JP5205835B2 - 車体構造 - Google Patents

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本発明は、車体構造に関する。
従来、車体構造として、車両衝突時等にフードを跳ね上げるアクチュエータを、エンジンルーム後方のフードリッジパネルやダッシュパネル等の車体骨格部材の側壁に設けたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
そして、自動車のエンジンルーム後方には、通常、エンジンルーム内に水などが流れ込まないようにエンジンルーム後方を覆うカバー体が設けられており、上記特許文献1のように、フードを跳ね上げるアクチュエータがエンジンルーム後方に設けられた場合、カバー体のアクチュエータが設けられる部位に、車両衝突時等にアクチュエータを挿通させる開口部を設けるのが一般的である。
特開2006−298269号公報
しかしながら、上記従来の技術では、カバー体に開口部を設けているため、当該開口部から水がエンジンルーム内に浸入しやすくなってしまう。その結果、当該開口部から浸入した水が、エンジンルーム内に配されている電子機器などを濡らしてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、カバー体を流れる水が開口部から浸入するのを抑制することのできる車体構造を得ることを目的とする。
本発明は、エンジンルームを上方から開閉可能に覆うフードを跳ね上げるアクチュエータと、前記フードと前記アクチュエータとの間に配置されるとともに、当該アクチュエータの可動部を挿通させる開口部が形成されたカバー体と、を備え、前記カバー体に、前記開口部の周辺から水を排除する排水構造を設け、前記排水構造として、前記開口部の周辺に凹部を形成し、前記エンジンルームの側縁に沿って車両前後方向に延びる車体骨格部材の上面に、前記排水構造に連なる排水路を形成し、前記排水路は、前記車体骨格部材の上面に形成した第2凹部であり、前記車体骨格部材の上面に、前記フードを当該車体骨格部材に対して回動可能に支持するフードヒンジブラケットが、前記第2凹部を跨ぐように取り付けられているとともに、当該フードヒンジブラケットに、前記第2凹部に対応した上に凸の屈曲部が設けられていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、カバー体に、開口部の周辺から水を排除する排水構造を設けることで、カバー体の開口部の周辺を流れる水が、開口部から浸入してしまうのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる車両の概略を示す斜視図、図2は、フードを外した状態における車体構造を示す斜視図、図3は、図2のアクチュエータ近傍を示す拡大斜視図、図4は、フードを閉じた状態における図3に対応した拡大斜視図、図5は、フードを閉じた状態における図3に対応した拡大断面図である。
本実施形態では、車両1の前方には、上方に開口し、エンジン(図示せず)等を収納するためのエンジンルームE・Rが形成されており、当該エンジンルームE・Rの上部開口を開閉可能に閉塞するフード30が設けられている。そして、フード30後部の側端部は、それぞれ、フードヒンジブラケット31を介して車体に取り付けられており、このフードヒンジブラケット31の回転軸を中心にフード30を回動させることで、フード30の閉塞状態と開放状態とを切り替えられるようになっている。なお、符号2は、ウインドウシールドである。
エンジンルームE・Rは、その両側部が車幅方向に延びるフードリッジパネル13で画成されるとともに、後端部が車両前後方向に延びるダッシュパネル4で図外の車室と区画されている。そして、フードリッジパネル13の車幅方向外側にはフロントフェンダ20が設けられている。
フードリッジパネル13の上端には、フード30を閉じた際に当該フード30を載置するフードリッジサポート(エンジンルームE・Rの側縁に沿って車両前後方向に延びる車体骨格部材)10が形成されている。具体的には、図5に示すように、フードリッジパネル13の上端の車幅方向外側に、車両前後方向に延び、断面視で略コ字状のフードリッジレインフォース12を接合することで、閉断面構造をなすとともに、車両前後方向に延設するフードリッジサポート10が形成されている。
なお、本実施形態では、車両衝突時等に車両1の前端部に荷重が入力された際に、フード30を跳ね上げるフード跳ね上げ装置70が設けられており、図5に示すように、フード跳ね上げ装置70としてのアクチュエータ71がブラケット72にて、フードリッジサポート10の後部のエンジンルームE・R側、すなわち、車体骨格部材の車幅方向内側の側壁であるフードリッジパネル13の車幅方向内側に取り付けられている。
また、フードリッジサポート10の前部上面には、フード30を閉じた際にフードリッジサポート10の上面とフード30の裏面との間に形成される隙間をシールするとともに、フード30を閉じる際の衝撃の吸収を図るフードリッジシール11が設けられている。
また、フードリッジパネル13の下端縁は、車両前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバ3にそれぞれ連結されている。そして、フードリッジパネル13の側部からは、エンジンルームE・R内に向けてストラットタワーハウジング6が突設されている。
また、エンジンルームE・Rの後方には、エンジンルームE・Rの後縁に沿って車幅方向に延びるカウルボックスが設けられている。
本実施形態では、カウルボックスは、ダッシュパネル4と、後端がダッシュパネル4に接合され、ダッシュパネル4の前方に車幅方向に沿って延設するカウルフロントパネル5と、フード30とアクチュエータ71との間に配置されてダッシュパネル4およびカウルフロントパネル5で形成された上部開口を覆うカバー体と、を備えている。
カウルフロントパネル5は、後端がダッシュパネル4に接合されてエンジンルームE・Rとカウルボックス内の空間とを略上下方向に仕切る底壁と、当該底壁の前端に接合されてエンジンルームE・Rとカウルボックス内の空間とを略前後方向に仕切る縦壁と、を有している。
さらに、本実施形態では、カウルフロントパネル5は、その両側端を、それぞれストラットタワーハウジング6に向かって斜め前方に延伸させた形状をしており、当該カウルフロントパネル5の両側端がそれぞれ左右のストラットタワーハウジング6に連結されている。
そして、図2に示すように、前方に延伸させた空間内に、ヒューズボックスやリレーボックス等の電装部品(ECU)7やバッテリ8を収容することで、当該電装部品7およびバッテリ8にエンジンルームE・R内の熱が伝わるのを抑制している。
また、上述のアクチュエータ71は、電装部品(ECU)7の後方のフードリッジパネル13に取り付けられている。すなわち、本実施形態では、アクチュエータ71もカウルボックス内に収容されている。
カバー体は、カウルボックスの上壁をなすものであり、車幅方向に延設されるカウルカバー40と、当該電装部品7およびバッテリ8が収容される前方に延伸させた空間を上方から覆うカウルフロントカバー42と、を備えている。
カウルカバー40上面の前端には、フード30を閉じた状態でフード30の裏面に当接し、カウルカバー40上面とフード30の裏面との間で挟まれるシール部材41が車幅方向に延設されている。そして、フード30を閉じた状態では、このシール部材41によって、エンジンルームE・R内外が画成されてエンジンルームE・R内に水などが流出してしまうのを抑制している。また、カウルカバー40上面は、車幅方向両端が略中央部よりも下方に位置するように傾斜しており、カウルカバー40上面の水が車幅方向両端から排水されるようになっている。
本実施形態では、カウルカバー40の車幅方向端部が、アクチュエータ71を覆うようにフードリッジパネル13まで延設されており、カウルカバー40のアクチュエータ71に対応する部位には、アクチュエータ71の可動部である伸縮ロッド71aを挿通させる開口部43aが形成されている。そして、この開口部43aの周囲には上方に突設した周壁部43bが設けられている。
さらに、カウルカバー40には、カウルカバー40の車幅方向端部を凹ませた凹部43が形成されている。そして、凹部43底面の周壁部43bの近傍に、開口部43aが上方に位置するように傾斜を設けることで、開口部43aの周辺の水が開口部43aから遠ざかるようにしている。すなわち、本実施形態では、この凹部43が、開口部43aの周辺から水を排除する排水構造に相当している。なお、本実施形態では、凹部43底面は、開口部43aの車幅方向外側の端縁部が最も低くなるように設計されている。
また、フードリッジサポート10の上面、すなわち、フードリッジレインフォース12の上面には、凹部43に連なる排水路としての凹ビード部(第2凹部)12aが車幅方向に延びるように設けられている。
本実施形態では、凹ビード部12aは開口部43aの車幅方向外側に、凹部43に隣接して設けられている。そして、上記凹部43底面の最も低い部位である開口部43aの車幅方向外側の端縁部が、凹ビード部12aの車幅方向内側に隣接するようにしている。さらに、凹ビード部12aは、当該凹ビード部12aの底面が開口部43aの車幅方向外側の端縁部よりも低くなるように形成されている。
そして、凹部43の底面の車両前後方向前端には、車幅方向に沿って延びるシール部材41aが設けられている。このシール部材41aは、フード30を閉じた状態で、凹部43の底面とフード30の裏面に取り付けられた後述する補強部カバー51の裏面との間で挟まれ、凹部43底面の水がエンジンルームE・R内に流出(排水構造の水が経路外に流出)するのを抑制するものである。
さらに、本実施形態では、カウルカバー40の凹部43の車幅方向内側(排水構造の上流側)に、第2排水路としての排水孔44が設けられている。この排水孔44の下方には排水管(図示せず)が設けられており、排水孔44から排水管内に水を流入させることでカウルカバー40の水を車外に排水している。
このような構造とすることで、降雨時にカウルカバー40上に落下した雨水等の水が、車幅方向中央部から端部に向かって流れるようになる。そして、図3の矢印で示すように、端部に向かって流れた水の一部は、排水孔44によって、車外に排水される。そして、排水孔44によって排水されなかった水だけが凹部43内に流入する。このとき、凹部43の底面は、開口部43aの近傍を他の部分よりも高くしているため、凹部43内に流入した水が開口部43aに向かって流れるのが抑制される。そして、凹部43内の水は、凹部43底面の最も低い部位である開口部43aの車幅方向外側の端縁部へと流れ、そこから凹ビード部12aへと流れていき、凹ビード部12aからエンジンルームE・Rの外側へ排水される。
ところで、上述したように、本実施形態にかかるフード30は、フードヒンジブラケット31を介して車体に回動可能に取り付けられており、通常時には、このフードヒンジブラケット31の回転軸を中心にフード30を回動させているが、車両衝突時等、車両1の前端部に荷重が入力された際には、フード跳ね上げ装置70によって、フード30を跳ね上げるようにしている。
フード跳ね上げ装置70は、アクチュエータ71を備えており、車両衝突時等に当該アクチュエータ71の伸縮ロッド71aを上方に伸ばすことでフード30を跳ね上げるようにしている。本実施形態では、フード30裏面の伸縮ロッド71aが当接する部分に補強部50が設けられており、この補強部50には、フード30を開口させた際に当該フード30の開口状態を保持するフードステー60の一端が回動可能に支持されている。なお、フードステー60の他端部は、フードリッジシール11に回動可能に支持されている。
フードヒンジブラケット31は、フードリッジサポート(車体骨格部材)10の上面に取り付けられる連結部32と、連結部32に対して回動可能に支持されるとともに、補強部50に取り付けられる回動部33と、を備えている。
本実施形態では、連結部32は、フードリッジサポート(車体骨格部材)10の上面に、凹ビード部12aを跨ぐように取り付けられているとともに、連結部32に、凹ビード部12aに対応した上に凸の屈曲部32aが設けられている。
回動部33は、通常時のフードの開け閉めの際に回動するリンク33aおよびリンク33bと、回動部33から延設されたリンク33cと、通常時にリンク33cに固定されており、車両衝突時等に回動してフード30を跳ね上げるリンク33dと、を備えている。そして、リンク33dは、フード30裏面の補強部50に回動可能に取り付けられている。
これらリンク33cおよびリンク33dは、補強部50に設けられ、ロック解除ノブ34aを有するロック解除装置34の略L字状の爪(図示せず)によって互いに回動できないように固定されている。
さらに、本実施形態では、フード30の裏面側には、補強部50を裏面側から覆う補強部カバー51が設けられている。
そして、車両衝突時等にアクチュエータ71の伸縮ロッド71aが上昇すると、まず、伸縮ロッド71aが補強部カバー51を突き破り、ロック解除ノブ34aを回動させて、リンク33cとリンク33dとの固定を解除する。さらに上昇した伸縮ロッド71aは、補強部50の裏面に当接してフード30の裏面を押圧する。このとき、リンク33cとリンク33dとの固定が解除されているため、リンク33dがリンク33cに対して回動し、フード30が跳ね上げられる。
以上の本実施形態によれば、カウルカバー40に、開口部43aの周辺から水を排除する凹部(排水構造)43を設けることで、カウルカバー40の開口部43aの周辺を流れる水が、開口部43aから浸入してしまうのを抑制することができる。
さらに、開口部43aの周囲に周壁43bを設けているため、仮に開口部43aの近傍に水が流れてきたとしても、周壁43bによって、水の開口部43aへの流れが抑えられ、開口部43aから浸入してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、排水構造として、開口部43aの周辺に凹部43を形成したことで、カウルカバー40から凹部43に流入した水が逆流するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、エンジンルームE・Rの側縁に沿って車両前後方向に延びるフードリッジサポート10の上面に、凹部43に連なる凹ビード部(第2凹部)12aを形成したことで、凹部43に流入した水をエンジンルームE・Rの外側に排水することができる。
また、本実施形態によれば、アクチュエータ71を、フードリッジサポート10の車幅方向内側の側壁であるフードリッジパネル13に取り付けるとともに、凹ビード部(第2凹部)12aを、凹部43の車幅方向外側に隣接して設けることで、開口部43aと凹ビード部(第2凹部)12aとの距離を短くすることができ、開口部43a近傍の水をすばやく凹ビード部(第2凹部)12aへ流出させて排水することができる。
なお、フードリッジサポート10の上面に凹ビード部(第2凹部)12aを設けると、フードリッジサポート10の車両前後方向の剛性が低下してしまうが、本実施形態によれば、フード30をフードリッジサポート10に対して回動可能に支持するフードヒンジブラケット31を、フードリッジサポート10の上面に凹ビード部(第2凹部)12aを跨ぐように取り付けているため、フードヒンジブラケット31が補強材の役割をして、フードリッジサポート10の車両前後方向の剛性を高めることができる。
また、本実施形態によれば、フードヒンジブラケット31の連結部32に、凹ビード部(第2凹部)12aに対応した上に凸の屈曲部32aを設けることで、排水路の開口面積を大きくすることができ、開口部43a近傍の水をより円滑に排水路から排水させることができる。
また、本実施形態によれば、凹ビード部(第2凹部)12aの底面が、凹部43底面の最も低い部位である開口部43aの車幅方向外側の端縁部よりも低くなるようにしているため、開口部43a近傍の水をより円滑に凹ビード部(第2凹部)12aへ流出させることができる。
また、本実施形態によれば、フード30の裏面に、アクチュエータ71の可動部71aの上面が当接する補強部50を設け、当該補強部50に、開口させたフード30の開口状態を保持するフードステー60を支持させているため、フード30に設けた跳ね上げ装置70の補強部50が、フードステー60の補強部をも兼ねることができ、フードステー60を支持するための補強材を別途設ける必要がなくなる。
また、本実施形態によれば、フード30の裏面に、補強部50を裏面側から覆う補強部カバー51を設け、カウルカバー40の上面に、フード30を閉じた状態で補強部カバー51との間で挟まれるシール部材41aを設けているため、凹部(排水構造)43の水が経路外すなわち、エンジンルームE・R内側に流出するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、カウルカバー40の凹部(排水構造)43の上流側に、排水孔(第2排水路)44を設けたことで、カウルカバー40の水が、凹部(排水構造)43へと向かう際に、排水孔(第2排水路)44からも水を排水することができるため、カウルカバー40から凹部(排水構造)43に流出する水の量を抑制することができ、開口部43aの周辺を流れる水が、開口部43aから浸入してしまうのをより一層抑制することができる。
また、本実施形態によれば、カウルボックス内にアクチュエータ71を収容したため、アクチュエータ71がエンジンルームE・Rからの熱を受けてしまうのを抑制することができる。
以上、本発明にかかる車体構造の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限ることなく要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態を採用することができる。
本発明の一実施形態にかかる車両の概略を示す斜視図。 本発明の一実施形態にかかるフードを外した状態における車体構造を示す斜視図。 図2のアクチュエータ近傍を示す拡大斜視図。 フードを閉じた状態における図3に対応した拡大斜視図。 フードを閉じた状態における図3に対応した拡大断面図。
符号の説明
10 フードリッジサポート(車体骨格部材)
12a 凹ビード部(第2凹部)
30 フード
31 フードヒンジブラケット
40 カウルカバー(カバー体)
43 凹部(排水構造)
43a 開口部
71 アクチュエータ
71a 伸縮ロッド(可動部)

Claims (8)

  1. エンジンルームを上方から開閉可能に覆うフードを跳ね上げるアクチュエータと、
    前記フードと前記アクチュエータとの間に配置されるとともに、当該アクチュエータの可動部を挿通させる開口部が形成されたカバー体と、
    を備え、
    前記カバー体に、前記開口部の周辺から水を排除する排水構造を設け
    前記排水構造として、前記開口部の周辺に凹部を形成し、
    前記エンジンルームの側縁に沿って車両前後方向に延びる車体骨格部材の上面に、前記排水構造に連なる排水路を形成し、
    前記排水路は、前記車体骨格部材の上面に形成した第2凹部であり、
    前記車体骨格部材の上面に、前記フードを当該車体骨格部材に対して回動可能に支持するフードヒンジブラケットが、前記第2凹部を跨ぐように取り付けられているとともに、当該フードヒンジブラケットに、前記第2凹部に対応した上に凸の屈曲部が設けられていることを特徴とする車体構造。
  2. 前記アクチュエータを、前記車体骨格部材の車幅方向内側の側壁に取り付けるとともに、
    前記排水路を、前記排水構造の車幅方向外側に隣接して設けたことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記第2凹部の底面が前記排水構造よりも低くなるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の車体構造。
  4. 前記フードの裏面に、前記アクチュエータの可動部の上面が当接する補強部を設け、
    前記補強部に、開口させた前記フードの開口状態を保持するフードステーを支持させたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の車体構造。
  5. 前記フードの裏面に、前記補強部を裏面側から覆う補強部カバーを設けるとともに、
    前記カバー体の上面に、前記フードを閉じた状態で前記補強部カバーとの間で挟まれて前記排水構造の水が経路外に流出するのを抑制するシール部材を設けたことを特徴とする請求項4に記載の車体構造。
  6. 前記カバー体の上面に、前記フードを閉じた状態で前記フードの裏面側との間で挟まれて前記排水構造の水が経路外に流出するのを抑制するシール部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の車体構造。
  7. 前記カバー体の前記排水構造の上流側に、第2排水路を設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の車体構造。
  8. 前記カバー体は、前記エンジンルーム後縁に沿って車幅方向に延びるカウルボックスの上壁の少なくとも一部を構成し、
    前記カウルボックス内に前記アクチュエータを収容したことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の車体構造。
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