JP2014203439A - 電子カタログシステム及びプログラム - Google Patents

電子カタログシステム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014203439A
JP2014203439A JP2013082143A JP2013082143A JP2014203439A JP 2014203439 A JP2014203439 A JP 2014203439A JP 2013082143 A JP2013082143 A JP 2013082143A JP 2013082143 A JP2013082143 A JP 2013082143A JP 2014203439 A JP2014203439 A JP 2014203439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic catalog
message
terminal
unit
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013082143A
Other languages
English (en)
Inventor
大介 中塚
Daisuke Nakatsuka
大介 中塚
明宏 鎌田
Akihiro Kamata
明宏 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2013082143A priority Critical patent/JP2014203439A/ja
Publication of JP2014203439A publication Critical patent/JP2014203439A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】贈り主と受け主との間でのコミュニケーションを支援する電子カタログシステム及びプログラムを提供する。
【解決手段】贈り主Aが依頼した複数の商品を掲載した電子カタログ21Xを、受け主Xに送信する電子カタログシステム100は、電子カタログ21Xを記憶する電子カタログ記憶部21と、贈り主Aの端末5Aからの送信依頼データに基づいて、電子カタログ21Xを、受け主Xの端末5Xに送信する電子カタログ送信部13と、端末5A及び端末5Xのいずれからも電子カタログ21Xに関連したメッセージを受信するメッセージ受信部31と、メッセージ領域41Xを作成するメッセージ領域作成部32と、メッセージ受信部31により受信したメッセージを、電子カタログ21Xに対応付けてメッセージ領域41Xに登録するメッセージ登録部33とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カタログシステム及びプログラムに関する。
従来、誕生日や母の日、父の日、バレンタインデー等の記念日に、プレゼントをする習慣がある。例えば、遠距離のため会ってプレゼントを渡すことができない場合や、相手に選ばせるために、プレゼントを贈る側である贈り主が、プレゼントを受け取る側である受け主に、カタログを使ってプレゼントをすることがされている。
このような、カタログを使ってプレゼントをするための技術は、様々なものが開示されている。
例えば、特許文献1には、商品購入者の依頼により、商品提供対象者の嗜好に合わせてカスタマイズしたカタログを生成し、そのカタログを商品購入者に送って、商品購入者が選んだ商品が、商品提供対象者に送付される技術が開示されている。
特許文献2には、ウェブサイトを用いてシステム上で商品の電子カタログがブラウズ表示され、顧客Aが顧客Bにギフトとして商品を購入できる技術が開示されている。
特許文献3には、電子カタログをユーザプロファイルに合わせて最適化する技術が開示されている。
特許文献4には、利用者端末からギフトサーバにアクセスし、商品情報を選択して作成したカタログを、ギフトサーバから受取利用者端末に送ることで、受取利用者が、受取利用者端末でカタログから商品を選択できる技術が開示されている。
また、商品情報を選択するための情報提供について、例えば、特許文献5には、インターネット上で、商品等を購入する際の参考になる売れ筋情報やお勧め情報を提示する技術が開示されている。
特開2001−344504号公報 特表2004−535015号公報 特開2004−178094号公報 特開2001−216398号公報 特許第4933006号公報
カタログを使ってプレゼントをする場合に、贈り主と受け主との間では、カタログを用いて商品をプレゼントするといった、物のやり取りだけでなく、プレゼントを契機に両者間でコミュニケーションが図れることが望ましい。
本発明は、贈り主と受け主との間でのコミュニケーションを支援する電子カタログシステム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、贈り主が依頼した複数の商品を掲載した電子カタログを、受け主に送信する電子カタログシステムであって、電子カタログを記憶する電子カタログ記憶部と、贈り主端末からの送信依頼データに基づいて、電子カタログを、受け主端末に送信する電子カタログ送信部と、前記贈り主端末及び前記受け主端末のいずれからも前記電子カタログに関連したメッセージを受信するメッセージ受信部と、メッセージ記憶領域を作成するメッセージ領域作成部と、前記メッセージ受信部により受信した前記メッセージを、前記電子カタログに対応付けて前記メッセージ記憶領域に登録するメッセージ登録部と、を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第2の発明は、第1の発明の電子カタログシステムにおいて、贈り主端末から1又は複数の贈り主と受け主とに関するグルーピングデータを、前記送信依頼データに含んで受信する依頼データ受信部と、前記依頼データ受信部により受信した前記グルーピングデータを、前記電子カタログに対応付けて記憶するグループ記憶部と、を備え、前記メッセージ受信部が、端末から前記電子カタログに関連したメッセージを受信したときに、前記メッセージ登録部は、受信した前記メッセージの送信者が前記グルーピングデータに含まれる場合に、受信したメッセージを、前記メッセージ記憶領域に登録すること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログが表示されている端末から前記電子カタログに関するメッセージ閲覧依頼データを受信する閲覧依頼受信部と、前記閲覧依頼受信部により受信した前記メッセージ閲覧依頼データに対応した電子カタログに関するメッセージを、その端末で閲覧可能にする閲覧許可部と、を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第4の発明は、第2の発明の電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログが表示されている端末から前記電子カタログに関するメッセージ閲覧依頼データを受信する閲覧依頼受信部と、前記閲覧依頼受信部により受信した前記メッセージ閲覧依頼データの送信者が前記グルーピングデータに含まれるか否かを判断する送信者判断部と、前記送信者判断部により前記メッセージ閲覧依頼データの送信者が前記グルーピングデータに含まれると判断された場合に、受信した前記メッセージ閲覧依頼データに対応した電子カタログに関するメッセージを、その端末で閲覧可能にする閲覧許可部と、を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの電子カタログシステムにおいて、贈り主端末から電子カタログの作成依頼データを受信して、前記作成依頼データに対応した電子カタログを、掲載する商品ごとにメッセージを入力可能なシンボルを含んで作成する電子カタログ作成部を備え、前記電子カタログ記憶部は、前記電子カタログ作成部で作成された前記電子カタログを記憶し、前記メッセージ受信部は、前記贈り主端末及び前記受け主端末のいずれにおいても前記シンボルが選択されて入力された前記メッセージを、前記商品のデータと共に受信し、前記メッセージ登録部は、前記メッセージを、前記商品のデータにさらに対応付けて前記メッセージ記憶領域に記憶すること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第6の発明は、第5の発明の電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログが表示されている端末にて選択された商品に関する商品メッセージ閲覧依頼データを受信する商品メッセージ閲覧依頼受信部と、前記商品メッセージ閲覧依頼受信部により受信した前記商品メッセージ閲覧依頼データに対応した前記メッセージを、前記メッセージ記憶領域から抽出して、その端末で閲覧可能にする商品メッセージ閲覧許可部と、を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第7の発明は、第5の発明又は第6の発明の電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログ作成部は、受け主の嗜好に関するデータを含む前記作成依頼データを前記贈り主端末から受信して、前記受け主の嗜好を反映した前記電子カタログを作成すること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第8の発明は、第5の発明から第7の発明までのいずれかの電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログ作成部は、動画データ又は静止画データの画像データと共に前記作成依頼データを前記贈り主端末から受信して、前記画像データを前記電子カタログの一部の領域に配置した前記電子カタログを作成すること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの電子カタログシステムにおいて、前記電子カタログが表示されている端末にて選択された商品に関する評価依頼データを受信する商品評価依頼受信部と、前記商品評価依頼受信部により受信した前記評価依頼データに対応した前記商品に関するコメントを、通信ネットワークを介して接続されるサーバから抽出し、抽出したコメントを分析することで、その商品の評価を、その端末で閲覧可能にする商品評価閲覧許可部と、を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第10の発明は、第1の発明から第9の発明までのいずれかの電子カタログシステムにおいて、前記メッセージ受信部、前記メッセージ領域作成部、前記メッセージ登録部及び前記メッセージ記憶領域は、SNS(Social Networking Service)のメッセージサーバが備え、前記電子カタログ記憶部及び前記電子カタログ送信部は、電子カタログサーバが備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第11の発明は、第1の発明から第10の発明までのいずれかの電子カタログシステムにおいて、前記受け主端末から前記電子カタログに掲載の前記商品のうち選択された商品のデータと、その商品の届け先に関する届け先データとを受信する商品届け先データ受信部を備えること、を特徴とする電子カタログシステムである。
第12の発明は、第1の発明から第11の発明までのいずれかの電子カタログシステムとしてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、贈り主と受け主との間でのコミュニケーションを支援する電子カタログシステム及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る電子カタログシステムの全体構成及びサーバの機能ブロックを示す図である。 第1実施形態に係る端末に表示されたメニュー画面を示す図である。 第1実施形態に係る端末での電子カタログ作成処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る端末の表示例を示す図である。 第1実施形態に係る端末の表示例を示す図である。 第1実施形態に係る電子カタログサーバでの電子カタログ作成処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る端末の表示例を示す図である。 第1実施形態に係る電子カタログシステムでのメッセージ閲覧処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る電子カタログシステムでのメッセージ登録処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る電子カタログシステムの全体構成及びサーバの機能ブロックを示す図である。 第2実施形態に係る端末の表示例を示す図である。 第2実施形態に係る電子カタログシステムでのメッセージ閲覧処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る電子カタログシステムでのメッセージ登録処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る電子カタログシステムでの評価閲覧処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
<電子カタログシステム100の全体構成>
図1は、第1実施形態に係る電子カタログシステム100の全体構成及び各サーバの機能ブロックを示す図である。
電子カタログシステム100は、贈り主の端末5A(贈り主端末)からの依頼に基づいて、電子カタログサーバ1が作成した電子カタログを、受け主の端末5X(受け主端末)に送信する。そして、電子カタログシステム100は、電子カタログの中から選択された商品データ(商品には、役務提供用のサービスチケットなども含む。以下同じ。)を、端末5Xから受信する。電子カタログシステム100は、選択された商品の発送手配を行うことで、受け主が電子カタログ内の商品を、プレゼントとして受け取れる。また、電子カタログシステム100は、電子カタログを介して、贈り主と受け主との間での様々なメッセージ交換を支援する。
なお、電子カタログとは、商品が紹介されたカタログ状の電子データをいう。電子カタログは、電子カタログサーバ1に記憶され、端末5から閲覧可能な電子データである。
電子カタログシステム100は、電子カタログサーバ1と、メッセージサーバ3と、端末5(5A〜5C,5X)とを備えている。電子カタログサーバ1と、メッセージサーバ3と、端末5とは、通信ネットワークNとを介して通信可能となっている。通信ネットワークNとしては、インターネットや携帯電話通信網などが挙げられる。
以降の例では、端末5Aのユーザ(以下、贈り主Aという。)が、端末5B及び端末5Cのユーザ(以下、贈り主B,Cという。)と共同で、端末5Xのユーザ(以下、受け主Xという。)に誕生日のプレゼントを贈る場合を説明する。この場合、贈り主Aが代表者として、端末5Aを用いた処理を行うものとする。
<電子カタログサーバ1>
電子カタログサーバ1は、電子カタログの作成から送信までの処理を行う。また、電子カタログサーバ1は、電子カタログの商品に関するデータを端末5Xから受信した場合に、さらにその商品の届け先の住所等を受信して、商品に関するデータに対応する商品の発送を、他のシステム(図示せず)に依頼する。
電子カタログサーバ1は、制御部10と、記憶部20とを備える。
制御部10は、電子カタログサーバ1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、依頼データ受信部11と、電子カタログ作成部12と、電子カタログ送信部13と、メッセージサーバ指示部15と、届先データ受信部17(商品届け先データ受信部)とを備える。
依頼データ受信部11は、端末5から予算と受け主の嗜好に関するデータとを含む電子カタログの作成依頼データを受信する。また、依頼データ受信部11は、端末5から受け主へ電子カタログの送信を依頼する送信依頼データを受信する。今回の例では、依頼データ受信部11は、端末5Aから、贈り主の予算と受け主Xの嗜好に関するデータとを含む電子カタログ21Xの作成依頼データと、受け主Xへ電子カタログ21Xの送信を依頼する送信依頼データとを受信する。送信依頼データは、贈り主A〜Cと、受け主Xとに関するグルーピングデータを含む。
ここで、贈り主は、上述したように、贈り主A〜Cであり、複数(この例では、3人)である。そして、贈り主Aは、端末5Aにより、実際に電子カタログサーバ1にアクセスする者である。また、贈り主B,Cは、贈り主Aと共同でプレゼントを贈る共同贈り主である。受け主は、Xである。よって、この場合には、グルーピングデータは、贈り主A,B,C、受け主Xという内容を含むデータである。
電子カタログ作成部12は、作成依頼データを受け、贈り主の予算と受け主の嗜好に関するデータに基づいて、端末5により指定された動画(画像データ)を、表紙(一部の領域)に配置した電子カタログを作成する。ここでは、電子カタログ作成部12は、贈り主の予算と受け主Xの嗜好に合わせて紹介する商品が選択された電子カタログ21Xを作成する。また、電子カタログ作成部12は、端末5Aにより指定された動画(画像データ)を、電子カタログ21Xの表紙(一部の領域)に配置した電子カタログ21Xを作成する。
電子カタログ送信部13は、電子カタログ作成部12により作成された電子カタログを、送信依頼データに基づいて指定された端末5に送信する。ここでは、電子カタログ送信部13は、電子カタログ作成部12により作成された電子カタログ21Xを、端末5Xに送信する。
メッセージサーバ指示部15は、電子カタログを介してメッセージデータを受信した場合に、メッセージサーバ3にそのデータを送信したりする。ここでは、メッセージサーバ指示部15は、電子カタログ21Xを介してメッセージデータを受信すると、メッセージサーバ3にそのデータを送信する。
届先データ受信部17は、電子カタログ内で選択された商品を特定するデータと、その商品の届け先に関する届け先データとを、受け主の端末5から受信する。ここでは、届先データ受信部17は、電子カタログ21X内で選択された商品を特定するデータと、その商品の届け先に関する届け先データとを、端末5Xから受信する。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、電子カタログ記憶部21と、グループ記憶部22とを備える。
電子カタログ記憶部21は、複数の電子カタログ21X,21Y,・・・を記憶する記憶領域である。
グループ記憶部22は、グルーピングデータが記憶された記憶領域である。例えば、グループ記憶部22は、電子カタログ記憶部21に記憶された各電子カタログ21X,21Y,・・・に対応付けて、各々のグルーピングデータを記憶する。
<メッセージサーバ3>
メッセージサーバ3は、各々の電子カタログ21X,21Y,・・・を介した各端末5間でのメッセージの管理を行う。ここで、メッセージとは、例えば、電子カタログ21X全般や、その中に掲載された商品、プレゼントに関する感想等の贈り主A〜Cと受け主Xとの文字によるやりとりを含むものをいう。
メッセージサーバ3は、制御部30と、記憶部40とを備える。
制御部30は、メッセージサーバ3の全体を制御するCPUである。制御部30は、記憶部40に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部30は、メッセージ受信部31と、メッセージ領域作成部32と、メッセージ登録部33と、閲覧依頼受信部35と、送信者判断部36と、閲覧許可部37とを備える。
メッセージ受信部31は、各電子カタログ21X,21Y,・・・に関連付けられたメッセージを、電子カタログサーバ1を介して端末5から受信する。例えば、メッセージ受信部31は、電子カタログ21Xに関連付けられたメッセージを、端末5A〜5C、5Xから受信する。
メッセージ領域作成部32は、各電子カタログ21X,21Y,・・・に対応して、各メッセージ領域41X,41Y,・・・(メッセージ記憶領域)を作成する。例えば、メッセージ領域作成部32は、電子カタログ21Xに対応するメッセージ領域41Xを作成する。
メッセージ登録部33は、作成したメッセージ領域41X,41Y,・・・に、受信した各電子カタログ21X,21Y,・・・に関連付けられたメッセージを登録する。例えば、メッセージ登録部33は、メッセージ領域41Xに、電子カタログ21Xに関連付けられたメッセージを登録する。
閲覧依頼受信部35は、電子カタログサーバ1を介して端末5から各電子カタログ21X,21Y,・・・に関するメッセージ閲覧依頼データを受信する。
送信者判断部36は、受信したメッセージ閲覧依頼データの送信者が、グルーピングデータに含まれる者であるか否かを判断する。
閲覧許可部37は、各電子カタログ21X,21Y,・・・に対応したメッセージ領域41X,41Y,・・・のメッセージを、メッセージ閲覧依頼データを送信した端末5に対して閲覧可能にする。
記憶部40は、制御部30が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部40は、メッセージ記憶部41を備える。
メッセージ記憶部41は、電子カタログ21X,21Y,・・・ごとに、その電子カタログ21X,21Y,・・・に関連するメッセージ領域41X,41Y,・・・を記憶する。例えば、メッセージ領域41Xは、電子カタログ21Xに対応して、送信者と、メッセージとを対応付けて記憶する。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、電子カタログサーバ1、メッセージサーバ3は、各々制御部10,30、記憶部20,40等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
<端末5>
贈り主A〜Cの端末5A〜5C及び受け主Xの端末5Xは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)や、スマートフォンに代表される携帯情報端末である。端末5A〜5C及び端末5Xは、制御部、記憶部、表示部、入力部(いずれも図示せず)を備える。また、端末5Aは、動画を撮影するための撮影部(図示せず)を備える。表示部はタッチパネルディスプレイを備える。
通信ネットワークNは、電子カタログサーバ1と、メッセージサーバ3と、端末5(5A〜5C,5X)との間のネットワークである。
<贈り主Aの処理>
次に、贈り主Aの端末5Aでのメニューについて説明する。
図2は、第1実施形態に係る端末5Aに表示されたメニュー画面60を示す図である。
端末5Aは、通信ネットワークNを介して予めアプリ配信サーバ(図示せず)に接続して、アプリ配信サーバから本サービスを受けるためのアプリケーションプログラム(以下、ギフトアプリという。)をダウンロードしておく。ここで、アプリ配信サーバは、端末5にダウンロードして使用するアプリケーションプログラムを複数記憶したサーバである。端末5Aの記憶部には、ギフトアプリが記憶される。
そして、贈り主Aは、端末5Aの該当のアイコンをタップ(選択)することで、端末5Aの制御部は、ギフトアプリを起動して電子カタログサーバ1にログインして、メニュー画面60を表示する。
メニュー画面60は、新着情報部61と、イベント部62と、メニュー部63とにより構成されている。
端末5Aの制御部は、贈り主Aに関する情報を、新着情報部61に表示する。
端末5Aの制御部は、贈り主Aにより予め入力された友達の誕生日等のイベントを、カレンダー形式でイベント部62に表示する。この例では、端末5Aの制御部は、本日日付をカレンダーの左端にして印(この例では、斜線)を付し、本日以降1週間分のイベントを表示している。
端末5Aの制御部は、電子カタログ63a、友達情報63b、動画63cの各メニューを、メニュー部63に表示する。
電子カタログ63aは、電子カタログの作成や確認を行うためのメニューである。
贈り主Aにより電子カタログ63aがタッチ操作して選択された後に、電子カタログの作成のメニュー(図示せず)が選択されると、端末5Aの制御部は、後述する電子カタログ作成処理を行う。
また、贈り主Aにより電子カタログ63aが選択された後に、電子カタログの確認のメニュー(図示せず)が選択されると、端末5Aの制御部は、贈り主Aが過去に贈り主又は受け主になっている電子カタログの一覧を表示する。そして、贈り主Aにより電子カタログの一覧のうちの1つが選択されることで、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1に記憶された選択対象の電子カタログを表示する。
友達情報63bは、友達の情報を登録、編集、削除するためのメニューである。友達の情報には、友達の名前やニックネーム、電子メールアドレス、誕生日等を含む。また、友達の情報に、住所や電話番号は、含まれなくてよい。
贈り主Aにより友達情報63bが選択されることで、端末5Aの制御部は、友達の情報を登録する画面を表示する。そして、友達等の誕生日等のイベントが登録されると、端末5Aの制御部は、登録されたイベントを、イベント部62に表示する。なお、友達情報の編集や削除は、イベント部62に表示されたイベントを選択することで、行うこともできる。
動画63cは、動画の撮影や確認を行うためのメニューである。動画の撮影は、端末5Aの制御部が撮影部を起動させることで行う。端末5Aの制御部は、撮影された動画データを電子カタログサーバ1に送信することで、動画データが電子カタログサーバ1の記憶部20に記憶される。電子カタログシステム100では、動画データを、電子カタログの表紙に配置した電子カタログを作成する。
<電子カタログ作成処理>
次に、電子カタログシステム100を用いた電子カタログ作成処理について説明する。この電子カタログ作成処理では、贈り主Aが端末5Aを操作することに応じて、電子カタログサーバ1が行う。まず、端末5Aでの処理を説明した後に、電子カタログサーバ1での処理を説明する。
<端末5Aでの処理>
図3は、第1実施形態に係る端末5Aでの電子カタログ作成処理のフローチャートである。
図4及び図5は、第1実施形態に係る端末5Aの表示例を示す図である。
贈り主Aがメニュー画面60から電子カタログ63a(図2)を選択し、電子カタログの作成メニューを選択することで、図3のS10において、端末5Aの制御部は、電子カタログ作成のメニューを受け付ける。
S11において、端末5Aの制御部は、カレンダー画面65を表示する。
カレンダー画面65は、図4(a)に示すように、贈り主Aにより登録されたイベントが、カレンダー形式で表示されたものである。
図3に戻り、贈り主Aがカレンダー画面65から該当のイベント(この例では、受け主Xの誕生日)を選択することで、S12において、端末5Aの制御部は、イベントの選択を受け付けて、受け主Xを特定する。
S13において、端末5Aの制御部は、予算嗜好入力画面66を表示する。
予算嗜好入力画面66は、図4(b)に示すように、プレゼントの予算の範囲及び受け主Xの嗜好を入力できるものである。受け主Xの嗜好は、例えば、性別、年齢、好みのカテゴリを選択して入力できるようになっており、贈り主Aが簡易に入力できるようになっている。
図3に戻り、S14において、贈り主Aが予算嗜好入力画面66に予算及び嗜好を入力して「次へ」ボタンを選択することで、端末5Aの制御部は、入力された予算及び嗜好データを電子カタログサーバ1に送信する。電子カタログサーバ1では、この予算及び嗜好データに基づいて電子カタログを作成する。
S15において、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1から電子カタログ見本を受信して表示する。電子カタログ見本とは、商品が掲載されているが、表紙のない電子カタログである。贈り主Aは、表示された電子カタログ見本から、商品の選択内容がよいか否かを確認する(S15a)。商品の選択内容を変更したい場合(S15a:NO)には、贈り主Aが変更を指示することで、端末5Aの制御部は、S13に戻って予算嗜好入力画面66を表示し、贈り主Aは、予算の範囲及び受け主Xの嗜好を入力し直す。
商品の選択内容がよい場合(S15a:YES)には、S16において、端末5Aの制御部は、友達リスト画面67に友達リストを表示させる。
友達リスト画面67は、図4(c)に示すように、贈り主Aの友達として登録されているメンバーを一覧表示したものである。贈り主Aは、友達リスト画面67から共同贈り主B,Cを選択することができる。
友達リスト画面67の「次へ」ボタンが選択されたことで、図3に戻り、S17において、端末5Aの制御部は、確認画面68から最終確認データ(決済方法、送付日、動画等)の入力を受け付ける。
確認画面68は、図4(d)に示すように、これまでに選択した内容が確認データとして表示され、決済方法や、送付日等の入力をするためのものである。また、確認画面68には、動画を選択する「動画選択」ボタンが表示されている。さらに、確認画面68には、受け主Xに送付する電子カタログを作成するための「作成」ボタンが表示されている。
確認画面68の「動画選択」ボタンが選択されたことで、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1に動画一覧を要求し、図3に戻り、S18において、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1から動画一覧データを受信して表示させる。贈り主Aは、動画一覧から電子カタログの表紙に表示させるための動画を選択する。
確認画面68の「作成」ボタンが選択されたことで、S19において、端末5Aの制御部は、電子カタログの作成依頼データを、電子カタログサーバ1に対して送信する。
S20において、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1から電子カタログ確認画面69を受信して表示する。
電子カタログ確認画面69は、図5(a)に示すように、電子カタログサーバ1の電子カタログ21Xを表示させるためのリンク情報としてURI(Uniform Resource Identifier)と、「送信」ボタンとを含む。電子カタログ確認画面69において、贈り主AによりURIが選択されることで、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1の電子カタログ21Xを閲覧可能に表示する。
図5(b)に、端末5Aで閲覧している電子カタログ21Xの例を示す。端末5Aは、表紙に動画70aを配置した電子カタログ21Xを表示している。電子カタログ21Xは、紙のカタログと同様に、様々な商品が掲載されたページからなる。そして、ページをめくる操作を受け付けて、端末5Aの制御部は、ページをめくる処理をして、次のページを表示する。なお、端末5Aは、電子カタログ21Xをダウンロードして表示してもよいし、ブラウズして電子カタログサーバ1に記憶されたものを表示してもよい。
電子カタログ確認画面69の「登録」ボタンが選択されたことで、図3に戻り、S21において、端末5Aの制御部は、電子カタログ21Xの送付依頼データを、電子カタログサーバ1に対して送信する。
S22において、端末5Aの制御部は、電子カタログサーバ1が受け付けたことを示す完了データを受信して表示する。その後、端末5Aの制御部は、本処理を終了する。
<電子カタログサーバ1での処理>
次に、電子カタログサーバ1での処理について説明する。
図6は、第1実施形態に係る電子カタログサーバ1での電子カタログ作成処理のフローチャートである。
S30において、電子カタログサーバ1の制御部10(依頼データ受信部11)は、端末5Aから予算及び嗜好データ(作成依頼データ)を受信する。
S31において、制御部10(電子カタログ作成部12)は、予算及び嗜好データに基づいて、複数の商品を選択して、電子カタログ見本を作成する。
S32において、制御部10は、作成した電子カタログ見本を、端末5Aに送信する。
S33において、制御部10は、端末5Aから動画一覧の要求を受信することで、動画一覧データを端末5Aに送信する。
S34において、制御部10(依頼データ受信部11)は、電子カタログの作成依頼データを受信する。作成依頼データには、選択された動画のデータ名、共同贈り主、決済方法や、送付日等を含む。
S35において、制御部10は、動画のデータ名から動画データを抽出する。そして、制御部10(電子カタログ作成部12)は、その動画データを表紙にした電子カタログ21Xを作成する。作成した電子カタログ21Xは、メッセージアイコン71b(後述する)を含む。
S36において、制御部10は、作成した電子カタログ21Xの保存先を示すURIを含んだ電子カタログ確認画面のデータを、端末5Aに送信する。
S37において、制御部10(依頼データ受信部11)は、端末5Aから電子カタログの送付依頼データを受信する。
S38において、制御部10は、電子カタログ21Xに対応し、贈り主A〜Cと受け主Xとの関係をデータ化したグルーピングデータを、グループ記憶部22に記憶させる。また、制御部10は、電子カタログの送付依頼データを受け付けたことを示す完了データを、端末5Aに送信する。
S39において、制御部10(電子カタログ送信部13)は、送付依頼に対応した電子カタログ21Xの保存先を示すURIを含んだ電子メールを、受け主Xの端末5Xに送信する。この電子メールの送信は、送付日が到来した場合に行ってもよいし、即時に行って送付日が到来したら、電子カタログ21Xを閲覧可能にしてもよい。
このようにすることで、受け主Xは、受け主Xのイベントに合わせてその受け主Xの嗜好に合った電子カタログ21Xを受け取ることができる。なお、制御部10は、端末5Xに送信したことを、端末5A〜5Cに電子メールで送信してもよい。そのようにすることで、贈り主Aのみならず、共同贈り主B,Cも、電子カタログ21Xが受け主Xに送信されたことを知ることができる。
<受け主Xの処理>
次に、受け主Xの処理について説明する。
受け主Xは、電子カタログサーバ1が送信した電子メールを、端末5Xが受信して開くことで、電子カタログによるプレゼントがあることを知ることができる。電子メールには、ギフトアプリをダウンロードするためのリンク情報を含む。
受け主Xは、ギフトアプリを端末5Xにダウンロードしていない場合には、電子メールのリンク情報を選択する。端末5Xの制御部は、電子メールのリンク情報からアプリ配信サーバ(図示せず)に接続して、ギフトアプリをダウンロードする。
そして、受け主Xが端末5Xの該当のアイコンをタップすると、端末5Xの制御部は、ギフトアプリを起動して、電子カタログサーバ1にログインし、メニュー画面60(図2参照)を表示する。
メニュー画面60には、新着情報部61に、プレゼントが届けられたことを示す新着情報が表示される。そして、受け主Xが該当の新着情報を選択すると、端末5Xの制御部は、新着情報に対応した電子カタログ21Xを、電子カタログサーバ1から受信して表示する(図5(b)参照)。
<商品注文処理>
次に、電子カタログ21Xの閲覧及び商品注文処理について説明する。
図7は、第1実施形態に係る端末5の表示例を示す図である。
受け主Xは、端末5Xに表示された電子カタログ21Xを閲覧する。受け主Xが電子カタログ21Xの表紙をめくる操作を行うことで、端末5Xの制御部は、次のページを出力する処理を行い、次のページを表示させる。
図7(a)は、電子カタログ21Xの商品掲載ページを示す。商品掲載ページは、商品に関する情報と、メッセージアイコン71b(シンボル)とからなる。メッセージアイコン71bは、各商品掲載ページに1つ設定されており、電子カタログ21Xに対応している。また、メッセージアイコン71bには、電子カタログサーバ1のURIと、電子カタログ21Xを特定可能な識別情報とを含むデータが関連付けられている。受け主Xは、メッセージアイコン71bを選択することで、図7(b)に示すように、メッセージを確認したり、登録したりできる。
また、商品掲載ページは、商品に関する情報として、商品の画像や、メーカ名、商品名等を掲載している。また、商品掲載ページには、各商品に対応して、「申込」のボタンが配置されている。受け主Xが欲しい商品の「申込」ボタンを選択することで、電子カタログシステム100では、商品申込をすることができる。
ここで、受け主Xがある商品の「申込」のボタンを選択した場合に、端末5Xの制御部は、商品申込として、図7(c)に示す送付先情報入力画面75を表示させる。受け主Xは、名前、住所、電話番号等、商品の配送に必要な情報を、送付先情報入力画面75に入力する。そして、端末5Xの制御部は、送付先情報入力画面75の「申込」ボタンの選択を受け付けて、申込みがされた商品を特定する情報と、送付先情報とを含んだ商品届け先データを、電子カタログサーバ1に送信する。
電子カタログサーバ1の制御部10(届先データ受信部17)は、商品届け先データを受信する。電子カタログサーバ1は、受信した商品届け先データを他のシステム(図示せず)に送信することで、商品の発送のための処理を他のシステムに行わせることができる。
そのようにすることで、受け主Xは、希望する商品を、指定の住所で受け取ることができる。贈り主Aは、受け主Xの住所等を知らなくても、プレゼントを贈ることができる。また、受け主Xは、贈り主Aに自らの住所等を教える必要なく、プレゼントを受け取ることができる。
<メッセージ処理>
電子カタログシステム100では、以下に説明するように、贈り主A〜C及び受け主Xが、電子カタログ21Xを介してメッセージを共有することができる。
この場合、端末5A〜5C及び端末5Xのいずれの端末5においても、端末5に表示されている電子カタログ21Xからメッセージアイコン71b(図7参照)を選択することで、メッセージを共有できる。
<メッセージ閲覧処理>
ここで、端末5でメッセージを閲覧するメッセージ閲覧処理について説明する。
図8は、第1実施形態に係る電子カタログシステム100でのメッセージ閲覧処理のフローチャートである。
端末5のユーザは、メッセージを閲覧する場合には、端末5を操作してメッセージアイコン71bを選択する。端末5の制御部は、メッセージアイコン71bの選択を受け付けることで、メッセージ閲覧依頼データを電子カタログサーバ1に対して送信する。
S50において、電子カタログサーバ1の制御部10は、端末5からメッセージ閲覧依頼データを受信する。
S51において、制御部10(メッセージサーバ指示部15)は、受信したメッセージ閲覧依頼データを、メッセージサーバ3に送信する。
S52において、メッセージサーバ3の制御部30は、メッセージ閲覧依頼データを受信する。
S53において、メッセージ閲覧依頼データの送信者がグループのメンバーであるか否かを判断する。これは、メッセージ閲覧依頼データの送信者が、その電子カタログ21Xに対応するグルーピングデータに含まれる者(贈り主A〜C又は受け主X)であるか否かを判断する。この判断は、電子カタログサーバ1のグループ記憶部22を参照することで判断できる。なお、メッセージサーバ3は、この判断を電子カタログサーバ1にさせて、電子カタログサーバ1での結果を受信してもよい。メッセージ閲覧依頼データの送信者がグループのメンバーである場合(S53:YES)には、制御部30は、処理をS54に移す。他方、メッセージ閲覧依頼データの送信者がグループのメンバーではない場合(S53:NO)には、制御部30は、本処理を終了する。この場合、制御部30は、メッセージ閲覧依頼データの送信者の端末5に、メンバーではないので閲覧できない旨のデータを送信することで、メッセージの閲覧ができない旨を伝えてもよい。
S54において、制御部30は、その電子カタログ21Xのメッセージ領域41Xに記憶されたメッセージを、端末5で閲覧可能にする。その後、制御部30は、本処理を終了する。
<メッセージ登録処理>
次に、端末5から入力されたメッセージを登録するメッセージ登録処理について説明する。メッセージの登録は、図7(b)のメッセージが表示された領域の下側にあるテキストボックスにメッセージを入力し、「登録」ボタンを選択することで、行うことができる。
図9は、第1実施形態に係る電子カタログシステム100でのメッセージ登録処理のフローチャートである。
端末5のユーザは、メッセージを登録する場合には、端末5を操作して登録したいメッセージを入力する。端末5の制御部は、「登録」ボタンの選択を受け付けることで、入力されたメッセージを電子カタログサーバ1に対して送信する。
S60において、電子カタログサーバ1の制御部10は、端末5からメッセージを受信する。
S61において、制御部10(メッセージサーバ指示部15)は、受信したメッセージを、メッセージサーバ3に送信する。
S62において、メッセージサーバ3の制御部30は、メッセージを受信する。
S63において、メッセージの送信者がグループのメンバーであるか否かを判断する。この判断処理は、図8のS53と同様である。メッセージの送信者がグループのメンバーである場合(S63:YES)には、制御部30は、処理をS64に移す。他方、メッセージの送信者がグループのメンバーではない場合(S63:NO)には、制御部30は、本処理を終了する。この場合、制御部30は、メッセージの送信者の端末5に、エラーデータを送信することで、メッセージが登録できない旨を伝えてもよい。
S64において、制御部30は、その電子カタログ21Xに対応するメッセージ領域41Xが作成済であるか否かを判断する。メッセージ領域41Xが作成済である場合(S64:YES)には、制御部30は、処理をS66に移す。他方、メッセージ領域41Xが作成済ではない場合(S64:NO)には、制御部30は、処理をS65に移す。
S65において、制御部30は、その電子カタログ21Xのメッセージ領域41Xを記憶部40に作成する。
S66において、制御部30は、その電子カタログ21Xのメッセージ領域41Xに、受信したメッセージを登録する。その後、制御部30は、本処理を終了する。
このようにすることで、グループ内のメンバーでメッセージを共有できる。複数人の贈り主A〜Cと受け主Xとの関係において、電子メールを用いたメッセージの共有では、宛先を複数人指定する等、設定が煩雑である。また、電子メールでは、電子メールが到着する度に通知されるので煩わしく、一連の情報をひとまとめに見ることができない。
これに対して、電子カタログシステム100では、電子カタログ21Xのメッセージ領域41Xを用いてメッセージを共有することで、設定が簡易である。また、メッセージの登録の度に通知されることもなく、一連の情報をひとまとめに見ることができる。
よって、電子カタログシステム100では、電子カタログによるプレゼントを契機として、コミュニケーションの活性化を図ることができる。
このように、第1実施形態の電子カタログシステム100によれば、以下のような効果がある。
(1)贈り主Aからの依頼により電子カタログ21Xを受け主Xに送信できる。また、メッセージ領域41Xを作成し、メッセージを端末5Xや端末5A〜5Cから受信することで、電子カタログ21Xに関連したメッセージを、そのメッセージ領域41Xに記憶できる。
(2)電子カタログに関するメッセージの閲覧依頼データを、電子カタログ21Xが表示されている端末5から受信した場合には、その電子カタログ21Xに対応するメッセージを、端末5から閲覧できるようにする。よって、端末5にて電子カタログ21Xに関するメッセージを閲覧できる。
よって、電子カタログによるプレゼントを契機として、贈り主A〜Cと受け主Xとの間でコミュニケーションが図れる。
(3)複数の贈り主A〜Cの場合には、贈り主Aが代表者として電子カタログ21Xを受け主Xに送信するように依頼ができる。
贈り主A〜Cと受け主Xとをグループにして、そのグループに含まれるメンバーが送信したメッセージを、電子カタログ21Xに対応付けて登録できる。
よって、グループ内でのみメッセージを登録できる環境を構築できる。
(4)電子カタログに関するメッセージの閲覧依頼データを、電子カタログ21Xが表示されている端末5から受信した場合に、その閲覧依頼データの送信者がグループに含まれることを条件に、その電子カタログ21Xに対応するメッセージを、端末5から閲覧できる。
また、グループ内でのみメッセージを閲覧できる環境を構築できるので、贈り主A〜Cと受け主Xとに閉じたグループ内で、電子カタログ21Xに関連するメッセージを安全に共有できる。
(5)贈り主Aからの依頼により、電子カタログに対応してメッセージを入力可能なメッセージアイコン71bを含んだ電子カタログ21Xを作成することができる。端末5では、メッセージアイコン71bを選択してメッセージを入力することで、そのメッセージを受信して、メッセージ領域41Xに電子カタログ21Xに対応付けて記憶できる。
(6)贈り主Aからの依頼により作成する電子カタログ21Xを、贈り主Aが入力した受け主Xの嗜好を反映したものにできる。
(7)電子カタログ21Xを、動画を表紙にしたものにできる。よって、オリジナルの電子カタログができ、受け主Xにサプライズ効果を与えることができる。
(8)端末5Xから商品のデータと届け先のデータとを受信することで、商品の発送に必要なデータを受信できる。特に、贈り主A〜Cが受け主Xの住所を知らない場合でも、端末5Xから届け先のデータを受信することで、贈り主A〜Cは、電子カタログを使用した贈り物をすることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、電子カタログ自体にメッセージを関連付け、電子カタログの贈り主及び受け主の間の閉じたグループで、メッセージを共有するものについて説明した。
第2実施形態では、電子カタログに掲載されている商品に関連付けたメッセージを、プレゼントを選ぶ際の参考にできるものを説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
<電子カタログシステム200の全体構成>
図10は、第2実施形態に係る電子カタログシステム200の全体構成及び各サーバの機能ブロックを示す図である。
電子カタログシステム200は、電子カタログサーバ201と、メッセージサーバ203と、端末5(5A〜5C,5X)と、外部サーバ208とを備えている。電子カタログサーバ201と、メッセージサーバ203と、端末5と、外部サーバ208とは、通信ネットワークNを介して通信可能となっている。
電子カタログサーバ201は、さらに、商品に関する評価情報を分析する。
電子カタログサーバ201の制御部210は、依頼データ受信部11と、電子カタログ作成部212と、電子カタログ送信部13と、届先データ受信部17と、商品評価依頼受信部218と、商品評価閲覧許可部219とを備える。
電子カタログ作成部212は、作成依頼データに基づいて電子カタログ221X,221Y,・・・を作成する。
商品評価依頼受信部218は、端末5から評価依頼データを受信する。
商品評価閲覧許可部219は、商品に関するコメントを外部サーバ208やメッセージサーバ203から抽出して、分析した結果である評価データを閲覧可能にする。
電子カタログサーバ201の記憶部220は、電子カタログ記憶部221と、グループ記憶部22とを備える。
電子カタログ記憶部221は、複数の電子カタログ221X,221Y,・・・が記憶された記憶領域である。例えば、電子カタログ記憶部221は、電子カタログ作成部212により作成された電子カタログ221Xを記憶する。
メッセージサーバ203は、電子カタログ221X,221Y,・・・に掲載されている商品に関する各端末5の間でのメッセージの管理を行う。メッセージサーバ3は、例えば、TWITTER(登録商標)や、FACEBOOK(登録商標)に代表されるSNS(Social Networking Service)のサーバである。
メッセージサーバ203の制御部230は、メッセージ受信部31と、メッセージ領域作成部32と、メッセージ登録部33と、商品メッセージ閲覧依頼受信部235と、商品メッセージ閲覧許可部237とを備える。
商品メッセージ閲覧依頼受信部235は、端末5から電子カタログ221X,221Y,・・・に掲載されている商品に関する商品メッセージ閲覧依頼データを受信する。
商品メッセージ閲覧許可部237は、電子カタログ221X,221Y,・・・に掲載されている商品に対応したメッセージ記憶部41のメッセージを、商品メッセージ閲覧依頼データを送信した端末5に対して閲覧可能にする。
記憶部40のメッセージ記憶部41には、電子カタログ221X,221Y,・・・ごとに、電子カタログ221X,221Y,・・・に関連するメッセージ領域41X,41Y,・・・を記憶する。例えば、メッセージ領域41Xは、電子カタログ221Xに対応して、送信者と、商品と、メッセージとを対応付けて記憶する。
なお、メッセージ記憶部41には、電子カタログ221X,221Y,・・・に対応するグループごとに、メッセージ領域41X,41Y,・・・が作成されて(後述する)、メッセージが蓄積されている。
外部サーバ208は、商品に関するコメント等が記憶されている。
次に、第2実施形態で作成する電子カタログについて説明する。
図11は、第2実施形態に係る端末5の表示例を示す図である。
図11(a)は、電子カタログ221Xの商品掲載ページを示す。例えば、電子カタログ作成部212は、電子カタログ221Xを作成する。商品掲載ページは、商品に関する情報と、メッセージアイコン271bと、評価アイコン271cとからなる。電子カタログ作成処理は、掲載された商品ごとにメッセージアイコン271bと、評価アイコン271cとが設けられていることを除き、第1実施形態(図3及び図6)と同様である。
メッセージアイコン271bは、商品ごとに設定されている。このメッセージアイコン271bは、電子カタログ221X及び各商品に対応している。また、メッセージアイコン271bには、メッセージサーバ203のURIと、電子カタログ221X及び各商品を特定可能な識別情報とを含むデータが関連付けられている。
評価アイコン271cは、商品ごとに設定されている。また、評価アイコン271cは、各商品に対応しており、電子カタログサーバ201のURIと、各商品を特定可能な識別情報とを含むデータが関連付けられている。
端末5のユーザは、表示されている電子カタログ221Xのメッセージアイコン271bや評価アイコン271cを選択することで、メッセージを共有したり、評価を見たりできる。
<メッセージ閲覧処理>
図11(b)は、メッセージアイコン271bが選択された際の表示例である。ここで表示されるメッセージは、メッセージアイコン271bに対応する商品に関連するメッセージである。
このように、端末5でメッセージを閲覧するメッセージ閲覧処理について説明する。
図12は、第2実施形態に係る電子カタログシステム200でのメッセージ閲覧処理のフローチャートである。
端末5において、電子カタログ221Xのメッセージアイコン271bの選択をユーザから受け付けることで、端末5が商品メッセージ閲覧依頼データをメッセージサーバ203に対して送信する。
S250において、メッセージサーバ203の制御部230(商品メッセージ閲覧依頼受信部235)は、商品メッセージ閲覧依頼データを受信する。
S251において、制御部230は、その商品に関するメッセージを、メッセージ記憶部41から抽出する。具体的には、制御部230は、メッセージ記憶部41のメッセージ領域41X,41Y,・・・の中から、その商品に関するメッセージを抽出する。
S252において、制御部230(商品メッセージ閲覧許可部237)は、抽出したメッセージを、端末5で閲覧可能にする。その後、制御部230は、本処理を終了する。
このように、メッセージサーバ203は、電子カタログ221Xに対応するメッセージ領域41Xに加えて、他のメッセージ領域41Y,・・・に記憶されている商品に関するメッセージを抽出して端末5で閲覧可能にする。よって、端末5のユーザは、商品に関する多くのメッセージを見ることができる。
また、メッセージサーバ203のメッセージ記憶部41は、電子カタログを介したプレゼントをする際に用いるので、信頼性のあるメッセージが登録されている可能性が高い。よって、電子カタログシステム200は、端末5のユーザにとって、商品の選択に有用なメッセージを提供できる。
<メッセージ登録処理>
次に、電子カタログ221Xが表示されている端末5において入力されたメッセージを登録するメッセージ登録処理について説明する。なお、他の電子カタログ221Y,・・・が表示されている端末5においても、同様の処理を行うことができる。
図13は、第2実施形態に係る電子カタログシステム200でのメッセージ登録処理のフローチャートである。
端末5のユーザは、メッセージを登録する場合には、端末5を操作して登録したいメッセージを入力する。端末5の制御部は、「登録」ボタンの選択を受け付けることで、入力されたメッセージをメッセージサーバ203に対して送信する。
S260において、メッセージサーバ203の制御部230(メッセージ受信部31)は、端末5からメッセージを受信する。
S261において、制御部230は、電子カタログ221Xのメッセージ領域41Xが作成済であるか否かを判断する。メッセージ領域41Xが作成済である場合(S261:YES)には、制御部230は、処理をS263に移す。他方、メッセージ領域41Xが作成済ではない場合(S261:NO)には、制御部230は、処理をS262に移す。
S262において、制御部230(メッセージ領域作成部32)は、電子カタログ221Xのメッセージ領域41Xを記憶部40(メッセージ記憶部41)に作成する。
S263において、制御部230(メッセージ登録部33)は、電子カタログ221Xのメッセージ領域41Xに、受信したメッセージと、商品とを登録する。その後、制御部230は、本処理を終了する。
<評価閲覧処理>
図11(c)は、評価アイコン271cが選択された際の表示例である。ここで表示される評価データは、評価アイコン271cに対応付けられた商品に関連するものである。
このように、端末5に商品に関する評価を表示する評価閲覧処理について説明する。
図14は、第2実施形態に係る電子カタログシステム200での評価閲覧処理のフローチャートである。
端末5において、評価アイコン271cの選択をユーザから受け付けることで、端末5が評価依頼データを電子カタログサーバ201に対して送信する。
S270において、電子カタログサーバ201の制御部210(商品評価依頼受信部218)は、評価依頼データを受信する。
S271において、制御部210は、その商品に関するコメントを、通信ネットワークNを介して接続された外部サーバ208から抽出する。抽出されたコメントには、その商品の様々な情報がある。
S272において、制御部210は、抽出したコメントを分析する。分析は、例えば、その商品に関する記述中に含まれると予想されるワードを、高評価のものと、低評価のものとを予め設定しておき、コメントにどちらのワードが含まれるかにより、高評価と低評価とを判断する。
S273において、制御部210(商品評価閲覧許可部219)は、判断結果を割合で示した評価データを、端末5で閲覧可能にする。その後、制御部210は、本処理を終了する。
このようにすることで、贈り主A〜C、受け主Xのグループの範囲を超えてメッセージを共有できる。特に、商品に関するメッセージは、その商品を選択しようか否か迷っている受け主Xに対して、その商品を決定させるためのツールになりうる。また、電子カタログシステム200は、外部サーバ208に記憶された商品に関する情報から、その商品が有用であるか否かを分析できる。大量の情報に基づく分析により、評価の信頼性を向上できる。
このように、第2実施形態の電子カタログシステム200によれば、以下のような効果がある。
(1)贈り主Aからの依頼により、商品に対応してメッセージを入力可能なメッセージアイコン271bを含んだ電子カタログ221Xを作成することができる。端末5では、メッセージアイコン271bを選択してメッセージを入力することで、そのメッセージを商品のデータと共に受信して、メッセージ領域41Xに商品のデータに対応付けてメッセージを記憶できる。
(2)商品に関するメッセージの閲覧依頼データを、電子カタログ221Xが表示されている端末5から受信した場合には、メッセージ領域41X,41Y,・・・に記憶されているその商品に対応するメッセージを、その端末5から閲覧できる。
(3)商品に関する評価依頼データを、電子カタログ221Xが表示されている端末5から受信した場合には、その商品に対応するコメントを外部サーバ208から抽出して分析することで、その商品の評価を、その端末5から閲覧できる。
通信ネットワークNを介して接続される外部サーバ208に含む、商品に関する様々なコメントを分析して、評価を端末5に出力できる。
また、受け主Xは、その評価を、商品を選択する参考にできる。
(4)電子カタログサーバ201と、メッセージサーバ203とから構成するようにすることで、メッセージサーバ203を、既存のSNSサーバを利用して作成できる。よって、メッセージサーバ203の構築にかかる時間の短縮を図ることができる。また、メッセージサーバ203の運用等に関する労力を削減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)第2実施形態では、メッセージサーバ203を、SNSサーバを用いて説明した。しかし、第1実施形態のメッセージサーバ3がSNSサーバであってもよい。また、メッセージサーバ203がSNSサーバでなくてもよい。
SNSサーバである場合には、それらの処理を外部のSNSサーバに委ねればよく、電子カタログシステム200全体としての処理の負荷が軽減される。また、SNSサーバである場合に、SNSサーバが有するサービス(例えば、友達リスト等)を連携してもよい。そのようにすることで、端末5のユーザの入力に関する労力を削減できる。
(2)各実施形態では、電子カタログサーバ1と、メッセージサーバ3とは、別サーバであるとして説明した。しかし、メッセージサーバ3の機能を電子カタログサーバ1が有するものにし、1つのサーバで処理をしてもよい。
(3)各実施形態では、電子カタログ21Xに対応するメッセージ領域41Xの作成を、メッセージの登録依頼を初めて受信した場合に作成するものとして説明した。しかし、メッセージ領域41Xの作成を、電子カタログ21Xを作成した時に行ってもよい。
(4)各実施形態では、受け主Xは、電子カタログ21Xの到着を、電子メールにより通知するものとして説明した。しかし、それ以外の方法によって行ってもよい。
(5)第1実施形態では、メッセージアイコン71bを電子カタログ21Xの各商品掲載ページに1つ設定するものとして説明した。しかし、メッセージアイコン71bを、表紙等、電子カタログ21Xに少なくとも1つ設けてあれば、それに限定されない。また、受け主Xが商品の申込をした場合に、電子カタログサーバ1の制御部10が、申込がされた商品と、申込日時とのデータを、メッセージサーバ3に送信することで、電子カタログシステム100が自動的に、メッセージを登録してもよい。
(6)第2実施形態では、分析対象を、外部サーバ208から抽出したコメントによって行うものを説明した。しかし、外部サーバ208のコメントに加えて、メッセージサーバ203のメッセージを含めて分析対象にしてもよい。
1,201 電子カタログサーバ
3,203 メッセージサーバ
5,5A,5B,5C,5X 端末
10,30,210,230 制御部
11 依頼データ受信部
12,212 電子カタログ作成部
13 電子カタログ送信部
17 届先データ受信部
20,40,220 記憶部
21,221 電子カタログ記憶部
21X,21Y,221x,221y 電子カタログ
22 グループ記憶部
31 メッセージ受信部
32 メッセージ領域作成部
33 メッセージ登録部
35 閲覧依頼データ受信部
36 送信者判断部
37 閲覧許可部
41X,41Y メッセージ領域
60 メニュー画面
70a 動画
71b、271b メッセージアイコン
100,200 電子カタログシステム
208 外部サーバ
218 商品評価依頼受信部
219 商品評価閲覧許可部
235 商品メッセージ閲覧依頼受信部
237 商品メッセージ閲覧許可部
271c 評価アイコン
N 通信ネットワーク

Claims (12)

  1. 贈り主が依頼した複数の商品を掲載した電子カタログを、受け主に送信する電子カタログシステムであって、
    電子カタログを記憶する電子カタログ記憶部と、
    贈り主端末からの送信依頼データに基づいて、電子カタログを、受け主端末に送信する電子カタログ送信部と、
    前記贈り主端末及び前記受け主端末のいずれからも前記電子カタログに関連したメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    メッセージ記憶領域を作成するメッセージ領域作成部と、
    前記メッセージ受信部により受信した前記メッセージを、前記電子カタログに対応付けて前記メッセージ記憶領域に登録するメッセージ登録部と、
    を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  2. 請求項1に記載の電子カタログシステムにおいて、
    贈り主端末から1又は複数の贈り主と受け主とに関するグルーピングデータを、前記送信依頼データに含んで受信する依頼データ受信部と、
    前記依頼データ受信部により受信した前記グルーピングデータを、前記電子カタログに対応付けて記憶するグループ記憶部と、
    を備え、
    前記メッセージ受信部が、端末から前記電子カタログに関連したメッセージを受信したときに、前記メッセージ登録部は、受信した前記メッセージの送信者が前記グルーピングデータに含まれる場合に、受信したメッセージを、前記メッセージ記憶領域に登録すること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログが表示されている端末から前記電子カタログに関するメッセージ閲覧依頼データを受信する閲覧依頼受信部と、
    前記閲覧依頼受信部により受信した前記メッセージ閲覧依頼データに対応した電子カタログに関するメッセージを、その端末で閲覧可能にする閲覧許可部と、
    を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  4. 請求項2に記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログが表示されている端末から前記電子カタログに関するメッセージ閲覧依頼データを受信する閲覧依頼受信部と、
    前記閲覧依頼受信部により受信した前記メッセージ閲覧依頼データの送信者が前記グルーピングデータに含まれるか否かを判断する送信者判断部と、
    前記送信者判断部により前記メッセージ閲覧依頼データの送信者が前記グルーピングデータに含まれると判断された場合に、受信した前記メッセージ閲覧依頼データに対応した電子カタログに関するメッセージを、その端末で閲覧可能にする閲覧許可部と、
    を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電子カタログシステムにおいて、
    贈り主端末から電子カタログの作成依頼データを受信して、前記作成依頼データに対応した電子カタログを、掲載する商品ごとにメッセージを入力可能なシンボルを含んで作成する電子カタログ作成部を備え、
    前記電子カタログ記憶部は、前記電子カタログ作成部で作成された前記電子カタログを記憶し、
    前記メッセージ受信部は、前記贈り主端末及び前記受け主端末のいずれにおいても前記シンボルが選択されて入力された前記メッセージを、前記商品のデータと共に受信し、
    前記メッセージ登録部は、前記メッセージを、前記商品のデータにさらに対応付けて前記メッセージ記憶領域に記憶すること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  6. 請求項5に記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログが表示されている端末にて選択された商品に関する商品メッセージ閲覧依頼データを受信する商品メッセージ閲覧依頼受信部と、
    前記商品メッセージ閲覧依頼受信部により受信した前記商品メッセージ閲覧依頼データに対応した前記メッセージを、前記メッセージ記憶領域から抽出して、その端末で閲覧可能にする商品メッセージ閲覧許可部と、
    を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログ作成部は、受け主の嗜好に関するデータを含む前記作成依頼データを前記贈り主端末から受信して、前記受け主の嗜好を反映した前記電子カタログを作成すること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれかに記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログ作成部は、動画データ又は静止画データの画像データと共に前記作成依頼データを前記贈り主端末から受信して、前記画像データを前記電子カタログの一部の領域に配置した前記電子カタログを作成すること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記電子カタログが表示されている端末にて選択された商品に関する評価依頼データを受信する商品評価依頼受信部と、
    前記商品評価依頼受信部により受信した前記評価依頼データに対応した前記商品に関するコメントを、通信ネットワークを介して接続されるサーバから抽出し、抽出したコメントを分析することで、その商品の評価を、その端末で閲覧可能にする商品評価閲覧許可部と、
    を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記メッセージ受信部、前記メッセージ領域作成部、前記メッセージ登録部及び前記メッセージ記憶領域は、SNS(Social Networking Service)のメッセージサーバが備え、
    前記電子カタログ記憶部及び前記電子カタログ送信部は、電子カタログサーバが備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載の電子カタログシステムにおいて、
    前記受け主端末から前記電子カタログに掲載の前記商品のうち選択された商品のデータと、その商品の届け先に関する届け先データとを受信する商品届け先データ受信部を備えること、
    を特徴とする電子カタログシステム。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかに記載の電子カタログシステムとしてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
JP2013082143A 2013-04-10 2013-04-10 電子カタログシステム及びプログラム Pending JP2014203439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013082143A JP2014203439A (ja) 2013-04-10 2013-04-10 電子カタログシステム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013082143A JP2014203439A (ja) 2013-04-10 2013-04-10 電子カタログシステム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014203439A true JP2014203439A (ja) 2014-10-27

Family

ID=52353780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013082143A Pending JP2014203439A (ja) 2013-04-10 2013-04-10 電子カタログシステム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014203439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021036396A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ギフト候補選択サーバ、ギフト候補選択方法、および、ギフト候補選択システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021036396A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ギフト候補選択サーバ、ギフト候補選択方法、および、ギフト候補選択システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200258184A1 (en) Systems, methods and apparatuses for creating, editing, distributing and viewing electronic greeting cards
US10825075B2 (en) Method of and system for purchasing an item using contributions from multiple people
US10621619B2 (en) Gift messaging based customer acquisition
US20130013450A1 (en) E-commerce content management system for dynamic vendor substitution
JPWO2014102927A1 (ja) 画像管理装置、画像生成プログラム、画像管理方法、及び画像管理プログラム
US9092784B2 (en) Contacts affinity used to prioritize display of content item reviews in online store
US11823255B2 (en) Automatic web browsing in electronic messaging interface method and apparatus
US20180158068A1 (en) Methods and systems relating to electronic commerce
KR102311561B1 (ko) 네트워크 플랫폼의 데이터베이스 엔트리들의 링크를 위한 시스템 및 방법
JP2002091818A (ja) 企業間のデータファイル共有・交換システム、および業務協働システム
JP2002312613A (ja) お気に入り商品リストの作成送信サーバー装置および作成送信システム
US20140279213A1 (en) System and method for inviting gift selection on a network-enabled interface
JP2014203439A (ja) 電子カタログシステム及びプログラム
JP2015130030A (ja) 発注管理システムおよび発注管理用プログラム
JP4811142B2 (ja) 電子チケット関連情報配信システム,電子チケット関連情報配信方法並びにプログラム
JP2008234303A (ja) 広告作成装置、広告作成方法及び広告作成プログラム
JP2008191744A (ja) ギフト贈呈装置、ギフト贈呈システム及びその方法
US20230368279A1 (en) Information communication program and information processing apparatus
KR101755254B1 (ko) 위시 콘텐츠 지원 정보 관리 시스템
JP6362775B2 (ja) 空き時間管理装置、空き時間管理方法、コンピュータープログラム、及び記憶媒体
JP2022105345A (ja) 遠隔のイベント参加者に商品をギフティングする方法
JP2018190075A (ja) コンテンツの提供方法及び配送情報処理装置
JP5342575B2 (ja) コメント投稿支援システム、コメント投稿支援システムの制御方法、プログラム及び記録媒体
WO2019197908A1 (en) Conversational mapping of web items for mediated group decisions
KR20060070638A (ko) 네트워크 기반의 기념일 예약설정 시스템 및 방법