JP2005173304A - キャンペーンラベル - Google Patents

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彰久 渡辺
Masaya Okawa
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Abstract

【課題】 カバーラベルを剥がした際にトナー印字された情報を明瞭に視認できるキャンペーンラベルを提供する。
【解決手段】 本発明のキャンペーンラベル1′は、透明ラベル基材10の一方の面にトナー印字層11、他方の面に接着剤層13が設けられ、前記トナー印字層11の上にカバーラベル2が剥離可能に積層されているキャンペーンラベルであって、前記接着剤層13側の面のうち、少なくとも前記透明ラベル基材10を介して設けられたトナー印字層11に対応する部位に着色層14′が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明はPETボトルや金属缶、瓶などの容器等の表面に貼着されるキャンペーンラベル(キャンペーンタック)に関する。
従来、清涼飲料水や調味料を充填する容器として、ポリエチレンテレフタレート(PET)製ボトル等のプラスチック製容器本体の側胴部に、商品名や内容物に関する説明等の表示、デザイン等が印刷された筒状ラベルが装着されている容器が使用されている。また、前記筒状ラベルとは別に、商品の販売促進のために、くじや景品等の応募券などになるキャンペーンラベル(POPラベル)を容器に貼付した飲料等が販売されている。
キャンペーンラベルとして、例えば、くじ等の「当たり」、「はずれ」の文字や当選番号(IDナンバー)等が表示された部分と、これらの表示事項を覆い隠すために剥離可能に積層したカバーラベルとで構成されたラベルが利用されている。このようなキャンペーンラベルは、上述の筒状ラベルや容器表面の印刷に重ねて貼着されるため、該筒状ラベルの説明書きやデザインを隠蔽することのないように透明なラベル基材で構成される場合が多い。また、IDナンバーなどの当選番号として利用される乱数字は、通常、黒色トナー印字により表示される。しかし、透明基材上に黒色トナー印字された表示は見えにくいという問題があった。例えば、ラベル裏側の全面を容器本体等に貼り付けて利用されるキャンペーンラベルでは、特に内容物や容器表面が濃い色を有する場合、透明基材を通して内容物の濃色が背景となり、黒色でトナー印字された表示の輪郭が不明瞭となってしまう。
一方、商品陳列時に目立つように、ラベル端部のみを容器に貼着、固定して、浮き立たせた状態で利用されるキャンペーンラベルが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなキャンペーンラベルでは、浮き立たせた状態で用いることにより、該ラベルの裏面からトナー印字された情報が透けて見え、消費者が商品を購入しなくてもトナー印字を読み取れてしまうという問題があった。
特開2001−134190号公報
上記問題を解決するため、本発明者らは、透明基材上の表面に白色べた塗り印刷した後、黒色トナー印字を行ったところ、トナー印字が不明瞭になり、改良の余地が残されていた。
従って、本発明の目的は、カバーラベルを剥がした際にトナー印字された情報を明瞭に視認できるキャンペーンラベルを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記特性に加えて、裏側からトナー印字された情報が読み取れないような隠蔽性に優れたキャンペーンラベルを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、ラベル裏面の特定の位置に着色層を形成することにより、トナー印字された情報を明瞭に表示でき、ラベルを浮き立たせた状態でもラベル裏側から透けて見えることがなく隠蔽性が著しく向上することを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、透明ラベル基材の一方の面にトナー印字層、他方の面に接着剤層が設けられ、前記トナー印字層の上にカバーラベルが剥離可能に積層されているキャンペーンラベルであって、前記接着剤層側の面のうち、少なくとも前記透明ラベル基材を介して設けられたトナー印字層に対応する部位に着色層が形成されていることを特徴とするキャンペーンラベルを提供する。
本発明のキャンペーンラベルによれば、ラベル裏面に着色層を設けるため、透明ラベル基材上にトナー印字された情報を明瞭に表示することができる。さらに、ラベル裏面からトナー印字された情報が透けて見えるのを防ぐことができるため、優れた隠蔽性を発揮できる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明のキャンペーンラベルの一例を示しており、(イ)は正面図、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)はカバーラベルをめくった状態の斜視図である。図1(イ)〜(ハ)に示されるキャンペーンラベル1は、ラベル裏面に着色層14が設けられ、ラベル表面にはカバーラベル2が積層されている。より詳細には、図1(ロ)に示されるように、キャンペーンラベル1は、透明ラベル基材10の一方の面にトナー印字層11、印刷層12、剥離層15、他方の面に接着剤層13、着色層14がこの順に設けられ、前記剥離層15の上部にカバーラベル2が積層されている。前記カバーラベル2は、ラベル基材20の一方の面に印刷層21、接着剤層23、他の面に印刷層22が設けられている。また、図1(ハ)に示されるように、カバーラベル2を剥離することにより前記トナー印字層11を含む表示部1bを視認することができる。このようなキャンペーンラベル1は、接着剤層13によりラベル裏面全体を商品等に貼着することにより利用される。以下、このようなラベルを全面貼付型と称する場合がある。
前記透明ラベル基材10としては、透明な基材であればよく、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンなどからなるプラスチックフィルム、及びこれらを含む多層フィルムが挙げられる。カバーラベル2におけるラベル基材20としては、上記透明ラベル基材10として例示の透明な基材の他に、不透明なプラスチックフィルム、合成紙、紙、これらの積層体などを利用できる。また、カバーラベル2は、トナー印字層11に表示された情報を隠蔽するため、不透明なラベル基材20を用いたり、印刷層21や印刷層22によって着色されていることが好ましい。
上記ラベル基材10,20の厚みは、基材としての強度やラベルとしたときの貼付作業性などを損なわない範囲で適宜選択でき、例えば5〜200μm、好ましくは20〜100μm程度である。また、ラベル基材10,20の各面には、接着性や印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理などの慣用の表面処理が施されていてもよい。
トナー印字層11には、「当たり」、「はずれ」などの文字、購買証明や当選番号となるIDナンバーなどの情報が表示された層であって、黒色トナーを印字することにより形成される。このような黒色トナー印字は、特に、IDナンバー等として使用される乱数を印刷する手段として利用される場合が多い。トナー印字された情報は、上部にカバーラベル2を剥離可能に積層することにより隠蔽されている。
トナーは、一般に、熱可塑性樹脂中に、着色剤、帯電制御剤、オフセット防止剤等を溶融混合して均一に分散させて組成物とした後、該組成物を粉砕、分級することにより製造される。本発明では黒色トナーが用いられる。トナー印字は、帯電された静電潜像担持体表面に、光書き込み手段により光を照射することで静電潜像を形成し、該静電潜像担持体と現像手段との間に印加する現像バイアスによって上記静電潜像に黒色トナーを供給してトナー画像を形成し、該トナー画像を転写材(ラベル基材10)に転写する方法により行うことができ、ラベル基材10の表面に2値画像(印字)が形成される。トナー印字層11の厚みは、例えば0.5〜8μm、好ましくは1〜5μm程度である。
前記印刷層12及びカバーラベル2における印刷層21は、キャンペーンの説明等を表示した層であり、カバーラベル2における印刷層22は、応募券の存在を知らせるため、人の注意を引くような文字、記号、模様、色彩などを施した層である。前記印刷層12,21,22は、慣用のUVインキ(紫外線硬化型インキ)等を用いて、通常の印刷法(例えば、凸版印刷、平版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)により形成できる。カバーラベル2におけるラベル基材20が透明な場合には、印刷層21,22として少なくともトナー印字層11に対応する部位を着色した層を形成することにより、カバーラベル2側からの透視を抑制できる。これらの印刷層12,21,22の厚みは、例えば1〜8μm、好ましくは2〜5μm程度である。
前記接着剤層13及びカバーラベル2における接着剤層23を構成する接着剤としては、ラベルなどの分野で慣用の接着剤を使用することができる。好ましい接着剤には、被着体から剥離可能な接着剤、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤等の慣用の感圧接着剤などが含まれる。これらの接着剤層13,21の厚みは、接着性等を考慮して適宜設定できるが、一般には5〜100μm、好ましくは10〜30μm程度である。
本発明のキャンペーンラベル1は、着色層14が、前記接着剤層13側の面のうち、少なくとも前記透明ラベル基材10を介して設けられたトナー印字層11に対応する部位に形成されている点が重要である。すなわち、着色層14が、前記透明ラベル基材10を介して設けられたトナー印字層11に対応する部位又は該部位を含む範囲に設けられている。上記のようなキャンペーンラベル1によれば、透明ラベル基材10の上に黒色トナー印字された場合であっても、着色層14が背景となってトナー印字部分のコントラストが増すため、トナー印字された情報を明瞭に表示することができる。
着色層14を構成する色料としては、所望する色相に応じて種々の不透明な顔料、染料、カーボンブラック、酸化チタン、金属粉などを使用できる。色相は、特に限定されず、例えば、藍、青、緑、黄、橙、赤などの何れであってもよく、白、黒、灰色であってもよい。なかでも、トナー印字される黒色とコントラストを生じうる白色、灰色などが好ましく使用される。特に、着色層14として、接着剤層13側から、白色(又は灰色)層/黒色層の順に積層した場合には、ラベルを表側から見たときにトナー印字が明瞭になると共に、ラベル裏側から見たときの隠蔽性が更に向上する。
着色層14は、上記色料を少なくとも含む印刷インキや接着剤等を用いて、通常の印刷法(例えば、凸版印刷、平版印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)又はコーティング法により形成できる。印刷インキは、通常、前記色料のほか、油、樹脂、溶剤、可塑剤等からなるビヒクル、その他の添加剤とを含んでいる。着色層14は、接着剤層13上にベタ塗り印刷(ベタ印刷)して形成してもよく、上記効果を損なわない範囲で縞状、格子状、網目状又は網点状に形成してもよい。着色層14の厚みは、例えば1〜30μm程度、好ましくは2〜15μm程度である。
前記剥離層15は、接着剤層23の接着力を調整しカバーラベル2の剥離性を向上させて、トナー印字層11を含む印刷層12を容易に露出させる機能を有する。このような剥離層15は、例えば、シリコーン系剥離剤などの公知乃至慣用の剥離剤を含むワニスなどを慣用のコーティング法を用いて塗工することにより形成できる。なお、剥離層15は、トナー印字層11や印刷層12を視認しうる程度の透明性を有していることが好ましい。剥離層15の厚みは、例えば0.3〜10μm、好ましくは0.5〜5μm程度である。
なお、本発明のキャンペーンラベル1は、カバーラベル2が剥離可能に積層されていればよいため、キャンペーンラベル1における剥離層15とカバーラベル2における接着剤層23とが積層した態様(図1)の他に、例えば、キャンペーンラベル1の印刷層12の上に接着剤層23を、カバーラベル2に剥離層15を設けて、これらの接着剤層23側と剥離層15側とが積層した態様(図示省略)であってもよい。なお、接着剤層23が容易に剥離しうる程度の弱粘着性の接着剤で構成されている場合には、剥離層15は必ずしも設けなくてもよい。
また、カバーラベル2は、表示部1bより広い面積を有するものを、ちょうど表示部1bを被覆できる程度に内側に折りたたんだ形態で取り付けられていてもよい。このようなカバーラベル2は、剥離した後に視認しうる情報量を多くできる点で好ましい。
ラベル裏面における接着剤層13は、着色層14に被覆されることにより部分的に粘着性が低下するか失われた状態となる。全面貼付型のキャンペーンラベル1は、ラベル裏側全面を容器等に貼着して利用されるため、図1に示されるように、着色層14がトナー印字層11を被覆しうる程度の狭い範囲に形成されていることが好ましい。本発明のキャンペーンラベル1は、内容物の色が濃い容器にラベル裏側全面を貼り付けて使用した場合にも、着色層14が背景となってコントラストを生じ、トナー印字された情報を明瞭に表示することができる。
図2は、本発明のキャンペーンラベルの他の例を示す概略断面図である。図2に示されるキャンペーンラベル1′は、着色層14′が接着剤層13上の貼着部1aを除く全範囲、すなわち表示部1bに相当する範囲に設けられている。このようなキャンペーンラベル1′は、貼着部1aのみを容器等に貼着して表示部1bを浮き立たせた状態で使用され、通常POP型と称される。
なお、図2のラベルにおける接着剤層13は透明な接着剤で形成されていることが好ましい。透明な接着剤層13と透明ラベル基材10とで構成される透明な貼着部1aは、容器側胴部に装着されている筒状ラベル等と重ねて貼着された場合にも、該筒状ラベルの説明書き等の隠蔽を抑制又は防止できる。
POP型のキャンペーンラベル1′における着色層14′としては、色料を含む着色マスキング層、又は透明マスキング層と着色インキ層との積層等が挙げられる。前記マスキング層(着色又は透明)は、マスキング剤を用いて、通常の印刷法(例えば、凸版印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷など)により形成できる。前記マスキング剤としては、接着剤層13上に非粘着性で且つ紫外線により硬化する被覆層を形成可能なものが好ましく、慣用のUVインキ(紫外線硬化型インキ)などを使用できる。前記UVインキは、上記色料の他に、通常、オリゴマー成分、モノマー成分、光重合開始剤、及び必要に応じて、添加剤(例えば、光重合促進剤、安定剤、ワックス、ミスト防止剤、滑剤、乾燥剤、湿潤剤、粘度改良剤など)などにより構成される。色料としては、前記着色層14に例示のものを利用できる。前記着色インキ層は、少なくとも色料を含む印刷インキを用いて、通常の印刷法又はコーティング法により形成できる。印刷インキには、前記着色層14に例示のものを利用できる。
なお、前記マスキング層は、接着剤層13上の貼着部1aを除く全範囲(表示部1bに相当する範囲)に、ベタ塗り印刷(ベタ印刷)により形成することができ、当該範囲の粘着性を低下又は喪失しうる範囲で縞状、格子状、網目状又は網点状に形成することもできる。前記着色インキ層は、透明マスキング層又は接着剤層13の上に、少なくとも前記透明ラベル基材10を介して設けられたトナー印字層11に対応する部位に形成される。透明マスキング層と着色インキ層とを積層する順は限定されない。着色層14′の(総)厚みは、例えば1〜30μm程度、好ましくは2〜15μm程度である。
POP型のキャンペーンラベル1′は、着色層14の代わりに着色層14′を用いた点以外は前記図1(ロ)に示されるキャンペーンラベル1と同様の構成を有しているため、着色層14′が背景となって、黒色トナー印字された情報を明瞭に表示することができる。また、表示部1bを浮き立たせた状態で使用した場合にも、ラベル裏面側に着色層14′が設けられているため、トナー印字層11がラベル裏面側から透けて見えることがなく、トナー印字された情報の隠蔽性に優れている。
POP型のキャンペーンラベル1′においては、ラベル裏側からの透視をより効果的に抑制するため、印刷層21,22として少なくともトナー印字層11に対応する部位を着色した層を形成したり、特に印刷層21として黒などの濃色のインキによるベタ印刷を施し、必要に応じて白抜き文字やデザイン等を表示した層を形成することが好ましい。
本発明のキャンペーンラベルは、一端縁部においてカバーラベル2と連結した形態であってもよい(図示省略)。この場合には、トナー印字された情報等を見るためにカバーラベル2を剥離した後にも、カバーラベル2が分離してしまうことがなくキャンペーンラベルを一体に保つことができる。前記キャンペーンラベルとカバーラベル2との連結には、これらのラベルが接触する各表面の一端縁部に、ホットメルト接着剤を溶融塗布する方法等を利用できる。
図3及び図4は、本発明のキャンペーンラベルの使用例を示す概略図である。具体的には、図3は、前記図1の全面貼付型のキャンペーンラベル1を用いてラベル裏側全面を、容器3の側胴部に付された筒状ラベル(商品名やデザインが印刷されたラベル)4の表面に貼り付けた例を示している。一方、図4は、前記図2のPOP型のキャンペーンラベル1′を用いて表示部1bを浮き立たせた状態で貼り付けた例を示している。前記POP型のキャンペーンラベル1′は、容器3の側胴部に付された筒状ラベル4の表面に貼着部1aが重なるように貼付されており、表示部1bは容器等に接触せず、浮き立たせた状態で保持されている。これらのキャンペーンラベル1,1′の貼付は、慣用のラベル貼付機などを用いて行うことができる。
本発明のキャンペーンラベルは、清涼飲料水などのPETボトル、缶コーヒーなどの金属缶、ドリンク剤や医薬品、ビールなどのボトル(瓶)などの各種容器等に適用できる。キャンペーンラベルの形状及び大きさは、貼付すべき容器等の種類に応じて適宜選択される。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
透明ラベル基材として厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム、接着剤層としてアクリル系粘着剤層(厚み20μm)、及び剥離紙として二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み38μm)が積層された積層フィルムの透明ラベル基材の表面に凸版輪転印刷により図柄を印刷し、さらにくじ用IDナンバーとしての乱数を黒色トナー印字した後、さらにシリコーン系剥離剤を含むワニスを塗布することにより剥離層を形成し、ラベル基材と接着剤層とからなる接着性フィルムと剥離紙とに分離した。色料として酸化チタンを含むUV硬化型の白色インキを用いて、前記接着性フィルムの接着剤層の貼着部を除く表面に凸版輪転印刷によりベタ塗り印刷を施して厚さ8μmの着色層(着色マスキング層)を形成し、UVランプによってUV照射して着色層を硬化させ、次いで前記の剥離紙を重ねた。
これとは別に、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ラベル基材)の片面に接着剤層としてアクリル系粘着剤層(厚み20μm)、他の面に白色ベタ塗り印刷を施した印刷層を積層したカバーラベルを作製した。このカバーラベルの接着剤層側の面を、前記剥離層と接触するように重ねて、図2に示されるようなキャンペーンラベルを作製した。
得られたキャンペーンラベルは、濃色の容器表面に貼り付けた後、カバーラベルを剥がしたときに、トナー印字された数字の輪郭が明瞭で読みやすく表示されており、さらに、ラベル裏面から透けて見えることがなく隠蔽性に優れていた。
比較例1
実施例1において、着色層を形成しなかった点以外は実施例1と同様の操作を行ってキャンペーンラベルを作製した。
得られたキャンペーンラベルは、トナー印字された数字が読みとりにくく、しかもラベル裏面からトナー印字された数字が透けて見えてしまっていた。
(イ)は、本発明のキャンペーンラベルの一例を示す正面図であり、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)は(イ)のカバーラベルをめくった状態の斜視図である。 本発明のキャンペーンラベルの他の例を示す概略断面図である。 本発明のキャンペーンラベルの一使用例を示す斜視図である。 本発明のキャンペーンラベルの他の使用例を示す斜視図である。
符号の説明
1,1′ キャンペーンラベル
1a 貼着部
1b 表示部
10 透明ラベル基材
11 トナー印字層
12 印刷層
13 接着剤層
14,14′ 着色層
15 剥離層
2 カバーラベル
20 ラベル基材
21 印刷層
22 印刷層
23 接着剤層
3 容器
4 筒状ラベル

Claims (1)

  1. 透明ラベル基材の一方の面にトナー印字層、他方の面に接着剤層が設けられ、前記トナー印字層の上にカバーラベルが剥離可能に積層されているキャンペーンラベルであって、前記接着剤層側の面のうち、少なくとも前記透明ラベル基材を介して設けられたトナー印字層に対応する部位に着色層が形成されていることを特徴とするキャンペーンラベル。
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