JP6338628B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
特許文献1に示されるコンバインでは、穀粒タンクの内側に設けた左右一対のサンプリングスクリューと、穀粒タンクの外側のタンク前側壁部の外面側に設けた計測部とを備えて、水分検出機構が構成されている。
左右一対のサンプリングスクリューは、穀粒タンクに供給された脱穀粒を受け止めて計測部に送り込むよう構成されている。計測部は、サンプリングスクリューからの脱穀粒を電動モータによって回転駆動される一対の電極回転体によって押しつぶし、押しつぶし状態での両電極回転体の間の電気抵抗を計測制御部によって計測するように構成されている。
刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置からの穀粒を回収して貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置から前記穀粒タンクに供給された穀粒の内部品質を計測する内部品質計測装置と、
前記穀粒タンクの穀粒貯留空間に設けられ、前記穀粒タンクに供給された穀粒の一部を前記内部品質計測装置の計測対象としてサンプリングして一時的に保持するサンプリング部と、を備え、
前記サンプリング部に、前記穀粒タンクの外周壁に支持された上下向きの筒状部材であり、かつ、上端部に形成されると共に前記穀粒タンク内で上方に向けて開口する上開口部と下端部に形成されると共に前記穀粒タンク内で下方に向けて開口する下開口部とを有し、前記穀粒タンク内に跳ね飛ばし供給された穀粒が前記上開口部から入る保持部形成体と、前記保持部形成体によって形成され、サンプリングされた穀粒を受け止めて保持する受け止め保持部と、前記保持部形成体によって前記受け止め保持部の下方に形成された落下通路と、前記受け止め保持部の下部に設けられ、前記受け止め保持部と前記穀粒貯留空間とを前記落下通路を介して連通可能な排出口と、横向きの支軸まわりに上下揺動して、前記排出口を閉塞する上昇閉位置と前記排出口を開放する下降開位置とに切り換え可能な開閉板と、前記開閉板を揺動操作する切り換え機構とを備え、
前記保持部形成体は、前記下降開位置における前記開閉板の下端よりも下側に延びており、
前記切り換え機構は、平面視で前記保持部形成体の下端の内側範囲に配置された状態で、前記保持部形成体に支持され、
前記落下通路は、前記切り換え機構の下方まで広がっていることを特徴とする。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、左右一対のクローラ走行装置2,2によって自走するように構成された走行機体と、走行機体の機体フレーム1の前部に支持された刈取部5と、機体フレーム1の後部に支持された脱穀装置6及び穀粒タンク10とを備えている。走行機体の前部の横一端側に、運転座席4aが装備された運転部4、及び運転座席4aの下方に配備したエンジン31が装備された原動部3を設けてある。
図1,2に示すように、原動部3には、運転座席4aを天板部で支持するように構成したエンジンボンネット32、エンジンボンネット32の走行機体横外側に配備した吸気ケース33、エンジン31の走行機体横外側に配備したラジエータ34及び冷却ファン35を備えてある。ラジエータ34及び冷却ファン35は、吸気ケース33より走行機体横内側に配備してある。
機体フレーム1の前部に走行ミッションケース8を設け、エンジン31からの駆動力を、走行ミッションケース8に入力して、走行ミッションケース8から左右のクローラ走行装置2のクローラ駆動輪2aに伝達することにより、左右のクローラ走行装置2を駆動するように構成してある。走行ミッションケース8に入力した駆動力を、走行用の伝動系から分岐させて刈取部5の入力軸(図示せず)に伝達することにより、刈取部5を駆動するように構成してある。脱穀装置6の前側に脱穀ミッションケース(図示せず)を設け、エンジン31からの駆動力を、脱穀用ミッションケースに伝達して、脱穀ミッションケースから脱穀装置6及び排ワラ処理装置7に伝達するように構成してある。
脱穀装置6は、機体フレーム1のうちの左横側部位に設けてある。脱穀装置6は、脱穀機体の横外側に設けたフィードチェーン(図示せず)を備え、刈取部5から搬送された刈取穀稈の株元側をフィードチェーンによって挟持して走行機体後方側に搬送しながら、刈取穀稈の穂先側を脱穀部の扱室(図示せず)に供給して回転駆動される扱胴(図示せず)によって扱いで脱穀処理する。脱穀装置6は、脱穀機体の内部に設けた選別部(図示せず)を備え、脱穀部からの脱穀処理物を選別部による揺動選別及び風選別によって、単粒化した穀粒と、ワラ屑等の塵埃とに選別し、単粒化した穀粒を脱穀機体内の底部に落下させ、塵埃を脱穀機体の後外側に排出する。
穀粒タンク10は、機体フレーム1のうちの脱穀装置6に対して走行機体右横側に位置する部分に、エンジン31の後方に配置して設けてある。図3,7に示すように、穀粒タンク10の正面視での形状を、上端側における横端部10aが下端側より走行機体横内側に張り出た形状に形成してある。穀粒タンク10の前側壁10Fのうちの前記横端部10aに位置する部位に、後述する受信機14を配備してある。穀粒タンク10の前側壁10Fのうちの受信機14の横側に位置する部位に、穀粒タンク10の内部を見通す縦長形状の点検窓15を備えてある。
図4,8に示すように、穀粒タンク10の穀粒貯留空間10bにサンプリング部50を配備してある。
すなわち、検出部41は、検出口41aに装着してある透明板の裏面側に設けた投光部41b及び受光部41cを備えている。投光部41bは、光源部43から検出媒体としての計測光を供給され、供給された計測光を受け止め保持部52が保持する穀粒に照射する。受光部41cは、穀粒で反射した計測光を受光し、受光した計測光を計測制御部45に送る。
図5〜8に示すように、内部品質計測装置40は、穀粒タンク10の前部に設けた計測室70に配備してある。計測室70は、穀粒タンク10の前側の側壁10F(以下、前側壁10Fと称する。)に配備してある。詳しくは、計測室70は、前側壁10Fのうちの点検窓15の横側の部位に配備してある。計測室70は、点検窓15より走行横外側に位置している。
計測室70のうちの吸引口側部位における入り込む深さD1を、計測室70のうちの排出口側部位における入り込む深さD2よりも浅くするには、走行機体横外側部分10Fbの平面視での形状を走行機体方向に平行な形状に替え、走行機体横外側部分10Fbの平面視での形状を走行機体横内側部分10Faの傾斜形状よりも緩い傾斜形状にしてもよい。
サンプリング部50は、穀粒タンク10の穀粒貯留空間10bのうちの穀粒タンク10の前側壁10F寄りの部位に設けてある。つまり、穀粒貯留空間10bにあっては、反時計まわりに回転する回転羽根17による跳ねる飛ばしによって穀粒が供給されることにより、穀粒貯留空間10bのうちの前側壁10F寄りの部位には、穀粒の供給漏れが発生しない。従って、サンプリング部50は、サンプリング漏れがない状態で穀粒のサンプリングを行う。
図14は、別の実施構造を備えた内部品質計測装置40及びサンプリング部50を示す縦断側面図である。
さらに別の実施構造を備えたサンプリング部50は、保持部形成体51から下方に延出したブーツ89を備えている。ブーツ89は、受け止め保持部52から排出される計測済み穀粒が堆積するスペースを受け止め保持部52の下方に形成するよう構成してある。
図16に示すように、さらに別の実施構造を備えたサンプリング部50では、満杯センサ53の上下位置を、満杯センサ53の検出領域53Aの最下端53ADが検出部41の検出領域41Aの最上端41AUよりも下方に位置する上下位置に設定し、満杯センサ53の配置高さを検出部41寄りにしたコンパクトな状態にサンプリング部50を構成できるようにしてある。
(1)上記した実施例では、計測室70を穀粒タンク10の前側壁10Fよりも内側に設けた例を示したが、穀粒タンク10の前側壁10Fよりも外側に、あるいは穀粒タンク10の横側壁や後側壁に設けて実施してもよい。
10 穀粒タンク
10b 穀粒貯留空間
40 内部品質計測装置
50 サンプリング部
51 保持部形成体
52 受け止め保持部
52a 排出口
54 開閉板
54a 支軸
55 落下通路
60 切り換え機構
90 開口部
Claims (2)
- 刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
前記脱穀装置からの穀粒を回収して貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置から前記穀粒タンクに供給された穀粒の内部品質を計測する内部品質計測装置と、
前記穀粒タンクの穀粒貯留空間に設けられ、前記穀粒タンクに供給された穀粒の一部を前記内部品質計測装置の計測対象としてサンプリングして一時的に保持するサンプリング部と、を備え、
前記サンプリング部に、前記穀粒タンクの外周壁に支持された上下向きの筒状部材であり、かつ、上端部に形成されると共に前記穀粒タンク内で上方に向けて開口する上開口部と下端部に形成されると共に前記穀粒タンク内で下方に向けて開口する下開口部とを有し、前記穀粒タンク内に跳ね飛ばし供給された穀粒が前記上開口部から入る保持部形成体と、前記保持部形成体によって形成され、サンプリングされた穀粒を受け止めて保持する受け止め保持部と、前記保持部形成体によって前記受け止め保持部の下方に形成された落下通路と、前記受け止め保持部の下部に設けられ、前記受け止め保持部と前記穀粒貯留空間とを前記落下通路を介して連通可能な排出口と、横向きの支軸まわりに上下揺動して、前記排出口を閉塞する上昇閉位置と前記排出口を開放する下降開位置とに切り換え可能な開閉板と、前記開閉板を揺動操作する切り換え機構とを備え、
前記保持部形成体は、前記下降開位置における前記開閉板の下端よりも下側に延びており、
前記切り換え機構は、平面視で前記保持部形成体の下端の内側範囲に配置された状態で、前記保持部形成体に支持され、
前記落下通路は、前記切り換え機構の下方まで広がっているコンバイン。 - 前記下開口部の開口面積は、前記排出口の開口面積よりも大きい請求項1に記載のコンバイン。
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