JP5307763B2 - Led点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、LED点灯装置及び照明装置に関する。
従来、発光ダイオード(LED)点灯装置は商用交流電源を整流、平滑して直流電圧を生成するAC−DC変換回路部と、得られた直流電圧からLEDに最適な電流を供給するDC−DCコンバータ部を備える。AC−DC変換回路部は一般的にコンデンサインプット型整流回路や、昇圧チョッパ回路を用いた力率改善回路が用いられ、DC−DCコンバータ部はフライバックコンバータや、降圧チョッパ回路を用い、定電流制御によりLEDに電流を供給する。
フライバックコンバータや、降圧チョッパ回路はスイッチング素子をオンすることによりトランスまたはインダクタにエネルギーを蓄え、スイッチング素子をオフすることによりトランスまたはインダクタに蓄えられたエネルギーを負荷側に放出する。このスイッチング素子のオン・オフを高速に繰り返すことによりLEDに電流が供給される。エネルギー損失が小さく、高効率なLED点灯装置を得ることができる。
定電流制御はLEDと直列に接続された電流検出抵抗からLEDに流れる電流を検出し、フィードバック制御によりスイッチング素子のオン時間を調節し、LEDに流れる電流を調節することで一定の電流をLEDに供給する。これにより外部より入力される調光信号を目標電流値として、LEDの明るさを調節する調光点灯も容易に達成することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−142137
ここで、上述のようなLED電源装置では、点灯開始直後のLED電流がゼロから設定した目標電流値に上昇する際、フィードバック制御系の遅れによりLED電流が瞬間的に目標電流値を超えてオーバーシュートすることがある。この場合、オーバーシュートした電流により点灯開始時に閃光が生じたり、あるいはオーバーシュートした電流がLEDの最大定格電流をオーバーして最悪LEDが破壊する恐れがあった。
本発明は、簡単な回路構成により、点灯開始時におけるLEDの閃光の発生及び最大定格電流を超えることを抑制するLED点灯装置の提供を目的とする。
この発明のLED点灯装置は、
制御を受けることによって、制御に応じた大きさの直流電流をLEDにLED電流として供給する供給部と、
前記供給部によって供給される前記LED電流の値を示す信号を検出信号として検出する検出部と、
前記検出部によって検出された前記検出信号の値を補正する補正部と、
前記補正部によって補正された前記検出信号を示す補正検出信号の値と、前記LED電流の電流値目標となる信号を示す目標信号の値との比較に基づき、前記補正検出信号が前記目標信号に近付くように前記供給部をフィードバック制御するフィードバック制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明により、簡単な回路構成で、点灯開始時におけるLEDの閃光の発生及び最大定格電流を超えることを抑制するLED点灯装置を提供できる。
実施の形態1のLED点灯装置110の回路図。 実施の形態1のLED点灯装置110の回路図の一部。 実施の形態1の回路動作を示すフローチャート。 実施の形態1のLED点灯装置110の回路図。 実施の形態2のLED点灯装置120の回路図。 実施の形態2のLED点灯装置120のLED電流目標値を示す波形図。 実施の形態3のLED点灯装置130の回路図。 実施の形態3のLED点灯装置130の動作波形図。 実施の形態3のLED点灯装置130の動作波形図。 実施の形態4のLED照明器具1000の側断面図。
以下の実施の形態1〜3では、LED点灯装置を説明する。以下のLED点灯装置は、商用交流電源の投入あるいは調光機能を有する場合には点灯を指示する信号でLEDの点灯を開始する。また、商用交流電源の遮断あるいは調光機能を有する場合には消灯信号でLEDを消灯する。この場合、商用交流電源の投入、点灯を指示する信号は点灯指示信号であり、商用交流電源の遮断あるいは消灯信号は消灯指示信号である。
実施の形態1.
図1〜図4を参照して実施の形態1のLED点灯装置110を説明する。
図1は、LED点灯装置110の回路図である。LED点灯装置110は、商用交流電源1より電力の供給を受けてLED13を点灯させる装置である。図1において、商用交流電源1とLED13以外は、LED点灯装置110の構成要素である。LED点灯装置110は、整流回路2と、第1インダクタ3、第1スイッチング素子4、ダイオード5、第1平滑コンデンサ6からなる昇圧チョッパ回路7と、第2スイッチング素子8、第2インダクタ9、環流ダイオード10、第2平滑コンデンサ11からなる降圧チョッパ回路12(供給部の一例)と、制御IC17と、制御電源回路20と、オフセット信号印加回路21(補正部の一例)と、フィードバック制御部50とを備えている。フィードバック制御部50はオペアンプ16と制御IC18等を備えている。また、フィードバック制御部50の抵抗22aと抵抗22bとの直列接続からなる分圧抵抗22と、抵抗22bに並列に接続するスイッチ部23とは、後述の目標信号を生成する目標信号生成部を構成する。
降圧チョッパ回路12では、LED13の電流を検出するためLED電流検出抵抗14(検出部の一例)がLED13と直列に設けられている。LED電流検出抵抗14は抵抗15を介してオペアンプ16の反転入力端子に接続される。昇圧チョッパ回路7は制御IC17により制御され、降圧チョッパ回路12は制御IC18により制御される。制御IC18の、第2スイッチング素子8のオンデューティ比を調整する端子18a(以下、フィードバック制御端子という)には、ダイオード19aを介してオペアンプ16の出力端子が接続されている。制御IC17、制御IC18、オペアンプ16の駆動用電源は制御電源回路20より供給される。
整流回路2は、商用交流電源1から供給される交流電圧を全波整流する。昇圧チョッパ回路7は制御IC17により駆動・制御され、入力電流の波形を正弦波状に制御し、力率を改善する目的で設けられている。さらに昇圧チョッパ回路7は整流回路2で全波整流された直流電圧を昇圧、平滑化し、第1平滑コンデンサ6の電圧を一定に保つ。なお、力率改善を行わない場合は、昇圧チョッパ回路7は必要なく、直流電圧を生成する回路構成であれば昇圧チョッパ回路構成以外の回路構成でもよく、例えばコンデンサインプット形整流回路でも良い。整流回路2は例えばダイオードブリッジを構成する。
降圧チョッパ回路12は、制御IC18により駆動・制御され、LED13に電流を供給する。LED電流検出抵抗14はLED電流を電圧信号(検出信号の一例)に変換する役割を果たす。抵抗15、コンデンサ19b、オペアンプ16は積分回路を構成し、LED電流検出抵抗14により検出された電圧信号はオペアンプ16の反転入力端子側に入力される。さらに反転入力端子には、LED電流検出抵抗14からの電圧信号とは別に、抵抗21aと電圧源21bからなるオフセット信号印加回路21が接続され、電圧信号(以後、オフセット信号と呼ぶ)が印加されている。すなわちオフセット信号印加回路21はオフセット信号によって、検出された電圧信号(LED電流に対応)を補正する。一方、非反転入力端子にはLED電流目標信号として、ここでは制御電源回路20から分圧抵抗22により分圧された電圧信号が入力されている。また、非反転入力端子にはスイッチ部23が設けられ、非反転入力端子の電圧レベルをグランドレベルに引き下げる機能を有する。
降圧チョッパ回路12のLED電流値の調整は、第2スイッチング素子8のオンデューティ比により行い、このオンデューティ比は制御IC18のフィードバック制御端子18aの電圧で決まる。すなわち、フィードバック制御端子18aから電流が出力され、この出力電流値に応じてフィードバック制御端子電圧が決定する。実施の形態1では、フィードバック制御端子18aは、ダイオード19aを介してオペアンプ16の出力端子に接続されている。従って、オペアンプ16の出力電圧に応じて制御IC18のフィードバック制御端子18aの出力電流が変化し、第2スイッチング素子8のデューティ比が変化する。ここでは、フィードバック制御端子18aの電圧が高くなると第2スイッチング素子8のオンデューティ比が大きくなり、フィードバック制御端子電圧が低くなるとオンデューティ比が小さくなるとして説明する。ちなみにダイオード19aはオペアンプ16の出力電圧が過大となった場合に制御IC18を保護する目的で用いており、制御ICに破損の恐れがない場合は必要ない。
制御IC18より出力されるスイッチング素子の駆動信号は第2スイッチング素子8(ここではMOSFETとする)のゲートに入力されるが、本実施の形態1では、第2スイッチング素子8が高圧側に設けられているため、駆動回路24により駆動信号が電気的に絶縁されて、伝達される。駆動回路24は信号の絶縁のため一般的にトランスやフォトカプラが用いられる。
制御電源回路20は制御IC17、制御IC18やオペアンプ16等からなる制御回路に電源を供給する。回路構成は、例えば図示していないが、第2インダクタ9の2次巻き線から供給する方法や、第1平滑コンデンサ6よりスイッチング電源を介して適切な電圧に変換され、制御電源として制御回路に供給する方法がある。本実施の形態1では、後者のように第1平滑コンデンサ6に制御電源回路20を接続し、制御電源回路20により適切な電圧に変換し、制御回路に印加するものとする。
以上のようにLED電流検出抵抗14は、LEDを流れるLED電流を検出して、検出したLED電流の電流値に比例するLED電流検出電圧を生成する。目標信号生成部は、LED電流の目標値に基づいて、目標電圧を生成する。フィードック制御部50は、LED電流検出電圧と目標電圧とを比較して、LED電流検出電圧と目標電圧とが一致する方向に、LED電流を調節する。オフセット信号印加回路21は、LED電流検出電圧にオフセット信号を重畳する。この重畳によって、LEDが消灯時は、フィードバック制御部50に、目標信号生成部によって生成される目標電圧よりもLED電流検出電圧の方が高いと判断させる。
以上、本実施の形態1に係るLED点灯装置110の構成について説明した。次に、本実施の形態1に係るLED点灯装置110の動作について説明する。
図3は、以下に説明するに一連の動作のフローを示す図である。図3を参照して動作を説明する。
LED点灯装置110に商用交流電源1を投入すると、整流回路2は商用交流電源1から供給される交流電圧を整流し、直流電圧に変換する。得られた直流電圧により第1平滑コンデンサ6が充電され、制御電源回路20が起動する。制御電源回路20は制御回路に電源を供給するため、制御回路に適した電圧、例えば15Vや5V等に変換する。
制御IC17に制御電源が投入されると、昇圧チョッパ回路7が動作を開始する。第1スイッチング素子4がオンすると、整流回路2→第1インダクタ3→第1スイッチング素子4→整流回路2の経路で電流が流れ、第1インダクタ3にエネルギーを蓄える。次に第1スイッチング素子4がオフすると、整流回路2→第1インダクタ3→ダイオード5→第1平滑コンデンサ6→整流回路2の経路で電流が流れ、第1インダクタ3に蓄えられたエネルギーを第1平滑コンデンサ6に充電する。第1平滑コンデンサ6には電源電圧と第1インダクタ3の逆起電力の両方が印加されるため、電源電圧よりも昇圧された電圧が発生する。このとき、第1制御IC17は入力電流波形を電源電圧波形と同位相で正弦波状になるように第1スイッチング素子4のスイッチングを制御するため、入力電流波形が正弦波となり、高力率となる。
制御IC18に制御電源が投入されると、降圧チョッパ回路12が動作を開始し、LED13に電流が供給される。具体的には第2スイッチング素子8がオンすると、第1平滑コンデンサ6→第2スイッチング素子8→第2インダクタ9→第2平滑コンデンサ11→第1平滑コンデンサ6の経路で電流が流れ、第2インダクタ9がエネルギーを蓄える。第2スイッチング素子8がオフすると、第2インダクタ9に蓄えられたエネルギーが放出され、第2インダクタ9→第2平滑コンデンサ11→環流ダイオード10→第2インダクタ9の経路で電流が流れる。第2平滑コンデンサ11からはLED13に電流が供給されるが、第2平滑コンデンサ11はこのときLED電流の脈動を抑制し、平滑化する役目を果たす。第2スイッチング素子8のオンデューティ比を調節することで、LED13に流れる電流を調節することができる。
オペアンプ16に電源が投入されると、オペアンプ16が動作を開始する。LED電流検出抵抗14によりLED電流が電圧信号に変換されて検出され、検出された信号(以後、検出信号と呼ぶ)はオペアンプ16の反転入力端子に入力される。検出信号は、オペアンプ16の非反転入力端子に入力される目標LED電流を指示する信号(以後、目標信号と呼ぶ)と比較される。本実施の形態1では、目標信号は制御電源回路20の出力より分圧抵抗22で分圧されてオペアンプ16の非反転入力端子に入力される。
オペアンプ16は抵抗15とコンデンサ19bで積分回路を構成している。この積分回路によって検出信号と目標信号とを比較して、例えば検出信号よりも目標信号の方が電圧が高い場合、オペアンプ16の出力端子電圧は時間経過とともに上昇していく。オペアンプ16の出力端子電圧が上昇すると制御IC18のフィードバック制御端子電圧も上昇するため第2スイッチング素子8のオンデューティ比が増大し、LED電流は増加する。
目標信号より検出信号の方が電圧が高い場合、オペアンプ16の出力端子電圧は時間経過とともに出力電圧が低下していく。オペアンプ16の出力端子電圧が低下すると制御IC18のフィードバック制御端子18aの電圧も減少するため、第2スイッチング素子8のオンデューティ比も減少し、LED電流は減少する。このよう検出信号と目標信号をオペアンプ16で比較し、両者の差が小さくなる方向に第2スイッチング素子8のデューティ比を制御して、定電流フィードバック制御を行う。
前述の通り、商用交流電源1が投入され、制御電源回路20が起動すると制御IC17、制御IC18、オペアンプ16に同時に制御電源が投入される。しかしながら、制御電源が各IC、オペアンプに同じタイミングで投入されたとしても、各IC、オペアンプが起動を開始するタイミングは使用する制御IC、オペアンプにより異なり、同時には起動するとは限らない。本実施の形態1では、制御IC18よりオペアンプ16の方が先に起動した場合についてその動作について述べる。なお、制御IC17及び昇圧チョッパ回路7の動作については、本実施の形態1には直接関係しないため、説明を省略する。
商用交流電源1を投入すると制御電源回路20が起動し、制御IC18及びオペアンプ16に制御電源が供給される。まずオペアンプ16が先に動作を開始し、制御IC18は起動していない状態とする。ここで、オフセット信号印加回路21によるオフセット信号が印加されていない場合、制御IC18がまだ動作していないため、LED電流がまだ流れておらず、検出信号の電圧はゼロである。一方、目標信号は制御電源回路20が動作すると同時にオペアンプの非反転入力端子に入力されるため、オペアンプ16の出力端子の電圧が時間経過ともに上昇していき、最終的にはオペアンプ16が出力できる最大電圧まで上昇することとなる。
この状態で、次に制御IC18が起動を開始し、制御IC18から第2スイッチング素子8をオン・オフする駆動信号が出力される。これより、駆動回路24を介して第2スイッチング素子8が駆動を開始し、LEDが点灯する。ここで、第2スイッチング素子8の駆動開始時は、オペアンプ16の出力端子電圧が高い状態となっているため、制御IC18は最大オンデューティ比の駆動信号で、第2スイッチング素子2を駆動する。したがって起動時に大きなLED電流が流れることとなる。その後はLED電流検出抵抗14によりLED電流が検出され、フィードバック制御が働く。このため、所定のLED電流値でLEDが点灯する。このように制御IC18とオペアンプ16との起動開始時間が異なるため、オペアンプ16が先に起動した場合、フィードバックの遅れにより、LED点灯開始時に瞬間的に過大な電流が流れ、LEDが一瞬明るく光る、いわゆる閃光を発生する。LEDの閃光は不快な眩しさを発生させるだけでなく、過大な電流によりLEDの最大定格電流をオーバーした場合、最悪LEDが破壊する恐れがある。
そこで、本実施の形態1においては電源投入時のLEDの閃光を抑制するため、まず、オペアンプ16の非反転入力端子にスイッチ部23を設け、商用電源を投入して、制御電源回路20が起動すると同時に所定期間スイッチ部23をオンする構成としている。スイッチ部23をオンすることにより、オペアンプ16の非反転入力端子はグラウンド電位となり、目標信号の電圧が理想的にはゼロとなる。スイッチ部23はトランジスタまたはMOSFET等の半導体スイッチで構成される。
しかしながら、スイッチ部としてトランジスタを用いた場合はコレクタ端子を非反転入力端子に接続し、エミッタ端子をグラウンドに接続するが、厳密にはコレクタ−エミッタ間に飽和電圧が発生するため、目標信号の電圧はゼロにはならない。また、スイッチ部としてMOSFETを用いた場合もドレイン−ソース間にオン抵抗が存在するため、目標信号の電圧はゼロにはならない。よってLEDに電流が流れていない場合、すなわち検出信号の電圧がゼロのとき、トランジスタの飽和電圧またはMOSFETのオン抵抗による電圧降下によりオペアンプの非反転入力端子に電圧(第1の目標信号)が印加され、結局、オペアンプ出力端子の電圧は上昇していき、起動時にLEDが閃光する。したがって、スイッチ部23とともにオフセット信号印加回路21をさらに設けている。
まず、商用電源投入により、制御電源回路20が起動し、制御IC18、オペアンプ16に制御電源が投入され、先にオペアンプ16が起動し、制御IC18がまだ起動していない状態とする。図2は、この状態のオペアンプ16、コンデンサ19b、抵抗15からなる積分回路と、オフセット信号印加回路21の回路部分を示し、スイッチ部23がオンしている状態を等価的に表わしている。電圧源23aは、スイッチ部23をオンした状態で、上述のとおりスイッチ部23としてトランジスタまたはMOSFETを用いた場合の、トランジスタの飽和電圧またはMOSFETのオン抵抗による電圧降下を示している。電圧源14aはLED電流検出抵抗14による電圧降下を表わしている。LED電流はまだ流れていないので、電圧源14aの電圧はゼロである。図中のI1、I2は抵抗15、抵抗21aを流れる電流で、矢印の向きを正とする。Voはオペアンプの出力電圧を表わす。
オペアンプの出力電圧Voは、
Figure 0005307763
で表わされる。
ここで、電圧源14aの電圧をV14a、電圧源21bの電圧をV21b、電圧源23aの電圧をV23、抵抗15の抵抗値をR15、抵抗21aの抵抗値をR21a、コンデンサ19bの静電容量をC19としている。この状態ではV14a=0であるため、V14a<V23aとなり、電流I1は負の値である。そこでオフセット信号印加回路21の電流I2により「I1+I2」の合計電流が正となれば、オペアンプ出力電圧Voは式1より減少する方向となることがわかる。逆に「I1+I2」の合計電流が負であると、オペアンプ出力電圧は上昇していき、前述の通り、起動時にLEDの閃光が発生する。
そこで、I1+I2>0となるように電圧源21bの電圧を決定する。
従ってV21bは式2で表わされる。
Figure 0005307763
ここで、V14aはここではLED電流が流れていないのでゼロとなり、式3の条件を満たすように電圧源21bの電圧V21bを設定する。
Figure 0005307763
式3の条件を満たすようにオフセット信号印加回路の電圧を設定することにより制御IC18が起動する前のLED電流が流れない期間において、オペアンプの出力電圧が上昇することを防止することができる。すなわち制御IC18の起動時は、制御IC18のフィードバック制御端子18aの電圧が、オペアンプが出力できる最小電圧まで低下するため、第2スイッチング素子8の駆動信号はオンデューティ比が最小、またはデューティ比0%の信号となる。
すなわちオフセット信号印加回路21は、フィードバック制御部50による降圧チョッパ回路12に対する制御が、LED電流を減少させる制御となるように、検出された電圧信号を補正する。
その後、スイッチ部23がオフして、オペアンプ16の非反転入力端子に目標信号(第2の目標信号)が入力される。するとオペアンプ16の出力端子電圧は上昇に転じ、それに伴って第2スイッチング素子8のオンデューティ比が増加して、LEDに目標信号の電圧レベルに対応する電流が流れ、点灯する。
以上のように、オペアンプ16のLED電流を検出する端子にオフセット信号印加回路21を設けることにより、制御IC18が起動時に、制御IC18は第2スイッチング素子8の駆動信号のオンデューティ比を下限状態から出力することができるため、起動時に大きな電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、LEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制する。
なお、通常点灯中も検出信号にはオフセット信号が加わった状態であるため、目標信号はこれを考慮して設定する必要がある。また、例えば図4に示すようにオフセット信号印加回路21にスイッチ部25を設け、電源投入(点灯指示信号の一例)時に所定期間のみスイッチ部25をオンしてオフセット信号を印加することで同様にLEDの閃光を抑制することができる。この場合、図2の電圧源23aは分圧抵抗22により設定された電圧の値として式3のV23aに代入し、電圧源21bの電圧を決定する。通常動作中はオフセット信号印加回路21がスイッチ部25により切り離されるため、目標信号にオフセット信号印加分を考慮する必要はない。
このように、オフセット信号印加回路21は、電源投入時(点灯指示信号の入力時)から所定期間だけ、LED電流に対応する検出電圧を補正する。
ところで、実施の形態1においては力率改善回路(昇圧チョッパ回路7)を用いているが、力率改善が必要ない場合は、昇圧チョッパ回路7は省略することができ、例えばコンデンサインプット型整流回路を用いればよい。その場合、第1制御IC17は必要ない。また、LEDに電流を供給する回路として降圧チョッパ回路を用いているが、LEDに電流を供給できる回路方式であれば他の回路方式でもよく、例えばフライバックコンバータなどでもよい。
実施の形態1のLED点灯装置110によれば、LED電流検出信号にオフセット信号を重畳するため、LEDが消灯時は、LED電流フィードバック制御回路がLED目標値よりLED電流検出値の方が大きいと判断し、LED点灯開始時にLED電流フィードバック制御回路は、LED点灯装置のスイッチング素子駆動信号をデューティ比下限状態から出力するようにする。このため、LED点灯開始時に過大な電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、LEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制する。従って簡単な回路構成でLED点灯開始時の閃光の発生及びLEDの最大定格電流を超えることを抑制することができる。
実施の形態2.
次に図5、図6を参照して実施の形態2のLED点灯装置120を説明する。
図5はLED点灯装置120の回路図である。図5において、商用交流電源1、LED13及び調光コントローラ26以外は、LED点灯装置120の構成要素である。実施の形態1の図1と異なる部分は、調光コントローラ26、調光信号絶縁回路27、マイクロコンピュータ28、PWM信号平滑回路29を設けたことである。調光信号絶縁回路27、マイクロコンピュータ28、PWM信号平滑回路29は、目標信号を生成する目標信号生成部を構成する。この目標信号生成部は、調光信号の指示する光出力に対応する目標信号を生成する。本実施の形態2は、実施の形態1のLED点灯装置110に調光機能を付加したもので、実施の形態1と同様の部分については説明を省略する。
調光コントローラ26(調光信号送信装置の一例)はLED点灯装置120の外部に設けられ、ユーザーがLEDの明るさを任意の調光率に設定するため、LED点灯装置120に調光率を指定する信号(以下、調光信号)を出力(送信)する装置である。調光コントローラ26は例えば壁に設けられたボリュームや、リモコンであり、これらの操作により調光率を設定する。調光コントローラ26からは、調光信号として例えばPWM信号が出力され、PWM信号のデューティ比により設定調光率が決まる。本実施の形態2では、調光コントローラ26から出力されたPWM信号はLED点灯装置120に入力され、LED点灯装置120内部で調光信号絶縁回路27により電気的に絶縁され、マイクロコンピュータ28に入力される。調光信号絶縁回路27は、例えばフォトカプラが用いられる。
マイクロコンピュータ28に入力されたPWM信号はマイクロコンピュータ28のソフトウェア処理によりPWM信号のデューティ比を算出し、そのデューティ比に応じてLED電流の目標値を決定する。マイクロコンピュータ28は決定したLED電流目標値をオペアンプ16に目標信号として与えるため、PWM信号を出力する。マイクロコンピュータ28から出力されたPWM信号はPWM信号平滑回路29によって直流電圧に平滑化される。PWM信号平滑回路29は、抵抗30、コンデンサ31により、PWM信号を直流電圧に変換する機能を有する。
この直流電圧が目標信号となり、オペアンプ16の非反転入力端子に入力される。なお、本実施の形態では、マイクロコンピュータ28より出力されるPWM信号はトランジスタ32により信号を反転している。したがってマイクロコンピュータ28より出力されるPWM信号のオンデューティが小さい場合、オペアンプ16に入力される目標信号の電圧は高くなり、LED電流は大きくなる。PWM信号のオンデューティ比が大きい場合はオペアンプ16に入力される目標信号の電圧は低くなり、LED電流は小さくなる。
以上、本実施の形態2に係るLED点灯装置120の調光機能に関する構成について説明した。次に、本実施の形態2に係るLED点灯装置120の動作について説明する。なお、実施の形態1と同様の動作については説明を省略する。
電源を投入すると制御電源回路20が起動し、制御IC17、制御IC18、オペアンプ16に制御電源が投入される。実施の形態1で述べたとおり、各制御IC、オペアンプの起動時間が異なる。オペアンプ16が制御IC18より先に動作を開始すると実施の形態1で述べた理由により、LEDに瞬間的に過大な電流が流れ、閃光する恐れがある。そこで、実施の形態1と同様、オペアンプ16の反転入力端子にオフセット信号印加回路21を設けている。オフセット信号印加回路21は図1においては電圧源21bを用いていたが、図5のように制御電源回路20から分圧抵抗21c、21dを用いて印加しても良い。
本実施の形態2のLED点灯装置120では、調光コントローラ26によりLEDを任意の明るさに調光できる機能を有する。LED点灯装置120では、いかなる調光位置においてもLED点灯開始時にLEDの閃光を抑制するため、電源投入後に制御IC18が起動するまでの所定期間、マイクロコンピュータ28は、PWM信号平滑回路29を介して直流化された電圧、すなわちコンデンサ31に印加される電圧(VPWMとする)が式4を満たすようにPWM信号のオンデューティ比を設定する。
Figure 0005307763
ここで、式4は式3のV23aがVPWMに、V21bがV21dに変わったものである。V21dは、分圧抵抗21dに印加される電圧値のことである。これにより、制御IC18よりオペアンプが先に起動したとしても、制御IC18が起動するまではオペアンプ16の出力端子電圧は減少する方向となる。本実施の形態2においてはデューティ比を100%とすることにより、VPWMを最小にすればよい。
従って、制御IC18の起動時は、制御IC18のフィードバック制御端子18aの電圧がオペアンプ16の出力できる最小電圧まで低下するため、第2スイッチング素子8の駆動信号はオンデューティ比が最小、またはデューティ0%の状態から起動が開始する。制御IC18起動後にマイクロコンピュータ28は、調光コントローラ26からの調光信号で決定するPWM信号を出力する。これによりオペアンプ16の出力端子電圧は上昇していき、これに伴って第2スイッチング素子8の駆動信号のデューティ比が増加していく。従ってLED電流が上昇し、目標信号と検出信号がほぼ等しくなるようにフィードバック制御が働く。なお、通常点灯中も検出信号にはオフセット信号が加わった状態であるが、これは単に目標信号を、オフセット信号を考慮して設定すれば良い。
このようにオペアンプ16のLED電流を検出する端子にオフセット信号印加回路21を設けることにより、制御IC18が起動時に第2スイッチング素子8の駆動信号のオンデューティ比を下限状態から起動することができる。このため、起動時に大きな電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、使用するLEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制する。
また、制御IC18起動後にマイクロコンピュータ28が目標信号を出力するため、いかなる調光位置においても閃光が発生することなく、スムーズな点灯開始が可能である。ここで、図6に示すように、マイクロコンピュータ28から出力される目標信号のオンデューティ比を制御IC18起動後、徐々に減少させて、PWM信号平滑回路29の出力直流電圧を徐々に上昇させていくことにより、LED電流の立ち上がりが緩やかになり、さらに滑らかな点灯始動が可能となる。
図6においては、電源投入後、まずマイクロコンピュータ28のPWM信号出力は100%オンデューティ比の信号を出力することにより、オペアンプ16の非反転入力端子の電圧は最小にすることができ、式4を満たすようにしている。次に制御IC18が図6における制御IC18動作開始点で起動したとすると、その後マイクロコンピュータ28はPWM信号出力を100%オンデューティ比から徐々に減少させ、PWM信号平滑回路29の出力電圧(コンデンサ31電圧)が徐々に上昇するようにしている。これに伴ってLED電流は徐々に流れ始める(図中フェード期間)。マイクロコンピュータ28のPWM信号出力が調光コントローラ26により指示される目標値に達したら、そこでPWM信号のオンデューティ比の変化が停止する。その状態で以降、点灯を維持する。このようにして、点灯始動時のLED電流の立ち上がりを緩やかにして、滑らかにLED点灯を始動させることができる。
以上のように、調光機能を有するLED点灯装置120において、オペアンプ16のLED電流を検出する端子にオフセット信号印加回路21を設けることにより、いかなる調光位置においても第2スイッチング素子8を下限デューティから駆動開始することができる。このため、起動時に過大な電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、使用するLEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制でき、LEDの破壊を防止することができる。
なお、本実施の形態2においては力率改善回路(昇圧チョッパ回路7)を用いているが、力率改善が必要ない場合は、昇圧チョッパ回路7は省略することができ、例えばコンデンサインプット型整流回路を用いればよい。その場合、第1制御IC17は必要ない。また、LEDに電流を供給する回路として降圧チョッパ回路を用いているが、LEDに電流を供給できる回路方式であれば他の回路方式でもよく、例えばフライバックコンバータなどでもよい。
また、同一の照明器具にLED点灯装置120と調光コントローラ26を組み込んでもよい。この場合、LED点灯装置120と調光コントローラ26の基準電位を等しくできるので、調光信号絶縁回路27を省略することもできる。
実施の形態3.
図7〜図9を参照して実施の形態3を説明する。
図7は、実施の形態3のLED点灯装置130の回路構成を示す図である。
図5に示す実施の形態2の回路図と異なる部分は、制御電源回路20から制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16へ制御電源を供給する経路に、直列にスイッチ部33を設けたことと、商用電源検出回路38(商用電源検出部の一例)を設けたことである。
次に動作について説明するが、実施の形態2と同様の回路動作については説明を簡略化する。
調光コントローラ26から調光信号が出力され、LED点灯装置130が所定の調光率でLEDを点灯しているとする。点灯中の回路の動作については実施の形態2と同様である。ここで、調光コントローラ26から消灯を指示する信号が出力されたとする。消灯を指示する信号(以後、消灯信号)とは、例えば調光コントローラ26からオンデューティ100%の信号が出力された際、LED点灯装置130はこれを判断して、LEDを消灯する。実施の形態3においては、調光コントローラ26より消灯信号が出力されると、マイクロコンピュータ28(商用電源監視部の一例)はスイッチ部33をオフし、制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16への制御電源の供給を遮断し、LEDを消灯する。
次に再び調光信号が調光コントローラ26よりLED点灯装置130に入力され、LEDの点灯が指示された場合、再度スイッチ部33がオンし、制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16に制御電源回路20より制御電源が供給され、再びLEDが点灯する。このとき、実施の形態2で述べたように、オフセット信号印加回路21を設けているのでLEDの閃光を抑制することができる。
電源電圧検出回路38は、LED点灯中に商用電源が遮断された場合、これを検出し、この検出に応動してマイクロコンピュータ28がスイッチ部33をオフし、制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16への制御電源の供給を断ち、LEDを消灯する。再び商用電源を投入した場合、電源電圧検出回路38はこれを検出してマイクロコンピュータ28がスイッチ部33をオンし、制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16に制御電源を供給して再びLEDを点灯する。このとき、実施の形態2で述べたように、オフセット信号印加回路21を設けているのでLEDの閃光を抑制することができる。
しかしながら、消灯信号を入力し、LEDが消灯後にすぐ調光信号を入力して点灯復帰させる場合、または商用電源を遮断後すぐに商用電源を再投入した場合、LED消灯時はマイクロコンピュータ28より出力されるPWM信号のオンデューティ比を例えばデューティ100%をすると、トランジスタ32によりコンデンサ31の電荷が引き抜かれ、コンデンサ31の電圧は低下する。ここで、すぐLEDを再点灯させると、まだコンデンサ31に電荷が残った状態となっているため、式4の条件を満たさず、この場合、実施の形態1で述べた理由によりLEDに瞬間的に過大な電流が流れ、閃光する恐れがある。
そこで、実施の形態3では、消灯信号入力または商用電源の遮断の際に、スイッチ部33をオフしてから、所定の期間内に調光信号入力などによる点灯を指示する信号が入力された場合や、商用電源が投入された場合は、この所定期間はスイッチ部33をオンしないようにする。そして所定期間が経過した後、スイッチ部33をオンして、制御IC17、制御IC18及びオペアンプ16に制御電源を供給してLEDを点灯させる。
図8は、この一連の動作を示す図である。
図8中のスイッチ部33のONは、スイッチ部33が導通状態で、制御電源回路20から制御IC17、制御IC18、オペアンプ16に制御電源が供給されている状態で、スイッチ部33のOFFはスイッチ部33が遮断状態で、制御電源の供給が断たれている状態である。オペアンプ16、制御IC18のONはオペアンプ16または制御IC18に制御電源が供給され、動作状態であることを示す。オペアンプ16、制御IC18のOFFは、制御電源が遮断され、動作が停止している状態か、または制御電源が投入されていても、制御電源投入直後のため、起動に至っていない状態を示している。目標信号はPWM信号平滑回路29により平滑化されたコンデンサ31の電圧、すなわちオペアンプ16の非反転入力端子に入力される信号の電圧レベルを示している。
まず、LEDが通常点灯しているとする(図8中の(1)期間)。このとき、商用電源は通電状態で、スイッチ部33は導通しており、オペアンプ16、制御IC18はONしている。目標信号は調光コントローラ26の調光信号によって決まる電圧となっている。LEDにはこの目標信号の電圧に応じた電流が供給され、点灯している。
次に商用電源が遮断されたとする(図8中の(2)期間)。すると電源電圧検出回路38により電源電圧が遮断されたことをマイクロコンピュータ28が検出し、スイッチ部33をオフする。それに伴ってオペアンプ16、制御IC18への制御電源が遮断され、オフ状態となる。マイクロコンピュータ28はコンデンサ31の電圧をすばやく引き下げるため、マイクロコンピュータ28から出力される調光指令値信号のオンデューティ比を例えばデューティ100%に設定する。しかしながら目標信号の波形から分かるように、商用電源の遮断直後はコンデンサ31に電荷が残った状態となっている。なお、商用電源遮断後もしばらくは制御電源回路から電源が供給可能であり、マイクロコンピュータ28も動作可能である。これは第1平滑コンデンサ6に電荷がしばらくの間、蓄積されているためである。
次に、商用電源が再投入されたとする(図8中の(3)期間)。このとき、前述の通り、目標信号の電圧が残っている状態である。このため、ここでスイッチ部33をオンしてしまうと、前述の通り式4の条件を満たさず、LEDに瞬間的に過大な電流が流れ、閃光する恐れがある。そこで、商用電源が遮断されてから所定期間内に商用電源が再投入された場合、スイッチ部33のオンするタイミングを遅延させる。図8においては、目標信号の電圧レベルが十分低下し、式4の条件を満たす電圧以下となってからスイッチ部33をオンしている(図8中の(4)期間)。
スイッチ部33がオンするとオペアンプ16、制御IC18に制御電源が投入されるが、図8ではオペアンプ16が先に起動を開始している。その後制御IC18が起動してから目標信号としてPWM信号がマイクロコンピュータ28から出力され、目標信号の電圧が上昇していく(図8中の(5)期間)。これよりLEDは目標信号に応じた電流値で点灯することとなる。
図9は消灯信号によりLEDを消灯し、その直後に再び調光信号を入力させ、LEDを点灯する場合の動作シーケンスである。ここでは消灯信号をDuty100%としてLED点灯装置130に入力している。調光信号(消灯信号)に応じてスイッチ部33を制御しており、その他の動作は図8と同様であるため、説明を省略する。
このように、LEDを再点灯させる際にスイッチ部33をオンしない期間を設け、所定期間LEDの点灯を遅延させることにより、この所定期間中にPWM信号平滑回路29を構成するコンデンサ31の電荷が放電し、LED点灯時にはコンデンサ31の電圧は式4を満たす電圧以下となり、LED点灯時の閃光を抑制することができる。なお、LEDが消灯してから所定期間経過後に調光信号投入、または商用電源を投入した場合は、スイッチ部33のオンを所定期間遅らせる必要はなく、瞬時にスイッチ部33をオンすればよい。これによりLEDの点灯を瞬時に行うことができる。すなわち消灯信号が入力または商用電源が遮断され、スイッチ部33がオフしてからカウントを開始し、所定カウント範囲内においてはスイッチ部33をオンしない期間を設け、所定カウントを超えた場合においては調光信号入力または商用電源投入により瞬時にスイッチ部33をオンすれば良い。
以上のように、LEDが消灯直後にすぐLEDを再点灯させる場合は、所定期間、制御IC18及びオペアンプ16への制御電源投入を遅延させることにより、起動時に過大な電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、使用するLEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制でき、LEDの破壊を防止することができる。
なお、本実施の形態3においては力率改善回路(昇圧チョッパ回路7)を用いているが、力率改善が必要ない場合は、昇圧チョッパ回路7は省略することができる。例えばコンデンサインプット型整流回路を用いればよい。その場合、第1制御IC17は必要ない。また、LEDに電流を供給する回路として降圧チョッパ回路を用いているが、LEDに電流を供給できる回路方式であれば他の回路方式でもよく、例えばフライバックコンバータなどでもよい。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4に係るLED照明器具1000の側断面図である。照明器具本体40の内部には、実施の形態1〜3のいずれかで説明したLED点灯装置110〜130が収納され、電源線42、コネクタ43を介して商用電源に接続される。LEDパッケージ44を実装したLED実装基板45は照明器具本体40の発光面に装着され、配線46によりLED点灯装置に接続され、照明器具を形成する。
本実施の形態4に係る照明器具によれば、各実施の形態で述べたLED点灯装置を組み込むことができ、LED点灯装置を組み込んだ照明器具は、商用電源投入時または調光信号入力時のLED点灯開始時に過大な電流がLEDに流れることを防止でき、点灯開始時の不快な閃光を防ぐことができる。また、使用するLEDの最大定格電流をオーバーすることを抑制でき、LEDの破壊を防止することができる。
以上の実施の形態では、
制御を受けることによって、制御に応じた大きさの直流電流をLED(Light Emitting Diode)にLED電流として供給する供給部と、
前記供給部によって供給される前記LED電流の値を示す信号を検出信号として検出する検出部と、
前記検出部によって検出された前記検出信号の値を補正する補正部と、
前記補正部によって補正された前記検出信号を示す補正検出信号の値と、前記LED電流の電流値目標となる信号を示す目標信号の値との比較に基づき、前記補正検出信号が前記目標信号に近付くように前記供給部をフィードバック制御するフィードバック制御部とを備えたことを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記補正部は、
前記フィードバック制御部による前記供給部に対する制御が、前記LED電流を減少させる制御となるように、前記検出信号を補正することを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記LED点灯装置は、
前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を入力し、
前記補正部は、
前記点灯指示信号の入力時から所定期間だけ、前記検出信号を補正することを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記LED点灯装置は、
前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を入力し、
前記LED点灯装置は、さらに、
前記点灯指示信号の入力時から所定期間だけ第1の目標信号を生成し、前記所定期間が経過すると前記1の目標信号から第2の目標信号に生成を切り替える目標信号生成部を備えたことを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記LED点灯装置は、さらに、
光出力を指示する調光信号を送信する調光信号送信装置から前記調光信号を受信し、受信した調光信号の指示する光出力に対応する前記目標信号を生成する目標信号生成部を備えたことを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記目標信号生成部は、
前記調光信号送信装置から前記調光信号を受信すると、前記調光信号の指示する光出力に対応する値に、前記目標信号を徐々に近づけることを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記目標信号生成部は、
前記調光信号送信装置から前記調光信号を受信すると、前記調光信号の指示する光出力に対応する値よりも低い光出力に対応する前記目標信号を生成することを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記LED点灯装置は、
前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を入力し、前記LEDの点灯状態において前記LEDの消灯を指示する消灯指示信号を入力し、
前記フィードバック制御部は、
前記消灯指示信号を入力した後、引き続き所定の期間内に前記点灯指示信号を入力した場合には、前記所定の期間が経過するまで前記供給部の制御を停止することを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記LED点灯装置は、
商用電源の供給によって動作すると共に、前記商用電源の供給と遮断とを検出する商用電源検出部と、
前記商用電源検出部により前記商用電源の遮断が検出されると前記フィードバック制御部への電源供給を遮断し、前記商用電源検出部により再び商用電源の投入が検出されると前記フィードバック制御部に電源供給を開始する商用電源監視部と
を備えたことを特徴とするLED点灯装置について一例を説明した。
以上の実施の形態では、
前記したLED点灯装置を備えたことを特徴とする照明器具について一例を説明した。
1 商用交流電源、2 整流回路、3 第1インダクタ、4 第1スイッチング素子、5 ダイオード、6 第1平滑コンデンサ、7 昇圧チョッパ回路、8 第2スイッチング素子、9 第2インダクタ、10 環流ダイオード、11 第2平滑コンデンサ、12
降圧チョッパ回路、13 LED、14 LED電流検出抵抗、15 抵抗、16 オペアンプ、17 第1制御IC、18 第2制御IC、19 ダイオード、20 制御電源回路、21 オフセット信号印加回路、22 分圧抵抗、23 スイッチ部、24 駆動回路、25 スイッチ部、26 調光コントローラ、27 調光信号絶縁回路、28 マイクロコンピュータ、29 PWM信号平滑回路、30 抵抗、31 コンデンサ、32 トランジスタ、33 スイッチ部、40 照明器具本体、42 電源線、43 コネクタ、44 LEDパッケージ、45 LED実装基板、46 配線、110,120,130 LED点灯装置、1000 照明器具。

Claims (9)

  1. LEDを点灯するLED点灯装置において、
    制御を受けることによって、制御に応じた大きさの直流電流をLED(Light Emitting Diode)にLED電流として供給する供給部と、
    前記供給部によって供給される前記LED電流の値を示す信号を検出信号として検出する検出部と、
    前記検出部が検出した検出信号の値と、前記LED電流の電流値目標となる信号を示す目標信号の値との比較に基づき、前記検出信号が前記目標信号に近付くように前記供給部をフィードバック制御するフィードバック制御部と、
    前記供給部が前記LEDに前記LED電流を供給していないときに前記検出部が検出した前記検出信号の値を、前記目標信号よりも前記検出信号の方が大きいと前記フィードバック制御部に判断させるオフセット信号を前記検出信号に重畳することで補正する補正部と
    を備え、
    前記フィードバック制御部は、
    前記補正部が補正した補正検出信号の値を前記検出信号の値として使用することにより、前記検出信号が前記目標信号に近付くように前記供給部をフィードバック制御し、
    前記補正部は、
    前記フィードバック制御部による前記供給部に対する制御が、前記LED電流を減少させる制御となるように、前記検出信号を補正し、
    前記LED点灯装置は、
    前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を入力し、
    前記補正部は、
    前記点灯指示信号の入力時から所定期間だけ、前記検出信号を補正することを特徴とするLED点灯装置。
  2. 前記フィードバック制御部は、
    前記検出信号と前記目標信号とを入力し、入力した前記検出信号と前記目標信号との値の大小関係に応じた所定の出力信号を出力する積分回路と、
    前記積分回路によって前記所定の出力信号が出力されると前記供給部に対して前記LED電流を減少させる制御を実行する制御回路と
    を備え、
    前記補正部は、
    前記所定の出力信号が前記積分回路によって出力されるように、前記供給部が前記LEDに前記LED電流を供給していないときの前記検出信号の値を、前記目標信号よりも前記検出信号の方が大きいと前記フィードバック制御部に判断させるオフセット信号を前記検出信号に重畳することで補正することを特徴とする請求項1記載のLED点灯装置。
  3. 前記LED点灯装置は、
    前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を入力し、
    前記LED点灯装置は、さらに、
    前記点灯指示信号の入力時から所定期間だけ第1の目標信号を生成し、前記所定期間が経過すると前記1の目標信号から第2の目標信号に生成を切り替える目標信号生成部を備え、
    前記フィードバック制御部は、
    前記補正部が補正した前記補正検出信号の値と比較する前記目標信号として、前記第1の目標信号を使用することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のLED点灯装置。
  4. 前記LED点灯装置は、さらに、
    光出力を指示する調光信号を送信する調光信号送信装置から前記調光信号を受信し、受信した調光信号の指示する光出力に対応する前記目標信号を生成する目標信号生成部を備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のLED点灯装置。
  5. 前記目標信号生成部は、
    前記調光信号送信装置から前記調光信号を受信すると、前記調光信号の指示する光出力に対応する値に、前記目標信号を徐々に近づけることを特徴とする請求項4記載のLED点灯装置。
  6. 前記目標信号生成部は、
    前記調光信号送信装置から前記調光信号を受信すると、前記調光信号の指示する光出力に対応する値よりも低い光出力に対応する前記目標信号を生成し、
    前記フィードバック制御部は、
    前記調光信号の指示する光出力に対応する値よりも低い光出力に対応する前記目標信号と、前記補正部が補正した補正検出信号の値との比較に基づき、前記供給部をフィードバック制御することを特徴とする請求項4記載のLED点灯装置。
  7. 前記目標信号生成部は、
    蓄えた電荷による電圧を前記目標信号として生成するコンデンサであって、前記フィードバック制御部の動作停止に伴い、前記蓄えた電荷が次第に引き抜かれるコンデンサを備え、
    前記LED点灯装置は、
    前記LEDの消灯状態において前記LEDの点灯を指示する点灯指示信号を前記調光信号送信装置から入力し、前記LEDの点灯状態において前記LEDの消灯を指示する消灯指示信号を前記調光信号送信装置から入力し、
    前記フィードバック制御部は、
    前記消灯指示信号を入力すると動作を停止すると共に前記消灯指示信号を入力した後、引き続き、前記目標信号生成部の前記コンデンサから電荷が引き抜かれる期間として予め設定された所定の期間内に前記点灯指示信号を入力した場合には、前記所定の期間経過後に動作を開始することを特徴とする請求項4記載のLED点灯装置。
  8. 前記フィードバック制御部は、
    商用電源に基づく電源供給を受けて動作し、
    前記目標信号生成部は、
    蓄えた電荷による電圧を前記目標信号として生成するコンデンサであって、前記フィードバック制御部の動作停止に伴い、前記蓄えた電荷が次第に引き抜かれるコンデンサを備え、
    前記LED点灯装置は、さらに、
    前記商用電源の供給と遮断とを検出する商用電源検出部と、
    前記商用電源検出部により前記商用電源の遮断が検出されると前記フィードバック制御部への前記電源供給を遮断して前記フィードバック制御部の動作を停止させ、前記商用電源検出部による前記商用電源の遮断の検出後、引き続き、前記目標信号生成部の前記コンデンサから電荷が引き抜かれる期間として予め設定された所定の期間内に前記商用電源検出部により前記商用電源の投入が検出された場合には、前記所定の期間の経過後に前記フィードバック制御部への前記電源供給を開始する商用電源監視部と
    を備えたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載のLED点灯装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のLED点灯装置を備えたことを特徴とする照明器具。
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