JP6344045B2 - Led点灯回路及びled照明装置 - Google Patents

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Description

本発明はLED点灯回路及びそれを用いたLED照明装置に関する。
特許文献1は、LED照明機器等に利用されるスイッチング電源装置を開示する。このスイッチング電源装置は力率改善回路及びDC/DCコンバータ(フライバックコンバータ)を備え、力率改善回路及びDC/DCコンバータはそれぞれの制御ICによって駆動される。力率改善回路用の制御ICは、高電位配線から起動抵抗を介して充電されるコンデンサの電圧がオン閾値を超えると起動し、起動後はインダクタの補助巻線に発生する電力を主な制御電源として動作する。DC/DCコンバータ用の制御ICも、高電位配線から起動抵抗を介して充電されるコンデンサの電圧がオン閾値を超えると起動し、起動後はトランスの補助巻線に発生する電力を主な制御電源として動作する。
特開2013−55770号公報
しかし、特許文献1の構成には以下の2つの問題があった。
第1に、力率改善回路の制御ICとDC/DCコンバータの制御ICの起動タイミングを適切に設定することが難しいという問題があった。詳細を後述するように、双方の起動タイミングが適切に設定されないと、保護回路の誤動作(誤検出)等の問題が発生し、正常に点灯回路が始動されない場合が生ずる。これは、上記構成においては、力率改善回路用の制御ICの電源構成とDC/DCコンバータ用の制御ICの電源構成とが個別的に設けられていることに起因する。各制御ICが起動するタイミングは、起動抵抗の抵抗値、制御電源用のコンデンサの容量、入力電圧、当該ICのオン閾値、当該ICの内部電力消費、起動抵抗の温度上昇制限等によって決まる。このように、2つの個別の制御ICによる制御電源構成において、双方の起動タイミングを適切に設定するには設計上の労力が伴うことになる。この起動タイミング設定の問題は、力率改善回路用の制御ICとDC/DCコンバータ用の制御ICとの関係に限られるものではなく、DC/DCコンバータ用の制御ICと他の制御回路との関係においても生じ得る。
第2に、力率改善用回路の制御ICに接続される起動抵抗での損失が大きいことに起因する問題があった。力率改善回路では、起動後の定常動作時には、インダクタの補助巻線から供給される電力が主な制御電源となる一方で起動抵抗では無用な損失が発生する。そこで、起動抵抗の抵抗値を高くすれば損失は軽減されるものの、これに応じて起動抵抗に接続されたコンデンサの充電時間、すなわち、起動抵抗の抵抗値とコンデンサの容量で決まる時定数が増大し、制御ICの起動が遅延してしまう。なお、コンデンサには、制御電源の安定化のためにある程度の容量(例えば、50〜100μF程度)が必要となることから、コンデンサの容量を小さくして起動時間を短縮することは好ましくない。また、低損失かつ時定数の小さい制御電源構成として、高耐圧の三端子レギュレータ、シリーズレギュレータ等が採用されると、回路が高コスト化してしまう。このように、力率改善回路において、制御ICの遅延のない起動を確保しつつも定常動作時の損失を軽減する安価な構成が望まれる。
そこで、本発明は、LED点灯回路において、制御IC間又は制御ICと制御回路の間での起動タイミングを適正化することができ、かつ、力率改善回路の制御ICの起動を遅延させることなく定常動作時の損失を低減することができる安価な制御電源構成を提供することを課題とする。本発明はまた、上記LED点灯回路を用いた高い信頼性、高効率かつ安価な構成のLED照明装置を提供することを課題とする。
本発明の一形態によるLED点灯回路は、入力電圧を昇圧する力率改善回路及び力率改善回路の出力から直流電流を生成してLEDに供給するDC/DCコンバータを有し、力率改善回路用の第1の制御ICと、DC/DCコンバータ用の第2の制御ICを備える。第1の制御ICは、第1の電源端子を有し、第1の電源端子の電圧が第1の閾値を超えると起動し、力率改善回路を駆動する。第2の制御ICは、高電圧入力端子と、高電圧入力端子への入力電圧から起動電流を生成する起動回路と、起動電流を出力可能な第2の電源端子とを有し、第2の電源端子に接続されたコンデンサの電圧が第1の閾値よりも高い第2の閾値を超えると起動し、DC/DCコンバータを駆動する。第2の電源端子から出力される起動電流が第1の電源端子にも供給され、第1の制御ICが第2の制御ICよりも先に起動するように構成される。
上記構成のLED点灯回路によると、第2の制御ICの起動回路から流出する起動電流が、第2の制御ICの電源端子から第1の制御ICの電源端子に供給される。そして、第1の制御ICのオン閾値が第2の制御ICのオン閾値よりも低いため、第1の制御ICが確実に第2の制御ICよりも先に起動することができる。したがって、第1の制御ICと第2の制御ICの間で起動タイミングが適正化される。また、力率改善回路の第1の制御ICのための起動抵抗が不要となるので、この起動抵抗よる損失をなくすことができる。
ここで、第1の電源端子と第2の電源端子の間に、アノードが第2の電源端子に接続され、カソードが第1の電源端子に接続されたダイオードが接続される。これにより、簡素で安価な構成の制御電源構成が実現される。
力率改善回路は、主巻線及び補助巻線を有するインダクタと、インダクタの主巻線に接続されて第1の制御ICによって駆動されるスイッチング素子とを含み、インダクタの補助巻線に発生する電力が、第1の電源端子及び第2の電源端子に供給されるように構成される。これにより、第1の制御ICの起動後に、第2の制御ICの起動を迅速化することができる。
ここで、高電圧入力端子が第2の閾値よりも高い電圧のノードに抵抗を介して接続される。そして、第2の電源端子の電圧が第2の閾値を超え、インダクタの補助巻線から第2の電源端子へ電力が供給されることに応じて、起動回路が遮断状態となるように構成される。これにより、第2の制御ICの起動後に、高電圧入力端子に接続される起動抵抗に電流が流れなくなり、起動抵抗における損失がなくなる。
また、高電圧入力端子が第2の閾値よりも高い電圧のノードに抵抗を介して接続され、DC/DCコンバータが、主巻線及び補助巻線を有するトランスと、トランスの主巻線に接続されて第2の制御ICによって駆動されるスイッチング素子とを含み、トランスの補助巻線に発生する電力がコンデンサに供給され、第2の電源端子の電圧が第2の閾値を超えた後、トランスの補助巻線から第2の電源端子へ電力が供給されることに応じて起動回路が遮断状態となるように構成されるようにしてもよい。これにより、第2の制御ICの起動後に、高電圧入力端子に接続される起動抵抗に電流が流れなくなり、起動抵抗における損失がなくなる。
本発明の他の形態のLED点灯回路は、直流電流を生成してLEDに供給するDC/DCコンバータを有し、DC/DCコンバータ用の制御ICと、制御ICの動作状態を決定する制御回路を備える。制御ICは、高電圧入力端子と、高電圧入力端子への入力電圧から起動電流を生成する起動回路と、起動電流を出力可能な電源端子とを有し、電源端子に接続されたコンデンサの電圧が制御回路の動作電圧よりも高い閾値を超えると起動し、DC/DCコンバータを駆動する。起動電流が電源端子から制御回路に供給され、制御回路が制御ICよりも先に動作を開始するように構成される。
上記構成のLED点灯回路によると、制御ICの起動回路から流出する起動電流が制御回路に供給される。そして、制御回路の動作電圧が制御ICのオン閾値よりも低いため、制御回路が確実に制御IC、すなわち、DC/DCコンバータよりも先に起動することができる。したがって、制御ICと制御回路との間で起動タイミングが適正化される。
ここで、制御回路は、入力される調光信号に応じてDC/DCコンバータの出力状態を決定して、出力状態に基づいて制御ICに信号を出力するように構成される。これにより、調光信号が出力状態に反映された状態でDC/DCコンバータが起動されるので、調光始動が可能となる。
本発明のLED照明装置は、上記いずれかのLED点灯回路と、LEDとを備える。上記の各LED点灯回路の特徴により、信頼性が高く、かつ高効率で安価なLED照明装置が実現される。
本発明の第1の実施形態によるLED点灯回路及びLED照明装置の回路構成図である。 図1のLED点灯回路の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態によるLED点灯回路及びLED照明装置の回路構成図である。 一般的なLED点灯回路を説明する図である。
実施形態1.
図1に本発明の第1の実施形態によるLED点灯回路1及びそれを用いたLED照明装置3の回路構成図を示す。LED照明装置3はLED点灯回路1及びLED2を含む。交流電源ACからの入力電圧がLED点灯回路1に入力され、LED点灯回路1からの直流出力がLED2に供給される。LED点灯回路1は、整流回路50、力率改善回路100(以下、「PFC100」という)、DC/DCコンバータ200、及び電流制御部300を含む。なお、本明細書における説明において、各回路又は構成要素が上記のどのブロックに属するかは便宜的なものであり、本発明を拘束するものではない。また、同様の構成要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
整流回路50はダイオードブリッジ等の全波整流器であり、入力される交流電圧ACを全波整流する。なお、必要に応じて、整流回路50の前段に、電流ヒューズ、ノイズフィルタ等が接続される。
PFC100は、インダクタ101、スイッチング素子102、ダイオード103及びコンデンサ104、制御IC110及びその周辺回路を含む。スイッチング素子102は制御IC110によって高周波スイッチングによりPWM制御され、これにより入力力率が改善される。スイッチング素子102がオンの期間においては、整流回路50からの脈流電圧がインダクタ101の主巻線N1及びスイッチング素子102に流れることによりインダクタ101にエネルギーが蓄えられる。スイッチング素子102がオフの期間においては、インダクタ101に蓄えられているエネルギーがダイオード103を介してコンデンサ104に充電される。これにより、コンデンサ104には入力電源電圧から昇圧された電圧が充電される。このように、PFC100は昇圧回路として機能する。制御IC110は、付図示の電圧検出回路によって検出されたコンデンサ104の電圧が設定値となるようにPWM制御におけるオン幅を決定する。以降の説明において、コンデンサ104の負極側電極と同電位のノードを一次側グランドというものとする。
制御IC110は、電源端子Vcc1、出力端子Out、グランド端子G等を有し、電源端子Vcc1への供給電圧がオン閾値Vth1(約13V)を超えると起動する。起動後、供給電圧がオフ閾値(約9V)以上であれば、不図示の内部回路及び周辺回路によって決定されるオン幅のゲート信号が出力端子Outからスイッチング素子102のゲート端子に出力される。グランド端子Gは一次側グランドに接続される。このような制御IC110として、例えば、富士電機製(富士スイッチング電源制御用IC)FA5601を用いることができる。
電源端子Vcc1に制御電圧を供給するための構成は、ダイオード111、コンデンサ112、インダクタ101の補助巻線N2、抵抗113、ダイオード114、コンデンサ115、ダイオード116及びダイオード117を含む。電源端子Vcc1には、コンデンサ112並びにダイオード111及び116のカソードが接続される。ダイオード111のアノードは制御IC210の電源端子Vcc2及びダイオード117のカソードに接続される。ダイオード116のアノードはコンデンサ115、ダイオード117のアノードに接続される。ダイオード114、抵抗113及び補助巻線N2の直列回路において、ダイオード114のアノード側端部が一次側グランドに接続され、カソード側端部がコンデンサ115に接続される。制御電源Vcc1が給電される動作については後述する。
DC/DCコンバータ200は、トランス201、スイッチング素子202、ダイオード203、コンデンサ204、制御IC210及びその周辺回路並びにフォトカプラ220を含み、絶縁型フライバックコンバータからなる降圧回路を構成する。
DC/DCコンバータ200において、スイッチング素子202のオン期間にコンデンサ104からのエネルギーがトランス201の一次主巻線N3に蓄積される。スイッチング素子202のオフ期間にそのエネルギーがトランス201の二次主巻線N4側からダイオード203を介してコンデンサ204に充電される。スイッチング素子202は、制御IC210によってPWM駆動される。降圧比は、回路効率を考慮して一次主巻線N3に対する二次主巻線N4の巻数比と同程度に設定されればよく、出力電流はスイッチング素子202のPWM制御におけるオンデューティ(オン幅)によって決まる。このPWM制御によって、DC/DCコンバータ200からの制限された直流出力電流がLED2に供給される。以降において、コンデンサ204の負極側電極と同電位のノードを二次側グランドというものとする。
制御IC210は、高電圧入力端子HV、電源端子Vcc2、出力端子Out、フィードバック端子FB、グランド端子G等を有し、高電圧入力端子HVと電源端子Vcc2の間に起動回路212を含む。高電圧入力端子HVに電圧が供給されると、起動回路212が起動電流の生成を開始する。起動回路212において生成された起動電流は電源端子Vcc2から流出して、電源端子Vcc2に接続されたコンデンサ213を充電する。制御IC210は、電源端子Vcc2の電圧、すなわちコンデンサ213の電圧がオン閾値Vth2(約18V)を超えると起動する。起動後、供給電圧がオフ閾値(約11V)以上であれば、不図示の内部回路及び周辺回路によって決定されるオン幅のゲート信号が出力端子Outからスイッチング素子102のゲート端子に出力される。
フィードバック端子FBは内部基準電圧源(例えば5Vの定電圧源)に内部抵抗を介して接続され、出力端子Outは内部ゲート回路に接続される。内部ゲート回路において、フィードバック端子FBの入力電圧に応じて、出力端子Outからのゲート信号のパルス幅が決定される。ここでは、フィードバック端子FBの入力電圧の増加に対してゲート信号のパルス幅が増加するように構成されているものとし、これにより(コンデンサ104の電圧が一定であれば)FB端子の入力電圧の増加に対して出力電流(LED電流)は増加する。フィードバック端子FBの入力電圧を決定するフォトカプラ220のフォトトランジスタの出力状態は、後述する電流制御部300によって決定される。グランド端子Gは一次側グランドに接続される。このような制御IC210として、例えば、富士電機製(富士スイッチング電源制御用IC)FA5571、FA5570又はFA5671のシリーズを用いることができる。
電源端子Vcc2に制御電圧を供給するための構成は、起動抵抗211、上述したコンデンサ213、トランス201の補助巻線N5、及びダイオード214を含む。高電圧入力端子HVは起動抵抗211を介して整流回路50の出力端に接続され、電源端子Vcc2はダイオード111のアノード、ダイオード214のカソード及びコンデンサ213に接続される。ダイオード214のアノードはトランス201の補助巻線N5に接続される。制御電源Vcc2が給電される動作については後述する。
電流制御部300は、例えば、電流検出抵抗305及び定電流制御部310を有し、トランス201の補助巻線N6からダイオード311を介して給電され、二次側グランドを基準電位とする。電流検出抵抗305は二次側グランドとLED2のカソード端の間に挿入された低抵抗素子からなり、出力電流に比例した電圧が電流検出抵抗305に発生する。定電流制御部310は、電流検出抵抗305によって検出された検出電流値が目標値に一致するように定電流制御用の信号を生成し、その信号をフォトカプラ220のフォトダイオードに出力する。すなわち、定電流制御部310と制御IC210の協働により、出力電流(LED電流)の定電流制御が行われる。また、定電流制御部310は、無負荷保護、過電流保護等の各種保護動作を実行する。例えば、検出電流値がゼロの場合には、無負荷状態が発生しているものとして無負荷保護動作が行われる。この場合、例えば、定電流制御部310は、出力電流を停止又は低減させるようにフォトカプラ220への出力信号を決定する。
本実施形態のLED点灯回路1における制御IC110及び制御IC210の電圧供給構成を説明する前に、図4に示す一般的なLED点灯回路10を用いて、制御IC110が制御IC210よりも後に起動する場合の問題点を説明する。
一般的なLED点灯回路10は、本実施形態のLED点灯回路1とは、制御IC110の制御電圧の供給構成が異なる。電源端子Vcc1に制御電圧を供給するための構成は、インダクタ101の補助巻線N2、抵抗113、ダイオード114、起動抵抗120及びコンデンサ121を含む。電源端子Vcc1には、起動抵抗120、コンデンサ121及びダイオード114のカソードが接続され、起動抵抗120は整流回路50の出力端に接続される。交流電源ACが投入されると、起動抵抗120を介してコンデンサ121が充電され、コンデンサ121の電圧がオン閾値Vth1を超えると、制御IC110は起動する。制御IC110は、起動すると出力端子Outからゲート信号を出力し、PFC100がスイッチング動作を開始する。これにより、インダクタ101の補助巻線N2からの電圧が電源端子Vcc1に供給され、定常動作状態となる。なお、起動抵抗120においては、定常動作状態においても整流回路50の出力端と電源端子Vcc1の間の電位差がかかることにより損失が発生するため、定格電力の高い高価な抵抗素子が用いられる。
ここで、制御IC210が制御IC110よりも先に起動したとする。制御IC110が起動していないことから、PFC100の出力、すなわちコンデンサ104の電圧は、交流電圧ACの(昇圧されない)平滑電圧となる。ここで、DC/DCコンバータ200が降圧コンバータである場合、コンデンサ104の電圧がLED2の順方向降下電圧Vf以下であると、制御IC210が起動してDC/DCコンバータ200が駆動されてもLED2に電流は流れない。したがって、電流検出抵抗305に電流が発生せず、定電流制御部310は、無負荷状態が発生しているものとしてDC/DCコンバータ200の出力電流を停止又は低減させるよう保護動作に移行する。このDC/DCコンバータ200に対する保護動作がラッチされると、その後に制御IC110が起動してPFC100が昇圧動作を開始したとしても保護状態(LED2の消灯)が維持されてしまう。したがって、制御IC110が制御IC210よりも確実に先に起動して、DC/DCコンバータ200が動作を開始する前にPFC100の昇圧動作が行われる必要がある。
図1に戻り、制御IC110及び制御IC210の制御電源の供給構成について説明する。交流電源ACが投入されると、まず、整流回路50の高電位側出力端に発生する電圧が起動抵抗211を介して制御IC210の高電圧入力端子HVに入力される。これにより、制御IC210の起動回路212が起動電流の生成を開始する。起動回路212からの起動電流は電源端子Vcc2から流出し、コンデンサ213を充電するとともにダイオード111を介して制御IC110の電源端子Vcc1にも供給され、コンデンサ112を充電する。電源端子Vcc1の電位と電源端子Vcc2の電位は実質的に同じ速度で上昇する(ただし、ダイオード111の電圧降下分だけ異なる)。
上述したように、制御IC110のオン閾値Vth1(約13V)は制御IC210のオン閾値Vth2(約18V)よりも低いので、制御IC110が制御IC210よりも先に起動する。これにより、確実に、DC/DCコンバータ200が停止した状態でPFC100が昇圧動作を開始する。この起動の前後関係は、LED点灯回路1を構成する素子の定数、制御ICの内部電力消費、入力電圧等に影響を受けないので、設計の困難性はもたらされない。
PFC100が動作を開始すると、インダクタ101の補助巻線N2に発生する電力によって、抵抗113及びダイオード114を介してコンデンサ115が充電され、同時に更にダイオード116を介してコンデンサ112が充電されるとともにダイオード117を介してコンデンサ213が充電される。このダイオード117からコンデンサ213への給電により、制御IC210の起動がより迅速化される。
起動回路212から電源端子Vcc2を介して流出する起動電流とダイオード117を介して流入する電流によりコンデンサ213が充電され、電源端子Vcc2(すなわち、コンデンサ213)の電圧がIC210のオン閾値Vth2を超えると、制御IC210が起動する。これにより、DC/DCコンバータ200が動作を開始し、トランス201の補助巻線N5に発生する電力が、ダイオード214を介して制御IC210の電源端子Vcc2に供給されるとともに、更にダイオード111を介して制御IC110の電源端子Vcc1にも供給される。
ここで、電源端子Vcc2にインダクタ101の補助巻線N2又はトランス201の補助巻線N5から電圧が供給されると、起動回路212は遮断状態となる。この場合、起動回路212は動作を停止して高電圧入力端子HVが実質的に開放状態となり、起動抵抗211に電流が流れなくなる。これにより、DC/DCコンバータ200の定常動作時における起動抵抗211での損失がなくなる。言い換えると、起動抵抗211の抵抗値を低くして起動回路212への供給電流を増加させることにより、制御IC110及び210、すなわちPFC100及びDC/DCコンバータ200の起動を速くすることもできる。
なお、本実施形態では、インダクタ101の補助巻線N2からダイオード117を介して制御IC210の電源端子Vcc2に電圧が供給される構成としたが、ダイオード117が省略された回路、すなわち、ダイオード117が開放された状態と等価な回路が採用されてもよい。この場合、電源端子Vcc2がオン閾値Vth2に達するまでは、専ら起動回路212から流出する起動電流によってコンデンサ213が充電されることになる。
図2に、点灯回路1の起動時の動作を示すタイミングチャートを示す。図2の最上段に、電源端子Vcc1及びVcc2における制御電圧Vccを示す(両者は、起動時においてはダイオード111の電圧降下分のみ異なるので、実質的に同じものとして1つの電圧として図示する)。そして、制御電圧Vcc以下、順に、起動回路212の動作状態、制御IC110の出力端子Outの電圧(スイッチング素子102のゲート信号)、及び制御IC210の出力端子Outの電圧(スイッチング素子210のゲート信号)を示す。横軸は時間である。なお、図面は模式図であり、寸法通りではない。
時刻t1において、交流電源ACが投入されると、起動抵抗211を介して高電圧入力端子HVに高電圧が供給され、起動回路212が起動電流の生成を開始する。これによりコンデンサ112及び213が充電され、制御電圧Vccが上昇していく。
時刻t2において、制御電源Vccが制御IC110のオン閾値Vth1を超えると、制御IC110は出力端子Outからゲート信号を出力してPFC100を起動する。この時点で、制御IC210は起動していない。PFC100が動作を開始することにより、インダクタ101の補助巻線N2からの電圧が制御電圧Vccに加えられ、制御電圧Vccの上昇速度が増す。
時刻t3において、制御電源Vccが制御IC210のオン閾値Vth2を超えると、制御IC210は出力端子Outからゲート信号を出力してDC/DCコンバータ200を起動する。DC/DCコンバータ200が動作を開始することにより、トランス201の補助巻線N5からの電圧が制御電圧Vccに加えられ、これに応じて起動回路212は遮断状態となる。これにより、LED点灯回路1の定常動作状態が得られる。なお、起動回路212の遮断状態は、時刻t2において補助巻線N2からの電圧が供給される時点で得られる設定であってもよい。
以上のように、LED点灯回路1によると、制御IC210の起動回路212から流出する起動電流が制御IC110の電源端子Vcc1にも供給される。そして、制御IC110のオン閾値Vth1が制御IC210のオン閾値Vth2よりも低いため、制御IC110が確実に制御IC210よりも先に起動することができる。したがって、制御IC110と制御IC210との間で起動タイミングが適正化される。
また、図4に示す一般的な回路構成と比較すると、制御IC110の起動抵抗120が不要となるので、定常動作時の損失増大と起動の遅延のトレードオフを考慮する必要がなくなり、回路の低損失化と起動の迅速化を両立できる。更に、図4に示す一般的な回路構成と比較して、定格電力が大きい高価な起動抵抗120が除去され、小信号用のダイオード111、116及び117が追加されるだけであるため、安価な構成でLED点灯回路1が実現される。これにより、LED照明装置3の信頼性の向上、高効率化及び低コスト化が実現される。
実施形態2.
上記実施形態では、DC/DCコンバータ用の制御ICから流出する起動電流が、PFC用の制御ICの起動に利用される構成を示したが、本実施形態では、この起動電流が他の制御回路に利用される構成を示す。図3に、本実施形態によるLED点灯回路4及びLED照明装置5の回路構成図を示す。本実施形態のLED点灯回路4は、整流回路50、入力コンデンサ51、DC/DCコンバータ250及び制御回路400を備える。なお、LED2及び整流回路50は第1の実施形態のものと同様である。入力コンデンサ51は1μF以下のフィルムコンデンサ等であればよく、整流回路50の出力端間に接続される。
DC/DCコンバータ250は、非絶縁型フライバックコンバータからなり、力率改善機能を持つ、いわゆるワンコンバータ方式のフライバック降圧(又は昇圧)回路を構成する。DC/DCコンバータ250は、トランス251、スイッチング素子252、ダイオード253、平滑コンデンサ254、制御IC210及びその周辺回路を含む。制御IC210は第1の実施形態で上述した制御IC210と同一である。
DC/DCコンバータ250において、スイッチング素子252のオン期間に入力コンデンサ51を電源としてトランス251の一次主巻線N7にエネルギーが蓄積される。スイッチング素子252のオフ期間にそのエネルギーがトランス251の二次主巻線N8側からダイオード253を介してコンデンサ254に充電される。スイッチング素子252は、制御IC210によってPWM駆動される。降圧比(又は昇圧比)は、回路効率を考慮して一次主巻線N7に対する二次主巻線N8の巻数比と同程度に設定されればよく、出力電流はスイッチング素子252のPWM制御におけるオンデューティ(オン幅)によって決まる。このPWM制御によりDC/DCコンバータ250からの制限された直流出力電流がLED2に供給される。なお、平滑コンデンサ254の負極側電極と同電位のノードをグランドというものとする。
制御回路400は、電流検出抵抗405、制御電圧生成部410、定電流制御部420、及び調光制御部430を備える。電流検出抵抗405はグランドとLED2のカソード端の間に挿入された低抵抗素子からなり、出力電流に比例した電圧が電流検出抵抗405に発生する。定電流制御部420及び調光制御部430は、制御電圧生成部410によって生成される制御電圧Vsが給電されて動作し、制御IC210の動作状態を決定する。
制御電圧生成部410は、ダイオード411、コンデンサ412、定電圧レギュレータ413、トランス251の補助巻線N9、及びダイオード414を含む。ダイオード411のアノードが電源端子Vcc2及びコンデンサ213に接続され、カソードが定電圧レギュレータ413の入力端及びコンデンサ412に接続される。定電圧レギュレータは、低耐圧の三端子レギュレータ等であればよく、コンデンサ412の電圧を入力として5V〜15V程度の制御電圧Vsを出力する。定電圧レギュレータ413の入力端はダイオード414を介して補助巻線N9に接続される。制御電圧生成部410の出力電圧Vsが、定電流制御部420及び調光制御回路430に制御電圧として供給される。
定電流制御部420は、誤差増幅部421及び目標値生成部422を備える。なお、誤差増幅部421はオペアンプ等で構成される。誤差増幅部421は、電流検出抵抗405によって検出された電流検出値と、目標値生成部422から出力される電流目標値とを一致させるように作用する(両者の誤差を増幅する)。誤差増幅部421の出力信号は制御IC210のフィードバック端子FBに入力される。目標値生成部422は、D/Aコンバータ等からなり、後述する調光制御部430から出力される調光率に応じた電流目標値を誤差増幅部421に出力する。
調光制御部430は、フォトカプラ431及びマイクロコントローラ(MCU)432を含む。なお、フォトカプラ431及びMCU432の周辺には、必要に応じてさらに抵抗、コンデンサ等が接続される。フォトカプラ431は、外部の調光器からの調光信号(本実施形態では、調光信号はデューティ比が調光率に対応するPWM調光信号であるものとする)をレベル変換する。フォトカプラ431によってレベル変換されたPWM調光信号はMCU432に入力される。MCU432は入力された信号に応じて調光率を演算し、演算された調光率に応じたデジタルの電流目標値を出力する。MCU432からのデジタルの電流目標値は目標値生成部422によってアナログ変換され、誤差増幅部421に入力される。これにより、調光制御部430、定電流制御部420及び制御IC210によって、外部の調光器からの調光信号に応じてDC/DCコンバータ250が定電流制御される。
ここで、仮に制御回路400よりも先にDC/DCコンバータ250が起動した場合、例えば、調光始動ができない可能性がある。具体的には、交流電源ACの投入時に、制御IC210のフィードバック端子FBには、電流目標値を反映する定電流制御用の信号が入力されないため(すなわち、フィードバック端子FBはオープンとなるため)、DC/DCコンバータ250は最大出力で動作を開始することになる。その後、制御回路400が動作を開始すると、フィードバック端子FBに定電流制御用の信号(調光に対応する信号)が入力され、DC/DCコンバータ250は電流目標値に応じた出力を行う。このように、交流電源ACの投入後に、DC/DCコンバータ250が一旦最大出力を行ってから定電流出力を行うことになり、照明を受けるユーザには閃光が発生したかのような視覚的違和感がもたらされる可能性がある。特に、交流電源ACの投入時に、外部の調光器によって深い(暗い)調光率が指定されていた場合には、交流電源ACの投入時の上記光出力の段差が大きくなり、照明を受けるユーザにおける視覚的違和感は一層大きくなる。したがって、制御回路400が制御IC210よりも先に起動して、制御IC210のフィードバック端子FBに定電流制御用の信号が入力された状態でDC/DCコンバータ250が動作を開始することが望ましい。
制御IC210及び制御回路400の制御電源の供給構成について説明する。交流電源ACが投入されると、まず、整流回路50の高電位側出力端に発生する電圧が起動抵抗211を介して制御IC210の高電圧入力端子HVに入力され、起動回路212が起動電流の生成を開始する。起動回路212からの起動電流は電源端子Vcc2から流出してコンデンサ213を充電するとともに、制御電圧生成部410のダイオード411を介してコンデンサ412にも供給される。制御電圧生成部410の出力電圧Vsと電源端子Vcc2の電位は実質的に同じ速度で上昇する(ただし、ダイオード411の電圧降下分だけ異なる)。なお、制御電圧生成部410の入力電圧が出力電圧Vs+0.5V程度であれば、その出力電圧Vsが確保されるものとする。
上述したように、誤差増幅部421、目標値生成部422及びMCU432の動作電圧(5V〜15V)は制御IC210のオン閾値(約18V)よりも低いため、制御回路400が制御IC210よりも先に起動する。これにより、確実に、DC/DCコンバータ250が停止した状態で制御回路400が動作を開始することができる。DC/DCコンバータ250の起動後は、制御IC210及び制御電圧生成部410ともトランス251の補助巻線N9から給電される。そして、電源端子Vcc2にトランス251の補助巻線N9から電圧が供給されると、起動回路212は遮断状態となる。
以上のように、本実施形態のLED点灯回路4によると、制御IC210の起動回路212からの 起動電流が電源端子Vcc2から制御回路400の制御電圧生成部410に供給される。そして、制御回路400の動作電圧が制御IC210のオン閾値Vth2よりも低いため、制御回路400が制御IC210(DC/DCコンバータ250)よりも確実に先に起動することができる。したがって、第2の制御ICと他の制御回路である制御回路400との間で起動タイミングが適正化される。これにより、調光信号が出力制御に反映された状態でDC/DCコンバータ250が起動され、調光始動が可能となる。これにより、LED照明装置5の始動時の信頼性が向上する。
変形例.
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
上記各実施形態では、制御IC210の高電圧入力端子HVが起動抵抗211を介して整流回路50の高電位側出力端に接続される構成を示したが、高電圧入力端子HVは制御IC210のオン閾値よりも高い電圧のノードに起動抵抗を介して接続されていればよい。例えば、高電圧入力端子HVが、整流回路50の前段、すなわち交流配線の一方又は両方から起動抵抗とダイオードの直列回路を介して接続される構成としてもよい。また、上記第1の実施形態では、高電圧入力端子HVがPFC100の入力側に起動抵抗211を介して接続される構成を示したが、出力側、すなわちダイオード103のカソード側に接続される構成としてもよい。
上記各実施形態では、DC/DCコンバータ200又は250の出力電流(LED電流)が定電流制御される構成を示したが、出力制御態様はこれに限られない。例えば、DC/DCコンバータ200又は250の出力電圧(LED電圧)を検出し、検出電圧に基づいてLED2への出力状態が決定される構成としてもよい。
1、4 LED点灯回路
2 LED
3、5 LED照明装置
100 力率改善回路(PFC)
101 インダクタ
102 スイッチング素子
110 制御IC
111 ダイオード
200、250 DC/DCコンバータ回路
201、251 トランス
202、252 スイッチング素子
210 制御IC
211 起動抵抗
212 起動回路
213 コンデンサ
400 制御回路

Claims (8)

  1. 入力電圧を昇圧する力率改善回路及び該力率改善回路の出力から直流電流を生成してLEDに供給するDC/DCコンバータを有するLED点灯回路であって、
    第1の電源端子を有し、該第1の電源端子の電圧が第1の閾値を超えると起動し、前記力率改善回路を駆動する第1の制御ICと、
    高電圧入力端子と、該高電圧入力端子への入力電圧から起動電流を生成する起動回路と、前記起動電流を出力可能な第2の電源端子とを有し、前記第2の電源端子に接続されたコンデンサの電圧が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値を超えると起動し、前記DC/DCコンバータを駆動する第2の制御ICと
    を備え、前記第2の制御ICにおいて生成される前記起動電流によって前記第1の制御ICが起動され、その後に前記第2の制御ICが起動するように構成されたLED点灯回路。
  2. 請求項1に記載のLED点灯回路において、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子の間に、アノードが前記第2の電源端子に接続され、カソードが前記第1の電源端子に接続されたダイオードが接続されたLED点灯回路。
  3. 請求項1又は2に記載のLED点灯回路において、
    前記力率改善回路が、主巻線及び補助巻線を有するインダクタと、前記インダクタの主巻線に接続されて前記第1の制御ICによって駆動されるスイッチング素子とを含み、
    前記インダクタの補助巻線に発生する電力が前記第1の電源端子及び前記第2の電源端子に供給されるように構成されたLED点灯回路。
  4. 請求項3に記載のLED点灯回路において、前記高電圧入力端子が前記第2の閾値よりも高い電圧のノードに抵抗を介して接続され、
    前記第2の電源端子の電圧が前記第2の閾値を超え、前記インダクタの補助巻線から前記第2の電源端子へ電力が供給されることに応じて、前記起動回路が遮断状態となるように構成されたLED点灯回路。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のLED点灯回路において、
    前記DC/DCコンバータが、主巻線及び補助巻線を有するトランスと、前記トランスの主巻線に接続されて前記第2の制御ICによって駆動されるスイッチング素子とを含み、
    前記高電圧入力端子が前記第2の閾値よりも高い電圧のノードに抵抗を介して接続され、
    前記トランスの補助巻線に発生する電力が前記コンデンサに供給され、前記第2の電源端子の電圧が前記第2の閾値を超えた後、前記トランスの補助巻線から前記第2の電源端子へ電力が供給されることに応じて前記起動回路が遮断状態となるように構成されたLED点灯回路。
  6. 直流電流を生成してLEDに供給するDC/DCコンバータを有するLED点灯回路であって、
    高電圧入力端子と、該高電圧入力端子への入力電圧から起動電流を生成する起動回路と、前記起動電流を出力可能な電源端子とを有し、前記電源端子に接続されたコンデンサの電圧が所定の動作電圧よりも高い閾値を超えると起動し、前記DC/DCコンバータを駆動する制御ICと、
    前記所定の動作電圧が給電されて起動し、前記制御ICの動作状態を決定する制御回路と
    を備え、前記制御ICにおいて生成される前記起動電流によって前記制御回路が起動され、その後に前記制御ICが起動するように構成されたLED点灯回路。
  7. 請求項6に記載のLED点灯回路において、前記制御回路が、入力される調光信号に応じて前記DC/DCコンバータの出力状態を決定して、該出力状態に基づいて前記制御ICに信号を出力するように構成された、LED点灯回路。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のLED点灯回路と、前記LEDとを備えたLED照明装置。
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