JP6346535B2 - 集積包装体 - Google Patents

集積包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP6346535B2
JP6346535B2 JP2014194153A JP2014194153A JP6346535B2 JP 6346535 B2 JP6346535 B2 JP 6346535B2 JP 2014194153 A JP2014194153 A JP 2014194153A JP 2014194153 A JP2014194153 A JP 2014194153A JP 6346535 B2 JP6346535 B2 JP 6346535B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
container
tack
tack label
sticking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014194153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016064844A (ja
Inventor
拓磨 田村
拓磨 田村
晃 廣岡
晃 廣岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
Priority to JP2014194153A priority Critical patent/JP6346535B2/ja
Publication of JP2016064844A publication Critical patent/JP2016064844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346535B2 publication Critical patent/JP6346535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

本発明は、集積包装体に関する。より詳しくは、タックラベル付き容器を外装体によって複数個まとめて包装する集積包装体に関する。
従来から、宣伝広告・商品識別表示等(例えば、商品名、製造者名、デザイン等)を有するラベルを容器に装着したラベル付き容器が知られている。さらに商品の宣伝広告機能等を高めるため、ラベルの一部が容器から浮き上がるように、さらには容器端部から突出するように貼着されるタックラベルも広く用いられている。このようなタックラベルは、一般的にPOPラベルと呼ばれる。
円筒状の胴部を有する容器にタックラベルを貼着してなるタックラベル付き容器では、生産ラインや流通過程における振動により、例えば容器が回転して隣接する容器に貼着されたタックラベル同士が接触し、ラベルが容器から剥離するという問題があった。例えば、特許文献1,2には、かかる問題点に鑑みて考案されたタックラベル(POPラベル)が開示されている。
実用新案登録第3147481号公報 特開2012−177869号公報
ところで、タックラベル付き容器を外装体によって複数個まとめて集積包装する場合がある。かかる集積包装体では、生産ラインや流通過程において、タックラベルが外装体と接触し、タックラベルが容器から剥離することがある。その結果、商品の美観が損なわれ商品価値が低下すると共に、なにより本来期待すべき宣伝広告機能等が十分に発揮されないという問題が発生する。外装体との干渉によって生じるタックラベルの剥離という課題は、従来の技術では十分に解決することができない。
即ち、本発明の目的は、タックラベル付き容器を外装体によって複数個まとめて包装する集積包装体において、外装体との干渉により生じるタックラベルの剥離を抑制することである。
本発明に係る集積包装体は、円筒状の胴部、及び上方に向かって次第に縮径した肩部を有する容器と、ラベルの下部に設けられ前記肩部に貼着される貼着部、及びラベルの上部に設けられ前記容器に貼り付かず前記容器から少なくとも一部が浮き上がる非貼着部を有するタックラベルと、前記タックラベルが貼着された前記容器を複数個まとめて包装すると共に、当該各容器を保持するための開口部が複数設けられ、前記タックラベルと接触し得る外装体と、を備える集積包装体であって、前記タックラベルは、ラベル下端部から互いに離反して延びる側縁を有し、前記非貼着部の周縁からラベルの中心に向けて形成された線状のスリット又は折り罫線を有することを特徴とする。
本発明の一態様において、前記スリット又は折り罫線は、前記非貼着部の横方向に最も張り出した側端部を避けて、当該側端部よりもラベル上端部又は前記貼着部に近い位置の少なくとも一方に形成されている。
本発明の一態様において、前記タックラベルは、ラベルの上部が下部よりも横方向に張り出しており、前記スリット又は折り罫線が、前記ラベル上端部からラベルの中心に向かって直線状に形成されている。
本発明の一態様において、前記スリット又は折り罫線の長さは1mm〜5mmである。
本発明の一態様において、前記容器は、前記肩部よりも上方に設けられたキャップを有し、前記タックラベルは、前記貼着部と前記非貼着部の境界位置で曲がり、前記非貼着部の一部が前記キャップの側方に位置するように、前記肩部に貼着されている。
本発明の一態様において、前記貼着部は、ラベルの中心に近づくほど横方向長さが短くなり前記各側縁から離れて形成される。
本発明の一態様によれば、タックラベル付き容器を外装体によって複数個まとめて包装する集積包装体において、外装体との干渉により生じるタックラベルの剥離を抑制することができる。即ち、本発明に係る集積包装体によれば、生産ラインや流通過程における振動により、例えば容器が回転してタックラベルが外装体と接触し、ラベルが容器から剥離することを十分に抑制できる。これにより、商品の美観が損なわれることなく商品価値が維持され、目的とする宣伝広告機能等が発揮される。
本発明に係る集積包装体では、容器から浮き上がった非貼着部が外装体と接触した場合に、例えば当該接触部の近傍、例えば当該接触部とスリット又は折り罫線が形成された部分との間で非貼着部が大きく湾曲し、外装体との接触による力が貼着部に作用し難くなる。つまり、非貼着部に形成されたスリット又は折り罫線は、外装体と接触した部分の近傍において非貼着部を大きく湾曲させる。ゆえに、当該湾曲部で外装体との接触による力が吸収され貼着部まで伝搬し難くなるため、タックラベルの剥離が十分に抑制されると考えられる。なお、非貼着部に形成されたスリット又は折り罫線は、線状であるから目立たず、タックラベルの美観を損なわない。
また、本発明に係る集積包装体では、タックラベルが上方に向かって次第に縮径した肩部に貼着され、ラベル下端縁から互いに離反して延びる側縁を有するため、隣接する容器のラベル同士の干渉も抑制される。
第1実施形態の集積包装体を示す斜視図である。 第1実施形態の集積包装体を構成するタックラベル付き容器を示す平面図である。 第1実施形態の集積包装体を構成するタックラベルを示す平面図である。 図3のAA線断面図である。 第1実施形態の集積包装体の作用効果を説明するための図である。 第2実施形態の集積包装体を示す斜視図である。 第2実施形態の集積包装体を構成するタックラベル付き容器を示す平面図である。 第2実施形態の集積包装体を構成するタックラベルを示す平面図である。 第2実施形態の集積包装体の作用効果を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書では、集積包装体を構成する容器の肩部が下から上に向かって縮径するものとする。容器の肩部は円筒状の胴部よりも上方に位置し、胴部及び肩部が並ぶ方向が集積包装体及び各構成要素の上下方向である。タックラベルの横方向(左右という場合がある)とは、当該上下方向及びラベルの厚み方向に直交する方向である。また、タックラベルの中心とは、ラベルの上下方向中央部を通る横方向に平行な仮想線と、ラベルの横方向中央部を通る上下方向に平行な仮想線との交点である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図5を参照しながら、第1実施形態である集積包装体10について詳細に説明する。
図1は、集積包装体10の斜視図である。
集積包装体10は、タックラベル付き容器11と、当該容器を複数個まとめて包装する外装体30とを備える。タックラベル付き容器11は、容器12と、タックラベル20とで構成される。図1に示す例では、1つの開口部31のみからタックラベル20が露出しているが、タックラベル付き容器11は回転可能であるため、例えば複数の開口部31からタックラベル20が露出する場合もある。容器12は、例えば円筒状の胴部15、及び上方に向かって次第に縮径した肩部16を含む容器本体13と、肩部16よりも上方に設けられ、容器本体13の開口部を塞ぐキャップ14とを有する。タックラベル20は、ラベルの下部に設けられ肩部16に貼着される貼着部22z、及び容器12に貼り付かず容器12から少なくとも一部が浮き上がる非貼着部23z(図2,3参照)を有する。
本実施形態では、互いに同じ形状及び同じ寸法を有する6つのタックラベル付き容器11が3つずつ2列で並び、隣り合う容器同士が接触した状態で外装体30に収容されている。但し、集積包装体10を構成するタックラベル付き容器11の個数、配列等は、特に限定されない。
外装体30は、複数のタックラベル付き容器11をまとめて包装するものである。詳しくは後述するように、外装体30は、例えばタックラベル付き容器11が回転したときにタックラベル20と接触する。即ち、少なくともタックラベル20が貼着される容器12の肩部16は、外装体30に覆われている。外装体30には、タックラベル付き容器11(容器12)を保持するための開口部31,32が複数設けられている。開口部31,32に容器12の一部が嵌ることで容器12が保持され、タックラベル付き容器11が外装体30から抜け落ちることを抑制できる。
外装体30は、例えば1枚のシートから構成され、天面部30a、底面部30b、及び側面部30c,30dを有し、複数のタックラベル付き容器11を包み込むように包装する。当該シートには板紙を用いることが好ましく、例えば底面部30bで板紙の両端が貼り合わされる。本実施形態では、外装体30は、いわゆるクラスターパックであり、側面部30c,30dの上端部及び下端部に、それぞれ3つずつ合計12個の開口部31,32が形成されている。開口部31により容器12のキャップ14が保持され、開口部32により容器本体13の底部が保持される。側壁部30c,30dは、胴部15に対応する部分が底面部30bに対して略垂直で上下方向に立ち上がっており、肩部16に対応する上部が天面部30a側に向かって内側(タックラベル付き容器11側)に傾斜している。側壁部30c,30dの底面部30bに近接する部分も、底面部30b側に向かって内側に傾斜している。なお、天面部30aに把持用の指入れ孔が形成されていてもよく、側面部30c,30dのいずれかに開封用の切断補助線等が形成されていてもよい。
図2はタックラベル付き容器11の平面図、図3はタックラベル20の平面図である。
タックラベル付き容器11は、容器12にタックラベル20が貼着されてなる。容器12を構成する容器本体13は、上記のように、円筒状の胴部15、及び胴部15の上端から上方に向かって次第に縮径した肩部16を有する。容器本体13には、内容物(例えば、飲料等の液状物、ペースト等の粘稠物、又は粉末等の固形物等)が充填される。容器12は、金属製、樹脂製、陶器製又はガラス製等のいずれであってもよく、容量についても特に限定されない。容器12を構成するキャップ14は、例えばスクリューキャップであって、容器本体13には肩部16よりも上方のキャップ14で隠れている部分にネジ溝が形成されている。
タックラベル付き容器11では、上記のように、肩部16にタックラベル20が貼着されている。容器12に貼着可能な貼着部22zはタックラベル20の下部のみに設けられ、タックラベル20は肩部16のみに貼着されることが好適である。本実施形態では、タックラベル20が貼着部22zと非貼着部23zの境界位置で曲がり、非貼着部23zの一部がキャップ14の側方に位置するように、肩部16に貼着されている。即ち、タックラベル20の上部は容器12に貼り付かず、容器12の側面から少なくとも一部、特にラベルの左右が浮き上がって上下方向に沿うように配置される。かかる貼着形態により、タックラベル20が目立ち易くなり、例えば商品の宣伝広告機能を高めることができる。
図2に示す例では、タックラベル20がキャップ14よりも上方に突出しないように貼着されているが、タックラベル20は、上縁20aがキャップ14の上端部から上方に突出するように貼着されてもよい。また、1つの容器12に複数のタックラベル20を貼着してもよい。タックラベル付き容器11には、シュリンクラベル、ストレッチラベル等のタックラベル20以外のラベルを装着することができ、当該ラベルにより、例えば商品名、製造者名、ロゴマーク、デザイン、商品説明等の表示を設けることができる。当該表示は、容器12の表面に直接形成されてもよい。
タックラベル20は、下端部20Bから互いに離反して延びる側縁20c,20dを有する(図3参照)。即ち、タックラベル20は、下端部20Bに近づくほど横方向長さが短くなり先細りした形状である。これにより、隣接するタックラベル付き容器11のラベル同士の干渉が抑制される。本実施形態では、ラベルの下縁20b(下端部20B)が横方向に沿って直線状に形成され、ラベルの上縁20a及び側縁20c,20dが緩やかに湾曲した曲線状に形成されている。上縁20aは上方に凸となるように、側縁20c,20dは互いに離れる方向に凸となるようにそれぞれ湾曲しており、各縁部の境界には尖った角部が存在せず丸みが付けられている。上縁20aはタックラベル20の横方向中央部が上方に最も膨出しており、当該横方向中央部がラベルの上端部20Aとなっている。
タックラベル20は、下端部20Bから少なくともラベルの上下方向中央部まで、側縁20c,20dが互いに離反して延びることが好適である。本実施形態では、タックラベル20の上部が下部よりも横方向に張り出し、タックラベル20は上下方向中央部よりもやや上端部20A側に横方向に最も張り出した側端部20C,20Dを有する。タックラベル20は、平面視において団扇の扇部のような形状を有している。タックラベル20は、上端部20A及び中心αを通る上下方向に沿った仮想線(以下、中心線という)に対して左右対称である。なお、タックラベルの形状は、下端部から互いに離反して延びる側縁を有していれば特に限定されず、例えば菱形、台形、又は三角形等であってもよい。
貼着部22zは、例えばラベルの下端部20Bからラベルの上下方向長さの1/5〜1/3程度の範囲に設けられる。貼着部22zは、中心αに近づくほど横方向長さが短くなり側縁20c,20dから離れて形成されることが好適である。貼着部22zは、例えばラベルの下縁20bから上方に凸となる山形(平面視略半円形状)に形成される。容器本体13は円筒状であるため、例えば肩部16の上端部近傍までタックラベル20を左右全長に亘って貼着すると、非貼着部23zが前方に倒れ易く(折れ曲がり易く)なる。貼着部22zを上方に凸となる山形に形成することで、非貼着部23zが前方に倒れることなく、非貼着部23zが上下方向に沿うように配置されたラベルの良好な貼着形態が得られる。
タックラベル20は、非貼着部23zの周縁からラベルの中心αに向けて形成された線状のスリット25を有する。スリット25の詳細については後述する。
図4は、タックラベル20の上下方向断面を示す。
タックラベル20は、ラベル基材21と、ラベル基材21の一方の面上に形成された粘着剤層22とを有する。本実施形態では、粘着剤層22上に非粘着性の隠蔽層23が形成されており、ラベル基材21の他方の面上に印刷層24が形成されている。隠蔽層23が形成された領域が容器12に貼り付かない非貼着部23zとなり、隠蔽層23が形成されず粘着剤層22が露出した領域が貼着部22zとなる。なお、印刷層24は、ラベル基材21と粘着剤層22との間に形成されていてもよいし、ラベル基材21の両面に形成されていてもよい。
ラベル基材21には、従来公知の樹脂フィルムを適用できる。樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素系樹脂、及びポリアミド系樹脂などの樹脂から選択される少なくとも1種からなる単層又は積層フィルムが例示できる。また、ラベル基材21は、透明又は不透明のいずれであってもよく、アルミニウム等の金属、不織布、又は紙等からなる層を有していてもよい。ラベル基材21の厚みは、例えば50μm〜500μm、好ましくは70μm〜200μmである。
粘着剤層22は、例えばラベル基材21の一方の面の略全域に形成される。本実施形態では、上記のように粘着剤層22上に隠蔽層23を形成して、貼着部22z及び非貼着部23zを設けている。但し、タックラベル20は、貼着部22zのみに選択的に粘着剤層22を形成し、隠蔽層23を有さない構成としてもよい。粘着剤層22は、ラベル基材21上に接着剤を塗工して形成される。粘着剤層22を構成する接着剤としては、特に限定されないが、好ましくは常温で粘着性を有する感圧型接着剤である。例えば、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロック共重合体、スチレン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体等の合成ゴム系、アクリル樹脂系、オレフィン樹脂系、ウレタン樹脂系、及びエチレン‐酢酸ビニル共重合体などの接着剤から選択される少なくとも1種を用いることができる。
隠蔽層23は、貼着部22zとなる領域を残して粘着剤層22上に形成される。隠蔽層23は、例えば離型性に優れたシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、及び各種ワックス等の少なくとも1つを添加した印刷インキ(例えば、紫外線硬化型インキ)を粘着剤層22上に塗工した後、乾燥や紫外線照射等によってインキ成分を固化することで形成できる。本実施形態では、ラベル基材21の下部において、下端部20Bを含む平面視略半円形状(図3参照)の領域を残して隠蔽層23が形成されている。
印刷層24は、例えば消費者の購買意欲を刺激するような表示をタックラベル20に付与する。具体例としては、キャンペーン情報、商品の特徴、キャッチフレーズ、商品名、製造者名、ロゴマーク等が挙げられる。また、印刷層24の表示は、内容物の危険性、使用者制限、使用上・保存上の注意等の消費者に対する警告表示であってもよい。印刷層24は、例えばラベル基材21が透明である場合、白ベタ印刷等の背景印刷層を含むことが好適である。
印刷層24は、例えば所望の顔料、染料等の色材、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等のバインダ樹脂、及び各種添加剤などを含む印刷インキを用いて、上記の表示に応じた任意のパターンで、従来公知の印刷法(例えば、凸版印刷、凸版輪転印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)により印刷インキをラベル基材21上に塗工した後、乾燥や紫外線照射等によってインキ成分を固化することで形成できる。印刷層24の厚みは、特に限定されないが、0.1μm〜15μmが好ましく、0.2μm〜10μmがより好ましい。印刷インキとしては、紫外線硬化型インキ、油性インキ、水性インキなどを用いることができる。
ラベル基材21上には、上記の層以外の層を設けてもよい。例えば、滑り性、耐擦傷性、帯電防止性等の少なくともいずれかの機能をタックラベル20に付与するため、ラベルの最表面(例えば、印刷層24上)に透明なオーバーコート層を設けてもよい。
以下、図2及び図3をさらに参照しながら、タックラベル20のスリット25について詳説する。
タックラベル20は、上記のように、非貼着部23zの周縁からラベルの中心αに向けて形成された線状のスリット25を有する。スリット25は、線状の切り込み(カット部)であって、非貼着部23zを線状にカットして形成される。スリット25は、細い線状であるから目立たず、例えば印刷層24の表示やタックラベル20の外形に影響を与えず、タックラベル20の美観を損なわない。詳しくは後述するように、スリット25は、非貼着部23zが外装体30と接触した際に、接触部分の周辺で非貼着部23zを大きく湾曲させ、外装体30との接触による力が貼着部22zに作用することを抑制する役割を果たす。
スリット25は、例えば非貼着部23zの周縁から中心αに向けて直線状に形成される。スリット25の長さは、1mm〜5mmが好ましく、1.5mm〜4mmが特に好ましい。スリット25を長くし過ぎるとタックラベル20が破断するといった不具合が発生し易くなるが、スリット25の長さが当該範囲内であれば、タックラベル20の損傷及び外装体30との接触によるタックラベル20の剥離を十分に抑制できる。なお、スリット25は、非貼着部23zの周縁から中心αに向けて形成されるものであれば、直線状に限定されず、例えば緩やかに湾曲した曲線状であってもよい。
スリット25は、非貼着部23zの横方向に最も張り出した側端部20C,20Dを避けて、当該側端部よりも上端部20A又は貼着部22zに近い位置の少なくとも一方に形成されることが好適である。側端部20C,20Dは、タックラベル付き容器11が回転した場合に外装体30と接触し易い部分であるから、ここにスリット25を形成しても非貼着部23zの湾曲効果は得られ難く、また、例えば外装体30と接触したときに非貼着部23zの破断や外装体30(開口部31の縁部等)への引っ掛かり等が発生し易くなる。このため、側端部20C,20Dからある程度離れた位置にスリット25を形成することが好ましい。
本実施形態では、上端部20Aからラベルの中心αに向かって直線状にスリット25が形成されている。タックラベル20は、例えばラベルの上端部20Aから形成される1本のスリット25を有する。左右対称であるタックラベル20に1本のスリット25を形成する場合、ラベルの横方向中央にスリット25を形成することが好適である。スリット25は、例えば中心線上に1mm〜5mmの長さで形成される。なお、スリット25は複数形成されてもよく、例えば上端部20Aから形成されるスリット25に加えて、貼着部22zの近傍に2本のスリット25を形成してもよい。複数のスリット25を形成する場合、中心線に対して左右対称となる位置に各スリット25を形成することが好適である。
なお、スリット25の代わりに折り罫線を形成してもよい。折り罫線は、当該罫線が形成された部分で非貼着部23zを折れ曲がり易くし、スリット25と同様の機能を発揮する。折り罫線としては、ミシン目線、ハーフカット線、又はこれらの組み合わせが好ましい。また、スリット25と折り罫線を併用してもよい。
図5は、タックラベル20の非貼着部23zが外装体30と接触した様子を示す。
集積包装体10では、生産ラインや流通過程における振動により、例えば外装体30内でタックラベル付き容器11が回転し、タックラベル付き容器11のタックラベル20が外装体30の側面部30c,30d(開口部31の縁部等)と接触する場合がある。容器12から少なくとも一部が浮き上がった非貼着部23zと外装体30との接触は、横方向に最も張り出した側端部20C,20Dで起こり易い。例えば、側端部20Dが外装体30と接触した場合、側端部20Dの近傍で非貼着部23zが大きく湾曲し、外装体30との接触による力が貼着部22zに作用し難くなる。つまり、タックラベル20の周縁からラベルの中心αに向けて形成されたスリット25は、外装体30と接触する側端部20Dの近傍において非貼着部23zを大きく湾曲させる。ゆえに、当該湾曲部で外装体30との接触による力が吸収され貼着部22zまで伝搬し難くなるため、外装体30との接触により生じ得るタックラベル20の剥離が十分に抑制されると考えられる。
以上のように、集積包装体10によれば、タックラベル付き容器11を外装体30によって複数個まとめて包装する集積包装体において、外装体30との干渉により生じるタックラベル20の剥離を抑制することができる。これにより、商品の美観が損なわれることなく商品価値が維持され、目的とする宣伝広告機能等が発揮される。集積包装体10では、長距離の輸送(例えば、1000kmの輸送)によってもタックラベル20の剥離が発生しないことが確認されている。
<第2実施形態>
以下、図6〜図9を参照しながら、第2実施形態である集積包装体50について詳細に説明する。第1実施形態と実質的に同一の構成については、重複する説明を省略する。
図6は、集積包装体50の斜視図である。
集積包装体50は、タックラベル付き容器51と、当該容器を複数個まとめて包装する外装体70とを備える。タックラベル付き容器51は、第1実施形態の場合と同じ容器12と、タックラベル60(図7,8参照)とで構成される。タックラベル60は、タックラベル20と同様に、ラベルの下部に設けられ肩部16に貼着される貼着部62z、及びラベルの上部に設けられ容器12に貼り付かず容器12から少なくとも一部が浮き上がる非貼着部63zを有する。
本実施形態では、互いに同じ形状及び同じ寸法を有する3つのタックラベル付き容器51が1列に並び、隣り合う容器同士が接触した状態で外装体70により集積されている。但し、集積包装体50を構成するタックラベル付き容器51の個数、配列等は、特に限定されない。
外装体70は、複数のタックラベル付き容器51をまとめて包装するものである。外装体70は、タックラベル60が貼着される容器12の肩部16を覆っており、例えばタックラベル付き容器51が回転したときにタックラベル60と接触する。外装体70には、タックラベル付き容器51(容器12)を保持するための開口部71,72がそれぞれ複数設けられている。外装体70は、キャップ14を開口部71の縁部に引っ掛けてタックラベル付き容器51を保持するネックホルダーである。
外装体70は、例えば1枚の板紙から構成され、容器本体13の上部(胴部15の上部及び肩部16の全体)を覆う本体部73と、本体部73から上方に延びた把持部74とを有する。本体部73は、タックラベル付き容器51が並ぶ方向を軸方向とする略三角柱形状である。キャップ14を保持する開口部71は、本体部73の上部から把持部74の下部に亘って形成され、胴部15を保持する開口部72は、本体部73の底面部に胴部15の直径よりもやや大きな円形状に形成される。中央の開口部71は、両端の開口部71よりも大きく形成されており、指掛け孔として利用される。
図7はタックラベル付き容器51の平面図、図8はタックラベル60の平面図である。
タックラベル付き容器51は、容器12の肩部16にタックラベル60が貼着されてなる。本実施形態においても、タックラベル60が貼着部62zと非貼着部63zの境界位置で曲がり、非貼着部63zの一部がキャップ14の側方に位置するように、肩部16のみに貼着されている。即ち、タックラベル60の上部は容器12に貼り付かず、容器12の側面から少なくとも一部、特にラベルの左右が浮き上がって上下方向に沿うように配置される。なお、ラベルの上端部60Aがキャップ14の上端部から上方に突出するようにタックラベル60を貼着してもよく、また1つの容器12に複数のタックラベル60を貼着してもよい。
タックラベル60は、下端部60Bから互いに離反して延びる側縁60c,60dを有する。即ち、タックラベル60は、下端部60Bに近づくほど横方向長さが短くなり先細りした形状である。本実施形態では、さらにタックラベル60の上下方向中央部から上端部60Aに近づくほど横方向が短くなって先細りし、タックラベル60は平面視において木の葉のような形状を有する。側縁60c,60dは互いに離れる方向に凸となるように湾曲しており、各側縁の両端がラベルの上端部60A、下端部60Bでそれぞれつながっている。タックラベル60は、上下方向中央部が横方向に最も張り出しており、ラベルの上下方向中央部を通る横方向に平行な仮想線及びラベルの横方向中央部を通る上下方向に平行な仮想線(中心線)に対して、それぞれ左右対称である。
貼着部62zは、例えばラベルの下端部60Bからラベルの上下方向長さの1/5〜1/3程度の範囲に設けられる。本実施形態では、貼着部62zの上部が中心βに近づくほど横方向長さが短くなり側縁60c,60dから離れて形成される。これにより、非貼着部63zが上下方向に沿うように配置されたラベルの良好な貼着形態が得られる。貼着部62zの上部は、例えば上方に凸となる山形(平面視略台形状)に形成される。
タックラベル60は、タックラベル20と同様に、非貼着部63zの周縁からラベルの中心βに向けて形成された線状のスリット65を有する。スリット65は、例えば非貼着部63zの周縁から中心βに向けて直線状に非貼着部23zをカットして形成される。スリット65の長さは、1mm〜5mmが好ましく、1.5mm〜4mmが特に好ましい。なお、スリット65は、非貼着部63zの周縁から中心βに向けて形成されるものであれば、直線状に限定されず、例えば緩やかに湾曲した曲線状であってもよい。
スリット65は、非貼着部63zの横方向に最も張り出した側端部60C,60Dを避けて、当該側端部よりも貼着部62zに近い位置に形成されることが好適である。即ち、側端部60C,60Dと貼着部62zの間において、貼着部62zに近接する位置に左右1本ずつ合計2本のスリット65が形成される。各スリット65は、例えば中心線に対して左右対称となる位置に形成される。なお、スリット65の代わりに上述の折り罫線を形成してもよい。また、スリット65は、上記の2本に加えて、側端部60C,60Dと上端部60Aの間において形成されていてもよい。
図9は、タックラベル60の非貼着部63zが外装体70と接触した様子を示す。
集積包装体50では、生産ラインや流通過程における振動により、例えば外装体70内でタックラベル付き容器51が回転し、タックラベル60が外装体70の開口部71の縁部等と接触する場合がある。容器12から浮き上がった非貼着部63zと外装体70との接触は、横方向に最も張り出した側端部60C,60Dで起こり易い。例えば、側端部60Dが外装体70と接触した場合、側端部60Dの近傍で非貼着部63zが大きく湾曲し、外装体70との接触による力が貼着部62zに作用し難くなる。つまり、スリット65は、外装体70と接触する側端部60Dの近傍において非貼着部63zを大きく湾曲させる。ゆえに、当該湾曲部で外装体70との接触による力が吸収され貼着部62zまで伝搬し難くなるため、外装体70との接触により生じ得るタックラベル60の剥離が十分に抑制される。集積包装体50では、長距離の輸送(例えば、1000kmの輸送)によってもタックラベル60の剥離が発生しないことが確認されている。
上記各実施形態は、適宜設計変更可能であり、例えば各実施形態の構成を組み合わせてもよく、或いは互いに置換してもよい。例えば、外装体70を用いて複数のタックラベル付き容器11を集積してもよい。また、外装体30を用いて複数のタックラベル付き容器51を集積してもよい。
10,50 集積包装体、11,51 タックラベル付き容器、12 容器、13 容器本体、14 キャップ、15 胴部、16 肩部、20,60 タックラベル、20a 上縁、20b 下縁、20c,20d,60c,60d 側縁、20A,60A 上端部、20B,60B 下端部、20C,20D,60C,60D 側端部、21,61 ラベル基材、22 粘着剤層、22z,62z 貼着部、23 隠蔽層、23z,63z 非貼着部、24 印刷層、25,65 スリット、30,70外装体、30a 天面部,30b 底面部,30c,30d 側面部、31,32,71,72 開口部、73 本体部、74 把持部、α,β 中心

Claims (4)

  1. 円筒状の胴部、及び上方に向かって次第に縮径した肩部を有する容器と、
    ラベルの下部に設けられ前記肩部に貼着される貼着部、及びラベルの上部に設けられ前記容器に貼り付かず前記容器から少なくとも一部が浮き上がる非貼着部を有するタックラベルと、
    前記タックラベルが貼着された前記容器を複数個まとめて包装すると共に、当該各容器を保持するための開口部が複数設けられ、前記タックラベルと接触し得る外装体と、
    を備える集積包装体であって、
    前記タックラベルは、ラベル下端部から互いに離反して延びる側縁を有し、前記非貼着部の周縁からラベルの中心に向けて形成された線状のスリット又は折り罫線を有し、かつラベルの上部が下部よりも横方向に張り出しており、
    前記スリット又は前記折り罫線は、前記非貼着部の横方向に最も張り出した側端部を避けて、前記ラベル上端部からラベルの中心に向かって直線状に形成されている、集積包装体。
  2. 前記スリット又は折り罫線の長さは、1mm〜5mmである、請求項1に記載の集積包装体。
  3. 前記容器は、前記肩部よりも上方に設けられたキャップを有し、
    前記タックラベルは、前記貼着部と前記非貼着部の境界位置で曲がり、前記非貼着部の一部が前記キャップの側方に位置するように、前記肩部に貼着されている、請求項1又は2に記載の集積包装体。
  4. 前記貼着部は、ラベルの中心に近づくほど横方向長さが短くなり前記各側縁から離れて形成される、請求項1〜のいずれか1項に記載の集積包装体。
JP2014194153A 2014-09-24 2014-09-24 集積包装体 Active JP6346535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194153A JP6346535B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 集積包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014194153A JP6346535B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 集積包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064844A JP2016064844A (ja) 2016-04-28
JP6346535B2 true JP6346535B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=55804937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014194153A Active JP6346535B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 集積包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346535B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10139064A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Fuji Seal Co Ltd 容器保持具
JP3816659B2 (ja) * 1998-01-27 2006-08-30 株式会社フジシールインターナショナル 容器
JP3471621B2 (ja) * 1998-07-17 2003-12-02 株式会社コーセー 広告ラベル及びその製造方法
US6736260B2 (en) * 2002-08-14 2004-05-18 Graphic Packaging International, Inc. Neck-through the top carton
US7140135B2 (en) * 2003-05-01 2006-11-28 Wisconsin Label Corporation Flag label
JP2007017725A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Asahi Printing Co Ltd 起き上がりラベル
JP2007108492A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Lion Corp ラベルおよびその貼付用治具
JP2012192961A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Fuji Seal International Inc ラベル付き物品
JP5849318B2 (ja) * 2011-09-02 2016-01-27 株式会社フジシール Popラベル、及びラベル付き容器
JP3177283U (ja) * 2012-05-16 2012-07-26 株式会社友功社 部分糊付けpopラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016064844A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005517981A (ja) 接着剤塗布薄膜ラベル
JP6171196B2 (ja) 蓋材、保形シート付き蓋材、及び包装体
JP6236003B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙
JP5849318B2 (ja) Popラベル、及びラベル付き容器
JP6182782B2 (ja) ラベル付き容器
JP2013130694A (ja) 改竄防止機能付きラベル
JP6346535B2 (ja) 集積包装体
JP5205106B2 (ja) ラベル付き商品
JP6308767B2 (ja) 結束用タックラベル
JP2012192961A (ja) ラベル付き物品
JP3200357U (ja) 医薬品情報付与ラベルシート及び医薬品情報付与ラベルシートが貼着されている医薬品包装体
JP6375814B2 (ja) 包装紙一体型配送伝票
JP6130702B2 (ja) Popラベル及びラベル付き容器
JP6322865B2 (ja) ブックレットラベルおよび被着体
JP4907205B2 (ja) ボトルネック用ラベル
CN210722143U (zh) 一种通用型防起翘标签
JP6955394B2 (ja) Popラベル、及びラベル付き物品
JP5648337B2 (ja) 配送伝票
JP2024099385A (ja) 容器
JP2018151448A (ja) ラベル付き物品
JP6633431B2 (ja) Popラベル及びpopラベル付き容器
JP2017047945A (ja) ラベル付き容器
JP3147481U (ja) 容器貼付用シール
JP6629655B2 (ja) キャンペーンラベル及びラベル連続体
JP2020154211A (ja) ラベルおよびラベル付き物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250