JP6329255B2 - ステアリングコラムに設けられた盗難防止装置 - Google Patents

ステアリングコラムに設けられた盗難防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のステアリングコラムに設けられた盗難防止装置に関する。より詳細には、本発明は、イグニッションキーを抜き取った時に、自動車のステアリングコラムを鎖錠する鎖錠部材すなわち舌片を備えている、自動車の盗難防止装置に関する。この鎖錠のために、舌片は、ステアリングコラムを鎖錠している鎖錠位置と、ステアリングコラムを解放している解放位置との間で変位できるようにして、盗難防止装置に組み込まれている。
このような盗難防止装置は、一般に、ステータと、イグニッションキーによって駆動されるロータとを有する錠を備えている。詳細に述べると、このロータは、回転することによって、舌片の変位を制御する。より正確には、ロータの回転運動が、カムシャフトを介して、舌片に伝達される。
一般に、ロータとカムシャフトとは、共通の回転軸を有しており、ロータの回転運動を舌片の直進運動に変換するためのカムは、舌片の直進軸が、カムシャフトの回転軸と平行であれば、カムシャフトの回転軸に対して軸方向を向いている場合があり、舌片の直進軸が、カムシャフトの回転軸に対して直交していれば、カムシャフトの回転軸に対して半径方向を向いている場合がある。
このような盗難防止装置は、ロータの回転軸とカムシャフトの回転軸とが一致しており、舌片の直進軸がカムシャフトの回転軸と平行または直角である場合には、非常に好適である。しかしながら、自動車メーカは、製造上の制約や条件に応じて、概ね「Y」字形の盗難防止装置、すなわち、ロータの回転軸とカムシャフトの回転軸とが交差し合い、舌片の並進軸が、この交点を通り、したがって、これらの3つの要素の各々が、「Y」字の各分枝を構成している盗難防止装置の開発または開発要請を必要とする場合がある。従って、「Y」字状の盗難防止装置においては、ロータ、したがってカムシャフトの回転運動の伝達/変換手段を、舌片の直進運動と適合させることが重要となる。
本発明は、従来技術による盗難防止装置の欠点を少なくとも部分的に克服した、改良された盗難防止装置を提供することを1つの目的としている。
この目的を達成するために、本発明は、自動車のステアリングコラム用の、概ね「Y」字状を呈している盗難防止装置を提供するものであり、この「Y」字状体は、次のものを備えている。
イグニッションキーを受けるための、「Y」字状体の外側を向いている第1端部を有するロータを、その回転軸のまわりに回転可能に組み込んでいる錠を備えている第1分岐と、
「Y」字状体の外側を向いており、自動車のイグニッションスイッチに接続されている第1端部を有するカムシャフトを、その回転軸のまわりに回転可能に保持している第2分岐と、
舌片を、ステアリングコラムを鎖錠している鎖錠位置と、ステアリングコラムを解放している解放位置との間で並進変位可能に組み込まれている第3分岐。
ロータは、ロータの、「Y」字状体の内側に向いている第2端部に、歯列を有しており、この歯列は、カムシャフトの、「Y」字状体の内側に向いている第2端部の縁の一部分に付いている相補的な歯列と噛み合っており、カムシャフトの第2端部から、半径方向カムが延長しており、半径方向カムは、舌片に付いている接続部材と組み合わされている。
半径方向カムのこのような構造および配置によって、舌片を、ステアリングコラムを鎖錠している鎖錠位置から解放している解放位置へ向かって、より簡単かつ容易に移動させることができる。したがって、舌片は、半径方向カムと組み合うことによって、何らの障害も受けることなく、「Y」字状体の内部まで容易に移動することができる。カムシャフトおよびロータの第2端部に、歯列が備えられているという事実によって、さらに、カムシャフトとロータとの間の、回転運動の直接的で正確な伝達が可能である。
本発明の一態様によれば、半径方向カムは、概ね渦巻き状の形状を有している。
本発明の別の一態様によれば、半径方向カムは、次のものを備えている。
− 接続部材を支持することができる遠位端部。
− 接続部材を支持することができ、遠位端部より、カムシャフトの回転軸の近くに位置している近位端部。
− カムシャフトの回転軸のまわりに渦巻き状になっており、遠位端部と近位端部とを結んでいる中間部。
本発明の別の一態様によれば、遠位端部は、カムシャフトの回転軸を中心とする円弧状の輪郭を有している。
本発明の別の一態様によれば、近位端部は、カムシャフトの回転軸を中心とする円弧状の輪郭を有している。
本発明の別の一態様によれば、舌片に付いており、半径方向カムと組み合わされている接続部材は、舌片と一体に作られている指状突起である。
本発明の別の一態様によれば、舌片に取り付けられ、半径方向カムと組み合わされている接続部材は、舌片に固定されているピンである。
本発明の別の一態様によれば、接続部材は、半径方向カムのくぼんだ壁面に接している。
本発明の別の一態様によれば、この盗難防止装置は、舌片を鎖錠位置に復帰させるための弾性手段を備えている。
本発明の別の一態様によれば、この盗難防止装置は、舌片を解放位置に保つための手段を備えている。
本発明は、さらに、上述の盗難防止装置を備えている自動車を提供する。
舌片が鎖錠位置にあるときの、本発明の盗難防止装置の斜視図である。 舌片の接続部材の、半径方向カム上の位置を示している、図1Aのカムシャフトの斜視図である。 舌片が鎖錠位置から解放位置に移行する1ステップにおける、本発明の盗難防止装置の斜視図である。 図2Aのカムシャフトの、図1Bと同様の斜視図である。 舌片が鎖錠位置から解放位置に移行する別の1ステップにおける、本発明の盗難防止装置の斜視図である。 図3Aのカムシャフトの、図1Bと同様の斜視図である。 舌片が解放位置にあるときの、本発明の盗難防止装置の斜視図である。 図4Aのカムシャフトの、図1Bと同様の斜視図である。
添付図面を参照して、例示的で非限定的である以下の説明を読むことによって、本発明の他の特徴および利点が明らかになると思う。
添付図面において、同等の要素には、同じ符号を付してある。
図1Aは、概ね「Y」字状を有する盗難防止装置1の概要的な斜視図である。
具体的には、盗難防止装置1は、ステータ(図示せず)の内部に、回転軸Aのまわりに回転可能に組み込まれたロータを有する錠を備えている。盗難防止装置1の「Y」字体の第1分岐にはロータ3が含まれており、ロータ3は、イグニッションキーを受けるための、「Y」字体の外側を向いている第1端部31を有している。ロータ3における盗難防止装置1の「Y」字体の内側を向いている第2端部33には、歯列35が設けられている。
盗難防止装置1の「Y」字体の第2分岐には、カムシャフト5が、回転軸Bのまわりに回転可能に組み込まれている。カムシャフト5は、「Y」字体の外側を向いており、かつ自動車のイグニッションスイッチ(図示せず)に接続されている第1端部51を有している。カムシャフト5には、盗難防止装置1の「Y」字体の内側を向いている第2端部53に、ロータ3の歯列35に相補的な歯列55が設けられており、したがって、回転軸Aのまわりのロータ3の回転(例えばエンジン停止位置からエンジン始動位置への)によって、カムシャフト5は、回転軸Bのまわりに回転させられる。カムシャフト5の第2端部53には、さらに、回転軸Bに対して半径方向に延在している半径方向カム57が設けられている。
盗難防止装置の「Y」字体の第3分岐には、舌片7が、ステアリングコラム(図示せず)を鎖錠している鎖錠位置と、ステアリングコラムを解放している解放位置との間で並進変位することができるように組み込まれている。舌片7は、ケーシング71内に、並進変位可能に組み込まれており、鎖錠位置においては、盗難防止装置1の「Y」字体の外側に突き出て、ステアリングコラムに形成されているノッチの内部に入り込み、ステアリングコラムの回転を阻止している。解放位置においては、舌片7は、盗難防止装置1の「Y」字体の内部まで進入しており、ステアリングコラムのノッチから抜け出て、ステアリングコラムを解放している。
舌片7は、さらに、カムシャフト5の半径方向カム57と組み合っている接続部材73を有している。舌片7と半径方向カム57とは、エンジン停止位置からエンジン始動位置へのロータ3の回転から生じるカムシャフト5の回転によって、鎖錠位置から解放位置へ舌片7が進むように、組み合わされている。
舌片7と半径方向カム57との間の接続部材73は、各図面に示されているようにピンである場合もあるし、舌片7と一体をなす指状突起である場合もある。
カムシャフト5の第2端部53の概要図である図1Bに、より詳細に示されているように、相補的な歯列55は、第2端部53の縁の一部分にしか存在せず、残りの部分は、半径方向カム57が占めている。
半径方向カム57は、カムシャフト5の回転軸Bのまわりに渦巻き状になった形状を有している。半径方向カム57は、さらに、接続部材73を受支することができる遠位端部57Aを有している。この遠位端部57Aは、例えば回転軸Bを中心とするか、または回転軸Bから離れた軸まわりの円弧状の輪郭を有している。さらに半径方向カム57は、遠位端部57Aより回転軸Bの近くに、接続部材73を係止させることができる近位端部57Cを有している。この近位端部57Cも、回転軸Bを中心とするか、または回転軸Bから軸の外れた円弧状の輪郭を有している。半径方向カム57の、遠位端部57Aと近位端部57Cとの間は、回転軸Bのまわりに渦巻き状になった輪郭を有する、3番目の中間部57Bとなっている。
輪郭が渦巻き状になっているということは、半径方向カム57、より詳細には中間部57Bが、回転軸Bから遠ざかりながら、回転軸Bのまわりに巻いているということを意味する。
接続部材73は、半径方向カム57の凹入壁の内面に接している。
半径方向カム57のこのような構造および配置によって、ステアリングコラムを、鎖錠している鎖錠位置から、解放している解放位置へ、舌片7を、簡単かつ容易に移動させることができる。したがって、舌片7は、半径方向カム57と組み合うことによって、何らの障害も受けることなく、「Y」字体の内部まで容易に進むことができる。さらに、カムシャフト5およびロータ3の第2端部53および33に、歯列が設けられているため、カムシャフト5とロータ3との間に、回転運動が直接的かつ正確に伝達される。
図1A〜図4Aは、ステアリングコラムを鎖錠している鎖錠位置(図1A)から、ステアリングコラムを解放している解放位置(図4A)への舌片7の移動のステップを示している。図1B〜図4Bは、それぞれ、図1A〜図4Aの各ステップにおける、カムシャフト5の半径方向カム57上の接続部材73の位置を示している。
例えば図1Aは、ロータ3がエンジン停止位置にあるときのロータ3、カムシャフト5および舌片7の位置を示している。ロータ3が、この位置にあるときには、ステアリングコラムの回転を阻止するために、接続部材73は、半径方向カム57の遠位端部分57A上に位置しており(図1B参照)、舌片7は、盗難防止装置1の「Y」字体の外側に突き出ている。
ロータ3を、エンジン始動位置に向かう方向に約20°回転させた後の盗難防止装置1の状態を表している図2Aおよび図2Bに示すように、カムシャフト5は、歯列35および55の働きによって回転している。回転軸Bのまわりのカムシャフト5の回転によって、接続部材73は、半径方向カム57に沿って相対的に変位し、遠位端部分57Aから中間部分57Bに移る。半径方向カム57に沿う、この相対的な変位によって、接続部材73は回転軸Bに近づいて行き、したがって、舌片7を、盗難防止装置1の「Y」字構造の内側に向かうように変位させる。舌片7は、この位置においては、まだ部分的に、ステアリングコラムのノッチの内部にあり、したがって、依然として、ステアリングコラムの回転を阻止している。
図2Aおよび図2Bの場合と同様に、エンジン始動位置に向かう方向に、ロータ3を約40°回転させた後の盗難防止装置1の状態を表している図3Aおよび図3Bに示すように、接続部材73は、半径方向カム57に沿って相対的に変位し続けて、中間部分57Bと近位端部分57Cとの間の境界域に達する。したがって、接続部材73は、回転軸Bにさらに近づいていき、舌片7は、盗難防止装置1の「Y」字体の内側に向かって進み続ける。舌片7は、この位置においては、まだ部分的に、ステアリングコラムのノッチの内部にあり、したがって、依然として、ステアリングコラムの回転を阻止している。
図4Aおよび図4Bは、ロータ3が、エンジン始動位置に向かって、約60°回転したときの各部の位置を示している。この位置においては、接続部材73は、近位端部分57Cの領域にあり、舌片7は、盗難防止装置1の「Y」字構造の内側に向かって可能な限り進入している。したがって、接続部材73は、もはやこれ以上、回転軸Bに向かう方向に変位することができない。この場合には、舌片7は、ステアリングコラムのノッチから抜け出ており、ステアリングコラムの回転を可能にし続ける。近位端部分57Cが、カムシャフト5の回転軸Bを中心とする円弧状を呈している場合には、カムシャフト5が回転し続けても、回転軸Bから接続部材73までの距離は一定のままであり、したがって、舌片7は不動のままである。
ロータ3がエンジン停止位置に戻されるときに、鎖錠位置への舌片7の復帰を容易にするために、舌片7は、弾性手段(図示せず)に連結されていることが好ましい。例えばこの弾性手段は、鎖錠位置から解放位置への舌片7の移行の際に圧縮されるばねである場合がある。さらに、盗難防止装置1は、舌片7を解放位置に保持するための保持手段(図示せず)を有していることが好ましい。この保持手段は、舌片7が解放位置にあるときに、舌片7の変位を阻止することができ、また、例えばロータが、エンジン始動位置とエンジン停止位置との間の中間位置(ACC位置と呼ばれる)に移るときに、舌片7の並進を防ぐことができる。さらに、例えばロータ3がエンジン停止位置になったときに、および/またはユーザが、イグニッションキーの抜き取りなどの特定の動作を行ったときに、保持手段は、舌片7を解放することができる。
さらに、半径方向カム57、より詳細には中間部57Bの渦巻き状の輪郭が一様でない例、すなわち、舌片7の並進速度の低下を許容してでも、舌片7の抜き出しを容易にするために、半径方向カムの中間部57Bの傾きが、遠位端部57Aの近傍で、相対的に緩やかであり、かつその傾きが、近位端部57Cに近づくほど増す例を想定することも可能である。
したがって、本発明による盗難防止装置1は、半径方向カム57が上述のような配置および渦巻き状の輪郭を有しているために、舌片7を、盗難防止装置1を構成している「Y」字構造の内部で容易に並進変位させることができ、したがって、ステアリングコラム(特に自動車の)の鎖錠/解放が容易となる。
1 盗難防止装置
3 ロータ
5 カムシャフト
7 舌片
31、51 第1端部
33、53 第2端部
35、55 歯列
57 半径方向カム
57A 遠位端部
57B 中間部
57C 近位端部
71 ケーシング
73 接続部材
A、B 回転軸

Claims (11)

  1. 自動車のステアリングコラムに設けられた、概ね「Y」字状を呈している盗難防止装置(1)であって、前記「Y」字体は、
    イグニッションキーを受けるための、前記「Y」字体の外側を向いている第1端部(31)を有するロータ(3)を、その回転軸(A)のまわりに回転可能に組み込んでいる錠を備えている第1分岐と、
    前記「Y」字体の外側に向いており、前記自動車のイグニッションスイッチに接続されている第1端部(51)を有するカムシャフト(5)を、その回転軸(B)のまわりに回転可能に組み込んでいる第2分岐と、
    舌片(7)を、前記ステアリングコラムを鎖錠している鎖錠位置と、前記ステアリングコラムを解放している解放位置との間で並進変位可能に組み込まれている第3分岐とを
    備えている盗難防止装置(1)において、
    前記ロータ(3)は、その前記「Y」字体の内側に向いている第2端部(33)に、歯列(35)を有しており、この歯列(35)は、前記カムシャフト(5)の、前記「Y」字体の内側を向いている第2端部(53)の縁の一部分に付いている相補的な歯列(55)と噛み合っており、前記カムシャフト(5)の第2端部(53)から、半径方向カム(57)が延長しており、この半径方向カム(57)は、前記舌片(7)に付いている接続部材(73)と係合していることを特徴とする盗難防止装置(1)。
  2. 前記半径方向カム(57)は、概ね渦巻き状の輪郭を有していることを特徴とする、請求項1に記載の盗難防止装置(1)。
  3. 前記半径方向カム(57)は、
    − 前記接続部材(73)を支持することができる遠位端部(57A)と、
    − 前記接続部材(73)を支持することができ、前記遠位端部(57A)より、前記カムシャフト(5)の回転軸(B)の近くに位置している近位端部(57C)と、
    − 前記カムシャフト(5)の回転軸(B)のまわりに渦巻き状になっており、前記遠位端部(57A)と前記近位端部(57C)とを結んでいる中間部(57B)
    とを有していることを特徴とする、請求項1または2に記載の盗難防止装置(1)。
  4. 前記遠位端部(57A)は、前記カムシャフト(5)の回転軸(B)を中心とする円弧状の輪郭を有していることを特徴とする、請求項3に記載の盗難防止装置(1)。
  5. 前記近位端部(57C)は、前記カムシャフト(5)の回転軸(B)を中心とする円弧状の輪郭を有していることを特徴とする、請求項3または4に記載の盗難防止装置(1)。
  6. 前記舌片(7)に付いており、前記半径方向カム(57)と組み合わされている前記接続部材(73)は、前記舌片(7)と一体をなしている指状突起であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)。
  7. 前記舌片(7)に付いており、前記半径方向カム(57)と組み合わされている前記接続部材(73)は、前記舌片(7)に固定されているピンであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)。
  8. 前記接続部材(73)は、前記半径方向カム(57)のくぼんだ壁面に接していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)。
  9. 前記舌片(7)を前記鎖錠位置に復帰させるための弾性手段を備えていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)。
  10. 前記舌片(7)を前記解放位置に保つための手段を備えていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の盗難防止装置(1)を備えていることを特徴とする自動車。
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