JP6362460B2 - 入れ子部材、及び成形金型 - Google Patents
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Description
軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、
前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、
前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、
を備え、
前記分割体を放射状に分割する分割面は、前記内歯の歯筋と交わることを特徴とする。
軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、
前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、
ベース部材本体である第1ベース部材と、ラジアルベアリングから構成される第2ベース部材と、を有し、前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、
を備え、
前記第1ベース部材は、前記第2ベース部材の内輪に配置されていることを特徴とする。
前記凸部が、前記凹部に嵌め込まれることで、前記分割体同士が係合されていてもよい。
前記取付面と前記ベース部材の内周面との間には隙間が形成されていてもよい。
前記隙間は、前記平行面と前記ベース部材の内周面とに囲まれることにより形成されていてもよい。
前記隙間は、前記溝の内壁面と前記ベース部材の内周面とに囲まれることにより形成されていてもよい。
本発明の第1又は第2の観点に係る入れ子部材と、
前記入れ子部材が取り付けられる第1金型と、
前記第1金型に対して相対的に移動可能に設けられた第2金型と、
を有することを特徴とする。
軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、を備える入れ子部材と、
前記入れ子部材を嵌め込むための嵌合穴を有する形状に形成され、かつ前記嵌合穴に嵌め込まれた前記入れ子部材を押える押え部材を有し、前記入れ子部材が取り付けられる第1金型と、
前記第1金型に対して相対的に移動可能に設けられた第2金型と、
を有し、
前記第1金型には、取り付けられた前記入れ子部材よりも前記軸芯を中心として外側に樹脂成形穴が形成され、
前記第1金型及び前記第2金型のいずれか一方には、前記キャビティと前記樹脂成形穴とをつなぐ溝部が形成されていることを特徴とする。
前記入れ子部材は、前記スラストベアリングによって、前記第1金型に回転可能に支持されていてもよい。
本実施形態に係る成形金型10は、図1に示すように、固定金型30と、固定金型30の−Y側に配置された可動金型20と、可動金型20のY軸方向への進退移動を案内する4本のガイドポスト40とを備えている。成形金型10は、いわゆる3プレート構造金型である。成形金型10は、図2に示すウォーム100を成形するための成形金型である。ウォーム100は、例えば、Y軸に対して外歯101が螺旋状に形成されたウォーム(例えば歯数は2条)である。このウォーム100は、溶融された樹脂材料(成形材料)が成形金型10に射出されて成形される。
次に、成形金型10を用いたウォーム100の成形方法について、図10〜図14を参照して説明する。なお、図11〜図14における成形金型10等は、理解を容易にするため簡略化している。
以上により、ウォーム100の成形が完了する。
11、13 ボルト
20 可動金型(第1金型)
21 可動側型板
21a 嵌合穴
21b 型部
21c 溝
21d 穴部
24 スペーサーブロック
25 エジェクタピン
26A、26B エジェクタプレート
27 可動側取付板
28 スラストベアリング
29 押え部材
29d 貫通孔
30 固定金型(第2金型)
31 固定側型板
31a 型部
31b 嵌合穴
31c ランナー
31d 溝部
32 ランナーストリッパープレート
33 固定側取付板
34 スプルーブッシュ
34a スプルー
35 ロケートリング
40 ガイドポスト
50 入れ子部材
60 入れ子部材本体
61、62、63、64、65、66 分割体
61a〜66a 平行面
61b〜66b 円弧状面
61c〜66c 隙間
61d〜66d 溝
61e〜66e、61f〜66f 隙間
61g〜66g、61h〜66h 平面
67 接触面
68 キャビティ
68a 内歯
69 係合部
69a 凹部
69b 凸部
70 ベース部材
71 第1ベース部材
72 第2ベース部材
73 圧入部
100 ウォーム
100a 第1の端部
100b 第2の端部
101 外歯
110A ランナー樹脂部
110B 接続樹脂部
110C ピン状樹脂部
200 樹脂注入部
301、302 チャック爪
A 空間
R 樹脂材料
Claims (15)
- 軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、
前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、
前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、
を備え、
前記分割体を放射状に分割する分割面は、前記内歯の歯筋と交わることを特徴とする入れ子部材。 - 軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、
前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、
ベース部材本体である第1ベース部材と、ラジアルベアリングから構成される第2ベース部材と、を有し、前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、
を備え、
前記第1ベース部材は、前記第2ベース部材の内輪に配置されていることを特徴とする入れ子部材。 - 前記分割体を放射状に分割する分割面は、前記内歯の歯筋と交わることを特徴とする請求項2に記載の入れ子部材。
- 前記分割体には、前記分割体同士を係合するために係合部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の入れ子部材。
- 前記係合部は、前記分割体同士の接触面に形成された凹部と凸部とから構成され、
前記凸部が、前記凹部に嵌め込まれることで、前記分割体同士が係合されることを特徴とする請求項4に記載の入れ子部材。 - 前記入れ子部材本体の外周面には、前記入れ子部材本体を前記ベース部材に圧入して取り付けるための取付面が形成され、
前記取付面と前記ベース部材の内周面との間には隙間が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入れ子部材。 - 前記取付面は、前記軸芯に平行な複数の平行面から構成され、
前記隙間は、前記平行面と前記ベース部材の内周面とに囲まれることにより形成されていることを特徴とする請求項6に記載の入れ子部材。 - 前記取付面は、前記軸芯に沿って形成された複数の溝の内壁面から構成され、
前記隙間は、前記溝の内壁面と前記ベース部材の内周面とに囲まれることにより形成されていることを特徴とする請求項6に記載の入れ子部材。 - 前記分割体を放射状に分割する分割面には、前記分割体それぞれを挟持しつつ、前記入れ子部材本体を前記ベース部材に圧入するための挟持面が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の入れ子部材。
- 前記挟持面は、互いに平行な2つの平行面から構成されていることを特徴とする請求項9に記載の入れ子部材。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の入れ子部材と、
前記入れ子部材が取り付けられる第1金型と、
前記第1金型に対して相対的に移動可能に設けられた第2金型と、
を有することを特徴とする成形金型。 - 前記第1金型は、前記入れ子部材を嵌め込むための嵌合穴を有する形状に形成され、かつ前記嵌合穴に嵌め込まれた前記入れ子部材を押える押え部材を有することを特徴とする請求項11に記載の成形金型。
- 軸芯に対して外歯を螺旋状に形成したウォームを成形する成形金型に用いられる入れ子部材であって、前記外歯を形成するための内歯を有するキャビティを形成するとともに、前記軸芯を中心として放射状に分割された複数の分割体を有しており、該複数の分割体が組み付けられることにより構成される環状の入れ子部材本体と、前記入れ子部材本体が圧入されるベース部材と、を備える入れ子部材と、
前記入れ子部材を嵌め込むための嵌合穴を有する形状に形成され、かつ前記嵌合穴に嵌め込まれた前記入れ子部材を押える押え部材を有し、前記入れ子部材が取り付けられる第1金型と、
前記第1金型に対して相対的に移動可能に設けられた第2金型と、
を有し、
前記第1金型には、取り付けられた前記入れ子部材よりも前記軸芯を中心として外側に樹脂成形穴が形成され、
前記第1金型及び前記第2金型のいずれか一方には、前記キャビティと前記樹脂成形穴とをつなぐ溝部が形成されていることを特徴とする成形金型。 - 前記押え部材は、前記入れ子部材及び前記樹脂成形穴を覆うと共に、前記樹脂成形穴と連結する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の成形金型。
- 前記第1金型は、スラストベアリングを有し、
前記入れ子部材は、前記スラストベアリングによって、前記第1金型に回転可能に支持されることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の成形金型。
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