JP2001205870A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2001205870A
JP2001205870A JP2000015045A JP2000015045A JP2001205870A JP 2001205870 A JP2001205870 A JP 2001205870A JP 2000015045 A JP2000015045 A JP 2000015045A JP 2000015045 A JP2000015045 A JP 2000015045A JP 2001205870 A JP2001205870 A JP 2001205870A
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Tatsuo Kasahara
龍夫 笠原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のフォントセットを利用する場合に、フ
ォントの変換に伴うドライバの複雑化を防止しつつ印字
速度の向上を図ることができる印字装置を提供するこ
と。 【解決手段】 98セット、95差分および31差分を
含めたフォントセットでグリフ群を形成してフォントR
OM113に格納するとともに、各フォントセットごと
にそれぞれインデクスを設け、このインデクスを辿って
該当するグリフを特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のフォント
セットを有するコンピュータからドライバを介して印字
データを受信し、該印字データを所定のフォントセット
群を用いて印字する印字装置に関し、特に、フォントの
変換に伴うドライバの複雑化を防止しつつ印字速度の向
上を図ることができる印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンピュータやプリンタでは、
ゴシック体や明朝体などの書体ごとに複数のフォントセ
ットを保持するのが一般的であるが、これら複数のフォ
ントセットを別個に保持したのでは、フォントセットの
種類が増えれば増えるほどフォントを記憶するための記
憶容量が累増する。
【0003】このため、複数のフォントセットを装備す
る場合に、共通するデータの重複記憶を排除して記憶容
量を低減するための技術が知られている。たとえば、特
許第2526873号公報(従来技術1)には、標準の
フォントセットと他のフォントセットを比較したとき他
のフォントセットから標準フォントセットと共通しない
フォントだけを抜き出してフォントROMに格納するよ
う構成した文字発生装置が開示されている。
【0004】また、特許第2699385号公報(従来
技術2)には、基本コード体系にしたがう1組の文字パ
ターンを記憶したフォントメモリを準備しておき、それ
以外のコード体系の指定コード情報が入力されてきたと
きには、これらをそれぞれ対応する着脱自在のROMで
基本体系の指定コード情報に変換するよう構成した印字
装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術を用いたとしても、コンピュータのOSなど
が装備するフォントと、プリンタが所有するフォントが
異なるような場合には、フォントの変換が必要となるた
め、ドライバが複雑になったり印字速度が伸び悩むとい
う問題がある。
【0006】たとえば、マイクロソフト社が開発したウ
インドウズから印字する場合に、フォントセットはDO
Sユーザを対象として作成したものが従来通りに使われ
ているため、ウインドウズ体系からネイティブな体系へ
の数々のコード変換を経て、該当するグリフ(Glyph)
を引き当てることとなり、結果的にドライバが複雑にな
ったり印字速度が伸び悩む原因となる。
【0007】すなわち、上記従来技術1においては、英
語圏ではアスキー0〜127までの並びはほとんど共通
するが、それ以外についてはグリフの並びが異なってお
り、またウインドウズのフォントセットや有名字母メー
カのフォントセットと比べた場合にもグリフの並びが異
なっているので、コード変換をおこなわざるを得ない。
【0008】また、従来技術2のものは、いかなるフォ
ントセットが使われてもプリンタのフォントセットとの
換算表を用意し、プリンタのフォントでもカートリッジ
のフォントでも同じページ記述言語(PDL)で印字で
きるようにしているが、必要十分なカートリッジを準備
しない限り、やはりコード変換をおこなわざるを得な
い。
【0009】これらのことから、複数のフォントセット
を利用する場合に、フォントの変換に伴うドライバの複
雑化および印字速度の低下をいかに効率良く防止するか
が極めて重要な課題となっている。
【0010】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、複数のフォントセットを利用する場
合に、フォントの変換に伴うドライバの複雑化を防止し
つつ印字速度の向上を図ることができる印字装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る印字装置
は、複数のフォントセットを有するコンピュータからド
ライバを介して印字データを受信し、該印字データを所
定のフォントセットを用いて印字する印字装置におい
て、前記所定のフォントセットは、前記複数のフォント
セットのうちの基準フォントセットのグリフの並びに対
応して配置したグリフ群と、前記グリフ群に属する各グ
リフと文字との対応関係を示すインデクステーブルと、
を備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、複数のフォ
ントセットのうちの基準フォントセットのグリフの並び
に対応して配置したグリフ群と、このグリフ群に属する
各グリフと文字との対応関係を示すインデクステーブル
とを設けることとしたので、フォントの変換に伴うドラ
イバの複雑化を防止しつつ印字速度の向上を図ることが
できる。
【0013】また、請求項2の発明に係る印字装置は、
請求項1の発明において、前記複数のフォントセットに
含まれるフォントセットのうちの使用頻度が最も高いフ
ォントセットを前記基準フォントセットとしたことを特
徴とする。
【0014】この請求項2の発明によれば、複数のフォ
ントセットに含まれるフォントセットのうちの使用頻度
が最も高いフォントセットを基準フォントセットとする
こととしたので、グリフ群を使用頻度から見て最適なグ
リフの並びにすることができる。
【0015】また、請求項3の発明に係る印字装置は、
請求項1または2の発明において、前記グリフ群は、前
記基準フォントセットの各グリフ並びに該基準フォント
セットと他のフォントセットの差分をなすグリフからな
ることを特徴とする。
【0016】この請求項3の発明によれば、グリフ群
は、基準フォントセットの各グリフ並びに該基準フォン
トセットと他のフォントセットの差分をなすグリフから
なることとしたので、同じグリフの重複記憶によるメモ
リ容量の増大を低減することができる。
【0017】また、請求項4の発明に係る印字装置は、
請求項1、2または3の発明において、前記インデクス
テーブルは、前記複数のフォントセットを形成する各フ
ォントセットにそれぞれ対応して設けられることを特徴
とする。
【0018】この請求項4の発明によれば、複数のフォ
ントセットを形成する各フォントセットにそれぞれ対応
してインデクステーブルを設けることとしたので、各フ
ォントセットにそれぞれ対応するグリフを迅速に特定す
ることができる。
【0019】また、請求項5の発明に係る印字装置は、
請求項1〜4の発明において、前記基準フォントセット
のグリフの並び順に対応したユニコードテーブル、シフ
トJISテーブルおよびJISテーブルをさらに備えた
ことを特徴とする。
【0020】この請求項5の発明によれば、基準フォン
トセットのグリフの並び順に対応したユニコードテーブ
ル、シフトJISテーブルおよびJISテーブルを設け
ることとしたので、ユニコード、シフトJISおよびJ
ISコードにも容易に対応することができる。
【0021】また、請求項6の発明に係る印字装置は、
請求項5の発明において、前記インデクステーブル、ユ
ニコードテーブル、シフトJISテーブルまたはJIS
テーブルのいずれを使用するかを所定のオペレーション
パネルまたはページ記述言語によって指定することを特
徴とする。
【0022】この請求項6の発明によれば、インデクス
テーブル、ユニコードテーブル、シフトJISテーブル
またはJISテーブルのいずれを使用するかを所定のオ
ペレーションパネルまたはページ記述言語によって指定
することとしたので、ユーザが自在にテーブルを選択す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る印字装置の好適な実施の形態を詳細に説明す
る。なお、本実施の形態では、マイクロソフト社のウイ
ンドウズ(以下、単にウインドウズと言う)を利用して
印字する場合を示すこととする。
【0024】まず最初に、本実施の形態で用いる印刷シ
ステムのシステム構成について説明する。図1は、本実
施の形態で用いる印刷システムのシステム構成を示す図
である。同図に示すように、この印刷システムは、印刷
要求をおこなうコンピュータ100と、該コンピュータ
100から受け付けた印刷データの印字をおこなうプリ
ンタ110とからなる。
【0025】コンピュータ100は、オペレーティング
システム(OS)として複数のフォントセットを有する
ウインドウズ(Windows)101を搭載し、プリンタ1
10に対して印刷要求をおこなう際には、プリンタドラ
イバ102を用いて印刷データをPDL形式に変換す
る。具体的には、このドライバ102は、ウインドウズ
から印刷データの印刷依頼をおこなう場合に、選択され
ているプリンタ固有のPDLに印刷データを変換し、プ
リンタ110に送信する。なお、ウインドウズ101に
は、TrueTypeFont形式のフォントセットを有する。
【0026】プリンタ110は、コンピュータ100か
ら受け付けたPDL形式の印刷データを印字する装置で
あり、インタフェース部111と、受信バッファ112
と、フォントROM113と、文字生成部114と、フ
ォント管理部115と、フォントキャッシュ116と、
制御部117と、ページバッファ118と、エンジン1
19とを有する。
【0027】インタフェース部111は、コンピュータ
100から送信されたPDL形式の印刷データを受信す
るデータ受信部であり、受信バッファ112は、インタ
フェース部111から順次受信した印刷データを順次一
時記憶する記憶部である。フォントROM113は、複
数のフォントセットを記憶するメモリであり、文字生成
部114は、フォントROM113に記憶したフォント
にしたがって文字フォントを生成する処理部である。
【0028】フォント管理部115は、文字生成部11
4で生成する文字フォントを管理する処理部であり、フ
ォントキャッシュ116は、該文字生成部114で生成
した文字フォントを一時記憶するキャッシュメモリであ
る。
【0029】制御部117は、プリンタ110全体を制
御する制御部であり、ページバッファ118は、受信し
たPDL形式の印刷データと文字生成部114で生成し
た文字フォントを利用して展開した印刷データを記憶す
るメモリであり、エンジン119は、ページバッファ1
18に記憶したビットマップ状のデータを印刷用紙12
0に印字する印字部である。
【0030】ここで、プリンタ110のフォントROM
113に記憶するフォントセットが、従来のDOS/V
形式のフォントセットである場合には、ウインドウズの
フォントセットで記述した印刷データを変換してPDL
形式のデータを作成しなければならなくなるので、ドラ
イバ102の処理が重くなる。
【0031】このため、このプリンタ110では、ウイ
ンドウズに優位なコード体系で作成したフォントファイ
ルをフォントROM113に格納し、従来のコード体系
にも適応できるように、従来順にしたインデクスを作成
することにより、大多数のユーザにとって利用価値の高
いプリンタ環境を提供できるようにしている。
【0032】次に、図1に示したフォントROM113
に格納したフォントセットの構成について説明する。図
2は、図1に示したフォントROM113に格納したフ
ォントセットの構成を示す図である。なお、ここではウ
インドウズ98、ウインドウズ95およびウインドウズ
3.1に対応可能とする場合を示すこととし、また説明
の便宜上明朝体(MINCHO)の文字フォントのみを示すこ
ととする。
【0033】同図に示すように、このフォントROM1
13には、ウインドウズ98用の明朝体のフォントセッ
ト(以下「98セット」と言う)201と、ウインドウ
ズ98とウインドウズ95との差分のフォントセット
(以下「95差分」と言う)202と、ウインドウズ9
8とウインドウズ3.1との差分のフォントセット(以
下「31差分」と言う)203と、半角差分204と、
非漢字差分205と、第一水準差分206と、第二水準
差分207とが格納されている。
【0034】ここで、基本的なグリフは、MINCHO98のフ
ォントセット201〜203に入っており、他のフォン
トセットは差分のみ保持している。したがって、アドレ
スはほとんどMINCHO98を指すこととなる。また、ファイ
ルサイズは、フォントセットごとのサイズを示してお
り、フォントは書体名で検索されるので逐次フォントセ
ット単位で読み込みがおこなわれる。
【0035】次に、このフォントROM113の構成に
ついて図3〜図5を用いてさらに具体的に説明する。ま
ずフォントROM113からのグリフの読み出しについ
て説明する。図3は、図1に示したフォントROM11
3からのグリフの読み出し概念を説明するための説明図
である。
【0036】ウインドウズの文書中の文字をMS明朝
(MINCHO)で印字する場合には、このウインドウズから
はシフトJIS/JISコードではなく、MS明朝の何
番目の位置のグリフであるかという指定がおこなわれ
る。この位置が図3に示すアドレス0〜nとなる(以
下、「グリフID」と言う)。このため、図2に示した
各フォントセットは、ヘッダ(Header)部以外に、各ア
ドレスからなるインデクス部と、グリフからなるデータ
部とから形成されている。
【0037】次に、図2に示した98セット、95差分
および31差分の相互関係について説明する。図4は、
図2に示した98セット、95差分および31差分の相
互関係を説明するための説明図である。
【0038】ウインドウズのドライバ102は、ウイン
ドウズ98、ウインドウズ95およびウインドウズ3.
1に対応してそれぞれ独立に準備されるので、かかるド
ライバ102は、書体名MINCHO98、MINCHO95またはMINC
HO31を選択して使用することとなる。
【0039】ただし、同じグリフを重複して保持するこ
とは効率的ではないので、ウインドウズ98のグリフを
基準とし、このウインドウズ98のグリフは98セット
に保持し、ウインドウズ95との差分については95差
分に保持し、ウインドウズ3.1との差分については3
1差分に保持する。
【0040】そして、MINCHO98からは98セットのグリ
フを指定できるようにインデクスを設け、MINCHO95から
は98セットおよび95差分のグリフを指定できるよう
にインデクスを設け、MINCHO31からは98セットおよび
31差分のグリフを指定できるようにインデクスを設け
ている。
【0041】このため、ウインドウズ3.1からウイン
ドウズ95になっても、高さ(Height)が変更された全
角英数字は31差分に入っているので、ウインドウズ
3.1およびウインドウズ95のいずれからでも直接グ
リフIDを指定して文字を生成することができる。
【0042】また、ウインドウズ95からウインドウズ
98になっても、幅(Width)が変更されたプロポーシ
ョナルなグリフは95差分に入っているので、ウインド
ウズ95およびウインドウズ98のいずれからでも直接
グリフIDを指定して文字を生成することができる。
【0043】なお、文字が縦書き指定である場合には、
句読点「。」の○の位置を左下から右上に変更したグリ
フを使って印字する必要があるが、かかるインデクスを
用いると、ウインドウズからは右上句読点に対応したグ
リフIDが直接ドライバに与えられるので、この場合に
もフォントROM113からグリフIDを指定すること
により文字を生成することができる。この際、ドライバ
102およびプリンタ110のいずれにおいてもコード
変換は不要となる。
【0044】次に、生コードでシフトJIS/JIS/
ユニコード(Unicode)を用いる場合について説明す
る。図5は、生コードでシフトJIS/JIS/ユニコ
ードを用いる場合を説明するための説明図である。な
お、コードの選択についてはオペレーションパネルから
実施するものとする。
【0045】まず、シフトJISをオペレーションパネ
ルから指定した場合には、あ(82A0)が入力されると、
8140<あ<84BEなので非漢字であると判断される。この
ため、図5に示す書体名MINCHOでフォントセットIDが
非漢字のフォントセットが選択され、この82A0が非漢字
のフォントセットの先頭から何番目の位置にあるかを計
算し、該当するグリフを文字生成することになる。
【0046】また、JISをオペレーションパネルから
指定した場合には、あ(2422)が入力されると、2122<
あ<2840なので非漢字であると判断される。このため、
図5に示す書体名MINCHOでフォントセットIDが非漢字
のフォントセットが選択され、この2422が非漢字のフォ
ントセットの先頭から何番目の位置にあるかを計算し、
該当するグリフを文字生成することになる。
【0047】さらに、ユニコードをオペレーションパネ
ルから指定した場合には、あ(3240)が入力されると、
ユニコードとグリフIDの対応表からグリフIDを検索
し、該当するグリフを文字生成することになる。なお、
この場合には、対応表からグリフIDを検索する時間を
要する。
【0048】上述してきたように、このプリンタ110
では、ウインドウズ3.1、ウインドウズ95およびウ
インドウズ98のグリフをすべて搭載しているので、完
全なWYSIWYG印字をおこなうことができる。
【0049】また、かかるプリンタ110では、ウィン
ドウズのグリフ並びと同じグリフ並びとすることとした
ので、たとえば縦書きのときに回転するグリフがウイン
ドウズ独自のものであっても、ドライバが特別な処理を
おこなう必要がない。さらに、グリフIDを基本に使っ
たので、ドライバ内の変換が不要となり、ドライバを簡
素化することができる。
【0050】また、従来のDOS/Vフォントセットで
は、欧文に加わったユーロマークや非漢字にCJKが追
加された場合であっても、フォントセット内にこれらを
入れる場所がなかったので外字登録をせざるを得なかっ
たが、このプリンタ110では、一対一対応になってい
るので簡単なフォントセットを形成することができる。
安易に外字登録をし続けると、フォントセットがつぎは
ぎになるだけでなく、文字コードよりも文字イメージが
優先されてしまう。
【0051】また、グリフIDを基本とするとDOS/
Vで使うシフトJIS/JISは換算式で対応すること
ができないが、このプリンタ110では、シフトJIS
/JIS並びにしたインデクスを用いているので、従来
の生シフトJIS/JISにも対応することができる。
【0052】また、このプリンタ110では、グリフの
インデクス、ユニコードテーブル、シフトJISテーブ
ル、JISテーブルのいずれを使うかをオペレーション
パネルまたはPDLから指定できるようにしたので、ユ
ーザの意志でこれらのテーブルを自在に選択することが
できる。
【0053】なお、本実施の形態では、マイクロソフト
社のウインドウズを用いた場合を示すこととしたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、複数のフォント
セットを備える場合に広く適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数のフォントセットのうちの基準フォントセ
ットのグリフの並びに対応して配置したグリフ群と、こ
のグリフ群に属する各グリフと文字との対応関係を示す
インデクステーブルとを設けることとしたので、フォン
トの変換に伴うドライバの複雑化を防止しつつ印字速度
の向上を図ることが可能な印字装置が得られるという効
果を奏する。
【0055】また、請求項2の発明によれば、複数のフ
ォントセットに含まれるフォントセットのうちの使用頻
度が最も高いフォントセットを基準フォントセットとす
ることとしたので、グリフ群を使用頻度から見て最適な
グリフの並びにすることが可能な印字装置が得られると
いう効果を奏する。
【0056】また、請求項3の発明によれば、グリフ群
は、基準フォントセットの各グリフ並びに該基準フォン
トセットと他のフォントセットの差分をなすグリフから
なることとしたので、同じグリフの重複記憶によるメモ
リ容量の増大を低減することが可能な印字装置が得られ
るという効果を奏する。
【0057】また、請求項4の発明によれば、複数のフ
ォントセットを形成する各フォントセットにそれぞれ対
応してインデクステーブルを設けることとしたので、各
フォントセットにそれぞれ対応するグリフを迅速に特定
することが可能な印字装置が得られるという効果を奏す
る。
【0058】また、請求項5の発明によれば、基準フォ
ントセットのグリフの並び順に対応したユニコードテー
ブル、シフトJISテーブルおよびJISテーブルを設
けることとしたので、ユニコード、シフトJISおよび
JISコードにも容易に対応することが可能な印字装置
が得られるという効果を奏する。
【0059】また、請求項6の発明によれば、インデク
ステーブル、ユニコードテーブル、シフトJISテーブ
ルまたはJISテーブルのいずれを使用するかを所定の
オペレーションパネルまたはページ記述言語によって指
定することとしたので、ユーザが自在にテーブルを選択
することが可能な印字装置が得られるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態で用いる印刷システムのシステム
構成を示す図である。
【図2】図1に示したフォントROMに格納したフォン
トセットの構成を示す図である。
【図3】図1に示したフォントROMからのグリフの読
み出し概念を説明するための説明図である。
【図4】図2に示した98セット、95差分および31
差分の相互関係を説明するための説明図である。
【図5】生コードでシフトJIS/JIS/ユニコード
を用いる場合を説明するための説明図である。
【符号の説明】
100 コンピュータ 101 ウインドウズ 102 ドライバ 110 プリンタ 111 インタフェース部 112 受信バッファ 113 フォントROM 114 文字生成部 115 フォント管理部 116 フォントキャッシュ 117 制御部 118 ページバッファ 119 エンジン 120 印刷用紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフォントセットを有するコンピュ
    ータからドライバを介して印字データを受信し、該印字
    データを所定のフォントセット群を用いて印字する印字
    装置において、 前記所定のフォントセットは、 前記複数のフォントセットのうちの基準フォントセット
    のグリフの並びに対応して配置したグリフ群と、 前記グリフ群に属する各グリフと文字との対応関係を示
    すインデクステーブルと、 を備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のフォントセットに含まれるフ
    ォントセットのうちの使用頻度が最も高いフォントセッ
    トを前記基準フォントセットとしたことを特徴とする請
    求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記グリフ群は、前記基準フォントセッ
    トの各グリフ並びに該基準フォントセットと他のフォン
    トセットの差分をなすグリフからなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記インデクステーブルは、前記複数の
    フォントセットを形成する各フォントセットにそれぞれ
    対応して設けられることを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 前記基準フォントセットのグリフの並び
    順に対応したユニコードテーブル、シフトJISテーブ
    ルおよびJISテーブルをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の印字装置。
  6. 【請求項6】 前記インデクステーブル、ユニコードテ
    ーブル、シフトJISテーブルまたはJISテーブルの
    いずれを使用するかを所定のオペレーションパネルまた
    はページ記述言語によって指定することを特徴とする請
    求項5に記載の印字装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043553A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 スター精密株式会社 プリンタ、印刷システムおよび印刷制御方法

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