JP6345082B2 - ポンプ付き容器 - Google Patents
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Description
このような容器において、衛生上、または、悪質な内容液の入れ換えを防止するために口筒部に詰め替えを防止する部材を装着した使い切りのポンプ付き容器も、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1において、Aは内容液を収容する容器本体、Bは容器本体Aの口筒部に装着されるポンプ、CはポンプBの上部に装着されるノズルヘッド、Dは容器本体Aの口筒部に挿入されるとともに口筒部内周とポンプBのシリンダー外周との間に装着される詰め替え防止部材、EはポンプBの外方に装着されるカバー体、Fはカバー体の外周に装着される蓋体、PはポンプBと詰め替え防止部材D上端面との間に挟まれて内方を密封するパッキンである。
口筒部1内周は、上部を残して拡径された拡径内周5が形成されている。
シリンダー9の形状に関しては、従来より知られている下方に向かい段階的に縮径していく形状に形成されている。
また、シリンダー9は、上壁6および装着筒7と別体となるように構成してもよい。
装着筒7の外周は、上部が縮径され、該縮径部の所定の位置にはカバー体Eのガタつきを防止する補助リブ12が複数配設されている。
シリンダー9の下部は、内周に吸上げパイプB3の上部を装着する装着筒部14となっている。
ノズルヘッドCの外周下端部には、シリンダー部B1の案内筒8の係止突部13と係合し、ノズルヘッドCがポンプBから抜け落ちてしまうことを防止する抜け落ち防止突部16が突設されている。
また、周壁17と挿通孔19は、内周の径が、それぞれ、シリンダー9の外周および吸上げパイプB3の外周の径以上となるように形成されている。
本実施形態の連結部24は、係止片25に比べて薄肉に形成されている。
係止片25は、詰め替え防止部材Dを容器本体Aの口筒部1にセットしたときに、連結部24を支点に上下反転し、先端部25aが口筒部1の拡径内周5の天面に当接する長さに形成されている。
また、係止片25の肉厚は、上段周壁17aの挿入外周22と段差外周23との径の差に比べ、同等または薄いものに形成されている。
カバー体Eは、装着筒7の外周に接着または嵌合等によって装着されている。
下部周壁26bの外周には、蓋体Fの閉蓋を維持させる係止突部28が突設されている。
なお、カバー体Eは設けなくてもよく、この場合は、例えば蓋体Fが装着筒7の外周に直接、装着されるように構成することができる。
まず、詰め替え防止部材Dは、先端部25aが下方に向いた係止片25を、図3(a) に示すように、連結部24を支点に少なくとも先端部25aが横方外側に向くように変形させた後、容器本体Aの口筒部1内周に詰め替え防止部材Dを挿入していく。
このとき、詰め替え防止部材Dをシリンダー9の外面に装着し、ポンプBと詰め替え防止部材Dとを一体化した状態で挿入することが好ましい。
この場合は、例えばフランジ18が装着筒7の内周上部にアンダーカット嵌合されている。
なお、詰め替え防止部材Dを口筒部1に挿入した後、この詰め替え防止部材DにポンプBを挿入してもよい。
その際、係止片25と容器本体Aの口筒部1の上部内周との当接がなくなり、連結部24の弾性力で係止片25の先端部25aが外側に向かって戻っていくが、先端部25aが今度は口筒部1の拡径内周5の周面に当接し、その状態が維持される。
このとき、口筒部1と段差外周23との間の空間(隙間)は、係止片25が下方に向けて回動することを防止する大きさに設定されている。
さらに、シリンダー部B1の下部に装着した吸上げパイプB3が、詰め替え防止部材Dの底壁20の挿通孔19に先端から挿通されており、詰め替え防止部材D下端より下方に延びている状態となっている。
その際、シリンダー部B1の装着筒7内周の回転止めリブ11と口筒部1外周の嵌合リブ4とが嵌合し、シリンダー部B1が容器本体Aに対して回転してしまうことを防止している。
なお、装着筒7が口筒部1に螺合等の手段により装着されてもよい。
さらに、直接、詰め替え防止部材Dを口筒部1から外そうとしても、先端部25aが、口筒部1の拡径内周5の周面および天面に当接して抵抗となり、外すことができない。
また、流入したとしても、挿通孔19は小径であるため、滴下に著しく時間がかかり、詰め替えることは現実的でない。
また、容器本体A内にシリンダー垂下しない、いわゆるトリガーポンプに詰め替え防止部材Dを採用してもよい。
B ポンプ
B1 シリンダー部
B2 駆動部
B3 吸上げパイプ
C ノズルヘッド
D 詰め替え防止部材
E カバー体
F 蓋体
P パッキン
1 口筒部
2 胴部
3 嵌合突部
4 嵌合リブ
5 拡径内周
6 上壁
7 装着筒
8 案内筒
9 シリンダー
10 嵌合凹部
11 回転止めリブ
12 補助リブ
13、28、31 係止突部
14 装着筒部
15 噴出孔
16 抜け落ち防止突部
17 周壁
17a 上段周壁
17b 中段周壁
18 フランジ
19 挿通孔
20 底壁
21 段部
22 挿入外周
23 段差外周
24 連結部
25 係止片
25a 先端部
26a 上部周壁
26b 下部周壁
29 外周壁
30 頂壁
Claims (2)
- 容器本体の口筒部に装着されるポンプを具えるポンプ付き容器であって、
容器本体の口筒部内周には、上部を残して拡径された拡径内周が形成され、
ポンプは、内周が口筒部の外周に嵌合する装着筒と、シリンダーと、吸上げパイプを有し、
容器本体の口筒部内周に、詰め替え防止部材が装着され、
前記詰め替え防止部材は、シリンダーを外側から覆うように形成された周壁と、吸上げパイプが挿通される挿通孔が形成された底壁を有し、
前記周壁は、上段周壁と、上段周壁の下方に段部を介して形成される中段周壁を有し、
前記中段周壁の外径は前記上段周壁の外径より小さくなっており、
前記段部の天面に、弾性変形可能な連結部を介して接続され、口筒部への装着時に先端部が口筒部の拡径内周の天面に当接する係止片が配設されていることを特徴とするポンプ付き容器。 - 前記上段周壁の下部は、係止片の厚さと同等の段差を介して縮径された段差外周となっていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014223568A JP6345082B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | ポンプ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014223568A JP6345082B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | ポンプ付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016088554A JP2016088554A (ja) | 2016-05-23 |
JP6345082B2 true JP6345082B2 (ja) | 2018-06-20 |
Family
ID=56017802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014223568A Active JP6345082B2 (ja) | 2014-10-31 | 2014-10-31 | ポンプ付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6345082B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6737694B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2020-08-12 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ式吐出器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647574Y2 (ja) * | 1989-03-01 | 1994-12-07 | 株式会社吉野工業所 | 小形噴霧器 |
JPH0647575Y2 (ja) * | 1989-03-03 | 1994-12-07 | 株式会社吉野工業所 | 小形噴霧器 |
-
2014
- 2014-10-31 JP JP2014223568A patent/JP6345082B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016088554A (ja) | 2016-05-23 |
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