JP6346653B2 - 像ブレ補正装置及び像ブレ補正方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置の振れに起因する撮影画像の像振れを機械的、あるいは電子的に補正する技術に関する。
近年、撮像装置の小型化や光学系の高倍率化に伴い、撮像装置の振れ等が撮影画像の品位を低下させる大きな原因となっている。この点に着目し、このような装置の振れ等により生じた撮像画像の像振れを補正する像像振れ補正機能が種々提案されている。
像振れ補正機能においては、撮影者が意図的に撮像装置の撮影範囲を変更させるパンニング操作による画像の動きまでも補正してしまうと、撮影者のパンニング操作の妨げとなってしまう。そのため、撮像装置がパンニング状態であることを検出して、パンニングの動きを補正しないようにする機能の提案が本願出願人からもなされている。例えば特許文献1では、撮像装置の振れを検出する振れ検出センサと、動きベクトルを用いて、撮像装置がパンニング状態であることを検出する撮像装置が開示されている。
特開2010−147857号公報
しかしながら、上記従来例では以下のような問題点があった。上記従来例では、例えばコントラストの低い被写体を撮影している状況等、動きベクトルが正しく検出されない状態で撮影を行っているときには、パンニングを正しく検出することができない問題点があった。また、上記パンニング検出に関わらず、動きベクトル検出結果を他の種々の制御に用いる場合にも、それらの制御が正しく行われず、像振れ補正性能の低下を招くことがあった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動きベクトルが正しく検出されない状況であっても、パンニング時等での制御が正しく行われ、良好な像振れ補正効果が得られる撮像装置を提供することである。
本発明に係わる像ブレ補正装置は、撮像画像信号から画像の動きを示す動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、前記動きベクトル検出手段の出力に基づいて演算される演算結果と、装置の振れを検出する角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果とを選択的に出力する選択手段と、前記選択手段の出力に基づいて振れ補正量を演算する補正量演算手段と、前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御する像振れ制御手段と、を備え、記動きベクトル検出手段の出力の信頼性が低い場合に前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を選択し、前記動きベクトル検出手段の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力を前記動きベクトルを検出するための画像の更新期間毎に積分して角度に変換した演算結果を用いてパンニングを判定するとともに、前記像振れ制御手段は、前記動きベクトル検出手段の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を用いて算出された前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、動きベクトルが正しく検出されない状況であっても、パンニング時等での制御が正しく行われ、良好な像振れ補正効果が得られる撮像装置を提供することが可能となる。
本発明の撮像装置の実施形態としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。 動きベクトル出力制御部122の構成例を示すブロック図である。 動きベクトル出力選択部124の処理を示すフローチャートである。 動きベクトル検出部121の動きベクトル検出方法を説明するための図である。 動きベクトル検出部121の差分絶対値和(SAD)を用いた画像の動き量の算出方法を説明するための図である。 図3のフローチャートにおける、ステップS23及びステップS24の処理を説明するための図である。 図3のフローチャートにおける、ステップS24の処理を説明するためのグラフである。 角速度入力選択部205の処理を示すフローチャートである。 角速度入力選択部205の処理を説明するためのグラフである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、画像の横方向または縦方向のいずれか一方の像振れ補正制御に関して説明を行い、他方向の像振れ補正制御は同様の制御であるため、説明を省略する。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態としてのビデオカメラの構成を示すブロック図である。図1の撮像装置100の各構成部とその動作について具体的に説明する。
振れ検出手段としての角速度センサ102は、撮像装置100に加わる振れを角速度信号として検出し、その角速度信号をA/D変換器103に供給する。A/D変換器103は、角速度センサ102からの角速度信号をアナログ信号からデジタル信号に変換(A/D変換)して、μCOM101内部の基準値演算部104及び減算器105に供給する(以下、角速度センサ信号とする)。
角速度センサ102は、例えばジャイロセンサであり、加えられる振動がゼロのときの出力が環境によって変動するものとする。上記角速度センサ信号は、角速度センサ102が撮像装置100の振れ量を検出した信号に、上記振動がゼロのときの出力変動が重畳された信号となっている。そこで基準値演算部104では、角速度センサ102に加えられる振動がゼロ(静止状態)のときの角速度センサ信号、すなわち「基準値」を算出し、減算器105に供給する。ここで、基準値の演算には、角速度センサ信号の所定時間の平均値を用いる等、公知の方法を用いればよい。減算器105では、角速度センサ信号から基準値を減算した結果を、HPF(ハイパスフィルタ)106及び動きベクトル出力制御部122に供給する。
HPF106は、任意の周波数帯域でフィルタの特性を変更し得る機能を有しており、減算器105からの角速度データに含まれる低周波数成分を遮断して高周波数帯域の信号を出力する。またHPF106は、基準値演算部104の基準値演算結果が更新されたときに、過去の基準値からの変化量がHPF106の出力に現れないように、HPF106の中間保持データも同時に更新する制御も行う。積分器107は、任意の周波数帯域でその特性を変更し得る機能を有しており、HPF106からの出力を積分し、焦点距離補正部108に供給する。
補正光学系114は、例えば撮像光学系115の一部をなすシフトレンズであり、光軸に垂直方向に移動することによって光軸を偏向し、撮像画像のブレ像振れを光学的に補正する。撮像光学系115は、複数のレンズ群からなり、ズーミング、フォーカシング等の動作を行うことができる。撮像光学系115は、補正光学系114を通して、被写体像を撮像素子119に結像させる。ズームエンコーダ118は、撮像光学系115のズーム位置を検出し、μCOM101内部の焦点距離補正部108に出力する。焦点距離補正部108では、ズームエンコーダ118の出力より撮像光学系115の焦点距離を算出し、補正光学系114を駆動するのに最適な値となるように、積分器107の出力を補正する。
位置検出部116は、補正光学系114の位置を検出する。そしてA/D変換器117は、位置検出部116からのの出力をアナログ信号からデジタル信号へ変換(A/D変換)する。加減算器109は、A/D変換器117にてデジタル化した補正光学系114の位置データを、焦点距離補正部108の出力と動きベクトル補正量演算部123の出力とを加算した値から減算し、偏差データを算出する。そして、加減算器109における演算の結果である偏差データを制御フィルタ110に供給する。
制御フィルタ110は、偏差データを所定のゲインで増幅する増幅器、及び位相補償フィルタで構成されている。加減算器109から供給された偏差データは、制御フィルタ110に供給される。制御フィルタ110は、加減算器109から供給された偏差データに対して増幅器及び位相補償フィルタによる信号処理を行い、パルス幅変調部111に出力する。パルス幅変調部111は、制御フィルタ110を通過して供給されたデータを、パルス波のデューティー比を変化させる波形(即ちPWM波形)に変調して、モータ駆動部112に供給する。
モータ113は、補正光学系114の駆動用のボイス・コイル型モータである。モータ113は、モータ駆動部112で駆動制御されることにより、補正光学系114が光軸と垂直な方向に移動される。位置検出部116は、磁石とそれに対向する位置に備えられたホール・センサとからなり、補正光学系114の光軸と垂直な方向への移動量を検出し、その検出結果をA/D変換器117を介して、上述した加減算器109に供給する。これによって、焦点距離補正部108と動きベクトル補正量演算部123の加算出力に対して、補正光学系114の光軸と垂直な方向への移動量を追従させる、フィードバック制御系を構成している。補正光学系114は、例えばシフトレンズであり、光軸と垂直な方向に移動されることにより光軸を偏向する(結像位置を移動させる)、光学的に振れ補正可能な補正系である。その結果、装置の振れ等により生じる撮像面上の被写体の移動が補正された像が、撮像素子119に結像される。撮像素子119は、撮像光学系115によって結像された被写体像を撮像画像信号としての電気信号に変換し、信号処理部120に供給する。信号処理部120は、撮像素子119により得られた信号から、例えばNTSCフォーマットに準拠したビデオ信号(映像信号)を生成して動きベクトル検出部121に供給する。
動きベクトル検出部121は、信号処理部120で生成された現在の映像信号(フレーム画像)に含まれる輝度信号と、動きベクトル検出部121内部の画像メモリに格納された1フィールド前の映像信号(フレーム画像)に含まれる輝度信号とに基づいて画像の動きベクトルを検出する。動きベクトル検出部121によって検出された動きベクトル出力は、μCOM101内部の動きベクトル出力制御部122に供給される。
動きベクトル出力制御部122は、本実施形態における最も特徴的な処理を行うブロックであり、詳細は後述する。動きベクトル制御部122の出力は、動きベクトル補正量演算部123及び動き判定制御部124に供給される。
動きベクトル補正量演算部123は、動きベクトル出力に対して、所定の演算処理を行った結果を加減算器109に加算して補正光学系114を駆動し、像振れ補正残り量を抑圧するフィードバック制御を行っている。動きベクトル補正量演算部123は、動きベクトル出力制御部122の出力を、変更可能なゲインで増幅する増幅器、及び位相補償フィルタで構成されており、当該変更可能なゲインを大きくするほど、像振れ補正残り量の抑圧効果は強くなる。
動き判定制御部124は、動きベクトル出力制御部122の出力を用いて、撮像装置100がパンニング状態(撮像方向を変更する動作状態)であるかどうかの判定及び、撮像装置100が固定被写体を手持ち撮影している状態であるかどうかの判定を行う。
例えば、動き判定制御部124では、動きベクトル出力制御部122の出力を用いた演算結果が所定の第1閾値よりも大きいとき、撮像装置100がパンニング状態であると判定する。なお、動きベクトル出力制御部122の出力を用いた演算結果とは、動きベクトル出力制御部122の出力そのものであってもよいし、動きベクトル出力制御部122の出力に対して、LPF等の演算を行った結果であってもよい。つまり、動きベクトル出力制御部122の出力を用いていれば、どのような信号を用いてもよい。撮像装置100がパンニング状態であると判定されると、動き判定制御部124は、HPF106のカットオフ周波数を高くする(低周波数成分減衰量を大きくする)制御、積分器107の時定数を短くする制御、動きベクトル補正量演算部123のゲインを小さくする制御のうちの、少なくとも1つの処理を行う。これによって、パンニングによって発生する低周波数帯域の動き成分を遮断することができ、撮影者のパンニング操作を妨げてしまう不具合を防止することができる。具体的には、補正光学系114が中心に向かいやすくすることによって、検出する振れに対する像振れ補正の度合いを下げる(像振れ補正の追従性を下げる)ことになる。
また、例えば、動き判定制御部124では、動きベクトル出力制御部122の出力を用いた演算結果が所定の第2閾値よりも小さい状態が所定時間以上継続したとき、撮像装置100が固定点撮影状態(撮影者が撮像装置を持ち、特にテレ側で動きの少ない被写体を撮影している状態)であると判定する。撮像装置100が固定点撮影状態と判定されると、ユーザーはパンニングなどの大きな動作をしないと予想できるため、より低周波数帯域の振れによる動画像の像振れも補正することが可能である。なお、動きベクトル出力制御部122の出力を用いた演算結果とは、動きベクトル出力制御部122の出力そのものであってもよいし、動きベクトル出力制御部122の出力に対して、LPF等の演算を行った結果であってもよい。つまり、動きベクトル出力制御部122の出力を用いていれば、どのような信号を用いてもよい。撮像装置100が固定点撮影状態であると判定されると、動き判定制御部124は、HPF106のカットオフ周波数を低くする制御、積分器107の時定数を長くする制御、動きベクトル補正量演算部123のゲインを大きくする制御のうちの、少なくとも1つの処理を行う。これによって、固定点撮影状態では、撮影時の体の揺れ等によって生じる、低周波数帯域の撮像装置100の振れによる動画像の像振れも補正することができ、像振れ補正性能の向上を実現することができる。
次に、本発明の実施形態の特徴的な部分である動きベクトル出力制御部122の2つの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2(a)は、動きベクトル出力制御部122の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。以下、動きベクトル出力制御部122の動作について具体的に説明する。なお、図1の各構成部と同一のブロックには、同一の符号を付しており、説明は省略する。
動きベクトル出力制御部122は、角速度センサ102の出力を用いて、動きベクトル検出結果と同等な出力(以下、角速度移動量と定義する)を演算する。そして、動きベクトル検出部121の動きベクトル検出結果が正しくないと推定されるときに、動きベクトル検出部121の出力に替えて、この角速度移動量を出力する機能を有している。
積分器201、画素換算部202、光学補正量除去部203は、上記の角速度移動量を演算するためのブロックである。積分器201は、減算器105の出力、すなわち角速度を示すデータを積分し角度に変換する演算を行う。積分期間は、動きベクトル検出部121で動きベクトルを検出するための画像の更新期間と一致させ、その画像更新期間毎に積分を行い、画像更新期間毎の振れ角度θを演算する。
画素換算部202は、上記の画像更新期間毎の振れ角度θを用いて、撮像光学系115による像振れ補正が行われなかったとしたときの、画像更新期間毎の振れ角度θによる、撮像素子119上での画像の移動量(以下、補正前角速度移動量とする)を算出する。ここで、上記の画像更新期間毎の振れ角度をθ[rad]、撮像光学系115の焦点距離をf[mm]、撮像素子119のセルピッチをc[mm]とすると、補正前角速度移動量[pixel]は、(式1)で演算することができる。
補正前角速度移動量=fθ/c …(式1)
光学補正量除去部203は、補正光学系114の位置検出結果を示す、A/D変換器117の出力を用いて、画像更新期間毎の像振れ補正量[pixel]を演算し、画素換算部202から供給される補正前角速度移動量[pixel]から減算する。本演算結果は、画像更新期間毎の像振れ補正残り量を示し、動きベクトル検出部121の出力と同等な出力である。即ち、これが上述した「角速度移動量」となる。
図3(a)は、動きベクトル出力選択部204の処理の流れを示したフローチャートである。図3(a)のフローチャートの処理は、上記の画像更新期間毎に繰り返し行われる。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS10において動きベクトルの信頼性判定を行う。動きベクトルの信頼性判定についての詳細は後述する。ステップS11において、ステップS10の信頼性判定の結果、動きベクトルの信頼性が低いと判定された場合は、ステップS12の処理へと進み、動きベクトルの信頼性が低いと判定されなかった場合は、ステップS13の処理へと進み、本処理は終了となる。
図3(b)は、ステップS10の動きベクトル信頼性判定の処理の流れを示したフローチャートである。ここで、本実施形態においては、ステップS20乃至ステップS24の処理を全て実施するものとして説明を行うが、これに限定されるものではない。例えばステップS20乃至ステップS24の処理の内、いずれか1つの処理だけを実施する構成にしてもよいし、任意の複数の処理を組み合わせて実施する構成にしてもよい。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS20において、動きベクトル検出部121でSAD(差分絶対値和)複数ピークエラーが発生しているかどうかの判定を行う。ここで、SAD複数ピークエラーについて説明する。
動きベクトル検出部121は、現在の画像の輝度データと過去の画像の輝度データを複数ブロックに分割し、各ブロック毎に画像の動き量を演算し、各々のブロック毎に演算された画像の動き量を、統計的に処理し、最終的な動きベクトルを算出する。即ち、ブロックマッチング法を用いた構成となっている。
図4(a)は、上記の複数ブロックへの分割例を示した図である。図4(a)は、点線で示すように、動きベクトル検出に用いる画像を横8×縦5個のブロックに分割した例を示している。図4(b)は、図4(a)の次(未来)の画像を示しており、図4(b)の被写体の位置は、図4(a)の被写体の位置よりも、撮像装置に加えられた振れの影響で、左上に動いた画像となっている。
図4(c)及び図4(d)は、図4(a)に示したブロックAにおける画像の動き量の算出方法を説明するための図である。ブロックAにおける画像の動き量を算出するには、まず図4(b)の画像のブロックAに対応するブロックA’内部の、ブロックA’よりも小さく中心位置が一致している画像を、テンプレート画像Bとして設定する。なお、ブロックA、テンプレート画像Bは正方形の画像データとし、図4(c)及び図4(d)に示すように、一辺の長さをそれぞれN、M(N>M)とする。また、説明を分かりやすくするため、ブロックAの画像の左上隅を原点(0,0)として、横方向をX軸、縦方向をY軸として、画像の座標を定義する。
画像の動き量の算出は、以下の手順で行う。まず、図4(c)の原点(0,0)と図4(d)の点Pの位置を一致させて画像を重ね、全画素での輝度値の差分の総和(差分絶対値和=SAD)を算出する。なお、以下では「SAD」は、全画素での輝度値の差分絶対値和とする。次に、テンプレート画像Bの位置をX方向、Y方向に1画素ずつ動かしながら、図4(d)の点P’と図4(c)の座標(N,N)とが一致するまで、各位置でSADを演算していく。SADは、画像の一致率が高いほど小さな値となるため、SADが最小値となる位置を求めれば、画像の動き量を算出することができる。図4(e)はSADが最小値となるときのブロックAとテンプレート画像Bとの位置関係を示し、図4(e)におけるブロックAの中心座標(N/2,N/2)とテンプレート画像Bの中心座標Oの位置の差分が、ブロックAにおける画像の動き量となる。なお、テンプレート画像をブロックAの画像の範囲で移動させることから、ブロックAの画像を、以下サーチ画像と呼ぶ。
図5(a)乃至図5(d)は、上記のX方向のSADの変化の例を示した図である。本来SADはXY方向の二次元マップになるが、説明を分かりやすくするためX軸方向のみのSADで説明を行う。図5(a)乃至図5(d)のグラフは、テンプレート画像の中心位置のX座標が、サーチ画像の中心位置のX座標と一致しているときの移動量を0として、横軸をテンプレート画像の移動画素、縦軸をSADの演算結果としたグラフである。テンプレート画像の最大移動量は、サーチ画像の大きさとテンプレート画像の大きさで決まり、図4(c)と図4(d)に示した画像においては、±(N−M)/2となる。
テンプレート画像の移動に応じたSADの変化の仕方は、撮影した画像に応じて変わる。例えば、コントラストのはっきりした被写体が撮像されているブロックにおいては、サーチ画像とテンプレート画像の絵柄が一致したときの輝度値の差分が0に近くなる。そのため、図5(a)に示すように、SADの最大値と最小値の差がはっきりと現れ、画像の動き量の演算結果の精度は高くなる。
しかし、例えばタイル状の模様等、同じ絵柄が繰り返される被写体が撮像されているブロックにおいては、サーチ画像とテンプレート画像の絵柄が一致する箇所が複数存在することとなる。そのため、図5(b)に示すように、SADが最小値近傍となる箇所が複数現れ、画像の動き量の演算結果の精度は低くなる。
また、例えば空などのコントラストが低い被写体が撮像されているブロックにおいては、サーチ画像とテンプレート画像の一致度合いが低い。そのため、図5(c)に示すように、SADの最大値と最小値の差異が小さくなり、画像の動き量の演算結果の精度は低くなる。
また、一方向にグラデーションがかかったような被写体が撮像されているブロックにおいては、図5(d)に示すように、テンプレート画像の移動と共に、SADが単調減少・増加することとなる。そのため、画像の動き量は非常に大きな値となり、演算結果の精度は低くなる。
「SAD複数ピークエラー」は、図5(b)に示したように、SADのピークが複数個所現れるブロックの数が所定数を超えたことを示している。SADのピークが複数個所現れたかどうかの判定は、具体的には、SADの最小値(SAD_MIN)から、所定の閾値(SAD_TH)以内のSADの極小値(ピーク)が、2か所以上存在するかどうかを判定することで行う。そして、その判定を図4(a)に示した全てのブロックについて行う。そして、SADのピークが複数個所現れたと判定されたブロック数が所定数(例えば、全ブロック数の7割以上のブロック数等)を超えたと判定されたとき、ステップS20においてSAD複数ピークエラーである、と判定される。
ステップS20においてSAD複数ピークエラーである、という判定が行われると、ステップS26に進み、動きベクトルの信頼性が低いという判定が行われ、本処理は終了となる。ステップS20においてSAD複数ピークエラーではない、という判定が行われると、ステップS21の処理に進む。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS21において、動きベクトル検出部121で「SADピーク小エラー」が発生しているかどうかの判定を行う。ここで、SADピーク小エラーについて説明する。
「SADピーク小エラー」は、図5(c)に示したように、SADの最大値と最小値の差異が閾値より小さいブロックの数が所定数を超えたことを示している。即ち、SADの最大値(SAD_MAX)とSADの最小値(SAD_MIN)の差分が、閾値以内であるかどうかの判定を、図4(a)に示した全てのブロックについて行う。そして、SADの最大値と最小値の差異が閾値より小さいブロック数が所定数(例えば、全ブロック数の7割以上のブロック数等)を超えたと判定されたとき、ステップS21においてSADピーク小エラーである、と判定される。
ステップS21においてSADピーク小エラーである、という判定が行われると、ステップS26に進み、動きベクトルの信頼性が低いという判定が行われ、本処理は終了となる。ステップS21においてSADピーク小エラーではない、という判定が行われると、ステップS22の処理に進む。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS22において、動きベクトル検出出力の大きさが所定値以上であるかどうかの判定を行う。動きベクトル検出出力の大きさが所定値以上の場合は、図5(d)で説明したように、動きベクトル検出出力が正しい値ではない可能性が高い。よって、ステップS22において動きベクトル検出出力の大きさが所定値以上である、という判定が動きベクトル出力選択部204によって行われると、ステップS26に進み、動きベクトルの信頼性が低い判定され、本処理は終了となる。ステップS22において動きベクトル検出出力の大きさが所定値以上ではない、と動きベクトル出力選択部204によって判定されると、ステップS23の処理に進む。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS23において、撮像装置がズーム動作中であるかどうかの判定を行う。ズーム中の各動きベクトル検出ブロックにおける、画像動き量の演算結果の一例を図6(a)に示す。図6(a)から明らかなように、ズーム中は動きベクトル検出部121の出力は、撮像装置の振れによる画像の動き量とは全く異なる出力となる。よって、ステップS23において撮像装置がズーム中である、という判定が動きベクトル出力選択部204によって行われると、ステップS26に進み、動きベクトルの信頼性が低いという判定が行われ、本処理は終了となる。ステップS23において撮像装置がズーム中ではない、という判定が動きベクトル出力選択部204によって行われると、ステップS24の処理に進む。
動きベクトル出力選択部204は、ステップS24において、動きベクトル検出部121の出力と前述した角速度移動量との差分が、所定の閾値以上かどうかの判定を行う。ステップS24の処理は、図6(b)に示すように、車等の移動被写体の撮影を行うときは、動きベクトル検出部121の出力が撮像装置の振れによる画像の移動量と一致しないことが多い。このため、ステップS24の処理において、動きベクトル出力選択部204は、車等の移動被写体の撮影を行うときは動きベクトルの信頼性が低いと判定するための処理である。
図7(a)乃至図7(c)のグラフは、図6(b)の移動被写体を撮影しているときの各種信号の時間による変化を示している。図7(a)は、横軸を時間、縦軸を光学補正量除去部203の出力である角速度移動量として、角速度移動量の時間による変化を示したグラフである。図7(b)は、横軸を時間、縦軸を動きベクトル検出部121の出力とし、動きベクトル検出出力の時間による変化を示したグラフである。図7(c)は、横軸を時間、縦軸を図7(b)の動きベクトル検出出力と図7(a)の角速度移動量との差分とし、その差分の時間による変化を示したグラフである。
図7(a)のグラフでは、角速度センサ102の出力に基づいて算出された画像の移動量を示す角速度移動量は、0を中心にプラスマイナスに変動する波形になっている。それに対して図7(b)のグラフでは、動きベクトル検出出力は、被写体の移動も検出するため、被写体の移動速度を示す出力に対して、図7(a)の角速度移動量の変化が重畳された波形になっている。そのため、動きベクトル検出出力と角速度移動量との差分は、図7(c)に示すように、被写体の移動速度を示す出力となる。よって、ステップS24において、動きベクトル検出部121の出力と角速度移動量との差分が、所定の閾値以上と判定された場合は、動きベクトル出力選択部204は動きベクトルの信頼性が低いという判定を行い、本処理は終了となる。ステップS24において、動きベクトル検出部121の出力と角速度移動量との差分が所定の閾値以上ではない、という判定が動きベクトル出力選択部204によって行われると、ステップS25の処理に進む。そしてステップS25にて、動きベクトル出力選択部204は動きベクトルの信頼性は問題ないという判定を行い、本処理は終了となる。
以上説明してきたように、動きベクトル出力制御部122の処理においては、動きベクトル検出部121の出力と、角速度センサ102に基づいて演算された角速度移動量とを、選択的に出力することができるようにした。角速度移動量は、角速度センサ102のノイズや振れ検出感度の誤差等を含むため、動きベクトル検出出力と比較すると、動きベクトル検出出力の方が画像の移動量の検出誤差は小さい。しかし、動きベクトル検出出力は、被写体によってその信頼性が変動するという欠点を有している。よって、動きベクトル出力制御部122の処理によって、動きベクトル検出部121の出力と、角速度センサ102に基づいて演算された角速度移動量とを、動きベクトル検出部121の信頼性判定結果に応じて選択的に出力することによって、上記動きベクトル検出出力の欠点を補うことができる。これにより、以下に説明するような効果を実現することが可能となる。
動きベクトル補正量演算部123は、動きベクトル検出部121の出力をそのまま使用するのではなく、動きベクトル出力制御部122の出力を用いて、動きベクトル検出部121の出力と、角速度センサ102に基づいて演算された角速度移動量とを選択的に利用するようにした。これによって、動きベクトル検出を正しく行うことができないときの像振れ補正性能の劣化や、移動被写体の動きを補正してしまうような現象を防止し、より高い像振れ補正性能を実現することができる。
また、動き判定制御部124も同様に、ベクトル検出部121の出力をそのまま使用するのではなく、動きベクトル出力制御部122の出力を用いて、動きベクトル検出部121の出力と、角速度センサ102に基づいて演算された角速度移動量とを選択的に利用するようにした。これによって、動きベクトル検出を正しく行うことができないときに、パンニングの動きを妨げるように像振れ補正を行ってしまうことを防止できる。また、逆に移動被写体の動きをパンニングであると誤判定して、固定点撮影性能の性能劣化を招いてしまうような現象を防止し、より高い像振れ補正性能を実現することができる。
(第2の実施形態)
図2(b)は、動きベクトル出力制御部122の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。以下、動きベクトル出力制御部122の動作について具体的に説明する。なお、図1及び図2(a)の各構成部と同一のブロックには、同一の符号を付しており、説明は省略する。
図2(b)は、図2(a)に対し、積分器201の前に角速度入力選択部205が追加されたブロック図となっている。角速度入力選択部205は、減算器105の出力或いはHPF106の出力のいずれか一方を選択して積分器201に供給する。
図8は角速度入力選択部205の処理の流れを示したフローチャートである。角速度入力選択部205は、ステップS100において、基準値演算部104による基準値算出が、撮像装置の電源オン後1回でも行われたかどうかの判定を行う。ステップS100でYESと判定された場合は、ステップS102の処理へと進み、角速度入力選択部205は、角速度入力選択部205の出力として減算器105の出力を選択し、本処理は終了となる。ステップS100でNOと判定された場合は、ステップS101の処理へと進み、角速度入力選択部205は、角速度入力選択部205の出力としてHPF106の出力を選択し、本処理は終了となる。
図9(a)、図9(b)のグラフは、基準値演算部104による基準値算出が行われる前の、減算器105の出力とHPF106の出力の時間による変化を示している。図9(a)は、横軸を時間、縦軸を減算器105の出力としたグラフであり、図9(b)は、横軸を時間、縦軸をHPF106の出力としたグラフである。撮像装置が静止している状態の角速度センサ102の出力は、環境等により変動するオフセット成分を含んでおり、ゼロにならない可能性が高い。よって、基準値演算部104による基準値算出が行われる前は、減算器105の出力は、図9(a)に示すように、固定点を撮影している状況でもゼロを中心とした変動にならない。一方、HPF106の出力は、DC成分をカットするため、基準値が正しく算出できていない状況でも図9(b)に示すように、撮像装置に加えられた振れ成分を抽出することができる。
以上のように、本実施形態における動きベクトル出力制御部122の処理においては、角速度移動量を算出するのに用いる信号を、減算器105の出力とHPF106の出力から選択することができるようにした。HPF106の出力は、フィルタの位相遅れ等の誤差を含むため、減算器105の出力と比較すると、減算器105の出力の方が画像の移動量の検出誤差は小さい。しかし、減算器105の出力は、基準値演算部104による基準値算出が行われるまでは、オフセット成分を含んでいるという欠点を有している。よって、基準値演算部104による基準値算出が行われるまでは、動きベクトル出力制御部122で角速度移動量の演算に用いる信号をHPF106の出力とすることによって、減算器105の出力の欠点を補うことができる。これにより、基準値演算部104による基準値算出が行われる前であって、動きベクトル検出部121の動きベクトル検出結果の信頼性が低いときでも、像振れ補正性能の劣化を防止することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100:撮像装置、102:角速度センサ、103:A/D変換器、104:基準値演算部、105:減算器、106:HPF、107:積分器、108:焦点距離補正部、114:補正光学系、115:撮像光学系、119:撮像素子

Claims (5)

  1. 撮像画像信号から画像の動きを示す動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
    前記動きベクトル検出手段の出力に基づいて演算される演算結果と、装置の振れを検出する角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果とを選択的に出力する選択手段と、
    前記選択手段の出力に基づいて振れ補正量を演算する補正量演算手段と、
    前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御する像振れ制御手段と、を備え、
    記動きベクトル検出手段の出力の信頼性が低い場合に前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を選択し、前記動きベクトル検出手段の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力を前記動きベクトルを検出するための画像の更新期間毎に積分して角度に変換した演算結果を用いてパンニングを判定するとともに、前記像振れ制御手段は、前記動きベクトル検出手段の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を用いて算出された前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御することを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記角速度検出手段の出力を前記動きベクトルを検出するための画像の更新期間毎に積分して角度に変換した演算結果から、補正手段の移動量を差し引くことにより算出される値を用いてパンニングを判定することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 撮像画像信号から画像の動きを示す動きベクトルを検出する動きベクトル検出工程と、
    前記動きベクトル検出工程の出力に基づいて演算される演算結果と、装置の振れを検出する角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果とを選択的に出力する選択工程と、
    前記選択工程の出力に基づいて振れ補正量を演算する補正量演算工程と、
    前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御する像振れ制御工程と、を備え、
    記動きベクトル検出工程の出力の信頼性が低い場合に前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を選択し、前記動きベクトル検出工程の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力を前記動きベクトルを検出するための画像の更新期間毎に積分して角度に変換した演算結果を用いてパンニングを判定するとともに、前記像振れ制御工程は、前記動きベクトル検出工程の出力を用いずに前記角速度検出手段の出力に基づいて演算される演算結果を用いて算出された前記振れ補正量に基づいて、撮像画像の像振れを補正する補正手段を制御することを特徴とする像ブレ補正方法。
  4. 請求項に記載の像ブレ補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 請求項に記載の像ブレ補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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