JP6344717B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、箱体に、被収納物を収納する収納体を回転自在に設けた収納装置に関する。
従来より、前方に開口する箱体に、上下方向に沿う軸廻りに回転自在に回転収納体を設けた回転収納装置が知られている。このような回転収納装置では、回転収納体を回転させるために、箱体の奥側面と回転収納体との間に比較的に大きなスペースを確保する必要があった。
例えば、下記特許文献1には、棚本体を回転自在に収納する外ケースの天板の下面に、前後方向に沿って延びる断面略逆U字状の固定レールを取り付け、棚本体の上面に固定レールにスライド自在に支持される上走行体を取り付けた回転収納装置が開示されている。また、この回転収納装置は、固定レールに垂直軸廻りに回転するガイドローラーを設けた構成とし、上走行体を、このガイドローラーに案内される断面略U字状のガイド側壁を突設した可動レールとした構成としている。
特開平10−5055号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された回転収納装置では、可動レールが前方及び上方に開口した凹溝形状であるので、ガイドローラー等が目立ち易く、また、異物等が可動レール内に入り込み易くなることも考えられ、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、箱体の奥行寸法を効率的に小さくすることが可能でありながらも、収納体を回転自在に保持する回転機構部の可動レールへの異物等の侵入を低減し得る収納装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、被収納物を収納する収納体を、上下方向に沿う軸廻りに回転自在に保持する回転機構部を前方に開口する箱体に設けた収納装置であって、前記回転機構部は、下方及び前方に開口し前後方向に延びるガイド溝が設けられ、かつ該ガイド溝の溝底面から下方に向けて突出する保持部にガイド体が設けられ前記箱体の天面に固定された固定レールと、該固定レールのガイド溝に沿って前後方向に移動自在とされ前記収納体に前記軸を介して連結された可動レールと、を備えており、前記可動レールには、前記ガイド体を収容する収容溝を区画するように左右の両側壁と底壁と前端壁とが設けられ、かつ前記保持部を受け入れるスリット状開口を形成するように天壁が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る収納装置は、上述のような構成としたことで、箱体の奥行寸法を効率的に小さくすることが可能でありながらも、収納体を回転自在に保持する回転機構部の可動レールへの異物等の侵入を低減することができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示し、(a)は、同収納装置が備える回転機構部の可動レールの一例を模式的に示す概略斜視図、(b)は、図4におけるX−X線矢視に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。 図5におけるY−Y線矢視に対応させた一部を省略した一部破断概略横断面図である。 (a)、(b)は、同回転機構部を模式的に示す一部破断概略斜視図である。 同収納装置を模式的に示す一部省略概略平面図である。 図4におけるZ−Z線矢視に対応させた一部を省略した一部破断概略縦断面図である。 同収納装置を模式的に示す一部省略概略斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図6は、本実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、設置された収納装置に開口側において対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向及び左右方向の方向を説明する。また、収納装置の収納体が図4〜図6に示すように箱体に収納された状態を基準として、同方向を原則的に説明する。
本実施形態に係る収納装置としての回転収納装置1は、図4〜図6に示すように、被収納物を収納する収納体としての回転収納体10を、上下方向に沿う軸44廻りに回転自在に保持する回転機構部30を前方に開口する箱体2に設けた構成とされている。本実施形態では、回転収納体10の上側に設けられた回転機構部としての上側回転機構部30に加え、回転収納体10の下側に、回転収納体10を上下方向に沿う軸24廻りに回転自在に保持する下側回転機構部20を設けた構成としている。
この回転収納装置1は、玄関土間や玄関フロアー等に好適に設置され、靴等を収納する玄関収納装置としてもよい。
箱体2は、前方に開口した正面視略矩形状の箱状とされている。この箱体2は、天面部3と底面部4と背面部5と左右一対の側面部6,6とを備え、これらによって回転収納体10の収納空間を区画形成している。この収納空間は、前後寸法(収納奥行寸法)よりも左右寸法(収納間口寸法)が大きく形成されている。
なお、これら各面部3,4,5,6,6は、板材からなるものとしてもよく、また、箱体2は、木質系材料や金属系材料、合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
また、箱体2の前方開口を開閉する扉を設けてもよい。また、回転収納体10の収納空間の上側や下側等に更に他の収納空間を設けた態様としてもよい。この場合は、横仕切板等によって上下の収納空間を区画するようにしてもよい。
回転収納体10は、本実施形態では、軸24,44廻りに少なくとも180°回転自在に箱体2に設けられており、正面視略矩形枠状の枠体11と、複数の棚板17と、を備えている。この回転収納体10は、枠体11内に棚板17を配置することで、上下に複数段の収納部を区画する構成とされている。
枠体11は、上枠部12と下枠部13と左右一対の縦枠部14,14とを備えている。
この枠体11は、図4及び図5に示すように、回転収納体10が箱体2に収納された状態で、箱体2内の前後方向略中央部に配置される。
なお、この枠体11は、例えば、金属系材料等の剛性材料から形成されたものとしてもよい。
上枠部12及び下枠部13は、それぞれ左右方向に沿って長尺とされている。
左右の縦枠部(両側の縦枠部)14,14は、それぞれ上下方向に沿って長尺とされている。
これら上枠部12、下枠部13及び両側の縦枠部14,14は、長手方向に見て(横断面視して)略矩形状とされており、例えば、筒状材から形成されたものとしてもよい。
上枠部12と下枠部13とは、互いに略平行に配置され、両側の縦枠部14,14は、互いに略平行に並んで配置されている。
また、両側の縦枠部14,14の上端部に、上枠部12の長手方向両端部が固定され、両側の縦枠部14,14の下端部に、下枠部13の長手方向両端部が固定されている。
なお、これら上枠部12、下枠部13及び両側の縦枠部14,14からなる枠体11は、一体的に形成されたものとしてもよく、各枠部12,13,14,14の端部を適宜、ねじ等の止具や溶接等によって連結して形成されたものとしてもよい。
また、一方の縦枠部14の長手方向(上下方向)の途中部位には、回転収納体10のスライド及び回転動作の操作用の操作部16が設けられている。
この操作部16は、図6に示すように、側面視して略矩形枠状に形成されている。この操作部16は、その前後寸法が縦枠部14の前後寸法よりも大きく形成されている。また、操作部16は、縦枠部14よりも前後方向の一方(前方)に突出した第1把持部と縦枠部14よりも前後方向の他方(後方)に突出した第2把持部とが形成されるように、前後方向の略中央で縦枠部14に固定されている。なお、この操作部16は、ねじ等の止具や溶接等によって縦枠部14に固定するようにしてもよい。
また、これら両側の縦枠部14,14間に、架け渡すように上下に間隔を空けて複数(図例では、12枚)の棚板17を設けている。
これら棚板17は、幅方向両側端部が両側の縦枠部14,14に適宜の固定具によって固定されたものとしてもよく、または、両側の縦枠部14,14に対して着脱可能に取り付けられる構成とされたものとしてもよい。図例では、両側の縦枠部14,14の互いに対向する内側面側に、棚板17の幅方向両側端部をそれぞれに保持する保持具を着脱可能に保持する係合保持部としての差込穴15を、上下方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けた例を示している。このような構成とすれば、棚板17の枚数や配設する高さ位置を変更することができる。
また、本実施形態では、図5及び図6に示すように、これら複数の棚板17を、最下段の棚板17を除いて、上下交互に異なる側に傾斜するように設けた構成としている。最下段の棚板17は、物品載置部となるその上面が水平状となるように水平状態で両側の縦枠部14,14に保持されている。また、この最下段の棚板17の上段側の各棚板17は、上面の水平面に対する傾斜角度(内角)が、例えば、5°〜30°程度、好ましくは10°〜20°程度となるように、上下交互に前傾状態または後傾状態で両側の縦枠部14,14に保持されている。このように棚板17を傾斜させることで、靴等の収納物を効率的に収納することができる。
このように枠体11に複数の棚板17を取り付けた状態では、回転収納体10は、下段側の棚板17の上面とその上方に位置する上段側の棚板17の下面との間がそれぞれ被収納物を収納するための収納空間(収納部)となる。また、最上段の棚板17と上枠部12との間が被収納物を収納するための収納空間(収納部)となる。
また、回転収納体10は、前傾状態の棚板17に対してその前方側から被収納物の出し入れが容易に可能とされている。また、回転収納体10は、後傾状態の棚板17の前端とこれの上段側の前傾状態の棚板17の前端とが比較的に近接し、後傾状態の棚板17に対してその前方側から被収納物の出し入れがし難い構成とされている。
つまり、回転収納体10は、後傾状態の棚板17からは、後記するように回転収納体10を180°反転させて、前傾状態に切り替えることで、その前方側から収納物の出し入れが容易に可能とされている。
上記のような構成とすれば、当該回転収納装置1(回転収納体10)の収納空間を効率的に利用することができる。なお、このように棚板17を傾斜させて配置する態様としない場合においても、例えば、収納空間(棚板17)の前後寸法が比較的に大きいような場合には、回転させることで物品出し入れ性を向上させるようなこともできる。
また、図例では、これら棚板17を、平板状とされた棚本体部の両側端部に、立ち上がるように設けられた立上壁部をそれぞれに設けた構成としている。このような立上壁部を設けることで、棚板17に載置された物品の幅方向外方側への落下等を抑制することができる。また、図例では、これら棚板17の幅方向両側端部の前後両端部に、幅方向に架け渡されるように配設される落下防止バーの長手方向端部が嵌め込まれる受凹部を設けている。このような構成とすれば、図6に示すように、棚板17の奥行方向の両端側または一端側に、必要に応じて落下防止バーを取り付けることができる。
なお、上記した各棚板17の配置態様は、一例であり、例えば、全ての棚板17を、前傾状態、後傾状態及び水平状態のうちのいずれかの状態で上下多段に配置した態様等としてもよい。また、棚板17は、木質系材料や金属系材料、合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
上記のように棚板17が設けられた回転収納体10は、その上下両側に設けられた回転機構部30,20を介して箱体2に対して上下方向に沿う軸44,24廻りに回転自在に保持されている。
これら上下の回転機構部30,20は、図5に示すように、箱体2の天面3aと回転収納体10の上部との間と、箱体2の底面4aと回転収納体10の下部との間と、の二箇所にそれぞれ設けられている。これら上下の回転機構部30,20は、平面視して略重なり合うように設けられており、互いに概ね同様に作動する。また、これら上下の回転機構部30,20は、箱体2の収納空間の左右方向(収納間口方向)略中央部に配置されている。
下側回転機構部20は、図5に示すように、前後方向(奥行方向)に沿って長尺な固定レール21と、この固定レール21に沿って前後方向にスライド自在とされ軸24を介して回転収納体10に連結された可動レール23と、を備えている。また、下側回転機構部20は、可動レール23に対して軸24廻りに回転しながら前後方向に移動する回転収納体10の移動をガイドするガイドアーム25を備えている(図4も参照)。
固定レール21及び可動レール23には、詳細な図示は省略しているが、前後方向に延びるガイド溝とこのガイド溝にガイドされて転動するガイドローラーとがそれぞれに設けられている。
固定レール21は、後端を箱体2の奥側面5aに近接または当接させて箱体2の底面4aに固定されている。また、図例では、固定レール21の前端が箱体2の前端よりも後方側に控えた位置となるように固定レール21の前後(長さ)寸法を、箱体2の奥行寸法よりも小さい寸法とした例を示している。
また、固定レール21の後端部には、ガイドアーム25の長手方向の一端(後端)の回転中心となる連結軸22が設けられている。この連結軸22は、固定レール21の後端部から上方に向けて突出するように、軸方向を上下方向に沿わせて設けられている。なお、可動レール23の後端部には、この連結軸22を受け入れる切欠状凹所が後方に向けて開口するように設けられている。
ガイドアーム25は、図6に示すように、長手方向の他端(前端)が回転収納体10に対して連結軸26廻りに回転自在に連結されている。本実施形態では、回転収納体10が箱体2に収納された状態における軸24と前後方向で略一致する位置となるようにガイドアーム25の前端を回転収納体10に接続している。
このガイドアーム25の前端の回転中心となる連結軸26は、回転収納体10の下枠部13における左右方向他方の縦枠部14(操作部16が設けられていない側の縦枠部14)側に、下方に向けて突出するように、軸方向を上下方向に沿わせて設けられている。図例では、下枠部13の左右方向他方の縦枠部14側半部の長手方向略中央部位に、連結軸26を設けた例を示している(図4も参照)。
上記のように長手方向の各端部が固定レール21及び回転収納体10に対して回転自在に連結されたガイドアーム25は、後端側の固定レール21の連結軸22廻りに、前端側が左右方向に移動するように概ね90°の範囲で回転する構成とされている(図4参照)。また、ガイドアーム25は、可動レール23が最前方位置において長手方向を前後方向に沿わせて配置され、この状態から左右両側のそれぞれに概ね45°の範囲内を回転可能な構成とされている。
可動レール23は、当該可動レール23の前端側が固定レール21の前端よりも前方に突出するように、固定レール21に対して前方側にスライド可能とされている。
この可動レール23の長手(前後)方向の途中部位には、回転収納体10の回転中心となる上下方向に軸方向を沿わせた軸としての回転軸24が設けられている。この回転軸24は、可動レール23が最後方位置において箱体2の収納空間の平面視略中心に位置するように設けられている(図4も参照)。図例では、この回転軸24を、可動レール23の長手方向の概ね中央に設けた例を示している。
また、回転軸24は、可動レール23に対して回転収納体10が当該回転軸24廻りに回転自在となるように設けられている。この回転軸24は、下枠部13の長手方向の略中央に位置するように設けられている。例えば、回転収納体10の枠体11の下枠部13に対して固定的に回転軸24を設け、可動レール23にこの回転軸24を回転自在に保持する軸受部を設けたような態様としてもよい。または、回転軸24を、可動レール23側に固定的に設け、回転収納体10に対して回転自在としてもよい。
上側回転機構部30は、下方及び前方に開口し前後方向に延びるガイド溝32が設けられた固定レール31と、この固定レール31のガイド溝32に沿って前後方向に移動自在とされ軸44を介して回転収納体10に連結された可動レール40と、を備えている。また、上側回転機構部30は、下側回転機構部20と同様、可動レール40に対して軸44廻りに回転しながら前後方向に移動する回転収納体10の移動をガイドするガイドアーム38を備えている。
固定レール31は、後端を箱体2の奥側面5aに近接または当接させて箱体2の天面3aに固定されている。また、図例では、下側回転機構部20と同様、固定レール31の前端が箱体2の前端よりも後方側に控えた位置となるように固定レール31の前後(長さ)寸法を、箱体2の奥行寸法よりも小さい寸法とした例を示している。
この固定レール31は、図1(b)に示すように、ガイド溝32の溝底面を構成し、箱体2の天面3aに固定される天壁33と、天壁33の左右両側端部から垂れ下がるように設けられガイド溝32の左右両側の溝内側面を構成する両側壁37,37と、を備えている。また、これら左右の両側壁37,37の下端部には、互いに向き合う方向に突出するようにガイド片37a,37aが全長に亘ってそれぞれに設けられている(図2も参照)。
また、固定レール31は、ガイド溝32の溝底面から下方に向けて突出する保持部34にガイド体35を設けた構成とされている。これら保持部34及びガイド体35は、固定レール31の前端側部位に設けられている。
また、本実施形態では、保持部34を、左右方向(ガイド溝32の溝幅方向と同方向)に厚さ方向を沿わせた挿通片部34aを備えた構成としている。また、本実施形態では、保持部34を、固定レール31の溝底面を構成する天壁33に切り起こし状に設けている。
また、保持部34は、図1(b)及び図2に示すように、天壁33から垂れ下がるように設けられた挿通片部34aの下端に、ガイド体35を保持する保持片部34bを一連状に設けた構成とされている。この保持片部34bは、挿通片部34aの下端から溝幅方向に沿って突出するように、かつ厚さ方向を上下方向に沿わせるように設けられている。本実施形態では、保持片部34bがガイド溝32の溝幅方向略中心に位置するように、挿通片部34aをガイド溝32の溝幅方向中心から溝幅方向片方側に寄った部位に設けている。これら挿通片部34a及び保持片部34bは、天壁33を抜き加工し、適宜、折り曲げて切り起こし状に形成されており、薄板状とされている(図3も参照)。
ガイド体35は、ガイド溝32の溝幅方向略中心に位置するように、保持片部34bに保持されている。
本実施形態では、このガイド体35を、上下方向に沿う軸廻りに回転自在とされたガイドローラー35としている。このガイドローラー35は、保持片部34bの下方側に配され、適宜、連結軸等を介して保持片部34bに回転自在に保持されている。
なお、ガイド体35としては、このようなガイドローラー35に限られず、ブロック状とされたガイドブロック等としてもよく、その他、種々の態様とされたものの採用が可能である。
また、固定レール31の後端部には、ガイドアーム38の長手方向の一端(後端)の回転中心となる連結軸36が設けられている。この連結軸36は、固定レール31の天壁33の後端部から下方に向けて突出するように、軸方向を上下方向に沿わせて設けられている。この連結軸36は、図1(b)及び図2に示すように、ガイド溝32の溝幅方向略中心に位置するように設けられている。
また、この連結軸36は、上記した下側回転機構部20の固定レール21に設けられた連結軸22と同軸状となるように設けられている(図4参照)。
ガイドアーム38は、図2に示すように、下側のガイドアーム25と概ね同様、長手方向の他端(前端)が回転収納体10に対して連結軸39廻りに回転自在に連結されている。また、上記同様、回転収納体10が箱体2に収納された状態における軸44と前後方向で略一致する位置となるようにガイドアーム38の前端を回転収納体10に接続している。
このガイドアーム38の前端の回転中心となる連結軸39は、下側のガイドアーム25の前端の連結軸26と同軸状となるように設けられている(図4参照)。つまり、ガイドアーム38の前端の連結軸39は、回転収納体10の上枠部12における左右方向他方の縦枠部14(操作部16が設けられていない側の縦枠部14)側に、上方に向けて突出するように、軸方向を上下方向に沿わせて設けられている。図例では、上枠部12の左右方向他方の縦枠部14側半部の長手方向略中央部位に、連結軸39を設けた例を示している(図4も参照)。
この上側のガイドアーム38は、下側のガイドアーム25と同様、後端側の固定レール31の連結軸36廻りに、前端側が左右方向に移動するように概ね90°の範囲で回転する構成とされている(図4参照)。また、ガイドアーム38は、可動レール40が最前方位置において長手方向を前後方向に沿わせて配置され、この状態から左右両側のそれぞれに概ね45°の範囲内を回転可能な構成とされている。
つまり、上下両側の回転機構部30,20の各ガイドアーム38,25は、平面視して略重なり合うように配置されており、重なり合った状態を略維持してそれぞれ回転する構成とされている。なお、上下の回転機構部30,20のいずれか一方のみにガイドアームを設けた態様としてもよい。
可動レール40には、図1及び図2に示すように、ガイド体としてのガイドローラー35を収容する収容溝41が設けられている。この収容溝41は、前後方向に延びるように設けられている。また、可動レール40には、この収容溝41を区画するように左右の両側壁46,47と底壁43と前端壁45とが設けられ、かつ保持部34を受け入れるスリット状開口42を形成するように天壁48が設けられている。
また、可動レール40は、下側回転機構部20と同様、図3に示すように、当該可動レール40の前端側が固定レール31の前端よりも前方に突出するように、固定レール31に対して前方側にスライド可能とされている。
この可動レール40の長手(前後)方向の途中部位には、回転収納体10の回転中心となる上下方向に軸方向を沿わせた軸としての回転軸44が設けられている。この回転軸44は、下側回転機構部20の回転軸24と同軸状となるように設けられている(図4参照)。つまり、回転軸44は、可動レール40が最後方位置において箱体2の収納空間の平面視略中心に位置するように設けられている。
この回転軸44は、上記同様、可動レール40に対して回転収納体10が当該回転軸44廻りに回転自在となるように設けられている。
また、回転軸44は、可動レール40の底壁43の下面から下方に向けて突出するように固定的に設けられている。この回転軸44は、上枠部12の長手方向の略中央に位置するように上枠部12に対して回転自在に連結されており、上枠部12側には、この回転軸44を回転自在に保持する軸受部が設けられている。なお、このような態様に代えて、回転軸44を、上枠部12側に固定的に設け、可動レール40に対して回転自在としてもよい。
この可動レール40の収容溝41の溝底面を構成する底壁43は、当該可動レール40の全長に亘って設けられている。本実施形態では、この底壁43の下面が固定レール31の下面よりも上方側となるように、可動レール40が固定レール31のガイド溝32に収容される構成としている。つまり、図1(b)に示すように、当該可動レール40の回転軸44を除いた全体が長手方向に見て、固定レール31のガイド溝32に収容される構成とされている。
また、この底壁43の後端部には、図2に示すように、固定レール31の後端部に設けられた連結軸36を受け入れる切欠状凹所43aが後方に向けて開口するように設けられている。当該可動レール40が最後方位置とされた状態で、この切欠状凹所43aに連結軸36が納められる構成とされている。
また、この可動レール40の収容溝41の左右両側の溝内側面を構成する両側壁46,47は、底壁43の左右方向両端部から立ち上がるように、当該可動レール40の全長に亘って設けられている。これら両側壁46,47の互いに対向する内側面が溝内側面を構成し、これらに固定レール31のガイドローラー35が当接されて回転する構成とされている。これら両側壁46,47間の寸法、つまりは収容溝41の溝幅寸法は、ガイドローラー35の径に応じた寸法とされている。
可動レール40は、図2に示すように、最後方位置とされた状態で収容溝41の前端部にガイドローラー35が位置し、最前方位置とされた状態で収容溝41の後端部にガイドローラー35が位置するように適宜の長さ寸法とされている。つまり、可動レール40が固定レール31に対して前後方向に移動する際に、収容溝41内に常時、ガイドローラー35が位置する構成とされている。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、これら両側壁46,47のそれぞれに、固定レール31の両側のガイド片37a,37aに係合ガイドされる被ガイド部としてのローラー49,49を設けている。これらローラー49,49は、ガイド溝32の溝幅方向に軸方向を沿わせた軸廻りに回転自在とされており、固定レール31のガイド片37a,37a上を転動する構成とされている。なお、これらローラー49,49は、固定レール31の天壁33の下面、つまり、ガイド溝32の溝底面に当接して転動するものとしてもよい。
また、本実施形態では、図1(a)及び図2に示すように、当該可動レール40の後端部にこれらローラー49,49を設けている。これらローラー49,49は、図2に示すように、可動レール40が最後方位置とされた状態で固定レール31の後端部に位置し、最前方位置とされた状態で固定レール31の前端部に位置する構成とされている(図3(b)も参照)。つまり、これらローラー49,49は、可動レール40が固定レール31に対して前後方向に移動する際に、ガイド溝32内に常時、位置する構成とされている。
上記した固定レール31の天壁33からガイド片37a,37aまでの上下方向に沿う寸法(ガイド溝32の溝深さ寸法)は、これらローラー49,49の収容が可能な寸法とされている。図例では、固定レール31の天壁33からガイド片37a,37aまでの上下方向に沿う寸法を、ローラー49,49の径に応じた寸法とした例を示している。
また、固定レール31の両側壁37,37間の寸法、つまりはガイド溝32の溝幅寸法は、可動レール40の両側のローラー49,49の左右方向外方側面が、両側壁37,37の互いに対向する内側面に近接対面するような寸法とされている。
また、本実施形態では、両側壁46,47のそれぞれに、前後方向に間隔を空けて複数(図例では、2つ)のローラー49,49,49,49を設けた構成としている。
前端壁45は、収容溝41の前端を封止するように設けられており、その四周が底壁43、両側壁46,47及び天壁48の前端に近接または当接するように設けられている。図例では、この前端壁45を、底壁43の前端から立ち上がるように底壁43に一連状に設けた例を示している。
天壁48は、本実施形態では、保持部34の挿通片部34aが挿通されるスリット状開口42を形成するように、収容溝41の溝天面側を区画するように設けられている。
また、本実施形態では、可動レール40を、この天壁48の左右方向一方の端部と左右方向一方の側壁46の上端部との間をスリット状開口42とした構造としている。つまり、天壁48の一方の端部と一方の側壁46の上端部とが、スリット状開口42の溝幅方向両側開口縁を構成している。
スリット状開口42は、前後方向に延びるように、かつ上下に貫通するように設けられており、天壁48の左右方向一方の端部に沿って、天壁48の全長に亘って設けられている。このスリット状開口42の開口幅寸法(収容溝41の溝幅方向に沿う寸法)は、図1(b)及び図2に示すように、上記した保持部34の挿通片部34aの受け入れが可能なように、挿通片部34aの厚さ寸法に応じた寸法とされている。
また、本実施形態では、天壁48を、他方の側壁47の上端に一連状に設けている。この天壁48は、他方の側壁47の上端から一方の側壁46側に突出するように、かつ厚さ方向を上下方向に沿わせるように設けられている。
また、本実施形態では、この天壁48を、当該可動レール40の全長に亘って設けずに、前端壁45から後端側の途中部位に至るまで設けた構成としている。図例では、天壁48を、その後端が、当該可動レール40の後端側部位の両側に設けられたローラー49,49の手前側近傍に位置するように設けた構成としている。このような構成とすれば、ローラー49,49を組み付ける際における作業性を向上させることができる。
この天壁48は、その後端が、当該可動レール40が最前方位置とされた状態で、固定レール31若しくは箱体2の前端と前後方向で概ね同じ位置となるように、または固定レール31若しくは箱体2の前端よりも後方側に位置するように、設けるようにしてもよい。なお、このような態様に代えて、天壁48を、可動レール40の全長に亘って設けるようにしてもよい。
上記のような構成により、上下の回転機構部30,20は、可動レール40,23を固定レール31,21に沿って前後にスライドさせることで、回転軸44,24が前後に移動する構成とされている。つまり、回転収納体10の回転軸44,24は、可動レール40,23を前方にスライドさせれば、前方に移動し、可動レール40,23を後方にスライドさせれば、後方に移動する構成とされている。また、このような構成により、枠体11(回転収納体10)は、可動レール40,23を介して箱体2から前方側にスライド自在で、かつ回転軸44,24廻りに可動レール40,23に対して回転自在とされている。これにより、回転収納体10の回転中心となる回転軸44,24を前方側にスライドさせることで、箱体2の奥側面5aとの間に回転収納体10を回転させるための空間が形成され、この空間を利用して回転収納体10を回転軸44,24廻りに回転させることができる。
また、上記のようなガイドアーム38,25を設けた構成とすることで、枠体11(回転収納体10)は、回転軸44,24廻りの回転範囲(回転動作の範囲)が規制される。これにより、回転収納体10は、図4に示すように、箱体2に対して前後方向にスライドしながら回転軸44,24廻りに約180°の範囲で回転可能な構成とされている。また、これにより、回転収納体10は、箱体2に収納時の姿勢を前後反転可能(180°反転可能)な構成とされている。つまり、当該回転収納装置1は、回転軸44,24を前後方向にスライドさせながら回転収納体10を回転軸44,24廻りに回転させることで、回転収納体10の前後を入れ替え(切り替え)可能としている。
なお、固定レール31,21に対して前方に突出した可動レール40,23を収納側に付勢する付勢機構を上下の回転機構部30,20等に設けるようにしてもよい。
また、上下の回転機構部30,20は、金属系材料や合成樹脂系材料等から形成されたものとしてもよい。
本実施形態に係る収納装置(回転収納装置)1は、上述のような構成としたことで、箱体2の奥行寸法を効率的に小さくすることが可能でありながらも、回転機構部としての上側回転機構部30の可動レール40への異物等の侵入を低減することができる。
つまり、被収納物を収納する収納体(回転収納体)10を、上下方向に沿う軸44廻りに回転自在に保持する上側回転機構部30を前方に開口する箱体2に設けた構成としている。従って、上述のように、回転収納体10に効率的に被収納物を収納させたり、回転収納体10を回転させることで、被収納物を出し入れし易くしたりすることができる。
また、上側回転機構部30を、箱体2の天面3aに固定された固定レール31の前後方向に延びるガイド溝32に沿って前後方向に移動自在とされ回転収納体10に軸44を介して連結された可動レール40を設けた構成としている。従って、回転収納体10の軸44を箱体2に対して前後方向に移動させながら回転収納体10を回転させることができる。これにより、回転収納体10を回転させる際に、回転収納体10が箱体2に収納された状態よりも後方側に突出するようなことを防止することができる。つまり、箱体2に収納された状態の回転収納体10の奥側に必要となる回転収納体10の回転用の空間を小さくすることができ、回転収納体10の収納部の奥行寸法を確保しながらも箱体2の奥行寸法を効率的に小さくすることができる。
また、可動レール40に、固定レール31に設けられたガイド体(ガイドローラー)35を収容する収容溝41を区画するように両側壁46,47と底壁43と前端壁45とを設けている。また、可動レール40に、ガイド体35を保持する保持部34を受け入れるスリット状開口42を形成するように天壁48を設けた構成としている。従って、可動レール40の収容溝41に収容されるガイド体35を目立ち難くすることができる。また、可動レール40内への異物等の侵入を低減することができる。また、固定レール31のガイド体35によって可動レール40のスライドをガイドすることができ、可動レール40の横振れ等を抑制することができる。つまりは、固定レール31に設けられたガイド体35による可動レール40のガイドが可能でありながらも、可動レール40の収容溝41内の露出を低減することができる。なお、ガイド体35は、可動レール40の横振れを抑制するものに限られず、縦振れを抑制するものとしてもよい。この場合は、上記した可動レール40の後端側の被ガイド部としてのローラー49,49が可動レール40の横振れを抑制するものとしてもよい。固定レール31に対する可動レール40のスライドをガイドする機構としては、その他、種々の態様とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、可動レール40を、天壁48の左右方向一方の端部と左右方向一方の側壁46の上端部との間をスリット状開口42とした構造としている。従って、例えば、左右両側の側壁46,47の上端部から互いに対向する方向に向けて突出させるように天壁を設け、これら両側の天壁間をスリット状開口としたものと比べて、効率的にスリット状開口42を設けることができる。つまり、他方の側壁47に天壁48となる部位を延設し、当該部位を折り曲げることで天壁48とスリット状開口42とを形成することができる。また、スリット状開口42が可動レール40の一方の側壁46に沿って設けられることとなるので、ガイド体35への異物等の接触を効果的に抑制することができる。なお、このような態様に代えて、左右両側の側壁46,47の上端部から互いに対向する方向に向けて突出させるように天壁を設け、これら両側の天壁間をスリット状開口としたような態様等としてもよい。この場合は、保持部34の挿通片部34aや保持片部34b等を適宜、変形するようにしてもよい。
また、本実施形態では、保持部34を、左右方向に厚さ方向を沿わせ、スリット状開口42に挿通される挿通片部34aを備えた構成としている。従って、例えば、保持部34を垂直軸状のものとした場合と比べて、可動レール40のスリット状開口42の開口幅寸法を、効果的に小さくすることができ、可動レール40内への異物等の侵入をより効果的に低減することができる。
また、本実施形態では、保持部34を、固定レール31の溝底面を構成する天壁33に切り起こし状に設けている。従って、例えば、固定レール31の天壁33に付設状に保持部34を設けたようなものと比べて、効率的に保持部34を設けることができる。なお、このような態様に代えて、保持部34を、天壁33に付設状に設けるようにしてもよい。また、保持部34を、上記のような薄板状の挿通片部34aと保持片部34bとを備えたものとした態様に代えて、ガイド体35を保持する軸状等とされたものとしてもよい。ガイド体35を保持する保持部34としては、その他、種々の態様とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、回転収納体10を、少なくとも180度回転されて前後反転可能な構成とされたものとしたが、このような態様に代えて、箱体2に対して引き出されながら少なくとも90度回転するような構成とされたもの等としてもよい。
また、箱体2は、少なくとも前方に開口したものであればよく、前後両側に開口したものでもよい。
また、回転収納装置1に収納される被収納物としては、上記した靴等の履物に限られず、衣類や傘、帽子等でもよく、このような玄関土間等において収納されるものに限られず、その他、書籍や、装飾品、食器、調味料、各種ディスク等の記録媒体等でもよい。この場合は、回転収納体10を区画する棚板17を適宜、変形したり、回転収納体10に被収納物を引っ掛ける引っ掛け部材等を設けたりしてもよい。
1 回転収納装置(収納装置)
2 箱体
3a 天面
10 回転収納体(収納体)
30 上側回転機構部(回転機構部)
31 固定レール
32 ガイド溝
33 天壁
34 保持部
34a 挿通片部
35 ガイドローラー(ガイド体)
40 可動レール
41 収容溝
42 スリット状開口
43 底壁
44 回転軸(上下方向に沿う軸)
45 前端壁
46 一方の側壁(左右方向一方の側壁)
47 他方の側壁
48 天壁

Claims (4)

  1. 被収納物を収納する収納体を、上下方向に沿う軸廻りに回転自在に保持する回転機構部を前方に開口する箱体に設けた収納装置であって、
    前記回転機構部は、下方及び前方に開口し前後方向に延びるガイド溝が設けられ、かつ該ガイド溝の溝底面から下方に向けて突出する保持部にガイド体が設けられ前記箱体の天面に固定された固定レールと、該固定レールのガイド溝に沿って前後方向に移動自在とされ前記収納体に前記軸を介して連結された可動レールと、を備えており、
    前記可動レールには、前記ガイド体を収容する収容溝を区画するように左右の両側壁と底壁と前端壁とが設けられ、かつ前記保持部を受け入れるスリット状開口を形成するように天壁が設けられていることを特徴とする収納装置。
  2. 請求項1において、
    前記可動レールは、前記天壁の左右方向一方の端部と左右方向一方の側壁の上端部との間を前記スリット状開口とした構造とされていることを特徴とする収納装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記保持部は、左右方向に厚さ方向を沿わせ、前記スリット状開口に挿通される挿通片部を備えていることを特徴とする収納装置。
  4. 請求項3において、
    前記保持部は、前記固定レールの前記溝底面を構成する天壁に切り起こし状に設けられていることを特徴とする収納装置。
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