JP2786843B2 - 回転収納装置 - Google Patents

回転収納装置

Info

Publication number
JP2786843B2
JP2786843B2 JP16498696A JP16498696A JP2786843B2 JP 2786843 B2 JP2786843 B2 JP 2786843B2 JP 16498696 A JP16498696 A JP 16498696A JP 16498696 A JP16498696 A JP 16498696A JP 2786843 B2 JP2786843 B2 JP 2786843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rotating
shelf
connecting arm
along
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16498696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH105055A (ja
Inventor
圭子 大沢
岩市 奥平
佐藤  明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKUSU KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
OOKUSU KK
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOKUSU KK, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical OOKUSU KK
Priority to JP16498696A priority Critical patent/JP2786843B2/ja
Publication of JPH105055A publication Critical patent/JPH105055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2786843B2 publication Critical patent/JP2786843B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴などを収納す
るための回転収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転式のキャビネット、ラッ
ク等のような家具として、前方に開口した外ケース内部
に棚本体を回転自在に収納し、この棚本体の前後に例え
ば靴等を収納する収納部を設けて、棚本体を180°反
転させることで棚板上の靴を棚本体の前後両側から取り
出して使用できるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の外ケ
ース内に180°反転可能な棚本体を収納した場合に
は、棚本体と外ケースの背板との間に回転のためのスペ
ースを確保する必要があり、外ケース内部に無駄なスペ
ースが生じるという問題があった。本発明は、上記の点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、回
転収納体を回転させる際の無駄なスペース化を省くこと
ができると共に、収納量を増加させることができる回転
収納装置を提供することにあり、また別の目的とすると
ころは、回転収納体の回転をスムーズに行なうことがで
きる回転収納装置を提供することにあり、さらに別の目
的とするところは、収納効率を一層向上させることがで
きる回転収納装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、前後両面に被収納物の収納用の開口部
1,2を備えた回転収納体Aが前方に開放された収納空
間B内に配設され、該収納空間Bの上下両側に前後方向
Cに沿って上レール3及び下レール4が延設され、回転
収納体Aの上下両側の左右方向Dの中央部には上レール
3及び下レール4に沿ってスライド自在に支持された上
走行体5及び下走行体6が夫々設けられ、回転収納体A
の上面の左右方向Dの一端側には、上レール3の後端側
を中心に水平方向に回動自在となった上部連結アーム7
の先端部が連結されていると共に、回転収納体Aの下面
の左右方向Dの一端側には、下レール4の後端側を中心
に上部連結アーム7と同角度で水平方向に回動自在とな
った下部連結アーム8の先端部が連結され、上記回転収
納体Aは、前面開口部1又は後面開口部2の一方が正面
に向いた状態から連結アーム7,8が回動して連結アー
ム7,8がレール3,4と略平行となった時に、走行体
5,6がレール3,4に沿って最も前方へ移動した状態
となり且つ回転収納体Aが横向きの状態となり、この状
態から連結アーム7,8が更に回動して連結アーム7,
8のレール3,4に対する傾斜角度が最も大きくなった
時に、走行体5,6がレール3,4に沿って最も後方へ
移動した状態となり且つ上記回転収納体Aの回転前の位
置と略同じ位置で回転収納体Aが180°反転して、回
転収納体Aの前面開口部1又は後面開口部2の他方が正
面に向いた状態となるように構成されていることを特徴
としており、このように構成することで、回転収納体A
を前方にスライドさせながら回転前と略同じ位置で18
0°回転させることができるので、回転収納体Aが回転
時に後方に突出するのを防止できると共に、前面開口部
1及び後面開口部2の両方から被収納物を出し入れでき
るので、回転収納体Aの収納量を増加させることができ
る。
【0005】上記上レール3は、収納空間Bの天面側に
取付けられた固定レール9と、回転収納体Aの上面側に
取付けられた可動レール11と、可動レール11を固定
レール9に沿ってガイドするガイド手段13とを備えて
いることを特徴とするのが好ましく、この場合、固定レ
ール9に対する可動レール11の横振れやがたつきの発
生をガイド手段13にて防止できるので、回転収納体A
の180°の回転動作をよりスムーズに行なうことがで
きる。
【0006】上記回転収納体Aは、前下がりに傾斜した
棚板14aと前上がりに傾斜した棚板14bとが一枚お
きに交互に配置された棚本体A1 から成ることを特徴と
するのが好ましく、この場合、棚板14a,14bの傾
斜によって収納効率を一層向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態では、図1に示すように、回転収
納装置Eとして、靴を収納する棚本体A1 と、この棚本
体A1 を回転自在に収納する外ケースB1 とを備えた下
駄箱E1 を例示する。
【0008】棚本体A1 は、図2及び図3に示すよう
に、上枠16aと下枠16bと左右一対の側枠16cと
から成り、前後に靴収納用の開口部1,2が開口したフ
レーム部16と、このフレーム部16の左右の側枠16
c間に複数の棚板14a,14bが上下多段に取付けら
れた棚部17とを備えており、この棚本体A1 によって
回転収納体Aが構成されている。尚、フレーム部16と
棚部17は例えば押出成形品にて一体成形されている。
【0009】棚部17は、前下がりに傾斜した棚板14
aと前上がりに傾斜した棚板14bとが一枚おきに交互
に配置されており、棚板14a上には前面開口部1から
靴が収納され、棚板14b上には後面開口部2から靴が
収納されるようになっている。棚本体A1 を収納する外
ケースB1 は、天板18、底板19、左右の側板20及
び背板21を備えており、この外ケースB1 によって前
方に開放された収納空間Bが構成されている。ここで外
ケースB1 の上下内寸L1 (図2)は棚本体A 1 の上下
高さより若干高く、且つ棚本体A1 が180°回転可能
となるように、外ケースB1 の幅内寸L2 及び奥行き内
寸L3 (図1)は棚本体A1 の幅L4 及び奥行きL5
り若干大きく設計されている。
【0010】外ケースB1 の天板18の下面中央部に
は、外ケースB1 の前後方向C(奥行き方向)に沿って
水平方向に延びる断面略逆U字状の固定レール9が取付
けられており、一方、棚本体A1 の上枠16aの上面中
央部には、図4に示すように、固定レール9にスライド
自在に支持される上走行体5が取付けられている。上走
行体5は、本実施形態では、図5及び図6に示すよう
に、棚本体A1 の前後方向Cに沿って延びて上記固定レ
ール9内にスライド嵌合される断面略U字状の可動レー
ル11から成り、可動レール11の長さ方向の略中央部
がフレーム部16の上枠16aの上面中央部に取付けた
回転軸22に回転自在に連結されており、この可動レー
ル11と固定レール9とで上レール3が構成されてい
る。
【0011】ここで、固定レール9の長さ方向に沿う左
右両側には、内方に向けてフランジ状に突出したローラ
ー走行面24(図9、図10)が夫々設けられている。
固定レール9の前端部には可動レール挿入口27(図
5)が開口していると共に、ローラー走行面24の前端
部にはローラー挿入口28が開口している。一方、可動
レール11の後部の左右両側には前後一対のベアリング
ローラー31が水平軸回りに回転自在に支持されてお
り、固定レール9内に可動レール11をスライド嵌合さ
せた状態で、各ベアリングローラー31が固定レール9
のローラー走行面24に当接することで、可動レール1
1は固定レール9の長さ方向に沿ってスライド自在に支
持されている。
【0012】また、固定レール9の下面の長さ方向の略
中央部には、図10(a)に示すように、垂直軸34が
垂設され、この垂直軸34にばね座金35を介してガイ
ドローラー36が垂直軸回りに回転自在に連結されてい
る。一方、可動レール11の長さ方向に沿う略中央部に
は上記ガイドローラー36を案内する断面略U字状のガ
イド側壁37が突設されており、このガイドローラー3
6とガイド側壁37とによって、可動レール11を固定
レール9に沿って円滑にガイドするガイド手段13が構
成されている。
【0013】さらに、固定レール9の下面の後端部側に
は、図5に示すように、下方に向けて連結軸38が垂設
されている。この連結軸38の下端は可動レール11の
後端部に切欠かれた切欠き部(図示せず)を貫通して可
動レール11の下方に突出しており、この連結軸38の
下端に上部連結アーム7の基端部が回動自在に連結され
ている。上部連結アーム7は、細長い金属板から成り、
上部連結アーム7の先端部は棚本体A1 の上面の左右方
向Dの一端側に回動自在に連結されている。本実施形態
では、図7に示すように、フレーム部16の上枠16a
の左側寄りの位置に上下に貫通して連結軸60が取付け
られ、この連結軸60の下端に上部連結アーム7の先端
部が回動自在に連結されており、これにより上部連結ア
ーム7の先端部は、図1に示すように、固定レール9側
の連結軸38を中心とした円軌道Mを描くように水平方
向に回動自在となっている。
【0014】一方、外ケースB1 の底板19の下面中央
部には、図12〜図17に示すように、外ケースB1
前後方向Cに沿って水平方向に延びる断面略U字状の固
定レール10が取付けられており、フレーム部16の下
枠16bの下面中央部には固定レール10にスライド自
在に支持される下走行体6が取付けられている。この下
走行体6は、本実施形態では、棚本体A1 の前後方向C
に沿って延びて上記固定レール10の外部からスライド
自在に嵌合する断面略逆U字状の可動レール12から成
り、可動レール12の長さ方向の略中央部に設けた回転
軸受け40によって下枠16bの下面中央部に取付けた
回転軸23が回転自在に支持されており、この可動レー
ル12と固定レール10とで下レール4が構成されてい
る。
【0015】ここで、固定レール10の前端部の左右両
側には、図15に示すように、左右一対のベアリングロ
ーラー32が水平軸回りに回転自在に支持されていると
共に、各ベアリングローラー32の後側には、外方に向
けてフランジ状に突出したローラー走行面25が固定レ
ール10の長さ方向に沿って形成されている。また、各
ベアリングローラー32とローラー走行面25の前端部
との間には上方に開口したローラー挿入口30が夫々設
けられている。一方、可動レール12の後端部には固定
レール挿入口29が開口していると共に、その後端部の
左右両側には左右一対のベアリングローラー33が水平
軸回りに回転自在に支持されており、各ベアリングロー
ラー33の前側には、内方に向けてフランジ状に突出し
たローラー走行面26が可動レール12の長さ方向に沿
って形成されている。そして、可動レール12の後端部
のベアリングローラー33を上方から固定レール10の
前端部のローラー挿入口30から挿入した状態で、可動
レール12の固定レール挿入口29を固定レール10の
前端部に嵌め込むことによって、可動レール12の内部
に固定レール10がスライド自在に嵌め込まれた状態
(図15(a)(b)の状態)となり、この状態で固定
レール10側のベアリングローラー32が可動レール1
2側のローラー走行面26に当接し且つ可動レール12
側のベアリングローラー33が固定レール10側のロー
ラー走行面25に当接することによって、可動レール1
2は固定レール10の長さ方向に沿ってスライド自在に
支持されるものである。
【0016】さらに、固定レール10の上面の後端側に
は、上方に向けて連結軸39が立設されている。この連
結軸39の上端は可動レール12の後端部に切欠かれた
切欠き凹部42を貫通して可動レール12の上方に突出
しており、この連結軸39の上端に下部連結アーム8の
基端部が回動自在に連結されている。下部連結アーム8
は、上部連結アーム7と同様、細長い金属板から成り、
その先端部は棚本体A 1 の上面の左右方向Dの一端側に
回動自在に連結されている。本実施形態では図16に示
すように、フレーム部16の下枠16bの左側寄りの位
置に上下に貫通して連結軸61が取付けられ、下枠16
bの下方に突出した連結軸61の下端に下部連結アーム
8の先端部が回動自在に連結されており、これにより下
部連結アーム8の先端部は固定レール10側の連結軸3
9を中心として前記上部連結アーム7と同角度で且つ同
方向に円軌跡を描くように水平方向に回動自在となって
いる。
【0017】しかして、棚本体A1 を上下の回転軸2
2,23を中心に180°反転させるにあたっては、先
ず、図1のように棚本体A1 の前面開口部1が正面に向
いた状態で、棚本体A1 の右側の側枠16c部分を 前
方に引き出すと、上下の可動レール11,12が上下の
固定レール9,10に沿って前進移動すると同時に、上
下の連結アーム7,8が回動することにより、棚本体A
1 は図11の仮想線で示す軌道に沿って回転することが
できる。そして、上下の連結アーム7,8が上下のレー
ル3,4と平行となった時点で、上下の可動レール1
1,12が最も前方へ移動した状態となり、棚本体A1
が横向きの状態となる。このとき、棚本体A 1 は前方に
スライドしながら回転するので、棚本体A1 は連結アー
ム7,8の基端部よりも後方に突出することなく90°
回転することができる。この横向き状態にある棚本体A
1 を更に反対方向に回転させると、上下の可動レール1
1,12が上下の固定レール9,10に沿って後退移動
して、上下の連結アーム7,8が上下のレール3,4に
対して傾斜し、上下の連結アーム7,8が上下のレール
3,4に対して最も傾斜した時点で、上下の可動レール
11,12が最も後方へ移動した状態となり、且つ棚本
体A1 の後面開口部2が正面に向いた状態となる。つま
り、上下の連結アーム7,8が上下のレール3,4を越
えて反対方向に移動することで、上記棚本体A1 の回転
前の位置(前面開口部1が正面に向いた状態)と略同じ
位置で棚本体A1 が180°反転して、棚本体A1 の後
面開口部2が正面に向いた状態となる。なお、後面開口
部2が正面に向いた状態で棚本体A 1 を上記とは逆方向
に180°反転させることで、再び前面開口部1を正面
向きの状態に戻すことができる。
【0018】このように、棚本体A1 を前方にスライド
させながら上下の回転軸22,23を中心に180°反
転させることができるので、棚本体A1 が回転時に後方
に突出するのを防止できる。従って、従来のように棚本
体A1 と外ケースB1 の背板21との間に回転のための
スペースを設ける必要がなくなり、棚本体A1 の収納ス
ペースの無駄を無くすことができると共に、棚本体A1
の前面開口部1と後面開口部2の両面から靴を収納した
り、取り出したりできるので、棚本体A1 の収納量が増
加するという利点がある。
【0019】また、上側の固定レール9に軸支したガイ
ドローラー36が可動レール11のガイド側壁37に沿
ってガイドされることによって、固定レール9に対する
可動レール11の横振れやがたつきの発生を防止できる
ので、棚本体A1 の180°の回転動作をよりスムーズ
に行なうことができ、使い勝手が良くなる。そのうえ棚
本体A1 は、前下がりに傾斜した棚板14aと前上がり
に傾斜した棚板14bとが一枚おきに交互に配置されて
おり、棚板14a上には前面開口部1から靴が収納さ
れ、棚板14b上には後面開口部2から靴が収納される
ことによって、前後の開口部1,2から夫々靴が収納し
やすくなると同時に、棚板14a,14b間のデッドス
ペースを無くして、靴の収納効率を高めることができる
という利点もある。なお、傾斜した棚板14aの前端縁
及び棚板14bの後端縁に靴落下防止用の突起部を夫々
突設するようにしてもよい。
【0020】上記実施形態では、回転収納体Aとして靴
を収納する棚本体A1 を例示したが、例えば書棚とか洋
服、その他の物品の収納装置としても広く適用できるの
は勿論のことである。また、収納空間Bとして外ケース
1 を例示したが、ケース状に代えて、フレーム状であ
ってもよく、或いは建物の壁等の一部に前方に開放され
た凹状部を形成し、この凹状部内に回転収納体Aを回転
自在に収納するものであってもよいものである。
【0021】さらに手で棚本体A1 を回転させるように
したが、モータ等の駆動装置を用いて自動的に回転させ
るようにしてもよいのは勿論のことである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、前後両面に被収納物の収納用の開口
部を備えた回転収納体が前方に開放された収納空間内に
配設され、該収納空間の上下両側に前後方向に沿って上
レール及び下レールが延設され、回転収納体の上下両側
の左右方向の中央部には上レール及び下レールに沿って
スライド自在に支持された上走行体及び下走行体が夫々
設けられ、回転収納体の上面の左右方向の一端側には、
上レールの後端側を中心に水平方向に回動自在となった
上部連結アームの先端部が連結されていると共に、回転
収納体の下面の左右方向の一端側には、下レールの後端
側を中心に上部連結アームと同角度で水平方向に回動自
在となった下部連結アームの先端部が連結され、上記回
転収納体は、前面開口部又は後面開口部の一方が正面に
向いた状態から連結アームが回動して連結アームがレー
ルと略平行となった時に、走行体がレールに沿って最も
前方へ移動した状態となり且つ回転収納体が横向きの状
態となり、この状態から連結アームが更に回動して連結
アームのレールに対する傾斜角度が最も大きくなった時
に、走行体がレールに沿って最も後方へ移動した状態と
なり且つ上記回転収納体の回転前の位置と略同じ位置で
回転収納体が180°反転して、回転収納体の前面開口
部又は後面開口部の他方が正面に向いた状態となるよう
に構成されているから、回転収納体を前方にスライドさ
せながら180°反転させることができるので、回転収
納体が回転時に後方に突出するのを防止でき、従って、
従来のように回転収納体と外ケースの背板との間に回転
のためのスペースを設ける必要がなくなり、回転収納体
の収納スペースの無駄を無くすことができると共に、回
転収納体の前面開口部と後面開口部の両面から靴を収納
したり、取り出したりできるので、回転収納体の収納量
が増加するという利点がある。
【0023】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の上レールが、収納空間の天面側に取付けられた固定
レールと、回転収納体の上面側に取付けられた可動レー
ルと、可動レールを固定レールに沿ってガイドするガイ
ド手段とを備えているから、請求項1記載の効果に加え
て、固定レールに対する可動レールの横振れやがたつき
の発生をガイド手段にて防止できるので、回転収納体の
回転動作をより円滑に行なうことができ、使い勝手が向
上する。
【0024】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の回転収納体が、前下がりに傾斜した棚板と前上がり
に傾斜した棚板とが一枚おきに交互に配置された棚本体
から成るから、請求項1記載の効果に加えて、棚板の傾
斜によって収納効率を一層向上させることができると共
に、前下がりに傾斜した棚板上に前面開口部から靴等を
収納し、前上がりに傾斜した棚板上に後面開口部から靴
等が収納することによって、前後の開口部から夫々靴等
が収納しやすくなり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】同上の棚本体の側面図である。
【図3】(a)は同上の棚本体の一部省略正面図、
(b)は平面図である。
【図4】同上の棚本体の上部を示す斜視図である。
【図5】同上の上レールを示す分解斜視図である。
【図6】同上の上レールの可動レールを示す斜視図であ
る。
【図7】同上の上部連結アームと棚本体の上枠との連結
部分を示す断面図である。
【図8】同上の上部連結アームの連結状態を説明する一
部破断平面図である。
【図9】同上のガイドローラーを説明する一部破断側面
図である。
【図10】(a)は図9の左側面図、(b)は図9の右
側面図である。
【図11】同上の棚本体が横向きになった状態を説明す
る平面図である。
【図12】同上の下レールの分解斜視図である。
【図13】同上の下部連結アームの連結状態を説明する
一部破断平面図である。
【図14】同上の下レールを示す一部破断側面図であ
る。
【図15】(a)は図13の左側面図、(b)は図13
の右側面図である。
【図16】同上の棚本体の下枠と下部連結アームとの連
結部分を示す断面図である。
【図17】同上の棚本体の下部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 前面開口部 2 後面開口部 3 上レール 4 下レール 5 上走行体 6 下走行体 7 上部連結アーム 8 下部連結アーム 9 固定レール 11 可動レール 13 ガイド手段 14a,14b 棚板 A 回転収納体 A1 棚本体 B 収納空間 C 前後方向 D 左右方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 明 新潟県三条市島田2丁目8番3号 オー クス株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 61/04 601 A47B 49/00 503

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後両面に被収納物の収納用の開口部を
    備えた回転収納体が前方に開放された収納空間内に配設
    され、該収納空間の上下両側に前後方向に沿って上レー
    ル及び下レールが延設され、回転収納体の上下両側の左
    右方向の中央部には上レール及び下レールに沿ってスラ
    イド自在に支持された上走行体及び下走行体が夫々設け
    られ、回転収納体の上面の左右方向の一端側には、上レ
    ールの後端側を中心に水平方向に回動自在となった上部
    連結アームの先端部が連結されていると共に、回転収納
    体の下面の左右方向の一端側には、下レールの後端側を
    中心に上部連結アームと同角度で水平方向に回動自在と
    なった下部連結アームの先端部が連結され、上記回転収
    納体は、前面開口部又は後面開口部の一方が正面に向い
    た状態から連結アームが回動して連結アームがレールと
    略平行となった時に、走行体がレールに沿って最も前方
    へ移動した状態となり且つ回転収納体が横向きの状態と
    なり、この状態から連結アームが更に回動して連結アー
    ムのレールに対する傾斜角度が最も大きくなった時に、
    走行体がレールに沿って最も後方へ移動した状態となり
    且つ上記回転収納体の回転前の位置と略同じ位置で回転
    収納体が180°反転して、回転収納体の前面開口部又
    は後面開口部の他方が正面に向いた状態となるように構
    成されていることを特徴とする回転収納装置。
  2. 【請求項2】 上レールは、収納空間の天面側に取付け
    られた固定レールと、回転収納体の上面側に取付けられ
    た可動レールと、可動レールを固定レールに沿ってガイ
    ドするガイド手段とを備えていることを特徴とする請求
    項1記載の回転収納装置。
  3. 【請求項3】 回転収納体は、前下がりに傾斜した棚板
    と前上がりに傾斜した棚板とが一枚おきに交互に配置さ
    れた棚本体から成ることを特徴とする請求項1記載の回
    転収納装置。
JP16498696A 1996-06-25 1996-06-25 回転収納装置 Expired - Fee Related JP2786843B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16498696A JP2786843B2 (ja) 1996-06-25 1996-06-25 回転収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16498696A JP2786843B2 (ja) 1996-06-25 1996-06-25 回転収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH105055A JPH105055A (ja) 1998-01-13
JP2786843B2 true JP2786843B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=15803669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16498696A Expired - Fee Related JP2786843B2 (ja) 1996-06-25 1996-06-25 回転収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2786843B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475515B1 (ko) * 2001-06-11 2005-03-10 김지정 신발 보관장치
KR100515223B1 (ko) * 2002-02-15 2005-09-15 주식회사 맥시멈 선반의 설치간격 조절 구조
JP5945769B2 (ja) * 2012-08-03 2016-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 回転収納装置
CN103565120B (zh) * 2012-08-03 2016-09-28 松下知识产权经营株式会社 收纳装置
JP6344717B2 (ja) * 2014-07-09 2018-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置
JP6778890B2 (ja) * 2016-07-27 2020-11-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置
WO2019120465A1 (en) * 2017-12-18 2019-06-27 Easyfill Ab (Publ) A shelf assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH105055A (ja) 1998-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20190130600A (ko) 가전 제품, 특히 냉장고, 냉동고 또는 적어도 하나의 선반을 포함하는 가구 품목
JP2786843B2 (ja) 回転収納装置
TWI589251B (zh) Storage device
RU2385141C2 (ru) Шкаф с выдвижной деталью
JP2779999B2 (ja) 保管クリップ
KR101221108B1 (ko) 열람대를 갖는 모빌랙
KR101212099B1 (ko) 냉장고
KR102264375B1 (ko) 도어 연동형 거치대를 포함하는 의류수납용 가구
JP3106279B2 (ja) 物品の保持装置
JPH0439981Y2 (ja)
JPH0247855Y2 (ja)
JP3150578B2 (ja) 薄型下駄箱
JPS6328907Y2 (ja)
JPH1033275A (ja) 収納棚回転支持用スライド金具
JP2003000363A (ja) 書棚付き机
JPH08205940A (ja) 主レールを伸縮自在に形成した往復回転式収納棚
JP2001309826A (ja) 本立ておよび本箱
JPH0216667Y2 (ja)
CN112515375A (zh) 一种旋转酒架及酒柜
JPH0715457Y2 (ja) 収納庫
JPH05228031A (ja) 収納容器
JP3043934U (ja) 収納装置
JPH0341273Y2 (ja)
JPS6230996Y2 (ja)
JP3043933U (ja) 収納機構

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980512

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090529

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090529

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090529

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100529

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110529

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110529

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 15

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 15

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees