JP2001309826A - 本立ておよび本箱 - Google Patents
本立ておよび本箱Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本棚の棚の大きさ等に合わせて予め外形を決
めておかなければならなかった。 【解決手段】 回転軸を略前後方向に向けて本立て10
の本体の底面に回転動可能な複数のローラ14を取り付
けた。本立て10は横移動のみ可能であるため、本立て
10を本棚の棚の前側に収容すると、適宜横移動させる
ことで棚の後ろ側にある書籍類を取り出すことができ、
書籍類は棚の前後にわたって配置されながら取り出しや
すいように収納される。したがって、本立ては本棚に応
じて形成される必要がなく、種々の本棚の棚に収容され
て本棚の収納量を増やすことが可能となる。
めておかなければならなかった。 【解決手段】 回転軸を略前後方向に向けて本立て10
の本体の底面に回転動可能な複数のローラ14を取り付
けた。本立て10は横移動のみ可能であるため、本立て
10を本棚の棚の前側に収容すると、適宜横移動させる
ことで棚の後ろ側にある書籍類を取り出すことができ、
書籍類は棚の前後にわたって配置されながら取り出しや
すいように収納される。したがって、本立ては本棚に応
じて形成される必要がなく、種々の本棚の棚に収容され
て本棚の収納量を増やすことが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本立ておよび本箱
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の本立てや本箱は、部屋の状態に応
じて固定して設置され、書籍類を収納可能としている。
また、本棚に収容されるスライド式の本立ても知られて
いる。この種の本立ては、本棚の棚の前側上面において
横方向に設けられた凹形状のガイドに嵌合する凸部を底
面に備えている。そして、この凸部はガイドとの摩擦力
が少なくなるように加工されており、本立ては棚の前側
で横移動可能となっている。利用者は、棚の後ろ側に書
籍類を収納することができるとともに、棚の前側にある
本立てにも書籍類を収納することが可能である。棚の後
ろ側にある書籍類は、本立てを適宜横移動させること
で、取り出すことが可能である。すなわち、本立てがあ
ることで収納量が増え、書籍類は棚の前後にわたって配
置されながら取り出しやすいように収納される。特に、
大きな書籍類から文庫本のように小さな書籍類までを同
じ本棚に収納する場合、小さな書籍類を、この本立てが
取り付けられた棚の前後に入れることで、本棚の空間を
有効に利用することができる。
じて固定して設置され、書籍類を収納可能としている。
また、本棚に収容されるスライド式の本立ても知られて
いる。この種の本立ては、本棚の棚の前側上面において
横方向に設けられた凹形状のガイドに嵌合する凸部を底
面に備えている。そして、この凸部はガイドとの摩擦力
が少なくなるように加工されており、本立ては棚の前側
で横移動可能となっている。利用者は、棚の後ろ側に書
籍類を収納することができるとともに、棚の前側にある
本立てにも書籍類を収納することが可能である。棚の後
ろ側にある書籍類は、本立てを適宜横移動させること
で、取り出すことが可能である。すなわち、本立てがあ
ることで収納量が増え、書籍類は棚の前後にわたって配
置されながら取り出しやすいように収納される。特に、
大きな書籍類から文庫本のように小さな書籍類までを同
じ本棚に収納する場合、小さな書籍類を、この本立てが
取り付けられた棚の前後に入れることで、本棚の空間を
有効に利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の本立て
においては、次のような課題があった。すなわち、本棚
の棚の大きさ等に合わせて予め外形を決めておかなけれ
ばならない。その結果、本棚に新たな本立てを収容する
には、棚にガイドを設けるとともに、本立てを棚の形状
等に合わせて加工する必要があった。また、本立てを別
の本棚に用いたくても、棚の形状等が異なる場合、この
本棚に流用することはできなかった。本発明は、上記課
題にかんがみてなされたもので、本棚に応じて形成する
必要がなく、種々の本棚の棚に収容されて本棚の収納量
を増やすことが可能な本立ておよび本箱の提供を目的と
する。
においては、次のような課題があった。すなわち、本棚
の棚の大きさ等に合わせて予め外形を決めておかなけれ
ばならない。その結果、本棚に新たな本立てを収容する
には、棚にガイドを設けるとともに、本立てを棚の形状
等に合わせて加工する必要があった。また、本立てを別
の本棚に用いたくても、棚の形状等が異なる場合、この
本棚に流用することはできなかった。本発明は、上記課
題にかんがみてなされたもので、本棚に応じて形成する
必要がなく、種々の本棚の棚に収容されて本棚の収納量
を増やすことが可能な本立ておよび本箱の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、底面部材の左右両端部に
て略鉛直上向きに取り付けられた一対の側面部材を有す
る本体を備える本立てであって、回転軸を略前後方向に
向けて上記本体の底面に取り付けられた回転動可能な複
数のローラを備える構成としてある。
め、請求項1にかかる発明は、底面部材の左右両端部に
て略鉛直上向きに取り付けられた一対の側面部材を有す
る本体を備える本立てであって、回転軸を略前後方向に
向けて上記本体の底面に取り付けられた回転動可能な複
数のローラを備える構成としてある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、略鉛直上向きに取り付けられた側面部材
に書籍類を立て掛けて底面部材の上に戴置させることで
本体に収納することができる。そして、本立てを床上に
置いた際、本体の底面に取り付けられた複数のローラが
本体を支持する。複数のローラは、回転軸を略前後方向
に向けているため、本体に横方向の力が加えられると、
回転軸には横向きの力が加わる。すると、床からは反対
向きの摩擦力が加わるため、ローラは回転軸を中心とし
て回転して床の上を転がり、本立てはローラの回転に応
じて横方向に移動する。一方、本立てに前後方向の力が
加えられた場合、回転軸に前後方向の力が加わるが、回
転軸は本体の前後方向に移動しないため、床からの摩擦
力を受けてローラは移動しない。すなわち、本立ては前
後方向には移動せず、横方向にのみ容易に移動可能であ
る。
明においては、略鉛直上向きに取り付けられた側面部材
に書籍類を立て掛けて底面部材の上に戴置させることで
本体に収納することができる。そして、本立てを床上に
置いた際、本体の底面に取り付けられた複数のローラが
本体を支持する。複数のローラは、回転軸を略前後方向
に向けているため、本体に横方向の力が加えられると、
回転軸には横向きの力が加わる。すると、床からは反対
向きの摩擦力が加わるため、ローラは回転軸を中心とし
て回転して床の上を転がり、本立てはローラの回転に応
じて横方向に移動する。一方、本立てに前後方向の力が
加えられた場合、回転軸に前後方向の力が加わるが、回
転軸は本体の前後方向に移動しないため、床からの摩擦
力を受けてローラは移動しない。すなわち、本立ては前
後方向には移動せず、横方向にのみ容易に移動可能であ
る。
【0006】ところで、本発明の本立ては、本棚の形状
に応じて形成されていないので、種々の本棚に収容可能
である。本棚の棚の前側に、横方向を合わせながら本立
てを収容すると、棚の前側にある本立てに書籍類を収納
することができるとともに、棚の後ろ側にも書籍類を収
納することが可能である。したがって、本立てを適宜横
移動させることで、棚の後ろ側にある書籍類を取り出す
ことができ、書籍類は棚の前後にわたって配置されなが
ら取り出しやすいように収納される。なお、本立ては横
移動のみ可能であるので、本棚に横方向を合わせて収容
された本立ては動かされても棚から落ちない。したがっ
て、本立ては本棚に応じて形成される必要がなく、種々
の本棚の棚に収容されて本棚の収納量を増やすことが可
能となる。
に応じて形成されていないので、種々の本棚に収容可能
である。本棚の棚の前側に、横方向を合わせながら本立
てを収容すると、棚の前側にある本立てに書籍類を収納
することができるとともに、棚の後ろ側にも書籍類を収
納することが可能である。したがって、本立てを適宜横
移動させることで、棚の後ろ側にある書籍類を取り出す
ことができ、書籍類は棚の前後にわたって配置されなが
ら取り出しやすいように収納される。なお、本立ては横
移動のみ可能であるので、本棚に横方向を合わせて収容
された本立ては動かされても棚から落ちない。したがっ
て、本立ては本棚に応じて形成される必要がなく、種々
の本棚の棚に収容されて本棚の収納量を増やすことが可
能となる。
【0007】ここで、複数のローラは、回転軸を略前後
方向に向けて本体の底面に取り付けられ、回転動可能で
あればよく、その具体的な構成の一例として、請求項2
にかかる発明は、請求項1に記載の本立てにおいて、上
記ローラは、上記本体の底面における左右両端部に取り
付けられている構成としてある。上記のように構成した
請求項2にかかる発明においては、ローラが本体の底面
における左右両端部にて本体を支持する。すると、本体
は、左右両端部を支持されるので倒れにくく、安定す
る。したがって、簡易な構成で本体が安定するととも
に、横方向にのみ移動することで本棚の収納量を増やす
ことが可能である。
方向に向けて本体の底面に取り付けられ、回転動可能で
あればよく、その具体的な構成の一例として、請求項2
にかかる発明は、請求項1に記載の本立てにおいて、上
記ローラは、上記本体の底面における左右両端部に取り
付けられている構成としてある。上記のように構成した
請求項2にかかる発明においては、ローラが本体の底面
における左右両端部にて本体を支持する。すると、本体
は、左右両端部を支持されるので倒れにくく、安定す
る。したがって、簡易な構成で本体が安定するととも
に、横方向にのみ移動することで本棚の収納量を増やす
ことが可能である。
【0008】また、本体の底面に取り付けるローラの形
状の一例として、請求項3にかかる発明は、請求項1あ
るいは請求項2のいずれかに記載の本立てにおいて、上
記ローラは、上記底面部材の前後方向の幅と略一致した
長さの円筒形状に形成されている構成としてある。上記
のように構成した請求項3にかかる発明においては、本
棚に収容した本立ての底面の一部が棚上になくても、円
筒形状のローラは底面部材の前後方向の幅と略一致する
長さであるので、ローラの一部が棚上にある。すると、
このような場合でも、ローラが回転動することで本立て
の横移動は確保され、使い勝手が向上する。むろん、ロ
ーラを底面部材の前後方向の幅と略一致させた長さとす
るのは一例に過ぎず、例えば、ローラを短い円筒形状に
形成し、底面部材の前後方向に複数設けることも可能で
ある。また、ローラを略円筒形状とするのも一例に過ぎ
ず、回転動可能であれば回転軸と一体となった略円柱形
状に形成等してもよく、その構成は様々である。
状の一例として、請求項3にかかる発明は、請求項1あ
るいは請求項2のいずれかに記載の本立てにおいて、上
記ローラは、上記底面部材の前後方向の幅と略一致した
長さの円筒形状に形成されている構成としてある。上記
のように構成した請求項3にかかる発明においては、本
棚に収容した本立ての底面の一部が棚上になくても、円
筒形状のローラは底面部材の前後方向の幅と略一致する
長さであるので、ローラの一部が棚上にある。すると、
このような場合でも、ローラが回転動することで本立て
の横移動は確保され、使い勝手が向上する。むろん、ロ
ーラを底面部材の前後方向の幅と略一致させた長さとす
るのは一例に過ぎず、例えば、ローラを短い円筒形状に
形成し、底面部材の前後方向に複数設けることも可能で
ある。また、ローラを略円筒形状とするのも一例に過ぎ
ず、回転動可能であれば回転軸と一体となった略円柱形
状に形成等してもよく、その構成は様々である。
【0009】さらに、ローラの回転に制限を設けること
が可能な構成としてもよく、その具体的な構成の一例と
して、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の本立てにおいて、上記ローラは、回転
動を中止可能にさせるストッパを備える構成としてあ
る。上記のように構成した請求項4にかかる発明におい
ては、ストッパはローラの回転動を中止させることが可
能である。すると、ローラを回転動可能としておけば本
立てを横に動かすことができるし、ローラの回転動を中
止させておけば本立てを固定することができる。したが
って、本棚の棚で本立てを好みの場所で固定することが
でき、使い勝手が向上する。ここで、ストッパは、ロー
ラの回転動を中止させることができればよい。例えば、
スライド可能なストッパの端部とローラの回転部位の一
部とを凹凸係合構造として、ストッパのスライドに応じ
てお互いに係合したり係合しないようにしたりしてもよ
い。また、凹凸係合構造はなくても、ストッパのスライ
ドに応じてストッパの端部とローラの回転部位の端部と
の当接面の摩擦力を変えるようにしてもよく、その構成
は様々である。
が可能な構成としてもよく、その具体的な構成の一例と
して、請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の本立てにおいて、上記ローラは、回転
動を中止可能にさせるストッパを備える構成としてあ
る。上記のように構成した請求項4にかかる発明におい
ては、ストッパはローラの回転動を中止させることが可
能である。すると、ローラを回転動可能としておけば本
立てを横に動かすことができるし、ローラの回転動を中
止させておけば本立てを固定することができる。したが
って、本棚の棚で本立てを好みの場所で固定することが
でき、使い勝手が向上する。ここで、ストッパは、ロー
ラの回転動を中止させることができればよい。例えば、
スライド可能なストッパの端部とローラの回転部位の一
部とを凹凸係合構造として、ストッパのスライドに応じ
てお互いに係合したり係合しないようにしたりしてもよ
い。また、凹凸係合構造はなくても、ストッパのスライ
ドに応じてストッパの端部とローラの回転部位の端部と
の当接面の摩擦力を変えるようにしてもよく、その構成
は様々である。
【0010】ところで、底面部材と側面部材の形状は様
々であり、本体は、一対の側面部材が底面部材の左右両
端部にて略鉛直上向きに取り付けられていればよく、例
えば金属製のパイプを加工して形成すること等が可能で
ある。また、別の一例として、請求項5にかかる発明
は、底板と、この底板の左右両端部にて略鉛直上向きに
取り付けられた一対の側板とを有する本立てであって、
回転軸を略前後方向に向けて上記底板の底面に取り付け
られた回転動可能な複数のローラを備える構成としてあ
る。上記のように構成した請求項5にかかる発明におい
ては、ローラが取り付けられた本立ての本体は底面部
材、側面部材ともに板材で形成されている。したがっ
て、横移動のみ可能な本立てを簡易な構成にて形成する
ことができる。なお、一対の側板は、底板の左右両端部
にて略鉛直上向きに取り付けられていればよい。例え
ば、側板の下端面が底板の左右両端部の上面に当接する
構造にしてもよいし、底板の左右両端面が側板の横方向
内側面に当接する構造としてもよい。また、側板の下端
部と底板の左右両端部とを凹凸係合形状に形成して、凹
凸を係合させる構造としてもよく、その構成は様々であ
る。
々であり、本体は、一対の側面部材が底面部材の左右両
端部にて略鉛直上向きに取り付けられていればよく、例
えば金属製のパイプを加工して形成すること等が可能で
ある。また、別の一例として、請求項5にかかる発明
は、底板と、この底板の左右両端部にて略鉛直上向きに
取り付けられた一対の側板とを有する本立てであって、
回転軸を略前後方向に向けて上記底板の底面に取り付け
られた回転動可能な複数のローラを備える構成としてあ
る。上記のように構成した請求項5にかかる発明におい
ては、ローラが取り付けられた本立ての本体は底面部
材、側面部材ともに板材で形成されている。したがっ
て、横移動のみ可能な本立てを簡易な構成にて形成する
ことができる。なお、一対の側板は、底板の左右両端部
にて略鉛直上向きに取り付けられていればよい。例え
ば、側板の下端面が底板の左右両端部の上面に当接する
構造にしてもよいし、底板の左右両端面が側板の横方向
内側面に当接する構造としてもよい。また、側板の下端
部と底板の左右両端部とを凹凸係合形状に形成して、凹
凸を係合させる構造としてもよく、その構成は様々であ
る。
【0011】板材を中心に形成される本立ての構成は様
々であり、その具体的な構成の一例として、請求項6に
かかる発明は、底板と、この底板の左右両端部にて略鉛
直上向きに取り付けられた一対の側板と、これら一対の
側板の後端部に架け渡された背板とを有する本立てであ
って、上記底板の前後方向の幅と略一致した長さの円筒
形状に形成され、回転軸を略前後方向に向けて上記底板
の底面の左右両端部に取り付けられた回転動可能な複数
のローラを備える構成としてある。すなわち、上記具体
構成を有する本立てとしても有効である。むろん、これ
以外にも、例えば一対の側板の間に仕切板を底板に略鉛
直上向きに取り付けたり、底板と略平行の棚を側板に取
り付けたりしてもよく、その構成は様々である。
々であり、その具体的な構成の一例として、請求項6に
かかる発明は、底板と、この底板の左右両端部にて略鉛
直上向きに取り付けられた一対の側板と、これら一対の
側板の後端部に架け渡された背板とを有する本立てであ
って、上記底板の前後方向の幅と略一致した長さの円筒
形状に形成され、回転軸を略前後方向に向けて上記底板
の底面の左右両端部に取り付けられた回転動可能な複数
のローラを備える構成としてある。すなわち、上記具体
構成を有する本立てとしても有効である。むろん、これ
以外にも、例えば一対の側板の間に仕切板を底板に略鉛
直上向きに取り付けたり、底板と略平行の棚を側板に取
り付けたりしてもよく、その構成は様々である。
【0012】また、本発明は、一対の側面部材が底面部
材の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられている
ものであれば適用可能であり、その具体的な構成の一例
として、請求項7にかかる発明は、底板と、この底板の
左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側
板と、これら一対の側板の後端部に架け渡された背板
と、同一対の側板の上端部に架け渡された天板とを有す
る本箱であって、回転軸を略前後方向に向けて上記底板
の底面に取り付けられた回転動可能な複数のローラを備
える構成としてある。すなわち、上記具体構成を有する
本箱としても有効である。
材の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられている
ものであれば適用可能であり、その具体的な構成の一例
として、請求項7にかかる発明は、底板と、この底板の
左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側
板と、これら一対の側板の後端部に架け渡された背板
と、同一対の側板の上端部に架け渡された天板とを有す
る本箱であって、回転軸を略前後方向に向けて上記底板
の底面に取り付けられた回転動可能な複数のローラを備
える構成としてある。すなわち、上記具体構成を有する
本箱としても有効である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、本棚に応
じて形成する必要がなく、種々の本棚の棚に収容されて
本棚の収納量を増やすことが可能な本立てを提供するこ
とができる。また、請求項2にかかる発明によれば、簡
易な構成で本体が安定する。さらに、請求項3にかかる
発明によれば、底面の一部が棚上になくても、横移動が
確保され、使い勝手が向上する。さらに、請求項4にか
かる発明によれば、本棚の棚に固定可能であり、使い勝
手が向上する。
じて形成する必要がなく、種々の本棚の棚に収容されて
本棚の収納量を増やすことが可能な本立てを提供するこ
とができる。また、請求項2にかかる発明によれば、簡
易な構成で本体が安定する。さらに、請求項3にかかる
発明によれば、底面の一部が棚上になくても、横移動が
確保され、使い勝手が向上する。さらに、請求項4にか
かる発明によれば、本棚の棚に固定可能であり、使い勝
手が向上する。
【0014】さらに、請求項5、請求項6にかかる発明
によれば、板材で形成された本立てにて、本棚の収納量
を増やすことが可能である。さらに、請求項7にかかる
発明によれば、本棚に応じて形成する必要がなく、種々
の本棚の棚に収容されて本棚の収納量を増やすことが可
能な本箱を提供することができる。
によれば、板材で形成された本立てにて、本棚の収納量
を増やすことが可能である。さらに、請求項7にかかる
発明によれば、本棚に応じて形成する必要がなく、種々
の本棚の棚に収容されて本棚の収納量を増やすことが可
能な本箱を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる本立てを外観図により示している。同図において、
本立て10の本体は、底面部材である底板11と、底板
11の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた側
面部材である一対の側板12,12と、側板12,12
の後端部に架け渡された背板13とから構成されてい
る。なお、背板13の下端面は底板11の後端部の上面
に当接し、底板11の左右両端面と背板13の左右両端
面とが側板12,12の横方向内側面に当接する構造と
している。また、一対の側板12,12の前側上部に
は、収納される書籍類が取り出しやすいように、角を大
きく斜めに切り落とした形状の切り落とし部12a,1
2aを形成している。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる本立てを外観図により示している。同図において、
本立て10の本体は、底面部材である底板11と、底板
11の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた側
面部材である一対の側板12,12と、側板12,12
の後端部に架け渡された背板13とから構成されてい
る。なお、背板13の下端面は底板11の後端部の上面
に当接し、底板11の左右両端面と背板13の左右両端
面とが側板12,12の横方向内側面に当接する構造と
している。また、一対の側板12,12の前側上部に
は、収納される書籍類が取り出しやすいように、角を大
きく斜めに切り落とした形状の切り落とし部12a,1
2aを形成している。
【0016】底板11の底面の左右両端部には、図2の
底面図に示すように、底板11の前後方向の幅と略一致
した長さとされ、回転軸を略前後方向に向けた回転動可
能な一対のローラ14,14が取り付けられている。な
お、図1では点線によりローラ14,14を示してい
る。ローラ14は、図3の外観図に示すように、円筒形
状に形成された回転部位14aと、回転部位14aの中
心軸方向に形成されている穴14bを貫通する棒状の回
転軸14cとから構成されている。なお、回転軸14c
は穴14bに緩やかに挿入されており、回転部位14a
は回転軸14cを中心として回転動可能となっている。
底面図に示すように、底板11の前後方向の幅と略一致
した長さとされ、回転軸を略前後方向に向けた回転動可
能な一対のローラ14,14が取り付けられている。な
お、図1では点線によりローラ14,14を示してい
る。ローラ14は、図3の外観図に示すように、円筒形
状に形成された回転部位14aと、回転部位14aの中
心軸方向に形成されている穴14bを貫通する棒状の回
転軸14cとから構成されている。なお、回転軸14c
は穴14bに緩やかに挿入されており、回転部位14a
は回転軸14cを中心として回転動可能となっている。
【0017】底板11の底面の左右両端部には、底板1
1の前後方向に両端をごくわずか残して略半円柱状にく
り抜かれた一対のローラ取付溝11a,11aが形成さ
れている。また、各ローラ取付溝11aの前後方向両端
部には、回転軸14cの両端を固定可能な凹部11b,
11bが設けられている。回転軸14cの両端を凹部1
1b,11bに嵌めて固定すると、底板11の前後方向
の幅と略一致した長さのローラ14が回転動可能に底板
11の底面に取り付けられる。このとき、図4の正面図
に示すように、ローラ14の回転部位14aが底板11
の底面から下側に出るようになっている。そして、一対
のローラ14が、本立て10の本体の底面における左右
両端部を支持するようになっている。
1の前後方向に両端をごくわずか残して略半円柱状にく
り抜かれた一対のローラ取付溝11a,11aが形成さ
れている。また、各ローラ取付溝11aの前後方向両端
部には、回転軸14cの両端を固定可能な凹部11b,
11bが設けられている。回転軸14cの両端を凹部1
1b,11bに嵌めて固定すると、底板11の前後方向
の幅と略一致した長さのローラ14が回転動可能に底板
11の底面に取り付けられる。このとき、図4の正面図
に示すように、ローラ14の回転部位14aが底板11
の底面から下側に出るようになっている。そして、一対
のローラ14が、本立て10の本体の底面における左右
両端部を支持するようになっている。
【0018】ローラ14,14は、回転軸14c,14
cを略前後方向に向けているため、本立て10の本体に
横方向の力が加えられると、回転軸には横向きの力が加
わる。床からは反対向きの摩擦力が加わるため、ローラ
14,14は回転軸14c,14cを中心として回転
し、床の上を転がる。すると、本立て10はローラ1
4,14の回転に応じて横方向に移動する。一方、本立
て10の本体に前後方向の力が加えられた場合、回転軸
14c,14cに前後方向の力が加わる。しかし、回転
軸14c,14cは本体の前後方向に移動しないため、
床からの摩擦力を受けてローラは移動しない。したがっ
て、本立て10は前後方向には移動せず、横方向にのみ
容易に移動可能となる。
cを略前後方向に向けているため、本立て10の本体に
横方向の力が加えられると、回転軸には横向きの力が加
わる。床からは反対向きの摩擦力が加わるため、ローラ
14,14は回転軸14c,14cを中心として回転
し、床の上を転がる。すると、本立て10はローラ1
4,14の回転に応じて横方向に移動する。一方、本立
て10の本体に前後方向の力が加えられた場合、回転軸
14c,14cに前後方向の力が加わる。しかし、回転
軸14c,14cは本体の前後方向に移動しないため、
床からの摩擦力を受けてローラは移動しない。したがっ
て、本立て10は前後方向には移動せず、横方向にのみ
容易に移動可能となる。
【0019】本実施形態の本立て10は、本棚の形状に
応じて形成されていないので、種々の本棚に収容するこ
とができる。図5は、本実施形態の本立て10を本棚2
0の棚に収容した様子を正面図により示している。同図
において、本棚20は、底板21と、底板21の左右両
端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側板2
2,22と、側板22,22の上端部に架け渡された天
板23と、底板21と天板23との間で側板22,22
の横方向内側面に架け渡すように取り付けられた複数の
棚板24とから構成されている。そして、底板21と複
数の棚板24とで本棚20の棚が形成され、これらの棚
に載せられることで、書籍類が本棚20に収納されるよ
うになっている。
応じて形成されていないので、種々の本棚に収容するこ
とができる。図5は、本実施形態の本立て10を本棚2
0の棚に収容した様子を正面図により示している。同図
において、本棚20は、底板21と、底板21の左右両
端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側板2
2,22と、側板22,22の上端部に架け渡された天
板23と、底板21と天板23との間で側板22,22
の横方向内側面に架け渡すように取り付けられた複数の
棚板24とから構成されている。そして、底板21と複
数の棚板24とで本棚20の棚が形成され、これらの棚
に載せられることで、書籍類が本棚20に収納されるよ
うになっている。
【0020】なお、本棚の棚の前後方向の幅は大きな書
籍類に合わせられており、例えば、文庫本のように小さ
な書籍類を棚の奥に収納すると、棚の前側に大きな空間
が生じることになる。このような場合、本棚20の棚の
前側に、横方向を合わせながら本立て10を収容する
と、棚の前側にある本立て10に書籍類を収納すること
ができるとともに、棚の後ろ側にも書籍類を収納するこ
とが可能である。ここで、本立て10は横方向に移動可
能であるので、本立て10を適宜横移動させると、本棚
20の棚の後ろ側にある書籍類を取り出すことができ
る。例えば、図5では、本立て10は本棚20の棚の左
側にあり、このままでは同じ棚の後ろの左側の書籍類2
5を取り出すことができない。そこで、図6に示すよう
に、本立て10を棚の右側に移動させると、同じ棚の後
ろの左側の書籍類25を取り出すことが可能となる。す
なわち、本立て10があることで、書籍類は本棚20の
棚の前後にわたって配置されながら取り出しやすいよう
に収納されることになる。
籍類に合わせられており、例えば、文庫本のように小さ
な書籍類を棚の奥に収納すると、棚の前側に大きな空間
が生じることになる。このような場合、本棚20の棚の
前側に、横方向を合わせながら本立て10を収容する
と、棚の前側にある本立て10に書籍類を収納すること
ができるとともに、棚の後ろ側にも書籍類を収納するこ
とが可能である。ここで、本立て10は横方向に移動可
能であるので、本立て10を適宜横移動させると、本棚
20の棚の後ろ側にある書籍類を取り出すことができ
る。例えば、図5では、本立て10は本棚20の棚の左
側にあり、このままでは同じ棚の後ろの左側の書籍類2
5を取り出すことができない。そこで、図6に示すよう
に、本立て10を棚の右側に移動させると、同じ棚の後
ろの左側の書籍類25を取り出すことが可能となる。す
なわち、本立て10があることで、書籍類は本棚20の
棚の前後にわたって配置されながら取り出しやすいよう
に収納されることになる。
【0021】また、本立て10は横移動のみ可能である
ので、本立て10を動かしても前には移動せず、本棚2
0の棚から落ちない。したがって、本立て10は、本棚
に応じて形成される必要がなく、種々の本棚の棚に収容
されて本棚の収納量を増やすことが可能となる。特に、
種々の大きさの書籍類を同じ本棚に収納する場合、小さ
な書籍類を棚の前後に収納させることが可能となるの
で、本棚の空間を有効に利用することができる。
ので、本立て10を動かしても前には移動せず、本棚2
0の棚から落ちない。したがって、本立て10は、本棚
に応じて形成される必要がなく、種々の本棚の棚に収容
されて本棚の収納量を増やすことが可能となる。特に、
種々の大きさの書籍類を同じ本棚に収納する場合、小さ
な書籍類を棚の前後に収納させることが可能となるの
で、本棚の空間を有効に利用することができる。
【0022】なお、本棚20の棚の前側に収容された本
立て10の横方向の向きが本棚20の横方向からずれて
いる場合、本立て10を横移動させると本立て10の底
面の一部が本棚20の棚から前方へ出てしまうことがあ
る。このような場合、図7の要部底面図に示すように、
円筒形状のローラ14は底板11の前後方向の幅と略一
致する長さであるので、ローラ14が棚から外れず、少
なくともローラ14の一部が棚上にあることになる。す
ると、ローラ14が回転動することで、本立て10は容
易に横移動する。したがって、本立ての横方向の向きが
本棚の横方向からずれている場合でも、本立ての横移動
が確保され、使い勝手がよい。
立て10の横方向の向きが本棚20の横方向からずれて
いる場合、本立て10を横移動させると本立て10の底
面の一部が本棚20の棚から前方へ出てしまうことがあ
る。このような場合、図7の要部底面図に示すように、
円筒形状のローラ14は底板11の前後方向の幅と略一
致する長さであるので、ローラ14が棚から外れず、少
なくともローラ14の一部が棚上にあることになる。す
ると、ローラ14が回転動することで、本立て10は容
易に横移動する。したがって、本立ての横方向の向きが
本棚の横方向からずれている場合でも、本立ての横移動
が確保され、使い勝手がよい。
【0023】ここで、本立ての本体底面に取り付けられ
るローラは、回転軸を本立ての略前後方向に向けるとと
もに本体を支持することができればよく、複数取り付け
られれば、本体の底面における左右両端部に取り付けら
れる必要はない。また、底面部材の前後方向の幅と略一
致した長さにするのも一例に過ぎない。図8は、変形例
にかかる本立てを底面図により示している。同図のよう
に、ローラ34を短い円筒形状に形成し、本立て30の
底面部材の前後方向に複数(図8の場合、2個)設ける
ことも可能である。この場合、本立て30の底面の一部
が本棚の棚から前方へ出た場合にローラ34の一つが棚
から外れてしまうものの、ローラ34があることで本体
が支持されるとともに本棚の棚で横移動可能である。ま
た、ローラを略円筒形状とする必要もなく、回転動可能
であれば回転軸と一体となった略円柱形状に形成等して
もよい。
るローラは、回転軸を本立ての略前後方向に向けるとと
もに本体を支持することができればよく、複数取り付け
られれば、本体の底面における左右両端部に取り付けら
れる必要はない。また、底面部材の前後方向の幅と略一
致した長さにするのも一例に過ぎない。図8は、変形例
にかかる本立てを底面図により示している。同図のよう
に、ローラ34を短い円筒形状に形成し、本立て30の
底面部材の前後方向に複数(図8の場合、2個)設ける
ことも可能である。この場合、本立て30の底面の一部
が本棚の棚から前方へ出た場合にローラ34の一つが棚
から外れてしまうものの、ローラ34があることで本体
が支持されるとともに本棚の棚で横移動可能である。ま
た、ローラを略円筒形状とする必要もなく、回転動可能
であれば回転軸と一体となった略円柱形状に形成等して
もよい。
【0024】さらに、ローラの回転に制限を設けること
が可能な構成としてもよい。図9は、別の変形例にかか
る本立ての要部を底面からみた要部底面図により示して
いる。図9(a)において、本立て40の底面における
左右両端部の前後方向中間部に切り欠き部が設けられ、
この切り欠き部に小さな平板形状のストッパ45が取り
付けられている。ストッパ45は、ローラ44よりも横
方向外側に取り付けられ、横方向にスライド可能となっ
ている。ストッパ45はローラ44の反対側で本立て4
0の側面より外側に出ており、外側に出た部分を押した
り引いたりすることで横方向にスライドするようになっ
ている。また、ローラ44の回転部位の中間部には、ス
トッパ45のローラ44側端部と係合可能な凹部44d
が回転部位の周囲にわたって複数箇所形成されている。
そして、ストッパ45をローラ44側にスライドさせる
と、図9(b)に示すように、ストッパ45のローラ4
4側端部が凹部44dの一つに係合する。すると、ロー
ラ44は回転動しなくなり、本立て40は横移動しなく
なって固定される。
が可能な構成としてもよい。図9は、別の変形例にかか
る本立ての要部を底面からみた要部底面図により示して
いる。図9(a)において、本立て40の底面における
左右両端部の前後方向中間部に切り欠き部が設けられ、
この切り欠き部に小さな平板形状のストッパ45が取り
付けられている。ストッパ45は、ローラ44よりも横
方向外側に取り付けられ、横方向にスライド可能となっ
ている。ストッパ45はローラ44の反対側で本立て4
0の側面より外側に出ており、外側に出た部分を押した
り引いたりすることで横方向にスライドするようになっ
ている。また、ローラ44の回転部位の中間部には、ス
トッパ45のローラ44側端部と係合可能な凹部44d
が回転部位の周囲にわたって複数箇所形成されている。
そして、ストッパ45をローラ44側にスライドさせる
と、図9(b)に示すように、ストッパ45のローラ4
4側端部が凹部44dの一つに係合する。すると、ロー
ラ44は回転動しなくなり、本立て40は横移動しなく
なって固定される。
【0025】一方、ストッパ45をローラ44の反対側
にスライドさせておくと、ストッパ45のローラ44側
端部は凹部44dに係合せず、ローラ44が回転動可能
であるので、本立て40は自由に横移動する。すなわ
ち、ストッパ45のスライド位置に応じて本立て40を
横移動可能にしたり固定したりすることができるので、
本棚の棚で本立てを好みの場所で固定することができ、
使い勝手が向上する。なお、ストッパはローラの回転動
を中止させることができればよく、上述した以外にも、
例えばストッパのスライドに応じてストッパの端部とロ
ーラの回転部位の端部との当接面の摩擦力を変える等、
様々な構成が可能である。
にスライドさせておくと、ストッパ45のローラ44側
端部は凹部44dに係合せず、ローラ44が回転動可能
であるので、本立て40は自由に横移動する。すなわ
ち、ストッパ45のスライド位置に応じて本立て40を
横移動可能にしたり固定したりすることができるので、
本棚の棚で本立てを好みの場所で固定することができ、
使い勝手が向上する。なお、ストッパはローラの回転動
を中止させることができればよく、上述した以外にも、
例えばストッパのスライドに応じてストッパの端部とロ
ーラの回転部位の端部との当接面の摩擦力を変える等、
様々な構成が可能である。
【0026】本実施形態では、板材で本体が形成された
本立てについて説明したが、本発明は、一対の側面部材
が底面部材の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けら
れている本体を備えていれば、適用可能である。また、
本発明は、本箱にも適用可能である。図10は、本発明
の一実施形態にかかる本箱を示す正面図である。同図に
おいて、本箱50の本体は、底板51と、底板51の左
右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側板
52,52と、側板52,52の後端部に架け渡された
背板53と、一対の側板52,52の上端部に架け渡さ
れた天板55とから構成されている。
本立てについて説明したが、本発明は、一対の側面部材
が底面部材の左右両端部にて略鉛直上向きに取り付けら
れている本体を備えていれば、適用可能である。また、
本発明は、本箱にも適用可能である。図10は、本発明
の一実施形態にかかる本箱を示す正面図である。同図に
おいて、本箱50の本体は、底板51と、底板51の左
右両端部にて略鉛直上向きに取り付けられた一対の側板
52,52と、側板52,52の後端部に架け渡された
背板53と、一対の側板52,52の上端部に架け渡さ
れた天板55とから構成されている。
【0027】底板51の底面の左右両端部には、底板5
1の前後方向の幅と略一致した長さとされ、回転軸を略
前後方向に向けた回転動可能な一対のローラ54,54
が取り付けられている。ローラ54は、図3のローラ1
4と同様、円筒形状に形成された回転部位と、回転部位
を中心軸方向に貫通する棒状の回転軸とから構成されて
いる。そして、図2で示した底板11と同様、底板51
には底面における左右両端部にローラ取付溝が形成さ
れ、ローラ54,54は回転軸を略前後方向に向けて本
体の底面に回転動可能に取り付けられている。この本箱
50も、前後方向には移動せず、横方向にのみ容易に移
動可能となるため、種々の本棚に収容された場合、書籍
類を本棚の棚の前後にわたって配置させながら取り出し
やすいように収納することができる。
1の前後方向の幅と略一致した長さとされ、回転軸を略
前後方向に向けた回転動可能な一対のローラ54,54
が取り付けられている。ローラ54は、図3のローラ1
4と同様、円筒形状に形成された回転部位と、回転部位
を中心軸方向に貫通する棒状の回転軸とから構成されて
いる。そして、図2で示した底板11と同様、底板51
には底面における左右両端部にローラ取付溝が形成さ
れ、ローラ54,54は回転軸を略前後方向に向けて本
体の底面に回転動可能に取り付けられている。この本箱
50も、前後方向には移動せず、横方向にのみ容易に移
動可能となるため、種々の本棚に収容された場合、書籍
類を本棚の棚の前後にわたって配置させながら取り出し
やすいように収納することができる。
【0028】このように、本発明を用いると、種々の本
立てや本箱において、本棚に応じて形成する必要がな
く、種々の本棚の棚に収容可能である。そして、本立て
を適宜横移動させることで、棚の後ろ側にある書籍類を
取り出すことができ、書籍類は棚の前後にわたって配置
されながら取り出しやすいように収納される。したがっ
て、本棚の収納量を増やすことが可能な本立ておよび本
箱を提供することができる。
立てや本箱において、本棚に応じて形成する必要がな
く、種々の本棚の棚に収容可能である。そして、本立て
を適宜横移動させることで、棚の後ろ側にある書籍類を
取り出すことができ、書籍類は棚の前後にわたって配置
されながら取り出しやすいように収納される。したがっ
て、本棚の収納量を増やすことが可能な本立ておよび本
箱を提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる本立てを示す外観
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる本立てを示す底面
図である。
図である。
【図3】ローラの外観図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる本立てを示す正面
図である。
図である。
【図5】本実施形態の本立てを本棚の棚に収容した様子
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図6】本立てを本棚の棚にて横移動させた状態を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】本立ての底部の一部が棚から外れた様子を示す
要部底面図である。
要部底面図である。
【図8】変形例にかかる本立てを底面からみた底面図で
ある。
ある。
【図9】別の変形例にかかる本立てのストッパを示す底
面図である。
面図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる本箱を示す正面
図である。
図である。
10…本立て 11…底板 11a…ローラ取付溝 11b…凹部 12…側板 12a…切り落とし部 13…背板 14…ローラ 14a…回転部位 14b…穴 14c…回転軸 20…本棚 21…底板 22…側板 23…天板 24…棚板 25…書籍類 30…本立て 34…ローラ 40…本立て 44…ローラ 44d…凹部 45…ストッパ 50…本箱 51…底板 52…側板 53…背板 54…ローラ 55…天板
Claims (7)
- 【請求項1】 底面部材の左右両端部にて略鉛直上向き
に取り付けられた一対の側面部材を有する本体を備える
本立てであって、 回転軸を略前後方向に向けて上記本体の底面に取り付け
られた回転動可能な複数のローラを備えることを特徴と
する本立て。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の本立てにおいて、 上記ローラは、上記本体の底面における左右両端部に取
り付けられていることを特徴とする本立て。 - 【請求項3】 上記請求項1あるいは請求項2のいずれ
かに記載の本立てにおいて、 上記ローラは、上記底面部材の前後方向の幅と略一致し
た長さの円筒形状に形成されていることを特徴とする本
立て。 - 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
載の本立てにおいて、 上記ローラは、回転動を中止可能にさせるストッパを備
えることを特徴とする本立て。 - 【請求項5】 底板と、この底板の左右両端部にて略鉛
直上向きに取り付けられた一対の側板とを有する本立て
であって、 回転軸を略前後方向に向けて上記底板の底面に取り付け
られた回転動可能な複数のローラを備えることを特徴と
する本立て。 - 【請求項6】 底板と、この底板の左右両端部にて略鉛
直上向きに取り付けられた一対の側板と、これら一対の
側板の後端部に架け渡された背板とを有する本立てであ
って、 上記底板の前後方向の幅と略一致した長さの円筒形状に
形成され、回転軸を略前後方向に向けて上記底板の底面
の左右両端部に取り付けられた回転動可能な複数のロー
ラを備えることを特徴とする本立て。 - 【請求項7】 底板と、この底板の左右両端部にて略鉛
直上向きに取り付けられた一対の側板と、これら一対の
側板の後端部に架け渡された背板と、同一対の側板の上
端部に架け渡された天板とを有する本箱であって、 回転軸を略前後方向に向けて上記底板の底面に取り付け
られた回転動可能な複数のローラを備えることを特徴と
する本箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132275A JP2001309826A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 本立ておよび本箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000132275A JP2001309826A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 本立ておよび本箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001309826A true JP2001309826A (ja) | 2001-11-06 |
Family
ID=18641013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000132275A Pending JP2001309826A (ja) | 2000-05-01 | 2000-05-01 | 本立ておよび本箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001309826A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109315952A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-12 | 滁州米润科技有限公司 | 一种防尘型箱包成品放置架 |
CN109549360A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-02 | 长沙锐旭工程技术服务有限公司 | 一种便携书架 |
-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000132275A patent/JP2001309826A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109315952A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-02-12 | 滁州米润科技有限公司 | 一种防尘型箱包成品放置架 |
CN109549360A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-04-02 | 长沙锐旭工程技术服务有限公司 | 一种便携书架 |
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