JP5184239B2 - 発光制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、バースト調光方式と電流調光方式を併用して発光素子の明るさを制御する発光制御回路に関するものであり、更に詳しくは、電流調光の状態に影響されないバースト調光を実現する技術に関するものである。
蛍光管や発光ダイオードのような発光素子の調光は、そこに供給される電流又は電圧(以下、便宜上電流だけ扱う)を変化させることで行われる。この供給電流を変化させて発光素子の調光を行う方法に、バースト調光方式と電流調光方式がある。バースト調光方式とは、発光素子への電流の供給を断続的に行うようにすると共に、電流の供給期間と停止期間の時比率を変化させ、供給電流の平均値を変化させるものである。一方、電流調光方式とは、発光素子への供給電流の絶対値を直接的に変化させるものである。従来のバックライト装置の多くは、この2つの調光方式のうちの一方を使って発光素子の調光をしていたが、最近、特許文献1でも提案されているように、この2つの調光方式を併用して調光するものが数多く出現している。
図5は、バースト調光と電流調光の2つの調光方式でもって操作されるバックライトと、そのバックライトに組み込んで使用される従来の発光制御回路の構成を示している。
図5において、1は蛍光管や発光ダイオードなどからなる発光素子であり、2は発光素子1に電源を供給するための出力装置であり、3は発光素子1の調光と安定した点灯を実現するために出力装置2に接続された調光制御回路である。ここで調光制御回路3は、誤差増幅器EA、第1の基準電圧源VR1、スイッチング素子SW、第2の基準電圧源VR2、および検出部DPを次のように相互に接続して構成されている。
すなわち、誤差増幅器EAの非反転入力端子(+側)は第1の基準電圧源VR1の高電位側端子に接続され、誤差増幅器EAの反転入力端子(−側)はスイッチング素子SWを介して第2の基準電圧源VR2の高電位側端子に接続されている。各基準電圧源VR1、VR2のそれぞれの低電位側端子は、共に調光制御回路3の基準電圧ポイントであるグランドに接続されている。そして、誤差増幅器EAの反転入力端子は検出部DPに接続された構成となっている。
ここで、スイッチング素子SWは、バースト調光のための調光信号Sbの供給を受けるように、その制御端子を第1の信号入力端子CT1に接続している。また、第1の基準電圧源VR1は、電流調光のための調光信号Scの供給を受けるように、その内部の所定の回路接点を第2の信号入力端子CT2に接続している。そして検出部DPは、更に発光素子1に供給される電流又は電圧を検出し、その信号レベルを処理可能な大きさにするために、その内部の所定の回路接点を発光素子1と出力装置2の少なくとも一方に接続している。
なお、発光素子1が冷陰極管のような蛍光管の場合、出力装置2は一例として図6(a)のように構成される。図6(a)の出力装置2aは、2つのトランジスタ、共振コンデンサ、トランスおよび導通角制御回路を備えたプッシュプルインバータより構成されている。一方、発光素子1が発光ダイオードの場合、出力装置2は一例として図6(b)のように構成される。図6(b)の出力装置2bは、スイッチングトランジスタ、チョークコイル、整流ダイオード、平滑コンデンサおよびスイッチング制御回路を備えた昇圧コンバータより構成されている。また、発光素子1の種類に拘らず、出力装置2はシリーズレギュレータのようなもので構成されることも有る。
以上のような構成の図5のバックライトは、以下のような発光制御回路3の動作によって発光素子1の調光と安定した点灯を実現する。
出力装置2から発光素子1に電流が供給されていると、調光制御回路3内の検出部DPは発光素子1に供給される電流又は電圧を検出し、帰還信号SFBを生成する。ここで、スイッチング素子SWがオフ状態にあると、誤差増幅器EAの反転入力端子には帰還信号SFBが供給される。この時、時誤差増幅器EAは、その非反転入力端子に供給された第1基準電圧VREF1と反転入力端子に供給された帰還信号SFBに応じて制御信号SCON を生成し、出力装置2に供給する。
検出部DP、誤差増幅器EAおよび第1の基準電圧源VR1の部分に注目すると、この回路部分は、フィードバック制御を行う一般的な制御回路内に良く見られる、信号処理を行うための回路と同じ構成となっている。このため出力装置2は、誤差増幅器EAから供給される制御信号SCON に応じて動作し、その結果として発光素子1に供給する電流を第1基準電圧VREF1によって決まる所定の値に安定化する。供給される電流が所定の値に安定化されることにより、発光素子1は安定した点灯状態となる。
ここで、ハイレベル状態とローレベル状態が周期的に現れるパルス状の調光信号Sbが第1の信号入力端子CT1に供給されると、スイッチング素子SWは調光信号Sbに応じてオンオフする。上でも述べたように、スイッチング素子SWがオフ状態の時、誤差増幅器EAの反転入力端子には検出部DPからの帰還信号SFBが供給される。一方、スイッチング素子SWがオン状態の時、誤差増幅器EAの反転入力端子には、帰還信号SFBと第2基準電圧VREF2のいずれか一方、相対的に大きな値を持つ方が供給される。
例えば、第2の基準電圧源VR2に生じる第2基準電圧VREF2が第1基準電圧VREF1よりも大幅に大きな値に設定されているとする。通常、スイッチング素子SWがオフ状態で、発光制御回路3および出力装置2の各部が正常にフィードバック制御に基づく動作をしている場合、帰還信号SFBは第1基準電圧VREF1とほぼ同じ値となる。このため、反転入力端子に第1基準電圧VREF1より大幅に大きな第2基準電圧VREF2が供給されている状態とは、出力装置1から発光素子2に過大な電流が流れている時と等価的に同じになる。すると、この状態の時に誤差増幅器EAから供給される制御信号SCON は、例えばゼロレベルとなり、それに応じて出力装置1は、発光素子1への電流の供給を停止する。
このように、第1の信号入力端子CT1にパルス状の調光信号Sbが供給されている場合、出力装置2は発光素子1に供給する電流を断続する。この出力装置2から発光素子1への電流の供給期間と停止期間は、調光信号Sbの状態(ローレベルとハイレベル)に応じて現れるので、供給電流の大きさ(ピーク値)は第1基準電圧VREF1の値によって決まるが、供給電流の平均値は第1基準電圧VREF1の値と制御信号Sbの時比率によって決まる。従って、調光信号Sbのパルスの時比率を変化させれば、供給電流の平均値が変化して発光素子1の明るさが変化し、バースト調光の実施が可能となる。
一方、第2の信号入力端子CT2に調光信号Scが供給されると、第1の基準電圧源VR1は第1基準電圧VREF1の値を制御信号Scに応じて変化させる。前述の通り、スイッチング素子SWがオフ状態の時、出力装置2から発光素子1に供給される電流は、その大きさが第1基準電圧VREF1によって決まる。このため、調光信号Scの大きさを変化させれば、出力装置2から発光素子1への電流供給量の変化に伴って発光素子1の明るさが変化し、電流調光の実施が可能となる。
このように、図5の発光制御回路3は、帰還信号SFBと第1基準電圧VREF1に応じた大きさの制御信号SCON を生成し、出力装置2に供給する。その際、発光制御回路3は、外部から供給された調光信号Sbに応じて、制御信号SCON を、出力装置2から発光素子1への電流の供給を停止させるような値に周期的に設定する。また発光制御回路3は、外部から供給された調光信号Scに応じて、制御信号SCON を可変範囲内の所定の大きさに設定する。これにより発光制御回路3から制御信号SCON の供給を受ける出力装置2は、発光素子1に供給する電流を所定の値に安定化すると共に、当該電流を2つの制御信号Sb、Scに応じた大きさに設定し、発光素子1の調光と安定した点灯を実現する。
特開2002−359098号
ところで、フィードバック制御を行う回路では、通常、発振防止やノイズによる誤動作防止などを目的として、回路内部の各所に容量素子(位相補償コンデンサやフィルタコンデサなど)が接続されている。この容量素子は、発振や誤動作を防止する上で必要なものであるが、そこを通過する信号の変化量を緩慢にするという不都合な現象の原因にもなる。
図5の発光制御回路3および出力装置2は発光素子1に供給する電流を安定化するためにフィードバック制御動作を行うように構成されている。ここで、位相補償用やフィルタ用の容量素子は、主として、発光制御回路3を構成する検出部DPや誤差増幅器EAの内部の所定位置に接続されている。
例えば、図7のタイミングチャートの上段に示すようなハイレベル期間TH とローレベル期間TL を有する制御信号Sbが、図5の回路の信号入力端子CT1に供給されたとする。図7中段に示すように、ハイレベル期間TH の間、スイッチング素子SWがオフ状態となるため、誤差増幅器EAの反転入力端子には検出部DPから帰還信号SFBが供給される。一方、ローレベル期間TL の間、スイッチング素子SWがオン状態となるため、誤差増幅器EAの反転入力端子には第2基準電圧VREF2が供給される。ただし、位相補償用やフィルタ用の容量素子が電圧の変化を緩慢にするため、ローレベル期間TL からハイレベル期間TH への移行時において、誤差増幅器EAの反転入力端子の位置の電圧は、ある時間(以下、遅れ時間とする)を経て第2基準電圧VREF2から帰還信号SFBへと次第に変化する。
第2基準電圧VREF2は常に一定であるが、帰還信号SFBは第1基準電圧VREF1とほぼ同じ大きさになるよう変化する。ここで、調光信号Scを操作し、第1基準電圧VREF1を変化させると、図7の左右に分けて示すように、ローレベル期間TL からハイレベル期間TH への移行時において、誤差増幅器EAの反転入力端子に供給される信号電圧の落差が異なってくる。すると、第2基準電圧VREF2と帰還信号SFBの差が大きいほど、調光信号Sbがローレベルからハイレベルに転換してから制御信号SCON がローレベルからハイレベルに転換するまでの遅れ時間(TD1、TD2)が長くなるという現象を生じる。
その結果、図7下段に示すように、同じ時比率を持つバースト調光用の調光信号Sbを加えたとしても、その時の第1基準電圧VREF1の大きさ(=電流調光用の調光信号Scの大きさ)によって制御信号SCON の時比率が異なってしまい、発光素子1のバースト調光を回路設計時の想定通り、すなわちリニアに実施できなかった。
本発明は、上記問題に鑑み、電流調光の状態に影響されないバースト調光を実現できる発光制御回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、 発光素子に対して電源を供給する出力装置に接続され、出力装置から発光素子への電源供給を断続的にするための第1調光信号と発光素子に供給される電流あるいは電圧の大きさに応じた帰還信号とを受信し、第1調光信号と帰還信号に応じた制御信号を出力装置に供給することにより発光素子を所望の明るさで安定して点灯させる発光制御回路において、 出力装置から発光素子への電源供給期間の時比率を決定するパルス幅を有した第1調光信号と、 一方の入力端子に第1の基準電圧源から第1基準電圧信号の供給を受け、他方の入力端子に帰還信号の供給を受けて制御信号を発生させる誤差増幅器と、 出力装置から発光素子への電源供給を停止させるような制御信号の発生を可能とする大きさの電圧信号を出力する電圧源と、 第1調光信号に応じてオンオフし、誤差増幅器の他方の入力端子に対して断続的に電圧信号を供給するスイッチング素子とを具備する。 ここで前記電圧信号は、出力装置から発光素子に電源が供給されている期間に生じた帰還信号よりもほぼ一定の値だけ大きな値に調整される、あるいは該第1基準電圧信号よりも所定の値だけ大きな値に調整されることを特徴としている。
本発明によれば、電流調光用の調光信号の大きさ(=第1基準電圧の大きさ)が異なっても、第1基準電圧(あるいは直前に生じていた帰還信号)と第2基準電圧の差は略一定に維持される。すると、電流調光用の調光信号の大小に拘わらず、制御信号がローレベルからハイレベルになるタイミングの遅れをほぼ一定、かつ小さくすることができる。よって、バースト調光をほぼリニアに実施できると共に、電流調光の状態に影響されないバースト調光が可能になる。
本発明は、電流調光用の調光信号に応じて変化する帰還信号又は第1基準電圧よりも略一定の値だけ大きな電圧信号を発生させ、当該電圧信号を、バースト信号用の調光信号によって動作するスイッチング素子を介して、断続的かつ周期的に誤差増幅器の非反転入力端子に供給するようにした回路形態によって実施される。
具体的には、図1の本発明の原理回路図に示すように、可変出力電圧型の電圧源VAを設け、その出力電圧(電圧信号VA )を帰還信号SFB又は第1基準電圧VREF1よりも略一定の値だけ大きな値となるように設定する。そして、この電圧源VAで生成される電圧信号VA をスイッチング素子SWを介して誤差増幅器EAの非反転入力端子(−)に供給するように構成する。なお、一定電圧を出力する電圧源VR2に代えて可変出力電圧型の電圧源VAを設けた点を除けば、図1の調光制御回路3aと図5の調光制御回路3の構成は同一である。
このような電圧信号VA を供給する構成とした場合、図2のタイミングチャートの中段に示すように、帰還信号SFBや第1基準電圧VREF1の大きさに拘わらず、ローレベル期間TL からハイレベル期間TH への移行時において、誤差増幅器EAに供給される信号電圧の落差はほぼ一定になる。これにより、制御信号SCON がローレベルからハイレベルになるタイミングをほぼ一定にすることができる。よって、ある時比率を持つバースト調光用の調光信号Sbが供給された時、電流調光用の調光信号Scによってその時の第1基準電圧VREF1が違っていても、制御信号SCON のハイレベル期間(TON1 、TON2 )と時比率は同一にすることができる。
また、誤差増幅器EAの反転入力端子に供給される信号電圧の落差がほぼ一定に維持できるのであれば、電圧信号VA を帰還信号SFBや第1基準電圧VREF1よりも大きな値に設定するのに際し、その電圧信号VA を、出力装置2から発光素子1への電流供給を停止させることが可能な最低限の値に近い大きさに設定することもできる。つまり、出力装置から発光素子への電流供給を確実に停止させる上で、電圧信号VA の設定値に持たせるべき余裕(あるいは安全率)を小さくすることができる。よって、付帯的に、調光信号Sbがローレベルからハイレベルに転換してから制御信号SCON がローレベルからハイレベルに転換するまでの遅れ時間(TD1、TD2)を短くすることも可能になる。
(第1の実施例)
図3は、図1中の発光制御回路3aとして使用される本発明の第1の実施例による発光制御回路の構成を示している。この図3に示す発光制御回路は、本発明の中心を成す可変出力電圧型の電圧源VA1を以下のように構成している。
先ず、電圧源VA1の内部に、一定の電圧信号VREF3を出力する定電圧源VR3と、サンプルアンドホールド回路SHと、加算回路ADDを構成する。そして、加算回路ADDの一方の入力端子は定電圧源VR3の高電位側出力端子に接続し、加算回路ADDの他方の入力端子はサンプルアンドホールド回路SHの出力端子に接続する。
加算回路ADDの出力端子はスイッチング素子SWの主電流路の一端に接続し、サンプルホールド回路SHの入力端子は誤差増幅器EAの反転入力端子(−)に接続する。そして、サンプルアンドホールド回路SHの制御端子はスイッチング素子SWの制御端子と同様に端子CT1に接続する。なお、定電圧源VR3の低電位側出力端子は基準電位点としてのグランドに接続する。
このような構成とした電圧源VA1を持つ発光制御回路は、その各部が次のように動作する。
例えば、バースト調光用の調光信号Sbがハイレベルの状態にあって、それに応じたスイッチング素子SWがオフ状態にあると、誤差増幅器EAの反転入力端子には検出部DPから帰還信号SFBが供給される。すると時誤差増幅器EAは、非反転入力端子に供給された第1基準電圧VREF1と反転入力端子に供給された帰還信号SFBに応じて制御信号SCON を生成する。出力装置2は、誤差増幅器EAから供給される制御信号SCON に応じて動作し、その結果として発光素子に供給する電流を第1基準電圧VREF1によって決まる所定の値に安定化する。なお、調光信号Sbがハイレベルの状態にある間、その調光信号Sbを受信したサンプルアンドホールド回路SHは、誤差増幅器EAの非反転入力端子に供給されている帰還信号SFBを、定期的或いは定常的に抽出するように動作する。
時間が経過すると、やがて調光信号Sbがハイレベルからローレベルの状態に転換する。調光信号Sbがローレベルの状態になると、サンプルアンドホールド回路SHは、帰還信号SFBの抽出動作を停止し、その直前に抽出した帰還信号SFBと同じ大きさの信号Ssmp を出力する。そして加算回路ADDは、定電圧源VR3からの電圧信号VREF3とサンプルアンドホールド回路SHからの信号Ssmp を受信し、その二つの信号を合わせた大きさの電圧信号VA を出力する。
このとき、スイッチング素子SWが調光信号Sbに応じてオン状態になっているので、誤差増幅器EAの非反転入力端子には、スイッチング素子SWを介して電圧信号VA が供給される。この電圧信号VA が、例えば、誤差増幅器EAが出力する制御信号SCON をゼロレベルとし、出力装置2から発光素子1への電流供給を停止させるような大きさであれば、出力装置2は電圧信号VA から生成された制御信号SCON に応じて発光素子1への電流供給を停止する。このように、信号Sbの状態と出力装置2の動作の関係については、従来の回路と同じになる。
ここで電圧信号VA は、調光信号Sbの状態がハイレベルからローレベルに転換する直前の帰還信号SFBよりも、ほぼ電圧信号VREF3分だけ大きい。しかも、この電圧信号VREF3の値はほぼ一定である。このため、次に信号Sbがローレベルからハイレベルの状態に転換した時、ローレベル期間の間に第1基準電圧VREF1が変化していなければ、その直前の帰還信号SFBの大きさがどのような大きさであっても、誤差増幅器EAの反転入力端子に供給される信号電圧の落差はほぼ一定となる。これにより、制御信号SCON がローレベルからハイレベルになるタイミングをほぼ一定にすることができる。
従って、ある時比率を持つバースト調光用の調光信号Sbが供給された時、その時点における第1基準電圧VREF1(あるいは帰還信号SFB)が異なっていても、制御信号SCON のハイレベル期間(TON1 、TON2 )と時比率は同一にすることができる。
また、電圧信号VA は、常に帰還信号SFBよりもほぼ一定の値(=電圧信号VREF3分)だけ大きな値に設定されるので、出力装置2から発光素子1への電流供給の停止を可能とする最低限の値に近い大きさに設定できる。このため、調光信号Sbがローレベルからハイレベルに転換してから制御信号SCON がローレベルからハイレベルに転換するまでの遅れ時間を短くすることも可能になる。
なお、図3に示す発光制御回路において、加算回路ADDを省略し、サンプルアンドホールド回路SHの出力端子とスイッチング素子SWの主電流路との間に定電圧源VR3を接続し、レベルシフト的作用により電圧信号VA が得られるように電圧源VA1を構成しても構わない。また、サンプルアンドホールド回路SHの入力端子は、誤差増幅器EAの反転入力端子(−)に接続する代わりに非反転入力端子(+)に接続しても構わない。なお、このようにした場合、サンプルアンドホールド回路SHは第1基準電圧VREF1を抽出し、それに等しい大きさの信号Ssmp を出力するように動作することになる。
(第2の実施例)
図4は、図1中の発光制御回路3aとして使用される本発明の第2の実施例による発光制御回路の構成を示している。この図4に示す発光制御回路は、本発明の中心を成す可変出力電圧型の電圧源VA2を以下のように構成している。
先ず、電圧源VA1の内部に、一定の電圧信号VREF3を出力する定電圧源VR3と、バッファアンプBAと、加算回路ADDを構成する。そして、加算回路ADDの一方の入力端子は定電圧源VR3の高電位側出力端子に接続し、加算回路ADDの他方の入力端子はバッファアンプBAの出力端子に接続する。
加算回路ADDの出力端子はスイッチング素子SWの主電流路の一端に接続し、バッファアンプBAの入力端子は誤差増幅器EAの非反転入力端子(+)に接続する。なお、定電圧源VR3の低電位側出力端子は基準電位点としてのグランドに接続する。
このような構成の電圧源VA2を持つ発光制御回路では、バッファアンプBAが、誤差増幅器の非反転入力端子(+)に供給される第1基準電圧VREF1と同一の信号を常時出力する。加算回路ADDは、定電圧源VR3からの電圧信号VREF3とバッファアンプBAからの第1基準電圧VREF1を受信し、その二つの信号を合わせた大きさの電圧信号VA を出力する。この後の回路各部の動作と作用、それにより得られる効果は、図3に示す本発明の第1の実施例による発光制御回路とほぼ同じであり、説明は省略する。
なお、図4に示す発光制御回路において、加算回路ADDを省略し、バッファアンプBAの出力端子とスイッチング素子SWの主電流路との間に定電圧源VR3を接続し、レベルシフト的作用により電圧信号VA が得られるように電圧源VA2を構成しても構わない。また、第1の基準電圧源VR1の動作に悪影響が及ばなければ、バッファアンプBAを省略し、加算回路ADDに直接、第1の基準電圧源VR1から第1基準電圧VREF1を供給するように電圧源VA2を構成しても構わない。その場合、更に加算回路ADDも省略し、第1の基準電圧源VR1と定電圧源VR3を直列にして、レベルシフト的作用により電圧信号VA を得るように構成しても構わない。
本発明の発光制御回路の原理を説明するためのバックライトの回路図。 図1の調光制御回路の各部に現れる信号のタイミングチャート。 本発明の第1の実施例による発光制御回路の回路図。 本発明の第2の実施例による発光制御回路の回路図。 バースト調光と電流調光の2つの調光方式でもって操作されるバックライトの構成と、そのバックライトに組み込んで使用される従来の発光制御回路の構成を示す回路図。 出力装置と発光素子の例を示す回路図。 図5の調光制御回路の各部に現れる信号のタイミングチャート。
符号の説明
1:発光素子
2:出力装置
3a、3b、3c:調光制御回路
ADD:加算回路
BA:バッファアンプ
CT1:第1の信号入力端子(バースト調光用)
CT2:第2の信号入力端子(電流調光用)
DP:検出部
EA:誤差増幅器
SH:サンプルアンドホールド回路
SW:スイッチング素子
Sb:調光信号(バースト調光用)
Sc:調光信号(電流調光用)
con :制御信号
FB:帰還信号
VR1:第1の基準電圧源
VR3:定電圧源
A :電圧信号
REF1:第1基準電圧

Claims (5)

  1. 発光素子に対して電源を供給する出力装置に接続され、該出力装置から該発光素子への電源供給を断続的にするための第1制御信号と該発光素子に供給される電流あるいは電圧の大きさに応じた帰還信号とを受信し、該第1制御信号と該帰還信号に応じた制御信号を出力装置に供給することにより該発光素子を所望の明るさで安定して点灯させる発光制御回路において、
    該出力装置から該発光素子への電源供給期間の時比率を決定するパルス幅を有した前記第1制御信号と、
    一方の入力端子に第1の基準電圧源から第1基準電圧信号の供給を受け、他方の入力端子に該帰還信号の供給を受けて該制御信号を発生させる誤差増幅器と、
    該出力装置から該発光素子への電源供給を停止させるような該制御信号の発生を可能とする大きさの電圧信号を出力する電圧源と、
    該第1制御信号に応じてオンオフし、該誤差増幅器の他方の入力端子に対して断続的に該電圧信号を供給するスイッチング素子と、
    を具備し、
    ここで該電圧信号が、該出力装置から該発光素子に電源が供給されている期間に生じた該帰還信号よりもほぼ一定の値だけ大きな値に調整される
    ことを特徴とする発光制御回路。
  2. 前記電圧源が、前記スイッチング素子がオフ状態にある期間に前記帰還信号をサンプリングするサンプルアンドホールド回路と、一定の大きさの第2基準電圧信号を発生する第2の基準電圧源とを有し、
    前記電圧信号が、該サンプルアンドホールド回路の出力信号と該第2の基準電圧信号を合成して得られ、該制御信号に該第2基準電圧信号を加えた大きさを持つ
    ことを特徴とする、請求項1に記載した発光制御回路。
  3. 発光素子に対して電源を供給する出力装置に接続され、該出力装置から該発光素子への電源供給を断続的にするための第1制御信号と該発光素子に供給される電流あるいは電圧の大きさに応じた帰還信号とを受信し、該第1制御信号と該帰還信号に応じた制御信号を出力装置に供給することにより該発光素子を所望の明るさで安定して点灯させる発光制御回路において、
    該出力装置から該発光素子への電源供給期間の時比率を決定するパルス幅を有した前記第1制御信号と、
    一方の入力端子に第1の基準電圧源から第1基準電圧信号の供給を受け、他方の入力端子に該帰還信号の供給を受けて該制御信号を発生させる誤差増幅器と、
    第1基準電圧信号よりもほぼ一定の値だけ大きな値に調整され、尚且つ該出力装置から該発光素子への電源供給を停止させるような該制御信号の発生を可能とする大きさの電圧信号を出力する電圧源と、
    該第1制御信号に応じてオンオフし、該誤差増幅器の他方の入力端子に対して断続的に該電圧信号を供給するスイッチング素子と、
    を具備する
    ことを特徴とする発光制御回路。
  4. 前記電圧源が、前記第1基準電圧信号を受信するバッファアンプと、一定の大きさの第2基準電圧信号を発生する第2の基準電圧源とを有し、
    前記電圧信号が、該バッファアンプの出力信号と該第2の基準電圧信号を合成して得られ、該第1基準電圧信号に該第2基準電圧信号を加えた大きさを持つ
    ことを特徴とする、請求項3に記載した発光制御回路。
  5. 前記発光制御回路が、前記出力装置から前記発光素子への電源供給量を調整するための第2制御信号を更に受信し、
    前記第1基準電圧信号が該第2制御信号に応じて変化する
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載した発光制御回路。
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