JPH05228031A - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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Publication number
JPH05228031A
JPH05228031A JP6950192A JP6950192A JPH05228031A JP H05228031 A JPH05228031 A JP H05228031A JP 6950192 A JP6950192 A JP 6950192A JP 6950192 A JP6950192 A JP 6950192A JP H05228031 A JPH05228031 A JP H05228031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shelf
door
container body
shelves
Prior art date
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Pending
Application number
JP6950192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kagami
義行 各務
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAGAMI KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
KAGAMI KINZOKU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAGAMI KINZOKU KOGYO KK filed Critical KAGAMI KINZOKU KOGYO KK
Priority to JP6950192A priority Critical patent/JPH05228031A/ja
Publication of JPH05228031A publication Critical patent/JPH05228031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚板の傾斜と前面開口部の扉板開閉動作が連
動して物品の出し入れがし易く、しかも収納物品が見え
易い収納容器を提供する。 【構成】 前面を開口する箱状の容器本体1に装着させ
る複数段の棚板3の左右両端奥寄りに支持部5を突設
し、該支持部5を容器本体1の内側壁7に弧状に設けた
レール溝8に遊嵌させ、一方容器本体1の開口部側壁6
には前端で前記レール溝8の下端より下方位置で扉板2
の下端を枢支9させると共に該扉板2の両側に突設した
支持板10で棚板3の左右両端前部寄り位置を、該棚板
3がレール溝8の最も低い位置で水平となるように枢支
せしめ、扉板2を起立させることにより棚板3の奥側が
レール溝8にガイドされて上昇して傾斜するように構成
した。また扉板2に透明窓18を設けて内部が透視でき
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、奥行きが浅くてしかも
各種の物品,例えば履物や,パンフレット,カタログ,
雑誌等の印刷物や,箱状,袋状の商品等を傾斜した状態
に見栄えよく収納できる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、棚を傾斜させることによって
奥行きを浅くして形成した収納容器は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような収納容器の多くは棚が傾斜した状態に固定さ
れていて、物品の出し入れがしにくい上に、収納物品に
汎用性がない。よしんば、棚が動かせるものがあったと
しても収納容器の前面を開閉する戸や扉が棚を動かす動
作に連動するようなものはなく、容器の奥行きが格別に
浅く形成されたものはない。本発明は、棚の傾斜と前面
の開口部を開閉する扉板の動作が連動して物品の出し入
れがし易く、しかも容器の奥行きが格段に薄くて、狭い
設置スペースで丈のある物品を効率よく使用できる収納
容器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前面を開口する箱状の容
器本体に装着させる複数段の棚板の左右両端奥寄りに支
持部を突設し、該支持部を容器本体の内側壁に弧状に設
けたレール溝に遊嵌させ、一方容器本体の開口部側壁に
は前端で前記レール溝の下端より下方位置で扉板の下端
を枢支させると共に該扉板の両側に突設した支持板で棚
板の左右両端前部寄り位置を、該棚板がレール溝の最も
低い位置で水平となるように枢支せしめ、扉板を起立さ
せることにより棚板の奥側がレール溝にガイドされて上
昇して傾斜するように構成した。
【0005】
【作用】棚板は、容器本体の前面開口部を開閉させる扉
板が水平に開放した状態で水平に位置し、収納する物品
が乗せ易い状態になる。そして、この棚板に収納する物
品を乗せ、扉板の指掛部を把持して上方に引上げると、
この扉板に連動して棚板の奥端側が上昇して傾斜し、扉
板が直立して容器本体の前面開口部を閉塞する状態で棚
板は最大に傾斜して停止する。また、容器本体に収納さ
れている物品を取出す場合には、直立している扉板の指
掛部を把持して下方へ引下げることにより、扉板に連動
して棚板が水平状態となり、収納した物品が取出し易い
状態になる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。図1は下駄箱として使用される容器本体の外観斜視
図、図2はその内部を示す斜視図、図3は容器本体に靴
を収納した状態の要部を示す拡大断面図、図4は扉板と
棚板の連動状態を示す拡大断面図である。前面で開口す
る箱状の容器本体1の前面開口部に夫々下辺を支点にし
て水平に開閉する扉板2が四枚設けてあり、各扉板2に
対応させて内部に棚板3が設置される。
【0007】これらの棚板3の奥端下面を図5に示すよ
うに支軸4で支持させる。該支軸4の両端に棚板3の左
右両側から突出する支持部5が取付けてある。なお、こ
れらの支持部5はころ状で支軸4に対して回転するもの
が好ましい。また、支軸4は棚板3全体の長さでも棚板
3の端部のみを支持する長さでも構わない。
【0008】一方、容器本体1の左右の側壁6の一部に
は図4及び図5に示すように二重壁をなす内側壁7が形
成され、該内側壁7に前記支持部5を遊嵌させるレール
溝8が弧状に設けられる。このレール溝8は側壁6の前
寄りが最も低く、側壁6の奥になるに従い次第に高くな
るように設けられ、さらに、上端に支持部5を挿入させ
るための水平ガイド溝8aが連設されている。
【0009】また、前記扉板2はガイド溝8の最も低い
位置よりもさらに下方で容器本体1の両側壁6の前端に
枢支9する。そして前記扉板2の左右両端内側面で扉板
2を枢支9した位置寄りに台形状の支持板10を突設し
て、その内側面に支軸11を突設する。一方、前記棚板
3の左右両端で前寄り位置の下面に支軸11を遊嵌する
支持片12を設け、該支持片12に開設した軸孔13に
ワッシャ14,15を介して前記支軸11を枢軸させ、
さらに袋ナット16を装着させる。前記支軸11は図4
に示すように棚板3がレール溝8の最も低い位置で水平
を保つように位置決めして設けられる。
【0010】そして、前記棚板3は左右両端に突起17
を設けて支持板10との接触面積を少なくして摩擦抵抗
を低減させ、棚板3の動きが軽快になるようにする。
【0011】また、扉板2の所要高さ位置に透明窓18
を設ける。さらに前面板2の上端に指掛部19を形成
し、この指掛部19に対向させて側壁6の前端に緩衝用
ゴム20を取付ける。なお、前記透明窓18は図3に示
す使用状態で棚板3に乗せた靴a(一点鎖線で示す)の
甲上部当りが透視できて、誰の靴aかが外から判別でき
るように設けられる。
【0012】そして、図4の作用で示すように扉板2及
び棚板3が水平に位置した状態で棚板3に靴aを乗せ、
棚板3の奥端で踵bの前端が係止されるように位置決め
し、扉板2の指掛部19に指を掛けて上方へ引上げれ
ば、支持部5がレール溝8を移動し次第に上昇して行
き、図3のように扉板2が垂直状に起立して容器本体1
の前面開口部を閉塞する状態で支持部5はレール溝8の
上端に位置して、棚板3を傾斜した状態に維持し、棚板
3に乗せた靴aを安定した状態で保持する。この状態で
棚板3に保持された靴aは上段の棚板3と下段の棚板3
の傾斜した中間に収納されるため、容器本体1の奥行き
を効率よく浅くできて、しかも十分な安定状態に靴を収
納できる。
【0013】以上本発明の一実施例を下駄箱により説明
したが、本発明の収納容器は下駄箱に限られることな
く、棚板3に乗せることができる物品に広く適用され
て、保管のみならず、展示・陳列等に広く使用すること
ができる。例えば、図7に示すように各棚板3の上面に
複数の仕切板21を設けることにより比較的滑り易いよ
うな箱状,袋状の物品を収容しても安定よく多量に収納
することができる。しかも、収容した物品は透明窓18
より透視できて識別も十分に行なえる。
【0014】また、図8に示したものは棚板3に収容す
る物品の形状に合った透孔22を所定位置に配置して形
成したものである。これらの透孔22により物品を安定
よく保持させることができて、しかも、棚板3自体が傾
斜しても透孔22に物品が嵌合されているため滑り落ち
ることなく、しかも棚板3が傾斜されていることで収納
した物品は透明窓18より視認し易くてデイスプレイ効
果をも発揮し得る。
【0015】図9に示したものは、棚板3にワイン等の
瓶を収納するための凹部23を設けたもので、特にワイ
ンは、コルク栓が下方に位置して傾斜されるために保存
に最適なものである。
【0016】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の収納容器
は、棚板の傾斜動作が容器本体の前面開口部を開閉する
扉板の動きに連動して行なわれ、物品を出し入れする状
態では棚板と扉板が何れも水平でしかも棚板は容器本体
の前部にせり出して、物品の出し入れは極めてし易い。
そして、扉板を閉塞した状態で棚板は傾斜して収容した
物品は透明窓より見え易く、しかも前面開口部は閉塞さ
れて埃りを被るようなこともない。また、容器本体は棚
板を傾斜させて物品が収納されるため奥行きを浅く形成
できて、設置スペースが節減できるといったように多く
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収容容器の外観斜視図。
【図2】収容容器の内部を示す斜視図。
【図3】収容容器の使用状態を示す拡大断面図。
【図4】収容容器の作用を示す拡大断面図。
【図5】棚板の奥部支持構造の拡大断面図。
【図6】棚板の前部寄り支持構造の拡大断面図。
【図7】棚板の他の実施例の使用状態を示す縦断側面
図。
【図8】棚板に透孔を設けた他の実施例を示す斜視図。
【図9】棚板に凹部を設けた他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 扉板 3 棚板 5 支持部 6 側壁 7 内側壁 8 レール溝 9 枢支 10 支持板 11 支軸 17 突起 18 透明窓 21 仕切板 22 透孔 23 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口する箱状の容器本体に装着さ
    せる複数段の棚板の左右両端奥寄りに支持部を突設し、
    該支持部を容器本体の内側壁に弧状に設けたレール溝に
    遊嵌させ、一方容器本体の開口部側壁には前記レール溝
    の下端より下方位置で扉板の下端を枢支させると共に該
    扉板の両側に突設した支持板で棚板の左右両端の前部寄
    り位置を、該棚板がレール溝の最も低い位置で水平とな
    るように枢支せしめ、扉板を起立させることにより棚板
    の奥側がレール溝にガイドされて上昇して傾斜するよう
    に構成した収納容器。
  2. 【請求項2】 容器本体の各扉板に透明窓を設けた請求
    項1記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 棚板の上面に複数の仕切板を設けた請求
    項1記載の収納容器。
  4. 【請求項4】 棚板の上面に適宜形状の透孔を設けた請
    求項1記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 棚板の上面に複数の凹部を設けた請求項
    1記載の収納容器。
JP6950192A 1992-02-18 1992-02-18 収納容器 Pending JPH05228031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6950192A JPH05228031A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6950192A JPH05228031A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 収納容器

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Publication Number Publication Date
JPH05228031A true JPH05228031A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13404541

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6950192A Pending JPH05228031A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 収納容器

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JP (1) JPH05228031A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152180A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 玄関収納キャビネット
JP2014004347A (ja) * 2012-05-29 2014-01-16 Daiken Corp 収納付き椅子及び玄関構造
CN108741743A (zh) * 2018-07-02 2018-11-06 苏州洋紫瑞信息科技有限公司 一种多功能智能鞋柜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014004347A (ja) * 2012-05-29 2014-01-16 Daiken Corp 収納付き椅子及び玄関構造
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