JP2000090165A - スケジュール管理装置 - Google Patents

スケジュール管理装置

Info

Publication number
JP2000090165A
JP2000090165A JP25888798A JP25888798A JP2000090165A JP 2000090165 A JP2000090165 A JP 2000090165A JP 25888798 A JP25888798 A JP 25888798A JP 25888798 A JP25888798 A JP 25888798A JP 2000090165 A JP2000090165 A JP 2000090165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
schedule
request
registered user
management device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25888798A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Matsuki
彰 松木
Shuichi Fukai
秀一 深井
Masahiro Wada
将宏 和田
Fumiya Sakamoto
文哉 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority to JP25888798A priority Critical patent/JP2000090165A/ja
Publication of JP2000090165A publication Critical patent/JP2000090165A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スケジュール情報を公開して管理する。 【解決手段】 スケジュール情報の入手を所望する者
は、A社LAN200上のクライアント端末202や、
公衆回線300およびインターネットプロバイダ400
を介して接続される通信端末501、502などを用い
て、インターネット600を介して提供される情報を入
手できるようになっている。スケジュール管理センタ1
00は、主に登録ユーザのスケジュールを管理を行うも
のであり、登録ユーザのスケジュール情報を依頼者およ
び確認者に対して、電子メールやWWWなどのインター
ネットサービスを用いて提供する。また、スケジュール
管理センタ100は、A社社員を登録ユーザとして管理
して、A社のスケジュールデータと連携して更新される
スケジュール情報をインターネットサービスによって提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スケジュール情
報をインターネット上で公開して管理するスケジュール
管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会議の予定や接客の予定といった個人の
スケジュールは、本来各個人がそれぞれ管理する情報で
ある。しかしながら、自己のスケジュールを各個人のみ
が管理していると、会議への出欠の確認やアポイントの
依頼などを行う場合に、その都度各個人のスケジュール
を問い合わせなければならないため大変不便である。例
えば、スケジュールを確認するために電話をかけて直接
確認しようとしても、相手が不在であることが多等の理
由により、確認ができない場合がある。そこで、コンピ
ュータネットワークを利用してスケジュール情報を共有
化する技術が従来より提案されている。例えば、特開平
5−165836号公報には、LAN(Local Area Net
work)上のサーバによりスケジュール情報を一元的に管
理する技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来から提
案されているスケジュール共有化技術は、外部の人間が
スケジュール情報にアクセスすることがない、LANの
ような閉じたネットワークを前提としている。すなわ
ち、サーバが管理しているスケジュール情報へのアクセ
ス権限が予め設定されている者のスケジュールを管理
し、スケジュール情報を確認する者もサーバへのアクセ
ス権限がある者だけである。従って、外部の人間はスケ
ジュール情報を確認することができないので、やはり直
接電話などの手段によってスケジュールを確認するしか
なかった。また、LANへのアクセス権限を有する者が
スケジュール情報を確認する場合でも、外出先から確認
する場合には認証の手続きが必要であった。
【0004】一方、今日はインターネットや携帯端末な
どの普及に伴い、どこでも誰でも必要な情報を入手でき
ることが望まれている。しかしながら、閉じたネットワ
ーク内でのスケジュール情報管理技術は、セキュリティ
の問題上から情報を外部に公開しないため、従来から提
案されているコンピュータネットワークを利用したスケ
ジュール管理に関する技術を用いてスケジュール情報を
公開することは好ましくない。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、スケジュール情報を公開して管理
することが可能なスケジュール管理装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、ネットワークに接続
されたスケジュール管理装置において、登録ユーザの予
定時間データを記憶する記憶手段と、受信した参照依頼
データにより指定された登録ユーザに対応する空き時間
データを前記予定時間データに基づいて生成し、当該空
き時間データを前記参照依頼データによって特定される
送信先に送信する空き時間データ生成送信手段とを具備
することを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたスケジュール管理装置において、登録
ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含むス
ケジュールデータを記憶する記憶手段と、受信した希望
時間データを含むアポイント依頼データにより指定され
た登録ユーザに対応する前記スケジュールデータから前
記希望時間データによって特定される日時に基づいて所
定の期間を設定し、当該設定した期間内の前記予定時間
データおよび当該予定時間データに対応する前記予定内
容データを抽出するスケジュールデータ抽出手段と、抽
出した前記予定時間データおよび前記予定内容データ並
びに前記アポイント依頼データを含む依頼通知データを
生成し、当該依頼通知データを指定された前記登録ユー
ザに送信する依頼通知データ送信手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたスケジュール管理装置において、登録
ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含むス
ケジュールデータを記憶する記憶手段と、受信したアポ
イント依頼データにより指定された登録ユーザに対し
て、前記アポイント依頼データを受信した旨を通知する
通知データを送信する通知データ送信手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたスケジュール管理装置において、登録
ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含むス
ケジュールデータを記憶する記憶手段と、受信した希望
時間データを含むアポイント依頼データにより指定され
た登録ユーザに対応する前記スケジュールデータから前
記希望時間データによって特定される日時に基づいて所
定の期間を設定し、当該設定した期間内の前記予定時間
データおよび当該予定時間データに対応する前記予定内
容データを抽出するスケジュールデータ抽出手段と、抽
出した前記予定時間データおよび前記予定内容データ並
びに前記アポイント依頼データに対応した依頼内容を表
示するための依頼内容データを生成し、当該依頼内容デ
ータを指定された前記登録ユーザに送信する依頼内容デ
ータ送信手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたスケジュール管理装置において、登録
ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含むス
ケジュールデータを記憶する記憶手段と、受信したアポ
イント依頼データにより指定された前記登録ユーザに対
して前記アポイント依頼データを含む確認データを送信
する確認データ送信手段と、前記アポイント依頼データ
における依頼に対する諾否を示す諾否データを指定され
た前記登録ユーザから受信する諾否データ受信手段と、
前記諾否データに基づいて前記スケジュールデータを更
新する更新手段とを具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、ネットワ
ークに接続されたスケジュール管理装置において、登録
ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含むス
ケジュールデータを記憶する記憶手段と、受信したアポ
イント依頼データにより指定された前記登録ユーザに対
して前記アポイント依頼データを含む確認データを送信
する確認データ送信手段と、前記アポイント依頼データ
における依頼に対する諾否を示す諾否データを指定され
た前記登録ユーザから受信する諾否データ受信手段と、
前記諾否データに基づいて前記アポイント依頼に対する
諾否を結果として通知する結果通知データを生成し、当
該結果通知データを前記参照アポイント依頼データによ
って特定される送信先に送信する結果通知データ送信手
段とを具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6いずれかに記載のスケジュール管理装置におい
て、前記ネットワークにおいては、当該スケジュール管
理装置に対する認証手続きを必要とせずに接続を認める
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
ないし6いずれかに記載のスケジュール管理装置におい
て、前記記憶装置に記憶されたデータが更新された場合
は、前記ネットワークを介して接続された他装置に記憶
されている当該更新されたデータに対応するデータを連
携して更新するための取引データを送信する取引データ
送信手段を具備することを特徴とする。
【0014】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載のスケジュール管理装置において、前記ネットワ
ークにおいては、前記他装置に対する認証手続きの完了
後に接続を認め、当該スケジュール管理装置に対する認
証手続きを要求せずに接続を認めることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
【0016】1.実施形態の構成 1−1.概要構成 まず、図1を参照して、本実施形態の概要構成について
説明する。本実施形態は、スケジュール公開を行う登録
ユーザのスケジュール情報をケジュール管理センタ10
0が管理して公開するシステムである。スケジュール情
報の入手を所望する者は、A社LAN200上のクライ
アント端末202や、公衆回線300およびインターネ
ットプロバイダ400を介して接続される通信端末50
1、502などを用いて、インターネット600を介し
て提供される情報を入手できるようになっている。以
下、公開されたスケジュール情報を参照して登録ユーザ
に対してアポイントを依頼する者を「依頼者」とし、依
頼されたアポイントの確認(承諾あるいは拒否)を行う
登録ユーザを「確認者」とする。
【0017】スケジュール管理センタ100は、主に登
録ユーザのスケジュールを管理を行うものであり、登録
ユーザのスケジュール情報を依頼者および確認者に対し
て、電子メールやワールドワイドウェブ(World Wide W
eb:WWW)といったインターネットサービスを用いて
提供するためのものである。なお、詳しい構成について
は後述する。
【0018】A社LAN200は、従来技術で説明した
ような企業内のLANであり、A社サーバ201および
クライアント端末202を備えて構成されている。A社
サーバ201は、クライアント端末202からの依頼な
どに基づいてA社の社員のスケジュール管理処理を行っ
ており、A社スケジュール管理用のデータベースを用い
て管理している。A社の社員は、クライアント端末20
2を用いて、自己のスケジュールデータを登録したり参
照することができるようになっている。本実施形態で
は、スケジュール管理センタ100およびA社サーバ2
01は、専用線101によって接続されており、A社サ
ーバ201において管理しているA社の社員のスケジュ
ールデータを、スケジュール管理センタ100において
管理しているスケジュールデータと連携するようになっ
ている。すなわち、スケジュール管理センタ100は、
A社社員を登録ユーザとして管理して、A社のスケジュ
ールデータと連携して更新されるスケジュール情報をイ
ンターネットサービスによって提供する。従って、依頼
者がA社LANにアクセス権限がなく、A社LAN20
0に対する認証手続きを行うことができない場合でも、
認証手続きの不要なスケジュール管理センタ100から
提供されるデータに基づいて、A社社員のスケジュール
情報を容易に確認することができるようになっている。
【0019】次に、公衆回線300は、例えば電話網
や、ISDN網、移動通信網など通信事業者の通信網で
ある。依頼者および確認者を含むユーザは、例えば家庭
や外出先などから公衆回線300を介してスケジュール
管理センタ100にアクセスすることができる。インタ
ーネットプロバイダ400は、公衆回線300を介して
通信端末500をインターネット600に接続するもの
である。また、通信端末501、502はユーザが公衆
回線300を介してスケジュール管理センタ100が提
供する情報を入手する場合に用いる装置であり、通信機
能を備えている。通信端末500には、例えば携帯電話
に接続したパーソナルコンピュータなどを用いる。
【0020】本実施形態では、登録ユーザのスケジュー
ルを確認したりアポイントを依頼する場合には、電子メ
ールまたはWWWを利用する。従って、登録ユーザのス
ケジュールを確認したりアポイントを依頼するために用
いる装置(図1においては、クライアント端末202お
よび通信端末500)は、インターネット600を介し
て電子メールを送受信してデータを閲覧するための機能
(メーラ)あるいは、WWWにおいて用いるハイパーテ
キスト(HyperText Markup Language:HTML)形式
のデータを閲覧するための機能(具体的にはWWWブラ
ウザ)を備えているものとする。このようなデータ閲覧
機能を備える通信端末501、502は、従来から広く
使用されている汎用の装置である。従ってユーザは、公
衆回線300に接続可能な場所であればどこからでも、
容易に自己または他人である登録ユーザのスケジュール
を確認したり、アポイントを依頼することが可能にな
る。
【0021】1−2.管理センタ100の構成 次に、管理センタ100の構成について説明する。
【0022】(1)装置構成 図2は、管理センタ100の装置構成を示すブロック図
である。管理センタ100は、記憶装置110、スケジ
ュール管理サーバ120、ウェブサーバ130、メール
サーバ140、ルータ150、インターワーク装置16
0およびファイアウォール170などを備えたネットワ
ークとして構成されている。
【0023】記憶装置110は、登録ユーザに関する情
報や登録ユーザのスケジュール情報をデータベースとし
て記憶した媒体であり、例えばハードディスクなどの読
み書き可能な大容量記憶媒体である。スケジュール管理
サーバ120は、後に詳しく説明するように、記憶装置
110に記憶されているデータを管理し、インターネッ
トサービスを用いてスケジュール情報を提供するための
情報処理を行うサーバである。また、スケジュール管理
サーバ120はデータ連携部121を備えており、A社
LANのような外部ネットワーク上のサーバとスケジュ
ールデータを連携させることができるように構成されて
いる。データ連携部121は、データ連携プログラムに
基づいてデータ連携処理を行うものであり、A社サーバ
210とデータ連携を行うためのトランザクション(取
引)データを生成する処理部や、A社サーバ210に接
続されている専用線とのインターフェイスなどを備えて
いる。なお、スケジュール管理センタ100とデータ連
携を行うA社サーバ210も同様のデータ連携部211
を備えている(図1参照)。
【0024】次に、ウェブサーバ130は、スケジュー
ルデータをWWWサービスとして提供するためのサーバ
であり、メールサーバ140は、スケジュールデータを
電子メールサービスを用いて提供するためのサーバであ
る。ルータ150は、IP(Internet Protocol)パケ
ットをルーティングするものである。インターワーク装
置(IWE)160は、公衆回線300を介して通信端
末500とデータを送受信するための回線接続を行う交
換機であり、通信端末501、502は、公衆回線30
0を介してスケジュール管理センタ100に接続を行う
ことによって、インターネット600を介さずに情報の
提供を受けることができるようになっている。そして、
ファイアウォール170は、インターネット600から
スケジュール管理センタ100のネットワークを保護す
るためのサーバである。
【0025】(2)データベースの構成 次に、記憶装置110に記憶されているデータベースの
構成について説明する。記憶装置110には、図3に示
す、登録ユーザデータベース(図3(a))およびセン
タスケジュールデータベース(図3(b))が記憶され
ている。
【0026】登録ユーザデータベース(図3(a)参
照)は、各登録ユーザ毎に、「ユーザID」、「ユーザ
名」、「電子メールアドレス」、および「連携先」を示
すデータを記憶している。「ユーザID」は、スケジュ
ール情報を提供するインターネットサービスにおいて登
録ユーザを識別するためのデータである。「ユーザ名」
は、登録ユーザの氏名をテキストデータで示している。
ユーザ名のテキストデータは、ユーザIDによって識別
された登録ユーザの氏名を表示させる場合などにおいて
用いられる。「電子メールアドレス」は、登録ユーザに
電子メールを送信する際の電子メールアドレスを示して
いる。記憶された電子メールアドレスデータは、後述す
るように、依頼者の替わりにスケジュール管理センタ1
00が確認者に電子メールアドレスを送信する際などに
用いられる。
【0027】また、「連携先」は、外部ネットワーク上
のサーバが管理するスケジュールデータと、スケジュー
ル管理センタ100が管理するスケジュールデータの連
携を行う場合における連携先を示している。本実施形態
においては、A社サーバ210と連携を行うことができ
るようになっており、図3(a)に示す登録ユーザ
(ユーザID:SUZUKI)のスケジュールデータは、A社
サーバ210が管理するスケジュールデータと連携して
いる。スケジュールデータが外部のサーバと連携してい
ない場合は、図3(a)に示すように、連携先を示す
データが記憶されていない。
【0028】次に、センタスケジュールデータベース
(図3(b)参照)について説明する。センタスケジュ
ールデータベースは、「管理ナンバー」、「開始/終了
日時」、「内容」、「場所」、「依頼者」、「確認
者」、および「確定/依頼」に関する情報を示すデータ
から構成されており、登録ユーザのスケジュールを依頼
単位で管理するように構成されている。すなわち、依頼
者からの一つの依頼毎に管理ナンバーが付され(図3
(b)中”No.1、2……)、一つの管理ナンバー毎
に一つのレコードとしてスケジュール情報が管理されて
いる。
【0029】「開始/終了日時」は、当該依頼にかかる
スケジュールの開示日時および終了日時を示すデータで
あり、「内容」は、スケジュールの依頼内容を示すデー
タである。「場所」は、当該依頼にかかるスケジュール
内容が行われる場所を示すデータであり、例えば、会議
室名などが示されている。「依頼者」は、当該スケジュ
ールの依頼を行った者を特定するデータとして依頼者名
が記憶され、「確認者」は、依頼者がアポイント依頼を
行った登録ユーザを示すデータとしてユーザIDが記憶
されている。また、「確定/依頼」は、依頼者が行った
アポイント依頼の状態を示すデータであり、未だ確認者
がアポイント依頼を確認していない場合は「依頼」を示
し、確認者がアポイント依頼を承諾すると「確定」を示
す。
【0030】ところで、図3に示したものと同様のデー
タベース(A社スケジュールデータベース)が、スケジ
ュールデータの連携を行うA社サーバにおいても管理さ
れている。図4は、A社スケジュールデータベースを示
す図である。A社スケジュールデータベースは、図3
(b)に示したセンタスケジュールデータベースのうち
のA社の社員に関するスケジュール情報を管理する。A
社スケジュールデータベースは、センタスケジュールデ
ータベースと同様の構成になっており、後に詳しく説明
するように、管理サーバ120のデータ連携部121お
よびA社サーバのデータ連携部211は専用線101を
介して、トランザクションデータを送受信して双方のス
ケジュールデータを連携させることができるようになっ
ている。
【0031】2.実施形態の動作 次に、上記構成を有する実施形態の動作について説明す
る。上述したように、本実施形態においては、スケジュ
ール管理センタ100が管理するスケジュールデータを
A社サーバ210において管理するスケジュールデータ
と連携させる場合と、連携させない場合があるので、以
下、それぞれの場合に分けて説明する。
【0032】2−1.スケジュールデータの連携を行う
場合 まず、図5に示すシーケンスフローチャートを参照しな
がら、スケジュールデータの連携を行う場合の実施形態
の動作について説明する。ここでは、依頼者が通信端末
501のブラウザを用いて、A社の社員である登録ユー
ザを確認者とするアポイント依頼を行い、確認者はクラ
イアント端末220を用いて確認を行う場合を例として
説明する。
【0033】まず、依頼者は、通信端末501からスケ
ジュール管理センタ100に対して、確認者の空きスケ
ジュールの送信を要求するリクエストデータを送信する
(S101)。ここでは、空きスケジュールデータの参
照先を示すURL(UniformResource Locator)を含む
リクエストデータを送信する。本実施形態においては、
ステップS101において送信されるURLは、スケジ
ュール管理サーバ121が管理する登録ユーザの空きス
ケジュール情報をリソースとして指定している。
【0034】スケジュール管理センタ100は、送信さ
れたURLによって指定される空きスケジュールデータ
を通信端末501に送信する(S102)。ここで、図
6は、ステップS102において送信された空きスケジ
ュールデータに基づいて、通信端末501のブラウザに
空きスケジュール情報を表示した場合の画面の例を示し
ている。図中61は、確認者の空きスケジュールを参照
するためのURLを表示するエリアであり、図示する例
では、ユーザID:SUZUKIの空きスケジュールを
参照するURLを示している。依頼者が61に入力した
URLは、ステップS101においてスケジュール管理
センタ100に送信される。本実施形態においては、登
録ユーザ毎に空きスケジュール参照用のURLが異なっ
ており、スケジュール管理サーバ130は、送信された
URLに基づいて確認者となる登録ユーザを識別する。
また、62は、URLによって識別された登録ユーザの
空きスケジュール情報を表示するエリアである。
【0035】図6に示した画面を通信端末501上のブ
ラウザに表示させるためのデータは、ウェブサーバ13
0からWWWサービスを提供するデータとして送信され
る。より具体的には、スケジュール管理サーバ120
は、センタスケジュールデータベース中のデータの中か
ら、送信されたURLに対応する登録ユーザのユーザI
Dが「確認者」として記憶されているレコードを抽出す
る。そして、空きスケジュールとして表示させる一定の
期間から、スケジュールが確定している日時を控除した
日時を空きスケジュールと決定する。そして、図6に示
す画面を表示させるためのデータを生成してウェブサー
バ130から送信させる。
【0036】ところで、依頼者は図6に示す画面から確
認者の空きスケジュールを把握すると、所望する日時を
指定してアポイントの依頼を行うことができる。ここで
は、依頼者は図6に示す63にアポイント希望日時を、
64にアポイントの内容を、そして65に依頼者の氏名
を入力して送信ボタン66を押す操作を行うと、アポイ
ント依頼データが生成されて通信端末501からスケジ
ュール管理センタ100に送信される(図5:S10
3)。スケジュール管理サーバ120は、受信したアポ
イント依頼データに基づいてセンタスケジュールデータ
ベースに新たな管理ナンバーを付して新規レコードを生
成する。例えば、図3(b)に示すNo.4のレコード
は、図5のステップS103によって送信されたアポイ
ント依頼データに基づいて生成されたデータが記憶され
ている状態を示している。この場合においては、依頼者
が行ったアポイント依頼は未だ確認者によって確認され
ていないので、「依頼」段階を示している。
【0037】ここで、登録ユーザデータベースを参照す
ると(図3(a))、確認者である登録ユーザのスケジ
ュールデータは、A社サーバ210が管理するスケジュ
ールデータと連携していることがわかる。従って、スケ
ジュール管理サーバ120は、データ連携部121にお
いて、A社サーバ210が管理するA社データデータベ
ースとのデータ連携を行うためのトランザクションデー
タを生成し、専用線101を介してA社サーバ210の
データ連携部211に送信する(S104)。トランザ
クションデータには、図7に示すように「管理ナンバ
ー」、「日時」、「内容」、「場所」、「依頼者」、
「確認者」、「依頼/確定」を示すデータが含まれてい
る。ここでは、アポイントの依頼を行うデータを送信し
ているので、「確定/依頼」を示すデータは「依頼」に
なっている。
【0038】A社サーバ210は、データ連携部211
において受信したトランザクションデータを解析し、A
社スケジュールデータベースを更新する。例えば図4に
示す管理ナンバーNo.4のレコードは図5のステップ
S104において送信されたトランザクションデータに
よって生成された新規レコードを示している。そして、
A社サーバ210は、確認者が使用するクライアント端
末220に対して新規アポイント依頼が登録されている
ことを通知するデータを送信し(S105)、クライア
ント端末220は、新規アポイント依頼を示す画面を表
示する。
【0039】ここで、図8は、クライアント端末220
に表示される画面の例を示している。図8に示す81
は、確認者の確定しているスケジュールを表示するエリ
アであり、確認者は、確定しているスケジュールを参照
しながら依頼者からのアポイント依頼を確認するか拒否
するかを決定することができるようになっている。82
は依頼者からの依頼内容(日時、依頼者名、内容)が表
示されるエリアになっており、83は確認者が使用する
場所を入力するエリアになっている。また、84は確認
者が確認する場合に、85は確認者が拒否する場合にチ
ェックするチェックボックスになっている。
【0040】A社サーバ210は、A社スケジュールデ
ータベース(図4参照)のうち「確定/依頼」が「依
頼」を示しているレコードを抽出して、依頼内容を示す
データを82に表示させる。また、その他のレコードの
「確認者」のユーザIDが、新規依頼として表示させる
レコードの「確認者」のユーザIDと一致するレコード
を抽出して、確定しているスケジュールデータを生成し
て、日時、内容、場所を81に表示させる。ここで、確
認者の確定しているスケジュールとしては、アポイント
希望日時に対応する所定の期間中のスケジュールを表示
する。所定の期間としては、アポイント希望日の一日間
であってもよいし、アポイント希望日を含む1週間など
の期間であってもよく、表示可能な行数や確認者の希望
などによって決定すればよい。このようにして表示され
た図8に示すような画面を参照して、確認者が承諾ある
いは拒否を決定して(84あるいは85をチェックし
て)、83に場所を入力して送信ボタン86を押す操作
を行うと、クライアント端末220は諾否データを生成
してA社サーバに対して送信する(S106)。
【0041】A社サーバ210は、諾否データに基づい
てA社スケジュールデータベースを更新し、データ連携
部211において更新内容を示すトランザクションデー
タを生成してスケジュール管理センタ100に送信する
(S107)。例えば、図4に示すNo.4のレコード
は、ステップS106において送信された諾否データに
基づいて、場所が「第1応接」に更新され、「依頼/確
定」は「確定」に更新される。また、ステップS107
において送信されるトランザクションデータは、諾否デ
ータに基づいて更新されたレコードの内容を示すデータ
によって構成されており、上述の例では、図4に示すN
o.4のレコードの内容によって構成されている。
【0042】次に、スケジュール管理サーバ120は、
受信したトランザクションデータに基づいてセンタスケ
ジュール管理データベースを更新し、メールサーバ14
0から通信端末501に対してアポイント依頼の諾否を
通知する結果通知メールを送信させる(S108)。
【0043】このように、スケジュール管理センタ10
0が管理するスケジュールデータとA社サーバ210が
管理するスケジュールデータとの連携を行うので、A社
LAN200上のスケジュールデータをインターネット
サービスを用いて公開することができ、A社LANにア
クセス権限のない者であってもA社の社員である登録ユ
ーザに対してアポイント依頼を行うことができるように
なる。
【0044】2−2.スケジュールデータの連携を行わ
ない場合次に、スケジュールデータの連携を行わない場
合の実施形態の動作について説明する。上述したよう
に、本実施形態においては、電子メールあるいはWWW
の2種類のインターネットサービスを利用してスケジュ
ール情報を提供することが可能なので、以下、それぞれ
の場合に分けて実施形態の動作を説明する。
【0045】(1)電子メールによる依頼の場合 まず、電子メールによる依頼の場合について図9に示す
シーケンスフローを参照しながら説明する。ここでは、
依頼者は通信端末501を用いてアポイント依頼を行
い、確認者は通信端末502を用いて確認を行う場合を
例として説明する。まず、依頼者は、通信端末501を
用いて確認メールを送信する(S201)。図10は、
確認メールの内容例を示している。本実施形態では、ス
ケジュール情報を参照したい登録ユーザのユーザIDを
ユーザ名として”to:”以下に記述し、宛先をスケジュ
ール管理サーバ120のドメイン名として”from:”以
下に記述するものとする。
【0046】スケジュール管理センタ100は、受信し
た確認メールに対応した空きスケジュールメールを生成
して通信端末501に返信する(S202)。図11
は、空きスケジュールメールの内容例を示す図である。
ここで、空きスケジュールメール生成におけるスケジュ
ール管理センタ100の動作について説明する。まず、
スケジュール管理サーバ120は、電子メールの”t
o:”以下のユーザ名部分にあたるテキスト(:から@ま
で)を読み取って、空きスケジュール情報を生成べき登
録ユーザを識別する。そして、スケジュールデータベー
スから「確認者」が識別したユーザIDであるレコード
を抽出し、空きスケジュールを示すテキストデータを生
成する。次に、生成した空きスケジュールを示すテキス
トデータを本文と、宛先を確認メールの送信元アドレス
(”form:”以下)と、送信元をスケジュール管理セン
タのアドレスとした電子メール(空きスケジュールメー
ル)を生成して送信する。図11に示すように、空きス
ケジュールメールには、確認者の空きスケジュールが示
される。加えて、依頼者がアポイントを依頼するために
入力する欄が設けられている。
【0047】依頼者は通信端末501において空きスケ
ジュールを受信すると、確認者のスケジュールがあいて
いる日時のうちの所望の日時を希望時間として指定し
て、アポイント依頼入力欄にアポイント依頼情報を入力
し、依頼メールとして返信する(S203)。図12
は、依頼メールの内容例を示す図である。本実施形態で
は、依頼メールは、空きスケジュールメールへの返信と
して生成する。そして、図12に示すように、空きスケ
ジュールメール(図11参照)のアポイント依頼入力欄
に入力した依頼内容が本文になっている。スケジュール
管理サーバ120は、依頼メールに基づいて、確認者に
新規依頼が登録された旨を通知する依頼通知メールを生
成してメールサーバ140から確認者宛に送信する(S
204)。図13に、依頼通知メールの内容例を示す。
依頼通知メールでは、宛先を確認者の電子メールアドレ
スとし、送信元をスケジュール管理サーバ120のアド
レスとしている。
【0048】ここで、依頼メールを受信(S203)し
て依頼通知メールを生成する際のスケジュール管理セン
タ100の動作について説明する。スケジュール管理サ
ーバ120は、依頼メールを受信すると、センタスケジ
ュールデータベースの新規レコードを生成する。その
際、ステップS201において送信された確認メールの
宛先アドレス中のユーザ名に基づいて確認者となるユー
ザIDが識別され、「確認者」に記憶される。また、
「日時」、「内容」、「依頼者」を示すデータは、依頼
メールのアポイント入力欄に記載されたテキストデータ
に基づいて記憶される。例えば、図3(b)No.6に
示すレコードは、依頼メールに基づいて新規に作成され
たレコードの例である。
【0049】次に、スケジュール管理サーバ120は、
依頼メール中のアポイント希望時間によって特定される
日時に対応する所定の期間を設定し、当該設定した所定
の期間中の確認者の確定したスケジュールデータを抽出
して、確認者スケジュールを決定する。そして、図13
に示すような依頼通知メールをメールサーバ140に生
成させる。所定の期間としては、アポイント希望日の一
日間であってもよいし、アポイント希望日を含む1週間
などの期間であってもよい。ここでは、依頼メールに基
づいて生成した新規レコードのうち、「日時」、「内
容」、「依頼者」を示す情報および、アポイント希望日
の一日間における確認者スケジュール情報を記載する。
加えて、回答欄として、承諾あるいか拒否を記入する欄
を設ける。
【0050】確認者が通信端末502において依頼通知
メールを受信して、回答欄のいずれかに記入して返信を
行うと、返信メールは諾否メールとしてスケジュール管
理サーバ120宛に送信される(S205)。スケジュ
ール管理サーバ120は、諾否メール中の回答欄の記載
に基づいて、センタスケジュールデータベースの該当レ
コードを更新した後、依頼者に対する結果通知メールを
生成して送信する(S206)。図14は、結果通知メ
ールの内容例を示す図である。ここでは、宛先を依頼者
の電子メールアドレスとし、送信元をスケジュール管理
サーバ120としている。そして、アポイント内容を記
載し、確認者名および諾否を記載する。これらは、セン
タスケジュールデータベースのレコード内容に基づいて
生成される。
【0051】このように、電子メールによって依頼者お
よび確認者はスケジュール情報の提供を受けることがで
きるので、電子メールを送受信できる環境であればどこ
でもアポイント依頼やスケジュール確認を行うことがで
きるようになる。また、テキストのデータさえ表示でき
ればよいので、WWWブラウザを備えない通信端末でも
スケジュール情報の提供を受けることが可能になる。
【0052】(2)WWWによる依頼の場合 次に、WWWによる依頼の場合について図15に示すシ
ーケンスフローを参照しながら説明する。ここでは、依
頼者は通信端末501を用いてアポイント依頼を行い、
確認者は通信端末502を用いて確認を行う場合を例と
して説明する。
【0053】まず、依頼者は、通信端末501からスケ
ジュール管理センタ100に対して、確認者の空きスケ
ジュールの送信を要求するリクエストデータを送信する
(S301)。ここで送信するリクエストデータは、図
9ステップS201において説明したリクエストデータ
と同様のものである。スケジュール管理センタ100
は、送信されたURLによって指定される空きスケジュ
ールデータを通信端末501に送信する(S302)。
依頼者は確認者の空きスケジュールを把握すると、所望
する日時を指定してアポイントの依頼を入力する。そし
て通信端末500は、アポイント依頼データを生成して
通信端末501からスケジュール管理センタ100に送
信する(S303)。
【0054】スケジュール管理サーバ120は、受信し
たアポイント依頼データに基づいてセンタスケジュール
データベースの新規レコードを生成した後、新規アポイ
ント依頼がなされた旨を確認者に通知する確認メールを
生成してメールサーバ140から送信させる(S30
4)。通信端末502において確認メールを受信する
と、WWWによって依頼内容を確認するためのリクエス
トデータをスケジュール管理センタ100に送信する
(S305)。ここでは、リクエストデータには依頼内
容および自己のスケジュール情報を提供するリソースを
指定するURLが含まれている。
【0055】スケジュール管理サーバ120は、送信さ
れたURLによって指定される依頼内容データを通信端
末501に送信する(S306)。依頼内容データによ
って通信端末502に表示される画面には、例えば図8
に示したものと同様に確認者の確定スケジュールや依頼
内容が示されている。確認者スケジュール情報は、電子
メールによる依頼の場合と同様である。そして、確認者
が依頼に対する確認を行うと、通信端末502は諾否デ
ータを生成してスケジュール管理センタ100に送信す
る(S307)。スケジュール管理サーバ110は、受
信した諾否データに基づいて、センタスケジュールデー
タベースの該当レコードを更新した後、図14に示した
ものと同様な結果通知メールを生成して依頼者宛に送信
する(S308)。
【0056】このように、WWWによってスケジュール
情報の提供を受けることもできるので、WWWブラウザ
を備えた通信端末さえあればアポイント依頼やスケジュ
ール確認を行うことができるようになる。また、WWW
においては表示の自由度が高いので、様々な形式でスケ
ジュール情報を提供することが可能となる。
【0057】3.変形例 なお、本発明は既述した実施形態に限定されるものでは
なく、以下のような各種の変形が可能である。
【0058】上記実施形態においては、主に依頼者が確
認者のスケジュール情報を参照してアポイント依頼を行
う場合について説明したが、確認者が自己のスケジュー
ル情報を参照、登録、変更などができるのは勿論であ
る。これらの場合も、電子メールおよびWWWを用いる
ことができる。この場合においては、登録ユーザが自ら
依頼者となって、後に承認手続きを自ら行うようにして
もよいし、承認手続きを省略できるようにしてもよい。
【0059】また、インターネットサービスとして電子
メールおよびWWWを用いてスケジュール情報を提供す
る場合の例を説明したが、インターネット上でスケジュ
ール情報を提供できればよく、表示形式やデータのフォ
ーマットは上述した例に限定されるものではない。
【0060】上記実施形態においては、データの連携を
A社サーバ210のみと行っているが、これに限らず複
数のサーバと連携を行っても良い。データの連携先のデ
ータベースは必ずしも上記実施形態のようにセンタスケ
ジュールデータベースと同様のフォーマットである必要
はなく、データ連携部によってデータ形式の変更を行う
ような構成でもよい。また、上記実施形態においては、
データの連携を行うためのトランザクションデータは専
用線101を用いて送信するものとしているが、電子メ
ールやダイアルアップ接続によって送信できるようにし
てもよい。
【0061】上記実施形態においては、スケジュールの
段階を確定と依頼の2段階で管理するものとして説明し
たが、仮承諾や優先順位などの段階を設けて細かく管理
してもよい。例えば、同一の依頼者から複数の時間帯を
候補としてアポイント依頼を行えるようにしてもよく、
この場合において、確認者は時間帯に優先順位をつけて
承諾を行えるようにしてもよい。また、アポイント依頼
に対する仮承諾を行った場合には、希望日時の1週間や
1日前といった所定期間前に再確認の手続を行えるよう
にしてもよい。この場合において再確認用のメールをス
ケジュール管理センタ100が自動的に依頼者や確認者
に送信するようにしてもよいし、依頼者や確認者が自発
的に確認手続を行わなければならないようにしてもよ
い。
【0062】また、上記実施形態では、依頼者に対して
確認者の空きスケジュールの日時情報のみ提供したが、
内容などの情報も提供するようにしてもよい。この場合
において、依頼者に応じて提供する情報の内容に制限を
設けるようにしてもよい。上記実施形態では一定の期間
における空きスケジュールを提供するものとしている
が、この一定期間を依頼者が指定できるようにしても
い。あるいは、具体的に日時を指定して、指定した日時
の確認者のスケジュールを参照できるようにしてもよ
い。
【0063】また、上記実施形態では、一つのアポイン
ト依頼毎に、確認者に対する確認処理を行うものとして
いるが、これに限らず、複数のアポイント依頼をまとめ
て確認できるようにしてもよい。この場合において、同
一の希望時間についてアポイント依頼がなされていると
きは、確認者は一つの依頼に対して承諾する手続きを行
うと、スケジュール管理サーバ120が他のアポイント
依頼に対しては拒否であると認識するようにしてもよ
い。あるいは、確認者がすべてのアポイント依頼に対し
て諾否を行わない限りは、センタスケジュールデータベ
ースの該当レコードを更新することができないようにし
てもい。また、複数のアポイント依頼をまとめて確認で
きるように、通知データ、依頼通知メール、および依頼
内容データを、それぞれの依頼内容をまとめて表示でき
るようなデータにしてもよい。
【0064】上記実施形態では、確認者がアポイント依
頼に対する諾否を行った後に変更を行うことについては
説明していないが、一旦承諾したアポイント依頼を取り
消すなどのスケジュールデータの内容変更を行えるよう
にしてもよい。この場合は、確認者が変更内容を入力す
ると、センタスケジュールデータベースの内容を更新
し、依頼者に対して変更を通知するメールを送信するよ
うにすればよい。依頼者に対して変更を通知するメール
を送信する場合には、さらに確認者の空き時間を通知す
る内容をあわせて送信してもよい。このようにすれば、
依頼者は再度アポイント依頼を行うことが容易になる。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、スケジュール情報を公開して管理することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の概要構成を示す図である。
【図2】 スケジュール管理センタの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 スケジュール管理センタにおいて管理するデ
ータベースの構成を示す図である。
【図4】 A社サーバにおいて管理するデータベースの
構成を示す図である。
【図5】 データ連携を行う場合の実施形態の動作を説
明するシーケンスフローである。
【図6】 アポイント依頼を行う際に用いる表示画面の
例を示す図である。
【図7】 トランザクションデータの構成を示す図であ
る。
【図8】 アポイント内容確認を行う際に用いる表示画
面の例を示す図である。
【図9】 電子メールでアポイント依頼を行う場合の実
施形態の動作を説明するシーケンスフローである。
【図10】 確認メールの内容例を示す図である。
【図11】 空きスケジュールメールの内容例を示す図
である。
【図12】 依頼メールの内容例を示す図である。
【図13】 依頼通知メールの内容例を示す図である。
【図14】 結果通知メールの内容例を示す図である。
【図15】 WWWでアポイント依頼を行う場合の実施
形態の動作を説明するシーケンスフローである。
【符号の説明】
100……スケジュール管理センタ 101……専用線 110……記憶装置 120……スケジュール管理サーバ 121……データ連携部 130……ウェブサーバ 140……メールサーバ 150……ルータ 160……インターワーク装置 170……ファイアウォール 200……A社LAN 210……A社サーバ 211……データ連携部 220……クライアント端末 300……公衆回線 400……インターネットプロバイダ 501、502……通信端末 600……インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 将宏 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 坂本 文哉 東京都千代田区丸の内二丁目2番1号 日 本船舶通信株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC32 DD05 EE05 FF03 FF04 FF09 GG03 GG04 GG06 GG07 5B089 GA11 GA21 HA01 HA10 JA40 JB01 KA00 KB11 KC15 KC37 KC53 KC58 LA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データを記憶する記憶手段と、 受信した参照依頼データにより指定された登録ユーザに
    対応する空き時間データを前記予定時間データに基づい
    て生成し、当該空き時間データを前記参照依頼データに
    よって特定される送信先に送信する空き時間データ生成
    送信手段とを具備することを特徴とするスケジュール管
    理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含
    むスケジュールデータを記憶する記憶手段と、 受信した希望時間データを含むアポイント依頼データに
    より指定された登録ユーザに対応する前記スケジュール
    データから前記希望時間データによって特定される日時
    に基づいて所定の期間を設定し、当該設定した期間内の
    前記予定時間データおよび当該予定時間データに対応す
    る前記予定内容データを抽出するスケジュールデータ抽
    出手段と、 抽出した前記予定時間データおよび前記予定内容データ
    並びに前記アポイント依頼データを含む依頼通知データ
    を生成し、当該依頼通知データを指定された前記登録ユ
    ーザに送信する依頼通知データ送信手段とを具備するこ
    とを特徴とするスケジュール管理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含
    むスケジュールデータを記憶する記憶手段と、 受信したアポイント依頼データにより指定された登録ユ
    ーザに対して、前記アポイント依頼データを受信した旨
    を通知する通知データを送信する通知データ送信手段と
    を具備することを特徴とするスケジュール管理装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含
    むスケジュールデータを記憶する記憶手段と、 受信した希望時間データを含むアポイント依頼データに
    より指定された登録ユーザに対応する前記スケジュール
    データから前記希望時間データによって特定される日時
    に基づいて所定の期間を設定し、当該設定した期間内の
    前記予定時間データおよび当該予定時間データに対応す
    る前記予定内容データを抽出するスケジュールデータ抽
    出手段と、 抽出した前記予定時間データおよび前記予定内容データ
    並びに前記アポイント依頼データに対応した依頼内容を
    表示するための依頼内容データを生成し、当該依頼内容
    データを指定された前記登録ユーザに送信する依頼内容
    データ送信手段とを具備することを特徴とするスケジュ
    ール管理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含
    むスケジュールデータを記憶する記憶手段と、 受信したアポイント依頼データにより指定された前記登
    録ユーザに対して前記アポイント依頼データを含む確認
    データを送信する確認データ送信手段と、 前記アポイント依頼データにおける依頼に対する諾否を
    示す諾否データを指定された前記登録ユーザから受信す
    る諾否データ受信手段と、 前記諾否データに基づいて前記スケジュールデータを更
    新する更新手段とを具備することを特徴とするスケジュ
    ール管理装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されたスケジュール
    管理装置において、 登録ユーザの予定時間データおよび予定内容データを含
    むスケジュールデータを記憶する記憶手段と、 受信したアポイント依頼データにより指定された前記登
    録ユーザに対して前記アポイント依頼データを含む確認
    データを送信する確認データ送信手段と、 前記アポイント依頼データにおける依頼に対する諾否を
    示す諾否データを指定された前記登録ユーザから受信す
    る諾否データ受信手段と、 前記諾否データに基づいて前記アポイント依頼に対する
    諾否を結果として通知する結果通知データを生成し、当
    該結果通知データを前記参照アポイント依頼データによ
    って特定される送信先に送信する結果通知データ送信手
    段とを具備することを特徴とするスケジュール管理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれかに記載のスケ
    ジュール管理装置において、 前記ネットワークにおいては、当該スケジュール管理装
    置に対する認証手続きを必要とせずに接続を認めること
    を特徴とするスケジュール管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6いずれかに記載のスケ
    ジュール管理装置において、 前記記憶装置に記憶されたデータが更新された場合は、
    前記ネットワークを介して接続された他装置に記憶され
    ている当該更新されたデータに対応するデータを連携し
    て更新するための取引データを送信する取引データ送信
    手段を具備することを特徴とするスケジュール管理装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のスケジュール管理装置
    において、 前記ネットワークにおいては、前記他装置に対する認証
    手続きの完了後に接続を認め、当該スケジュール管理装
    置に対する認証手続きを要求せずに接続を認めることを
    特徴とするスケジュール管理装置。
JP25888798A 1998-09-11 1998-09-11 スケジュール管理装置 Pending JP2000090165A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25888798A JP2000090165A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 スケジュール管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25888798A JP2000090165A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 スケジュール管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000090165A true JP2000090165A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17326419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25888798A Pending JP2000090165A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 スケジュール管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000090165A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306462A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Creative Communications Inc 音声メールシステム及びユニファイドメッセージシステム
WO2001091351A2 (en) * 2000-05-22 2001-11-29 Gaughan Michael J Method for contacting customers and prospective customers
NL1015648C2 (nl) * 2000-07-07 2002-01-08 Dadur B V Digitale agenda.
JP2002015101A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Nec Corp スケジュール管理システム
JP2002073508A (ja) * 2000-06-12 2002-03-12 Koji Noda 電子掲示板システム、イベント通知装置および情報共有システム
JP2002083083A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Sankyo Kk 遊技場情報の提供方法
JP2002092246A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Sankyo Kk 遊技場情報の提供方法
JP2002189656A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Softbank Technology Holdings Corp 個人予定表連動の情報配信サービスシステム
JP2002269356A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Daiwa Securities Group Inc 取引管理装置、取引管理方法、及びプログラム
JP2003022370A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Chigin Network Service Kk 口座振替処理方法,口座振替処理プログラム,口座振替処理装置及び記録媒体
JP2011113121A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Nec Corp 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム
JP2011123820A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon It Solutions Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2013145583A (ja) * 2013-03-07 2013-07-25 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2015513721A (ja) * 2012-02-07 2015-05-14 マイクロソフト コーポレーション 公開カレンダーからの可用性情報の引き出し
JPWO2016186205A1 (ja) * 2015-05-21 2018-04-19 ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社 空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306462A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Creative Communications Inc 音声メールシステム及びユニファイドメッセージシステム
WO2001091351A2 (en) * 2000-05-22 2001-11-29 Gaughan Michael J Method for contacting customers and prospective customers
WO2001091351A3 (en) * 2000-05-22 2002-03-28 Michael J Gaughan Method for contacting customers and prospective customers
JP2002073508A (ja) * 2000-06-12 2002-03-12 Koji Noda 電子掲示板システム、イベント通知装置および情報共有システム
JP2002015101A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Nec Corp スケジュール管理システム
NL1015648C2 (nl) * 2000-07-07 2002-01-08 Dadur B V Digitale agenda.
JP2002083083A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Sankyo Kk 遊技場情報の提供方法
JP2002092246A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Sankyo Kk 遊技場情報の提供方法
JP2002189656A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Softbank Technology Holdings Corp 個人予定表連動の情報配信サービスシステム
JP4552079B2 (ja) * 2000-12-19 2010-09-29 ソフトバンク株式会社 個人予定表連動の情報配信サービスシステム
JP2002269356A (ja) * 2001-03-09 2002-09-20 Daiwa Securities Group Inc 取引管理装置、取引管理方法、及びプログラム
JP4588905B2 (ja) * 2001-03-09 2010-12-01 株式会社大和証券グループ本社 取引管理装置、取引管理方法、及びプログラム
JP2003022370A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Chigin Network Service Kk 口座振替処理方法,口座振替処理プログラム,口座振替処理装置及び記録媒体
JP2011113121A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Nec Corp 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム
JP2011123820A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Canon It Solutions Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2015513721A (ja) * 2012-02-07 2015-05-14 マイクロソフト コーポレーション 公開カレンダーからの可用性情報の引き出し
JP2013145583A (ja) * 2013-03-07 2013-07-25 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
JPWO2016186205A1 (ja) * 2015-05-21 2018-04-19 ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社 空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体
US11087288B2 (en) 2015-05-21 2021-08-10 Blue Marlin Partners, Inc. Vacant time slot managing device, vacant time slot managing method, computer program, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7003546B1 (en) Method and system for controlled distribution of contact information over a network
JP5159825B2 (ja) 予約方法およびシステム
US20090049059A1 (en) Method and System for Controlled Distribution of Profiles and Related Content Via Centralized Network-Based Resources
JP2000090165A (ja) スケジュール管理装置
JP3696804B2 (ja) サービス提供方法、サービス提供システム、処理センタ装置及びプログラム
JP2003333181A (ja) スケジュール管理システムおよびスケジュール管理サービス処理方法
JP2000253042A (ja) 情報アクセス権管理システム
JP2007535880A (ja) 数個の特定電話番号を順に組み合わせてなる数字配列に識別番号を加えワールドワイドウェブ上の特定コンピューターipアドレスを検索する方法
KR20000059211A (ko) 사례별 전문변호사에 의한 인터넷 법률자문 서비스 방법
JP2003208527A (ja) 複数の仲介システムに対する登録代行装置およびその方法、ならびにそのための登録代行プログラムを記録したコンピュータにより読取可能な記録媒体
EP1228620B1 (en) System for locating providers over the Internet on short notice
JP2002268970A (ja) アクセス方法および情報処理装置および情報提供装置
US7260603B1 (en) System and method for locating providers over the internet on short notice
JP2001325343A (ja) 連絡手続代行サービスの提供方法、予約手続方法、連絡手続代行システム及び予約手続システム
JP3309758B2 (ja) コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システム
KR100743265B1 (ko) 인터넷을 이용한 스케쥴 통합 관리 시스템 및 그 방법
JP2002312540A (ja) 電子申請受付け処理システム
JP2005025653A (ja) 遠隔相談システム及びサーバ並びにプログラム
JP4892163B2 (ja) 電子私書箱システム
JP2002236739A (ja) 個人の住所変更を関連機関に通知する手続きを請け負う通信ネットワーク上の手続き代行サービス装置
JP3720255B2 (ja) アクセスシステム及びその制御方法、並びに、そのための処理が記録された記録媒体
JP2002183356A (ja) 国家資格所持者紹介システム
JP2002373279A (ja) 予約サービス提供システム、予約サービス提供方法、予約サービス提供サーバ、プログラム
KR20010044789A (ko) 인터넷을 이용한 명함정보 제공 시스템 및 그 방법
JP3659187B2 (ja) 電子メールアドレスの変更通知システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041221