JP6358859B2 - インバータ発電システム及びインバータ発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータ発電システム及びインバータ発電装置に係り、特に、複数台のインバータ発電機を並列に接続して運転する技術に関する。
発電機の需要は大電力から小電力まで多岐に亘り、出力電力毎にそれぞれ異なる出力電力の発電機を用意する必要がある。しかし、複数の出力電力の発電機を用意することは、コスト的に不利であるので、従来より、複数台の発電機を並列運転する方法が提案され、実用に供されている。こうすることにより、出力電力の相違を並列運転する発電機の台数で補うことができ、大電力から小電力の需要に対して柔軟に対応することができる。
複数台の発電機を並列運転する場合には、各発電機間に横流が発生するのでこれを防止するために、別途に横流防止装置を取り付ける等の余分なコストがかかるという問題がある。この問題を解決するものとして、特許文献1に開示されたインバータ制御装置が知られている。該特許文献1(特開2003−134834号公報)には、各インバータユニットの位相を合わせることにより、各インバータユニット間に流れる横流を低減することが開示されている。
特開2003−134834号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例は、各インバータユニットの位相を合わせることにより横流を防止しており、位相を合わせる具体的な方法については開示されていない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、効率よく複数のインバータ発電装置を並列運転することが可能なインバータ発電装置及びインバータ発電システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のインバータ発電システムは、複数のインバータ発電装置を並列運転するインバータ発電システムにおいて、前記複数のインバータ発電装置のうちの一つをマスタ発電装置、その他をスレーブ発電装置として設定し、前記マスタ発電装置は、前記スレーブ発電装置と通信するマスタ通信部と、原動機及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するマスタ制御部と、を有し、前記スレーブ発電装置は、前記マスタ発電装置と通信するスレーブ通信部と、原動機、及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するスレーブ制御部と、を有し、前記マスタ制御部は、各スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアがマスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと同期するように、各スレーブ制御部に対してキャリア補正信号を送信し、前記スレーブ制御部は、前記キャリア補正信号を受信した際には、このキャリア補正信号に応じてPWMキャリアの位相を通信用データのスタートビットのタイミングと一致するように制御して変更することを特徴とする。
また、本発明のインバータ発電装置は、他のインバータ発電装置と接続して並列運転するインバータ発電装置において、前記他のインバータ発電装置と通信するマスタ通信部と、原動機及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、前記インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するマスタ制御部と、を有し、前記マスタ制御部は、前記他のインバータ発電機との通信により、前記他のインバータ発電装置で用いられるPWMキャリアの位相が、通信用データのスタートビットのタイミングと一致して、前記マスタ制御部で用いるPWMキャリアと同期するように、他のインバータ発電装置に対してキャリア補正信号を送信することを特徴とする。
本発明に係るインバータ発電システムでは、マスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアとの間の位相ずれを演算し、この位相ずれが無くなるように、スレーブ発電装置で用いるPWMキャリアの周期を変更する制御を行う。その結果、マスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアとを同期させることができる。従って、マスタ発電装置、及びスレーブ発電装置を並列運転して負荷を駆動する際には、発電装置間に流れる横流を抑制することができる。
また、本発明に係るインバータ発電装置(マスタ発電装置)では、他のインバータ発電装置に通信用信号を送信し、他のインバータ発電装置(スレーブ発電装置)の位相データが書き込まれた通信用信号を受信して、他のインバータ発電装置の位相データを取得する。そして、マスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアとの間の位相ずれを演算し、この位相ずれが無くなるように、スレーブ発電装置で用いるPWMキャリアの周期を変更する制御を行う。その結果、マスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアとを同期させることができ、発電装置間に流れる横流を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムに用いられるインバータ発電機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの、マスタ発電装置から各スレーブ発電装置に送信する通信用データの出力タイミングを示すタイミングチャートである。 スレーブ制御部で用いられるPWMキャリアを、マスタ制御部で用いられるPWMキャリアに同期させる前の波形と、同期した後の波形を示すタイミングチャートである。 PWMキャリアの位相差に基づいて、1周期のカウント値を設定する制御を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの、位相合わせの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの、マスタ発電装置と各スレーブ発電装置との間の送信データを示す説明図である。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの、スレーブ制御部に設けられる電力制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの、スレーブ制御部に設けられる位相制御部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る位相制御を実施しない場合における、2つのインバータ間に流れる電流を示す説明図である。 本発明に係る位相制御を実施した場合における、2つのインバータ間に流れる電流を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るインバータ発電システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係るインバータ発電システム100は、4個の発電装置(インバータ発電装置)101a、101b、101c、101dが並列に接続されており、各発電装置101a〜101dの出力端子が共通の負荷13に接続されている。即ち、各発電装置101a〜101dが並列運転されて出力される電力が、一つの負荷13に供給され、該負荷13を駆動するように配線されている。なお、本実施形態では、一例として4台の発電装置101a〜101dを設ける例を示しているが、本発明はこれに限定されない。
発電装置101aは、マスタ発電装置として位置付けられている。また、その他の3台の発電装置101b〜101dはスレーブ発電装置として位置付けられている。以下では、発電装置101aを「マスタ発電装置101a」と称し、発電装置101b〜101dを「スレーブ発電装置101b〜101d」と称する。
マスタ発電装置101aは、マスタ制御部14aと、マスタ通信部11a、及びインバータ発電機12aを備えている。マスタ制御部14aは、インバータ発電機12aを総括的に制御すると共に、マスタ通信部11aから、各スレーブ発電装置101b〜101dに、通信用データ(キャリア補正信号を含む;詳細については後述)を送信する制御を行う。
スレーブ発電装置101b〜101dは、スレーブ制御部14b〜14dと、スレーブ通信部11b〜11d、及びインバータ発電機12b〜12dを備えている。スレーブ制御部14b〜14dは、インバータ発電機12b〜12dを総括的に制御すると共に、マスタ通信部11aより送信される通信用データに基づいて、インバータ発電機12b〜12dに搭載されるインバータ回路を制御するためのPWMキャリア信号(後述)の位相を変更する制御を行う。
また、マスタ発電装置101aとスレーブ発電装置101bは通信線L1により接続され、スレーブ発電装置101bと101cは通信線L2により接続され、スレーブ発電装置101cと101dは通信線L3により接続され、スレーブ発電装置101dと101aは、通信線L4により接続されている。即ち、マスタ発電装置101aと各スレーブ発電装置101b〜101dは数珠状に接続されている。
図2は、図1に示した各発電装置101a〜101dに設けられるインバータ発電機12a〜12dの構成を示すブロック図である。図2に示すように、インバータ発電機12a〜12dは、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等のエンジン21(原動機)と、該エンジン21にカップリング22を介して結合され、R相、S相、T相の3相の誘起電圧を発生する同期式PMモータ23と、該同期式PMモータ23に接続され、同期式PMモータ23より出力されるR相、S相、T相の各誘起電圧をPN直流電圧に変換するコンバータ(コンバータ回路)24と、該コンバータ24より出力されるPN直流電圧からU相、V相、W相の3相交流電圧を生成するインバータ(インバータ回路)25と、スイッチングノイズを軽減するためのLCフィルタ26と、負荷13への電圧の供給、停止を切り替える遮断器27と、を備えている。更に、コンバータ24とインバータ25の間には主回路コンデンサ28が設けられている。
そして、図2に示すインバータ発電機12a〜12dは、エンジン21を回転駆動させることにより、カップリング22にて連結された同期式PMモータ23が回転して、R、S、Tの出力端子に三相の誘起電圧を発生する。更に、コンバータ24にて、三相交流電圧をPN直流電圧に変換する。コンバータ24を用いることにより、通常の整流器では実現できない交流から直流へ変換する際の昇圧を実現できる。即ち、所望の直流電圧に変換することができる。
主回路コンデンサ28は、コンバータ24より出力される直流電圧を平滑化する。これに加えて、後段のインバータ25の瞬間的な大出力を実現するためのエネルギーを蓄える用途として用いる。コンバータ24より出力され、且つ主回路コンデンサ28で平滑化された電圧は、インバータ25にて、三相交流電圧に変換される。
インバータ25は、複数のスイッチング素子(例えば、IGBT)を備え、各スイッチング素子のスイッチングパターンを制御することにより、出力電圧や周波数を適宜変更することができる。更に、単相電圧を出力することもできる。該インバータ25は、図1に示す制御部14a〜14dより出力されるPWMキャリアに基づいてスイッチング素子を作動させ、所望の周波数、及び所望の位相となる交流電圧が発生するように制御される。
その後、LCフィルタ26によりスイッチングノイズが低減され、遮断器27を介して、負荷13に電力が供給される。
そして、図1に示すマスタ発電装置101aより、通信線L1を経由して、各スレーブ発電装置101b〜101dの位相データを書き込むための通信用データを送信する。通信用データは、例えば[1msec]の周期で送信される。この通信用データは、通信線L2、L3、L4を経由して、それぞれスレーブ発電装置101b、101c、101dに数珠状に送信される。各スレーブ発電装置101b〜101dでは、この通信用データにそれぞれのスレーブ発電装置101b〜101dで用いられるPWMキャリアの位相情報を書き込む。従って、通信用データがマスタ通信部11aに戻った際には、この通信用データには、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いられるPWMキャリアの位相データが書き込まれていることになる。
これにより、マスタ制御部14aは、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いられるPWMキャリアの位相データを認識できる。そして、マスタ制御部14aは、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いるPWMキャリアの位相が一致するように、キャリア補正信号(詳細は後述)を含む通信用データをマスタ通信部11aより送信する。各スレーブ通信部11b〜11dは、キャリア補正信号を受信し、各スレーブ制御部14b〜14dはこのキャリア補正信号に基づいて、PWMキャリアの位相を調整する。そして、各スレーブ発電装置101b〜101dより出力される交流電圧の位相が、マスタ発電装置101aより出力される交流電圧の位相と一致するように制御される。
以下、図3、図4を参照して詳細に説明する。図3は、マスタ発電装置101aのマスタ通信部11aより送信される通信用データ、及び各スレーブ発電装置101b〜101dで受信される通信用データのタイミングを示すタイミングチャートである。図3(a)に示すように、マスタ発電装置101aより、時刻t0にて通信用データが送信されると、図3(b)に示すように、所定時間(ここでは一例として1[μsec]としている)だけ遅れた時刻t1にてスレーブ発電装置101b(図では「スレーブb」と表記)に受信される。スレーブ発電装置101bの制御部14bは、通信用データに含まれる「スレーブb」のデータ、即ち、スレーブ制御部14bで用いるPWMキャリアの位相データを更新し、スレーブ通信部11bより、隣接するスレーブ発電装置101cに送信する。
時刻t2にて、スレーブ発電装置101cのスレーブ通信部11cにて通信用データが受信されると、図3(c)に示すように、スレーブ制御部14cは、通信用データに含まれる「スレーブc」のデータ、即ち、スレーブ制御部14cで用いるPWMキャリアの位相データを更新し、スレーブ通信部11cより、隣接するスレーブ発電装置101dに送信する。
時刻t3にて、スレーブ発電装置101dのスレーブ通信部11dにて通信用データが受信されると、図3(d)に示すように、スレーブ制御部14dは、同期信号に含まれる「スレーブd」のデータ、即ち、スレーブ制御部14cで用いるPWMキャリアの位相データを更新し、スレーブ通信部11dより、マスタ発電装置101aに送信する。
マスタ制御部14aは、各スレーブ制御部14b〜14dより送信された各位相データを取得する。そして、これらの位相データに基づき、マスタ制御部14aで用いられるPWMキャリアと、各スレーブ制御部14b〜14dで用いられるPWMキャリアとの間の位相差を演算する。以下、図4に示すタイミングチャートを参照して詳細に説明する。
図4(a)は、スレーブ制御部14bにて用いられるPWMキャリアの位相と、通信用データの受信タイミングを示している。図4(a)に示すように、PWMキャリアは、例えば、10[KHz]の鋸歯状波である。そして、通信用データに含まれるスタートビットと、PWMキャリア信号の同期ポイント(この例では、鋸歯状波形の立ち下がり開始点)との位相差を演算する。更に、この位相差に対応するPWMキャリアのカウント値(クロック信号のカウント値)を演算する。そして、このカウント値を位相データとして送信する。
例えば、PWMキャリア信号の周波数が10[KHz]である場合には、鋸歯状波1周期は、100[μsec]であり、更に、1周期当たりのPWMキャリアのカウント値が例えば、4000カウントとされている場合には、位相差に応じてカウント値が決定する。そして、マスタ制御部14aは、各スレーブ制御部14b〜14dの位相差に基づき、後述する処理方法により、位相差に応じたカウント値がゼロとなるように、各スレーブ制御部14b〜14dに、キャリア補正信号を送信する。各スレーブ制御部14b〜14dは、キャリア補正信号を用いてPWMキャリアの位相を補正することにより、図4(b)に示すように、PWMキャリアの同期ポイントが、通信用データのスタートビットのタイミングと一致するように制御される。なお、図3に示したように、通信用データのスタートビットのタイミングは、マスタ制御部14aから順次1[μsec]ずつ遅れが生じているが、鋸歯状波の1周期分である100[μsec]と比較して小さいので無視することができる。
以下、位相を補正する処理手順について説明する。図4(a)に示したように、マスタ制御部14aは、各スレーブ制御部14b〜14dで使用するPWMキャリアの位相を認識する。これは、マスタ制御部14aより送信され、各スレーブ制御部14b〜14dを経由してマスタ制御部14aに戻される通信用データから取得できる。つまり、図4(a)に示す符号p1に示すカウント値を認識できる。そして、このカウント値p1がゼロに近づくように、鋸歯状波1周期分のカウント値を補正するための補正データを生成する。
これを、図5に示すブロック図を参照して説明する。いま、基準となる鋸歯状波1周期分のカウント値を基準カウント値Cref(例えば、Cref=4000カウント)とする。すると、基準カウント値Crefは、次の(1)式で求められる。
Cref=(クロック周波数)/(PWMキャリアの周波数) …(1)
そして、図5のブロック図に示すように、各スレーブ制御部14b〜14dで用いられるPWMキャリアの、位相差カウント値(これを、C1とする)の大きさに応じて、PWMキャリア1周期分の基準カウント値Crefの補正値を求める。具体的には、位相差カウント値C1がゼロである場合には、PWMキャリア1周期分の基準カウント値Crefを変更しない。即ち、補正値はゼロである。
位相差カウント値C1が、ゼロよりも大きく、基準カウント値Crefの1/2以下の場合、即ち、「0<C1≦(Cref/2)」である場合には、補正値を「−α」に設定する。ここで、「α」は1以上の整数である。
また、位相差カウント値C1が、基準カウント値Crefの1/2よりも大きく、基準カウント値Cref未満である場合、即ち、「(Cref/2)<C1<Cref」である場合には、補正値を「α」に設定する。これらの演算は、図5に示す補正値演算部31にて実行される。そして、加算器32にて、基準カウント値Crefに上記の条件で設定された補正値、即ち、0、−α、αのうちのいずれかが加算され、この加算結果をPWMキャリアの1周期分のカウント値Cmaxとして設定する。つまり、図4(a)、(b)に示した鋸歯状波1周期分のカウント値をCmaxに設定する。
以下、補正値を「−α」と「α」に区分する理由について説明する。位相差カウント値C1が(Cref/2)以下の場合には、位相の進み量(図4(a)に示す符号p1)は鋸歯状波1周期の1/2以下である。従って、PWMキャリアの1周期分のカウント値を減少させることにより、同期ポイントを一致させることができる。つまり、補正値を負の値にするのがよい。
一方、位相差カウント値C1が(Cref/2)を超える場合には、位相の進み量は鋸歯状波1周期の1/2以上である。従って、PWMキャリアの1周期分のカウント値を増加させる方が減少させるよりも、速く同期ポイントを一致させることができる。これらの理由により、補正値を「−α」と「α」に区分している。なお、同期ポイントを一致させるまでの経過時間を考慮しない場合、即ち、即応性を考えなければ「−α」のみとすることも可能である。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係るインバータ発電システムにおける位相設定の処理手順について説明する。初めに、ステップS11において、複数のインバータ発電装置のうち、一つをマスタ発電装置として設定し、他のインバータ発電装置をスレーブ発電装置として設定する。具体的には、図1に示したように、マスタ発電装置101a、及び3台のスレーブ発電装置101b〜101dを設定する。
ステップS12において、マスタ発電装置101aのマスタ制御部14aにて出力電圧、及び周波数を設定する。例えば、200[V]、50[Hz]のように設定する。上記のステップS11、S12の処理は、操作者の設定操作により行われる。
ステップS13において、マスタ制御部14aは、マスタ通信部11aと、各スレーブ通信部11b〜11dとの間の通信を開始する。即ち、前述したように、マスタ通信部11aから図1に示す通信線L1〜L4を経由して、各スレーブ通信部11b〜11dに通信用データを送信する。スレーブ制御部14b〜14cは、通信用データにPWMキャリアの位相データを書き込んでマスタ制御部14aに戻す。そして、該マスタ制御部14aは、前述の図5にて説明した方法により、PWMキャリアの1周期分のカウント値の補正値を演算し、各スレーブ制御部14b〜14dに送信する。各スレーブ制御部14b〜14dは、この補正値に基づいて、PWMキャリアの1周期分のカウント値を補正する。この処理は、マスタ通信部11aと各スレーブ通信部11b〜11dの間での通信サイクル(例えば、1[msec])毎に実行される。そして、上記の処理が繰り返されることにより、各スレーブ制御部14b〜14dで用いられるPWMキャリアの位相が、マスタ制御部14aで用いられるPWMキャリアの位相と一致するように補正される。即ち、図4(b)に示したように、PWMキャリアの同期ポイントが通信用データのスタートビットと一致するように補正される。
そして、図6のステップS14において、全てのスレーブ発電装置101b〜101dにおいて、PWMキャリアの位相が補正されたか否かが判断され、補正された場合には、ステップS15において、マスタ制御部14aは、各スレーブ制御部14b〜14dに対して、U、V、Wの各相の出力電力、及び位相を指示するための信号を送信する。
その後、ステップS16において、各スレーブ制御部14b〜14dは、出力電力、及び位相がマスタ制御部14aに指示された数値となるように、出力電圧、及び位相を調整する。こうすることにより、マスタ発電装置101a、及び各スレーブ発電装置101b〜101dより出力される正弦波の位相が一致するので、4台の発電装置101a、101b、101c、101dを並列接続して運転し、負荷13(図1参照)を駆動する際に、各発電装置間に発生する横流を抑制することができる。
次に、図6のステップS15に示した各相の電力、及び位相の指示について説明する。図7に示すように、マスタ発電装置101aのマスタ制御部14a(図1参照)は、電圧指令として、例えば200[V]等のベースとなる電圧の指示値を設定する。また、周波数指令として、例えば50[Hz]等のベースとなる周波数指示値を設定する。更に、位相指令として、マスタ制御部14aの電気角を指示する。例えば、200[deg]とする。
また、U相消費電力、V相消費電力、W相消費電力の指示値をそれぞれ設定する。例えば、負荷平準化の場合では、U相消費電力指示値を、各インバータ発電機のU相消費電力の平均値とする。V相消費電力指示値を、各インバータ発電機のV相消費電力の平均値とする。更に、そして、電圧指令情報、周波数指令情報、位相指令情報、各相の消費電力指令情報を各スレーブ発電装置101b、101c、101dに送信する。更に、コマンド情報を送信する。また、各スレーブ発電装置101b、101c、101dは、U相、V相、W相の各消費電力、及びステータス情報をマスタ発電装置101aに送信する。
スレーブ制御部14b〜14dは、電力制御部及び位相制御部を備えている。図8は電力制御部の構成を示すブロック図であり、図9は位相制御部の構成を示すブロック図である。図8に示すように、電力制御部は、マスタ制御部14aより送信された指示電力となるように、出力電力をフィードバック制御する。即ち、スレーブ制御部14bは、減算器41と、符号判断部42と、乗算器43と、積分器44、及び加算器45を備えており、マスタ制御部14aより指示電力が入力されると、減算器41に入力される。また、スレーブ発電装置101bよりフィードバックされる消費電力が減算器41に入力されて、減算される。この減算結果がマイナスである場合には、符号を「−1」とし、プラスである場合には、符号を「1」として、乗算器43に出力する。乗算器43では、係数Kを乗算し、積分器44は、この乗算結果を積分して加算器45に出力する。そして、加算器45では、マスタ制御部14aより送信される指示電圧に、積分器44より出力される積分結果を加算して、電圧指令とする。即ち、この電圧指令は、スレーブ発電装置101bに出力される。スレーブ発電装置101bでは、電圧指令に基づいてインバータ25に設けられる各スイッチング素子の駆動を制御する。こうして、スレーブ発電装置101bでは、マスタ発電装置101aより送信される指示電力となるように制御されることになる。なお、スレーブ発電装置101c、101dについても、スレーブ発電装置101bと同様である。
また、マスタ制御部14aにて、各スレーブ発電装置101b〜101dの出力配分を設定すれば、この出力配分に応じた電力が出力されることになる。例えば、スレーブ発電装置101bを100%の出力で発電させ、スレーブ発電装置101cを70%の出力で発電させ、スレーブ発電装置101dを50%の出力で発電させるように、出力配分の設定が可能となる。
一方、図9に示すように、位相制御部は、増分計算部51と、加算器52と、遅延器53、及び電気角リセット部54を備えており、マスタ制御部14aより、周波数制御信号、及び位相指示信号が与えられた場合に、フィードバック制御を実行して電気角を演算する。
即ち、増分計算部51では、周波数指示値の増分を計算する。具体的には、前述したカウント値の増加分、減少分を認識し、この増減データを加算器52に出力する。例えば、出力周波数が50Hz、制御周期が100μsecの場合には、1周期が200分割となるので、電気角1回転を2000パルスとすれば、増分パルスは10パルスとなる。また、マスタ制御部14aからの位相指示データから、例えば、0degで電気角をリセットすることにより、クロックの違いのようなわずかなずれもリセットすることができ、常に、電気角をマスタ制御部14aの電気角に合わせることができる。
次に、本実施形態の位相制御を実行しない場合と、本実施形態の位相制御を実行した場合の、電流の流れを、図10、図11を参照して説明する。図10は、本実施形態に係る位相制御を実行しない場合の電流の流れを示す説明図である。図10(a)、(b)では、2つのインバータ発電装置を並列接続する場合を示しており、説明を簡単にするために、一方のインバータ62aは、上アームの半導体スイッチq1と下アームの半導体スイッチq2が直列接続され、他方のインバータ62bは、上アームの半導体スイッチq3と下アームの半導体スイッチq4が直列接続され、それぞれの出力電力が負荷61に供給される場合を示している。
図10(a)に示すように、半導体スイッチq1、q4がオン、半導体スイッチq2、q3がオフの場合には、インバータ62aからインバータ62bに横流が流れる。一方、半導体スイッチq2、q3がオン、半導体スイッチq1、q4がオフの場合には、インバータ62bからインバータ62aに横流が流れる。つまり、インバータ62aのスイッチング素子q1、q2のオン、オフのタイミングと、インバータ62bのスイッチング素子q3、q4のオン、オフのタイミングに位相ずれが生じているので、この位相ずれに起因して横流が流れる。
これに対して、本実施形態に係る位相制御を実施した場合には、インバータ62aのスイッチング素子q1、q2のオン、オフのタイミングと、インバータ62bのスイッチング素子q3、q4のオン、オフのタイミングに位相ずれが生じていないので、図11(a)、(b)に示すように、インバータ62aと62bとの間に横流は発生しない。
このようにして、本実施形態に係るインバータ発電システムでは、複数台のインバータ発電装置を並列運転する場合には、これらのうちの一台をマスタ発電装置101aとし、その他をスレーブ発電装置101b〜101dとして設定する。そして、マスタ制御部14aは、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いるPWMキャリアの同期ポイントが、マスタ発電装置101aで用いるPWMキャリアの同期ポイントと一致するように、補正値を演算する。そして、この補正値に基づいて、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いるPWMキャリアの周波数を補正する。従って、各スレーブ発電装置101b〜101dで用いるPWMキャリアの同期ポイントとマスタ発電装置101aで用いるPWMキャリアの同期ポイントを一致させることができる。
その結果、各発電装置101a〜101dより出力される電圧の位相を高精度に合わせることが可能となり、各発電装置101a〜101dの間に流れる横流を低減することが可能となる。
また、PWMキャリアの位相ずれ量が、基準カウント値Crefの1/2以下である場合には、補正値を「−α」とし、1/2を上回る場合には、補正値を「α」としている。従って、位相差を迅速に補正して位相ずれを回避することが可能となる。
以上、本発明のインバータ発電システム及びインバータ発電装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、PWMキャリアとして鋸歯状波を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されず、他の波形のPWMキャリアを用いてもよい。
11a マスタ通信部
11b〜11d スレーブ通信部
12a〜12d インバータ発電機
13 負荷
14a マスタ制御部
14b〜14d スレーブ制御部
21 エンジン
22 カップリング
23 同期式PMモータ
24 コンバータ(コンバータ回路)
25 インバータ(インバータ回路)
26 LCフィルタ
27 遮断器
28 主回路コンデンサ
31 補正値演算部
32 加算器
41 減算器
42 符号判断部
43 乗算器
44 積分器
45 加算器
51 増分計算部
52 加算器
53 遅延器
54 電気角リセット部
61 負荷
62a、62b インバータ
100 インバータ発電システム
101a マスタ発電装置
101b〜101d スレーブ発電装置

Claims (6)

  1. 複数のインバータ発電装置を並列運転するインバータ発電システムにおいて、
    前記複数のインバータ発電装置のうちの一つをマスタ発電装置、その他をスレーブ発電装置として設定し、
    前記マスタ発電装置は、
    前記スレーブ発電装置と通信するマスタ通信部と、
    原動機及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、
    インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するマスタ制御部と、を有し、
    前記スレーブ発電装置は、
    前記マスタ発電装置と通信するスレーブ通信部と、
    原動機、及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、
    インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するスレーブ制御部と、を有し、
    前記マスタ制御部は、前記スレーブ制御部との通信により、各スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアがマスタ発電装置で用いられるPWMキャリアと同期するように、各スレーブ制御部に対してキャリア補正信号を送信し、
    前記スレーブ制御部は、前記キャリア補正信号を受信した際には、このキャリア補正信号に応じてPWMキャリアの位相を通信用データのスタートビットのタイミングと一致するように制御して変更すること
    を特徴とするインバータ発電システム。
  2. 前記マスタ制御部は、
    マスタ発電装置で用いられるPWMキャリアの同期ポイントと、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアの同期ポイントの位相差を、クロック信号のカウント値として検出し、
    前記カウント値がゼロとなるように、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアの1周期分のカウント値の補正値を求め、
    前記スレーブ制御部は、前記補正値に基づいて、スレーブ発電装置で用いられるPWMキャリアの1周期分のカウント値を補正すること
    を特徴とする請求項1に記載のインバータ発電システム。
  3. 前記マスタ制御部は、
    前記PWMキャリアの1周期分の基準カウント値をCrefとした場合、
    前記位相差に対応する位相差カウント値がゼロよりも大きく、Cref/2よりも小さい場合には、前記補正値をマイナスの数値とし、
    前記位相差カウント値がCref/2よりも大きい場合には、前記補正値をプラスの数値とすること
    を特徴とする請求項2に記載のインバータ発電システム。
  4. 他のインバータ発電装置と接続して並列運転するインバータ発電装置において、
    前記他のインバータ発電装置と通信するマスタ通信部と、
    原動機及びインバータ回路を備え、原動機にて発電された電力を所望の周波数の交流電圧に変換するインバータ発電機と、
    前記インバータ回路の制御に用いるPWMキャリアの出力を制御するマスタ制御部と、を有し、
    前記マスタ制御部は、前記他のインバータ発電機との通信により、前記他のインバータ発電装置で用いられるPWMキャリアの位相が、通信用データのスタートビットのタイミングと一致して、前記マスタ制御部で用いるPWMキャリアと同期するように、他のインバータ発電装置に対してキャリア補正信号を送信すること
    を特徴とするインバータ発電装置。
  5. 前記マスタ制御部は、
    該マスタ制御部で用いるPWMキャリアの同期ポイントと、前記他のインバータ発電装置で用いられるPWMキャリアの同期ポイントの位相差を、クロック信号のカウント値として検出し、
    前記カウント値がゼロとなるように、前記他のインバータ発電装置で用いられるPWMキャリアの1周期分のカウント値の補正値を求め、この補正値を前記キャリア補正信号として送信すること
    を特徴とする請求項4に記載のインバータ発電装置。
  6. 前記マスタ制御部は、
    前記PWMキャリアの1周期分の基準カウント値をCrefとした場合、
    前記位相差に対応する位相差カウント値がゼロよりも大きく、Cref/2よりも小さい場合には、前記補正値をマイナスの数値とし、
    前記位相差カウント値がCref/2よりも大きい場合には、前記補正値をプラスの数値とすること
    を特徴とする請求項5に記載のインバータ発電装置。
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