JP6332770B2 - 取っ手付き鍋蓋およびその生産方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表面に取り付けられるとともに当該表面の外側に方向付けられた蓋の取っ手を有するガラス製の鍋蓋に関する。当該蓋の取っ手は、接着接続によってガラス表面に接続されている。
従来、例えばスクリューを用いたり、ボルトも用いたりして、取っ手を鍋蓋に取り付けることが知られている。 概して、かような取っ手は、回転対称デザインを有する取っ手ノブ等で構成されており、中心で取り付けが実現されている。
取っ手は、弓型取っ手として構成されてもよい。それは、確実に位置決めする機構と取り付けおよび回転不能な取り付けを達成すべく、後者を鍋蓋へ二つの取り付け点で取り付けることが求められる。
通常、これらの取っ手、すなわち弓型取っ手および取っ手ノブの両方、ノブはボスとも呼ばれるが、の接続はスクリュー接続の形で実現される。
しかしながら、ガラス蓋とステンレススチール取っ手との組み合わせの材料に対しては特に、従来から困難性が生じていた。ステンレススチール取っ手を、例えばノブの形で、ガラス蓋に接続するには、ノブを穴を通ってガイドすべくまず穴をガラス表面に導入する必要があり、これにはスクリューが設けられる。通常、穴を通ってガイドされるスクリューは、ナットと一緒に螺合される。弓型取っ手が設けられる場合には、当然に二つの穴が導入されなければならず、それによりそれらの穴を介してガイドされたスクリューにより両方が取り付けられ得る。
これは特に以下により不利である。
− 穴を導入するために、ガラスを加工する追加の処理が必要である。
− 貫通スクリューは熱伝導をよくするので、取っ手を熱くする。
− ガラスの典型的な性質により、穴の位置に関連する公差が大きい。
− 蓋の内側のスクリュー/ナットは立ち上がり部を有し、そこにおいてよごれが簡単に取り付き得る。
− 取っ手を熱的に隔離すべく、かつ、取っ手内/上に凝集水がたまるのを防ぐべく、かつ、未封止の場所ゆえに食洗機内で水がたまって当該食洗機から取り出すときに滴り落ちるのを防ぐべく、ナットに加えて、料理中に蒸気が貫流するのを防ぐ封止部材が必要である。
この観点から、本発明の目的は、貫通孔を扱うことなく新規なガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続を製造すること、および、このガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続が耐熱衝撃性および食洗機適合性のような鍋蓋の典型的な性質をすべて有することを意図したものであり、食材との接触が好適であることである。
加えて、ガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続は、視覚的に訴えかけるべきである。
本発明は、外向きにその表面に取り付けられた蓋の取っ手を有するガラス製の鍋蓋であって、蓋の取っ手の下側が少なくとも一つのスペーサによってガラス表面に接続され、スペーサが蓋の取っ手の下側とガラス蓋の外表面との間に少なくとも一つの空洞部を規定し、空洞部には蓋の取っ手をガラス表面に接続する接着剤が少なくとも部分的に充填される、ことにより実現される。従属項は、有利な発展形を明らかにする。
さらに、本発明は、特許の請求項12の特徴を有する上述のガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続を生産するための方法に関する。
本発明による解決手段により、いまや初めて、高い耐熱性、食洗機対応性、と同時に耐熱衝撃性でもある接続となる、ガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続が利用可能となった。本発明による解決手段は、蓋の内側に、取り付部材の凸部が現れないので、視覚的に訴えかけるということによっても、さらに、差別化される。
本発明による解決手段でガラス加工に対して追加の処理はなく、かつ、貫通スクリュー、または、ナットおよび封止環のような取り付けのための追加的な部材も要求されない、という事実の結果として、非常に簡便な技術的な手法による解決手段が利用可能であって、それは同時に経済的である。
本発明による解決手段の場合において、これによって、スペーサは蓋の取っ手の下側の外周を囲う環として構成されるとすれば好ましい。結果として、ガイドされる領域は制限される。好ましくはシリコーン環として構成された環は、同時に、例えば接続の傾きに関し、強固性を確実にする機能をも有し、さらに、人手の影響(ナイフ)または媒体(ディッシウォッシャー)等による、損傷から接着接続を保護するという機能をも有する。 本発明はこれによってもちろん、異なる環の形状および環の材料に関する実施形態の全てを含む。シリコーン環が好ましいが、しかしながら、本発明は基本的に、環に対して、高い耐熱性、食洗機対応性および耐熱衝撃性の他の材料を備えていてもよい。その選択は、ここでは当業者の自由裁量に委ねられる。環はこれによって、円または楕円の断面を有してもよい。基本的に、方形断面も可能である。いずれの場合にも、スペーサは、環の形で、取っ手の下側の外周を完全に取り囲むことが好ましく、また、視覚的に訴えかける解決手段が外観に生成されるように、および、環が好ましくは取っ手の複数の側端を同一面の封止を形成するように、環がその寸法決めについて、対応して適合されていることが好ましい。
上述した解決手段の代替として、本発明は加えて、蓋の取っ手の下側に適合されたスペーサ板として構成されたスペーサを提案する。このスペーサ板は、今度は、完全にまたは部分的に接着剤で充填する目的で設けられた少なくとも一つの空洞部を持たねばならない。本発明によれば、スペーサ板はこれによって、一体または多体構成のいずれかであってよく、これにより、本発明によれば、そのようなスペーサ板は一つ、二つ、または、複数の別個の構成から形成されることが理解される。そのようなスペーサ板は、それゆえ組み立てスペーサ板とも呼ばれうる。スペーサ板はこれによって、少なくとも一つ、好ましくは2つから4つの空洞部を有してもよい。スペーサ板の内側に空洞部を少なくとも一つ有する実施形態の利点は、より少ない接着で動作が行われ、かつ、それゆえスペーサ板に導入された空洞部を介してのみ接着接続が行われる、という事実にある。
スペーサ板の寸法決めはこれによって、以下のように構成されてもよい。すなわち、いまやノブまたは弓型取っ手のいずれで構成されても、蓋の取っ手の下側に正確に適合されるようにする、または、スペーサ板がより大きな構成であってそして外側に立ったビーズを形成するようにする。しかしながら、いずれの場合においても、接続を確実ならしめるべく、少なくとも一つの空洞部がスペーサ板の内側に配置されることが本質的である。
そのようなスペーサ板は、これによっていかなるプラスチック材料から作られてもよい。射出成型品がここでは好ましい。スペーサ板の材料を選択する場合に、スペーサ板が高い耐熱性、食洗機対応性および耐熱衝撃性となるように材料の選択がなされることが改めて考慮されるべきである。そのようなスペーサ板を形成するための対応する材料は、当業者に知られている。例えば、このスペーサ板は、ポリプロピレン(PP),ポリエチレン(PE)またはポリカーボネートからなることができる。
本発明のさらなる実施形態は、いまや追加的な接続のために、少なくとも一つのタブを取っ手の下側に配置することを提案する。本発明によれば、取っ手の下側に配置され、かつ、それらが接着剤に浸漬するように寸法決めされかつ配置される、複数の立ち上がり部であるタブが理解される。この解決手段は、接着剤の量が変化する場合に確実な接続が保証されるという利点を有する。本発明はこれによって、下側に配置された少なくとも2つ、ただし10までのタブを有する実施形態を含み、それぞれにおいて、タブすなわち立ち上がり部の寸法決めは、それらが接着剤に浸漬されるのに適するように構成されることが本質的である。
スペーサにより定義される一つの空洞部または複数の空洞部は、接着で完全にすなわちそれらの上端まで充填されてもよい。しかしながら、接着剤が空洞部に部分的にのみ充填されるという解決手段が好ましい。結果として、本発明によるガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続の組み立て中に、接着剤が押し出されて、その結果乱雑な接着接続となる、ことを防ぐことができる。
本発明に用いられうる接着の場合、シリコーン接着剤が好ましい。シリコーン接着剤はこれによって、連続的な温度の少なくとも−40°Cから+50°Cの温度幅、好ましくは−40°Cから+250°Cの温度幅を含むべきである。これらの接着剤は、(酢酸に基づく)凝集架橋であり、それらは、一方の要素が、他方の要素の廃棄物の大部分を集める2液型接着剤に関連するので、それゆえ、分解産物を非常に少量しか出さない。
本発明によれば、追加的な架橋シリコーン接着剤が用いられてもよく、それらは基本的に分解産物を生成しないという利点を有する。
上記したシリコーン接着剤とは別に、本発明によれば、ステンレススチールのような金属をガラスに結合することができる他のあらゆる接着剤も適している。
さらに、本発明は、上記したガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続を生成する方法に関する。
本発明によれば、この目的のために、スペーサをガラス蓋等の上に直接的に注入する、または、スペーサがガラス蓋の上に配置され、接着剤の第1の量すなわち第一接着層を用いてガラス蓋の表面に接続されること、が提供される。さらなる動作において、スペーサがすでにガラス蓋にしっかり接続されている場合に、接着剤は一度の動作かまたは複数回の動作でも導入されることができ、それにより取っ手が直接的にまたはタブを用いて表面に接続される。スペーサがすでに第一接着層を用いて接続されている場合に、次の動作で第二接着層も適用される必要があり、それに続いて、蓋の取っ手は接着層に接続される必要がある。
本発明はこの後、5つの図面でより詳細に記載される。
従来技術による、ノブの形で当該蓋の取っ手をガラス蓋に接続する構成および接続手法を概略的に示す。 接着を用いた本発明による、ガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続の実施形態を概略的に示す。 付加的なタブを用いた本発明による、ガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続のさらなる実施形態を示す。 スペーサ板用いた接続手法の本発明による実施形態を示す。 5A、5Bおよび5Cの順に、ノブの形で、蓋の取っ手を蓋のガラス表面に接続するための方法を示す。
図1はいまや、鍋蓋11を概略的に示す。ノブ1を鍋蓋11のガラス表面2に接続するのに要求されるそれの個々の構成要素は図1のaに示されている。鍋蓋11はこれによって、ノブ1の下側7に配置されたスクリュー4を介してガイドするために配された貫通孔3を有する。接続のためには、ノブ1はそのスクリュー4とともに、貫通開口3に誘導されて、それによりナット20に接続されることが必要である。
図1から明らかな通り、従来技術の実施形態では、一方で、それゆえに貫通孔3が鍋蓋11のガラス表面2に導入されることが要求される。典型的なガラスの性質によって、この穴には実際若干の許容誤差があるので、貫通開口内のスクリューを常にしっかりと保持する結果となるわけではない、という理由でこれは問題がある。さらに、それゆえに、スクリュー4はガラス表面2を介してガイドされており、かつ、後者は内面の高温な媒質に接触しているという事実の結果として、温度伝導度が良好な結果となり、ノブ1が加熱される、という不利な点がある。さらに、蓋の内側のスクリュー/ナットは立ち上がり部となるので、よごれがそこに溜まりえるという不利な点がある。
それゆえ、図1は、従来技術による接続が完全に技術的に機能する解決手段をもたらさないこと、および、加えて製造が複雑である、ということを明らかに示している。
図2ではいまや、ガラス蓋−ステンレススチール取っ手接続は断面が概略的に示されている。図2では、取っ手1がノブとして構成され、実質的に回転対称デザインを有する、本発明の実施形態が表されている。本発明によれば、ステンレススチール取っ手1が、接着剤5を用いて鍋蓋11が下側7で表面2にまさに接続されている。これによって、スペーサ6が設けられ、それはシリコーン環の形で構成され、図2による実施形態では、ノブ1の下側7の外周を完全に取り囲む、ということが本発明にとって本質的である。スペーサ6により規定される空洞部12は、本発明によれば、例示の場合においてシリコーン接着剤である接着剤5で充填される。接続は、結果的に、高い耐熱性、食洗機対応性および耐熱衝撃性が保証される。スペーサ6は図2による実施形態では方形断面を有し、加えて、接続の傾きに関して強固性を確実にする機能をさらに有し、人手の影響または媒質による損傷から接着接続を保護するという機能も有する。
本発明によれば、達成が非常に簡単な技術的な手続きの解決手段が初めて利用可能となり、その解決手段が、加えて、従来技術の不利な点を解消し、さらにそれゆえに使用時の技術的な要求をすべて満たす利用可能な接続をなし、さらに加えてその製造が経済的である。
図3のaにおいて、図3はシリコーン環6によるノブ1の全表面接着を示しており、これはすでに図2でより詳細に記載されている。これに比べて、図3のbは、タブ8、8'を用いた接着を示しており、ここにおいて、接着剤5は環6で囲われた空洞部を完全に満たしてはいない。タブ8、8'は立ち上がり部の形でノブ1の下側7に構成されており、シリコーン環6で形成された空洞部12に位置する接着剤5に係合する目的で今や設けられている。この実施形態に対しては、これによって、空洞部を完全に満すように接着剤5の量が選択されることはもはや要求されない。なぜなら、実際、接続は接着剤5に浸漬しているタブ8、8'によって保証されるからである。この実施形態の利点は、以下の事実にある。完全な充填に対して実際に必要とされるのよりも少ない量が接着剤5の計量中に提供され得るので、接着剤は押し出されて消耗されない。それゆえに接着がタブ8、8'などで保証されるならば、接着剤の量、スペーサの高さ、体積の少なくともいずれか一つの変化は補償され得る。
図4はいまや、スペーサ板13がスペーサとして設けられた実施形態を示す。スペーサ板13はこれによってガラス蓋11のガラス表面2上に配置され、かつ、三つの空洞部12、12'、12''を有する。本発明によれば、2つだけの空洞部または三つより多い空洞部を設けることさえ、当然に可能である。この実施形態で、ノブ1のガラス蓋11の表面2への接着は、空洞部12、12'、12''内に位置する接着剤の量で影響を受ける。確実な接着のために、その上さらに、図4のbに示されるように、これによってノブ1がその下側にタブ8、8'、8''を有するように設けられてもよい。これらのタブはそれで空洞部12、12'、12''に正確に係合し、結果的に確実な接続が保証される。
図5はいまや、a)、b)およびc)の図の順序で、本発明による接続の製造方法を示している。
本発明によれば、この目的で、第一のステップにおいて、スペーサ6がここではシリコーン環の形でガラス表面2上に配置される。この後、接着剤5の第一の薄い層が塗布され、環6のガラス表面2への固定が達成される。第二のステップにおいて、第一接着層の接着層5の硬化の後に、第二接着層5が塗布される。第二接着層5の未だ未硬化状態中に、下側7に配置されたタブ8とともにノブ1が今や未だ未硬化の接着層5に押し込まれる。
この実施形態は、スペーサを超えた、すなわち、スペーサ6とノブ1の下側7との間の、または、ガラス表面2とスペーサ6との間の、シリコーン接着剤が押し出されないという利点を有する。本発明によれば、その方法を、第一の動作(不図示)においてスペーサ6がガラス表面2上に注入されて、第二の動作において接着剤が導入され、それによりノブの下側7に配置されたタブ8で接続が生じる、というように変形することもちろん可能である。

Claims (12)

  1. その表面に外側を向いて取り付けられ、蓋の取っ手を有する、ガラス製の鍋蓋であって、
    前記蓋の取っ手の下側が前記ガラス表面に少なくとも一つのスペーサで接続され、前記スペーサは前記蓋の取っ手の前記下側と前記ガラス蓋の前記外表面との間に少なくとも一つの空洞部を規定し、前記少なくとも一つの空洞部は、前記蓋の取っ手を前記ガラス表面に接続する接着剤で少なくとも部分的に充填されており、
    前記蓋の取っ手はステンレススチールから作られ、前記スペーサは前記蓋の取っ手の前記下側の外周を囲うシリコーン環として構成される、鍋蓋。
  2. 前記スペーサは前記蓋の取っ手の前記下側に適合しかつ少なくとも一つの空洞部を有するスペーサ板として構成される、請求項1に記載の鍋蓋。
  3. 前記スペーサ板は一体または多体構成である、請求項に記載の鍋蓋。
  4. 前記蓋の取っ手の下側には、前記少なくとも一つの空洞部に位置する接着剤に結合した少なくとも一つのタブが設けられる、請求項1からのいずれか1項に記載の鍋蓋。
  5. 前記接着剤の量は、少なくとも一つの空洞部が完全に充填されるように選択される、請求項1からのいずれか1項に記載の鍋蓋。
  6. 前記接着剤の量は、少なくとも一つの空洞部が部分的にのみ充填されるように選択される、請求項1からのいずれか1項に記載の鍋蓋。
  7. 前記蓋の取っ手は、ノブの形でまたは弓型取っ手として構成される、請求項1からのいずれか1項に記載の鍋蓋。
  8. 前記蓋の取っ手は実質的に断面円形のノブとして構成される、請求項に記載の鍋蓋。
  9. 重合接着剤、重縮合接着剤、または、重付加接着剤が接着剤として用いられる、請求項1からのいずれか1項に記載の鍋蓋。
  10. 前記接着剤は、シリコーン系の2液型接着剤である、請求項に記載の鍋蓋。
  11. その表面に外側を向いて取り付けられ、蓋の取っ手を有する、ガラス製の鍋蓋であって、
    前記蓋の取っ手の下側が前記ガラス表面に少なくとも一つのスペーサで接続され、前記スペーサは前記蓋の取っ手の前記下側と前記ガラス蓋の前記外表面との間に少なくとも一つの空洞部を規定し、前記少なくとも一つの空洞部は、前記蓋の取っ手を前記ガラス表面に接続する接着剤で少なくとも部分的に充填されており、
    前記蓋の取っ手はステンレススチールから作られ、前記スペーサはプラスチック材料から作られており、
    前記スペーサは前記蓋の取っ手の前記下側に適合しかつ少なくとも一つの空洞部を有するスペーサ板として構成され、
    前記スペーサ板は、2またはそれよりも多くの空洞部を有し、
    前記蓋の取っ手の前記下側には、前記2またはそれよりも多くの空洞部に位置する接着剤に結合した少なくとも一つのタブが設けられる、鍋蓋。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の、接着された蓋の取っ手を有する鍋蓋を生産する方法であって、
    )前記ガラス蓋の上に前記スペーサを直接的に注入し、または、
    )前記スペーサを前記ガラス蓋の前記表面に第一接着層により接続し、
    b)前記a)方法に対して、その後硬化した前記接着層の上にさらなる層を塗布し、または、前記a)の方法に対して、接着層を塗布し、および、
    c)前記蓋の取っ手を前記接着層に接続する、方法。
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