関する調整を行うことによって、テレワーカの勤務時間の柔軟性及び労働契約の簡便性を提供すること等が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施形態のテレワークスケジュール調整方法が適用されるテレワーク仲介の全体構成図である。
【図2】 第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーカ登録〜テレワーク作業開始までの動作を説明するシーケンスチャートである。
【図3】 第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーク交代申請〜代理テレワーク契約終了通知までの動作を説明するシーケンスチャートである。
【図4】 第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバの、事業者及びテレワーカ募集情報の登録にかかる処理を説明するフローチャートである。
【図5】 第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバのテレワーカ及びテレワーク提供情報の登録にかかる処理を説明するフローチャートである。
【図6】 既にテレワーク情報DBに登録してあるテレワーカ募集情報について、第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバのテレワーカの選定〜テレワーク契約終了までの処理を説明するフローチャートである。
【図7】 第1実施形態のテレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバのテレワーク交代申請の受信〜代理テレワーク契約終了までの処理を説明するフローチャートである。
【図8】 本発明にかかる第2実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーカ選定の一例を示す模式図である。
【図9】 第2実施形態のテレワークスケジュール調整方法を実行する仲介サーバにおけるテレワーカ選定の処理を示すフローチャートである。
【図10】 第2実施形態のテレワーカ募集の変形例にかかるテレワーカ募集ページを示す図である。
【図11】 本発明にかかる第3実施形態のテレワークスケジュール調整方法における事業者選定の一例を示す模式図である。
【図12】 第3実施形態おける事業者選定の処理等を示すシーケンスチャートである。
【図13】 本発明にかかる第4実施形態のテレワークスケジュール調整方法におけるテレワーカ間交信手段としての電子掲示板ページを示す図である。
【符号の説明】
1 … テレワーク仲介センタ
10 … 仲介サーバ
2 … 事業者
20 … 事業者端末
3 … テレワーカ
30 … テレワーカ端末

Claims (8)

  1. テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されたサーバにより、前記事業者と前記テレワーカとの間のスケジュールの調整を行うテレワークスケジュール調整方法において、
    前記サーバが、前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信ステップと、
    前記サーバが、前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信ステップと、
    前記サーバが、前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介ステップ及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介ステップを有するテレワーク紹介ステップと、
    前記サーバが、前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信ステップと、
    前記サーバが、前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報に適合した代理テレワーカを前記テレワーク提供情報に基づいて選定し前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介ステップと、
    を実行して、テレワークのスケジュール調整を行うとともに、
    前記サーバが、前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信したとき、
    前記サーバが、前記テレワーカ間交信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介するステップを実行すること
    によりテレワークのスケジュール調整を行うこと、
    を特徴とするテレワークスケジュール調整方法。
  2. 前記事業者が前記テレワーカ募集情報によりテレワーカを募集する場合において、
    前記サーバは、前記事業者の端末から通信回線を介して報酬及び募集人数を前記テレワーカ募集情報と併せて又はこれとは別個にテレワーカ募集の条件として受信すると、前記テレワーク提供情報と併せて又はこれとは別個に希望報酬を通知したテレワーカの中から、前記受信した条件を満足するようにテレワーカを選定するテレワーカ選定ステップを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のテレワークスケジュール調整方法。
  3. 前記テレワーカが前記テレワーク提供情報によりテレワークを提供する場合において、
    前記サーバは、前記テレワーカの端末から通信回線を介して希望報酬及び希望業種の少なくとも一方を前記テレワーク提供情報と併せて又はこれとは別個にテレワーク提供の条件として受信すると、前記テレワーカ募集情報と併せて又はこれとは別個に報酬及び業種のうち少なくとも一方を通知した事業者の中から、前記受信した条件を満足するように事業者を選定する事業者選定ステップを有すること、
    を特徴とする請求項1に記載のテレワークスケジュール調整方法。
  4. テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されたサーバにより、前記事業者と前記テレワーカとの間のスケジュールの調整を行うテレワークスケジュール調整システムにおいて、
    前記サーバは、前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段と、
    前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段と、
    前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段を有するテレワーク紹介手段と、
    前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段と、
    前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、
    前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段を有すること、
    を特徴とするテレワークスケジュール調整システム。
  5. 前記事業者が前記テレワーカ募集情報によりテレワーカを募集する場合において、
    前記サーバは、前記事業者の端末から通信回線を介して報酬及び募集人数を前記テレワーカ募集情報と併せて又はこれとは別個にテレワーカ募集の条件として受信すると、前記テレワーク提供情報と併せて又はこれとは別個に希望報酬を通知したテレワーカの中から、前記受信した条件を満足するようにテレワーカを選定するテレワーカ選定手段を有すること、
    を特徴とする請求項4に記載のテレワークスケジュール調整システム。
  6. 前記テレワーカが前記テレワーク提供情報によりテレワークを提供する場合において、
    前記サーバは、前記テレワーカの端末から通信回線を介して希望報酬及び希望業種の少なくとも一方を前記テレワーク提供情報と併せて又はこれとは別個にテレワーク提供の条件として受信すると、前記テレワーカ募集情報と併せて又はこれとは別個に報酬及び業種のうち少なくとも一方を通知した事業者の中から、前記受信した条件を満足するように事業者を選定する事業者選定手段を有すること、
    を特徴とする請求項4に記載のテレワークスケジュール調整システム。
  7. テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されるコンピュータを、
    前記テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段、
    前記テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段、
    前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段を有するテレワーク紹介手段、
    前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段、
    前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、
    前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段として機能させること、
    を特徴とするテレワークスケジュール調整プログラム。
  8. テレワーカを募集する事業者の端末と前記テレワーカの端末に通信回線を介して接続されるコンピュータを、
    テレワーカを募集する事業者の端末から、通信回線を介して勤務スケジュールを少なくとも含むテレワーカ募集情報を受信するテレワーカ募集情報受信手段、
    テレワークを行うテレワーカの端末から、通信回線を介して勤務可能時間を少なくとも含むテレワーク提供情報を受信するテレワーク提供情報受信手段、
    前記受信したテレワーカ募集情報及びテレワーク提供情報に基づいて、前記テレワーカ募集情報に適合したテレワーカを選定して前記事業者に紹介するテレワーカ紹介手段及び前記テレワーク提供情報に適合した事業者を選定して前記テレワーカに紹介する事業者紹介手段を有するテレワーク紹介手段、
    前記テレワークの契約が成立したテレワーカの端末から、通信回線を介してスケジュール変更申請を受信するスケジュール変更申請受信手段、
    前記テレワーカの端末が通信回線を介してアクセス可能な電子掲示板手段及びチャット手段の少なくとも一方により前記サーバに構成されるテレワーカ間交信手段により、代理テレワーカを求める旨の書き込みおよびこの書き込みに対する返事の書き込みを受信し、かつ、前記返事の書き込みの送信元のテレワーカを代理テレワーカとして指示するテレワーカ交代指示入力を前記テレワーカの端末から通信回線を介して受信するテレワーカ交代情報受信手段と、
    前記スケジュール変更申請にかかる事業者のテレワーカ募集情報及び前記テレワーク提供情報に基づいて選定した代理テレワーカ、又は前記テレワーカ交代情報受信手段により受信したテレワーカ交代指示入力により指示され代理テレワーカを前記事業者に紹介する代理テレワーカ紹介手段として機能させるプログラムをコンピュータ読取り可能な記憶媒体に記憶したこと、
    を特徴とするテレワークスケジュール調整プログラム記憶媒体。
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