JP6637780B2 - レンズ成形金型用の入れ子およびこれを備えたレンズ成形用金型 - Google Patents

レンズ成形金型用の入れ子およびこれを備えたレンズ成形用金型 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ成形金型用の入れ子、およびこれを備えたレンズ成形用金型に関する。
下記特許文献1には、弾性変形可能なスペーサー部材をねじで圧縮して変形させることにより、成形品であるレンズの厚みを調節可能な金型が開示されている。
特開2007−125809号公報
プラスチック射出成形金型の成形精度を高めるためには、金型を構成する各部品の公差を可能な限り小さく抑える必要がある。特に入れ子方式の金型では、入れ子収容部に設けられたクリアランスにより入れ子の位置に誤差が生じないよう入れ子を固定する必要がある。さらに、近年の撮像系レンズユニット(車載カメラや監視カメラなど)の高解像度化に伴い、これらに用いられるプラスチックレンズを成形する金型には、μm単位の金型精度が要求されている。この金型精度を単に各部品の公差を抑えることのみで実現することは困難である。そのため、プラスチックレンズ成形用の金型は、レンズ成形部を区画する可動側および固定側の対向面の相対的な位置を微調節可能な機構を備えていることが望ましい。
さらに、上記プラスチックレンズに要求される光学特性を実現するためには、レンズの偏心のみならず、その厚み誤差についても除去可能な機構を備えていることが望まれる。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、成形品であるプラスチックレンズの厚みを簡便かつ精度よく調節可能なレンズ成形金型用の入れ子、およびこれを備えたレンズ成形用金型を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のレンズ成形金型用の入れ子は、底面に貫通孔が設けられた凹部を有する第1入れ子と、前記第1入れ子の前記凹部に嵌合された第2入れ子と、を備え、前記第2入れ子の、前記凹部における前記底面側の端面を先端面、その反対側の端面を後端面としたときに、前記第2入れ子の前記先端面は、前記凹部の前記貫通孔に嵌合された突出部であるレンズ成形部と、該凹部の底面に対向する平面である平面部と、を有し、前記凹部の前記底面と前記第2入れ子の前記平面部との間には第1弾性部材が配置され、前記凹部における、前記第2入れ子よりも前記凹部の開口側には、前記第2入れ子の前記後端面に当接し、前記平面部を前記第1弾性部材に押しつけるスペーサー部材が嵌合され、前記レンズ成形部の前記貫通孔への嵌合量は前記スペーサー部材の厚みに応じて決定されることを特徴とする。
第1入れ子の凹部底面と第2入れ子の平面部との間に第1弾性部材が配置されていることにより、第2入れ子は第1弾性部材の反発力をうけて常に凹部の開口側に押圧されることとなる。本発明のレンズ成形金型用の入れ子は、上記第1弾性部材を備えていることにより、レンズの厚みを微調節する際に、凹部の深さ方向における第2入れ子の位置を容易に変更することができる。また、凹部の底面と第2入れ子の平面部のかじりを防止し、入れ子の寿命を長くすることができる。また、第2入れ子の後端面側にスペーサー部材が配置されていない場合、レンズの厚みを微調節する際には、凹部の深さ方向における第2入れ子自体の長さを変更する必要がある。本構成のレンズ成形金型用の入れ子は、第2入れ子の後端面側にスペーサー部材が配置されていることにより、第2入れ子自体の長さを変更することなく、スペーサー部材の厚みを適宜変更することで、レンズの厚みを微調節することが可能となる。
また、前記第1弾性部材はOリングであることが好ましい。
Oリングは様々な規格のものが市場を一般に流通しており、最適な形状および性質のものを簡便に入手することができる。
また、前記第2入れ子は円柱形状の胴部を有し、前記胴部の外面には、その周方向に沿って溝部が形成されており、前記溝部には、第2弾性部材であるOリングが装着されていることが好ましい。
第2入れ子の胴部に第2弾性部材であるOリングが装着されていることにより、第2入れ子の着脱時に、第1入れ子の凹部と第2入れ子の胴部の接触面にかじりが生じることを防止することができる。また、凹部には第2入れ子を嵌合するためのクリアランスを設ける必要があり、凹部内に嵌合された第2入れ子の位置にはそのクリアランス分の誤差が生じるおそれがある。本構成のレンズ成形金型用の入れ子は、第2入れ子の胴部に第2弾性部材であるOリングが装着されていることにより、かかる誤差を低減することが可能とされている。
また、前記溝部の開口縁部にはアールが設けられていることが好ましい。
溝部の開口縁部が鋭利な角からなる場合、第2入れ子を第1入れ子の凹部に嵌合する際に、第2弾性部材に捻れや噛み込みが生じるおそれがある。溝部の開口縁部にアールを設けることによりこのような不具合を抑えることが可能となる。
また、前記凹部における前記底面近傍の内周面には、該内周面から前記第1入れ子の外部に貫通した空気孔が設けられており、前記第1弾性部材はその周方向の一部に切欠部を有しており、前記第1弾性部材は前記切欠部が前記空気孔と連通される向きに配置されていることが望ましい。
第1弾性部材の切欠部と第1入れ子の空気孔とが連通されていることにより、第1入れ子の凹部に第2入れ子を嵌合する際に、凹部内の空気が空気孔から逃れることができ、第2入れ子をより容易に嵌合することが可能となる。
上記課題を解決するため、本発明のレンズ成形用金型は、上記レンズ成形金型用の入れ子を有する可動側型板および固定側型板を備えたことを特徴とする。
レンズの両面を成形する入れ子に本発明のレンズ成形金型用の入れ子を用いることで、よりレンズの厚み精度を高めることが可能となる。
本発明にかかるレンズ成形金型用の入れ子およびこれを備えたレンズ成形用金型によれば、成形品であるプラスチックレンズの厚みを簡便かつ精度よく調節することが可能となる。
実施形態にかかるレンズ成形用金型を備える射出成形機の全体構成を示す模式図である。 固定側型板のパーティング面を示す平面図である。 可動側型板のパーティング面を示す平面図である。 図2の破線Aで囲んだ固定側入れ子の拡大図である。 図4のA−A断面図である。 レンズ成形用金型が閉じられたときの固定側入れ子および可動側入れ子の接合状態を示す側面視断面図である。
<金型構成概要>
以下、本発明のレンズ成形金型用の入れ子およびこれを備えたレンズ成形用金型の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態におけるレンズ成形用金型910は、撮像系レンズユニットに用いられるプラスチックレンズを成形する多数個取り金型の例である。
図1は、本実施形態のレンズ成形用金型910を備える射出成形機900の全体構成を示す模式図である。レンズ成形用金型910は、その固定側取付板912が射出成形機900の固定盤921に、可動側取付板914が可動盤922に取り付けられて、射出成形機900に装着される。射出成形機900は、型板である可動側型板915と型板である固定側型板913とをパーティングラインPLで開閉させ、成形品の成形および取出しを行う。射出成形機900は一般的なプラスチック射出成形動作を実行可能な成形機であれば、その種類は問わない。
図2は、固定側型板913のパーティング面913aを示す平面図である。パーティング面913aには、パーティング面913aの中央を中心として周方向等間隔に12個の固定側コア収容部410が形成されており、各固定側コア収容部410には略四角柱形状の固定側コア100(入れ子)が嵌合されている。尚、説明の便宜上、図2ではレンズ成形用金型910を構成する各部材同士の位置決め、連結、またはガイドなどに用いられる各種ピンやピン穴の記載は省略している。
各固定側コア収容部410には、固定側コア100とともに、後述する楔状スペーサー310,320が収容されており、各固定側コア100は楔状スペーサー310,320によりその固定側コア収容部410における配置位置が固定されている。各固定側コア100のパーティング面100eの中央からは凸状のレンズ成形面121aを有するレンズ成形部121が延出している。
固定側型板913のパーティング面913aには、その中央に設けられたスプルーランナー550から平面方向に向かって放射状に延びる6本の溝部である固定側ランナー半体510が形成されている。これら各固定側ランナー半体510はその後さらに二股に分岐しており、各固定側コア100のパーティング面100eまで延びている。
図3は、可動側型板915のパーティング面915aを示す平面図である。パーティング面915aには、固定側型板913のパーティング面913aと同様に、パーティング面915aの中央を中心として周方向等間隔に12個の可動側コア収容部420が形成されており、各可動側コア収容部420には略角柱形状の可動側コア200(入れ子)が嵌合されている。尚、図3においても図2と同様に、レンズ成形用金型910を構成する各部材同士の位置決め、連結、またはガイドなどに用いられる各種ピンやピン穴の記載は省略している。
各可動側コア収容部420には、可動側コア200とともに楔状スペーサー310,320が収容されており、各可動側コア200は楔状スペーサー310,320によりその可動側コア収容部420における配置位置が固定されている。各可動側コア200のパーティング面200eの中央には、凹状のレンズ成形面221aを有するレンズ成形部221が露出している。
可動側型板915のパーティング面915aには、その中央から平面方向に向かって放射状に延びる6本の溝部である可動側ランナー半体520が形成されている。これら各可動側ランナー半体520はその後さらに二股に分岐しており、各可動側コア200のレンズ成形面221aまで延びている。
各固定側コア100および各可動側コア200は、互いに他方のいずれかに対向する位置に配置されており、レンズ成形用金型910が閉じられたときに、後述するレンズ成形室916を形成する。また、同様に、固定側ランナー半体510および可動側ランナー半体520も互いに対応する位置に配置されており、レンズ成形用金型910が閉じられることで、スプルーランナー550からレンズ成形室916に溶融樹脂を導くランナーを形成する。
<入れ子の固定構造>
図4は図2の破線Aで囲んだ固定側コア100の拡大図である。図5は、図4のA−A断面図である。以下、主に固定側コア収容部410に嵌合された固定側コア100の固定構造について説明するが、以下に示す各部材の特徴や固定構造は、可動側コア収容部420に嵌合された可動側コア200についても同様である。
(コアの構成)
固定側コア100は、その外周面(側面100a,100b,100c,100d)の周方向における角部が面取りされた略四角柱形状の部材である。固定側コア収容部410に収容された固定側コア100は、その外周面(側面100a,100b,100c,100d)が固定側コア収容部410の内周面と対向する向きに配置されている。固定側コア100のパーティング面100eの面位置は、固定側型板913のパーティング面913aと面一に揃えられている。
固定側コア収容部410に収容された固定側コア100の側面100a側には、側面100aと接する位置に楔状スペーサー310が配置されており、側面100b側には、側面100bと接する位置に楔状スペーサー320が配置されている。
固定側コア100の側面100aにおける楔状スペーサー310との当接部には、固定側コア収容部410の開口410f側から底面410e側に向かって楔状スペーサー310側に張り出した傾斜面であるコア側当接面101が形成されている。本実施形態におけるコア側当接面101は、側面100aの高さ方向(Z方向)に直交する方向を側面100aの幅方向としたときに、側面100aの幅方向の全長の1/3程度の幅とされている。また、コア側当接面101は、側面100aの面が切り欠かれるように落ち窪んで形成されている。
同様に、固定側コア100の側面100bにおける楔状スペーサー320との当接部にも、固定側コア収容部410の開口410f側から底面410e側に向かって楔状スペーサー320側に張り出した傾斜面であるコア側当接面102が設けられている。コア側当接面102についても、側面100bの高さ方向に直交する方向を側面100bの幅方向としたときに、側面100bの幅方向の全長の1/3程度の幅とされており、側面100bの面が切り欠かれるように落ち窪んで形成されている。
また、固定側コア100の外周面(側面100a,100b,100c,100d)のうち、楔状スペーサー310に押圧されている側面100aと平面方向が平行関係にある側面、つまり、側面100aの裏面である側面100cには、環状の溝部103が形成されている。溝部103にはOリング181が装着されている。Oリング181は、側面100cと、固定側コア収容部410の内周面のうち、側面100cに対向する面である側面410cとの間に挟み込まれている。
Oリング181は、その内径の中心が側面100cの略中央と重なるように配置されている。また、楔状スペーサー310も、側面100aの幅方向における中央と当接する位置に配置されている。これにより、固定側コア100が楔状スペーサー310に押圧されることによる固定側コア100の傾きが防止されている。
同様に、楔状スペーサー320も側面100bの幅方向における中央と当接する位置に配置されている。楔状スペーサー320に押圧されている側面100bと平面方向が平行関係にある側面、つまり、側面100bの裏面である側面100dには環状の溝部104が形成されている。溝部104にはOリング182が、その径方向の中心と側面100bの略中央とが重なるように装着されている。Oリング182は、側面100dと、側面100dに対向する側面410dとの間に挟み込まれている。
Oリング182も同様に、その内径の中心が側面100dの略中央と重なるように配置されている。また、楔状スペーサー320も、側面100bの幅方向における中央と当接する位置に配置されている。これにより、固定側コア100が楔状スペーサー320に押圧されることによる固定側コア100の傾きが防止されている。
また、固定側コア100と固定側コア収容部410は、レンズ成形時に腐食性ガスに晒されることから、その接触面にかじりが生じやすい。本実施形態のレンズ成形用金型910では、固定側コア100と、固定側コア100が押し付けられる固定側コア収容部410の内周面との間にOリング181,182が介在していることにより、固定側コア100の着脱時におけるかじりが抑えられている。
(入れ子収容部の構成)
固定側コア収容部410は、固定側型板913のパーティング面913aに形成された凹部である。固定側コア収容部410の内周面は平面からなる側面410a,410b,410c,410dを有している。これら各側面410a,410b,410c,410dは固定側コア100の外周面(側面100a,100b,100c,100d)に沿って、固定側コア100が嵌合される略四角柱形状の空間を形成している。
固定側コア収容部410の各側面410a,410b,410c,410dのうち、側面410aおよび側面410bの深さ方向(Z方向)に直交する方向をこれら各側面410a,410bの幅方向としたときに、各側面410a,410bの幅方向における中央には、各側面410a,410bの面位置が段状に凹んだ空間であるスペーサー配置部411,412が形成されている。スペーサー配置部411,412は、各側面410a,410bの幅方向における全長の1/3程度の幅とされており、固定側コア収容部410の開口410fから深さ方向に延びている。スペーサー配置部411,412は、楔状スペーサー310,320が配置可能な最小限の空間とされている。
また、固定側コア収容部410をその開口410f側から見たときに(つまり図4の視線方向で見たときに)、固定側コア収容部410の内周面のうち、各側面410a,410b,410c,410dをむすぶ角部には、空間が外側に膨出するように拡張された拡張部410gが形成されている。同様に、スペーサー配置部411,412の延出方向側の端部にも、空間が外側に膨出するように拡張された拡張部410hが形成されている。かかる拡張部410g,410hの壁面と、固定側コア100および楔状スペーサー310,320との間には隙間が設けられている。
(スペーサー部材の構成)
楔状スペーサー310,320は、固定側コア収容部410の深さ方向に延びる棒状部材である。楔状スペーサー310は略四角柱形状の部材であり、その外周面のうち、固定側コア100の側面100aとの当接部であるスペーサー側当接面311は、コア側当接面101の傾斜角度に沿って傾斜した平面により構成されている。スペーサー側当接面311の反対側の面は、楔状スペーサー310の周方向における角部が深く面取りされた形状とされている。
楔状スペーサー310には、スペーサー配置部411の深さ方向に延びる貫通孔313が設けられており、楔状スペーサー310は、貫通孔313に挿通されたボルト315によりスペーサー配置部411に締結されている。
貫通孔313の内周面には、ボルト315の軸部の外径よりも大きな内径を有する雌ねじ313aが形成されている。楔状スペーサー310の固定用のボルト穴と、楔状スペーサー310の抜き取り用の雌ねじ313aとが一つの貫通孔313に集約されていることで、部品点数の増加が抑えられている。
本実施形態の固定側コア100の材料には硬度が50〜54HRCの鋼材が用いられており、楔状スペーサー310の材料には、固定側コア100の硬度よりも高い硬度を有する鋼材が用いられている。スペーサー配置部411の小型化を図るべく楔状スペーサー310を必要最小限の大きさとする場合、楔状スペーサー310に変形や歪みが生じやすくなることが懸念される。本実施形態では、楔状スペーサー310が固定側コア100の硬度よりも高い硬度の鋼材で作成されていることにより、着脱を繰り返すことによる楔状スペーサー310の変形や歪みが抑えられている。
スペーサー配置部412にボルト325で締結された楔状スペーサー320も、楔状スペーサー310と同様の形状および構造を備えており、側面100bとの当接部であるスペーサー側当接面321も同様に、コア側当接面102の傾斜角度に沿って傾斜した平面により構成されている。
(入れ子の位置決め構造)
本実施形態の固定側コア100と楔状スペーサー310,320との当接部(スペーサー側当接面311およびコア側当接面101、ならびに、スペーサー側当接面321およびコア側当接面102)は、固定側コア収容部410の深さ方向に向かって傾斜する傾斜面により構成されている。さらにその傾斜面の傾斜角度は、楔状スペーサー310,320を固定側コア収容部410の深さ方向に押し下げたときに、楔状スペーサー310,320が固定側コア100を固定側コア収容部410の側面410c、側面410d、および底面410eに押圧する角度とされている。これにより、スペーサー配置部411,412が楔状スペーサー310,320の大きさとほぼ同じ大きさの狭い空間であっても、固定側コア収容部410の深さを利用して、固定側コア100を、固定側コア収容部410における一箇所に位置決めすることが可能とされている。
また、固定側コア100の外形が円柱形状ではなく略角柱形状であることから、楔状スペーサー310,320は固定側コア100の側面を容易に捉えることができ、固定側コア100を常に一定の方向へ押圧することが可能とされている。また、固定側コア100の側面410a,410b,410c,410dにより固定側コア収容部410における固定側コア100の周方向の位置が固定されることから、固定側コア100の位置決めの再現性が高められる。
尚、本実施形態においては、固定側コア100の外周面(側面100a,100b,100c,100d)のうち、直交する二面(側面100aおよび側面100b)を楔状スペーサー310,320で押圧することにより、固定側コア100を固定側コア収容部410の一箇所に位置決めすることが可能とされているが、成形品に要求される成形精度や許容されるコストに応じて、いずれか一方の方向からのみ押圧する構成としてもよい。また、本実施形態の固定側コア100は略四角柱形状とされているが、他の角柱形状であったとしても、平面方向が平行関係にない二つの側面に対してそれぞれスペーサー部材を配置することにより、本実施形態と同等の効果を得ることが可能である。
本実施形態においては、楔状スペーサー310,320を固定するボルト315,325は、常に同じ位置まで締められる。よって、楔状スペーサー310,320により固定側コア100を押圧する強さを調節するときは、ボルト315,325の締め加減を調節するのではなく、楔状スペーサー310,320自体の長さ(Z方向の長さ)を加工するか、または長さの異なる別の楔状スペーサー310に交換する。
また、楔状スペーサー310,320に押圧されている側面100a,100bの裏側の面である側面100c,100dと、これらに対向する固定側コア収容部410の側面410c,410dとの間に挟み込まれたOリング181,182は、その反発力により、固定側コア100を常に楔状スペーサー310,320側に押し返す。そのため、楔状スペーサー310,320の長さを適宜変更するだけで、固定側コア収容部410における固定側コア100の位置を調整することが可能とされている。これにより固定側コア100と可動側コア200の相対位置を高い精度で一致させることが可能となり、レンズの偏心を除去することができる。尚、本実施形態のレンズ成形用金型910では、固定側コア100と可動側コア200の両方に上記位置決め構造が実装されているが、上記位置決め構造は、これらのうちどちらか一方にのみ実装されていてもよい。
<レンズの厚み調節構造>
以下、本実施形態のレンズ成形用金型910におけるレンズの厚み調節構造について説明する。図6は、レンズ成形用金型910が閉じられたときの固定側コア100および可動側コア200の接合状態を示す側面視断面図である。本実施形態の固定側コア100および可動側コア200は、それぞれ第1入れ子110,210の中に第2入れ子120,220が嵌合された多重入れ子構造を備えている。
固定側コア100および可動側コア200は、そのレンズ成形面121a,221a、およびパーティング面913a,915aにより、レンズ成形室916を形成している。固定側コア100のレンズ成形面121aは、レンズの一方側のレンズ面である凹面を形成し、可動側コア200のレンズ成形面221aは、レンズの他方側のレンズ面である凸面を形成する。また、成形されるレンズの外縁には、固定側コア100および可動側コア200のパーティング面913a,915aによりフランジ部が形成される。レンズ成形用金型910により成形されるレンズの厚みは、これらレンズ成形面121a,221aの面位置を移動させることにより調節可能である。尚、レンズ成形面121a,221aの形状は本実施形態のものには限られず、成形するレンズ面の形状に合わせて適宜変更可能である(凸凸レンズの組み合わせとしても良く、凹凹レンズの組み合わせとしてもよい)。また、レンズ面の形状を球面ではなく非球面としてもよい。
以下、図5を参照して、固定側コア100におけるレンズの厚み調節構造について説明する。本実施形態の固定側コア100は、第1入れ子110と、第1入れ子110に嵌合された第2入れ子120との組み合わせにより構成されている。第1入れ子110は第2入れ子112が嵌合される凹部111を有している。凹部111は、開口111a、内周面111b、および底面111cにより形成される略円柱形状の空間である。凹部111の開口111aは、固定側コア100の底面100fに設けられている。また、凹部111の底面111cの中央には、円形の貫通孔112が形成されている。
第1入れ子110の凹部111に嵌合された第2入れ子112の端面のうち、凹部111の底面111c側の端面を先端面120a、その反対側の端面を後端面120bとしたときに、第2入れ子120の先端面120aは、凹部111の貫通孔112に嵌合された略円柱形状の突出部であるレンズ成形部121と、凹部111の底面111cに対向する平面である平面部122とにより構成されている。レンズ成形部121の先端部には半球状の凸面からなるレンズ成形面121aが形成されている。レンズ成形部121は平面部122の中央から垂直に延出しており、レンズ成形部121の基端部には、その外周面がテーパ状に拡径されたテーパ部121bが形成されている。また、第2入れ子112は略円柱形状の胴部120cを有しており、胴部120cの外面には、その周方向に沿って、その高さ方向(Z方向)に所定の間隔を空けて2本の溝部123が形成されている。また、胴部120cには、第2入れ子120の後端面120bに開口が設けられたねじ穴124が形成されている。ねじ穴124は、第2入れ子120を凹部111から引き抜く際に、雄ねじが設けられた工具を螺合させる穴である。
本実施形態の固定側コア100は、第1入れ子110の凹部111の底面111cと、第2入れ子120の平面部122との間に第1弾性部材であるOリング130が配置されている。また、第2入れ子120の各溝部123には、第2弾性部材であるOリング140がそれぞれ装着されている。
また、各溝部123の開口縁部123aにはアールが設けられている。例えば溝部123の開口縁部123aが鋭利な角からなる場合、第2入れ子120を第1入れ子110の凹部111に着脱する際に、Oリング140の捻れや噛み込みが生じるおそれがある。本実施形態の固定側コア100は、溝部123の開口縁部123aに設けられたアールによりこのような不具合が抑えられている。
第1入れ子110の凹部111内における、第2入れ子120よりも凹部111の開口111a側には、第2入れ子120の後端面120bに当接するスペーサー部材である金属製の円環形状の環状スペーサー151が嵌合されている。
本実施形態の固定側コア100は、第1入れ子110の凹部111の底面111cと、第2入れ子120の平面部122との間にOリング130が配置されていることにより、第2入れ子120はOリング130の反発力をうけて常に凹部111の開口111a側に押圧されることとなる。例えば、Oリング130の代わりに金属製のスペーサー部材が配置されている場合、レンズの厚みを微調節すべく第2入れ子120のレンズ成形部121の位置(凹部111の深さ方向(Z方向)における第2入れ子120の位置)を変更する際には、そのスペーサー部材を都度加工または交換する必要がある。さらに、本実施形態の固定側コア100では、第2入れ子120の後端面120b側に別途環状スペーサー151が配置されていることから、両方のスペーサー部材を都度加工または交換する必要があり、レンズ成形部121の位置調節に多大な工数を要することとなる。本実施形態の固定側コア100は、Oリング130および環状スペーサー151を備えていることにより、レンズの厚みを微調節する際には、環状スペーサー151を厚みの異なるものに適宜加工または交換するだけでよい。また、Oリング130は、凹部111の底面111cと第2入れ子120の平面部122のかじりを防止し、入れ子の寿命を長くすることにも貢献している。
また、例えばOリング130の代わりにコイルばねを用いた場合、コイルばねの配置領域を確保するため、コイルばねの軸方向の長さ分、レンズ成形部121を長く設ける必要がある。このような構成は固定側コア100の小型化を妨げ、また第2入れ子120の細径部が長くなることで強度的にも脆弱となる。本実施形態の固定側コア100は、本発明の第1弾性部材としてOリング130が採用されていることにより、固定側コア100の小型化を図りつつ、また、第2入れ子120の強度を損なうことなく、レンズの厚み調節を行うことが可能とされている。
また、本実施形態の第2入れ子112は、その胴部120cに2つのOリング140が装着されていることにより、第2入れ子112の着脱時に、第1入れ子110の凹部111と第2入れ子112の胴部120cとの接触面のかじりが抑えられている。また、凹部111には第2入れ子112を嵌合するためのクリアランスを設ける必要があることから、凹部111内に嵌合された第2入れ子112の位置には、そのクリアランス分の誤差が生じるおそれがある。本実施形態の第2入れ子112は、その胴部120cに装着された2つのOリング140によりかかるクリアランスが埋められ、誤差による位置ずれが防止されている。
第1入れ子110の凹部111における底面111c近傍の内周面には、同内周面から第1入れ子110の外部に貫通した空気孔113が設けられている。本実施形態のOリング130は、その周方向の一部に切欠部130aが設けられており、Oリング130は、その切欠部130aと空気孔113とが連通される向きに配置されている。これにより、凹部111に第2入れ子120を嵌合する際に、凹部111内の空気が空気孔113から逃れることができ、第2入れ子120をより容易に嵌合することが可能とされている。
固定側コア100の多重入れ子構造は、可動側コア200にも採用されている。図6に示すように、これら固定側コア100と可動側コア200との構成上の違いは、可動側コア200の第2入れ子220のレンズ成形部221、第2入れ子220の胴部220c、スペーサー部材である環状スペーサー152、および、第1入れ子210の凹部211に設けられた貫通孔212の径が固定側コア100よりも広いこと、および、可動側コア200のレンズ成形面221aが曲面状の凹部とされていることのみである。
本実施形態のレンズ成形用金型910は、上記入れ子の固定構造を備えていることにより、金型の大型化や部品点数の増加を抑えつつ、入れ子の位置決め精度を高めることが可能とされており、また、上記レンズの厚み調節構造を備えていることにより、レンズの厚みを簡便に微調整することが可能とされている。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
100 固定側コア
110 第1入れ子
111 凹部
111a 開口
111b 内周面
111c 底面
112 貫通孔
113 空気孔
120 第2入れ子
120a 先端面
121 レンズ成形部
121a レンズ成形面
122 平面部
120b 後端面
120c 胴部
123 溝部
123a 開口縁部
124 ねじ穴
130 Oリング(第1弾性部材)
130a 切欠部
140 Oリング(第2弾性部材)
151,152 環状スペーサー(スペーサー部材)
200 可動側コア
210 第1入れ子
220 第2入れ子
900 射出成形機
910 レンズ成形用金型
913 固定側型板
915 可動側型板
916 レンズ成形室
PL パーティングライン

Claims (6)

  1. 底面に貫通孔が設けられた凹部を有する第1入れ子と、
    前記第1入れ子の前記凹部に嵌合された第2入れ子と、を備え、
    前記第2入れ子の、前記凹部における前記底面側の端面を先端面、その反対側の端面を後端面としたときに、
    前記第2入れ子の前記先端面は、前記凹部の前記貫通孔に嵌合された突出部であるレンズ成形部と、該凹部の底面に対向する平面である平面部と、を有し、
    前記凹部の前記底面と前記第2入れ子の前記平面部との間には第1弾性部材が配置され
    前記凹部における、前記第2入れ子よりも前記凹部の開口側には、前記第2入れ子の前記後端面に当接し、前記平面部を前記第1弾性部材に押しつけるスペーサー部材が嵌合され、
    前記レンズ成形部の前記貫通孔への嵌合量は前記スペーサー部材の厚みに応じて決定されることを特徴とするレンズ成形金型用の入れ子。
  2. 前記第1弾性部材はOリングであることを特徴とする請求項1に記載のレンズ成形金型用の入れ子。
  3. 前記第2入れ子は円柱形状の胴部を有し、
    前記胴部の外面には、その周方向に沿って溝部が形成されており、
    前記溝部には、第2弾性部材であるOリングが装着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンズ成形金型用の入れ子。
  4. 前記溝部の開口縁部にはアールが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ成形金型用の入れ子。
  5. 前記凹部における前記底面近傍の内周面には、該内周面から前記第1入れ子の外部に貫通した空気孔が設けられており、
    前記第1弾性部材はその周方向の一部に切欠部を有しており、
    前記第1弾性部材は前記切欠部が前記空気孔と連通される向きに配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のレンズ成形金型用の入れ子。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のレンズ成形金型用の入れ子を有する可動側型板および固定側型板を備えたレンズ成形用金型。
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