JP5092849B2 - 車両の開閉体構造 - Google Patents

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本発明は、車両の開閉体構造に関する。
従来、車体には、エンジンルームやトランクルームなどにおいて上方に開放する開口部が形成され、それらエンジンルームやトランクルームの車体開口部を、フードリッジやトランクリッドなどの開閉体によって開閉可能に覆っているものがある。
このような車体開口部の開閉体として、それの裏面の車幅方向両側に車両前後方向に延在する補強部材(中空部材)を接合したものがある(例えば、特許文献1参照)。この補強部材は、開閉体を補強する機能を有するのは勿論のこと、補強部材自体に開閉体のヒンジ部を設けて開閉体を開閉支持するようになっている。
特開2001−322565号公報(第3頁、図1)
しかしながら、かかる従来の車両の開閉体構造は、補強部材が開閉体の裏面に接合、つまり、剛結されて開閉体と補強部材とは一体化されている。このため、開閉体に上方から荷重が入力された時に、開閉体の上下方向の変形が補強部材によって抑制されてしまうので、開閉体による荷重吸収量が少なく、開閉体による衝撃緩和効果が低下してしまうことになる。
そこで、本発明は、開閉体に対する補強部材を備える車両の開閉体構造において、開閉体による荷重吸収量が低下するのを抑制することを目的とする。
本発明は、車体に設けた開口部を開閉可能に覆う開閉体と、該開閉体の裏面に取付部材を介して結合し、当該開閉体を前記車体に回動可能に連結するヒンジ部を有する補強部材と、を備え、前記開閉体の開閉側端部を、当該開閉体の閉状態で前記開口部の周縁部に支持させるとともに、前記補強部材の開閉側端部を、前記開閉体の閉状態で前記開口部の周縁部にほぼ水平方向に対向させ、かつ、前記補強部材の開閉側端部と当該端部が対向する前記開口部の周縁部との間に、水平方向に隙間を設け、前記取付部材、前記開閉体に上方から規定値以上の荷重が入力したときに前記開閉体と前記補強部材との結合を解除することを特徴とする。
本発明によれば、開閉体の開閉側端部を開口部の周縁部に支持させたことにより、補強部材の開閉側端部を車体側に支持させることなく開閉体の閉状態を維持できる。そして、開閉体の裏面に補強部材を結合した取付部材が、開閉体に上方から規定値以上の荷重が入力したときに開閉体と補強部材との結合を解除するので、前記荷重に対して開閉体は補強部材の剛性が殆ど影響することなく変形が促進される。したがって、開閉体による荷重吸収量が低下するのを抑制することができる。また、開閉体が閉状態にあるとき、補強部材の開閉側端部が開口部の周縁部にほぼ水平方向に対向しているので、衝突などにより開口部の周縁部が変形した際に、そのときの入力荷重が補強部材に軸力として作用する。これにより、補強部材が軸方向に潰れ変形して入力荷重のエネルギーを効率良く吸収することができる。
また、補強部材の前端部と開口部の周縁部との間に、水平方向に隙間を設けてある。これにより、開閉体に上方から荷重が作用した際に、補強部材の前端部が開口部の周縁部に干渉することなく、ヒンジ部を中心として補強部材の自由な下方回動が許容される。従って、前方からの衝突荷重を補強部材の軸力によってエネルギー吸収を可能とする一方、上述の荷重に対して開閉体の変形を促進して、その荷重のエネルギーの吸収効率をより高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
(第1実施形態)
図1〜図6は、本発明の第1実施形態にかかる車両の開閉体構造を示し、図1は、車体前部の骨格構造を示す車体全体の斜視図、図2は、車体前部の骨格構造を示す要部拡大斜視図、図3は、車体前部の骨格構造を示す平面図、図4は、(a)にフードリッジの開閉状態と(b)にフードリッジに荷重が入力した状態とを示す車体前部の側断面図、図5は、図4(a)中V部の拡大図、図6は、図4(a)中VI部の拡大図である。
図1に示すように、車体1の前部にはエンジンルーム2を配置してあるとともに、車体後部にはトランクルーム3を配置してある。エンジンルーム2の上方に開放する車体開口部としての開口部2aは、開閉体としてのフードリッジ4で開閉可能に覆うとともに、トランクルーム3の上方に開放する開口部はトランクリッド5で開閉可能に覆ってある。
エンジンルーム2は、それの下部の車幅方向両側に車両前後方向に延在する左右一対のサイドメンバ6を配設してあるとともに、それら各サイドメンバ6のほぼ上方に同様に車両前後方向に延在するフードリッジメンバ7をそれぞれ配設してある。左右サイドメンバ6の前端間には、図示省略したバンパステーを介してフロントバンパの図示省略したバンパーレインフォースが取り付けられる。
また、左右のサイドメンバ6の前端部下方には連結部材8を介して車幅方向に延在するラジコアロアビーム9を連結し、そのラジコアロアビーム9の上方に規定距離を隔てて車幅方向に延在するラジコアアッパビーム10を配置してある。それらラジコアロアビーム9とラジコアアッパビーム10とは、サイドメンバ6の内側近傍に配置した左右のサイドポール11によって連結し、それら両ビーム9、10およびサイドポール11によって、図示省略したラジエータユニットを取り付けるラジエータコアサポート12を構成している。
このとき、左右のフードリッジメンバ7の前端部は、サイドアーム13によってラジコアアッパビーム10の左右両端部に連結してある。また、フードリッジメンバ7の基端部(後端部)はフロントピラー14に結合して支持してある。
エンジンルーム2とキャビン15とはダッシュパネル16によって仕切ってあり、そのダッシュパネル16の上端部のダッシュアッパ16aは図示省略したカウルボックスの後側壁を構成する。また、サイドメンバ6とフードリッジメンバ7のダッシュパネル16近傍には、それら両メンバ6、7に跨ってフロントサスペンションのストラットタワー17を結合してある。
そして、上述したエンジンルーム2の開口部2aは、その周縁部をラジコアアッパビーム10、サイドアーム13、フードリッジメンバ7およびカウルボックスの上面に設けた図示省略したカウルトップによって形成してある。
フードリッジ4は、図2、図4(a)に示すように、それの裏面4aに取付部材20を介して補強部材21を結合してあり、その補強部材21にフードリッジ4を車体1に回動可能に連結するヒンジ部22を設けてある。
補強部材21は、図2、図3に示すように、フードリッジ4の車幅方向両側に沿って延在する左右一対の前後部材21Aを備え、それら前後部材21Aの前後端部に取付部材20をそれぞれ配置してある。また、左右一対の前後部材21Aは、一方の前部と他方の後部および一方の後部と他方の前部とを連結するX字状連結部材21Bを介して相互に結合してある。
ヒンジ部22は、前後部材21Aの後端部21rに設けてあり、そのヒンジ部22をフロントピラー14の前側に結合した閉断面柱状の取付部材23に取り付けてある。これにより、図4(a)中2点鎖線に示すように、補強部材21とともにフードリッジ4が開口部2aを開放するように回動する。尚、図4中、24はフロントウインドウガラスであり、6Eはサイドメンバの後端部に結合して図示省略したフロアパネルの下方に潜り込むエクステンションメンバである。
ヒンジ部22は、図5に示すように、前後部材21Aの後端部21rに車幅方向に貫通したピボット軸22aと、取付部材23の左右両側から前方に突出してピボット軸22aの両端部を回転自在に挿通支持するブラケット22bと、によって構成してある。
そして、図4(a)に示すように、フードリッジ4の前端部4fを、そのフードリッジ4の閉状態で開口部2aの周縁部、つまり、本実施形態ではラジコアアッパビーム10の車幅方向中央部にロック部25を介して支持させてある。これにより、フードリッジ4に取付部材20を介して結合した補強部材21の前端部21fも、フードリッジ4の前端部4fを介してラジコアアッパビーム10に支持されることになる。
また、補強部材21の開閉側端部、詳細には左右の前後部材21Aの開閉側端部となる前端部21fを、フードリッジ4の閉状態で開口部2aの周縁部、つまり、上述したラジコアアッパビーム10にほぼ水平方向に対向させてある。このとき、左右の前後部材21Aの前端部21fは、ラジコアアッパビーム10に対向させた際に、左右のサイドポール11の上端部にも対向させてある。
更に、フードリッジ4と補強部材21とを結合した取付部材20は、図4(b)に示すように、フードリッジ4に上方から規定値以上の荷重Fが入力したときに、フードリッジ4と補強部材21との結合を解除する分離構造となっている。この取付部材20の分離構造は、荷重Fによって取付部材20が破断や離脱し、または、取付部材20自体の変形を伴って、フードリッジ4と補強部材21との相対変位を許容する構造である。
補強部材21の前端部21fがラジコアアッパビーム10にほぼ水平方向に対向することを上述したが、それら補強部材21の前端部21fとラジコアアッパビーム10との間には、図6に示すように、前後方向(水平方向)および上下方向にそれぞれ隙間CL1、CL2を設けてある。詳しくは、本実施形態では、補強部材21の前端部21fが対向する開口部2aの周縁部に、その前端部21fを係合する第2の係合部としての切り込み26を設けてある。切り込み26は、開口部2aの周縁部を構成するラジコアアッパビーム10からサイドポール11の上端部に至る後側部に形成してあり、後側面26aと水平面26bとによって断面L字状に形成してある。従って、上述した前後方向の隙間CL1は、ラジコアアッパビーム10の後側面と補強部材21との間の間隔となるが、上下方向の隙間CL2は、切り込み26の水平面26bと補強部材21との間の間隔となっている。
また、図5に示すように、補強部材21のヒンジ部22を配置した側の端部、つまり、前後部材21Aの後端部21rが対向する車体部分である取付部材23に、前後部材21A(補強部材21)の後端部21rを係合する第1の係合部としての凹部27を設けてある。
凹部27は、前後部材21Aの後端部21rが嵌合した際に、その後端部21rが容易に飛び出さない程度に十分な深さdをもって形成してあり、ヒンジ部22の取付状態では、前後部材21Aの後端部21rが凹部27に嵌合した状態となっている。
以上の構成により本実施形態のフードリッジ4によれば、フードリッジ4の開閉側となる前端部4fをラジコアアッパビーム10に支持させたことにより、前後部材21A(補強部材21)の前端部21fを車体1側に支持させることなくフードリッジ4の閉状態を維持できる。
そして、フードリッジ4の裏面4aに補強部材21を結合した取付部材20によって、図4(b)に示したように、フードリッジ4に上方から規定値以上の荷重Fが入力したときにフードリッジ4と補強部材21との結合を解除することができる。従って、フードリッジ4は、荷重Fに対して補強部材21の剛性が殆ど影響することなく変形が促進される。したがって、フードリッジ4による荷重吸収量が低下するのを抑制することができる。
また、フードリッジ4が閉状態にあるとき、前後部材21A(補強部材21)の前端部21fがラジコアアッパビーム10およびサイドポール11の上端部(開口部2aの周縁部)にほぼ水平方向に対向している。このため、前面衝突などによりラジコアアッパビーム10が変形した際に、そのときの入力荷重が前後部材21Aに軸力として作用する。これにより、補強部材21が軸方向に潰れ変形して入力荷重のエネルギーを効率良く吸収することができる。
また、本実施形態では、上記作用効果に加えて、補強部材21の前端部21fとラジコアアッパビーム10との間に、前後方向(水平方向)および上下方向にそれぞれ隙間CL1、CL2を設けてある。これにより、フードリッジ4に上方から荷重Fが作用した際に、補強部材21の前端部21fがラジコアアッパビーム10に干渉することなく、ヒンジ部22を中心として補強部材21の自由な下方回動が許容される。従って、前方からの衝突荷重を補強部材21の軸力によってエネルギー吸収を可能とする一方、上述の荷重Fに対してフードリッジ4の変形を促進して、その荷重Fのエネルギーの吸収効率をより高めることができる。
また、本実施形態では、補強部材21のヒンジ部22を配置した側の端部が対向する取付部材23に、前後部材21A(補強部材21)の後端部21rを係合する凹部27を設けてある。これにより、前面衝突により衝突荷重が前後部材21Aの軸力として入力した際に、前後部材21Aの後端部21rが凹部27に嵌合されてその移動を拘束できるため、その後端部21rのズレを抑制して前後部材21Aの軸方向の潰れ変形を促進し、衝突荷重のエネルギー吸収効率をより高めることができる。
また、本実施形態では、前後部材21A(補強部材21)の前端部21fが対向するラジコアアッパビーム10およびサイドポール11の上端部に、その前端部21fを係合する切り込み26を設けてある。これにより、前面衝突時にラジコアアッパビーム10が変形して前後部材21Aの前端部21fに当接した際には、その前端部21fに切り込み26が係合するため、前後部材21Aの後端部21rがラジコアアッパビーム10から離脱するのを効果的に抑制できる。従って、ラジコアアッパビーム10から前後部材21Aひいては補強部材21に衝突荷重を効率良く伝達することができる。
また、本実施形態では、補強部材21は、フードリッジ4の車幅方向両側に沿って延在する左右一対の前後部材21Aを備え、それら前後部材21Aの前後端部に取付部材20をそれぞれ配置してある。これにより、左右の前後部材21Aによってフードリッジ4の車幅方向両側を補強できるため、フードリッジ4の強度を効率良く確保しつつ薄肉化が可能となり、軽量化を達成することができる。また、取付部材20を前後部材21Aの前後端部に配置したことにより、取付部材20の少ない数で補強部材21とフードリッジ4とを結合できるとともに、荷重Fに対して変形し易い領域をフードリッジ4の中央部分に広く設けることができる。
また、本実施形態では、左右一対の前後部材21AをX字状連結部材21Bを介して相互に結合したので、左右の前後部材21Aの結合強度を増大してフードリッジ4の補強効果をより高めることができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態にかかる車体前部の骨格構造を示す要部拡大斜視図である。なお、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態のフードリッジ4Aは、基本的に第1実施形態のフードリッジ4と同様に、裏面4aに取付部材20を介して補強部材21を結合し、その補強部材21にヒンジ部22を設けてあり、かつ、補強部材21は、前後端部に取付部材20をそれぞれ配置した左右一対の前後部材21Aを備えている。
本実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、左右一対の前後部材21Aを、それぞれの開閉側端部となる前端部21f同士を連結する直線状連結部材21Cを介して相互に結合したことにある。前後部材21Aと直線状連結部材21Cとのそれぞれの結合部分は、筋交い21Dによって補強してある。
勿論、本実施形態にあっても、取付部材20は、フードリッジ4に上方から規定値以上の荷重Fが入力したときに、フードリッジ4と補強部材21との結合を解除する分離構造となっている。
また、補強部材21の前端部21fとラジコアアッパビーム10との間には、前後方向(水平方向)および上下方向にそれぞれ隙間を設けてあり、かつ、補強部材21の前端部21fが対向するラジコアアッパビーム10からサイドポール11の上端部に至る後側部に切り込み26を設けてあるとともに、前後部材21Aの後端部21rが対向する取付部材23に、その後端部21rを係合する凹部27を設けてある。
従って、本実施形態のフードリッジ4Aは、第1実施形態と同様の作用効果を奏するのは勿論のこと、特に、本実施形態では左右一対の前後部材21A同士を直線状連結部材21Cを介して相互に連結したので、第1実施形態に比較して軽量化を達成することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、車体前部のエンジンルーム2に設けたフードリッジ4に限ることなく、車体後部のトランクルーム3に設けたトランクリッド5にあっても本発明を適用することができる。尚、このように本発明をトランクリッド5に適用した場合は、第1・第2実施形態に対して車両の前後方向の関係が逆となる。
本発明の第1実施形態にかかる車体前部の骨格構造を示す車体全体の斜視図。 本発明の第1実施形態にかかる車体前部の骨格構造を示す要部拡大斜視図。 本発明の第1実施形態にかかる車体前部の骨格構造を示す平面図。 本発明の第1実施形態にかかり(a)にフードリッジの開閉状態と(b)にフードリッジに荷重が入力した状態とを示す車体前部の側断面図。 図4(a)中V部の拡大図。 図4(b)中VI部の拡大図。 本発明の第2実施形態にかかる車体前部の骨格構造を示す要部拡大斜視図。
符号の説明
1 車体
2 エンジンルーム
2a 開口部
4 フードリッジ(開閉体)
4a フードリッジの裏面
4f フードリッジの前端部(フードリッジの開閉側端部)
10 ラジコアアッパビーム(開口部の周縁部)
20 取付部材
21 補強部材
21f 補強部材の前端部(補強部材の開閉側端部)
21A 前後部材
21B X字状連結部材
21C 直線状連結部材
22 ヒンジ部
26 切り込み(第2の係合部)
27 凹部(第1の係合部)
CL1、CL2 隙間
F 荷重

Claims (7)

  1. 車体に設けた開口部を開閉可能に覆う開閉体と、
    前記開閉体の裏面に取付部材を介して結合し、当該開閉体を前記車体に回動可能に連結するヒンジ部を有する補強部材と、
    を備え、
    前記開閉体の開閉側端部を、当該開閉体の閉状態で前記開口部の周縁部に支持させるとともに、
    前記補強部材の開閉側端部を、前記開閉体の閉状態で前記開口部の周縁部にほぼ水平方向に対向させ、かつ、
    前記補強部材の開閉側端部と当該端部が対向する前記開口部の周縁部との間に、水平方向に隙間を設け、
    前記取付部材は、前記開閉体に上方から規定値以上の荷重が入力したときに前記開閉体と前記補強部材との結合を解除することを特徴とする車両の開閉体構造。
  2. 前記補強部材の開閉側端部と当該端部が対向する前記開口部の周縁部との間に、上下方向に隙間を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両の開閉体構造。
  3. 前記補強部材のヒンジ部を配置した側の端部が対向する車体部分に、当該補強部材の端部を係合する第1の係合部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両の開閉体構造。
  4. 前記補強部材の開閉側端部が対向する前記開口部の周縁部に、当該開閉側端部を係合する第2の係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両の開閉体構造。
  5. 前記補強部材は、前記開閉体の車幅方向両側に沿って延在する左右一対の前後部材を備え、それら前後部材の前後端部に前記取付部材をそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の開閉体構造。
  6. 前記左右一対の前後部材は、一方の前部と他方の後部および一方の後部と他方の前部とを連結するX字状連結部材を介して相互に結合したことを特徴とする請求項5に記載の車両の開閉体構造。
  7. 前記左右一対の前後部材は、それぞれの開閉側端部同士を連結する直線状連結部材を介して相互に結合したことを特徴とする請求項5に記載の車両の開閉体構造。
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