JP6349869B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、媒体に対して記録を行う記録装置に関する。
従来から、媒体に対して画像を形成することにより記録を行う記録装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。こうした記録装置においては、吸着プレートの上面に形成された吸引孔内に負圧を発生させた状態で吸着プレートの上面に媒体が搬送される。そして、このような構成により、媒体における搬送方向の下流側の端部から順に吸着プレートの上面に媒体が吸着されるため、吸着プレートの上面に吸着された媒体にしわが発生することが抑制されている。
特開2003−211749号公報
ところで、上記記録装置において、吸着プレートの吸引孔内に負圧を発生させた状態で吸着プレートの上方から媒体を載置する場合には、吸着プレートの上面から媒体の全域に一斉に吸着力が作用するため、媒体にしわが発生しやすいという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、載置部に載置される媒体にしわが発生することを抑制できる記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する記録装置は、媒体に対して記録を行う記録部を備える記録装置であって、前記媒体を載置可能な載置面を有する載置部と、前記載置部の前記載置面に載置される前記媒体を吸着する吸着部とを備え、前記吸着部は、前記載置部の前記載置面に載置される前記媒体に対して前記載置面に沿う方向の端部から順に吸着を行う。
上記構成によれば、載置部の載置面に載置される媒体に対して媒体の一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。そのため、媒体が載置部の載置面に吸着される際に媒体にしわが発生することを抑制できる。
上記記録装置において、前記載置部の前記載置面に沿う方向であって互いに直交する方向を第1の方向及び第2の方向とするとき、前記端部は、前記載置部の前記載置面における前記第1の方向及び前記第2の方向の双方の端部であることが好ましい。
上記構成によれば、載置部の載置面に載置される媒体に対して媒体の端から順に吸着動作が行われる。そのため、媒体が載置部の載置面に吸着される際に媒体にしわが発生することを更に抑制できる。
上記記録装置において、前記記録部は、前記媒体のうち前記載置部の前記端部に載置される媒体部分から記録を開始することが好ましい。
上記構成によれば、載置部の載置面に載置される媒体に対して記録が開始される媒体部分から順に吸着動作が行われる。そのため、載置部の載置面に媒体が吸着される際に媒体の記録開始位置が位置ずれを生じることを抑制できる。
上記記録装置において、前記載置部は、前記載置面に開口する複数の吸引孔と、該複数の吸引孔に連通する負圧室とを有し、前記吸着部は、前記載置部の前記端部から前記負圧室内の空気を吸引して前記負圧室に負圧を発生させることにより前記載置面に載置される前記媒体を前記吸引孔を介して吸引して前記載置面に吸着することが好ましい。
上記構成によれば、載置部の載置面に形成された吸引孔には、載置部の端部に設けられた吸引孔から順に負圧が発生する。そのため、載置部の載置面に載置される媒体に対して媒体の一端側から他端側にかけて順に吸着動作を行う構成を実現できる。
上記記録装置において、前記負圧室は、前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って、前記吸着部によって吸引される空気の流路断面積が次第に広くなることが好ましい。
上記構成によれば、載置部の載置面に形成された吸引孔には、載置部の端部から離れるに連れて負圧が発生するタイミングに時間差が生じやすくなる。そのため、媒体のうち載置部の端部に載置された媒体部分が吸着されてから隣り合う媒体部分が吸着されるまでの間に、媒体の形状を整える時間が確保される。したがって、媒体が載置部の載置面に吸着される際に媒体にしわが発生することを更に抑制できる。
上記記録装置において、前記複数の吸引孔は、前記載置部の前記載置面に対して前記端部から放射状に配置されることが好ましい。
上記構成によれば、媒体の一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる際に、媒体にしわが発生することを抑制できる。
上記記録装置において、前記複数の吸引孔は、前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って開口面積が次第に狭くなることが好ましい。
上記構成によれば、媒体のうち載置部の端部に載置される媒体部分が強固に吸着された状態で、その媒体部分を起点として媒体の一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。そのため、媒体が載置部の載置面に吸着される際に媒体にしわが発生することを抑制できる。
上記記録装置において、前記複数の吸引孔は、前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って孔密度が次第に小さくなることが好ましい。
上記構成によれば、媒体のうち載置部の端部に載置される媒体部分が強固に吸着された状態で、その媒体部分を起点として媒体の一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。そのため、媒体が載置部の載置面に吸着される際に媒体にしわが発生することを抑制できる。
プリンターの一実施の形態の斜視図。 同実施の形態のプリンターの基台を模式的に示す横断面図。 同実施の形態のプリンターにおける吸引孔の配列を示す模式図。 同実施の形態のプリンターが基台の載置面に媒体を吸着させる際の作用図であって、(a)は、基台の載置面に媒体が載置された状態を示す模式図、(b)は、図4(a)に示した状態から真空ポンプが駆動された状態を示す模式図、(c)は、図4(b)に示した状態から真空ポンプが更に駆動された状態を示す模式図。 (a)、(b)は、別の実施の形態のプリンターにおける吸引孔の配列を示す模式図。
以下、記録装置をインクジェット式のプリンターに具体化した一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、プリンターは、床面に置かれる枠構造の支持架台11を含んで構成される載置部の一例としての基台12を備えている。基台12の上面は、媒体Pが載置される矩形状の載置面13となっており、この載置面13には複数の吸引孔14が開口している。また、基台12の載置面13の下部には、吸引孔14に連通する負圧室15が設けられており、この負圧室15には吸着部の一例としての真空ポンプ16が排気チューブ17を介して接続されている。そして、真空ポンプ16が駆動された場合には、負圧室15が減圧雰囲気となることにより、基台12の載置面13に載置された媒体Pに対して吸引
孔14を介して吸引力が作用する。
なお、図1及び図2に示すように、負圧室15の底面は、基台12の載置面13の長手方向X(第1の方向)及び短手方向Y(第2の方向)の双方の端部である角部Aから載置面13の長手方向Xへの距離が長くなるに連れて下り勾配の斜面となっている。そのため、負圧室15は、基台12の載置面13の角部Aから載置面13の長手方向Xへの距離が長くなるに従って、同方向と直交する断面の開口面積が次第に広くなる。
また同様に、図1に示すように、負圧室15の底面は、基台12の載置面13の角部Aから載置面13の短手方向Yへの距離が長くなるに連れて下り勾配の斜面となっている。そのため、負圧室15は、基台12の載置面13の角部Aから載置面13の短手方向Yへの距離が長くなるに従って、同方向と直交する断面の開口面積が次第に広くなる。
基台12における載置面13の長手方向Xに沿う両側の側面には、ガイド溝18(図1では片側のみ図示)が形成されている。このガイド溝18には、一方向に長く延びる門型の液体噴射ユニット20の下端部が載置面13の長手方向Xに沿って往復移動可能に嵌合されている。そして、液体噴射ユニット20は、ガイド溝18にガイドされつつ載置面13の長手方向Xに往復移動する。
液体噴射ユニット20は、その長手方向に沿う主軸24及び副軸25を有している。これらの軸24,25には、その長手方向に沿って摺動可能にキャリッジ26が支持されている。
液体噴射ユニット20における両軸24,25の両端部と対応する位置には、駆動プーリー27及び従動プーリー28が回転自在に支持されている。駆動プーリー27にはキャリッジ26を往復移動させる際の駆動源となるキャリッジモーター29の出力軸が連結されるとともに、これら一対のプーリー27,28の間には一部がキャリッジ26に連結された無端状のタイミングベルト30が掛装されている。したがって、キャリッジ26は、両軸24,25にガイドされながら、キャリッジモーター29の駆動力によって無端状のタイミングベルト30を介して両軸24,25の長手方向に沿って移動する。
液体噴射ユニット20の長手方向の一端側(図1では右端側)には、UV硬化型のインク(以下、「UVインク」という)を収容したインクカートリッジ31が配設されている。インクカートリッジ31内のUVインクは、キャリッジ26の下面に支持された記録部の一例としての記録ヘッド32に向けてインク供給チューブ33を通じて供給可能とされている。そして、記録ヘッド32は、基台12の載置面13上に載置された媒体Pに対し、インクカートリッジ31から供給されたUVインクを噴射することにより印刷を行う。
また、キャリッジ26の両側面には、一対の照射器35が支持されている。これらの照射器35は、キャリッジ26の移動方向において記録ヘッド32を挟んだ両側に支持され
ている。そして、各照射器35は、媒体Pに噴射されたUVインクにUV光を照射することによりUVインクを硬化させる。
なお、図1及び図3に示すように、本実施の形態では、吸引孔14は、基台12の載置面13に格子状に配置されており、隣り合う吸引孔14同士の開口面積は、載置面13の一つの角部Aからの距離が相対的に短い吸引孔14の方が大きい。すなわち、吸引孔14は、基台12の載置面13の角部Aからの距離が長くなるに連れて開口面積が次第に狭くなる。なお、本実施の形態では、これらの吸引孔14を開口面積が広いものから順に、第1の吸引孔14A、第2の吸引孔14B、第3の吸引孔14C、第4の吸引孔14D、及び第5の吸引孔14Eと称する。この場合、角部Aは、基台12の載置面13に載置された媒体Pのうち印刷が開始される媒体部分に対応しており、媒体Pに対して印刷を行う際の基準位置となっている。そして、液体噴射ユニット20は、媒体Pのうち基台12の載置面13の角部Aに載置された媒体部分から印刷を開始する。また、本実施の形態では、排気チューブ17は、負圧室15における載置面13の角部Aに対応する位置に接続されている。
次に、本実施の形態のプリンターの作用について、特に、媒体Pが基台12の載置面13に吸着される際の作用に着目して以下説明する。
まず、図4(a)に示すように、真空ポンプ16の駆動を停止させた状態で、基台12の載置面13に媒体Pが載置される。この場合、基台12の載置面13に形成された吸引孔14A〜14Eの開口が媒体Pによって上方から覆われる。
そして次に、図4(b)に示すように、真空ポンプ16の駆動が開始されると、負圧室15内の空気が排気チューブ17を通じて排気される。このとき、排気チューブ17は、負圧室15における載置面13の角部Aに対応する箇所から空気を排気する。そのため、基台12の載置面13に形成された複数の吸引孔14A〜14Eのうち、載置面13の角部Aからの距離が最も短い第1の吸引孔14A内から空気が吸引されて負圧が発生する。そして、媒体Pのうち載置面13の角部Aに載置された媒体部分が載置面13に吸着されることにより、同媒体部分に発生していたしわが除去される。
続いて、図4(c)に示すように、真空ポンプ16の駆動が継続されると、基台12の載置面13に形成された複数の吸引孔14A〜14Eのうち、載置面13の角部Aからの距離が二番目に近い第2の吸引孔14B内から空気が吸引されて負圧が発生する。すなわち、基台12の載置面13に形成された複数の吸引孔14A〜14Eのうち、最初に負圧が発生した第1の吸引孔14Aと隣り合う第2の吸引孔14B内に負圧が発生する。そして、媒体Pのうち既に載置面13に吸着されていた媒体部分に隣り合う媒体部分が載置面13に吸着されることにより、同媒体部分に発生していたしわが除去される。
その後、真空ポンプ16の駆動が継続されると、第3の吸引孔14C、第4の吸引孔14D、第5の吸引孔14Eにかけての順に空気が吸引されて負圧が発生する。すなわち、基台12の載置面13に開口した吸引孔14A〜14Eのうち、載置面13の角部Aからの距離が近い吸引孔から順に空気が吸引されて負圧が発生する。その結果、媒体Pのうち既に載置面13に吸着されていた媒体部分に隣り合う部分が順に載置面13に吸着されることにより、媒体Pの全体に発生していたしわが除去される。
上記実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)基台12の載置面13に載置される媒体Pに対して媒体Pの一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。そのため、媒体Pが基台12の載置面13に吸着される際に媒体Pにしわが発生することを抑制できる。
(2)基台12の載置面13に載置される媒体Pに対して印刷が開始される媒体部分か
ら順に吸着動作が行われる。そのため、基台12の載置面13に媒体Pが吸着される際に媒体Pの印刷開始位置が位置ずれを生じることを抑制できる。
(3)吸引孔14A〜14Eには、載置面13の角部Aに設けられた第1の吸引孔14Aから順に負圧が発生する。そのため、基台12の載置面13に載置される媒体Pに対して媒体Pの一端側から他端側にかけて順に吸着動作を行う構成を実現できる。
(4)負圧室15は、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って、真空ポンプ16によって吸引される空気の流路断面積が次第に広くなる。そのため、基台12の載置面13に形成された吸引孔14A〜14Eには、載置面13の角部Aから離れるに連れて負圧が発生するタイミングに時間差が生じやすくなる。そのため、媒体Pのうち載置面13の角部Aに載置された媒体部分が吸着されてから隣り合う媒体部分が吸着されるまでの間に、媒体Pの形状を整える時間が確保される。したがって、媒体Pが基台12の載置面13に吸着される際に媒体Pにしわが発生することを更に抑制できる。
(5)吸引孔14A〜14Eは、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って開口面積が次第に狭くなる。そのため、媒体Pのうち載置面13の角部Aに載置される媒体部分が強固に吸着された状態で、その媒体部分を起点として媒体Pの一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。そのため、媒体Pが基台12の載置面13に吸着される際に媒体Pにしわが発生することを抑制できる。
なお、上記実施の形態は、以下のような形態にて実施することもできる。
・上記実施の形態において、図5(a)に示すように、吸引孔114は、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って、吸引孔14の孔密度が次第に小さくなってもよい。この場合、全ての吸引孔114の開口面積が互いに等しくてもよいし、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って吸引孔114の開口面積が次第に狭くなってもよい。
・上記実施の形態において、図5(b)に示すように、吸引孔214は、基台12の載置面13の角部Aを起点として載置面13の長手方向X、短手方向Y、及び対角線方向Cに放射状に配置されてもよい。この場合、吸引孔214は、各方向X,Y,Cに等間隔に配置されてもよいし、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って、各方向X,Y,Cにおける吸引孔214の間の間隔が次第に広くなるように配置されてもよい。また、この場合、全ての吸引孔214の開口面積が互いに等しくてもよいし、載置面13の角部Aからの距離が長くなるに従って、吸引孔214の開口面積が次第に狭くなってもよい。
・上記実施の形態において、負圧室15は、載置面13の長手方向Xの全域に亘って同方向と直交する断面の開口面積が一定となる構成であってもよい。また、負圧室15は、載置面13の短手方向Yの全域に亘って同方向と直交する断面の開口面積が一定となる構成であってもよい。
・上記実施の形態において、排気チューブ17は、負圧室15のうち載置面13の角部Aとは載置面13の長手方向Xにおいて反対側となる角部に対応する位置に接続されてもよい。この場合、媒体Pのうち記録ヘッド32による印刷動作が開始される媒体部分とは載置面13の長手方向Xにおいて反対側となる媒体部分を起点として載置面13に対する吸着動作が行われる。
・上記実施の形態において、排気チューブ17は、負圧室15における載置面13の短手方向Yの中央部分に対応する位置に接続されてもよい。この場合、排気チューブ17は、負圧室15のうち載置面13の角部Aを含む載置面13の短辺の中央部分に接続されてもよいし、負圧室15のうち載置面13の角部Aとは載置面13の長手方向Xにおいて反
対側となる角部を含む載置面13の短辺の中央部分に接続されてもよい。
・上記実施の形態において、基台12は、載置面13の下部に複数の吸引ファンを設け、これらの吸引ファンを駆動することにより媒体Pを載置面13に吸着してもよい。この場合、基台12は、複数の吸引ファンのうち、載置面13の角部Aからの距離が短い吸引ファンから順に駆動させることにより、基台12の載置面13に載置される媒体Pに対して媒体Pの一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。
・上記実施の形態において、基台12は、載置面13を帯電させることにより媒体Pを載置面13に静電吸着してもよい。この場合、載置面13のうち角部Aからの距離が短い面部位から順に帯電させることにより、基台12の載置面13に載置される媒体Pに対して媒体Pの一端側から他端側にかけて順に吸着動作が行われる。
・上記実施の形態において、記録装置としてのプリンターは、インク以外の他の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)を噴射したり吐出したりして記録を行う流体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して印刷を行う液状体噴射装置であってもよい。また、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式印刷装置)であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の流体噴射装置に本発明を適用することができる。なお、本明細書において「流体」とは、気体のみからなる流体を含まない概念であり、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
12…載置部の一例としての基台、13…載置面、14,14A,14B,14C,14D,14E…吸引孔、15…負圧室、16…吸着部の一例としての真空ポンプ、32…記録部の一例としての記録ヘッド、114,214…吸引孔、A…端部の一例としての角部、P…媒体、X…第1の方向の一例としての載置面の長手方向、Y…第2の方向の一例としての載置面の短手方向。

Claims (5)

  1. 媒体に対して記録を行う記録部を備える記録装置であって、
    前記媒体を載置可能な複数の吸引孔を備えた載置面と前記複数の吸引孔に連通する負圧室とを有する載置部と、
    前記載置面に載置される前記媒体を吸着する吸着部と
    を備え、
    前記吸着部は、前記載置面に沿う方向の端部から前記負圧室内の空気を吸引して前記負圧室に負圧を発生させることにより、前記端部から順に前記載置面に載置された前記媒体を前記吸引孔を介して吸引することによって前記載置面に吸着させ、
    前記複数の吸引孔は前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って孔密度が次第に小さくなることを特徴とする記録装置。
  2. 前記載置部の前記載置面に沿う方向であって互いに直交する方向を第1の方向及び第2の方向とするとき、
    前記端部は、前記載置部の前記載置面における前記第1の方向及び前記第2の方向の双方の端部である請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録部は、前記媒体のうち前記載置部の前記端部に載置される媒体部分から記録を開始する請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  4. 媒体に対して記録を行う記録部を備える記録装置であって、
    前記媒体を載置可能な複数の吸引孔を備えた載置面と前記複数の吸引孔に連通する負圧室とを有する載置部と、
    前記載置面に載置される前記媒体を吸着する吸着部と
    を備え、
    前記吸着部は、前記載置面に沿う方向の端部から前記負圧室内の空気を吸引して前記負圧室に負圧を発生させることにより、前記端部から順に前記載置面に載置された前記媒体を前記吸引孔を介して吸引することによって前記載置面に吸着させ、
    前記負圧室は前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って、前記吸着部によって吸引される空気の流路断面積が次第に広くなる記録装置。
  5. 媒体に対して記録を行う記録部を備える記録装置であって、
    前記媒体を載置可能な複数の吸引孔を備えた載置面と前記複数の吸引孔に連通する負圧室とを有する載置部と、
    前記載置面に載置される前記媒体を吸着する吸着部と
    を備え、
    前記吸着部は、前記載置面に沿う方向の端部から前記負圧室内の空気を吸引して前記負圧室に負圧を発生させることにより、前記端部から順に前記載置面に載置された前記媒体を前記吸引孔を介して吸引することによって前記載置面に吸着させ、
    前記複数の吸引孔は、前記載置部の前記端部からの距離が長くなるに従って開口面積が次第に狭くなる記録装置。
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