JP6362373B2 - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光電変換装置の製造方法に関する。
デジタルカメラやビデオカメラなどに用いられる光電変換装置(例えば、CMOSイメージセンサ)では、光電変換領域及びその信号を処理するためのトランジスタの微細化が進んでいる。特許文献1では、このような微細化に対応するため、従来のLOCOS法ではなくSTI法を用いて素子分離領域を形成する。
特開2003−142674号公報
光電変換装置では、画素領域の微細化に伴い、画素領域において受光領域の占める比率(面積比率)が増加している。その結果、光電変換装置では、画素領域において素子分離領域の占める比率と、周辺回路領域において素子分離領域の占める比率とが互いに異なる。STI法によって素子分離領域を形成すると、この比率の違いに起因して、トレンチに埋め込まれた分離絶縁膜の高さにばらつきが生じる可能性がある。分離絶縁膜の高さがばらつくと、分離絶縁膜の高さを適切な範囲に収めるのが困難になる。分離絶縁膜の高さのばらつきは、光電変換装置だけでなく、一般の半導体装置においても発生する可能性がある。そこで、本発明は、半導体装置におけるSTI型の分離絶縁膜の高さのばらつきを低減するための技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の一部の側面では、光電変換装置の製造方法であって、画素領域を含む第1領域及び周辺回路領域を含む第2領域を有する半導体基板の上に、前記第1領域の上に位置する第1部分と前記第2領域の上に位置する第2部分とを有するパターニングされた第1膜であって、前記第1部分の上面の前記半導体基板からの高さが前記第2部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも低い第1膜を形成する第1膜形成工程と、前記第1膜の上に、絶縁膜である第2膜であって、前記第2膜の一部が前記第1部分を貫通し前記第1領域のトレンチの内部にあり、前記第2膜の別の一部が前記第2部分を貫通し前記第2領域のトレンチの内部にある第2膜を形成する第2膜形成工程と、前記第2膜を研磨して前記第2膜のうち前記第1膜の上にある部分を除去する研磨工程とを有し、前記第1領域において前記トレンチの占める比率は、前記第2領域において前記トレンチの占める比率よりも低いことを特徴とする製造方法が提供される。本発明の別の側面では、光電変換装置の製造方法であって、画素領域を含む第1領域及び周辺回路領域を含む第2領域を有する半導体基板の上に、パターニングされた第1膜を形成する第1膜形成工程と、前記第1膜の上に、絶縁膜である第2膜であって、前記第2膜の一部が前記第1膜を貫通し前記半導体基板のトレンチの内部にある第2膜を形成する第2膜形成工程と、前記第2膜を研磨して前記第2膜のうち前記第1膜の上にある部分を除去する研磨工程と、前記研磨工程の後に、前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さと、前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さとの差を低減するように前記第2膜を加工する第2膜加工工程とを有し、前記第1領域において前記トレンチの占める比率は、前記第2領域において前記トレンチの占める比率よりも低く、前記第2膜加工工程の前に、前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さは、前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも高いことを特徴とする製造方法が提供される。
上記手段により、半導体装置におけるSTI型の分離絶縁膜の高さのばらつきを低減するための技術が提供される。
一部の実施形態の光電変換装置の構造を説明する平面図。 図1の光電変換装置の製造方法の一例を説明する断面図。 図1の光電変換装置の製造方法の別の例を説明する断面図。 図1の光電変換装置の製造方法の別の例を説明する断面図。
添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について以下に説明する。様々な実施形態を通じて同様の要素には同一の参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、各実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。本発明はSTI型の分離絶縁膜を有する任意の半導体装置に適用可能である。以下では、そのような半導体装置の一例として光電変換装置について説明する。
図1の平面図を参照して、一部の実施形態に係る光電変換装置100の構成例について説明する。光電変換装置100は、半導体基板101に、画素領域102と、その周囲に配された周辺回路領域104とを有する。半導体基板101は、例えばシリコンで形成される。画素領域102とは、光電変換素子や、この光電変換素子で発生した電荷を転送するためのトランジスタ等の回路素子で構成される画素がアレイ状に配された領域のことである。画素領域102は、半導体基板101に形成された不純物半導体領域103の内部に形成される。不純物半導体領域103はウェル領域とも呼ばれる。周辺回路領域104とは、画素領域102の回路素子を駆動するための回路や、画素領域102からの信号を処理するための回路などが形成された領域のことである。
画素領域102において素子分離領域の占める比率は、周辺回路領域104において素子分離領域の占める比率よりも低い。また、不純物半導体領域103では、画素領域102以外の領域においても活性領域が広いので、不純物半導体領域103において素子分離領域の占める比率も、周辺回路領域104において素子分離領域の占める比率よりも低い。
半導体基板101の各領域において素子分離領域の占める比率は、例えば、半導体基板101の表面における当該領域の面積に対する、半導体基板101の表面(主面)における素子分離領域の面積の比率によって規定される。例えば、不純物半導体領域103において素子分離領域の占める比率は、半導体基板101の表面へ素子分離領域の外縁と不純物半導体領域103の外縁とを正射影した場合の正射影図にて求めることができる。例えば、素子分離領域の外縁と不純物半導体領域103の外縁とは、光電変換装置の断面から求めることもできる。各領域において素子分離領域が複数の分割されている場合に、その複数の素子分離領域の面積の合計の比率によって規定される。画素領域102又は不純物半導体領域103において素子分離領域の占める比率と、周辺回路領域104において素子分離領域の占める比率との差が低減するように、周辺回路領域104にダミーの活性領域を配してもよい。すなわち、周辺回路領域104のうち回路素子が形成されない領域の一部に、素子分離領域を形成しなくてもよい。
続いて、図2を参照して、光電変換装置100の製造方法の一例について説明する。図2の各図は、光電変換装置100の各工程において形成される構造体の断面を示す。半導体基板101は領域101aと領域101bとを有する。領域101aにおいて素子分離領域の占める比率は、領域101bにおいて素子分離領域の占める比率よりも低い。領域101aは、例えば画素領域102や不純物半導体領域103を含む。領域101bは、例えば周辺回路領域104を含む。
まず、図2(a)に示すように、半導体基板101の面(主面)の上に、シリコン酸化膜201と、ポリシリコン膜202と、シリコン窒化膜203とをこの順に形成する。この半導体基板101の面を上面とする。シリコン酸化膜201は例えば半導体基板101のシリコンを熱酸化することによって形成される。ポリシリコン膜202及びシリコン窒化膜203は例えばCVD法により成膜される。
続いて、シリコン窒化膜203のうち半導体基板101の領域101bの上にある部分を覆い、シリコン窒化膜203のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分を露出するレジストパターン204をフォトリソグラフィにより形成する。このレジストパターン204をマスクとして用いてシリコン窒化膜203をエッチングすることによって、シリコン窒化膜203のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分の厚さを低減する。このエッチングは例えばドライエッチングである。これにより、図2(b)に示す構造体が形成される。この構造体において、シリコン窒化膜203のうち領域101aの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ203aは、シリコン窒化膜203のうち領域101bの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ203bよりも低い。その後、レジストパターン204を除去する。本明細書において、半導体基板101からの高さとは、半導体基板101の上面からの高さである。
続いて、シリコン窒化膜203のうち活性領域の上にある部分を覆い、シリコン窒化膜203のうち素子分離領域の上にある部分を露出するレジストパターン205をフォトリソグラフィにより形成する。このレジストパターン205をマスクとして用いて、シリコン窒化膜203、ポリシリコン膜202、シリコン酸化膜201及び半導体基板101を順にエッチングして、半導体基板101にトレンチ206を形成する。トレンチ206は、半導体基板101のうち素子分離領域となるべき部分に所定の深さまで形成される。このエッチングは例えばドライエッチングである。これにより、図2(c)に示す構造体が形成される。その後、レジストパターン205を除去する。領域101aにおいて素子分離領域の占める比率が領域101bにおいて素子分離領域の占める比率よりも低いので、第1領域101aにおいてトレンチ206の占める比率は、第2領域101bにおいてトレンチ206の占める比率よりも低い。ここで、半導体基板101はトレンチ206を有するため、半導体基板101の上面は凹みを有する。しかし、以下の説明においては、簡単のため、半導体基板101の上面とはトレンチ206以外の部分であるものとし、半導体基板101からの高さとはトレンチ206以外の半導体基板101の上面を含む面からの高さであるとする。
続いて、図2(d)に示すように、シリコン酸化膜207を形成する。シリコン酸化膜207の一部はシリコン酸化膜201、ポリシリコン膜202及びシリコン窒化膜203を貫通してトレンチ206の内部にあり、シリコン酸化膜207の他の一部はシリコン窒化膜203の上にある。シリコン酸化膜207は、例えば半導体基板101のトレンチ206の側壁を熱酸化し、更に酸化シリコンをCVDで堆積することによって形成される。この構造体において、シリコン酸化膜207のうち領域101aの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ207aは、シリコン酸化膜207のうち領域101bの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ207bよりも低い。
続いて、図2(e)に示すように、シリコン酸化膜207をCMP法によって研磨することによって、シリコン酸化膜207のうちシリコン窒化膜203の上にある部分を除去する。シリコン酸化膜207のうち研磨後に残った部分が分離絶縁膜208となる。このCMP法を行う前にシリコン酸化膜207をエッチバックして、シリコン酸化膜207の厚さを低減してもよい。シリコン窒化膜203は、この研磨において露出される研磨停止膜として機能する。研磨後に、領域101aにおける分離絶縁膜208の上面の半導体基板101からの高さ208aと、領域101bにおける分離絶縁膜208の上面の半導体基板101からの高さ208bとは、互いに等しくなる。
続いて、図2(f)に示すように、分離絶縁膜208の高さをエッチングにより調整する。続いて、図2(g)に示すように、シリコン窒化膜203、ポリシリコン膜202及びシリコン酸化膜201のそれぞれのうち、不要な部分を除去する。シリコン酸化膜201の一部は、拡散層を形成する際のイオン注入のダメージから半導体基板101を保護するために、除去せず残しておいてもよい。
以上により、半導体基板101に素子分離領域にSTI型の分離絶縁膜208が形成される。その後、必要な処理を行って、光電変換装置100が完成する。この光電変換装置100では、領域101aにおける分離絶縁膜208の高さと、領域101bにおける分離絶縁膜208の高さとが互いに等しい。この分離絶縁膜208の高さは、半導体基板101の上面からの突出し量と呼んでもよい。図2(b)においてシリコン窒化膜203のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分の厚さを低減する量は、分離絶縁膜208の高さが互いに等しくなるように決定される。
上述の実施形態において、シリコン窒化膜203のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分の厚さを低減しなかった場合を検討する。この場合に、シリコン酸化膜207の研磨前の領域101aにおける高さ207aと領域101bにおける高さ207bとは互いに等しくなる。そのため、素子分離領域の比率の差に起因して、研磨後に得られる分離絶縁膜208は、領域101aにおける高さ208aの方が領域101bにおける高さ208bよりも高くなる。分離絶縁膜208の高さが高すぎる場合に、その後の工程でのゲート電極を形成するためのポリシリコン膜のエッチングにおいて、分離絶縁膜208の突出し部分の側壁にポリシリコンが残渣してショートが発生する可能性がある。逆に、分離絶縁膜208の高さが低すぎる場合に、リーク電流の増加を引き起こす可能性がある。本実施形態では、上述のようにシリコン窒化膜203を加工することによって、分離絶縁膜208の高さのばらつきを低減することができ、分離絶縁膜208の高さを適切な範囲に収めることが容易になり、ショートの発生やリーク電流の増加を抑制できる。
続いて、図3を参照して、光電変換装置100の製造方法の別の例について説明する。図3の各図は、光電変換装置100の各工程において形成される構造体の断面を示す。図2で説明した例と同様に、領域101aにおいて素子分離領域の占める比率は、領域101bにおいて素子分離領域の占める比率よりも低い。
まず、図3(a)に示すように、図2(a)と同様にして、半導体基板101の上に、シリコン酸化膜201と、ポリシリコン膜202と、シリコン窒化膜203とをこの順に形成する。
続いて、シリコン窒化膜203のうち活性領域の上にある部分を覆い、シリコン窒化膜203のうち素子分離領域の上にある部分を露出するレジストパターン301をフォトリソグラフィにより形成する。このレジストパターン301をマスクとして用いて、シリコン窒化膜203、ポリシリコン膜202、シリコン酸化膜201及び半導体基板101を順にエッチングすることによって、トレンチ206を形成する。トレンチ206は、半導体基板101のうち素子分離領域となるべき部分に所定の深さまで形成される。このエッチングは例えばドライエッチングである。これにより、図3(b)に示す構造体が形成される。その後、レジストパターン301を除去する。
続いて、図3(c)に示すように、シリコン酸化膜302を形成する。シリコン酸化膜302の一部はシリコン酸化膜201、ポリシリコン膜202及びシリコン窒化膜203を貫通してトレンチ206の内部にあり、シリコン酸化膜207の他の一部はシリコン窒化膜203の上にある。シリコン酸化膜302は、例えば半導体基板101のトレンチ206の側壁を熱酸化し、更に酸化シリコンをCVDで堆積することによって形成される。
続いて、シリコン酸化膜302のうち半導体基板101の領域101bの上にある部分を覆い、シリコン酸化膜302のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分を露出するレジストパターン303をフォトリソグラフィにより形成する。このレジストパターン303をマスクとして用いてシリコン酸化膜302をエッチングすることによって、シリコン酸化膜302のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分の厚さを低減する。このエッチングは例えばドライエッチングである。これにより、図3(d)に示す構造体が形成される。この構造体において、シリコン酸化膜302のうち領域101aの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ302aは、シリコン酸化膜302のうち領域101bの上にある部分の上面の半導体基板101からの高さ302bよりも低い。その後、レジストパターン303を除去する。
続いて、図3(d)に示すように、シリコン酸化膜302をCMP法によって研磨することによって、シリコン酸化膜302のうちシリコン窒化膜203の上にある部分を除去する。シリコン酸化膜302のうち研磨後に残った部分が分離絶縁膜304となる。このCMP法を行う前にシリコン酸化膜302をエッチバックして、シリコン酸化膜302の厚さを低減してもよい。研磨後に、領域101aにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304aと、領域101bにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304bとは、互いに等しくなる。
続いて、図3(f)に示すように、分離絶縁膜304の高さをエッチングにより調整する。続いて、図3(g)に示すように、シリコン窒化膜203、ポリシリコン膜202及びシリコン酸化膜201のそれぞれのうち、不要な部分を除去する。シリコン酸化膜201の一部は、拡散層を形成する際のイオン注入のダメージから半導体基板101を保護するために、除去せず残しておいてもよい。
以上により、半導体基板101に素子分離領域にSTI型の分離絶縁膜304が形成される。その後、必要な処理を行って、光電変換装置100が完成する。図3(d)においてシリコン酸化膜302のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分の厚さを低減する量は、分離絶縁膜304の高さが互いに等しくなるように決定される。
続いて、図4を参照して、光電変換装置100の製造方法の別の例について説明する。図4の各図は、光電変換装置100の各工程において形成される構造体の断面を示す。図2で説明した例と同様に、領域101aにおいて素子分離領域の占める比率は、領域101bにおいて素子分離領域の占める比率よりも低い。
まず、図4(a)に示すように、図2(a)と同様にして、半導体基板101の上に、シリコン酸化膜201と、ポリシリコン膜202と、シリコン窒化膜203とをこの順に形成する。続いて、図4(b)に示すように、図3(b)と同様にして、トレンチ206を形成する。続いて、図4(c)に示すように、図3(c)と同様にして、シリコン酸化膜302を形成する。
続いて、図4(d)に示すように、シリコン酸化膜302をCMP法によって研磨することによって、シリコン酸化膜302のうちシリコン窒化膜203の上にある部分を除去する。シリコン酸化膜302のうち研磨後に残った部分が分離絶縁膜304となる。このCMP法を行う前にシリコン酸化膜302をエッチバックして、シリコン酸化膜302の厚さを低減してもよい。素子分離領域の密度の差に起因して、研磨後に、領域101aにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304cは、領域101bにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304dよりも高い。
続いて、図4(e)に示すように、分離絶縁膜304の高さをエッチングにより調整する。このエッチングは、領域101aにある分離絶縁膜304と、領域101bにある分離絶縁膜304との両方に対して行われる。
続いて、分離絶縁膜304のうち半導体基板101の領域101bの上にある部分を覆い、分離絶縁膜304のうち半導体基板101の領域101aの上にある部分を露出するレジストパターン401をフォトリソグラフィにより形成する。このレジストパターン401をマスクとして用いて分離絶縁膜304をエッチングすることによって、半導体基板101の領域101aにある分離絶縁膜304の厚さを低減する。このエッチングは例えばドライエッチングである。これにより、図3(f)に示す構造体が形成される。この構造体において、領域101aにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304eと、領域101bにおける分離絶縁膜304の上面の半導体基板101からの高さ304fとは互いに等しい。その後、レジストパターン401を除去する。
続いて、図4(g)に示すように、シリコン窒化膜203、ポリシリコン膜202及びシリコン酸化膜201のそれぞれのうち、不要な部分を除去する。シリコン酸化膜201の一部は、拡散層を形成する際のイオン注入のダメージから半導体基板101を保護するために、除去せず残しておいてもよい。
以上により、半導体基板101に素子分離領域にSTI型の分離絶縁膜304が形成される。その後、必要な処理を行って、光電変換装置100が完成する。図4の製造方法において、図4(e)の工程と図4(f)の工程とはどちらを先に行ってもよい。
図2〜図4の何れの製造方法によっても、分離絶縁膜208、304の上面の半導体基板101からの高さのばらつきを抑制できる。また、図2〜図4の何れの製造方法を組み合わせて光電変換装置100を製造してもよい。
101 半導体基板; 201 シリコン酸化膜; 202 ポリシリコン膜; 203 シリコン窒化膜; 206 トレンチ; 207 シリコン酸化膜; 208 分離絶縁膜208

Claims (10)

  1. 光電変換装置の製造方法であって、
    画素領域を含む第1領域及び周辺回路領域を含む第2領域を有する半導体基板の上に、前記第1領域の上に位置する第1部分と前記第2領域の上に位置する第2部分とを有するパターニングされた第1膜であって、前記第1部分の上面の前記半導体基板からの高さが前記第2部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも低い第1膜を形成する第1膜形成工程と、
    前記第1膜の上に、絶縁膜である第2膜であって、前記第2膜の一部が前記第1部分を貫通し前記第1領域のトレンチの内部にあり、前記第2膜の別の一部が前記第2部分を貫通し前記第2領域のトレンチの内部にある第2膜を形成する第2膜形成工程と、
    前記第2膜を研磨して前記第2膜のうち前記第1膜の上にある部分を除去する研磨工程とを有し、
    前記第1領域において前記トレンチの占める比率は、前記第2領域において前記トレンチの占める比率よりも低いことを特徴とする製造方法。
  2. 前記第2膜形成工程において、前記第2膜が前記第1領域の上にある第1部分と前記第2領域の上にある第2部分とを有し、前記第2膜の前記第1部分の上面の前記半導体基板からの高さが前記第2膜の前記第2部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも低くなるように前記第2膜が形成されることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第2膜形成工程は、前記第2膜が前記第1領域の上にある第1部分と前記第2領域の上にある第2部分とを有し、前記第2膜の前記第1部分の上面の前記半導体基板からの高さが前記第2膜の前記第2部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも低くなるように、前記第2膜を加工する第2膜加工工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 光電変換装置の製造方法であって、
    画素領域を含む第1領域及び周辺回路領域を含む第2領域を有する半導体基板の上に、パターニングされた第1膜を形成する第1膜形成工程と、
    前記第1膜の上に、絶縁膜である第2膜であって、前記第2膜の一部が前記第1膜を貫通し前記半導体基板のトレンチの内部にある第2膜を形成する第2膜形成工程と、
    前記第2膜を研磨して前記第2膜のうち前記第1膜の上にある部分を除去する研磨工程と、
    前記研磨工程の後に、前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さと、前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さとの差を低減するように前記第2膜を加工する第2膜加工工程とを有し、
    前記第1領域において前記トレンチの占める比率は、前記第2領域において前記トレンチの占める比率よりも低く、
    前記第2膜加工工程の前に、前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さは、前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分の上面の前記半導体基板からの高さよりも高いことを特徴とする製造方法。
  5. 前記第2膜加工工程は、
    前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分を露出し、前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分を覆う第2レジストパターンを形成し、
    前記第2レジストパターンをマスクとして用いて前記第2膜をエッチングすることを含むこと特徴とする請求項3又はに記載の製造方法。
  6. 前記研磨工程の後に、前記第2膜のうち前記第1領域の上にある部分の上側と前記第2膜のうち前記第2領域の上にある部分の上側をエッチングによって除去する工程を更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の製造方法。
  7. 前記第1膜形成工程の前に、前記半導体基板の上にポリシリコン膜を形成する工程を更に有し、
    前記エッチングの後に残る前記第2膜の上面の前記半導体基板からの高さは、前記ポリシリコン膜の底面の前記半導体基板からの高さよりも高く、前記ポリシリコン膜の上面の前記半導体基板からの高さよりも低いことを特徴とする請求項に記載の製造方法。
  8. 前記第1膜形成工程は、
    前記第1膜のうち前記第1領域の上にある部分を露出し、前記第1膜のうち前記第2領域の上にある部分を覆う第1レジストパターンを形成することと、
    前記第1レジストパターンをマスクとして用いて前記第1膜をエッチングすることとを含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の製造方法。
  9. 前記画素領域は、前記半導体基板に形成された不純物半導体領域の内部に形成され、
    前記第1領域は、前記不純物半導体領域を含むことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の製造方法。
  10. 前記周辺回路領域は、ダミーの活性領域を含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の製造方法。
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