JP6340994B2 - プリンタ、印刷システムおよび印刷制御方法 - Google Patents

プリンタ、印刷システムおよび印刷制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタ、印刷システムおよび印刷制御方法に関し、特に、文字を符号化した文字コードを含む印刷データをホストコンピュータから入力し、当該入力した文字コードに基づいて文字列の印刷を実行するプリンタ、およびこれを用いた印刷システムに用いて好適なものである。
従来、ホストコンピュータとプリンタとを接続し、ホストコンピュータで作成した文書等の印刷データをプリンタに送信して印刷するようにした印刷システムが広く使われている。この種の印刷システムでは、文字を符号化した文字コードをホストコンピュータからプリンタに出力するともに、使用するフォントを指定して印刷を実行するようになされている。
ところで、近年では、グローバル化に伴って、複数言語の文字を混在して扱うコンピュータが増えてきている。また、スマートフォンやタブレット端末のように、使用される地域が特定の国に限定されず、世界各国に出荷されて使用され得るモバイル端末も多用されている。このような複数言語対応型のコンピュータやモバイル端末では、画面表示の際に用いる文字コードとして、Unicodeが使われるケースが多い。特に、モバイル端末では、Unicodeを用いることがスタンダードになりつつある。Unicodeは、世界中の言語を対象とした100万超のコードポイントを有している。
しかしながら、従来のプリンタは、特定の国や地域に依存した文字コードであるCodepageには対応しているものの、Unicodeには対応していないものが殆どである。Unicodeに未対応の従来のプリンタは、Unicodeが持つ全てのコードポイントに対応したフォントセットを有していない。そのため、ホストコンピュータにおいてUnicodeを用いて作成された文書中には、プリンタで認識できない文字コードや、プリンタで未対応のフォントが含まれることがある。このような場合に、ホストコンピュータからプリンタに印刷データを送信して印刷を実行すると、印刷される文書に文字化けが生じてしまうという問題があった。
これに対して、ホストコンピュータとプリンタとの間に設けた印刷制御装置において、ホストコンピュータから送られてきたUnicodeなどの汎用文字コードを、プリンタ用の文字コード(プリンタに搭載されたフォントデータに対応する文字コード)に変換するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1の段落[0073]および図11参照)。この特許文献1には、プリンタ用の文字コードの前に、プリンタの文字コードを言語属性に対応して切り替えるための「文字コード切り替えコマンド」を付加した印刷指示コマンドを生成することが記載されている。
また、文字コード毎にJISコード、Unicode、Windows(登録商標)に準拠したGlyph・Widthでそれぞれ用意したフォントセットを作成し、印刷環境に応じて各フォントセットのいずれかを選択することができるようにしたプリンタも提案されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2には、フォントセットの選択によるJISコード、Unicode、Glyph・Widthなどの切り替えをコマンドで行うことにより、ドライバで指定すれば簡単にJISコード、Unicode、Glyph・Widthを使った印刷が可能となることが記載されている。
特開2013−210885号公報 特開2002−91419号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ホストコンピュータとプリンタとの間に印刷制御装置を設ける必要がある。そのため、導入に多くのコストがかかるという問題があった。
一方、上記特許文献2に記載の技術によれば、印刷制御装置といった特殊な設備を新たに設ける必要はない。しかしながら、特許文献2に記載のプリンタにおいて、JISコードのようなCodepage以外にUnicodeにも対応して印刷可能とするためには、Codepageに対応したフォントセットに加えて、Unicodeに対応したフォントセットをプリンタにあらかじめ記憶させておく必要がある。
上述したように、Unicodeは世界中の言語を対象とした100万超の文字コードを有している。さらに、標準の字体と同じ意味・発音を持つが、表記に差異がある文字である異体字を識別するための異体字セレクタを含んだコード表現を加えると、Unicodeが有する文字コードの数は更に膨大なものとなる。そのため、この膨大な数の文字コードに対応したフォントセットを記憶するためにプリンタが備えるべきメモリの容量が肥大化してしまうという問題があった。特に、POS(Point of sale system)に接続してレシート等を印字するPOSプリンタでは、比較的小容量のメモリを搭載していることが多く、Unicodeに対応した大規模なフォントセットを記憶させることは難しい。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ホストコンピュータとプリンタ以外に新たな設備を導入することなく、プリンタのメモリ容量も肥大化させることなく、CodepageおよびUnicodeのどちらでも印刷できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、ホストコンピュータからプリンタに入力される印刷データの文字コードに応じて、第1の印刷制御部または第2の印刷制御部の何れかを処理対象として選択するようにしている。ここで、Codepageによる文字コードを含む印刷データが入力された場合は、第1の印刷制御部を選択し、Codepageにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。一方、Unicodeによる文字コードを含む印刷データが入力された場合は、第2の印刷制御部を選択し、Unicodeにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。ここで、第2の印刷制御部は、Unicodeによる文字コードを含む印刷データがプリンタに入力された場合に、入力された印刷データのUnicodeを、所定のCodepageに対応したフォントデータに対応付けて、上記入力されたUnicodeによる印刷データの文字列を、上記対応付けに基づいて、Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。
上記のように構成した本発明によれば、Codepageによる文字コードを含む印刷データ、および、Unicodeによる文字コードを含む印刷データの何れに関しても、ホストコンピュータからプリンタにそのまま入力し、プリンタの内部処理として、Codepageに対応したフォントにて文字列が印刷される。そのため、UnicodeをCodepageに変換するための印刷制御装置をホストコンピュータとプリンタとの間に設ける必要がなく、また、Unicodeが持つ全ての文字コードに対応したフォントセットをプリンタにあらかじめ記憶させておく必要もない。これにより、ホストコンピュータとプリンタ以外に新たな設備を導入することなく、プリンタのメモリ容量も肥大化させることなく、CodepageおよびUnicodeのどちらでも印刷することができるようになる。
本実施形態による印刷システムの構成例を示す図である。 本実施形態による第1のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態による第2のホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態によるプリンタのハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態によるホストコンピュータおよびプリンタの機能構成例を示す図である。 本実施形態によるRAMおよび不揮発性メモリの記憶例を示す図である。 UnicodeからCodepageへの変換テーブル情報の例を示す図である。 第1の実施形態によるプリンタの動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるホストコンピュータおよびプリンタの機能構成例を示す図である。 第2の実施形態による印刷データ出力部が出力する印刷データのフォーマット例を示す図である。 第2の実施形態によるプリンタの動作例を示すフローチャートである。 第3の実施形態によるホストコンピュータおよびプリンタの機能構成例を示す図である。 第3の実施形態によるプリンタの動作例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による印刷システムの構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態による印刷システムは、ホストコンピュータ101,102と、当該ホストコンピュータ101,102から印刷データを入力して印刷を実行するプリンタ200とを備えて構成されている。
第1のホストコンピュータ101は、例えば据え置き型のPOS端末であり、プリンタ200との間はUSB(Universal Serial Bus)ケーブル300により接続されている。また、第2のホストコンピュータ102は、例えば携帯型のPOS端末(スマートフォン、タブレット端末など)であり、プリンタ200との間は無線LANまたはブルートゥース等の無線ネットワーク400により接続されている。なお、第1のホストコンピュータ101とプリンタ200との間は、有線または無線のLANにより接続することも可能である。
本実施形態では一例として、第1のホストコンピュータ101は、Unicodeに未対応のアプリケーションがインストールされた端末であり、当該アプリケーションにおいてCodepageによる文字コードを含む印刷データを生成するものとする。一方、第2のホストコンピュータ102は、Unicodeに対応したアプリケーションがインストールされた端末であり、当該アプリケーションにおいてUnicodeによる文字コードを含む印刷データを生成するものとする。
なお、ここでは2つのホストコンピュータ101,102においてそれぞれCodepageによる印刷データおよびUnicodeによる印刷データを生成する例を示しているが、CodepageおよびUnicodeの両方に対応した1つのホストコンピュータにおいて、Codepageによる印刷データおよびUnicodeによる印刷データを適宜使い分けるようにしてもよい。
ここで、Codepageは、日本であれば、例えばJIS、シフトJIS、EUC(Extended Unix Code)、ISO−2022−JPなどが該当する。一方、Unicodeは、例えばUTF−8、UTF−16、UTF−32などが該当する。本実施形態では、第1のホストコンピュータ101のアプリケーションにおいてCodepageによる印刷データを生成する際に、JIS、シフトJIS、EUC、ISO−2022−JPなどの中から何れかを任意に指定できるようになっている。同様に、第2のホストコンピュータ102のアプリケーションにおいてUnicodeによる印刷データを生成する際に、UTF−8、UTF−16、UTF−32などの中から何れかを任意に指定できるようになっている。
一般的な使い方としては、第1のホストコンピュータ101のアプリケーションに対して何れかのCodepageをいったん設定すると、ユーザがその設定を変えることは殆どない。また、アプリケーションに初期設定されているCodepageをそのまま使い、ユーザが特に設定を変えないことも多い。この場合、第1のホストコンピュータ101のアプリケーションにより生成される印刷データは何れも、当該アプリケーションに設定されたCodepageに関するものとなる。
同様に、第2のホストコンピュータ102のアプリケーションに対して何れかのUnicodeをいったん設定すると、ユーザがその設定を変えることは殆どない。また、アプリケーションに初期設定されているUnicodeをそのまま使い、ユーザが特に設定を変えないことも多い。この場合、第2のホストコンピュータ102のアプリケーションにより生成される印刷データは何れも、当該アプリケーションに設定されたUnicodeに関するものとなる。
プリンタ200は、例えば、POS端末に接続してレシート等を印字するPOSプリンタである。本実施形態のプリンタ200は、Codepageに対応するフォントセットのデータ(以下、フォントデータという)は記憶しているが、Unicodeが持つ全ての文字コードに対応するフォントデータは記憶していない。
図2は、第1のホストコンピュータ101のハードウェア構成例を示す図である。また、図3は、第2のホストコンピュータ102のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、第1のホストコンピュータ101は、そのハードウェア構成として、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュ等の不揮発性メモリ24、USB通信部25、操作部27、表示部28およびハードディスク29を備えている。図3に示すように、第2のホストコンピュータ102もほぼ同様のハードウェア構成を有している。ただし、第2のホストコンピュータ102は、USB通信部25の代わりに無線通信部26を備えている。
CPU21は、ROM22、不揮発性メモリ24またはハードディスク29に記憶されたプログラムに従って、RAM23をワークメモリとして用いながら、ホストコンピュータ101,102の動作を制御する。USB通信部25は、プリンタ200との間でUSBケーブル300を介してデータ通信を行う。例えば、USB通信部25は、第1のホストコンピュータ101で生成された印刷データをプリンタ200に送信する。
無線通信部26は、プリンタ200との間で無線ネットワーク400を介してデータ通信を行う。例えば、無線通信部26は、第2のホストコンピュータ102で生成された印刷データをプリンタ200に送信する。操作部27は、印刷データの生成や印刷指示などに関する操作をユーザが行うためのものであり、キーボードおよびマウス、またはタッチパネル等により構成される。表示部28は、印刷データに係る文書などを表示するためのものであり、液晶ディスプレイ等により構成される。ハードディスク29は、各種プログラムおよびデータを記憶する。ハードディスク29が記憶するデータの中には、印刷データおよびフォントデータも含まれる。
図4は、プリンタ200のハードウェア構成例を示す図である。図4に示すように、プリンタ200は、そのハードウェア構成として、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュ等の不揮発性メモリ34、USB通信部35、無線通信部36、操作部37、表示部38および印刷部39を備えている。
CPU31は、ROM32または不揮発性メモリ34に記憶されたプログラムに従って、RAM33をワークメモリとして用いながら、プリンタ200の動作を制御する。ここで、プリンタ200は、Codepageにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するCodepageモードと、Unicodeにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するUnicodeモードとを有している。本実施形態では、どの文字コードで印刷するかを示した文字コード設定情報がRAM33に格納され、CPU31はこの文字コード設定情報に基づいて何れかのモードに従ってプリンタ200の動作を制御する。文字コード設定情報は、CodepageであればJIS、シフトJIS、EUC、ISO−2022−JPなどのうちどれで印刷するか、UnicodeであればUTF−8、UTF−16、UTF−32などのうちどれで印刷するかを示した情報である。
なお、不揮発性メモリ34には、プリンタ200の電源をオンとしたときに初期設定される初期文字コード情報が格納されており、この不揮発性メモリ34の初期文字コード情報がRAM33に文字コード設定情報として格納されることにより、Codepageモードが初期設定されるようになっている。その後、印刷データに基づく印刷の実行時にRAM33の文字コード設定情報を書き換えることにより、モードの設定を任意に切り替えることができるようになっている。
USB通信部35は、第1のホストコンピュータ101との間でUSBケーブル300を介してデータ通信を行う。例えば、USB通信部35は、第1のホストコンピュータ101で生成された印刷データを受信する。無線通信部36は、第2のホストコンピュータ102との間で無線ネットワーク400を介してデータ通信を行う。例えば、無線通信部36は、第2のホストコンピュータ102で生成された印刷データを受信する。
操作部37は、印刷データに基づく印刷、モードの初期設定などに関する操作をユーザが行うためのものであり、各種ボタンまたはタッチパネル等により構成される。表示部38は、プリンタ200の動作状態などを表示するためのものであり、液晶ディスプレイ等により構成される。印刷部39は、CPU31から印刷実行の指示を受けて、印刷データに基づく印刷処理を実行する。すなわち、印刷部39は、ホストコンピュータ101,102から入力した印刷データの文字コードに基づいて、当該文字コードで表わされる文字列の印刷を実行する。
図5は、第1の実施形態によるホストコンピュータ101,102およびプリンタ200の機能構成例を示す図である。図5に示すように、ホストコンピュータ101,102は、その機能構成として、印刷データ生成部41および印刷データ出力部42を備えている。また、プリンタ200は、その機能構成として、印刷データ入力部51、処理選択部52、第1の印刷制御部53、第2の印刷制御部54およびフォントデータ記憶部55を備えている。
ここで、ホストコンピュータ101,102の印刷データ生成部41および印刷データ出力部42は、図2および図3に示したCPU21の制御に従って、ROM22、不揮発性メモリ24またはハードディスク29に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。また、プリンタ200の印刷データ入力部51、処理選択部52、第1の印刷制御部53および第2の印刷制御部54は、図4に示したCPU31の制御に従って、ROM32または不揮発性メモリ34に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。フォントデータ記憶部55は、図4のROM32または不揮発性メモリ34により構成される。あるいは、フォントデータ記憶部55をハードディスク等の他の記憶媒体により構成してもよい。
ホストコンピュータ101,102の印刷データ生成部41は、ユーザが操作部27に対して行う操作を通じて、任意の文字列を含む印刷データを生成する。第1のホストコンピュータ101では、印刷データ生成部41は、文字列をCodepageによる文字コードで表した印刷データを生成する。一方、第2のホストコンピュータ102では、印刷データ生成部41は、文字列をUnicodeによる文字コードで表した印刷データを生成する。この印刷データは、どのフォントで文字列を印刷するかを指定するためのフォント指定情報を含んでいる。フォントの指定は、文字単位で行うことが可能である。
印刷データ出力部42は、印刷データ生成部41により生成された印刷データをプリンタ200に向けて出力する。すなわち、第1のホストコンピュータ101では、印刷データ出力部42は、Codepageによる文字コードを含む印刷データをプリンタ200に出力する。一方、第2のホストコンピュータ102では、印刷データ出力部42は、Unicodeによる文字コードを含む印刷データをプリンタ200に出力する。第1の実施形態では、印刷データ出力部42は、Codepageによる文字コードを含む印刷データまたはUnicodeによる文字コードを含む印刷データのどちらを出力する場合も、プリンタ200の処理選択部52において第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを選択するための専用情報を付加することなく印刷データを出力する。
プリンタ200の印刷データ入力部51は、ホストコンピュータ101,102から印刷データを入力する。すなわち、印刷データ入力部51は、Codepageによる文字コードを含む印刷データを第1のホストコンピュータ101から入力する。また、印刷データ入力部51は、Unicodeによる文字コードを含む印刷データを第2のホストコンピュータ102から入力する。
処理選択部52は、印刷データ入力部51により入力された印刷データの文字コードに応じて、第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを処理対象として選択する。ここで、印刷データ入力部51により入力された印刷データの文字コードがCodepageである場合、処理選択部52は第1の印刷制御部53を処理対象として選択する。一方、印刷データ入力部51により入力された印刷データの文字コードがUnicodeである場合、処理選択部52は第2の印刷制御部54を処理対象として選択する。
処理選択部52による第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の選択は、上述したCodepageモードまたはUnicodeモードの設定と同義である。具体的には、処理選択部52は、RAM33に文字コード設定情報として記憶される文字コードに応じて、第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを選択する。
図6は、RAM33および不揮発性メモリ34の記憶例を示す図である。上述したように、不揮発性メモリ34は、プリンタ200の電源をオンとしたときに初期設定される初期文字コード情報34aを記憶している。この初期文字コード情報34aは、例えばユーザがプリンタ200の操作部37を操作することによって任意に設定することが可能である。
具体的には、ユーザが操作部37を操作して所望の文字コード(各種Codepageの何れか)を指定すると、指定された文字コードを表す指定文字コード情報33cがRAM33にいったん格納され、それが不揮発性メモリ34に初期文字コード情報34aとして記憶される。なお、本実施形態では、ユーザが特に指定しない場合は、所定のCodepageを表す初期文字コード情報34aが不揮発性メモリ34にあらかじめ記憶されているものとする。
プリンタ200の電源がオンにされると、処理選択部52は、不揮発性メモリ34に記憶されている初期文字コード情報34aを、RAM33に文字コード設定情報33aとして格納させる。これにより、Codepageモードがプリンタ200に初期設定される。そして、初期設定されたCodepageモードに従って、第1の印刷制御部53が選択されて動作するようになっている。
その後、ホストコンピュータ101,102から印刷データ入力部51が印刷データを入力したとき、その印刷データの文字コードが、RAM33に文字コード設定情報33aとして記憶されている文字コードと異なる場合には、処理選択部52がRAM33の文字コード設定情報33aを印刷データの文字コードに書き換える。このとき処理選択部52は、印刷データの文字コードに応じて、モードの設定を必要に応じて切り替える。
例えば、文字コード設定情報33aとして各種Codepageの何れかの文字コードが記憶されている場合において、印刷データ入力部51がUnicodeによる印刷データを入力したとき、処理選択部52はRAM33の文字コード設定情報33aを書き換える。このとき、処理選択部52は、CodepageモードからUnicodeモードに切り替えを行うことにより、第1の印刷制御部53に代えて第2の印刷制御部54を動作させる。
なお、文字コード設定情報33aとして各種Codepageのうち何れかの文字コードが記憶されている場合において、印刷データ入力部51が各種Codepageのうち別の文字コードによる印刷データを入力したとき、文字コード設定情報33aを書き換えても、処理選択部52はモードの切り替えを行わず、Codepageモードのままとする。この場合、第1の印刷制御部53が引き続き動作する。
第1の実施形態では、処理選択部52は、印刷データ入力部51により入力された印刷データの先頭から所定量のデータを参照することにより、入力された印刷データがCodepageによるものかUnicodeによるものかを判別し、その判別結果に応じて、第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを選択する。すなわち、Unicodeには一定のフォーマットがあり、印刷データの先頭から所定量のデータを解析すれば、それがUnicodeか否かを判別することができる。
処理選択部52は、印刷データの入力時に、文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させた上で、新たな文字コードを文字コード設定情報33aとして記憶させる。その後、入力された印刷データの印刷が終了した際に、処理選択部52は、退避記憶しておいた文字コード退避情報33bを文字コード設定情報33aとして記憶させることにより、文字コードの設定状態を元に戻すようにする。
このようにすることで、例えば第1のホストコンピュータ101のアプリケーションによってCodepageの印刷データを印刷した後、第2のホストコンピュータ102のアプリケーションによってUnicodeの印刷データを印刷した場合、Unicodeの印刷データに基づく印刷が終了した時点で、文字コード設定情報33aが元のCodepageの情報に戻される。これにより、その後再び第1のホストコンピュータ101のアプリケーションによってCodepageの印刷データを印刷する際に、文字コード設定情報33aを書き換える必要がなく、そのまま使用することができる。
なお、処理選択部52は、第1の印刷制御部53を選択している状態から第2の印刷制御部54を選択する状態に切り替える際にのみ、文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させ、印刷終了時に第2の印刷制御部54を選択している状態から第1の印刷制御部53を選択する状態に戻す際に、文字コード退避情報33bを文字コード設定情報33aとして再び記憶させることにより、元のCodepageの設定状態に戻すようにしてもよい。
第1の印刷制御部53は、印刷データ入力部51によりCodepageによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、当該Codepageにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。この制御のために第1の印刷制御部53は、より具体的な機能構成として、フォントデータ指定部53aを備えている。
フォントデータ指定部53aは、フォントデータ記憶部55に記憶されている各種フォントに関するフォントデータの中から、印刷データに含まれているフォント指定情報により指定されるフォントデータを指定して読み出す。第1の印刷制御部53は、フォントデータ記憶部55から読み出したフォントデータを用いて、印刷データに含まれる各文字を表す文字コードに基づいて文字列の印刷を実行する。
第2の印刷制御部54は、印刷データ入力部51によりUnicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、当該Unicodeにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。この制御のために第2の印刷制御部54は、より具体的な機能構成として、文字コード変換部54aおよびフォントデータ指定部54bを備えている。
文字コード変換部54aは、印刷データ入力部51により入力された印刷データのUnicodeをCodepageに変換する。ここで変換するCodepageは、あらかじめ定めた文字コードである。Unicodeから所定のCodepageへの変換は、例えば図7に例示するコード変換テーブル情報を用いて実行する。図7の例では、Unicodeから変換する所定のCodepageをJISコードとしている。
なお、ある文字の文字コードがUnicodeでは存在するが、Codepageでは存在しないというケースもある。この場合、コード変換テーブル情報には、Unicodeに対応する文字コードがJISコードには存在しないことを示す「□」や「・」などの文字コードを、代替用の文字コードとしてセットしておく。
フォントデータ指定部54bは、文字コード変換部54aにより変換されたCodepage(JISコード)に対応したフォントデータを指定する。すなわち、フォントデータ指定部54bは、フォントデータ記憶部55に記憶されている各種フォントに関するフォントデータの中から、印刷データに含まれているフォント指定情報により指定されるフォントで、かつ、文字コード変換部54aにより変換されたCodepage(JISコード)に対応したフォントデータを指定して読み出す。
第2の印刷制御部54は、印刷データ入力部51により入力されたUnicodeによる印刷データの文字列を、文字コード変換後のCodepageにより示される各文字を表す文字コードに基づいて印刷する。このとき、第2の印刷制御部54は、上述のようにフォントデータ記憶部55から読み出したフォントデータを用いて、文字コード変換後のCodepageに対応したフォントにて文字列を印刷するように制御する。
図8は、上記のように構成した第1の実施形態によるプリンタ200の動作例を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、プリンタ200の電源をオンとしたときに開始する。
プリンタ200の電源がオンにされると、まず、処理選択部52は、不揮発性メモリ34に記憶されている初期文字コード情報34aを、RAM33に文字コード設定情報33aとして記憶させる。そして、処理選択部52は、RAM33に文字コード設定情報33aとして記憶された文字コードに応じて、Codepageモードをプリンタ200に初期設定する(ステップS1)。
その後、印刷データ入力部51は、ホストコンピュータ101,102から印刷データを入力したか否かを判定する(ステップS2)。印刷データ入力部51が印刷データを入力した場合、処理選択部52は、RAM33に記憶されている文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させた上で、入力された印刷データの文字コードを文字コード設定情報33aとして記憶させる(ステップS3)。
さらに、処理選択部52は、入力された印刷データの先頭から所定量のデータを参照することにより、その印刷データがCodepageによるものかUnicodeによるものかを判別する(ステップS4)。ここで、印刷データがUnicodeによるものであると判定された場合、処理選択部52は、Unicodeモードを設定して、第2の印刷制御部54を処理対象として選択する(ステップS5)。この場合、RAM33に格納された文字コード設定情報33aの内容が、当初のCodepageに対応した文字コード(JIS、シフトJIS、EUC、ISO−2022−JPなど)から、Unicodeに対応した文字コード(UTF−8、UTF−16、UTF−32など)に書き換えられる。
処理対象として選択された第2の印刷制御部54は、文字コード変換部54aにより、印刷データを構成している各文字に対応する各文字コードを順に、UnicodeからCodepageに変換する(ステップS6)。また、フォントデータ指定部54bは、印刷データに含まれているフォント指定情報により指定されるフォントで、文字コード変換部54aにより変換されたCodepageに対応したフォントデータを指定する(ステップS7)。そして、第2の印刷制御部54は、文字コード変換後のCodepageにより示される各文字を表す文字コードに基づいて、文字コード変換後のCodepageに対応したフォントにて文字列の印刷を実行する(ステップS8)。
そして、第2の印刷制御部54は、印刷が終了したか否かを判定する(ステップS9)。まだ印刷が終了していない場合、処理はステップS6に戻る。以降、ステップS6〜S9の処理を繰り返し実行する。その後、印刷が終了すると、処理選択部52は、Codepageモードを設定して、第1の印刷制御部53を処理対象として選択する状態に戻す(ステップS10)。また、処理選択部52は、文字コード退避情報33bとして退避記憶しておいた元の文字コードを文字コード設定情報33aとして再び記憶させる(ステップS11)。これにより、図8に示すフローチャートの処理は終了する。
上記ステップS4において、印刷データ入力部51により入力された印刷データがCodepageによるものであると判定された場合、処理対象として初期設定されている第1の印刷制御部53は、フォントデータ指定部53aにより、印刷データに含まれているフォント指定情報により指定されるフォントデータを指定する(ステップS12)。そして、第1の印刷制御部53は、印刷データに含まれる各文字を表す文字コードに基づいて、指定されたフォントデータにて文字列の印刷を実行する(ステップS13)。
そして、第1の印刷制御部53は、印刷が終了したか否かを判定する(ステップS14)。まだ印刷が終了していない場合、処理はステップS12に戻る。以降、ステップS12〜S14の処理を繰り返し実行する。その後、印刷が終了すると、処理選択部52は、文字コード退避情報33bとして退避記憶しておいた元の文字コードを文字コード設定情報33aとして再び記憶させる(ステップS11)。これにより、図8に示すフローチャートの処理は終了する。
なお、上記ステップS2において、印刷データ入力部51が印刷データを入力していないと判定した場合、CPU31は、所望の文字コードを初期文字コード情報34aとして不揮発性メモリ34に記憶させるための操作が行われたか否かを判定する(ステップS15)。そのような操作が行われていない場合、処理はステップS2に戻る。一方、そのような操作が行われた場合、当該操作によって指定された文字コードを初期文字コード情報34aとして不揮発性メモリ34に記憶させた後(ステップS16)、処理はステップS2に戻る。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、ホストコンピュータ101,102からプリンタ200に入力される印刷データの文字コードに応じて、第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを処理対象として選択するようにしている。ここで、Codepageによる文字コードを含む印刷データが入力された場合は、第1の印刷制御部53を選択し、Codepageにより表された文字列をCodepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。一方、Unicodeによる文字コードを含む印刷データが入力された場合は、第2の印刷制御部54を選択し、UnicodeをCodepageに変換した上で、Codepageに対応したフォントにて文字列を印刷するようにしている。
上記のように構成した第1の実施形態によれば、Codepageによる文字コードを含む印刷データ、および、Unicodeによる文字コードを含む印刷データの何れに関しても、ホストコンピュータ101,102からプリンタ200にそのまま入力し、プリンタ200の内部処理として、Codepageに対応したフォントにて文字列が印刷される。そのため、UnicodeをCodepageに変換するための印刷制御装置をホストコンピュータ101,102とプリンタ200との間に設ける必要がなく、また、Unicodeに対応したフォントセットをプリンタ200にあらかじめ記憶させておく必要もない。これにより、ホストコンピュータ101,102とプリンタ200以外に新たな設備を導入することなく、プリンタ200のメモリ容量も肥大化させることなく、CodepageおよびUnicodeのどちらでも印刷することができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態による印刷システムの全体構成、ホストコンピュータ101,102のハードウェア構成およびプリンタ200のハードウェア構成は、それぞれ図1〜図4に示したものと同じである。
図9は、第2の実施形態によるホストコンピュータ101,102およびプリンタ200の機能構成例を示す図である。なお、図9において、図5に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。第2の実施形態では、ホストコンピュータ101,102の印刷データ出力部42に代えて印刷データ出力部42’を備えている。また、プリンタ200の処理選択部52に代えて処理選択部52’を備えている。
印刷データ出力部42’は、Unicodeによる文字コードを含む印刷データを出力する場合は、印刷データの先頭に文字コード切替コマンドを付加して印刷データを出力する。この印刷データ出力部42’の機能は、例えばホストコンピュータ101,102にインストールされたプリンタドライバにより実現される。
図10は、印刷データ出力部42’が出力する印刷データのフォーマット例を示す図である。図10(a)は、Codepageによる文字コードを含む印刷データを出力する場合のフォーマットを示している。図10(b)は、Unicodeによる文字コードを含む印刷データを出力する場合のフォーマットを示している。
図10(a)のように、Codepageによる文字コードを含む印刷データを出力する場合は、プリンタ200の処理選択部52’において第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを選択するための専用情報として文字コード切替コマンドを付加することなく印刷データを出力する。
一方、図10(b)のように、Unicodeによる文字コードを含む印刷データを出力する場合、印刷データ出力部42’は、印刷データの先頭にUnicode突入コマンドを付加する。また、図10(b)の例では、印刷データの末尾にUnicode解除コマンドを付加している。この前後のコマンドが文字コード切替コマンドに相当する。すなわち、印刷データ出力部42’は、印刷データの前後にUnicode突入コマンドとUnicode解除コマンドとを付加した状態で、印刷データをプリンタ200に出力する。
なお、印刷データに対する文字コード切替コマンドの付加を印刷データ生成部41において行い、文字コード切替コマンドが付加された状態の印刷データを印刷データ出力部42’が印刷データ生成部41から入力してプリンタ200に出力するようにしてもよい。この場合、印刷データ生成部41の機能は、例えばホストコンピュータ101,102にインストールされたアプリケーションにより実現される。
処理選択部52’は、印刷データ入力部51により入力された印刷データの先頭に文字コード切替コマンド(Unicode突入コマンド)が付加されているか否かを判別し、その判別結果に応じて、第1の印刷制御部53または第2の印刷制御部54の何れかを選択する。具体的には、処理選択部52’は、印刷データの先頭にUnicode突入コマンドが付加されていない場合は第1の印刷制御部53を選択し、Unicode突入コマンドが付加されている場合は第2の印刷制御部54を選択する。
また、処理選択部52’は、Unicode突入コマンドが付加されている印刷データに関する印刷を第2の印刷制御部54により実行した後、当該印刷データの末尾に付加されているUnicode解除コマンドを検出したときに、第1の印刷制御部53を選択する状態に戻す。
図11は、上記のように構成した第2の実施形態によるプリンタ200の動作例を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートは、プリンタ200の電源をオンとしたときに開始する。なお、この図11において、図8に示したステップ番号と同一のステップ番号を付したものは同一の処理内容を示すものであるので、ここでは重複する説明を省略する。図11において、図8の処理内容と異なるのは、ステップS24およびステップS29である。
ステップS24では、処理選択部52’は、入力された印刷データの先頭にUnicode突入コマンドが付加されているか否かを確認することにより、その印刷データがCodepageによるものかUnicodeによるものかを判別する。ステップS29では、印刷データの末尾に付加されているUnicode解除コマンドを検出したか否かを確認する。そして、Unicode解除コマンドが検出された場合、処理選択部52’は、Codepageモードを設定して、第1の印刷制御部53を処理対象として選択する状態に戻す(ステップS10)。
このように構成した第2の実施形態によれば、印刷データの先頭から所定量のデータを参照することによってUnicodeか否かを判定する第1の実施形態に比べて、判定を高速かつ確実に行うことができるというメリットを有する。すなわち、第1の実施形態のように印刷データ自体の内容を確認する場合、確認に使用するデータ量が少ないと、Codepageによる印刷データの先頭に記述されている文字コードが偶然にもUnicodeのフォーマットと一致してしまうことがある。この場合、本来はCodepageであるものをUnicodeと誤判定してしまうことになる。これを避けるためには、判定に使用するデータ量を多くする必要があるため、判定により多くの時間がかかってしまう。
これに対して、第2の実施形態のように、印刷データ自体の内容でUnicodeか否かを判定するのではなく、専用情報として付加したUnicode突入コマンドの有無によってUnicodeか否かを判定することにより、第1の実施形態と比べて判定に使用するデータ量を少なくしつつも誤判定を回避することができる。すなわち、Unicodeか否かの判定を高速かつ確実に行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。第3の実施形態による印刷システムの全体構成、ホストコンピュータ101,102のハードウェア構成およびプリンタ200のハードウェア構成は、それぞれ図1〜図4に示したものと同じである。
図12は、第3の実施形態によるホストコンピュータ101,102およびプリンタ200の機能構成例を示す図である。なお、図12において、図5に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。第3の実施形態では、プリンタ200の第2の印刷制御部54に代えて第2の印刷制御部54’を備えている。
第2の印刷制御部54’は、具体的な機能構成として、フォントデータ対応付け部54cを備えている。フォントデータ対応付け部54cは、印刷データ入力部51によりUnicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、入力された印刷データのUnicodeを、所定のCodepage(例えば、JISコード)に対応したフォントデータに対応付ける処理を行う。
第3の実施形態では、UnicodeをCodepageに変換する処理は行わず、Unicodeによる文字コードのままで、Codepageに対応したフォントデータを用いて印刷を実行する。例えば、Unicodeで「あ」という文字の文字コード“3042”が入力された場合、それを図7に示したコード変換テーブル情報に従ってJISコードの文字コード“2422”に変換するのではなく、当該文字コード“2422”に対応するJISコードのフォントを指定して印刷を実行する。そのためにフォントデータ対応付け部54cは、Unicodeによる「あ」の文字の文字コード“3042”を、JISコードに対応したフォントデータのうち「あ」のフォントを示すアドレスに対応付ける。この対応付けは、あらかじめ用意されたアドレス変換テーブルに従って行う。
なお、ある文字の文字コードがUnicodeでは存在するが、Codepageでは存在しないというケースもある。Unicodeに対応するCodepageの文字コードが存在しないということは、その文字についてはCodepageに対応したフォントも存在しないということである。この場合、アドレス変換テーブルには、対応フォントが存在しないことを示す「□」や「・」などを代替フォントのアドレスとしてセットしておく。
第2の印刷制御部54’は、印刷データ入力部51により入力されたUnicodeによる印刷データの文字列を、フォントデータ対応付け部54cによる対応付けに基づいて、Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する。すなわち、第2の印刷制御部54’は、フォントデータ対応付け部54cにより対応付けられたアドレスにあるフォントを用いて文字列を印刷する。これにより、Unicodeの文字コードに対応するCodepageの文字コードが存在すれば、その文字コードで示される文字は正しいフォントで印刷される。なお、Unicodeの文字コードに対応するCodepageの文字コードが存在しない場合は、「□」や「・」などの代替文字が印刷されることとなる。
図13は、上記のように構成した第3の実施形態によるプリンタ200の動作例を示すフローチャートである。図13に示すフローチャートは、プリンタ200の電源をオンとしたときに開始する。なお、この図13において、図8に示したステップ番号と同一のステップ番号を付したものは同一の処理内容を示すものであるので、ここでは重複する説明を省略する。図13において、図8の処理内容と異なる点は、ステップS6の処理を行わない点、ステップS7に代えてステップS37の処理を行う点である。
ステップS37では、フォントデータ対応付け部54cが、アドレス変換テーブルを参照することにより、入力された印刷データのUnicodeを、所定のCodepageに対応したフォントデータに対応付ける処理を行う。次のステップS8では、第2の印刷制御部54’が、印刷データ入力部51により入力されたUnicodeによる印刷データの文字列を、フォントデータ対応付け部54cによる対応付けに基づいて、Codepageに対応したフォントにて印刷する。
このように構成した第3の実施形態によれば、プリンタ200においてUnicodeをCodepageに変換する処理を省略することができるので、印刷速度を向上させることができるというメリットを有する。
なお、上記第1〜第3の実施形態では、プリンタ200がPOSプリンタである例について説明したが、本発明はこれに限定されない。上述したように、POSプリンタでは比較的小容量のメモリを搭載していることが多く、Unicodeに対応した大規模なフォントセットを記憶させることは難しいため、第1〜第3の実施形態を適用した場合の効果は大きいが、POSプリンタ以外のプリンタに適用した場合も同様の効果を得ることができる。
また、上記第1〜第3の実施形態では、プリンタ200の操作部37の操作を通じて、不揮発性メモリ34の初期文字コード情報34aを任意に書き換えることが可能であることを説明したが、ホストコンピュータ101,102の操作部27の操作を通じて、不揮発性メモリ34の初期文字コード情報34aを任意に書き換えることができるようにしてもよい。
また、第3の実施形態において第2の実施形態を適用するようにしてもよい。すなわち、図12に示す機能構成において、ホストコンピュータ101,102の印刷データ出力部42に代えて印刷データ出力部42’を備えるとともに、プリンタ200の処理選択部52に代えて処理選択部52’を備えるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3の実施形態では、Codepageモードを初期設定とし、その後、印刷データに基づく印刷の実行時にUnicodeモードに適宜切り替える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。上記実施形態とは逆に、Unicodeモードを初期設定とし、印刷データに基づく印刷の実行時にCodepageモードに適宜切り替えるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3の実施形態では、印刷データの入力時に第1の印刷制御部53と第2の印刷制御部54との間で選択を切り替える際に、文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、プリンタ200の電源がオンとされたときに、不揮発性メモリ34に記憶されている初期文字コード情報34aをRAM33に文字コード設定情報33aとして記憶させる際に、文字コード設定情報33aと同時に文字コード退避情報33bも記憶させるようにしてもよい。
あるいは、印刷データの入力時に、第1の印刷制御部53と第2の印刷制御部54との間で選択を切り替えるか否か(すなわち、CodepageモードとUnicodeモードとの切り替えを行うか否か)に拘わらず、文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させるようにしてもよい。この場合、初期設定がCodepageモードで、初期設定とは異なるCodepageの印刷データを入力した場合(例えば、初期設定された文字コードがJISで、その後に入力された印刷データの文字コードがシフトJISのような場合)、および、初期設定がUnicodeモードで、初期設定とは異なるUnicodeの印刷データを入力した場合(例えば、初期設定された文字コードがUTF−8で、その後に入力された印刷データの文字コードがUTF−16のような場合)であっても、文字コード設定情報33aを文字コード退避情報33bとして退避記憶させることになる。
その他、上記第1〜第3の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
33 RAM
34 不揮発性メモリ
42,42’ 印刷データ出力部
51 印刷データ入力部
52,52’ 処理選択部
53 第1の印刷制御部
53a フォントデータ指定部
54,54’ 第2の印刷制御部
54a 文字コード変換部
54b フォントデータ指定部
54c フォントデータ対応付け部
55 フォントデータ記憶部
101,102 ホストコンピュータ(POS端末)
200 プリンタ(POSプリンタ)

Claims (9)

  1. 文字を符号化した文字コードを含む印刷データをホストコンピュータから入力し、当該入力した文字コードに基づいて文字列の印刷を実行するPOS用のプリンタであって、
    特定の国または地域に依存する言語を対象とした文字集合であるCodepageによる文字コードを含む印刷データまたは世界中の言語を対象とした汎用の文字集合であるUnicodeによる文字コードを含む印刷データを入力する印刷データ入力部と、
    上記印刷データ入力部により上記Codepageによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Codepageにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第1の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Unicodeにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第2の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により入力された印刷データの文字コードに応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを処理対象として選択する処理選択部とを備え、
    上記第2の印刷制御部は、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記入力された印刷データの上記Unicodeを、所定の上記Codepageに対応したフォントデータに対応付けるフォントデータ対応付け部を備え、
    上記印刷データ入力部により入力された上記Unicodeによる印刷データの文字列を、上記フォントデータ対応付け部による対応付けに基づいて、上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御することを特徴とするプリンタ。
  2. 上記処理選択部は、上記印刷データに基づく印刷の実行に先だって、文字コードの設定情報を退避記憶させ、上記印刷データに基づく印刷が終了した際に、上記退避記憶しておいた設定情報に基づいて、元の文字コードの設定状態に戻すことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 上記処理選択部は、上記印刷データ入力部により入力された印刷データの先頭から所定量のデータを参照することにより、上記入力された印刷データが上記Codepageによるものか上記Unicodeによるものかを判別し、その判別結果に応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを選択することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 上記処理選択部は、上記印刷データ入力部により入力された印刷データの先頭に文字コード切替コマンドが付加されているか否かを判別し、その判別結果に応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを選択することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
  5. 文字を符号化した文字コードを含む印刷データをホストコンピュータから入力し、当該入力した文字コードに基づいて文字列の印刷を実行するプリンタであって、
    特定の国または地域に依存する言語を対象とした文字集合であるCodepageによる文字コードを含む印刷データまたは世界中の言語を対象とした汎用の文字集合であるUnicodeによる文字コードを含む印刷データを入力する印刷データ入力部と、
    上記印刷データ入力部により上記Codepageによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Codepageにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第1の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Unicodeにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第2の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により入力された印刷データの文字コードに応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを処理対象として選択する処理選択部とを備え、
    上記処理選択部は、上記印刷データに基づく印刷の実行に先だって、文字コードの設定情報を退避記憶させ、上記印刷データに基づく印刷が終了した際に、上記退避記憶しておいた設定情報に基づいて、元の文字コードの設定状態に戻すものであり、
    上記第2の印刷制御部は、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記入力された印刷データの上記Unicodeを、所定の上記Codepageに対応したフォントデータに対応付けるフォントデータ対応付け部を備え、
    上記印刷データ入力部により入力された上記Unicodeによる印刷データの文字列を、上記フォントデータ対応付け部による対応付けに基づいて、上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御することを特徴とするプリンタ。
  6. ホストコンピュータと、当該ホストコンピュータから印刷データを入力して印刷を実行するプリンタとを備えた印刷システムであって、
    上記ホストコンピュータは、
    特定の国または地域に依存する言語を対象とした文字集合であるCodepageによる文字コードを含む印刷データまたは世界中の言語を対象とした汎用の文字集合であるUnicodeによる文字コードを含む印刷データを上記プリンタに出力する印刷データ出力部を備え、
    上記プリンタは、
    上記ホストコンピュータから上記印刷データを入力する印刷データ入力部と、
    上記印刷データ入力部により上記Codepageによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Codepageにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第1の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Unicodeにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第2の印刷制御部と、
    上記印刷データ入力部により入力された印刷データの文字コードに応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを処理対象として選択する処理選択部とを備え、
    上記処理選択部は、上記印刷データに基づく印刷の実行に先だって、文字コードの設定情報を退避記憶させ、上記印刷データに基づく印刷が終了した際に、上記退避記憶しておいた設定情報に基づいて、元の文字コードの設定状態に戻すものであり、
    上記第2の印刷制御部は、
    上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記入力された印刷データの上記Unicodeを、所定の上記Codepageに対応したフォントデータに対応付けるフォントデータ対応付け部を備え、
    上記印刷データ入力部により入力された上記Unicodeによる印刷データの文字列を、上記フォントデータ対応付け部による対応付けに基づいて、上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御することを特徴とする印刷システム。
  7. 上記ホストコンピュータの上記印刷データ出力部は、上記Codepageによる文字コードを含む印刷データまたは上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データのどちらを出力する場合も、上記処理選択部による選択のための専用情報を付加することなく上記印刷データを出力し、
    上記プリンタの上記処理選択部は、上記印刷データ入力部により入力された印刷データの先頭から所定量のデータを参照することにより、上記入力された印刷データが上記Codepageによるものか上記Unicodeによるものかを判別し、その判別結果に応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを選択することを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
  8. 上記ホストコンピュータの上記印刷データ出力部は、上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを出力する場合は、先頭に文字コード切替コマンドが付加された印刷データを出力し、
    上記プリンタの上記処理選択部は、上記印刷データ入力部により入力された印刷データの先頭に上記文字コード切替コマンドが付加されているか否かを判別し、その判別結果に応じて、上記第1の印刷制御部または上記第2の印刷制御部の何れかを選択することを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
  9. 文字を符号化した文字コードを含む印刷データをホストコンピュータからプリンタに入力し、当該入力した文字コードに基づいて文字列の印刷の実行を制御する印刷制御方法であって、
    上記プリンタの印刷データ入力部が、特定の国または地域に依存する言語を対象とした文字集合であるCodepageによる文字コードを含む印刷データまたは世界中の言語を対象とした汎用の文字集合であるUnicodeによる文字コードを含む印刷データの何れかを入力する第1のステップと、
    上記プリンタの第1の印刷制御部が、上記印刷データ入力部により上記Codepageによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、上記Codepageにより表された文字列を上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第2のステップと、
    上記プリンタの第2の印刷制御部が、上記印刷データ入力部により上記Unicodeによる文字コードを含む印刷データを入力した場合に、当該入力された印刷データの上記Unicodeを、所定の上記Codepageに対応したフォントデータに対応付け、上記印刷データ入力部により入力された上記Unicodeによる印刷データの文字列を、上記対応付けに基づいて、上記Codepageに対応したフォントにて印刷するように制御する第3のステップとを有することを特徴とする印刷制御方法。
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