JP6633431B2 - Popラベル及びpopラベル付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、POPラベル、及びPOPラベルが容器の曲面部に沿った状態で貼着されたPOPラベル付き容器に関する。
従来、商品名、絵柄、製造者名、ロゴマーク、商品説明等を表示するラベル(例えば、熱収縮性ラベル、ストレッチラベル、粘着ラベル、感熱ラベル、グルーラベル、紙ラベル等)を容器表面に取り付けたラベル付き容器が知られている。当該ラベル付き容器では、かかるラベル(以下、「容器ラベル」という場合がある)の他に、商品の特徴やキャッチコピー、キャンペーン情報等を強調して表示するラベルを容器表面から浮かせた状態で貼着する場合がある(特許文献1〜3等参照)。このような貼着形態で使用されるラベルは、一般的にPOP(ポップ)ラベルと呼ばれる。例えば、特許文献1には、第1ラベルと、第1ラベルの表面に剥離可能に接着された第2ラベルとを備えた二層構造として表示面積を拡大したPOPラベルが開示されている。
特許第4557101号公報 実用新案登録第3147481号公報 特開2012−177869号公報
ところで、特許文献1に開示されるような二層構造のPOPラベルは、二層構造のためラベルの剛性が高く、例えば被着体の曲面部に沿って貼着された場合にラベルが元の平坦な形状に戻ろうとする復元力が強く、ラベルが被着体の表面から剥がれ易いという課題がある。
かかるPOPラベルの剥離を抑制する手段として、貼着部全体を一層構造とし、且つ貼着面積を小さくすることが考えられるが、この場合、貼着面積が小さくなりPOPラベルが被着体から剥離しやすくなる虞がある。さらに、貼着部と非貼着部との境界でPOPラベルが折れ曲がりやすくなる虞がある。また、例えば、被着体に対するラベルの接着力を強くすることも考えられるが、この場合、意図的なラベルの剥離も困難になる。例えば、POPラベルにより表示されるキャンペーン期間中に商品が完売しなかった場合、POPラベルを剥がして販売したいという要求がある。しかし、被着体に対するPOPラベルの接着力を強くすると、ラベルを綺麗に剥がすことができず、商品の見栄えが悪くなることが想定される。また、容器表面に取り付けられた容器ラベル上にPOPラベルが貼着される場合は、容器ラベルが破れることも考えられる。
本発明の目的は、表示面積及び貼着面積を保ちつつ、被着体の表面に追従して貼着できる二層構造のPOPラベルを提供することである。さらに、被着体に貼着した際に折れ曲がり難く、良好なラベルの貼着形態が得られる二層構造のPOPラベルを提供することである。
本発明に係るPOPラベルは、第1ラベルと、前記第1ラベルの表面に剥離可能に接着された第2ラベルとを備えた二層構造を有し、被着体の表面に貼着される貼着部と、前記被着体の表面に貼着されない非貼着部とに区分けされるPOPラベルであって、前記貼着部は、当該貼着部と前記非貼着部が並ぶ縦方向に直交する横方向の両端部に、前記第2ラベルの端から前記第1ラベルがそれぞれ張り出した2つの張り出し部を有し、前記貼着部及び前記非貼着部の横方向中央部は、縦方向全長にわたって二層構造を有することを特徴とする。
本発明に係るラベル付き容器は、曲面部を有する容器と、前記POPラベルとを備え、前記POPラベルは、前記貼着部が前記容器の前記曲面部に沿った状態で貼着されていることを特徴とする。
本発明に係るPOPラベルによれば、被着体の表面に貼着される貼着部の横方向両端部に第1ラベルのみからなる張り出し部を形成して当該横方向両端部の剛性を低くすることで、貼着部が被着体の表面から剥がれることを抑制できる。例えば、被着体の曲面部に沿ってPOPラベルを貼着した場合は、特に貼着部の横方向両端部が被着体から剥がれ易くなるが、本発明に係るPOPラベルによれば、張り出し部の効果により容器への貼着面積を確保しつつ貼着部の横方向両端部でラベルの復元力が抑えられる。このため、ラベルの貼着部が被着体の表面から剥がれ難くなる。
本発明に係るPOPラベルは、被着体に対するラベルの接着力を極度に強くしなくても被着体の表面に追従して貼着でき、その結果、被着体から剥離する際には容易に剥離することができる。さらに、例えば、容器表面に取り付けられた容器ラベル上にPOPラベルが貼着された場合であっても、容器ラベルが破れることなくPOPラベルを剥がすことが可能である。
貼着部の横方向両端部は、上述の通り第1ラベル(張り出し部)のみからなる。他方、貼着部及び非貼着部(POPラベル)の横方向中央部は、2枚のラベルから構成されている。このため、POPラベルの横方向中央部は、縦方向全長にわたって剛性が高く、ラベルが折れ曲がり難くなり、良好なラベルの貼着形態が得られる。
実施形態の一例であるPOPラベル付き容器を示す図である。 図1中の矢印αの方向からPOPラベル付き容器を見た斜視図である。 実施形態の一例であるPOPラベルの平面図である。 図3中のI−I線断面図である。 実施形態の一例である第1ラベルの平面図である。 実施形態の一例であるPOPラベルにおいて、第2ラベルを捲る様子を示す図である。 実施形態の他の一例であるPOPラベルの平面図である。 実施形態の他の一例であるPOPラベルの平面図である。 実施形態の他の一例であるPOPラベルの平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書では、POPラベルの貼着部と非貼着部が並ぶ方向を「縦方向」とし、当該縦方向及びラベルの厚み方向に直交する方向を「横方向」とする。また、POPラベルの被着体に貼着される面を「裏面」とし、裏面と反対側の面を「表面」とする。実施形態の説明においては、縦方向を上下方向という場合がある(貼着部側が下)。
図1及び図2は、実施形態の一例であるPOPラベル付き容器10を示す図である。図1及び図2に示すように、POPラベル付き容器10は、曲面部を有する容器11と、容器11の表面に貼着されたPOPラベル12とを備える。POPラベル付き容器10では、POPラベル12の貼着部40が容器11の曲面部に沿った状態で貼着されている。ここで、曲面部とは容器11の表面が湾曲又は屈曲した部分である。貼着部40は、容器11の表面に貼着される部分であって、後述する第1ラベル20の粘着剤層22がPOPラベル12の裏面に露出した部分である。
容器11は、例えば内容物が充填される容器本体13と、容器本体13の開口部を塞ぐキャップ17とを有する。容器本体13は、略円筒状の胴部14と、胴部14よりも直径が小さな略円筒状の首部15と、胴部14と首部15をつなぎ首部15に近づくほど次第に縮径した肩部16とを有する。キャップ17は、首部15に取り付けられている。胴部14、首部15、肩部16、及びキャップ17は、いずれも上下方向に沿った表面(以下、「側面」という場合がある)が湾曲している。なお、容器本体13に充填される内容物、容量等は特に限定されない。また、容器11は金属製、樹脂製、ガラス製等のいずれであってもよい。
本実施形態では、POPラベル12が貼着される被着体として容器11を例示するが、被着体はこれに限定されず、例えば曲面部を有さない容器、又は容器以外の物品であってもよい。以下では、容器11の容器本体13とキャップ17が並ぶ方向を「上下方向」とし、キャップ17側を上とする。上下の用語は、上述の通りPOPラベル12についても使用する。
容器11は、一般的に商品名、絵柄、製造者名、ロゴマーク、商品説明等を表示するための容器ラベル18を有する。POPラベル付き容器10では、胴部14の表面に容器ラベル18が巻き付けられている。容器ラベル18は、例えばラベル基材と、ラベル基材の表面に設けられた印刷層と、ラベル基材の裏面に設けられた粘着剤層とを有するタックラベルである。図1に示す例では、胴部14の上端近傍から下端近傍に亘って、容器ラベル18が胴部14の側面に密着している。容器ラベル18を構成するラベル基材には、例えば紙を主成分とする紙基材が用いられる。
POPラベル12は、第1ラベル20と、第1ラベル20の表面に剥離可能に接着された第2ラベル30とを備えた二層構造を有し、容器11の表面に貼着される貼着部40と、容器11の表面に貼着されない非貼着部41(図中、ドットで示す)とに区分けされる。POPラベル付き容器10では、貼着部40が胴部14の上部に貼着され、貼着部40は湾曲した胴部14の側面に密着している。そして、非貼着部41を含むPOPラベル12の全体が胴部14の形状に対応して湾曲している。容器11には1枚のPOPラベル12が貼着されているが、複数のPOPラベル12が貼着されていてもよい。
POPラベル12は、非貼着部41が胴部14の上端から上方に延び、容器11の表面から離れて肩部16及びキャップ17と対向した状態となるように、貼着部40が胴部14の上部に貼着される。即ち、非貼着部41は容器11の表面に貼り付かず、容器11の表面から浮いた状態である。かかる貼着形態により、POPラベル12が目立ち易くなり、例えば商品の宣伝広告機能を高めることができる。POPラベル付き容器10では、POPラベル12(非貼着部41)の上端がキャップ17の上下方向中央部と対向する位置にあるが、POPラベル12の上端はキャップ17の上端を超えて上方に突出していてもよい。
POPラベル付き容器10では、貼着部40が透明であり、容器ラベル18上に貼着されている。即ち、POPラベル12の一部が容器ラベル18を覆っている。貼着部40には文字や絵柄等が表示されていてもよいが、貼着部40が容器ラベル18上に貼着される場合は、貼着部40は無色透明であることが好ましい。この場合、貼着部40を通して容器ラベル18を視認することができる。
以下、図3〜図6を更に参照しながら、POPラベル12の構成について詳説する。図3はPOPラベル12の平面図、図4は図3中のI−I線断面図である。図4は、図面の
明瞭化のため、第1ラベル20と第2ラベル30を分離して示す。図5は第1ラベル20の平面図であり、図6は第2ラベル30のカバー部37を捲る様子を示す。
図1〜図4に示すように、POPラベル12は、第1ラベル20と、第1ラベル20からはみ出すことなく第1ラベル20上に接着された第2ラベル30とを備える。第2ラベル30は、その全体が第1ラベル20の表面から剥離可能であってもよいが、好ましくは第2ラベル30の一部のみが剥離可能である。POPラベル12は、二層構造を有することにより、例えば単層構造の場合と比較して表示面積を拡大することができる。詳しくは後述するが、第1ラベル20には秘密情報表示領域A23が形成され、第2ラベル30は秘密情報表示領域A23を隠蔽する役割を果たす。第2ラベル30は、第1ラベル20の表面から剥離可能なカバー部37を有する。POPラベル12は、カバー部37を捲ることで秘密情報表示領域A23が視認可能な設計である。
POPラベル12は、上述の通り貼着部40と、非貼着部41とに区分けされる。貼着部40及び非貼着部41のいずれも、第1ラベル20及び第2ラベル30によって構成される。本実施形態では、非貼着部41に後述の印刷層23,33が設けられ、非貼着部41にキャッチコピー等が表示される。他方、貼着部40は容器ラベル18を隠さないように無色透明であることが好ましく、後述のラベル基材21,31には無色透明の樹脂フィルムが用いられる。
そして、貼着部40の横方向両端部には、第1ラベル20が第2ラベル30の端からそれぞれ張り出した2つの張り出し部42が形成される。これら2つの張り出し部42以外の第1ラベル20上には、第2ラベル30が積層されている。また、非貼着部41にはスリット26,36が形成される。張り出し部42及びスリット26,36はいずれも、容器11の表面からPOPラベル12が剥がれることを抑制する。
第1ラベル20は、ラベル基材21(第1ラベル基材)と、ラベル基材21の裏面において貼着部40に対応する範囲に設けられた粘着剤層22(第1粘着剤層)とを有する。図4に示す例では、貼着部40に対応する範囲を超えてラベル基材21の裏面全体に粘着剤層22が設けられている。そして、ラベル基材21の上側半分、好ましくは上側2/3程度の範囲に、粘着剤層22を覆って糊抑え層24が設けられる。粘着剤層22の粘着力を弱める又は隠蔽する糊抑え層24により、ラベル基材21の上側2/3程度の範囲に、容器11の表面に貼り付かない非貼着部41が形成される。換言すると、第1ラベル20の裏面の下側半分、好ましくは下側1/3程度の範囲で粘着剤層22が露出し、これによりPOPラベル12の下側1/3程度の範囲に貼着部40が形成される。なお、貼着部40のみに選択的に粘着剤層22を形成して、糊抑え層24を有さない構成としてもよい。
第1ラベル20は、ラベル基材21の少なくとも一方の面において非貼着部41に対応する範囲に設けられた印刷層23(第1印刷層)を有する。図4に示す例では、ラベル基材21の表面に印刷層23が設けられている。印刷層23は、非貼着部41に対応する範囲を超えて貼着部40に設けられてもよいが、本実施形態では貼着部40が無色透明であることが好ましいため、非貼着部41に対応する範囲内、即ち糊抑え層24とラベルの厚み方向に重なる範囲内のみに設けられる。
第1ラベル20の最表面には、第2ラベル30のカバー部37の剥離を容易にすべく、易剥離層25を設けることが好適である。易剥離層25は、例えば離型性に優れたシリコーン系樹脂等を含む層であって、カバー部37が第1ラベル20の表面に強く接着することを防止する。なお、易剥離層25の代わりに、第2ラベル30の最裏面に糊抑え層を設けることもできる。
第1ラベル20は、貼着部40側から非貼着部41側に向かって、即ち下から上に向かって次第に横方向長さが短くなった平面視略台形形状を有することが好適である。第1ラベル20は第2ラベル30よりも大きく、第2ラベル30は第1ラベル20からはみ出さないため、POPラベル12の平面視形状は第1ラベル20によって決定される。より詳しくは、第1ラベル20のラベル基材21によって決定される。つまり、POPラベル12は、下から上に向かって次第に横方向長さが短くなった平面視略台形形状を有する。
POPラベル12は、上述のように容器11の表面から非貼着部41が浮いた状態で貼着されるので、例えば製造・流通過程で非貼着部41が隣接するPOPラベル付き容器10等に引っ掛かりラベルが剥がれることが想定される。そこで、下から上に向かって第2ラベル30の横方向長さを短くすることで、非貼着部41における表示面積をできるだけ大きく維持しながら、当該引っ掛かりによるラベルの剥離を抑制できる。
ラベル基材21には、従来公知の樹脂フィルムを適用できる。樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の塩素系樹脂、及びポリアミド系樹脂などの樹脂から選択される少なくとも1種からなる単層又は積層フィルムが例示できる。ラベル基材21は、アルミニウム等の金属、不織布、又は紙等からなる層を含む不透明な基材であってもよいが、本実施形態では貼着部40が無色透明であることが好ましいため、ラベル基材21には無色透明の樹脂フィルムが適用される。無色透明の樹脂フィルムの全光線透過率は、例えば70%以上であり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上である。全光線透過率は、JIS K 7361(プラスチック−透明材料の全光線透過率の試験方法)に準拠した測定法によって測定される値をいう。ラベル基材21の厚みは、例えば30μm〜300μm、好ましくは50μm〜150μmである。第2ラベル30のラベル基材31にも、ラベル基材21と同様の樹脂フィルムを用いることができる。
粘着剤層22を構成する接着剤は、特に限定されないが、好ましくは常温で粘着性を有する感圧型接着剤である。例えば、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロック共重合体、スチレン‐ブタジエン‐スチレンブロック共重合体等の合成ゴム系、アクリル樹脂系、オレフィン樹脂系、ウレタン樹脂系、及びエチレン‐酢酸ビニル共重合体などの接着剤から選択される少なくとも1種を用いることができる。なお、粘着剤層22は透明であることが好ましい。後述する第2ラベル30の粘着剤層32にも、粘着剤層22と同様の接着剤を用いることができる。
本実施形態では、非貼着部41の一部に印刷層23が設けられている。そして、第1ラベル20には、印刷層23により秘密情報表示領域A23が形成されている。秘密情報表示領域A23は、例えば第1ラベル20の表面の中央部に形成される。秘密情報としては、商品の購入者のみに知らせる特典情報などが挙げられる。具体的には、二次元コード、IDナンバー、当たりくじ等が例示できる。秘密情報表示領域A23は、後述するカバー部37の隠蔽層35によって隠されており、商品購入後にカバー部37を捲ることで視認可能となる。ラベル基材21は無色透明であることが好ましいから、POPラベル12の裏側から秘密情報表示が見えないように、印刷層23は白色、灰色、黒色等の背景印刷層(図示せず)を含むことが好ましい。なお、第1ラベル20には、印刷層23により上記秘密情報以外の文字や絵柄等が表示されてもよい。
印刷層23は、例えば所望の顔料、染料等の色材、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等のバインダ樹脂、及び各種添加剤などを含む印刷インキを用いて、上記表示内容に応じた任意のパターンで設けられる。印刷方法は、特に限定されず、凸版印刷、凸版輪転印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷等を適用できる。印刷層23の厚みは、例えば0.1〜15μmであり、好ましくは0.2〜10μmである。第2ラベル30の印刷層33も、印刷層23と同様の印刷インキを用いて設けることができる。
糊抑え層24は、粘着剤層22を覆って設けられる。糊抑え層24は、例えば離型性に優れたシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、及び各種ワックス等の少なくとも1つを添加した印刷インキを、粘着剤層22上に印刷して設けることができる。糊抑え層24は、一般的に無色透明であるが、着色されていてもよい。糊抑え層24を例えば、白色、灰色、黒色等に着色しておくことで、POPラベル12の裏側から秘密情報表示が視認されるのをより防止することができる。なお、糊抑え層24は粘着剤層22上に樹脂フィルムをラミネートして設けることもできる。
図4及び図5に示すように、易剥離層25は、印刷層23を覆って、第2ラベル30のカバー部37と重なる位置に設けられる。易剥離層25は、糊抑え層24と同様にシリコーン系樹脂等を含む印刷インキを用いて設けることができる。易剥離層25は、一般的に無色透明である。易剥離層25を設けることにより、第1ラベル20の表面からカバー部37を容易に剥離することが可能となる。
易剥離層25により第1ラベル20の表面に形成される易剥離領域A25は、少なくともカバー部37と対向する領域に位置する。易剥離領域A25は、カバー部37との位置ずれを考慮してカバー部37よりも大面積に形成されることが好適である。図5に示す例では、易剥離領域A25はカバー部37よりも一回り大きな平面視略台形形状に形成されている。但し、製造・流通過程で第1ラベル20の表面から第2ラベル30の全体が剥がれないように、カバー部37の周囲は第1ラベル20の表面に強く接着していることが好ましい。ゆえに、易剥離領域A25は第1ラベル20の端から離れた位置に形成される。
易剥離領域A25は、更に各張り出し部42の表面にも形成されることが好適である。即ち、易剥離領域A25は貼着部40の横方向両端部に形成される。張り出し部42は、後述するように、第1ラベル20上に第2ラベル30を貼り付けた後、第2ラベル30の一部を切除して形成されることが好ましい。貼着部40の横方向両端部に易剥離領域A25を形成することで、かかる第2ラベル30の切除が可能になる。
第2ラベル30は、上述の通り第1ラベル20の表面に接着されたラベルであって、カバー部37のみが第1ラベル20の表面から剥離可能である。第2ラベル30は、ラベル基材31(第2ラベル基材)と、ラベル基材31の少なくとも一方の面において非貼着部41に対応する範囲に形成された印刷層33(第2印刷層)とを有する。印刷層33は、非貼着部41に対応する範囲を超えて貼着部40に設けられてもよいが、本実施形態では貼着部40が無色透明であることが好ましいため、非貼着部41に対応する範囲内のみに設けられる。また、ラベル基材31には、ラベル基材21と同様に無色透明の樹脂フィルムが適用される。
第2ラベル30は、ラベル基材31の裏面に設けられた粘着剤層32を有する。第1ラベル20と第2ラベル30を接着する粘着剤層は、第1ラベル20の表面に設けることもできるが、生産性等の観点から、第2ラベル30側に設けることが好ましい。粘着剤層32は、例えばラベル基材31の裏面全体に設けられる。詳しくは後述するが、張り出し部42以外の部分で2枚のラベルの端が互いに一致し、当該ラベル端に沿った端部同士は互いに強く接着されている。第2ラベル30の上部は第1ラベル20と同じ形状を有するが、第2ラベル30の下部は下端に近づくほど横方向長さが短くなった形状を有する。
第2ラベル30には、印刷層33により秘密情報表示領域A23を隠蔽する隠蔽領域A35が形成される。印刷層33は、隠蔽領域A35のみを形成する層であってもよいが、商品の特徴やキャッチコピー、キャンペーン情報等を表示するデザイン印刷層34を含むことが好適である。図4に例示する印刷層33は、デザイン印刷層34と隠蔽層35とを含む。秘密情報表示領域A23の隠蔽性を高めるため、隠蔽層35は白色、灰色、黒色等の色材を含み、ベタ状に設けることが好ましい。デザイン印刷層34は、隠蔽層35を覆って設けるのが好ましい。これにより、隠蔽層35上にもキャッチコピー等の消費者の購買意欲を刺激するような表示を設けることができる。なお、第2ラベル30には、印刷層33により内容物の危険性、使用者制限、使用上・保存上の注意等が表示されてもよい。また、第2ラベル30には、第1ラベル20から剥離した際に第2ラベル30の裏面側から視認可能な印刷層が別途、形成されていてもよい。
デザイン印刷層34は、例えば第1ラベル20の糊抑え層24と重なる範囲、即ち非貼着部41に設けられる。図4に示す例では、デザイン印刷層34が非貼着部41の略全域に設けられている。隠蔽層35は、非貼着部41のうち印刷層23と重なる範囲に設けられる。隠蔽層35により形成される隠蔽領域A35は、秘密情報表示領域A23の全体を覆い、秘密情報表示領域A23がラベルの表側から見えないように隠している。隠蔽領域A35は、秘密情報表示領域A23との位置ずれを考慮して秘密情報表示領域A23よりも大面積に形成されることが好適である。隠蔽領域A35の平面視形状は特に限定されず、秘密情報表示領域A23の平面視形状に応じて適宜変更できる。
第2ラベル30には、秘密情報表示領域A23の三方を囲むカット線38が形成されており、当該カット線38により秘密情報表示領域A23を覆い、第1ラベル20の表面から剥離可能なカバー部37が形成される。カバー部37の裏側に位置する第1ラベル20の表面には易剥離領域A25が形成されているため、カバー部37は第1ラベル20の表面から容易に剥離できる。
カット線38は、例えば上方に凸となる平面視略U字状に形成されている。この場合、第1ラベル20と同様の平面視台形状を呈するカバー部37が形成される。カット線38は、第2ラベル30の端から離れた内側に形成されることが好ましく、これにより製造・流通過程におけるカバー部37の剥離を抑制できる。カット線38に沿った第2ラベル30の破断を防止すべく、カット線38の両端は曲線状に形成されることが好適である。なお、カット線38は連続した1本の切り込みではなく、断続的に形成されていてもよい。
図6に示すように、商品(POPラベル付き容器10)の購入者は、カバー部37を捲ることにより、第1ラベル20の秘密情報表示領域A23を見ることができる。カバー部37は、上述の通り秘密情報表示領域A23の三方を囲むカット線38により第2ラベル30の一部に形成され、その裏側に設けられた易剥離層25により第1ラベル20の表面から容易に剥離することができる。なお、商品の流通過程では、隠蔽領域A35を有するカバー部37が第1ラベル20の表面に貼り付いているため、秘密情報表示領域A23を視認することはできない。
ここで、再び図1〜図3を参照し、張り出し部42及びスリット26,36について更に説明する。
図1〜図3に示すように、貼着部40は、横方向の両端部に、第1ラベル20が第2ラベル30の端からそれぞれ張り出した(言い換えると、第2ラベル30の横方向の両端部が切り欠かれ、第1ラベル20が露出した)2つの張り出し部42を有する。そして、貼着部40及び非貼着部41の横方向中央部は、縦方向全長にわたって二層構造を有する。即ち、POPラベル12の横方向中央部は、2枚のラベルから構成されており、上下で第1ラベル20及び第2ラベル30の端が互いに一致している。張り出し部42は、第1ラベル20のみから構成されており、他の部分よりも剛性が低い。胴部14の表面に沿って貼着された貼着部40の横方向両端部は、ラベルの復元力によって胴部14の表面から剥がれ易い部分であるが、張り出し部42を形成することで容器11への貼着面積を確保しつつ当該復元力を低減することができ、貼着部40が容器11の表面から剥がれることを抑制できる。特に、POPラベル12は、曲率半径が小さい曲面(例えば、曲率半径が20〜80mm)を有する容器にも良好に貼着することができる。
張り出し部42は、貼着部40を超えて非貼着部41の一部に亘って形成されていてもよい。但し、非貼着部41は上下方向に沿って起立させるために剛性を高くすることが好ましく、また非貼着部41の表示面積拡大を考慮すると、非貼着部41に形成される張り出し部42の面積は貼着部40に形成される張り出し部42の面積よりも小さくすることが好ましい。張り出し部42は、貼着部40のみに形成されていてもよい。
POPラベル12の横方向中央部は、上述の通り2枚のラベルから構成された二層構造を有し、上下で2枚のラベルの端が互いに一致している。即ち、各張り出し部42の間に位置する部分は、2枚のラベルから構成されている。貼着部40の横方向両端部に形成される張り出し部42は、二層構造を有する部分によって互いに分離され、横方向に連続していない。POPラベル12は、貼着部40の横方向両端部で剛性が低く、横方向中央部の剛性が高い構造を有する。貼着部40の全体の剛性を下げるのではなく、横方向両端部だけに張り出し部42を形成することで、上記復元力を低減しながら、ラベルが折れ曲がるといった不具合の発生を防止することができる。
張り出し部42は、例えば上から下に向かって次第に横方向長さが長くなった平面視略三角形状を有する。他方、貼着部40を構成する第2ラベル30の下部は、上から下に向かって次第に横方向長さが短くなっている。貼着部40は横方向両端に近づくほど、また下端に近づくほど容器11の表面から剥がれ易くなるため、貼着部40の上部よりも下部で張り出し部42の面積を拡大することが好適である。各張り出し部42の合計の面積は、貼着部40の総面積に対して、例えば5〜50%、好ましくは10〜40%である。
張り出し部42は、例えば第1ラベル20上に第2ラベル30を貼り付けた後、貼着部40の横方向両端部に位置する第2ラベル30の一部を切除することにより形成される。具体的には、第1ラベル20を構成する第1長尺体上に、第2ラベル30を構成する第2長尺体を貼り付けた後、第2長尺体のみをトムソン刃等を用いて切断する(打ち抜く)。トムソン刃による第2長尺体のカット線は、第1長尺体の易剥離領域上に形成される。第1長尺体の易剥離領域は、第1ラベル20の易剥離領域A25となる部分だけでなく、第1ラベル20となる部分の外側にも設けられており、第2長尺体は第2ラベル30よりもやや大きなサイズに打ち抜かれる。その後、第2長尺体の不要な部分を取り除く。この際、第1長尺体の張り出し部42となる位置に対応する第2長尺体が取り除かれる。続いて、2枚の長尺体をPOPラベル12の形状に打ち抜き、第1及び第2長尺体のラベル周囲の不要な部分を取り除くことにより、張り出し部42が形成されたPOPラベル12が得られる。上述のように、貼着部40の横方向両端部には第1ラベル20の表面に易剥離領域A25が形成されているため、第2長尺体を容易に剥離することができる。
非貼着部41は、第1ラベル20及び第2ラベル30の端から切り込まれたスリット26,36を有することが好適である。スリット26は第1ラベル20に、スリット36は第2ラベル30にそれぞれ形成される。スリット26,36は、線状の切り込みであって、非貼着部41の同じ位置に同じ長さで形成される。スリット26,36は、細い線状であるから目立たず、POPラベル12の美観を損なわない。スリット26,36は、例えば製造・流通過程で非貼着部41が隣接するPOPラベル付き容器10等と接触した際に、非貼着部41を大きく湾曲させて当該接触による力を吸収し、その力が貼着部40に作用することを抑制する。
スリット26,36は、例えば非貼着部41の端からPOPラベル12の中央部側に向かって直線状に形成される。スリット26,36の長さは、1〜5mmが好ましく、1.5〜4mmが特に好ましい。スリットの長さが当該範囲内であれば、ラベルが破断し易くなる、見栄えが悪くなるといった不具合の発生を防止しながら、ラベルの剥離を抑制し易くなる。なお、スリット26,36は緩やかに湾曲した曲線状であってもよい。
スリット26,36は、非貼着部41の横方向中央部において縦方向に沿って形成されることが好適である。即ち、スリット26,36はPOPラベル12の上端から切り込まれている。なお、スリット26,36は複数形成されていてもよい。また、スリット26,36の代わりに折り罫線を形成してもよい。折り罫線は、当該罫線が形成された部分で非貼着部41を折れ曲がり易くし、スリット26,36と同様の機能を発揮する。折り罫線としては、ミシン目線、ハーフカット線、又はこれらの組み合わせが好ましい。また、スリット26,36と折り罫線を併用してもよい。
以上のように、上記構成を備えたPOPラベル12は、貼着部40の横方向両端部に第1ラベル20のみからなる張り出し部42を形成することで、当該横方向両端部の剛性を低減している。POPラベル付き容器10では、貼着部40が容器11の曲面部に沿って貼着されているが、張り出し部42の効果により容器11への貼着面積を確保しつつラベルの復元力を抑えることができ、一般的に剥がれ易い貼着部40の横方向両端部が容器11から剥がれ難くなる。このため、POPラベル12は、容器11に対するラベルの接着力を極度に強くしなくてもラベルの意図しない剥離を抑制できる。また、例えば、POPラベル12が容器ラベル18上に貼着された場合でも、容器ラベル18から比較的容易に剥離することが可能である。また、非貼着部41に形成されたスリット26,36によって、POPラベル12の意図しない剥離がさらに抑制される。
なお、上述の実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれに限定されない。例えば、POPラベルは秘密情報表示領域A23及び隠蔽領域A35を有さず、単に表示面積を拡大するために二層構造を採用した設計であってもよい。また、POPラベルの形状は平面視略台形形状以外の形状、例えば平面視略正方形状、三角形状、五角形状、円形状等であってもよく、図7A〜7Cに例示するような形状であってもよい(図7A〜7Cでは、第1ラベルにドットを付している)。但し、いずれの形態においても、貼着部の横方向両端部には張り出し部が形成され、POPラベルの横方向中央部は2枚のラベルから構成された二層構造を有する。
図7Aに例示するPOPラベル50は、横方向に長い平面視略矩形形状の基部51と、基部51と横方向長さが略同一で基部51よりも縦方向に長い平面視略矩形形状の表示部52と、基部51及び表示部52の横方向中央部同士をつなぐ首部53とを有する。表示部52には、商品の特徴やキャッチコピー、キャンペーン情報等が表示される。首部53は、基部51、表示部52よりも横方向長さが短く、首部53の両側が切り欠かれて形成されている。POPラベル50は、例えば基部51が貼着部54であり、表示部52及び首部53が非貼着部55である。
第1ラベル56は、POPラベル50と同じ平面視形状を有する。第2ラベル57は、表示部52及び首部53において第1ラベル56と同じ平面視形状を有する。他方、基部51(貼着部54)においては、横方向中央部のみに第2ラベル57が設けられている。貼着部54は、POPラベル12の場合と同様に、横方向の両端部に第2ラベル57の端から第1ラベル56が張り出して形成された張り出し部58をそれぞれ有し、横方向中央部で2枚のラベルの端が互いに一致している。第2ラベル57は、その全体が第1ラベル56の表面から剥離可能であってもよく、一部のみが剥離可能であってもよい。なお、第2ラベル57の捲り口は、POPラベル12のようなカット線を第2ラベル57に設けて形成してもよいし、POPラベル50の端面における第1ラベル56と第2ラベル57の間に非接着部又は弱接着部を形成することで捲り口としてもよい。
図7Bに例示するPOPラベル60は、首部53がなく、基部61と表示部62の間にラベルの横方向両側から切り込まれたカット部63が形成されている点で、POPラベル50と異なる。第2ラベル67の平面視形状は、POPラベル50の場合と同じである。この場合も、貼着部64(基部61)の横方向両端部には、第1ラベル66が第2ラベル67の端から張り出した張り出し部68がそれぞれ形成されている。
図7Cに例示するPOPラベル70は、縦方向に長い平面視略楕円形状を有する。POPラベル70は、例えば縦方向一方側の半分が非貼着部74であり、縦方向他方側の半分が貼着部75である。この場合も、貼着部75の横方向両端部には、第1ラベル76が第2ラベル77の端から張り出した張り出し部78がそれぞれ形成されている。
10 POPラベル付き容器、11 容器、12 POPラベル、13 容器本体、14 胴部、15 首部、16 肩部、17 キャップ、18 容器ラベル、20 第1ラベル、21,31 ラベル基材、22,32 粘着剤層、23,33 印刷層、24 糊抑え層、25 易剥離層、26,36 スリット、30 第2ラベル、34 デザイン印刷層、35 隠蔽層、37 カバー部、38 カット線、40 貼着部、41 非貼着部、42 張り出し部、A23 秘密情報表示領域、A25 易剥離領域、A35 隠蔽領域

Claims (8)

  1. 第1ラベルと、前記第1ラベルの表面に剥離可能に接着された第2ラベルとを備えた二層構造を有し、被着体の表面に貼着される貼着部と、前記被着体の表面に貼着されない非貼着部とに区分けされるPOPラベルであって、
    前記貼着部は、当該貼着部と前記非貼着部が並ぶ縦方向に直交する横方向の両端部に、前記第2ラベルの端から前記第1ラベルがそれぞれ張り出した2つの張り出し部を有し、
    前記貼着部及び前記非貼着部の横方向中央部は、縦方向全長にわたって二層構造を有する、POPラベル。
  2. 前記第1ラベルは、前記貼着部側から前記非貼着部側に向かって次第に横方向長さが短くなった平面視略台形形状を有する、請求項1に記載のPOPラベル。
  3. 前記非貼着部は、前記第1及び前記第2ラベルの端から切り込まれたスリットを有する、請求項1又は2に記載のPOPラベル。
  4. 前記第1ラベルは、第1ラベル基材と、前記第1ラベル基材の少なくとも一方の面において前記非貼着部に対応する範囲に設けられた第1印刷層とを有し、
    前記第2ラベルは、第2ラベル基材と、前記第2ラベル基材の少なくとも一方の面において前記非貼着部に対応する範囲に形成された第2印刷層とを有し、
    前記貼着部は透明である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のPOPラベル。
  5. 前記第1ラベルには、前記第1印刷層により秘密情報表示領域が形成され、
    前記第2ラベルには、前記第2印刷層により前記秘密情報表示領域を隠蔽する隠蔽領域が形成されている、請求項4に記載のPOPラベル。
  6. 前記第2ラベルには、前記第1ラベルの前記秘密情報表示領域の三方を囲むカット線が形成されており、当該カット線により前記秘密情報表示領域を覆い前記第1ラベルの表面から剥離可能なカバー部が形成される、請求項5に記載のPOPラベル。
  7. 曲面部を有する容器と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のPOPラベルと、
    を備え、
    前記POPラベルは、前記貼着部が前記容器の前記曲面部に沿った状態で貼着されている、POPラベル付き容器。
  8. 前記容器は、前記曲面部に取り付けられた容器ラベルを有し、
    前記POPラベルの前記貼着部が前記容器ラベル上に貼着されている、請求項7に記載のPOPラベル付き容器。
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