JP6937654B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係るステアリングロック装置30を示す。このステアリングロック装置30は、ステアリングコラム1に取り付けられ、ステアリングホイール(図示せず)を回転可能なアンロック状態と回転不可能なロック状態とに切り換えるステアリングロックユニットを構成する。
図1及び図2に示すように、ステアリングロック装置30は、ステアリングコラム1の外装パイプ21に取り付けられる外装体31を備える。図3を併せて参照すると、外装体31の内部には、電動モータ41、ウォーム43、ギア部材45、スライダ47、ロックボルト50、及び制御基板58が配置されている。電動モータ41は、制御基板58に電気的に接続され、この制御基板58が車両のECU(Electronic Control Unit)に電気的に接続されている。ECUの指令によって電動モータ41は、正転(ロック駆動)及び逆転(アンロック駆動)される。
ステアリングコラム1は、ステアリングホイールに衝突した運転者に加わる衝撃を吸収する機能を有する。この機能は、ステアリングシャフト10の軸線A1に沿って、ステアリングシャフト10をX方向に収縮可能とすることで、構成されている(コラップス構造)。
図1に示すように、ステアリングロック装置30の外装体31は、ロックボルト50が貫通孔27に位置するように、アウターパイプ25に固定される。この固定は、図示しない半円環状のブラケットをアウターパイプ25の外周に配置し、このブラケットを外装体31のネジ止め部33(図2参照)にネジ止めすることで行われる。2個のネジ止め部33の間は、半円形状の装着溝34を構成する。装着溝34の内径は、アウターパイプ25の外径と同じである。図2及び図4に示すように、装着溝34内には、貫通孔27内に嵌合される嵌合凸部35が設けられている。ロックボルト50が挿通される挿通孔32は、嵌合凸部35内に形成されている。
図3から図5に示すように、ロックボルト50は、Z方向の寸法(幅)が他のX,Y方向の寸法よりも小さい四角柱形状である。このロックボルト50には、ロックボルト50を退避位置に移動させるための切り欠き(傾斜面)は無い。ロックボルト50が進出する向き(Y方向上向き)の先端には、係止溝19に係止する係止突起51が設けられている。係止突起51は、シャフト本体12の軸線A1に沿ってX方向に延びている。
図5から図7に示すように、押込部材60は、アンロック位置のロックボルト50を退避位置に移動させるもので、外装体31の嵌合凸部35に配置されている。押込部材60は、インナーパイプ23側へのアウターパイプ25の移動により、インナーパイプ23によって押圧されることで、ロックボルト50をY方向下向きに移動させる。
図6及び図7に示すように、外装体31の嵌合凸部35は、インナーパイプ23に干渉しない寸法で突出されている。図2及び図8に示すように、嵌合凸部35には、取付部65をスライド可能に配置する溝状の配置部36が設けられている。配置部36には、押込部材60を保持するネジ(保持部材)70が配置されるとともに、押込部材60のスライドを止めるストッパ部38が形成されている。
図9から図11は第2実施形態のステアリングロック装置30を示す。この第2実施形態では、外装体31に対して押込部材60をスライド不可能に固定した点で、第1実施形態と相違する。
図12から図15は第3実施形態のステアリングロック装置30を示す。この第3実施形態では、第1実施形態と同じ押込部材60を用い、押込部61の傾斜(傾斜面61a)によって、アンロック位置のロックボルト50を退避位置へ移動させるようにした点で、第1実施形態と相違する。
10 ステアリングシャフト
12 シャフト本体
13 凸部
15 スライドシャフト
15a 接続端
16 凹溝
18 ロックカラー
19 係止溝
21 外装パイプ
23 インナーパイプ
25 アウターパイプ
25a 装着端
26 ブラケット
27 貫通孔
30 ステアリングロック装置
31 外装体
32 挿通孔
33 ネジ止め部
34 装着溝
35 嵌合凸部
36 配置部
37 ネジ孔
38 ストッパ部
39 連通溝
41 電動モータ
43 ウォーム
45 ギア部材
45a ウォームホイール
45b ネジ部
47 スライダ
47a ネジ部
48 凹部
50 ロックボルト
51 係止突起
52 差込部
53 挿通溝
55 連結ピン
56 スプリング
58 制御基板
60 押込部材
61 押込部
61a 傾斜面
62 リブ
63 湾曲部
64 切欠部
65 取付部
66 突出部
67 取付溝
68 接続部
70 ネジ
71 頭部
75 取付孔
76 傾斜部
Claims (9)
- ステアリングコラムに取り付けられるステアリングロック装置であって、
前記ステアリングコラムは、
回転可能なシャフト本体と、一端側が前記シャフト本体に対して前記シャフト本体の軸線に沿って移動可能に接続され、他端にステアリングホイールが固定され、前記ステアリングホイールの回転により前記シャフト本体を一体に回転させるスライドシャフトとを含むステアリングシャフトと、
前記シャフト本体を取り囲む固定のインナーパイプと、
一端側が前記インナーパイプに対して前記インナーパイプの軸線に沿って移動可能に嵌められ、前記スライドシャフトを取り囲む他端側に貫通する貫通孔が設けられたアウターパイプと
を備えており、
前記アウターパイプの前記貫通孔が形成された部分の外側に固定される外装体と、
前記外装体に配置され、前記貫通孔を貫通して前記アウターパイプ内に一部が進出し、前記スライドシャフトの回転を規制するロック位置と、前記アウターパイプ内に一部が位置するように前記ロック位置よりも後退し、前記スライドシャフトの回転規制を解除するアンロック位置と、前記アンロック位置よりも後退し、前記貫通孔から前記アウターパイプ外へ離反した退避位置とに移動可能なロックボルトと、
前記外装体に配置され、前記インナーパイプ側への前記アウターパイプの移動により、前記インナーパイプからの押圧によって前記ロックボルトを移動させる押込部材と
を備え、
前記押込部材は、前記アウターパイプの前記貫通孔内に配置され、且つ前記スライドシャフト側へ突出し、前記インナーパイプからの押圧によって前記アンロック位置の前記ロックボルトに当接し、前記ロックボルトを前記退避位置へ移動させる押込部を有する、ステアリングロック装置。 - 前記ロックボルトは四角柱形状である、請求項1に記載のステアリングロック装置。
- 前記押込部材は、前記外装体に取り付けられた取付部を有し、
前記押込部は、前記取付部に対して回転可能に設けられ、前記インナーパイプからの押圧によって前記取付部に対して回転し、前記アンロック位置の前記ロックボルトを前記退避位置へ移動させるように構成されている、請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。 - 前記押込部材は、前記押込部と前記取付部を回転可能に接続する接続部を有する、請求項3に記載のステアリングロック装置。
- 前記取付部は、前記インナーパイプによる前記押込部の押圧により、前記押込部材が前記ロックボルト側へスライドするように、前記外装体に取り付けられている、請求項3又は4に記載のステアリングロック装置。
- 前記取付部は、前記押込部材がスライドする向きの反対側を開放した取付溝を含み、
前記外装体には、前記取付溝を貫通して前記取付部を取付位置に保持する保持部材が配置されている、請求項5に記載のステアリングロック装置。 - 前記外装体は、
前記押込部材の前記取付部を前記インナーパイプ側から前記ロックボルトに向けてスライド可能に配置する配置部と、
前記配置部の前記ロックボルト側に設けられ、前記押込部材のスライドを止めるストッパ部と
を有する、請求項5又は6に記載のステアリングロック装置。 - 前記外装体は、前記インナーパイプ側から前記ロックボルトに向けて延びる配置部を有し、
前記押込部材は、前記外装体の前記配置部に配置され、前記インナーパイプによる前記押込部の押圧によって前記ロックボルト側へスライド可能な取付部を有し、
前記押込部は、前記取付部がスライドする向きに向けて、前記スライドシャフトに近づく向きに傾斜した傾斜面を含み、前記取付部のスライドにより、前記アンロック位置の前記ロックボルトを前記傾斜面によって押圧し、前記ロックボルトを前記退避位置へ移動させるように構成されている、請求項1又は2に記載のステアリングロック装置。 - 前記ロックボルトは、電動モータの駆動によって進退可能なスライダの凹部に配置され、付勢部材によって前記退避位置から前記アンロック位置に向けて付勢されている、請求項1から8のいずれか1項に記載のステアリングロック装置。
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JP2017196371A JP6937654B2 (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | ステアリングロック装置 |
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JP2017196371A JP6937654B2 (ja) | 2017-10-06 | 2017-10-06 | ステアリングロック装置 |
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JP2019069680A JP2019069680A (ja) | 2019-05-09 |
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ID=66440447
Family Applications (1)
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