JP6330657B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、上方に開放される開口部を有する本体ケーシングと、本体ケーシングの上端部に設けられ、開口部を開閉するトップカバーとを備える画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、トップカバーを開くことにより開口部が開放され、開口部を介して、カートリッジの交換や詰まった用紙の除去などのメンテナンスがなされる。そのため、メンテナンス作業時に不意にトップカバーが閉鎖することを抑制することが望まれている。
そこで、例えば、トップカバーを、開口部を開放する開放位置に維持するロック機構を備えるプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、そのようなプリンタでは、ロック機構のロック部材が、ばね部材により上方に向かって付勢され、トップカバーの当接部に下方から当接することにより、トップカバーを開放位置に維持する。
特開2014−115573号公報
しかるに、特許文献1に記載のプリンタでは、ロック機構が、本体ケーシングのリヤフレームに支持されており、トップカバーが、本体ケーシングの1対のサイドフレームに揺動可能に支持されている。
このような構成では、リヤフレームが、ロック部材を上方に付勢するばね部材の付勢力により、変形してしまう場合がある。
そこで、本発明の目的は、フレームの変形を防止することができる画像形成装置を提供することにある。
(1)本発明の画像形成装置は、筐体と、筐体の上方を覆う閉位置と、筐体の上方を開放する開位置とに揺動可能に設けられる開閉部材と、筐体および開閉部材のいずれか一方に設けられる軸部と、筐体および開閉部材のいずれか他方に設けられ、軸部を受ける軸受部と、開閉部材を開位置に維持するロック機構と、を備えている。開閉部材は、開位置に配置される状態において、ロック機構に当接される当接部を備え、ロック機構は、開閉部材が開位置に配置されるときに、当接部に当接して、開閉部材の開位置から閉位置への揺動を規制するロック部材と、ロック部材を当接部に向かって付勢する付勢部材と、を備えている。筐体は、記録媒体を搬送する搬送部を備えるフレームを有し、フレームは、軸部および軸受部のいずれか一方と、ロック機構とを支持している。
このような構成によれば、ロック部材が、付勢部材により当接部に向かって付勢されており、開位置にある開閉部材の当接部に当接して、開閉部材の開位置から閉位置への揺動を規制する。そのため、開閉部材を開位置に維持することができる。
また、筐体のフレームが、軸部および軸受部のいずれか一方と、ロック機構とを支持しているので、軸部および軸受部のいずれか一方およびロック機構のそれぞれが、互いに異なる部材に支持されている場合と比較して、軸部および軸受部のいずれか一方と、ロック機構とを容易に近傍に配置することができる。そのため、簡易な構成でありながら、開閉部材の揺動支点と、ロック機構とを近傍に配置することができ、搬送部を備えるフレームが、ロック部材を付勢する付勢部材の付勢力により、変形することを抑制できる。その結果、記録媒体の搬送精度の向上を図ることができる。
(2)また、搬送部は、軸部の軸線方向と平行な第1方向に延びる搬送領域に位置しており、ロック機構と、軸部および軸受部とは、第1方向において、搬送領域内に位置していてもよい。
このような構成によれば、ロック機構と、軸部および軸受部とが、第1方向において、搬送領域内に位置しているので、画像形成装置の第1方向における小型化を図ることができる。
また、ロック機構と、軸部および軸受部とが、第1方向において、搬送領域内に位置していても、ロック機構と、軸部および軸受部のいずれか一方とが、筐体のフレームに支持されているので、フレームの変形を抑制でき、ひいては、搬送領域に位置する搬送部の変形を抑制できる。
(3)また、画像形成装置は、現像剤像を担持する感光体と、現像剤像を感光体から記録媒体に転写する転写装置と、転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置と、を備えていてもよい。この場合、搬送部は、転写装置と定着装置との間に配置される。
しかるに、転写装置から定着装置に向かう記録媒体は、現像剤像が定着されていないため、リヤフレームが変形して、記録媒体の搬送精度が低下すると、現像剤像のズレなどの画像形成不良が生じる場合がある。
この点、上記の構成によれば、搬送部を有するフレームの変形が抑制されているので、搬送部は、転写装置から定着装置に向かって、記録媒体を精度よく搬送できる。そのため、画像形成不良が生じることを抑制できる。
(4)フレームは、ロック部材が上下方向に沿って移動可能となるように、ロック部材を支持する支持部と、軸部および軸受部のいずれか一方を支持し、かつ、支持部から連続して、開閉部材へ向かって延びる第1基部と、を備えていてもよい。
このような構成によれば、ロック部材を支持する支持部と、軸部および軸受部のいずれか一方を支持する第1基部とが連続しているので、ロック部材と、軸部および軸受部のいずれか一方とを確実に近傍に配置でき、ひいては、ロック部材と、開閉部材の揺動支点とを確実に近傍に配置することができる。そのため、搬送部を備えるフレームが、変形することを確実に抑制できる。
(5)第1基部は、ロック部材の側部に沿って、ロック部材を案内する第1案内部を備え、軸部および軸受部のいずれか一方は、第1案内部の上方において第1基部に設けられていてもよい。
このような構成によれば、第1基部の第1案内部が、ロック部材を案内するので、ロック部材の円滑な移動を確保することができる。
また、軸部および軸受部のいずれか一方が、第1案内部の上方において第1基部に設けられるので、第1方向において、開閉部材の揺動支点と、ロック部材とをより一層確実に近傍に配置することができる。
(6)フレームは、ロック部材に対して第1案内部と反対側に設けられ、かつ、ロック部材の側部に沿って開閉部材に向かって延びる第2案内部を有していてもよい。
このような構成によれば、第2案内部が、ロック部材に対して第1案内部と反対側に設けられ、かつ、ロック部材の側部に沿って開閉部材に向かって延びているので、ロック部材の移動を案内することができる。そのため、ロック部材の安定した移動を確保することができる。
(7)軸部は、複数設けられており、複数の軸部のそれぞれは、軸部の軸線方向において、同一の方向に突出していてもよい。
このような構成によれば、複数の軸部のそれぞれが、軸線方向において同一方向に突出しているので、軸部が対応する軸受部に受け入れられるように、開閉部材を軸線方向に移動させれば、複数の軸部を一括して対応する軸受部に受け入れさせることができる。
そのため、筐体に対する開閉部材の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
(8)軸部の軸線は、軸部の軸線方向から見たときに、ロック部材と上下方向に重なるように配置されていてもよい。
このような構成によれば、軸線方向と上下方向との両方向と直交する方向において、軸部の軸線、つまり、開閉部材の揺動支点と、ロック部材とをより一層確実に近傍に配置することができる。
(9)当接部は、第1当接部と、軸部の軸線方向と平行な第1方向に間隔を空けて配置される第2当接部とを有し、ロック機構は、第1当接部に対向する第1ロック機構と、第2当接部に対向する第2ロック機構と、を備えていてもよい。この場合、画像形成装置は、第1ロック機構の側部に設けられる第1基部と、第2ロック機構の側部に設けられる第2基部と、を備えている。
このような構成によれば、当接部が、第1方向に互いに間隔を空けて配置される第1当接部および第2当接部を備え、ロック機構が、第1当接部および第2当接部に対応する第1ロック機構および第2ロック機構を備えているので、開閉部材をより一層確実に開位置に維持できる。
(10)軸部および軸受部のそれぞれは、複数設けられ、第1基部は、第1ロック機構に対して、少なくとも第1方向の外方に配置され、かつ、複数の軸部および複数の軸受部のうち、少なくとも1つを有し、第2基部は、第2ロック機構に対して、少なくとも第1方向の外方に配置され、複数の軸部および複数の軸受部のうち、少なくとも1つを有していてもよい。
このような構成によれば、第1ロック機構および第2ロック機構のそれぞれに対して、第1方向の外方において、フレームと開閉部材とが接続される。そのため、フレームと開閉部材とが、第1ロック機構および第2ロック機構のそれぞれに対して、第1方向の内方において接続される場合と比較して、フレームが変形することを確実に抑制できる。
(11)また、画像形成装置は、外部機器と接続するように構成される外部接続部を備えていてもよい。この場合、外部接続部は、軸部の軸線方向と平行な第1方向から見て、少なくとも一部が、ロック機構と重なるように配置され、開閉部材が開位置にあるときに、第1方向および上下方向の両方向と直交する第2方向から見て露出している。
このような構成によれば、外部接続部が、第1方向から見て、ロック機構と重なるように配置されていても、外部接続部は、開閉部材が開位置にあるときに、第2方向から見て露出している。そのため、外部接続部に外部機器が接続された状態においても、開閉部材を開位置に配置することができる。その結果、外部接続部の設計の自由度を確保することができる。
本発明の画像形成装置では、開閉部材を開位置に維持できながら、記録媒体の搬送精度の向上を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの中央断面図を示す。 図2Aは、図1に示すプリンタを右後方から見た斜視図であって、トップカバーが閉位置にある状態を示す。図2Bは、図1に示すプリンタを右後方から見た斜視図であって、トップカバーが開位置にある状態を示す。 図3は、図2Aに示すプリンタを左後方から見た斜視図であって、リアカバーを除いた状態を示す。 図4は、図3に示すリアフレームの背面図を示す。 図5Aは、図3に示すロック部材を右後方から見た斜視図を示す。図5Bは、図5Aに示すロック部材の右側面図を示す。 図6Aは、図1に示すリヤフレームに対するトップカバーの組み付けを説明するための説明図であって、トップカバーの組み付け前の状態を示す平断面図である。図6Bは、図6Aに続いて、トップカバーの組み付け途中の状態を示す平断面図である。図6Cは、図6Bに続いて、トップカバーの組み付けが完了した状態を示す平断面図である。 図7は、図6Cに示すリヤカバーおよびトップカバーを、左前方から見た斜視図である。 図8は、図7に示すプリンタのA−A断面図であって、トップカバーが閉位置にある状態を示す。 図9は、図7に示すプリンタのA−A断面図であって、トップカバーが、閉位置と開位置との間にある状態を示す。 図10は、図7に示すプリンタのA−A断面図であって、トップカバーが開位置にある状態を示す。
1.プリンタの全体構成
画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、図1に示すように、筐体の一例としての本体ケーシング2と、給紙部3と、画像形成部4とを備えている。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面左方を後方とし、図1における紙面右方を前方とする。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とし、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。また、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。すなわち、前後方向および左右方向のそれぞれが水平方向であり、上下方向が鉛直方向である。また、左右方向が軸線方向および第1方向の一例であり、前後方向が第2方向の一例である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有しており、カートリッジ開口部5と、開閉部材の一例としてのトップカバー7と、用紙開口部6と、給紙カバー8とを備えている。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部に配置されており、本体ケーシング2の上端部を上下方向に貫通している。つまり、本体ケーシング2は、上方に向かって開放されている。
トップカバー7は、本体ケーシング2の上端部に配置されており、図8および図10に示すように、その後端部を支点として、本体ケーシング2の上方を覆い、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉位置と、本体ケーシング2の上方を開放し、カートリッジ開口部5を開放する開位置とに揺動可能である。
用紙開口部6は、図1に示すように、本体ケーシング2の前端部における下方部分に配置されており、本体ケーシング2の前端部を、前後方向に貫通している。
給紙カバー8は、本体ケーシング2の前端部に配置されており、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する閉位置と、用紙開口部6を開放する開位置とに揺動可能である。なお、図1において、閉位置に配置されるトップカバー7および給紙カバー8を実線にて示し、閉位置と開位置との間に配置されるトップカバー7および給紙カバー8を仮想線にて示す。
(2)給紙部
給紙部3は、記録媒体の一例としての用紙Pを、画像形成部4に供給するように構成されており、本体ケーシング2内の下方部分に収容されている。給紙部3は、用紙載置部9と、給紙フレーム14と、ピックアップローラ11と、分離ローラ12と、分離ホルダ23と、給紙パッド13とを備えている。
用紙載置部9は、本体ケーシング2内の底部に配置されており、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。そして、用紙Pは、給紙カバー8が開位置に配置された状態において、その前方部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後方部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
給紙フレーム14は、用紙載置部9の後端部の上方に間隔を空けて配置されている。給紙フレーム14の後面は、上下方向に延びる搬送パス14Aとして構成されている。ピックアップローラ11は、給紙フレーム14の下端部に回転可能に支持されており、用紙載置部9の後端部の上方に配置されている。分離ローラ12は、給紙フレーム14の下端部に回転可能に支持されており、ピックアップローラ11に対して後方に配置されている。分離ホルダ23は、分離ローラ12に対して後下方に僅かに間隔を空けて配置されている。給紙パッド13は、分離ホルダ23によって保持され、分離ローラ12に対向して配置されている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、給紙部3から供給される用紙Pに画像を形成するように構成されており、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方に配置されている。
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着装置の一例としての定着ユニット17とを備えている。
プロセスカートリッジ15は、カートリッジ開口部5を介して、本体ケーシング2に着脱可能であり、給紙フレーム14の上方において本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能なドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能な現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光体の一例としての感光ドラム20と、転写装置の一例としての転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向に延びる略円筒形状を有しており、ドラムカートリッジ18の後方部分に回転可能に支持されている。転写ローラ21は、感光ドラム20に対して後方から圧接するように、感光ドラム20の後方に配置され、ドラムカートリッジ18に回転可能に支持されている。スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上方に間隔を空けて配置されている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下方に配置されており、現像剤の一例としてのトナーを収容している。また、現像カートリッジ19は、現像ローラ24を備えている。現像ローラ24は、その上方部分および後方部分が露出されるように、現像カートリッジ19の後端部に回転可能に支持され、感光ドラム20に対して前下方から接触している。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内において、プロセスカートリッジ15の前方に配置されている。
定着ユニット17は、本体ケーシング2内において、ドラムカートリッジ18の後方部分の上方に配置されている。定着ユニット17は、加熱ローラ26と、加圧ローラ27と、搬送ガイド40とを備えている。加圧ローラ27は、加熱ローラ26に対して、後上方から圧接される。
搬送ガイド40は、感光ドラム20と加熱ローラ26との間に配置されており、前上方および後下方を結ぶ方向に延び、かつ、左右方向に延びている。搬送ガイド40の上端部は、加熱ローラ26と加圧ローラ27との接触点に対して、後下方に間隔を空けて配置されている。
2.本体ケーシングの詳細
本体ケーシング2は、上記したように、上方に向かって開放される略ボックス形状を有しており、左側壁29と、右側壁30と、後壁31とを備えている。
(1)側壁
左側壁29は、図2Aおよび図2Bに示すように、本体ケーシング2の左端部である。右側壁30は、本体ケーシング2の右端部であって、左側壁29に対して右方に間隔を空けて配置されている。これにより、左側壁29および右側壁30は、給紙部3および画像形成部4を左右方向から挟んでいる。左側壁29および右側壁30のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形形状を有し、かつ、左右方向に厚みを有している。
また、右側壁30は、制御回路基板(図示せず)と、外部接続部の一例としてのコネクタ33とを備えている。
制御回路基板(図示せず)は、プリンタ1の動作を制御するように構成されており、右側壁30の内部に配置されている。
コネクタ33は、制御回路基板(図示せず)に電気的に接続され、かつ、外部機器に電気的に接続されるように構成されている。コネクタ33は、右側壁30の後端部における上端部に配置されており、後方から見て、右側壁30から露出されている。コネクタ33として、具体的には、USBソケットが挙げられ、コネクタ33には、例えば、USBケーブル34や、USBメモリ(図示せず)などが接続される。
(2)後壁
後壁31は、図1に示すように、本体ケーシング2の後端部であって、左側壁29および右側壁30のそれぞれの後端部を連結している。これにより、後壁31は、給紙部3および画像形成部4に対して後方に配置されている。
後壁31は、フレームの一例としてのリヤフレーム38と、リヤカバー39とを備えている。
リヤフレーム38は、図4および図7に示すように、例えば、高衝撃性ポリスチレン(PS−HI)などの樹脂材料からなり、フレーム本体41と、フレーム接続部44とを一体に有している。
フレーム本体41は、図7に示すように、左右方向に延びる正面視略矩形形状を有している。フレーム本体41の上下方向寸法は、図3に示すように、左側壁29および右側壁30のそれぞれの上下方向寸法よりも短い。そして、フレーム本体41は、フレーム本体41の下端部が左側壁29および右側壁30それぞれの下端部と上下方向に一致するように、左側壁29および右側壁30の後端部間に配置されている。
また、フレーム本体41の前面は、図1および図7に示すように、本体ケーシング2の内面の後端面を形成しており、用紙先端規制部46と、第1搬送部47と、第2搬送部48と、カートリッジ凹部49と、第3搬送部50と、ガイド配置部51とを有している。
用紙先端規制部46は、フレーム本体41の前面における下端部であって、上下方向に沿って延びている。用紙先端規制部46は、図1に示すように、ピックアップローラ11の後下方に配置されており、用紙載置部9に載置された用紙Pの先端を規制する。
第1搬送部47は、ピックアップローラ11と感光ドラム20との間に配置される経路であって、用紙先端規制部46の上端部から連続して、後方に向かうにつれて上方に向かって傾斜している。詳しくは、第1搬送部47は、ピックアップローラ11によって搬送された用紙Pを案内し、用紙先端規制部46の下流側から感光ドラム20へ向かって、湾曲しながら上方へ傾斜している。
また、第1搬送部47の左右方向中央部分には、図7に示すように、フレーム開口47Aが設けられている。フレーム開口47Aは、正面視略矩形形状を有しており、図1に示すように、分離ホルダ23を収容している、これによって、分離ホルダ23は、フレーム本体41に揺動可能に保持される。
第2搬送部48は、分離ローラ12と感光ドラム20との間に配置された経路であって、第1搬送部47の上端部から感光ドラム20へ向かって上方に向かって延びている。第2搬送部48は、分離ローラ12を保持する給紙フレーム14の搬送パス14Aに対向する位置に配置されている。
カートリッジ凹部49は、プロセスカートリッジ15の後端部に沿う側面視略湾曲形状を有しており、フレーム本体41の前面から後方に向かって凹んでいる。カートリッジ凹部49の下端部は、第2搬送部48の上端部に連続している。そして、カートリッジ凹部49は、本体ケーシング2に装着されるプロセスカートリッジ15の後端部を受け入れている。
第3搬送部50は、搬送部の一例であり、感光ドラム20および転写ローラ21と、定着ユニット17との間に配置され、カートリッジ凹部49の上端部から連続して、上方に向かって延びている。また、第3搬送部50は、図7に示すように、搬送リブ42を有している。
搬送リブ42は、左右方向に互いに間隔を空けて複数配置されている。複数の搬送リブ42のそれぞれは、上下方向に延びる側面視略矩形形状を有しており、第3搬送部50の前面から前方に向かって突出している。
ガイド配置部51は、第3搬送部50の上端部から連続して、フレーム本体41の上端縁まで上方に向かって延びている。また、ガイド配置部51は、搬送ガイド40の下端部と対向する位置に配置されている。そのため、搬送ガイド40は、第3搬送部50の上端部から加熱ローラ26に向かって上方へ延びている。
また、フレーム本体41は、図3および図4に示すように、補強リブ43と、支持部の一例としての支持凹部52とを有している。
補強リブ43は、図4に示すように、フレーム本体41の後面に配置されている。補強リブ43は、背面視において四角形や六角形などを含むハニカム状の閉断面を有しており、フレーム本体41の後面から後方に向かって突出している。
支持凹部52は、フレーム本体41の上端部において、左右方向に間隔を隔てて複数配置されている。支持凹部52は、図7に示すように、前後方向から見て、ガイド配置部51と重なるように配置されており、第3搬送部50よりも上方に配置されている。
支持凹部52は、上方に向かって開放される正面視略U字状を有しており、フレーム本体41の上端縁から下方に向かって凹んでいる。支持凹部52の左右両端面のそれぞれは、上下および前後方向に沿って延びている。
より具体的には、複数の支持凹部52は、2つの支持凹部52であって、第1支持凹部53と、第2支持凹部54とを備えている。
第1支持凹部53は、2つの支持凹部52のうち右方の支持凹部52であって、フレーム本体41の上端部における右方部分に配置されている。第2支持凹部54は、2つの支持凹部52のうち左方の支持凹部52であって、フレーム本体41の上端部における左方部分に配置されている。第2支持凹部54は、第1支持凹部53に対して左方に間隔を空けて配置されている。
フレーム接続部44は、フレーム本体41と一体であり、フレーム本体41に対して上方に配置されており、第1フレーム接続部56と、第2フレーム接続部57とを備えている。
第1フレーム接続部56は、第1支持凹部53に対応している。第2フレーム接続部57は、第2支持凹部54に対応しており、第1フレーム接続部56に対して左方に間隔を空けて配置されている。
第1フレーム接続部56および第2フレーム接続部57のそれぞれは、第1フレームジョイント60と、第2フレームジョイント61とを備えている。第1フレームジョイント60は、対応する支持凹部52に対して右方に配置されており、図4に示すように、第1支柱62と、第1案内部64と、軸部の一例としての第1軸部63とを備えている。
第1支柱62は、上下方向に延びる略角柱形状を有しており、フレーム本体41の上端部において、対応する支持凹部52よりも右方の部分から、上方に向かって突出している。つまり、第1支柱62は、フレーム本体41から、トップカバー7へ向かって延びている。
また、第1支柱62の左面は、上下および前後方向に沿って延びており、対応する支持凹部52の右面と面一に連続している。
より詳しくは、第1フレーム接続部56の第1支柱62は、第1基部に対応しており、第1支持凹部53に対して、左右方向の外方に配置され、その第1支柱62の左面は、第1支持凹部53の右面と面一に連続している。
また、第2フレーム接続部57の第1支柱62は、第2支持凹部54に対して、左右方向の内方に配置され、その第1支柱62の左面は、第2支持凹部54の右面と面一に連続している。
また、第1支柱62は、凹部62Aを有している。凹部62Aは、第1支柱62の後面に配置されており、第1支柱62の後面から前方に向かって凹んでいる。
第1案内部64は、第1支柱62の左面における下方部分に配置されている。第1案内部64は、上下方向に延びる略棒形状、具体的には、略角柱形状を有しており、第1支柱62の左面から左方に向かって突出している。
第1軸部63は、第1支柱62の右面における上方部分に配置されており、第1案内部64よりも上方に位置している。第1軸部63は、左右方向に延びる略円柱形状を有しており、第1支柱62の右面から右方に向かって突出している。これにより、第1軸部63は、第1支柱62に支持されている。
第2フレームジョイント61は、対応する支持凹部52に対して左方に配置されており、第2支柱65と、第2案内部67と、軸部の一例としての第2軸部66とを備えている。
第2支柱65は、上下方向に延びる略角柱形状を有しており、フレーム本体41の上端部において、対応する支持凹部52よりも左方の部分から、上方に向かって突出している。つまり、第2支柱65は、フレーム本体41から、トップカバー7へ向かって延びている。
また、第2支柱65の右面は、上下および前後方向に沿って延びており、対応する支持凹部52の左面と面一に連続している。
より詳しくは、第1フレーム接続部56の第2支柱65は、第1支持凹部53に対して、左右方向の内方に配置され、その第2支柱65の右面は、第1支持凹部53の左面と面一に連続している。
また、第2フレーム接続部57の第2支柱65は、第2基部に対応しており、第2支持凹部54に対して、左右方向の外方に配置され、その第2支柱65の右面は、第2支持凹部54の左面と面一に連続している。
また、第2支柱65は、凹部65Aを有している。凹部65Aは、第2支柱65の後面に配置されており、第2支柱65の後面から前方に向かって凹んでいる。
第2案内部67は、第2支柱65の右面における下方部分に配置されており、第1案内部64に対して左方に間隔を空けて配置されている。第2案内部67は、上下方向に延びる略棒形状、具体的には、略角柱形状を有しており、第2支柱65の右面から右方に向かって突出している。
第2軸部66は、第2支柱65の右面における上方部分に配置されており、第2案内部67よりも上方に位置している。第2軸部66は、左右方向に延びる略円柱形状を有しており、第2支柱65の右面から右方に向かって突出している。これにより、第2軸部66は、第2支柱65に支持されている。また、第2軸部66の外径は、第1軸部63の外径と略同じである。
つまり、フレーム接続部44は、複数の軸部、具体的には、第1軸部63および第2軸部66を備えており、それら軸部は、対応する支柱から、左右方向において同一の方向、具体的には、左方から右方に向かう方向に突出している。また、第1軸部63および第2軸部66のそれぞれの中心軸線Aは、互いに一致している。
また、第1フレーム接続部56は、抜止部68を備えている。
抜止部68は、第1フレーム接続部56において、第2支柱65の左面の上方部分に配置されており、フレーム本体41に対して上方に間隔を空けて配置されている。抜止部68は、左右方向に延びる背面視略矩形の板形状を有しており、第2支柱65の左面から左方に向かって延びている。そして、抜止部68は、前後方向に弾性変形可能である。
リヤカバー39は、図2Aに示すように、左右方向に延びる背面視略矩形の板状を有している。そして、リヤカバー39は、図1および図2Aに示すように、リヤフレーム38およびロック機構70を後方から一括して覆うように、リヤフレーム38に対して後方に配置されている。
3.ロック機構
また、プリンタ1は、図7に示すように、ロック機構70を備えている。
ロック機構70は、リヤフレーム38に支持されており、複数の支持凹部52、具体的には、2つの支持凹部52のそれぞれに収容されている。複数のロック機構70は、第1ロック機構71と、第2ロック機構72とを備えている。
第1ロック機構71は、第1支持凹部53に対応しており、第1支持凹部53に収容されている。これにより、第1ロック機構71は、第1フレーム接続部56の第1支柱62と第2支柱65との間に挟まれており、第1フレーム接続部56の第1支柱62は、第1ロック機構71に対して、左右方向の外方に配置されている。
第2ロック機構72は、第2支持凹部54に対応しており、第2支持凹部54に収容されている。これにより、第2ロック機構72は、第2フレーム接続部57の第1支柱62と第2支柱65との間に挟まれており、第2フレーム接続部57の第2支柱65は、第2ロック機構72に対して、左右方向の外方に配置されている。
第1ロック機構71および第2ロック機構72のそれぞれは、図8に示すように、ロック部材73と、付勢部材の一例としてのコイルばね74とを備えている。
ロック部材73は、図5Aおよび図5Bに示すように、上下方向に延び、上端部が閉鎖される略角筒形状を有しており、1対の側部77と、前部79と、後部78と、上部80とを一体に有している。
1対の側部77は、ロック部材73の左右両端部であって、左右方向に互いに間隔を空けて配置されている。1対の側部77のそれぞれは、側面視略台形形状を有しており、その後端部の上下方向寸法が小さく、その前端部の上下方向寸法が大きい。
前部79は、図8に示すように、ロック部材73の前端部であって、1対の側部77の前端部を連結している。後部78は、図5Aおよび図5Bに示すように、ロック部材73の後端部であって、1対の側部77の後端部を連結している。
上部80は、図5Aおよび図5Bに示すように、ロック部材73の上端部であって、1対の側部77の上端部を連結している。詳しくは、上部80は、図5Bに示すように、第1ガイド部82と、第2ガイド部83とを備えている。
第1ガイド部82は、上部80の後方部分であって、後部78の上端部から連続して、前方に向かうにつれて上方に向かうように傾斜している。
第2ガイド部83は、上部80の前方部分であって、第1ガイド部82の上端部から屈曲して、前方に向かうにつれて下方に向かうように傾斜している。そして、第2ガイド部83の前端部は、前部79の上端部に接続されている。
また、第1ガイド部82と第2ガイド部83との連続部分84は、面取りされており、上方に向かって膨出する側面視略円弧形状を有している。
また、ロック部材73は、図5Aに示すように、ガイド溝81を有している。
ガイド溝81は、第1案内部64および第2案内部67のそれぞれに対応して、1対の側部77のそれぞれに1つずつ配置されている。
ガイド溝81は、図5Bに示すように、上方に向かって開放される側面視略U字形状を有しており、側部77の左右方向外面から内方に向かって凹んでいる。
また、ロック部材73の左右方向の寸法は、支持凹部52の左右方向の寸法と略同じである。
そして、ロック部材73は、図4および図8に示すように、右方のガイド溝81が、第1案内部64を下方から受け入れるとともに、左方のガイド溝81が第2案内部67を下方から受け入れるように、対応する支持凹部52に収容されている。つまり、第1案内部64および第2案内部67は、ロック部材73に対して互いに反対側に設けられており、対応するガイド溝81に沿って、上下方向に延びている。
これによって、ロック部材73は、対応する支持凹部52およびフレーム接続部44に支持されている。そして、ロック部材73は、右方のガイド溝81が第1案内部64にガイドされ、左方のガイド溝81が第2案内部67にガイドされることにより、上下方向に沿って移動可能である。
コイルばね74は、図8に示すように、上下方向に延びている。そして、コイルばね74の上端部が、ロック部材73内において上部80の下面に固定され、コイルばね74の下端部が対応する支持凹部52の底面に固定されている。これによって、コイルばね74は、ロック部材73の上部80の下面と、対応する支持凹部52の底面との間に、圧縮状態で挟まれている。
そのため、ロック部材73は、コイルばね74の付勢力により、常には、上方に向かって付勢されている。そして、ロック部材73は、常には、左右両方のガイド溝81のそれぞれの下面が、第1案内部64および第2案内部67のそれぞれの下面と接触し、それ以上の上方に向かう移動が規制される第1位置に配置されている。
また、第1位置にあるロック部材73は、図3に示すように、左右方向から見て、その上部80がコネクタ33と重なるように配置されている。
4.トップカバーの詳細
トップカバー7は、図7に示すように、カバー本体85と、カバー接続部86とを備えている。
カバー本体85は、側面視略クランク形状を有しており、左右方向に延びている。
また、カバー本体85は、図1に示すように、排紙トレイ35を有している。排紙トレイ35は、カバー本体85の略中央に配置されており、カバー本体85の上面から下方に向かって凹んでいる。
カバー接続部86は、カバー本体85の下面における後端部に配置されている。カバー接続部86は、図7に示すように、延長部87と、第1カバー接続部88と、第2カバー接続部89と、規制部90とを備えている。
延長部87は、左右方向に延びる正面視略矩形の板状を有しており、カバー本体85の後端部から下方に向かって突出している。延長部87の左右方向寸法は、カバー本体85の左右方向寸法よりも小さい。
第1カバー接続部88は、第1フレーム接続部56に対応しており、延長部87の前面における右方部分に配置されている。第2カバー接続部89は、第2フレーム接続部57に対応しており、延長部87の前面における左方部分に配置されている。第2カバー接続部89は、第1カバー接続部88に対して左方に間隔を空けて配置されている。
第1カバー接続部88および第2カバー接続部89のそれぞれは、第1カバージョイント91と、第2カバージョイント92とを備えている。
第1カバージョイント91は、第1フレームジョイント60に対応しており、軸受部の一例としての第1軸受部93を備えている。第1軸受部93は、側面視略矩形の板状を有しており、延長部87から前方に向かって突出している。第1軸受部93の下端縁は、延長部87の下端縁と、上下方向に略一致している。
また、第1軸受部93は、図6A〜図6Cに示すように、第1貫通口93Aを有している。第1貫通口93Aは、第1軸受部93を左右方向に貫通している。第1貫通口93Aの径は、第1軸部63の外径と略同じである。
第2カバージョイント92は、図7に示すように、第2フレームジョイント61に対応しており、第1カバージョイント91に対して、左方に間隔を空けて配置されている。第2カバージョイント92は、軸受部の一例としての第2軸受部97と、補強部94と、連結部95と、当接部96とを備えている。
第2軸受部97は、第1軸受部93に対して左方に間隔を空けて配置されている。第2軸受部97は、側面視略矩形の板状を有しており、延長部87から前方に向かって突出している。第2軸受部97の下端縁は、延長部87の下端縁と、上下方向に略一致している。
また、第2軸受部97は、図6A〜図6Cに示すように、第2貫通口97Aを有している。第2貫通口97Aは、第2軸受部97を左右方向に貫通している。第2貫通口97Aの径は、第2軸部66の外径と略同じである。また、第1貫通口93Aおよび第2貫通口97Aは、左右方向から見たときに、互いに一致している。
補強部94は、図7に示すように、第2軸受部97に対して右方に間隔を空けて配置されており、第1軸受部93と第2軸受部97との間に配置されている。補強部94は、側面視略矩形の板状を有しており、延長部87から前方に向かって突出している。補強部94の下端縁は、延長部87の下端縁と、上下方向に略一致している。
連結部95は、底面視略矩形の板状を有しており、第2軸受部97の下端部と、補強部94の下端部とを左右方向に連結している。また、連結部95の後端部は、延長部87の下端部に連結されている。
当接部96は、ロック機構70に対応しており、連結部95の下面に配置されている。当接部96は、図3に示すように、背面視略矩形の板形状を有しており、図8に示すように、連結部95の下面から下方に向かって突出している。当接部96の下端部は、側面視略半円形状に面取りされている。
なお、図3に示すように、第1カバー接続部88の当接部96が、第1当接部に対応する。また、第2カバー接続部89の当接部96は、第1カバー接続部88の当接部96に対して左方に間隔を空けて配置されており、第2当接部に対応する。
規制部90は、図7に示すように、第1カバー接続部88と第2カバー接続部89との間に配置されており、第1カバー接続部88の第2軸受部97に対して、左方に間隔を空けて配置されている。規制部90と第2軸受部97との左右方向の間隔は、第1フレーム接続部56の第2支柱65の左右方向寸法と、抜止部68の左右方向寸法との和と略同じである。
規制部90は、側面視略矩形の板状を有しており、延長部87から前方に向かって突出している。
5.本体ケーシングに対するトップカバーの組み付け
次に、本体ケーシング2に対するトップカバー7の組み付けについて説明する。トップカバー7を本体ケーシング2に組み付けるには、まず、図6Aに示すように、ロック機構70を、リヤフレーム38に上記のように支持させる。
次いで、トップカバー7を、カバー接続部86がフレーム接続部44に対して後方に位置するように配置する。
このとき、第1軸受部93は、対応する第1フレームジョイント60の第1軸部63よりも右方に配置され、かつ、第2軸受部97は、対応する第2フレームジョイント61の第2軸部66よりも右方に配置される。また、規制部90は、抜止部68の左端部の後方に配置される。
次いで、トップカバー7を前方に向かって移動させる。すると、図6Bに示すように、規制部90の前端部が、抜止部68の左端部に後方から当接するとともに、第1軸受部93の前端部が、第1軸部63の右方に到達し、第2軸受部97の前端部が、第2軸部66の右方に到達する。
そして、抜止部68は、トップカバー7が前方に向かうにつれて、前方に向かって弾性変形される。これによって、トップカバー7は、抜止部68の弾性力により、左方に向かって付勢される。
このとき、第1軸受部93の前端部が第1軸部63の右端面に右方から接触し、第2軸受部97の前端部が第2軸部66の右端面に右方から接触する。これにより、トップカバー7の左方に向かう移動が規制される。
そして、さらにトップカバー7を前方に移動させると、図6Bおよび図6Cに示すように、第1軸受部93の第1貫通口93Aが、第1軸部63の右方に到達するとともに、第2軸受部97の第2貫通口97Aが、第2軸部66の右方に到達する。
これにより、第1軸受部93と第1軸部63との接触、および、第2軸受部97と第2軸部66との接触が解除され、トップカバー7は、抜止部68の弾性力により、左方に移動する。すると、第1軸受部93の第1貫通口93Aが、第1軸部63を相対回転可能に受け入れるとともに、第2軸受部97の第2貫通口97Aが、第2軸部66を相対回転可能に受け入れる。また、抜止部68の弾性変形が解消され、第1フレーム接続部56の第2支柱65と、抜止部68とが、第1カバー接続部88の第2軸受部97と、規制部90との間に挟まれる。
これにより、トップカバー7が、リヤフレーム38に組み付けられる。
トップカバー7は、リヤフレーム38に組み付けられた状態において、図8〜図10に示すように、第1軸部63および第2軸部66の中心軸線Aを、揺動中心として、開位置と閉位置とに揺動可能である。また、トップカバー7の揺動中心Aは、左右方向から見たときに、ロック部材73と上下方向に重なるように配置されている。
次いで、トップカバー7を閉位置に配置させる。
このとき、図3および図8に示すように、当接部96が、トップカバー7の揺動中心Aよりも後方に配置され、対応するロック部材73の第1ガイド部82に対して、後上方に僅かな間隔を隔てて対向配置される。
次いで、図3に示すように、リヤカバー39をリヤフレーム38に対して後方から組み付けた後、リヤカバー39をリヤフレーム38にねじ止めする。
以上により、本体ケーシング2に対するトップカバー7の組み付けが完了する。
6.トップカバーの開閉動作
次に、トップカバー7の開閉動作について説明する。
(1)トップカバーの閉位置から開位置への揺動動作
トップカバー7を閉位置から開位置に揺動させるには、図8に示すように、作業者は、トップカバー7の前端部を後上方に持ち上げる。
そうすると、トップカバー7は、図8および図9に示すように、軸線Aを揺動支点として、閉位置から開位置に向かって、左方面視反時計回りに揺動する。
このとき、当接部96は、トップカバー7の揺動に伴って前上方に向かって移動し、当接部96の下端部が対応するロック部材73の第1ガイド部82に後方から当接する。そして、トップカバー7をさらに左方面視反時計回りに揺動させると、当接部96の下端部が、第1ガイド部82の傾斜に沿って、第1ガイド部82と摺擦しながら、前上方に向かって移動される。
このとき、ロック部材73は、第1ガイド部82が当接部96に摺擦されることにより前下方に向かって押圧される。そうすると、ロック部材73は、2つのガイド溝81のそれぞれが、第1案内部64および第2案内部67のそれぞれに案内されることにより、コイルばね74の付勢力に抗して、第1位置から徐々に下方に向かって移動される。
そして、図9に示すように、当接部96の下端部が、ロック部材73の連続部分84に到達すると、ロック部材73は、最も下方に退避される第2位置に配置される。
次いで、図10に示すように、トップカバー7をさらに左方面視反時計回りに揺動させると、当接部96の下端部が、連続部分84を乗り越え、さらに、第2ガイド部83の傾斜に沿って、第2ガイド部83と摺擦しながら前上方に向かって移動する。
このとき、ロック部材73は、コイルばね74の付勢力により、第2位置から上方に向かって徐々に移動する。
そして、トップカバー7が開位置に到達すると、当接部96の下端部がロック部材73よりも前方に位置され、当接部96と第2ガイド部83との摺擦が解除される。このとき、コイルばね74は、ロック部材73を当接部96に向かって付勢し、ロック部材73の第2ガイド部83は、当接部96に下方から当接する。
これにより、トップカバー7の開位置から閉位置への揺動が規制される。つまり、ロック機構70は、開位置に配置されるトップカバー7を開位置に維持する。
以上によって、トップカバー7の閉位置から開位置への移動が完了する。
トップカバー7が開位置にある状態において、カバー接続部86の延長部87の下端部は、図7に示すように、第1支柱62の凹部62Aおよび第2支柱65の凹部65Aのそれぞれに受け入れられる。また、コネクタ33は、図3に示すように、後方から見て、トップカバー7から露出されている。
(2)トップカバーの開位置から閉位置への揺動動作
また、トップカバー7を開位置から閉位置に移動させるには、上記したトップカバー7の閉位置から開位置への揺動動作と逆の手順に操作する。
具体的には、図10に示すように、作業者は、トップカバー7の前端部を前下方に向かって押し下げる。そうすると、トップカバー7は、軸線Aを支点として、開位置から閉位置に向かって、左方面視時計回りに揺動する。
そうすると、当接部96が、ロック部材73の第2ガイド部83を後下方に向かって押圧する。これにより、ロック部材73は、2つのガイド溝81のそれぞれが、第1案内部64および第2案内部67に案内されることにより、コイルばね74の付勢力に抗して、徐々に下方に向かって移動される。
その後、当接部96の下端部は、第2ガイド部83と摺擦した後、図9に示すように、連続部分84に到達する。このとき、ロック部材73は、最も下方に退避される第2位置に配置される。
そして、トップカバー7をさらに左方面視時計回りに回動すると、当接部96の下端部は、連続部分84を乗り越え、第1ガイド部82に到達する。次いで、当接部96の下端部は、第1ガイド部82に沿って、第1ガイド部82と摺擦するように、後下方に向かって移動される。
このとき、ロック部材73は、第1ガイド部82が、当接部96の下端部に摺擦されながら、コイルばね74の付勢力により、徐々に上方に向かって移動される。
次いで、トップカバー7が閉位置に到達すると、図8に示すように、当接部96と第1ガイド部82との接触が解除される。これにより、ロック部材73は、コイルばね74の付勢力により、上方に向かって移動され、第1位置に配置される。
以上により、トップカバー7の開位置から閉位置への回動動作が完了する。
7.画像形成動作
このようなプリンタ1では、図1に示すように、図示しない制御部の制御により、画像形成動作が開始する。
画像形成動作が開始すると、スコロトロン型帯電器22が感光ドラム20の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット16は、実線で示すように、感光ドラム20の表面に向けて、画像データに基づくレーザービームLを出射し、感光ドラム20を露光する。これにより、感光ドラム20の表面に、画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、現像ローラ24は、現像カートリッジ19に収容されるトナーを、感光ドラム20の静電潜像に供給する。これにより、感光ドラム20は、現像剤像の一例としてのトナー像を担持する。
一方、ピックアップローラ11は、回転することにより、用紙載置部9にスタックされた用紙Pを、分離ローラ12と給紙パッド13との間に送る。そして、分離ローラ12は、ピックアップローラ11からの用紙Pを回転により1枚ずつ捌いて、搬送パス14Aに順次搬送する。これにより、用紙Pは、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム20と転写ローラ21との間に給紙される。そして、転写ローラ21は、用紙Pが感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過するときに、トナー像を、感光ドラム20から用紙Pに転写する。
続いて、第3搬送部50の複数の搬送リブ42が、トナー像が転写された用紙Pを、搬送ガイド40に向かって搬送し、搬送ガイド40が、その用紙Pを定着ユニット17に向かって搬送する。つまり、フレーム本体41の第3搬送部50は、用紙Pの左右方向に延びる搬送領域Tに位置しており、用紙Pを、転写ローラ21から定着ユニット17に向かうように搬送する。なお、搬送領域Tとは、図7に示す範囲であり、搬送領域T内とは、リヤフレーム38を前側から見たときに、第3搬送部50の左端縁および右端縁を上下方向に延設した仮想領域の内側を示している。なお、左右方向が第1方向の一例である。
また、ロック機構70およびフレーム接続部44は、左右方向において、搬送領域T内に位置しているが、図8に示すように、前後方向において、搬送領域Tよりも後方に位置しており、上下方向において、搬送領域Tよりも上方に位置している。次いで、搬送ガイド40に案内された用紙Pは、加熱ローラ26と加圧ローラ27との間に到達する。そして、加熱ローラ26および加圧ローラ27は、用紙Pを加熱および加圧して、用紙Pに転写されたトナー像を用紙Pに熱定着させる。その後、用紙Pは、各種ローラによって、トップカバー7の排紙トレイ35に排紙される。
このように用紙Pは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過し、次いで、加熱ローラ26と加圧ローラ27との間を通過した後、排紙トレイ35に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
8.作用効果
(1)プリンタ1において、ロック部材73は、図10に示すように、コイルばね74により当接部96に向かって付勢されており、開位置にあるトップカバー7の当接部96に当接して、トップカバー7の開位置から閉位置への揺動を規制する。そのため、トップカバー7を開位置に維持することができる。
また、本体ケーシング2のリヤフレーム38は、図4および図7に示すように、第1軸部63および第2軸部66と、ロック機構70とを支持しており、第1軸部63および第2軸部66と、ロック機構70とを容易に近傍に配置することができる。
そのため、簡易な構成でありながら、トップカバー7の揺動支点と、ロック機構70とを近傍に配置することができ、第3搬送部50を備えるリヤフレーム38が、コイルばね74の付勢力により、変形することを抑制できる。その結果、用紙Pの搬送精度の向上を図ることができる。
しかるに、リヤフレーム38を、例えば、ガラス繊維を含有する樹脂材料により形成するか、あるいは、板金などで補強すれば、リヤフレーム38の剛性の向上を図ることができ、ひいては、リヤフレーム38の変形を抑制できる。
しかし、リヤフレーム38を、ガラス繊維を含有する樹脂材料により形成すると、リヤフレーム38の第3搬送部50の表面を平滑に確保することが困難であり、用紙Pの円滑な搬送を確保することが困難である。
また、リヤフレーム38を板金などで補強すると、部品点数が増加するため、製造コストの低減を図るには限度がある。
この点、上記の構成によれば、簡易な構成であり、製造コストの低減を図ることができながら、用紙Pの円滑な搬送を確保することができる。
また、リヤフレーム38が、樹脂材料からなり、弾性変形可能であると、リヤフレーム38は、トップカバー7の開位置と閉位置との間の移動に伴って、弾性変形と復元とを繰り返す場合がある。この場合、リヤフレーム38が、弾性変形した状態から復元されるときに、異音が生じるという不具合がある。
この点、上記の構成によれば、リヤフレーム38の変形が抑制されているので、トップカバー7を開位置と閉位置との間を移動させたときに、異音が発生することを抑制できる。
(2)ロック機構70と、第1軸部63および第2軸部66と、第1軸受部93および第2軸受部97とは、図7に示すように、左右方向において、搬送領域T内に位置している。そのため、プリンタ1の左右方向における小型化を図ることができる。
また、ロック機構70と、第1軸部63および第2軸部66と、第1軸受部93および第2軸受部97とが、左右方向において、搬送領域T内に位置していても、ロック機構70と、第1軸部63および第2軸部66とが、リヤフレーム38に支持されているので、リヤフレーム38の変形を抑制でき、ひいては、搬送領域Tに位置する第3搬送部50の変形を抑制できる。
(3)上記のように、第3搬送部50を有するリヤフレーム38の変形が抑制されているので、第3搬送部50は、図1に示すように、転写ローラ21から定着ユニット17に向かって、用紙Pを精度よく搬送できる。その結果、画像形成不良が生じることを抑制できる。
(4)図4に示すように、ロック部材73を支持する支持凹部52と、第1軸部63を支持する第1支柱62とは連続している。そのため、ロック部材73と、第1軸部63とを確実に近傍に配置でき、ひいては、ロック部材73と、トップカバー7の揺動支点とを確実に近傍に配置することができる。その結果、第3搬送部50を備えるリヤフレーム38が、変形することを確実に抑制できる。
(5)第1案内部64は、図8に示すように、ロック部材73を案内するので、ロック部材73の円滑な移動を確保することができる。
また、図4に示すように、第1軸部63は、第1案内部64の上方において第1支柱62に設けられている。そのため、左右方向において、トップカバー7の揺動支点と、ロック部材73とをより一層確実に近傍に配置することができる。
(6)第2案内部67は、図4および図7に示すように、ロック部材73に対して第1案内部64と反対側に設けられ、かつ、ロック部材73のガイド溝81に沿ってトップカバー7に向かって延びている。そのため、ロック部材73の移動を案内することができ、ロック部材73の安定した移動を確保することができる。
(7)第1軸部63および第2軸部66のそれぞれは、図6A〜図6Cに示すように、左右方向において同一方向に突出している。そのため、第1軸部63および第2軸部66のそれぞれが、対応する第1軸受部93および第2軸受部97のそれぞれに受け入れられるように、トップカバー7を左右方向に移動させれば、第1軸部63および第2軸部66を一括して対応する第1軸受部93および第2軸受部97に受け入れさせることができる。
そのため、本体ケーシング2に対するトップカバー7の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
(8)第1軸部63の軸線Aは、図8に示すように、左右方向から見たときに、ロック部材73と上下方向に重なるように配置されている。そのため、前後方向において、トップカバー7の揺動支点と、ロック部材73とをより一層確実に近傍に配置することができる。
(9)当接部96は、図3に示すように、左右方向に互いに間隔を空けて2つ配置され、ロック機構70は、2つの当接部96に対応する第1ロック機構71および第2ロック機構72を備えている。そのため、トップカバー7をより一層確実に開位置に維持できる。
(10)図7に示すように、第1ロック機構71および第2ロック機構72のそれぞれに対して、左右方向の外方において、リヤフレーム38とトップカバー7とが接続される。そのため、リヤフレーム38とトップカバー7とが、第1ロック機構71および第2ロック機構72のそれぞれに対して、左右方向の内方において接続される場合と比較して、リヤフレーム38が変形することを確実に抑制できる。
(11)コネクタ33は、図2Bに示すように、トップカバー7が開位置にあるときに、後方から見て露出している。そのため、コネクタ33にUSBケーブル34が接続された状態においても、トップカバー7を開位置に配置することができる。その結果、コネクタ33の設計の自由度を確保することができる。
9.変形例
上記の実施形態では、フレーム接続部44が、軸部、具体的には、第1軸部63および第2軸部66を備え、カバー接続部86が、軸受部、具体的には、第1軸受部93および第2軸受部97を備えるが、これに限定されず、フレーム接続部44が、軸受部を備え、カバー接続部86が、軸部を備えてもよい。
上記の実施形態では、第1フレーム接続部56および第2フレーム接続部57のそれぞれが、第1支柱62および第2支柱65を備えている。つまり、フレーム接続部44は、4つの支柱を備えているが、これに限定されず、支柱の個数は、1つ以上であれば特に制限されず、2つでも3つでも良く、4つを超過していてもよい。
また、第1フレーム接続部56および第2フレーム接続部57のそれぞれは、第1支柱62および第2支柱65のいずれか一方のみを備えていてもよい。また、第1フレーム接続部56が、第1支柱62および第2支柱65のうち、第1支柱62のみを備え、第2フレーム接続部57が、第1支柱62および第2支柱65のうち、第2支柱65のみを備えていてもよく、第1フレーム接続部56が、第1支柱62および第2支柱65のうち、第2支柱65のみを備え、第2フレーム接続部57が、第1支柱62および第2支柱65のうち、第1支柱62のみを備えていてもよい。
これらによっても、上記の実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
7 トップカバー
16 スキャナユニット
20 感光ドラム
21 転写ローラ
33 コネクタ
38 リヤフレーム
50 第3搬送部
52 支持凹部
62 第1支柱
63 第1軸部
64 第1案内部
65 第2支柱
66 第2軸部
67 第2案内部
70 ロック機構
71 第1ロック機構
72 第2ロック機構
73 ロック部材
74 コイルばね
93 第1軸受部
96 当接部
97 第2軸受部

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体の上方を覆う閉位置と、前記筐体の上方を開放する開位置とに揺動可能に設けられる開閉部材と、
    前記筐体および前記開閉部材のいずれか一方に設けられる軸部と、
    前記筐体および前記開閉部材のいずれか他方に設けられ、前記軸部を受ける軸受部と、
    前記開閉部材を前記開位置に維持するロック機構と、を備え、
    前記開閉部材は、前記開位置に配置される状態において、前記ロック機構に当接される当接部を備え、
    前記ロック機構は、
    前記開閉部材が前記開位置に配置されるときに、前記当接部に当接して、前記開閉部材の前記開位置から前記閉位置への揺動を規制するロック部材と、
    前記ロック部材を前記当接部に向かって付勢する付勢部材と、を備え、
    前記筐体は、記録媒体を搬送する搬送部を備えるフレームを有し、
    前記フレームは、前記軸部および前記軸受部のいずれか一方と、前記ロック機構とを支持することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記搬送部は、前記軸部の軸線方向と平行な第1方向に延びる搬送領域に位置しており、
    前記ロック機構と、前記軸部および前記軸受部とは、前記第1方向において、前記搬送領域内に位置していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 現像剤像を担持する感光体と、
    現像剤像を前記感光体から記録媒体に転写する転写装置と、
    転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置と、を備え、
    前記搬送部は、前記転写装置と前記定着装置との間に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記フレームは、前記ロック部材が上下方向に沿って移動可能となるように、前記ロック部材を支持する支持部と、
    前記軸部および前記軸受部のいずれか一方を支持し、かつ、前記支持部から連続して、前記開閉部材へ向かって延びる第1基部と、を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1基部は、
    前記ロック部材の側部に沿って、前記ロック部材を案内する第1案内部を備え、
    前記軸部および前記軸受部のいずれか一方は、前記第1案内部の上方において前記第1基部に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記フレームは、前記ロック部材に対して前記第1案内部と反対側に設けられ、かつ、前記ロック部材の側部に沿って前記開閉部材に向かって延びる第2案内部を有していることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記軸部は、複数設けられており、
    複数の前記軸部のそれぞれは、前記軸部の軸線方向において、同一の方向に突出していることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記軸部の軸線は、前記軸部の軸線方向から見たときに、前記ロック部材と上下方向に重なるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記当接部は、第1当接部と、前記軸部の軸線方向と平行な第1方向に間隔を空けて配置される第2当接部とを有し、
    前記ロック機構は、前記第1当接部に対向する第1ロック機構と、前記第2当接部に対向する第2ロック機構と、を備え、
    前記第1ロック機構の側部に設けられる第1基部と、
    前記第2ロック機構の側部に設けられる第2基部と、を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記軸部および前記軸受部のそれぞれは、複数設けられ、
    前記第1基部は、前記第1ロック機構に対して、少なくとも前記第1方向の外方に配置され、かつ、複数の前記軸部および複数の前記軸受部のうち、少なくとも1つを有し、
    前記第2基部は、前記第2ロック機構に対して、少なくとも前記第1方向の外方に配置され、かつ、複数の前記軸部および複数の前記軸受部のうち、少なくとも1つを有していることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 外部機器と接続するように構成される外部接続部を備え、
    前記外部接続部は、
    前記軸部の軸線方向と平行な第1方向から見て、少なくとも一部が、前記ロック機構と重なるように配置され、
    前記開閉部材が前記開位置にあるときに、前記第1方向および上下方向の両方向と直交する第2方向から見て露出していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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