JP6336007B2 - ドアライニング - Google Patents

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Description

本発明は、ドアライニングに関する。
車両用ドアは、アウタパネルとインナパネルを接合してなる車両用ドア本体と、車両用ドア本体を内装するためのドアライニングと、を備え、車両のドア開口部を閉塞するための部品である。
車両用ドアには、窓開口部が形成されており、その窓開口部を閉塞する窓ガラスは昇降装置により昇降自在になっている。
このような車両用ドアにおいて、窓ガラスが出没する窓ガラス開口部に雨水が浸入し、その雨水がインナパネルの作業用孔から車内に流れる可能性がある。
よって、特許文献1のドアライニングには、作業用孔の上端に沿って車外側に突出する凸部が形成され、作業用孔に到達した雨水が凸部に沿って車外側に移動するようになっている。
また、窓ガラスを遮光するため、車両用ドアに巻き取り式のサンシェードが組み付けられる場合がある(下記特許文献2−4参照)。
このような車両用ドアにおいて、サンシェードは、ドアライングの内側(車外側)であって、窓開口部の下縁部を内装するドアライニングの下方に格納される。
また、ドアライングにおいて窓開口部の下縁部を内装する部位には、窓開口部の下縁部に沿って延在する切り欠きが形成される。
そして、サンシェードを使用する場合、切り欠き内を通過させてサンシェードを窓開口部の下縁部よりも上方に引き出し、サンシェードで窓ガラスを覆うことができるようになっている。
特開2002−225557号公報 特開2004−203198号公報 特開2015−30451号公報 特開2003−300415号公報
ところで、近年のドアライニングは、窓開口部の下縁部に配置された部分と、その他の部分が別体に形成されている。そして、サンシェードの有無の要望に応じ、窓開口部の下縁部用のライニングを選択できるようになっている。
つまり、窓開口部の下縁部に配置された部分に、サンシェードを支持可能なライニングを取り付けたり、通常のライニングを取り付けたりしている。
ここで、通常のライニングが選択された場合、隣り合うライニングの端面同士を突き当てて、ライニング同士の間に液体が侵入する隙間が生じないようにしている。
しかしながら、ライニングの組付誤差がある場合、ライニング同士の間に隙間が生じ、その隙間から落下した液体が車両用ドアに組み付けられた電装部品などの所定部品に付着するおそれがある。
そこで、本発明は、前記する背景に鑑みて創案された発明であって、窓開口部の下縁部に配置されたライニングとこれに隣り合うライニングとの隙間から浸入した液体が所定部品に付着し難いドアライニングを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明に係るドアライニングは、車両用ドア本体を内装するドアライニングであって、窓開口部の下縁部に沿って延在する第1ライニングと、前記第1ライニングの車内側端部に車外側端部を突き当てて配置される第2ライニングと、を備え、前記第1ライニングには、前記第2ライニングの下方に延出する下壁部が形成され、前記下壁部の上面には、上方に突出するとともに、前記窓開口部の下縁部の延在方向に延在する第1リブが形成され、前記第1リブは、前記車両用ドア本体に組み付けられた所定部品に対し、上下方向に重なり合っていることを特徴とする。
本発明のドアライニングによれば、第1リブが形成されているため、窓開口部の下縁部に配置されたライニング(第1ライニング)とこれに隣り合うライニング(第2ライニング)との隙間に液体が侵入しても、所定部品に付着し難い。
実施形態のドアライニングを適用した車両用ドアを車内(左側)から視た左側面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 第1ライニングのみを抽出し、左後側の上方から視た斜視図である。 図3における第1ライニングのリブ近傍を拡大した斜視図である。
つぎに、本実施形態のドアライニングを適用した車両用ドアについて、図面を参照しながら説明する。
車両用ドア100は、車両の右側後部に形成されたドア開口部を閉塞するものである。
図1に示すように、車両用ドア100は、金属製であり前後方向及び上下方向に延在する板状の車両用ドア本体1と、車両用ドア本体1の左側(車内側)に取り付けられたドアライニング2と、車両用ドア本体1の上部に形成された窓開口部3を閉塞する窓ガラス4と、窓ガラス4を昇降させるための昇降装置(不図示)と、を備えている。
車両用ドア本体1は、車内側に配置されるインナパネル10と、車外側に配置されるアウタパネル11とを溶接により接合することで形成されている(図2参照)。
車両用ドア本体1は、車両に対し後方にスライド自在に組み付けられ、後方へ移動することによりドア開口部が開放するようになっている。
車両用ドア本体1は、図示しないロック装置により閉塞状態が保持され、車内側及び車外側に設置された解除レバー12(図1において車内側のレバーのみ図示)を操作することにより、ロック装置のロックが解除される。
車両用ドア本体1は、上側に配置され、内部に窓開口部3が形成された窓枠部13と、下側に配置された本体部14と、を備えている。
図2に示すように、窓枠部13の下縁部3aには、窓開口部3を閉塞する窓ガラス4が下降するための通路である窓ガラス開口部15が形成されている。
本体部14には、窓ガラス開口部15を通過して下降した窓ガラス4を収容するための窓ガラス収容空間16が形成されている。
ドアライニング2は、クリップ(不図示)によりインナパネル10に固定される樹脂製の装飾部材である。図1に示すように、ドアライニング2は、窓開口部3の下縁部3aに配置された第1ライニング21と、第1ライニング21の車内側に配置されて車両用ドア本体を装飾する第2ライニング22と、第2ライニングの車内側に重ねられた第3ライニング23と、を備えている。
第1ライニング21は、窓開口部3の下縁部3aに沿って前後方向に延在している。
第2ライニング22は、前後方向及び上下方向に延びて車両用ドア本体1の本体部14を装飾する部材である。
第3ライニング23は、前方に開口する凹部状を呈し、解除レバー12近傍を装飾している。
昇降装置は、車内側に設置されたスイッチ6からの信号を受け、窓ガラス4を昇降させる装置である。
図2に示すように、スイッチ6は、第3ライニング23に固定され車内側に露出し、他方側は第2ライニング22を貫通してインナパネル10に当接している。
また、図1に示すように、車内側から視るとスイッチ6は、前後方向の略中央部に位置している。なお、スイッチ6は、電装部品であり、液体が付着することが好ましくない部品である。
つぎに、第1ライニング21と第2ライニング22との詳細について説明する。
図2に示すように、第2ライニング22の上端には、車外側に延びて窓開口部3の下縁部3aを装飾する延出装飾部22aが形成されている。
延出装飾部22aの車外側端部22bは、第1ライニング21の車内側端部21aに付き当てられている。
そして、第1ライニング21又は第2ライニング22の組付誤差により、第1ライニング21の車内側端部21aと第2ライニング22の車外側端部22bとの間に隙間が生じる場合がある。
また、延出装飾部22aは、インナパネル10に対し上方に離間しており、延出装飾部22aの下方に空間S1が形成されている。
第1ライニング21には、延出装飾部22a下の空間S1に向って延出する延出部30が形成されている。
この延出部30は、第1ライニング21の車内側端部21aと第2ライニング22の車外側端部22bとの隙間(不図示)から浸入した液体を排出するための流路を構成している。
延出部30は、第1ライニング21の車内側端部21aから第2ライニング22の下方に延出する下壁部31と、下壁部31の車内側端部31aから下方に延びる縦壁部32と、を備えている。
図3に示すように、下壁部31及び縦壁部32は、前後方向に延在しており、第1ラインングの略同等な長さに形成されている。
図2に示すように、下壁部31は、車内側に向うにつれて下方に位置し、傾斜している。また、縦壁部32の下端32aは、前後方向から視て、第2ライニング22とインナパネル10との間に位置している。
そのほか、縦壁部32の下端32aには、下方に突出する複数の突出部33が形成されている。この複数の突出部33は、クリップ(不図示)により、第1ライニング21をインナパネル10に対し固定するための部位である。
図3に示すように、延出部30には、リブ40が形成されている。
リブ40は、下壁部31の上面31bから上方に突出する第1リブ41,第2リブ42,42と、縦壁部32の車内側側面32bから車内側に突出する第3リブ43,43と、を備えている。
図4に示すように、第1リブ41は、窓開口部3の下縁部3aの延在方向(前後方向)に延在している。
よって、第1ライニング21と第2ライニング22のとの隙間であって、車内側から視て第1リブ41と上下方向に重なる箇所から浸入した液体は、第1リブ41に付着し、その後、第1リブ41に沿って前後方向に流れる(図4の矢印B1参照)。
この結果、第1リブ41の下流側(車内側)、言い換えると、車内側から視て第1リブ41と上下方向に重なる領域(以下、防水領域S2と称する)には、液体が流れないようになっている。
また、第1リブ41は、車内側から視てスイッチ6(所定部品)に対し、上下方向に重なり合っており(図1参照)、スイッチ6が防水領域内に配置されている。このため、スイッチ6に向って液体が流れないようになっており、スイッチ6に液体が付着し難い。
そのほか、第1リブ41は、下壁部31の車内側端部31aから車外側に離間している。
第2リブ42は、第1リブ41の各端部(前端部及び後端部)から下壁部31の車内側端部31aに向って延びている。
なお、第2リブ42がない場合、車両が道路の傾斜により傾き、延出部30の前端側が後端側よりも上方に位置し、下壁部31の上面31b上で、液体が前後方向に移動し、防水領域S2内に入り込む可能性がある。
一方で、本実施形態によれば、下壁部31の上面31b上に位置し、かつ、防水領域S2内に向って移動する液体は、第2リブ42に付着し、第2リブ42に沿って車内側に移動する(図4の矢印B2参照)。よって、液体がスイッチ6に付着し難い。
また、第3リブ43は、上端が第2リブ42に連続し、縦壁部32の下端32aまで延在し、上下方向に延びている。よって、車両が傾き、縦壁部32の車内側側面32bに付着する液体が防水領域S2に向って移動すると、第3リブ43に付着し、第3リブ43に沿って下方に移動する(図4の矢印B3参照)。また、液体は、第3リブ43の下端に到達すると、縦壁部32の下端32aから下方に落ちる(図4の矢印B4参照)。よって、液体がスイッチ6に付着し難い。
そのほか、第1ライニング21と第2ライニング22のとの隙間であって、車内側から視て第1リブ41と上下方向に重ならない箇所から浸入した液体は、リブ40に接触することなく、そのまま車内側下方に移動し排出される(図3の矢印A参照)。
以上、本実施形態によれば、リブ40(第1リブ41,第2リブ42,第3リブ43)により形成される防水領域S2内にスイッチ6(所定部品)が配置され、スイッチ6(所定部品)に液体が付着し難い。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は実施形態に限定されない。
例えば、リブ40は、第1リブ41のみから構成されてもよい。
このような場合において、第1リブ41は、下壁部31の車内側端部31a側に設けられることが好ましい。これによれば、第1リブ41を通過した後に、液体が防水領域S2内に流れ難くなるからである。
また、延出部30は、下壁部31と縦壁部32とを備えているが、下壁部31のみであってもよく、特に限定されない。
本実施形態において、リブ40を一つだけ設けているが、電装部品が複数ある場合には、複数リブ40を設けてもよい。
または、第1リブ41を下壁部31の全長に亘って形成し、一つリブ40で複数の電装部品の保護を図ってもよい。
100 車両用ドア
1 車両用ドア本体
2 ドアライニング
3 窓開口部
3a 下縁部
6 スイッチ(所定部品)
21 第1ライニング
22 第2ライニング
23 第3ライニング
24 サンシェード開口部
30 延出部
31 下壁部
32 縦壁部
33 突出部
40 リブ
41 第1リブ
42 第2リブ
43 第3リブ
S2 防水領域

Claims (3)

  1. 車両用ドア本体を内装するドアライニングであって、
    窓開口部の下縁部に沿って延在する第1ライニングと、
    前記第1ライニングの車内側端部に車外側端部を突き当てて配置される第2ライニングと、を備え、
    前記第1ライニングには、前記第2ライニングの下方に延出する下壁部が形成され、
    前記下壁部の上面には、上方に突出するとともに、前記窓開口部の下縁部の延在方向に延在する第1リブが形成され、
    前記第1リブは、前記車両用ドア本体に組み付けられた所定部品に対し、上下方向に重なり合っていることを特徴とするドアライニング。
  2. 前記第1リブは、前記下壁部の車内側端部から車外側に離間し、
    前記下壁部の上面には、前記第1リブの各端部から前記下壁部の車内側端部に向って延びる第2リブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のドアライニング。
  3. 前記下壁部の車内側端部には、下方に延びる縦壁部が形成され、
    前記縦壁部の車内側の面には、車内側に突出するとともに上下方向に延び、前記第2リブに連続する第3リブが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のドアライニング。
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