JP2015112988A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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吉田 洋
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洋 吉田
哲司 江口
Tetsuji Eguchi
哲司 江口
匠 為実
Takumi Tamezane
匠 為実
友則 木村
Tomonori Kimura
友則 木村
友紀 河地
Tomonori Kawachi
友紀 河地
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Abstract

【課題】メカニカルキーの回転操作力を軽減させることを可能としたステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ステアリングロック装置1は、キー5が差し込まれるキー挿入孔13aを有し、キー5により回転操作されるロータ13と、ステアリングシャフト3の回転を許容するアンロック位置とステアリングシャフト3の回転を阻止するロック位置との間を移動するロックバー27と、ロータ13の回転操作を直線運動に変換してロックバー27を移動させる螺旋状のカム溝を有し、ロータ13の後端部に移動可能かつ一体回転可能に支持されるカム筒部24と、ロックバー27に設けられ、カム溝内に沿って移動するフォロアピン26とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用のステアリングシャフトの回転をロックするステアリングロック装置に関する。
車両用ステアリング装置は、車両停車中の車両盗難を防止するため、ステアリングシャフトの回転をロックするステアリングロック装置を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1に記載された従来のステアリングロック装置においては、メカニカルキーが挿入されたキーロータと一体に回転するカムシャフトをLOCK位置からACC位置を経てON位置又はSTART位置に回転させると、カムシャフトの回転に連動して移動するスライダと一体にロックバーが移動し、ロックバーがコンプレッションスプリングのばね力に抗してステアリングシャフトに対する係合を解除する。これにより、ステアリングシャフトの回転が許容される。
特開2010−31562号公報
上記特許文献1記載の従来のステアリングロック装置は、ロックバーがコンプレッションスプリングのばね力に抗してステアリングシャフトに対する係合を解除する構造である。その構造上、メカニカルキーの回転操作に伴いコンプレッションスプリングに蓄積されたばね力が増大することから、メカニカルキーの回転操作にはコンプレッションスプリングのばね力に打ち勝つ操作力が必要となり、メカニカルキーの回転操作力が増加してしまうこととなる。そのため、メカニカルキーの回転操作力を軽減させたいという要望があった。
従って、本発明の目的は、メカニカルキーの回転操作力を軽減させることを可能としたステアリングロック装置を提供することにある。
[1]本発明は、キーが差し込まれるキー挿入孔を有し、前記キーにより回転操作されるロータと、ステアリングシャフトの回転を許容するアンロック位置と前記ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置との間を移動するロックバーと、前記ロータの回転操作を直線運動に変換して前記ロックバーを移動させる螺旋状のカム溝を有し、前記ロータの後端部に移動可能かつ一体回転可能に支持されるカム筒部と、前記ロックバーに設けられ、前記カム溝内に沿って移動するフォロアピンと、を備えてなることを特徴とするステアリングロック装置にある。
[2]上記[1]記載の前記カム筒部を移動可能かつ回転可能に支持するカムシャフトホルダを備えており、前記カムシャフトホルダは、前記カム筒部に連結一体化されたカムシャフトを回転軸線方向に移動可能かつ回転軸線周りに回転可能に支持するカムシャフト支持部と、前記ロックバーを回転軸線方向に移動可能に支持するロックバー支持部とを有してなることを特徴とする。
[3]上記[2]記載の前記ロータの後端部及び前記カムシャフトの間に配置されるバネ部材を備えており、前記バネ部材は、前記ロックバーがアンロック位置からロック位置に移動する過程においてロック位置に達しないとき前記カム筒部の操作力を蓄積する待ち機構を構成してなることを特徴とする。
[4]上記[2]記載の前記カムシャフトホルダは、前記ステアリングシャフトの外周に装着されるロックボディに固定されてなることを特徴とする。
[5]上記[1]記載の前記ロータの外周面に形成された開口を介して前記キー挿入孔に連通する保持孔内に移動可能に収容され、前記キーの挿脱によりロータ径方向に移動するスライドピースと、前記スライドピースの外面に対向して配置され、前記キー挿入孔に前記キーが差し込まれているか否かを検知するキー検知手段とを備えてなることを特徴とする。
[6]上記[5]記載の前記キー検知手段は、付勢部材の付勢力によりロータ径方向内側に向けて付勢された検知ピンを有するキー検知スイッチと、前記スライドピース及び前記キー検知スイッチの間に介在されたリフトピースとにより構成されてなることを特徴とする。
本発明のステアリングロック装置によれば、メカニカルキーの回転操作力を軽減させることが可能となる。
本発明に好適な実施の形態に係るステアリングロック装置を概略的に示す断面図である。 図1のIIa−IIa線矢視の断面拡大図であって、キーを差し込んだときの動作を説明するための図(a)であり、キーを引き抜いたときの動作を説明するための図(b)である。 ステアリングロック部の内部構造を示す要部断面拡大図(a)であり、(a)のIIIb−IIIb線矢視の断面拡大図(b)である。 キーシリンダがLOCK位置にあるときの動作を説明するための正面図(a)、及び要部断面図(b)である。 キーシリンダがACC位置にあるときの動作を説明するための正面図(a)であり、要部断面図(b)である。 キーシリンダがON位置及びSTART位置にあるときの動作を説明するための正面図(a)であり、要部断面図(b)である。 ロックバーがステアリングシャフトをアンロックするときの動作を説明するための断面図である。 ロックバーがステアリングシャフトをロックするときの直前の動作を説明するための断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
(ステアリングロック装置の全体構成)
図1において、全体を示す符号1は、車両用のステアリングロック装置の全体構成を模式的に示している。なお、以下の説明においては、キーの挿入方向を後部といい、キーの抜脱方向を前部といい、キー挿入孔を正面からみて上下左右という。
車両のコラムチューブ2には、図1に示すように、車両停車中においてステアリングシャフト3の回転操作を不能とするステアリングロック装置1が設けられている。このステアリングロック装置1には、例えば亜鉛ダイカスト等の金属材料により一体に加工成形されたロックボディ4が設けられており、そのロックボディ4は、図示しないブラケットを介してボルトによりコラムチューブ2の外周面に締付固定されている。
このステアリングロック装置1は、図1に示すように、キー部10、ステアリングロック部20、キーシリンダユニットの逆回転を防止するインターロックユニット30、及びメカニカルキーによるキーシリンダユニットの回転操作に連動してスイッチ動作するイグニッションスイッチユニット40により主に構成されている。
(キー部の構成)
このロックボディ4の前部に形成されたキー部10は、図1に示すように、キーシリンダ11を備えている。このキーシリンダ11は、筒状のロータケース12と、このロータケース12の内部に回転可能に収容された円柱状のロータ13とを有している。このロータ13には、キー5を挿入するキー挿入孔13aがロータ回転軸線方向に沿って形成されている。
このロータ13の内部には、図1に示すように、径方向に長い板状をなす複数のタンブラ14,…,14が組み付けられている。このタンブラ14の端部は、キー5がロータ13内に挿入されていない状態では、ロータ13の外周面から突出しており、その突出端部がロータケース12の内周面に係合することで、ロータ13の回転が規制される。
一方、キー5がロータ13内に挿入された状態では、全てのタンブラ14は、キー5のキー溝に噛み合うことでロータ13の外周面から内方側へ退避する。これにより、全てのタンブラ14がロータケース12の内周面に干渉することなく、ロータ13が回転操作可能な状態となる。
このロータ13内の前部下側には、図1〜図2(b)に示すように、ロータ外周面に形成された開口を介してキー挿入孔13aに連通する保持孔13cが形成されている。その保持孔13cの内部には、スライドピース15がロータ径方向に移動可能に収容されている。このスライドピース15の外面は、ロータ13の外周面と同一曲率をもって湾曲して形成されており、そのロータ13とスライドピース15とは、ロータケース12内で一体回転するようになっている。
このロックボディ4の前部下側には、図1〜図2(b)に示すように、例えばキーシリンダ11に対するキー5の挿抜状態を検知するキー抜き忘れ防止用のウォーニングスイッチ16が取り付けられている。このウォーニングスイッチ16は、コイルバネのバネ力によりロータ径方向内側に向けて常時付勢された検知ピン16aを備えている。
このキー部10における主要な構成は、一般的なロッキングレバーを廃止して、スライドピース15の外面側にウォーニングスイッチ16を配置した点にある。
このロータケース12内の前部下側には、図1〜図2(b)に示すように、スライドピース15とウォーニングスイッチ16との間に介在されたリフトピース17が収容されている。このリフトピース17は、スライドピース15の外面に接触する第1リフトピン17aと、検知ピン16aの先端に接触する第2リフトピン17bとを逆方向に向けて互い違いに形成されている。
このロータ13内にキー5を挿入すると、スライドピース15は、図2(a)に示すように、キー5に当接することでロータ径方向外側へ移動する。このスライドピース15の移動は、リフトピース17を介してウォーニングスイッチ16の検知ピン16aに伝達される。この検知ピン16aは、コイルバネのバネ力に抗してロータ径方向外側へ退避することとなる。
このロータ13内のキー5を引き抜くと、スライドピース15は、図2(b)に示すように、ロータ13内に移動する。このスライドピース15の移動は、リフトピース17を介してウォーニングスイッチ16の検知ピン16aに伝達される。この検知ピン16aは、コイルバネのバネ力によりロータ径方向内側へ突出することとなる。
図示例では、ウォーニングスイッチ16とリフトピース17とによりキー挿入孔13aにキー5が差し込まれているか否かを検知するキー検知手段が構成される。なお、この第2リフトピン17bの位置は、ウォーニングスイッチ16のスライドピース15に対する位置に応じて設定される。また、リフトピース17を排除して、スライドピース15の外面にキー検知手段であるウォーニングスイッチ16の検知ピン16aを直接接触する構成であっても構わない。
(ステアリングロック部の構成)
このロックボディ4の後部に形成されたステアリングロック部20における主要な構成は、ロータ13の回転運動をステアリング用のロックバー27の直線運動に直接変換するカム機構を設けた点にある。従って、上記のように構成されたステアリングロック装置1の全体構成は、図示例に限定されるものではない。
このステアリングロック部20は、ロータ13が回転する過程において、ロックボディ4内を移動するスライダに取り付けられたコンプレッションスプリングを介してロックバー27をロータ回転軸線方向へ移動させる一般的なステアリングロック用の内機部品を廃止している。
このロックボディ4内の後部には、図1及び図3(a)に示すように、カムシャフトホルダ21が固定されている。このカムシャフトホルダ21は、カムシャフト22をロータ回転軸線方向に往復動可能かつロータ回転軸線周りに回転可能に支持する筒状のカムシャフト支持部21aと、ロックバー27をロータ回転軸線方向に進退動可能に支持する筒状のロックバー支持部21bとを有している。
このカムシャフト22の後端部は、図1及び図3(a)に示すように、カムシャフトホルダ21のカムシャフト支持部21aから突出することでイグニッションスイッチユニット40に連結されている。キー5の回転操作によりロータ13がLOCK位置からACC位置を経てON位置又はSTART位置に回転操作されると、カムシャフト22の後端部を介してイグニッションスイッチユニット40の図示しない接点の接続が切り替えられることで、各種の車載機器及びエンジンの状態が切り替えられる構成となっている。
このカムシャフト22の内部には、図1及び図3(a)及び図3(b)に示すように、ロックバー27をステアリングシャフト3に向けて付勢するキープッシュスプリング23が収容されている。このキープッシュスプリング23の一端はロータ13の板状の後軸13bに係止されており、キープッシュスプリング23の縮径部がカムシャフト22の内部に圧入状態で係止されている。
このカムシャフト22の前端部には、図1、図3(a)及び図3(b)に示すように、連結部を介して円筒状のカム筒部24が連結一体化されている。このカム筒部24の前端側の内周面は、ロータ13の後軸13bに嵌合固定されるとともに、カム筒部24の後端側の内周面は、カムシャフトホルダ21に支持されている。このカム筒部24は、ロータ13の後軸13bの延長線上に沿って形成された移動空間においてロータ回転軸線方向に往復動可能かつロータ回転軸線周りに回転可能とされている。
このカム筒部24の内周面とカムシャフト22との間に形成された空間には、図1、図3(a)及び図3(b)に示すように、トーションバネ25が収容されている。このトーションバネ25は、キー5の回転操作によりロータ13がON位置からSTART位置に達したとき、START位置からON位置に戻す方向のバネ力をロータ13に作用するようになっている。
(カム機構の構成)
このカム筒部24の外周面には、図3(a)〜図4(b)に示すように、螺旋状カム溝構造を有する一対のカム壁24a,24aが起立して形成されている。このカム壁24aの螺旋状カム溝内には、ロックバー27の基端部に圧入固定されたフォロアピン26が移動可能に係合されている。
このフォロアピン26は、図3(a)〜図6に示すように、カム筒部24がロータ13と一緒に回転した際に、カム筒部24の回転に伴いカム壁24aに接触して移動する。このカム筒部24の回転運動は、カム筒部24に従動するフォロアピン26を介してロックバー27へ伝達され、ロックバー27の直線運動に直接変換される。このロックバー27は、ステアリングシャフト3の回転を阻止するロック位置又はステアリングシャフト3の回転を許容するアンロック位置に移動する。
このロックバー27がアンロック位置からロック位置に移動する過程においてロック位置に達しない場合は、図1及び図8に示すように、カム筒部24がロックバー27により拘束停止される。カム筒部24が拘束停止した場合は、カムシャフト22とロータ13の後軸13bとの間でキープッシュスプリング23を圧縮することで、カム筒部24の操作力が一時的に蓄積される。
このキープッシュスプリング23は、図8に示すように、カムシャフト22とロータ13の後軸13bとの間で圧縮されることで、カム筒部24の移動を吸収する。キープッシュスプリング23のバネ力を一時的に蓄え、その蓄えたバネ力をロックバー27に伝えるバネによる蓄力機構が構成される。
(ステアリングロック部の動作)
図1及び図4においては、ロータ13は、キー5を挿入した状態でLOCK位置にある。キー5の回転操作に伴いロータ13がLOCK位置からACC位置を経てON位置又はSTART位置に回転する過程においては、図4〜図6に示すように、ロータ13の回転に連動してカム筒部24が回転する。
このカム筒部24の回転運動は、図4〜図6に示すように、フォロアピン26に伝達される。このフォロアピン26がカム筒部24のカム壁24aの螺旋状カム溝に沿ってロータ回転軸方向前側に移動することで、フォロアピン26を介してロックバー27へ伝達される。
このロックバー27は、図7に示すように、傾斜するテーパ面によって先端部が尖った形状に形成されており、その先端部がステアリングシャフト3に固着されたロックホルダ6の貫通孔6aを介してコラムチューブ2の貫通孔2aを抜けることで、アンロック位置に退避する。このアンロック位置では、ロックバー27とロックホルダ6との係合が解除され、ステアリングシャフト3の回転が許容される。
一方、キー5を上記操作とは逆方向に回転操作することにより、ロータ13がON位置又はSTART位置からACC位置を経てLOCK位置に回転する過程においては、図6及び図4に示すように、ロータ13の回転に連動して、フォロアピン26がカム筒部24のカム壁24aの螺旋状カム溝に沿ってロータ回転軸方向後側に移動する。このフォロアピン26の移動に追従して、ロックバー27はロータ回転軸線方向後側に移動する。
このロータ13がACC位置からLOCK位置に回転する過程において、ロックバー27の先端部が、図8に示すように、ロックホルダ6の外周面に一時的に当接したままの状態となり、ロックバー27がコラムチューブ2の貫通孔2aを介してロックホルダ6の貫通孔6aを抜けない場合がある。
カムシャフト22には、キープッシュスプリング23のバネ力が伝達されるが、ロックバー27の先端面は、キープッシュスプリング23のバネ力に抗してロックホルダ6の外周面に当接したままの状態に保持される。キープッシュスプリング23を圧縮状態に保持しており、カムシャフト22にはカム筒部24の操作力が一時的に蓄えられた状態となる。
このロックバー27がロックホルダ6の貫通孔6aを抜けると、カムシャフト22は、図1に示すように、カム筒部24の操作力を蓄積していたキープッシュスプリング23の復元弾発力により、ロータ13の後軸13bに沿って瞬時に移動する。カム筒部24の開口端面がカムシャフトホルダ21に当接することで、ステアリングシャフト3の回転を阻止するロック状態で静止する。
(実施の形態の効果)
上記のように構成されたステアリングロック装置1によると、上記効果に加えて以下の効果が得られる。
(1)スライドピース15とウォーニングスイッチ16との間にリフトピース17を介在させたキー部10の構成により、ウォーニングスイッチ16の配置位置を適宜に変更することが可能となる。
(2)ロックバー27の突出及び引き込みの双方向の動きが、カム機構により機械的に直接行われる構成となっているため、ロックバー引き込み時の操作力を効果的に軽減することができる。
(3)ロックボディ4内を進退するスライダに取り付けられたコンプレッションスプリングを廃止することで、ステアリングロック部20の内部構造の簡素化及び構成部品点数の削減を実現するとともに、低価格化を図ることが可能となる。
(4)ステアリングロック部20の構成部品点数を削減することで、組立性の向上を図り、製造コストを低減することが可能となる。
以上の説明からも明らかなように、本発明のステアリングロック装置1を上記実施の形態、変形例及び図示例に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態、変形例及び図示例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。なお、上記実施の形態、変形例及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…ステアリングロック装置、2…コラムチューブ、2a,6a…貫通孔、3…ステアリングシャフト、4…ロックボディ、5…キー、6…ロックホルダ、10…キー部、11…キーシリンダ、12…ロータケース、13…ロータ、13a…キー挿入孔、13b…後軸、13c…保持孔、14…タンブラ、15…スライドピース、16…ウォーニングスイッチ、16a…検知ピン、17…リフトピース、17a…第1リフトピン、17b…第2リフトピン、20…ステアリングロック部、21…カムシャフトホルダ、21a…カムシャフト支持部、21b…ロックバー支持部、22…カムシャフト、23…キープッシュスプリング、24…カム筒部、24a…カム壁、25…トーションバネ、26…フォロアピン、27…ロックバー、30…インターロックユニット、40…イグニッションスイッチユニット

Claims (6)

  1. キーが差し込まれるキー挿入孔を有し、前記キーにより回転操作されるロータと、
    ステアリングシャフトの回転を許容するアンロック位置と前記ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置との間を移動するロックバーと、
    前記ロータの回転操作を直線運動に変換して前記ロックバーを移動させる螺旋状のカム溝を有し、前記ロータの後端部に移動可能かつ一体回転可能に支持されるカム筒部と、
    前記ロックバーに設けられ、前記カム溝内に沿って移動するフォロアピンと、を備えてなることを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 前記カム筒部を移動可能かつ回転可能に支持するカムシャフトホルダを備えており、
    前記カムシャフトホルダは、前記カム筒部に連結一体化されたカムシャフトを回転軸線方向に移動可能かつ回転軸線周りに回転可能に支持するカムシャフト支持部と、前記ロックバーを回転軸線方向に移動可能に支持するロックバー支持部とを有してなることを特徴とする請求項1記載のステアリングロック装置。
  3. 前記ロータの後端部及び前記カムシャフトの間に配置されるバネ部材を備えており、
    前記バネ部材は、前記ロックバーがアンロック位置からロック位置に移動する過程においてロック位置に達しないとき前記カム筒部の操作力を蓄積する待ち機構を構成してなることを特徴とする請求項2記載のステアリングロック装置。
  4. 前記カムシャフトホルダは、前記ステアリングシャフトの外周に装着されるロックボディに固定されてなることを特徴とする請求項2記載のステアリングロック装置。
  5. 前記ロータの外周面に形成された開口を介して前記キー挿入孔に連通する保持孔内に移動可能に収容され、前記キーの挿脱によりロータ径方向に移動するスライドピースと、前記スライドピースの外面に対向して配置され、前記キー挿入孔に前記キーが差し込まれているか否かを検知するキー検知手段とを備えてなることを特徴とする請求項1記載のステアリングロック装置。
  6. 前記キー検知手段は、付勢部材の付勢力によりロータ径方向内側に向けて付勢された検知ピンを有するキー検知スイッチと、前記スライドピース及び前記キー検知スイッチの間に介在されたリフトピースとにより構成されてなることを特徴とする請求項5記載のステアリングロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112798248A (zh) * 2020-12-28 2021-05-14 国营第六一六厂 一种凸轮轴扭转疲劳的夹具

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